JPH077204B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH077204B2
JPH077204B2 JP5454589A JP5454589A JPH077204B2 JP H077204 B2 JPH077204 B2 JP H077204B2 JP 5454589 A JP5454589 A JP 5454589A JP 5454589 A JP5454589 A JP 5454589A JP H077204 B2 JPH077204 B2 JP H077204B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、メディアシートと受像シートとを重ね合わ
せて加圧し、こののちメディアシートを巻取軸に巻き取
ると共に、受像シートを排出する画像形成装置に関す
る。
(b)従来の技術 特開昭58−88739号公報には、造像剤を内包した感光性
のマイクロカプセルをコーティングしたメディアシート
と、造像剤と発色反応を生じる現像剤をコーティングし
た受像シートとを用いた画像形成方法が開示されてい
る。この画像形成方法では、メディアシートに対して画
像露光を行い、次いで受像シートと重ね合わせて加圧現
像位置に導く。メディアシートが露光されると、光を受
けた部分に位置するマイクロカプセルが硬化し、選択的
硬化像が形成される。この選択的硬化像を形成したメデ
ィアシートを受像シートと重ね合わせて加圧するとメデ
ィアシートにおいて未硬化のマイクロカプセルが破壊さ
れ、それが内包する造像剤が漏出する。この漏出した造
像剤が受像シートにおいて現像剤と発色反応を生じ、受
像シート上に画像を得ることができる。
上記画像形成方法を用いた画像形成装置では、加圧現像
位置を通過したメディアシートがもはや不要になること
から、その装填および廃棄処理を容易化するため、メデ
ィアシートをロール状に構成することが考えられる。一
方、加圧現像位置を通過した受像シートには画像が形成
されており、この受像シートがそのまま活用されること
から、装置から取り出された受像シートは画像の大きさ
に裁断されているべきであり、A4やB5などの規格サイズ
に裁断されたカットシート状の受像シートを用いること
が考えられる。
また、メディアシート上にコーティングされたマイクロ
カプセルは、加圧現像位置において加圧される前に外力
の作用により破壊することを防ぐために充分な強度を有
するものであり、加圧現像位置においては70〜90kg/cm
の線圧力で加圧を受ける。この加圧現像位置を通過後に
メディアシートは巻取軸に巻き取られて回収され、一方
の受像シートは排出路に導かれる。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら、前述のようにメディアシートと受像シー
トとは大きな線圧力で加圧を受けるとともに、メディア
シートのマイクロカプセルから漏出した造像剤が受像シ
ートに付着するため、加圧現像位置を通過したメディア
シートから受像シートを剥離することは容易でない。こ
のため、時として受像シートがメディアシートと共に巻
取軸に巻き取られる場合があり、この場合には画像形成
された受像シートを得ることができない。
そこで、加圧現像位置を通過後の受像シートの排出路に
おいて受像シートを検出する手段を設け、受像シートが
加圧現像位置を通過後に所定時間を経過してもこの検出
手段が受像シートを検出しなかった際に受像シートの剥
離不良を生じたと判断し、装置の動作を停止することが
考えられる。ところが、装置内に収納されている全ての
メディアシートを巻き取った際の直径を小さくして収納
スペースを小型化するためには、巻取軸の直径を小さく
しなければならず、しかもメディアシートを確実に巻き
取るために5〜6kg/cm以上の巻取りトルクを与えなけれ
ばならない。このため、受像シートが剥離不良を発生し
た時には、受像シートは巻取軸に一周以上巻き取られ易
く、この状態で装置の動作を停止した場合には、巻取軸
に巻き取られた受像シートを容易に取り出すことができ
ず、処理作業が煩雑がする問題があった。
この発明の目的は、加圧現像位置を通過した受像シート
が巻取軸に一周以上巻回される前に剥離不良の発生を検
出することにより、受像シートをメディアシートから分
離する処理作業を容易にできる画像形成装置を提供する
ことにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明の画像形成装置は、ロール状のメディアシート
を受像シートと重ね合わせて加圧現像位置に導き、加圧
現像位置を通過後に両者を剥離し、メディアシートを巻
取軸に巻取るとともに、受像シートを排出路に導く画像
形成装置において、 加圧現像位置を通過したメディアシートの画像先端部が
