JPH02113246A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02113246A
JPH02113246A JP26774788A JP26774788A JPH02113246A JP H02113246 A JPH02113246 A JP H02113246A JP 26774788 A JP26774788 A JP 26774788A JP 26774788 A JP26774788 A JP 26774788A JP H02113246 A JPH02113246 A JP H02113246A
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Japan
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recording medium
meandering
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Application number
JP26774788A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Ono
元嗣 大野
Takatoshi Takemoto
貴俊 竹本
Akira Sagou
朗 佐郷
Hidenori Hisada
英規 久田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体の両端をリール軸に巻回して成る画
像形成装置に関する。
[従来の技術] この種の画像形成装置の一例として、感光感圧複写機を
挙げることができる。
この感光感圧複写機は、第1の記録媒体としてのマイク
ロカプセル紙の両端を、送り側のリール軸1巻取り側の
リール軸にそれぞれ巻回し、このマイクロカプセル紙の
搬送途上に露光部と、圧力現像部とを設ける構成となっ
ている。前記露光部では、原稿に照射した反射光によっ
てマイクロカプセル紙を露光するようになっていて、こ
の露光動作によってマイクロカプセル紙上に潜像が形成
されるようになっている。
一方、第2の記録媒体としての顕色紙が設けられ、この
顕色紙は露光の終了した前記マイクロカプセル紙と重ね
合された状態で前記圧力現像装置に導かれるようになっ
ている。そして、この圧力現像装置では、ローラ間に画
記録媒体を挾み込んで搬送することにより、この圧力に
より前記マイクロカプセル紙上の未露光のマイクロカプ
セルを破壊し、この結果顕色紙上に画像を形成するよう
になっている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記構成の感光感圧複写機において、マイクロカプセル
紙を搬送する場合には、巻取リリール軸を駆動するもの
、送り側リール軸及び巻取り側リール軸の双方を駆動す
るもの、あるいはこれらに加えてマイクロカプセル紙の
搬送系途上にニップローラを設け、このニップローラの
同期回転によりマイクロカプセル紙を搬送するものなど
があった。
ここで、上記マイクロカプセル紙の搬送においては、何
等かの原因によりマイクロカプセル紙が蛇行して搬送さ
れることがあった。このようなマイクロカプセル紙の蛇
行搬送は複写機の内部で行われるため、外部より検知す
ることができず、このマイクロカプセル紙の蛇行搬送に
起因して生ずる二次障害の発生を待つしかなかった。こ
の二次障害とは、蛇行搬送に基づく巻取り側リール軸へ
の巻取り不良、あるいはマイクロカプセル紙に発生する
しわに起因して画像形成不良が生ずるなどのことである
このようなマイクロカプセル紙の蛇行搬送を検知する構
成とすれば、マイクロカプセル紙の搬送経路上に沿って
多数のセンサを配置する構成を採用せざるをえず、実用
化が極めて困難であるので従来より適切な対策が成され
ていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、その
目的とするところは記録媒体の蛇行搬送を補正する動作
を実行することにより、この記録媒体の蛇行搬送に起因
する二次障害を未然に防止することができる画像形成装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、記録媒体の両端をそれぞれ送り側と巻取側と
のリール軸に巻回してなる画像形成装置において、前記
送り側のリール軸の駆動による空巻き戻し、前記巻取側
のリール軸の駆動による空送りのいずれか一方または双
方の動作を行って、記録媒体の蛇行補正を実行する蛇行
