JPH0771897A - 誘導飛しょう体 - Google Patents

誘導飛しょう体

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JPH0771897A
JPH0771897A JP5220067A JP22006793A JPH0771897A JP H0771897 A JPH0771897 A JP H0771897A JP 5220067 A JP5220067 A JP 5220067A JP 22006793 A JP22006793 A JP 22006793A JP H0771897 A JPH0771897 A JP H0771897A
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JP
Japan
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signal
target
command
transmission
doppler shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP5220067A
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English (en)
Inventor
Osamu Saito
斎藤  修
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマンド系の耐妨害性、及び、目標撃墜能力
を向上させた誘導飛しょう体を得ることを目的とする。 【構成】 誘導飛しょう体に、コマンド信号送信装置・
誘導飛しょう体間相対速度計算回路17、ドップラシフ
ト補正信号発生回路18、ドップラシフト補正混合器1
9、狭帯域フィルタ20、送信タイミング検出回路2
1、ブランキング回路22、目標検出回路23、誘導信
号選択回24を付加してある。 【効果】 コマンド信号より不用な信号を除去し、か
つ、送信波の影響を受けたコマンド誘導信号を使用せず
有効な誘導信号のみ使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標に電波を照射
し、目標からの反射波を検出し、目標を捕捉、追尾し、
目標に大きな損害を与える制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3において、Mは誘導飛しょう体、1
は誘導飛しょう体Mが捕捉、追尾する目標、2は目標1
に照射する送信波、3は目標1からの反射波、4は信号
処理部9の出力の送信指令信号により目標1に照射する
送信波2の送信信号を発生する送信源部、5は送信信号
2の照射方向を制御する移相器6に送信信号を供給し、
受信機部8には供給せず、また、アンテナ7で受信した
受信信号は受信機部8に供給し、送信源部4には供給し
ないサーキュレータ、6は、送信波2の送信方向で受信
波3の受信方向であるビーム指向方向をビーム制御部1
0の出力のビーム制御信号により制御する移相器、7は
送信波2を目標1に照射し、目標1からの反射波3を受
信するアンテナ、8は、アンテナ7で受信した受信信号
より目標信号を発生する受信機部、9は、受信機部8の
出力の目標信号より目標方向指令信号、誘導信号及び送
信指令信号を出力する信号処理部、10は信号処理部9
の出力の目標方向指令信号より送信波2の送信方向を制
御する為のビーム制御部、11は信号処理部9の出力の
誘導信号より誘導飛しょう体Mの飛しょう経路を目標1
との会合点方向に操舵する操舵指令信号を出力するオー
トパイロット、12はオートパイロット11の出力の操
舵指令信号により誘導飛しょう体Mの飛しょう経路を目
標1との会合点方向に操舵する操舵装置、13は目標1
近傍通過時に近接起爆パルスを発生し、又は目標1に直
撃したとき着発起爆パルスを発生し、近接起爆パルス、
又は、着発起爆パルスにより弾頭を起爆する起爆信号を
発生する信管、14は目標1との会合時、信管13の出
力の起爆信号により爆発し、目標1に対して大きなダメ
ージを与える弾頭、15は誘導飛しょう体Mの構成品に
必要な電力を供給する電源、16は誘導飛しょう体Mに
推力を与える推進装置、70はアンテナ7を外界より保
護するドーム、101は誘導飛しょう体Mに目標情報を
含んだコマンド信号を送信するコマンド信号送信装置、
102はコマンド信号送信装置101より誘導飛しょう
体Mに送信されるコマンド信号、103はコマンド信号
102を受信するコマンドアンテナ、104はコマンド
アンテナ103で受信したコマンド信号102より目標
情報を抽出しコマンド誘導信号を出力するコマンド受信
機である。
【0003】従来の誘導飛しょう体は上記のように構成
され、誘導飛しょう体Mは、コマンド信号送信装置10
1から送信されるコマンド信号102をコマンドアンテ
ナ103で受信し、受信した信号よりコマンド受信機1
04で抽出したコマンド誘導信号と、信号処理部9の出
力の送信指令信号により送信源部4から発生した送信信
号をアンテナ7から目標1に照射し、送信波2が目標1
に当たり、反射された反射波3をアンテナ7で受信し、
受信した信号より受信機部8で目標信号を発生させ、目
標信号より信号処理部9で処理した誘導信号とをオート
パイロット11に入力し、オートパイロット11の出力
の操舵指令信号を操舵装置13に入力することによって
目標1との会合点方向へ誘導する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘導飛しょう体
Mは、以上のように構成されているので、コマンドアン
テナ102で受信するコマンド信号103が図4の斜線
で示す部分に送信波2の影響をうけ、そのためコマンド
誘導信号に誤情報が入り込むためコマンド誘導が正確に
行えず、またロックオンしていない誘導信号を誘導に使
用していたため誘導飛しょう体Mが予想される会合点方
