JPH11166799A - 誘導飛しょう体システム - Google Patents

誘導飛しょう体システム

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JPH11166799A
JPH11166799A JP9331629A JP33162997A JPH11166799A JP H11166799 A JPH11166799 A JP H11166799A JP 9331629 A JP9331629 A JP 9331629A JP 33162997 A JP33162997 A JP 33162997A JP H11166799 A JPH11166799 A JP H11166799A
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JP
Japan
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target
signal
distance
guided
vehicle
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JP9331629A
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Haruki Okugawa
春喜 奥川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波妨害環境下においても所定の撃破効果を
達成するためには、誘導飛しょう体と地上装置の連携し
た信管処理を行い、状況に応じて地上装置からの指令に
よる起爆信号発生の制御が必要であった。 【解決手段】 地上装置で誘導誤差の計算を行い、起爆
信号発生の条件である距離信号を作成し、誘導飛しょう
体の起爆制御の指令を出すことができるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電波妨害下にお
ける敵の経空目標を撃破するため、目標を探知、追尾
し、射撃・誘導計算を行い、誘導飛しょう体を発射する
地上装置と目標を追尾し自律誘導する誘導飛しょう体と
から構成される誘導飛しょう体システムに関し特にその
信管処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導飛しょう体に妨害がかけられたと
き、誘導飛しょう体に内蔵されたECCM(Elect
ric Counter Counter Measu
rement)回路による妨害処理と信号処理部での距
離判定処理では大電力妨害や複雑な欺瞞妨害には限界が
あり正確な距離判定処理ができないため、最終的には所
定の確率で目標を撃破するという目的を達成できなかっ
た。
【0003】誘導飛しょう体が目標を追尾し自律して誘
導している状態において、地上装置では誘導飛しょう体
に妨害がかけられても誘導飛しょう体自身が有効な距離
検出処理や起爆調整処理をしているか否かの判定手段を
持たなかったため、地上装置を含めた誘導飛しょう体シ
ステム全体としての信管処理対策は無かった。
【0004】まず、図3に誘導飛しょう体が発射され自
律誘導しているときに電波妨害がかけられた場合の誘導
飛しょう体、地上装置、目標及び妨害機の状態図を示
す。誘導飛しょう体23が追尾している目標50は妨害
機51の妨害で支援された領域に位置し、誘導飛しょう
体は目標50自身と妨害機51の両方から電波妨害を受
けているが、地上装置9では誘導飛しょう体23が妨害
を受けているか否かの判定手段を持たない。従って、誘
導飛しょう体23は、内蔵したECCM回路と信号処理
部の能力の範囲で妨害電波の信号処理と距離検出処理を
行う必要があり、ノイズを含んだ精度の悪い距離情報で
起爆を制御することになり過早起爆または起爆不可の原
因になっていた。図中、53,54は妨害機の妨害領域
を、56及び57は、誘導飛しょう体及びレーダ装置の
アンテナビームを示す。
【0005】図14に従来の誘導飛しょう体と地上装置
とから構成される誘導飛しょう体システムのブロック図
を示す。地上装置9は、レーダ装置1、射撃制御装置7
及び発射機8から構成されている。図示していない目標
を探知、追尾するレーダ装置1から得られる目標情報
(位置、距離、速度)をもとに、射撃制御装置7の射撃
・誘導計算部2で発射諸元を計算し発射機8へ送り、誘
導飛しょう体23へ情報をプリセットする。また、射撃
・誘導計算部2では最適な発射時刻を算定し、発射機8
へ発射指示を出す。発射指示が出されたら、誘導飛しょ
う体23の推進装置21が点火し、飛しょうを開始す
る。射撃・誘導計算部2では、時時刻々と変化する目標
情報を用いて中期誘導用の誘導指令信号を計算し、レー
ダ装置1へ送る。誘導飛しょう体23は、レーダ装置1
から送信される誘導指令信号25を通信用アンテナ11
で受け、受信機13で増幅、復調し、信号処理部14で
飛しょう体座標における制御信号に変換し、オートパイ