補正駆動部を設けたものである。
[作 用] 記録媒体の蛇行搬送は、記録媒体の搬送中に、あるいは
紙詰まり(ジャム)処理を実行する際に人為的に記録媒
体に接触することによりに発生する。
そして、このように蛇行した状態の記録媒体は、記録媒
体を空送りし、あるいは空巻戻しすることにより解消す
ることができる。そして、この種の画像形成装置では、
巻取り側のリール軸のみ駆動するものがあるが、この場
合には記録媒体を所定量空送りすることによって上記巻
取り側のリール軸に巻取り動作することで、この記録媒
体の所定の量の搬送により上記蛇行搬送を是正すること
ができる。一方、送り側リール軸及び巻取り側のリール
軸を同期回転させる場合にあっては、所定量空送りした
記録媒体を同一量だけ巻戻すことにより、同様に蛇行状
態の記録媒体を正規の搬送経路上に復帰させることがで
き、かつ、露光に使用されない無駄な記録媒体の空送り
を防止することができる。
そして、このような蛇行補正駆動は、画像形成工程上で
必要な記録媒体の正規な搬送駆動時以外の時に行うもの
であれば良く、もっとも好ましくは、特許請求の範囲第
2項に示すように、各画像形成工程が終了した後に毎回
蛇行補正を行うものがよい。また、同一原稿に対して複
数回の画像形成工程を連続するようなモードにあっては
、この連続する各回の画像形成毎に蛇行補正動作を実行
すると連続画像形成工程時間が相当長時間になるので、
特許請求の範囲第3項に示すように、所定回数の画像形
成工程が終了した毎に上記のような蛇行補正駆動を行う
ものがよい。
また、このような記録媒体の蛇行が発生する原因として
は、上記のように紙詰まり処理を実行する際に人為的に
発生することが多いので、特許請求の範囲第4項に示す
ように、このような紙詰まり(ジャム)処理が終了した
後に自動的に上記蛇行補正をするものが好ましい。
また、送り側のリール軸1巻取り側のリール軸間に、ニ
ップローラを有するものにあっては、このニップローラ
でのニップ状態を解除しないまま上記蛇行補正を行った
場合に、このニップローラによって記録媒体の搬送経路
が規制されるので上記蛇行補正を効率よ〈実施すること
ができない。
そこで、特許請求の範囲第5項に示すように、このよう
な蛇行補正を行う前に、予めニップローラを記録媒体よ
り離しておくことが好ましい。
[実施例] 以下、本発明を感光感圧複写機に適用した一実施例を、
図面を参照して具体的に説明する。
く第1実施例〉 まず、第1実施例装置の全体構成について説明する。第
2図は、フルカラーの複写を可能とした感光感圧複写機
の概略断面図である。尚、このような複写を可能とする
感光紙(マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる)は特
開昭58−88739号公報などで提案されており、こ
こでは詳述しない。
感光感圧複写機40は、図示するように天板部分が左右
方向に移動可能な原稿台ガラス2及び原稿台カバー1よ
り構成され、その原稿台ガラス2の上には所望の原稿が
伏せた状態で置くことができる。複写機40の右方上部
には、前記原稿台ガラス2の移動方向と直行する方向に
伸びるハロゲンランプ3及びそれを囲むように配置され
た半筒状の反射鏡4からなる光源が固着され、原稿台ガ
ラス2に向けてのライン状に光を照射する。従ってハロ
ゲンランプ3から放たれた光は、原稿台ガラス2が左右
方向に移動することにより、その原稿台ガラス2の左端
部から右端部に至るまで全面を順次照射することができ
る。光源から照射された光は、透明な原稿台ガラス2を
透過してこの上に置かれた原稿により反射されるが、こ
の照射光が原稿以外の部分から漏れないように原稿台ガ
ラス2の上面を覆う原稿台カバー1が備えられている。
また、ハロゲンランプ3から発せられる光を高効率で原
稿照射に利用するため、光源の左方にはりフレフタ5が
配置され、直接原稿に向わない光を反射して再び原稿の
照射に用いている。
ハロゲンランプの右方には外部から空気を入れるファン
6及びルーバ7が備えられている。これにより空気が原
稿台ガラス2に効率よく当てられる。ハロゲンランプ3
から照射され、原稿台ガラス2上に位置する原稿から反
射された光はフィルタ8を通過してレンズ9に入る。フ
ィルタ8はマイクロカプセル紙37の感度特性に応じて
光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整するため
のものである。レンズ9はレンズ取付板10に取付けら
れ、光路に対し微小角調整が可能である。
レンズ9により集光された光は2個の反射ミラー11.