巻取り軸に一周以上巻回される前に排出路中で受像シー
トの有無を検出し、この検出結果に基づいて受像シート
の剥離不良の発生を判別する手段を設けたことを特徴と
する。
(e)作用 この発明においては、加圧現像位置を通過した受像シー
トがメディアシートから剥離しなかった場合には、受像
シートが巻取軸に一周以上巻回される前に剥離不良を発
生したと判別される。したがってこの判別時に装置の動
作を停止すれば、受像シートをメディアシートから容易
に分離できる。
(f)実施例 第2図は、この発明の実施例である画像形成装置の構成
を示す正面断面の略図である。
画像形成装置本体10の上面には透明硬質ガラス体の原稿
台11が設けられている。この原稿台11上に載置された原
稿の画像は光学系装置12により走査され、図中一点鎖線
で示すように原稿画像の光が露光位置9に配光される。
画像形成装置本体10の内部の略中央部にはカートリッジ
1が装着されている。このカートリッジ1は内部にメデ
ィアシート4を巻回して収納している。カートリッジ1
の右側には上下一対の圧力ローラ16a,16bが軸支されて
おり、加圧現像位置6を構成している。また、画像形成
装置本体10の一方の側面には受像シート14を収納した用
紙カセット13が装着されている。用紙カセット13に収納
された受像シート14は給紙ローラ15に対向する。この給
紙ローラ15と加圧現像位置6との間にはタイミングロー
ラ8が設けられている。また、画像形成装置本体10の他
方の側面には排紙トレイ22が装着され、加圧現像位置6
と排紙トレイ22との間には搬送ベルト20および光沢化装
置21が備えられており、受像シート14の排出路23を構成
している。
カートリッジ1は巻取軸7を軸支しており、カートリッ
ジ1から送り出されたメディアシート4は、ローラ17,1
8およびガイド19により露光位置9および加圧現像位置
6を経て巻取軸7に巻取られる。
第3図は、上記画像形成装置の制御部の要部を示すブロ
ック図である。
排出路23を構成する搬送ベルト20にはセンサS1が備えら
れており、このセンサS1の検出データがI/Oインタフェ
ース34を介してCPU31に入力される。このセンサS1は加
圧現像位置6を通過した受像シート14を検出する。ま
た、画像形成装置本体10の上面には図外の操作パネルが
設けられており、この操作パネルのキースイッチのオン
データがパネルコントローラ36から入力される。CPU31
はROM32に予め書き込まれたプログラムにしたがってメ
インモータM1などの動作機器の制御データを出力する。
このときRAM33のメモリエリアの一部がワーキングエリ
アに割り当てられている。たとえば、メモリエリアMA1
は後述するタイマTに割り当てられている。CPU31はパ
ネルコントローラ36に対して警告ランプ37の点灯制御に
係るデータを出力する。
第1図は、上記画像形成装置におけるセンサの取付位置
を示す図である。
圧力ローラ16a,16bの接点から巻取軸7の接点までの距
離をLとし、巻取軸7の軸径をdとすると、加圧現像位
置6を通過したメディアシート2が巻取軸に一周巻き取
られるまでの時間taは、 ta=(L+πd)/V ・・・第1式 により求められる。なお、メディアシートと圧力ローラ
16aとの接点は加圧現像位置6に必ずしも一致しないが
その差は僅かであり、ここでは無視し得るものとして扱
う。これに対して、メディアシートから正常に剥離した
受像シートが加圧現像位置6を通過後に距離l離れたセ
ンサS1に検出されるために必要な時間tbは、 tb=l/V ・・・第2式 で求められる。上記第1式および第2式においてVは搬
送速度であり圧力ローラ16a,16bの周速である。
受像シートがメディアシートに対して剥離不良を生じた
場合に、そのメディアシートが巻取軸7に一周分以上巻
き取られる前に剥離不良を検出するためには、第2式に
より得られた時間tbに制御部の処理時間を加えた時間
が、第1式から求められる時間taより短くなるようにセ
ンサS1の設置距離lを設定する。この位置に設けられた
センサS1を受像シートの先端が通過すべき時間が経過し
た時に、このセンサS1の出力をチェックする。
第4図は上記画像形成装置の制御部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
プリントスイッチが操作されるとメインモータM1を駆動
すると共に、給紙ローラ15にこの回転を伝達し受像シー
ト14をタイミングローラ8に給紙する(n1〜n3)。この
とき、タイミングローラ8は回転を停止しており、受像
シート14はその前転部をタイミングローラ8に当接した
状態で停止する。ついで光学系装置12による原稿画像の
走査を開始すると共に、圧力ローラ16a,16bおよび巻取
ローラ7の回転を開始し、さらにメモリエリアMA1に割