ロット16へ送るとともに、相対速度信号と距離信号を
検出し近接信管19へ送る。オートパイロット16で
は、誘導飛しょう体自身の姿勢情報と上記制御信号をも
とに操舵角指令信号を作成、送出し、操舵装置17では
操舵角指令信号に応じて操舵する。誘導飛しょう体23
は、図示していない目標に対して送信機12で送信信号
を発生し、主アンテナ10より電波を放射する。放射さ
れた電波は、図示していない目標に照射された後、反射
信号として主アンテナ10で受信され、受信機13で増
幅、復調されて信号処理部14へ送られ自律的に誘導を
開始する。また、誘導飛しょう体の姿勢、位置、速度情
報24は、通信用アンテナ11を経て、レーダ装置1へ
送られる。信管用アンテナ18は、図示していない目標
と誘導飛しょう体23が近傍に存在するとき、目標から
の反射信号を受信する。近接信管19は、信号処理部1
4からの距離信号と信管用アンテナ18からの受信信号
とから目標と誘導飛しょう体23が接近したことを検知
し、相対速度による遅延時間経過後に起爆信号を発生
し、弾頭20のさく薬を点火し目標を破壊する。一方、
電波妨害下では、上記反射信号に混じった妨害電波が主
アンテナ10から入り、受信機13を通り信号処理部1
4及びECCM回路15へ送られる。ECCM回路15
では、妨害の有無の判定を行い、誘導飛しょう体23の
周波数帯域内に妨害電波が存在する場合は、信号処理部
14へ距離信号の切替信号を送り、上記信号処理部14
では、ECCM回路15からの距離信号を受け、近接信
管19へ送る。
【0006】従来のシステムでは、誘導飛しょう体23
が自律誘導を開始した後は、誘導飛しょう体内部の信号
処理部14で距離検出処理を行い、検出した距離信号を
起爆条件のひとつとして使用していた。電波妨害下にお
いて、ECCM回路15では、受信信号をもとに誘導飛
しょう体23内部の信号処理部14で距離検出が可能か
否かを判定し、可能な場合は信号処理部14で検出した
距離信号を近接信管19へ送るが、不可能と判定した場
合は、予め設定された距離信号を信号処理部14へ送
る。近接信管19では、信号処理部14から送られた距
離信号と信管用アンテナ18からの目標反射信号の受信
を起爆信号発生の条件とし、さらに目標と誘導飛しょう
体23との相対速度により、起爆発生時間を調整するた
め、距離信号が不正確な場合、所定の撃破確率で目標を
破壊するという目的が達成できなかった。また、地上装
置9と誘導飛しょう体23との連携した信管処理がなさ
れていないため、地上装置9では、誘導飛しょう体23
が妨害下にあることの判定手段を持たず、地上装置9に
よる誘導飛しょう体23内部の信号処理部14の距離検
出処理、近接信管19の起爆時間調整などの制御の支援
ができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘導飛しょう体
は、電波妨害が無いときは、信号処理部14にて検出し
た距離信号、相対速度信号と信管用アンテナからの目標
反射信号を元に近接信管19で起爆時間を調整し起爆信
号を発生していた。一方、妨害があり信号処理部14に
よる距離検出が不可能とECCM回路15で判定したと
きは、予め設定された距離信号が起爆条件のひとつとし
て使用されるため、実際の目標と誘導飛しょう体23の
近接した最適な位置で起爆信号が発生されるか否かが不
確定であった。
【0008】電波妨害下においては、通常、誘導飛しょ
う体23の内部で処理された信号にノイズが含まれてお
り、その信号を用いて操舵した場合、ノイズの変動に伴
って飛しょう運動が不安定になる。この不安定な飛しょ
う運動が続くと目標との予想会合点において大きな誘導
誤差の原因になる。このような状態において、予め設定
された距離信号を用いて起爆信号を発生しても所定の撃
破効果が得られない。地上装置9において、誘導飛しょ
う体23から送信される誘導飛しょう体の姿勢、位置、
速度情報とレーダ装置1で追尾中の目標情報とから誘導
誤差を予測するとともに、目標と誘導飛しょう体23の
相対距離を正確に検出して地上装置9からの制御による
起爆信号発生に切り替える必要がある。
【0009】接近速度が低速度から高速度におよぶ広範
囲の目標に対して、弾頭効果が最大となる誘導飛しょう
体23と目標との最適な相対位置で起爆できるとは限ら
ないため、高い撃破効果が得られなかった。
【0010】さらに、戦闘爆撃機、巡航ミサイル、戦術
弾道弾などのような目標の種類により、目標の物理的な
大きさと接近速度が異なるため、より大きい撃破効果を
得るためには目標の大きさを条件に入れて起爆信号発生
を制御する必要がある。
【0011】この発明は、このような課題を改善するた
めになされたもので、誘導飛しょう体と地上装置の連携
した信管処理動作により、妨害環境下または妨害環境の
有無にかかわらず目標の種類に応じた柔軟性をもった処
理を行い、所定の撃破効果または敵の攻撃の無効果を達
成することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明による誘導飛