向へ誘導されないという問題点及びコマンド受信機の帯
域は少なくとも予想ドップラシフト量分必要であったた
め、耐妨害性に弱いという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、送信波2を送信時にはコマンド
誘導信号を誘導に使用せず、さらにロックオンしていな
いときの誘導信号を誘導に使用しないことにより目標を
捕捉・追尾する能力を向上させると同時に、コマンド信
号のドップラシフト量分だけ補正することにより狭帯域
化し、耐妨害性能力を向上させた誘導飛しょう体を得る
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる誘導飛
しょう体は、相対速度を計算する回路と、相対速度によ
って発生するドップラシフト量を補正する信号を発生す
る回路と、コマンド信号よりドップラシフト量分を補正
する混合器と、不用成分を除去する狭帯域フィルタと、
送信波が発生しているか否かを検出し、送信波が発生し
ているときはコマンド誘導信号をブランキングし、発生
していないときはブランキングしない回路と、目標信号
よりロックオンしているか否かを検出し、ロックオンし
ているときは誘導信号をブランキングせず、ロックオン
していないときはブランキングする回路とを付加したも
のである。
【0007】
【作用】この発明における誘導飛しょう体は、図2に示
すように、送信波の影響を受けたコマンド誘導信号はコ
マンド誘導に使用し、送信波の影響を受けないコマンド
誘導信号はコマンド誘導に使用せず、また、ロックオン
しているときは誘導信号を使用し、ロックオンしていな
いときには誘導信号を使用しないことにより誤情報が入
るのを防ぎ、誘導性能が向上すると同時に、コマンド系
が狭帯域になるためコマンド系の耐妨害性能が向上す
る。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を示す図であ
り、101〜104,1〜16及び70は図3と同じで
あり、17〜24が図3に対して新たに付加した構成要
素である。
【0009】図1において、17はオートパイロット1
1からの誘導飛しょう体Mの位置、姿勢角、速度信号よ
りコマンド送信装置10と誘導飛しょう体Mの相対速度
信号を出力するコマンド信号送信装置、誘導飛しょう体
間相対速度計算回路、18は相対速度信号よりコマンド
信号にコマンド信号送信装置10と誘導飛しょう体M間
の相対速度に比例し発生するドップラシフト量を補正す
るドップラシフト補正信号を発生するドップラシフト補
正信号発生回路、19はコマンド信号とドップラシフト
補正信号よりコマンド信号に発生するドップラシフト量
を補正し、ドップラシフト補正コマンド信号を出力する
ドップラシフト補正混合器、20はドップラシフト補正
コマンド信号より所定の周波数成分以外の不用な信号を
除去する狭帯域フィルタ、21は送信源部4より送信波
が送信されているか、送信されていないかを検知し送信
されているときにはハイレベルとなり、送信されていな
いときにはローレベルとなる送信ON/OFF状態信号
を出力する送信タイミング検知回路、22は送信タイミ
ング検知回路21の出力の送信ON/OFF信号がハイ
レベルのときはコマンド受信機104より出力されるコ
マンド誘導信号をブランキングしコマンド誘導信号をオ
ートパイロット11に出力せずまたローレベルのときは
コマンド誘導信号をブランキングせず、コマンド誘導信
号をそのままオートパイロット11に出力するブランキ
ング回路、23は受信機部8より出力される目標信号か
らロックオンしているか否かを検知し、ロックオンして
いるときには目標有効信号を出力し、ロックオンしてい
ないときには目標無効信号を出力する目標検出回路、2
4は目標検知回路23より目標有効信号が入力したとき
信号処理部9より出力される誘導信号をブランキングせ
ず目標無効信号が入力したときプラナキングする誘導信
号選択回路である。
【0010】上記のように構成された誘導飛しょう体M
においては図2に示すように、コマンドアンテナで受信
した信号のうち、送信波の影響をうける可能性のあるタ
イミングで受信したコマンド信号はコマンド誘導に使用
せず、影響をうける可能性のないコマンド信号をコマン
ド誘導に使用し、さらに信号処理部で処理した誘導信号
のうちロックオンしているときの信号を誘導に使用し、
ロックオンしていないときの信号は誘導に使用しないと
同時にコマンド受信機に不用波を入力させない。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、送信タ
イミング回路とブランキング回路を設けたため送信波の
影響を受けたコマンド誘導信号を誘導に使用しないこと
により、また目標検出回路と誘導信号選択回路を設けた
ためロックオンしていない時の誘導信号を使用しないこ
とにより、誤情報が入るのを防げるため目標を捕捉、追
尾する能力が向上する効果があると同時に、不用波を除
去したコマンド信号をコマンド受信機に入力させること
ができるためコマンド系の耐妨害性が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による誘導飛しょう体を示
すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例による誘導飛しょう体の送
信波とコマンド信号のタイミングチャートである。
【図3】従来の誘導飛しょう体を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の誘導飛しょう体の送信波とコマンド信号
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 目標 2 送信波 3 反射波 4 送信源部 5 サーキュレータ 6 移相器 7 アンテナ 8 受信機部 9 信号処理部 10 ビーム制御 11 オートパイロット 12 操舵装置 13 信管 14 弾頭 15 電源 16 推進装置 17 コマンド信号送信装置・誘導飛しょう体間相対