11により1806方向転換され、露光台19下方に密
接するマイクロカプセル紙37の上で結像される。2個
分の反射ミラー11.11はミラー取付板12に固着さ
れ、光路長の調整。
ピントの調整はミラー取付板12の取付位置の微調整に
より行われる。
一方、長尺状のマイクロカプセル紙37はカートリッジ
軸(以下、送り側リール軸ともいう)14に巻かれた状
態で原稿台ガラス2の下方に配置された取外し可能なカ
ートリッジ13に収容されており、その一端部は、多数
のローラーと圧力現像装置20を経て巻取り側リール軸
25に至っている。
すなわち、カートリッジ13の下部から出たマイクロカ
プセル紙37は、送りローラ15.タイコローラ17に
導かれて露光台19の下方を通ったあと、圧力現像装置
20に供給される。その後、圧力現像装置20を通過し
たマイクロカプセル紙37は、剥離ローラー23及び蛇
行調整ローラ24に導かれた後、巻取り側リール軸25
上に巻き取らる。カートリッジ13を出た後の未感光な
マイクロカプセル紙37は遮光カバー16により未感光
状態が保持される。
マイクロカプセル紙37の搬送速度はカプセル紙送りロ
ーラ22により一定に制御されており、また原稿台ガラ
ス2の移動速度に一致させであるため、露光台19を通
過する際のマイクロカプセル紙37には原稿の所定のラ
インの潜像が順次形成される。
また、圧力現像装置20の下方にはカット紙タイプの顕
色紙38を収容する顕色紙カセット32が設けられてお
り、顕色紙38は半月ローラ33により一枚ずつ取り出
されて顕色紙ローラ34及びレジストゲート35により
先端部が位置合せされた後圧力現像装置20の用紙搬入
口に搬送される。
従って、圧力現像装置20にはマイクロカブセリル紙3
7と顕色紙38とが密着して一体となった状態で供給さ
れる。圧力現像装置20は小径ローラ21とバックアッ
プローラ31により構成される。マイクロカプセル紙3
7の潜像が形成されたマイクロカプセル面と顕色紙38
の顕色剤塗布面とが内側で接触する状態で一体となって
小径ローラ21とバックアップローラ31にはさみ込ま
れ圧力が加えられる。この圧力により未露光のマイクロ
カプセルが破壊され顕色紙38上に画像が形成される。
圧力現像装置から出たマイクロカプセル紙37と顕色紙
38とはカプセル紙送りローラ22で搬送され、剥離ロ
ーラ23によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色紙3
8は直行方向に分離される。
顕色紙38は熱定着装置により発色を促進されて画像が
形成された後、排紙センサ51を所定時間ONして排紙
トレイ27に画像面を上にして搬出される。熱定着装置
はヒータ3oを内部に有する中空のヒートローラ29と
顕色紙送りローラ28より構成されている。
分離されたマイクロカプセル紙は蛇行調整ローラ24を
経て巻取り軸25に巻かれる。
次に、マイクロカプセル紙37の蛇行補正のための構成
について、第1図を参照して説明する。
本実施例では、送り側リール軸14及び巻取り側リール
軸25の双方を回転駆動可能となって、前記送り側リー
ル軸14を駆動するためのリール駆動部61と、前記巻
取り側リール軸25を回転駆動するための巻取り側リー
ル駆動部62とが設けられている。そして、上記両リー
ル駆動部61゜62を駆動することにより、マイクロカ
プセル紙37の空送りあるいは空巻戻しを実行すること
により、マイクロカプセル紙37の蛇行補正を実行する
蛇行補正駆動部60が設けられている。そして、この蛇
行補正駆動部60は、排紙トレイ27に顕色紙38が排
紙されたことを検知するための排紙センサ51と接続さ
れてその出力を人力し、顕色紙38の排紙が終了した時
、すなわち1サイクルの画像形成工程が終了した後に、
以下の蛇行補正を行う。すなわち、まず巻取り側リール
駆動部62を駆動してマイクロカプセル紙37の空送り
を行い、次に、前記送り側リール駆動部61を逆回転駆
動するように制御することで、上記送り量と同一量だけ