り当てられているタイマTを起動する(n4〜n7)。この
タイマTは画像形成作業の開始時からの経過時間を計時
する。
タイマTが所定時間t1を計時するとタイミングローラ8
の回転を開始する(n8,n9)。この時間t1は、加圧現像
位置6において受像シート14の先端とメディアシート4
の画像先端部とを一致させるために、タイミングローラ
8から受像シート14を搬送すべき時間である。このタイ
ミングでタイミングローラ8が回転されると、メディア
シート4の画像に受像シート14が重ね合わされた状態で
両者が加圧現像位置6を通過し、圧力ローラ16a,16bに
よる押圧を受ける。この押圧によりメディアシート4上
の未硬化のマイクロカプセルが破壊され、それが内包し
ていた造像剤が受像シート14に漏出し、現像剤と発色反
応を生じて受像シート上に画像を得る。この状態で光学
系装置12が原稿の終端に達すると、光学系装置12を復動
する。
こののちタイマTが時間t2を計時すると、センサS1のオ
ン/オフ状態をチェックする(n12,n13)。この時間t2
は前述の第2式より得られる時間taであり、光学系装置
12の開始後から受像シート14の先端部がセンサS1に達す
るまでの時間である。加圧現像位置6を通過した受像シ
ートがメディアシート4から正常に分離し、その先端部
が排紙路23中に設けられたセンサS1に達していると、セ
ンサS1にこれを検出してオンする。このようにしてセン
サS1がオンしている場合には、受像シート14がメディア
シート4から正常に剥離したと判断し、タイマTが時間
t3を計時した時に圧力ローラ16a,16bおよび巻取軸7の
回転を停止する(n14,n15)。この時間t3は光学系装置1
2の動作開始後からメディアシート4に形成された選択
的硬化像の後端部が加圧現像位置6を通過するまでの時
間である。こののち受像シート14が排紙トレイ22上に搬
出されるとメインモータの駆動を停止する(n16,n1
7)。
加圧現像位置6を通過後に受像シート14がメディアシー
ト4から剥離しなかった場合には、受像シート14の先端
部はメディアシート4と共に巻取軸7方向に導かれるた
め、タイマTが時間t2を計時した時にもセンサS1は受像
シートを検出せず、n13においてセンサS1はオフしてい
る。このようにしてn13においてセンサS1がオフしてい
る場合には剥離不良を発生したと判断し、メインモータ
M1をオフすると共に、操作パネル上に設けられている警
告ランプ37を点灯して剥離不良の発生を表示する(n13
→n18,n19)。センサS1の設置位置は前記第1式および
第2式によって定められているため、剥離不良を発生し
た状態でタイマTが時間t2を計時した時には、受像シー
ト14の先端部が巻取ローラ7に一周以上巻き取られてい
ない。このため、警告ランプ37の点灯により剥離不良の
発生を認知したオペレータは、巻取軸7を逆転するなど
の操作を必要とせずに受像シート14をメディアシート4
から引き離すことができ、剥離不良の解除作業を容易に
行うことができる。
(g)発明の効果 この発明によれば、加圧現像位置を通過した受像シート
がメディアシートから剥離しなかった場合にもその受像
シートの先端部が巻取り軸に一周以上巻き取られる前に
剥離不良の発生を知ることができ、剥離不良の処理動作
を素早く実行することができる。これによって剥離不良
を発生した受像シートをメディアシートから容易に分離
することができ、処理作業を簡略化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である画像形成装置における
センサの設置位置を示す模式図、第2図は同画像形成装
置の構成を示す正面断面の略図、第3図は同画像形成装
置の制御部の一部を示す図、第4図は同画像形成装置の
制御部の処理手順を示すフローチャートである。 4……メディアシート、 6……加圧現像位置、 7……巻取軸、 14……受像シート、 23……排出路、 S1……センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状のメディアシートを受像シートと
    重ね合わせて加圧現像位置に導き、加圧現像位置を通過
    後に両者を剥離し、メディアシートを巻取軸に巻取ると
    ともに、受像シートを排出路に導く画像形成装置におい
    て、 加圧現像位置を通過したメディアシートの画像先端部が
    巻取軸に一周以上巻回される前に排出路中で受像シート
    の有無を検出し、この検出結果に基づいて受像シートの
    剥離不良の発生を判別する手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
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