速度計算回路 18 ドップラシフト補正信号発生回路 19 ドップラシフト補正混合器 20 狭帯域フィルタ 21 送信タイミング検出回路 22 ブランキング回路 23 目標検知回路 24 誘導信号選択回路 70 ドーム 101 コマンド信号送信装置 102 コマンド信号 103 コマンドアンテナ 104 コマンド受信機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上のコマンド信号送信装置から送信さ
    れてくる目標情報を含んだコマンド信号を受信するコマ
    ンドアンテナと、このコマンドアンテナで受信したコマ
    ンド信号より目標情報を抽出しコマンド誘導信号を出力
    するコマンド受信機と、目標に照射する送信波の送信信
    号を発生する送信源部と、ビーム指向方向を制御する移
    相器と、上記送信源部からの出力を上記移相器を介して
    目標に照射し、目標からの反射波を受信するアンテナ
    と、このアンテナで受信した受信信号より目標信号を発
    生させる受信機部と、上記目標信号より目標方向指令信
    号、誘導信号及び送信指令信号を発生する信号処理部
    と、上記目標方向指令信号より送信波の送信方向及び受
    信波の受信方向を制御するためのビーム制御信号を上記
    移相器に出力するビーム制御部と、誘導飛しょう体の飛
    しょう中の位置、姿勢角、速度、加速度を検知しその信
    号と、上記コマンド誘導信号と誘導信号より制御装置の
    飛しょう経路を目標との会合点方向に操舵するための操
    舵指令信号を発生するオートパイロットと、上記操舵指
    令信号により制御装置の飛しょう経路を目標との会合点
    方向に操舵する操舵装置と、目標近傍通過時に近接起爆
    パルスを発生し、また、目標に直撃したときに着発起爆
    パルスを発生し、近接起爆パルス、又は着発起爆パルス
    により弾頭を起爆する起爆信号を発生する信管と、目標
    との会合時に起爆信号により爆発し目標に大きな損害を
    与える弾頭とを備えた誘導飛しょう体において、オート
    パイロットからの誘導飛しょう体の位置、姿勢角、速度
    信号よりコマンド信号送信装置と誘導飛しょう体の相対
    速度信号を出力するコマンド信号送信装置、誘導飛しょ
    う体間相対速度計算回路と、相対速度信号よりコマンド
    信号にコマンド信号送信装置と誘導飛しょう体間の相対
    速度に比例し発生するドップラシフト量を補正するドッ
    プラシフト補正信号を発生するドップラシフト補正信号
    発生回路と、コマンド信号とドップラシフト補正信号よ
    りコマンド信号に発生するドップラシフト量を補正しド
    ップラシフト補正コマンド信号を出力するドップラシフ
    ト補正混合器と、ドップラシフト補正コマンド信号より
    所定の周波数成分以外の不用な信号を除去する狭帯域フ
    ィルタと、上記送信源部より発生する送信信号が送信さ
    れているか否かを検知し、送信されているときハイレベ
    ルを、送信されていないときローレベルとなる送信ON
    /OFF状態信号を出力する送信タイミング検知回路
    と、この送信タイミング検知回路の出力のON/OFF
    状態信号がハイレベルのときは上記コマンド受信機より
    出力されるコマンド誘導信号をブランキングし、ローレ
    ベルのときはブランキングしないブランキング回路と、
    上記目標信号よりロックオンしているか否かを検知し、
    目標にロックオンしている場合目標有効信号を出力し、
    目標にロックオンしていない場合目標無効信号を出力す
    る目標検知回路と、この目標検知回路の出力を受け、上
    記目標有効信号が入力したとき信号処理部出力の誘導信
    号をブランキングせず、目標無効信号が入力したときブ
    ランキングする誘導信号選択回路とを設けたことを特徴
    とする誘導飛しょう体。
JP5220067A 1993-09-03 1993-09-03 誘導飛しょう体 Pending JPH0771897A (ja)

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JP5220067A JPH0771897A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 誘導飛しょう体

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JPH0771897A true JPH0771897A (ja) 1995-03-17

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ID=16745429

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JP5220067A Pending JPH0771897A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 誘導飛しょう体

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JP (1) JPH0771897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112050691A (zh) * 2020-07-23 2020-12-08 北京临近空间飞行器系统工程研究所 一种小型化高可靠弹载无线发射控制器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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