マイクロカプセル紙37を空巻戻しするようになってい
る。
尚、上記マイクロカプセル紙の蛇行補正駆動を行うにあ
たって、ニップローラ18をカプセル紙送りローラ22
よりも引離しておくことが好ましく、このために前記蛇
行補正駆動部60は、前記リール駆動部61.62を駆
動する前にニップローラ18の引離し駆動を行うように
なっている。
以上のように構成されたものにおいて、その作用を以下
に説明する。
今、原稿台カバー1を開けて原稿台ガラス2上に原稿を
載置した後、スタートボタン(図示せず)を押下すると
、まず原稿台ガラス2が第2図において右方へ移動して
原稿台ガラス2の左端が光源と対向する位置で停止する
。その後、ハロゲンランブ3が点灯した状態において、
原稿台ガラス2を左方向へ移動させる。ハロゲンランプ
3から照射された光は、原稿で反射された後、フィルタ
ー8、レンズ9及び2個の反射ミラー11.11で反射
された後、露光台19下方に位置するマイクロカプセル
紙37上に結像される。このとき、マイクロカプセル紙
37は、原稿台ガラス2の移動速度と同じ速度で露光第
19上を左の方向へ移動させられるので、マイクロカプ
セル紙37上には原稿台の画像が潜像として形成される
原稿台ガラス2の左方向への移動に伴って半月ローラ3
3によって顕色紙カセット32から顕色紙38が取り出
され、露光済マイクロカプセル紙37と重ねられた状態
で圧力現像装置20に供給され、マイクロカプセル紙3
7上の潜像が顕色化されて顕色紙38上に転写される。
その後、顕色紙38は、熱定着装置により熱定着された
後、20を通過したマイクロカプセル紙37は、順次巻
取り側リール軸25に巻き取られる。原稿台ガラス2が
その右端が光源と対向する位置まで移動し終わると、原
稿の複写が完了し、ハロゲンランプ3が消灯させられる
以上のようにして、排紙センサ51にて顕色紙38が排
紙されたことが確認されることで、−工程の画像形成工
程が終了すると、次に蛇行補正駆動部60の制御に基づ
き、マイクロカプセル紙37の蛇行補正動作が実施され
ることになる。
尚、蛇行補正駆動部60は図示しないCPU等から構成
され、CPUは図示しないROM、RAMを内蔵してお
り、ROMには第4図に示されるフローチャートに対応
するプログラムが記憶されており、RAMはワークメモ
リとして利用される。
そこでまず、前記蛇行補正駆動部60は、ニップローラ
18をカプセル紙送りローラ22より引離すための駆動
を行う。そして、上記の駆動により、送り側リール軸1
4及び巻取り側リール軸25の間でマイクロカプセル紙
37がフリーな状態になるので、このような状態に設定
した後に前記蛇行補正駆動部60はまず巻取り側リール
駆動部62を回転駆動することになる。そうすると、巻
取り側リール輔25がマイクロカプセル紙を巻取るよう
に駆動されることになるので、ニップ状態にないフリー
な状態のマイクロカプセル紙37が空送りされることに
なる。
ここで、上記のような空送り動作を実行することで、万
一マイクロカプセル紙37が蛇行した状態にあっても、
この空送り動作によってマイクロカプセル紙37が搬送
経路の最短距離を移動するように搬送されることになる
ので、蛇行状態のマイクロカプセル紙を正規の搬送経路
上に戻すことができ、この結果蛇行補正を実行すること
ができる。
上記のようにして、一方向にマイクロカプセル紙を空送
りすると、露光に供されない無駄なマイクロカプセル紙
が巻取られることになるので、本実施例ではこの後に送
り側リール駆動部61を駆動制御することで、マイクロ
カプセル紙37を空巻戻し駆動するようになっている。
そして、上記の空巻戻し動作を送り量と同一量だけ実施
することで、この空巻戻し動作終了後は、空送り前の初
期状態にマイクロカプセル紙37の位置が設定されるの
で、露光に供されない無駄な領域のマイクロカプセル紙
37を空送りするようなことを防止することができる。
なお、空送り量、空巻き戻し量の設定は、モータのエン
コード出力あるいはモータ駆動時間を管理する等により
実施でき、あるいは送量等をメモリしておくものであっ
ても良い。
尚、上記の空巻戻し時にあっても、ニップローラ18が
引離されている状態であるので、この時にもマイクロカ
プセル紙37の蛇行補正を実施することができ、より確
実な蛇行補正の実施を確保することができる。
ここで、上記の蛇行補正動作は、通常の複写モード時に
実施されるものであって、例えば同一原稿に対して複数
回の画像形成工程を連続して実施する場合には、下記の
ような動作を行うことになる。
すなわち、前記蛇行補正駆動部60は、各回の画像形成
工程終了後に上記のような蛇行補正をするのではなく、
一定枚数以上のコピー枚数が指定された場合には、所定
回数のコピー動作例えば5回のコピー動作が終了する毎
に1回の蛇行補正動作が行うようになる。このようにす
ることで、各回ごとにマイクロカプセル紙37の蛇行補
正動作をするものに比べれば、連続コピー動作を終了す
るのに要する時間を短縮できる点で優れている。
〈第2実施例〉 この第2実施例はジャム処理終了後に上記のような蛇行
補正を行うものである。
ここで、この第2実施例装置もその概略構成については
、上記第1実施例の第2図と同様であるので、その主要
部の構成についてのみ第3図を参照して説明する。
本実施例では、紙詰まりを検出するための紙詰まり(ジ
ャム)検出器70が設けられ、この紙詰まり検出器70
は前記排紙センサ51と第1の計時手段71とに接続さ
れ、その出力を入力するようになっている。この第1の
計時手段71は、半月ローラ33の駆動により一枚の顕
色紙38が取出された時から計時動作を開始し、前記排
紙センサ51にて顕色紙38の排紙が確認された時に上
記計時動作を終了するようになっている。そして、前記
紙詰まり検出器70は、第1の計時手段71からの計時
出力を入力し、所定時間経過した後も前記排紙センサ5
1にて排紙が検知された旨の信号が入力されない場合に
は、ジャムが発生したことを検出することになる。そし
て、この紙詰まり検出器70にてジャムの発生が検出さ
れた場合には、アラーム72を駆動することでオペレー
タに警告を送ることになる。
次に、上記の構成により紙詰まり状態が検知された後に
、この紙詰まりの解消処理を待って自動的に実施される
蛇行補正のための構成について説明する。
まず、紙詰まり(ジャム)終了検出器73が設けられ、
この検出器73は例えば紙詰まり処理を行うにあたって
開放されている扉が閉鎖されたことを検知することで、
紙詰まり処理の終了を検知するようになっている。この
紙詰まり終了検出器73は、蛇行補正駆動部80に接続
されている。
尚、この蛇行補正駆動部80は蛇行補正駆動部60同様
にCPU等を備えている。この蛇行補正開部80は、送
り側リール駆動部611巻取り側リール駆動部62及び
ニップローラ18と接続されている点は上述した第1実
施例と同様であるが、上記紙詰まり検出器701紙詰ま
り終了検出器73及び第2の計時手段74を接続してい
る点が、第1実施例と相違している。すなわち、蛇行補
正駆動部80は、紙詰まり終了検出器73からの検出信
号を入力した後に蛇行補正動作を実施するようになって
いて、この蛇行補正に必要なマイクロカプセル紙37の
空巻戻し及び空送り時間を、第2の計時手段74によっ
て管理している。
次に、この第2実施例装置の動作について、第4図のフ
ローチャートを参照して説明する。
この第2実施例装置では、紙詰まり状態が検出された場
合にのみ蛇行補正駆動のための制御が開始されるように
なっていて(ステップ1)、コピー動作を行う場合のよ
うな通常動作時には、第1実施例のような蛇行補正駆動
は行わないようになっている(ステップ2)。すなわち
、顕色紙38がカセットより取出されてから所定時間経
過してもこの顕色紙38が排紙センサ51にて確認され
ない場合には、紙詰まり検出器70にて紙詰まり状態で
あることが検出され(ステップ1)、アラーム72が駆
動される。そして、オペレータはこのアラーム音または
アラームランプにより複写機にて紙詰まりが発生したこ
とを認識することができるので、複写機の扉を開放して
所定の紙詰まり処理動作を行うことになる(ステップ3
)。そして、オペレータが所定の紙詰まり処理を終了し
、複写機の扉を閉鎖することで、この閉鎖時に紙詰まり
終了検出器73がONされて、紙詰まり処理の終了が確
認される(ステップ4)。蛇行補正駆動部80は、上記
紙詰まり検出器70及び紙詰まり終了検出器73の出力
信号を順次入力することで、複写機での紙詰まり処理動
作を終了したことを検知することができる。そして、こ
の後に、ニップローラ18を0FFL (ステップ5)
、マイクロカプセル紙37を所定量駆動することで蛇行
補正が実施されることになる(ステップ6)。
すなわち、まず巻取り側リール駆動部62を駆動してマ
イクロカプセル紙37の空送り動作を実施することにな
る。ここで、第2の計時手段74は、巻取り側リール駆
動部62が駆動された時点から計時動作を開始し、所定
時間経過後に蛇行補正駆動部80に信号を送出する。蛇
行補正駆動部80はこの信号を人力することで巻取り側
リール駆動部62の駆動を停止し、この結果所定時間に
亘ってマイクロカプセル紙37が空送りされるので、こ
の空送りにより第1実施例と同様にしてマイクロ、カプ
セル紙37の蛇行補正を実施することができる。
次に、蛇行補正駆動部80は、送り側リール駆動部61
の駆動を開始し、上記と同様にして第2の計時手段74
からの信号に基づきその駆動を停止することで、所定時
間に亘ってマイクロカプセル紙37を空巻戻しすること
になる。この結果、この空巻戻し時にもマイクロカプセ
ル紙37の蛇行補正を実施することができ、さらに加え
て、空送り量、空巻き戻し量を同一量に設定することで
、空送り前の初期状態の位置にマイクロカプセル紙37
を設定することができるので、未露光の無駄なマイクロ
カプセル紙37を巻取り側リール軸25に巻取ることを
防止することができる。そして、この後にニップローラ
18をONすることで(ステップ7)、上述した蛇行補
正駆動のための動作が終了することになる。
ここで、このように紙詰まり処理終了後に蛇行補正を行
う必要性は、下記の通りである。
すなわち、紙詰まり状態を解消するためには、複写機の
扉を開いて手を挿入することで、複写機内部で停止状態
にある顕色紙38を除去する動作を行うことになるが、
この際誤って手がマイクロカプセル紙37に接触するこ
とが多々あり、このためマイクロカプセル紙37が正規
の搬送経路上よりもずれた位置に設定されることが多く
発生する。このことに気がつかずにコピー動作を開始す
ると、マイクロカプセル紙37が蛇行した状態で搬送さ
れることになるので、これに起因して二次障害が発生す
ることになってしまう。
そこで、この第2実施例装置では、紙詰まり処理を終了
した後には、毎回上記のような蛇行補正駆動を自動的に
行うことで、万−誤って人為的にマイクロカプセル紙3
7.が蛇行状態に設定されて。
も、次のコピー動作開始前にはこれを自動的に解消する
ことができ、マイクロカプセル紙37の蛇行搬送に伴う
二次障害を未然に防止することができる。
以上、本発明の第1.第2実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上記両実施例では、蛇行補正のためにマイクロ
カプセル紙37の空巻戻し及び空送り動作の双方を実施
するようにしたが、複写機の種類によっては巻取り側リ
ール軸25のみを駆動するものもあるので、この場合に
はマイクロカプセル紙37の空送り動作のみによって蛇
行補正を実行することができ、同様に空巻き戻しのみを
実施しても良い。そして、空送り、空巻き戻しの双方を
実施する場合にあっては、例えばコピー動作終了後に空
巻き戻しを行い、次のコピー動作時にニップローラ18
をオフした状態で空送りを実施し、これに続けてニップ
ローラ18をオンして通常の搬送駆動を行うようにして
も良い。
また、このような記録媒体の蛇行補正を実施する時期と
しては、上記実施例のように各回の画像形成動作終了毎
、所定回数の連続する画像形成動作の終了毎あるいは紙
詰まり終了時に実施するものに限らず、少なくとも画像
形成工程に必要な記録媒体の正規な搬送動作時以外のと
きに、記録媒体の蛇行補正駆動を行うものであればよい
。また、上述した第1.第2実施例に示す蛇行補正時期
タイミングの双方の時期に蛇行補正を実施するとすれば
、このような画像形成装置のより一層の信頼性を確保す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば送り側。
巻取り側のリール間で、記録媒体が蛇行して搬送される
おそれがある場合には、記録媒体の正規な搬送駆動時以
外のときにこれを空送りあるいは空巻戻しすることで、
この蛇行状態を解消することができ、もって記録媒体の
蛇行搬送に伴う二次障害を未然に防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を感光感圧複写機に適用した場合の蛇
行補正のための概略構成を示す第1実施例のブロック図
、第2図は、感光感圧複写機の概略断面図、第3図は、
蛇行補正のための構成の変形例である第2実施例の概略
ブロック図、第4図は、第3図に示す蛇行補正駆動部の
動作手順を説明するためのローチャート。 18・・・ニップローラ、61・・・送り側リール駆動
部、62・・・巻取り側リール駆動部、 60・・・蛇行補正駆動部、51・・・排紙センサ、7
0・・・紙詰まり検出器、71・・・第1の計時手段、
73・・・紙詰まり終了検出器、 74・・・第2の計時手段、80・・・蛇行補正駆動。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体の両端をそれぞれ送り側と巻取側とのリ
    ール軸に巻回してなる画像形成装置において、 前記送り側のリール軸の駆動による空巻き戻し、前記巻
    取側のリール軸の駆動による空送りのいずれか一方また
    は双方の動作を行って、記録媒体の蛇行補正を実行する
    蛇行補正駆動部を設けたことを特徴とする画像形成装置
  2. (2)蛇行補正駆動部は、画像形成工程終了毎に蛇行補
    正を実行制御するものである特許請求の範囲第1項記載
    の画像形成装置。
  3. (3)蛇行補正駆動部は、画像形成工程を連続して実施
    するモードにあっては、所定回数の連続する画像形成工
    程の終了毎に蛇行補正を実施制御するものである特許請
    求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  4. (4)ジャム処理の終了を検出するジャム処理終了検出
    器が設けられ、前記蛇行補正駆動部は、このジャム処理
    終了検出器からの検出信号を入力した後に、蛇行補正駆
    動を実行制御するものである特許請求の範囲第1項記載
    の画像形成装置。
  5. (5)記録媒体の搬送経路途上で、記録媒体をニップし
    て搬送駆動するニップローラが設けられ、前記蛇行補正
    駆動部は、ニップローラを記録媒体より離した状態で、
    蛇行補正駆動を実行制御するものである特許請求の範囲
    第1項乃至第4項のいずれか1項記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06143703A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 Perifueraru Intaafueisu Ltd Kk 熱記録装置における記録紙補正方法
JP2011011889A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Mimaki Engineering Co Ltd メディア搬送機構及びプリンタ装置、並びにメディア搬送方法

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