しょう体システムは、電波妨害環境下において、地上装
置で目標と誘導飛しょう体との予想会合点を逐次計算し
て、誘導誤差と撃破効果を予測評価することにより、そ
の距離情報を起爆制御信号として送出し最適な相対位置
での起爆条件を設定することにより所定の撃破効果を達
成することができる。
【0013】また、第2の発明による誘導飛しょう体シ
ステムは、地上装置のレーダ装置の受信電力から目標の
物理的な大きさを推定し、上記距離情報に加え目標の種
類情報を起爆制御信号として誘導飛しょう体へ送り、誘
導飛しょう体23の起爆調整を地上から制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す誘導飛しょう体システムのブロッ
ク図を示したものである。図中、1,2,7〜21及び
23〜25は、図14に示したものに相当する。ECC
M回路15は、送信機12で発生された周波数帯域と同
じでかつ妨害信号が大きいと判断した場合、通信用アン
テナ11を経由してレーダ装置1へ距離要求信号を送る
とともに信号処理部14から近接信管19への距離検出
信号の送出を禁止する。距離判定回路3では、誘導飛し
ょう体23から送られる位置、速度、姿勢信号、距離要
求信号24を受け、目標と誘導飛しょう体との予想会合
点における撃破確率を計算する。図4は、距離判定回路
3の距離判定前処理の処理フローを示したもので、上記
位置、速度等の受信情報の他、レーダ装置から送られる
目標情報をもとに将来の運動諸元を予測するための目標
運動予測計算を行うとともに、誘導飛しょう体23の運
動予測計算を行う。上記計算は数1を使用する。
【0015】
【数1】
【0016】目標と誘導飛しょう体23の運動諸元から
両者の相対距離、相対速度を数2を使用して計算する。
【0017】
【数2】
【0018】算出された予想会合点における誘導誤差か
ら撃破確率を計算する。地上装置及び誘導飛しょう体の
任務信頼度は定数として、通常、数3を使用して計算す
る。
【0019】
【数3】
【0020】図5は、目標と誘導飛しょう体の相対位置
と誘導誤差の関係を平面で示したもので、破壊確率Pr
は弾頭の有効半径rの関数であり、誘導確率PGは誘導
誤差Rの関数、また任務信頼度PMは、誘導飛しょう体
の発射から目標と会合するまでの任務時間に対して、地
上装置と誘導飛しょう体が正常に動作することのできる
確率である。
【0021】距離判定回路3は、距離判定前処理にて算
出された撃破確率の高い値を取り得る誘導誤差を用いて
距離信号を作成する。図6は、起爆制御信号として用い
る距離信号作成の処理内容を示したもので、算出された
誘導誤差に所定のインレンジ補正値を加算して距離信号
を作成する。
【0022】距離信号は、レーダ装置1、通信用アンテ
ナ11を経由して起爆調整回路22へ送られる。図7
は、起爆調整回路22による起爆信号発生の条件を示し
たもので、目標と誘導飛しょう体が所定の距離以内であ
ること、近接信管19からの検知信号があること及び相
対速度による遅延時間が経過していることを条件に、起
爆信号を発生する。
【0023】図8は、相対速度による遅延時間の調整を
示したもので、信号処理部14にてドップラー信号をフ
ーリエ変換等により処理された相対速度信号をもとに、
起爆のタイミングを調整する。通常、近接する目標を受
信する信管用アンテナ18の指向特性及び弾頭20の飛
散分布、弾片の飛散速度等が既知量であるため、図8に
示す相対速度と遅延時間の関係が定まる。
【0024】上記のように、妨害信号があり、飛しょう
体23の信号処理部14による距離信号の検出が不可能
の場合は、地上装置9から送られる起爆制御信号を用い
ることにより、目標と誘導飛しょう体との最適な位置に
おける起爆信号の発生ができる。
【0025】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す誘導飛しょう体システムのブロック図を示
したものである。図中、1,2,7〜21及び23〜2
5は、図14に示したものに相当する。目標判定回路4
は、レーダ装置1の受信電力から目標の大きさを推定す
るとともに、相対速度情報と上記目標の大きさとにより
目標の分類処理を行い、目標の種類を判定する。目標の
種類情報は、距離判定回路3の距離信号作成に用いられ
るとともに、レーダ装置1、通信用アンテナ11経由で
起爆調整回路22へ送られ起爆信号発生のタイミング調
整に用いる。
【0026】図9は、目標判定回路4の処理内容を示し
たもので、レーダ装置1で検出される受信電力から数4
を使用して目標の大きさが推定される。レーダ装置を構
成するアンテナ、送信機等の構成品の性能が既知量であ
るのでレーダ装置1で検出される目標とレーダ装置間の
距離Rと、受信電力Prにより目標の大きさσが推定さ
れる。推定された目標の大きさと相対速度情報Vcとか
らマトリクスによる目標の分類処理が行われ、目標の種
類を判定する。
【0027】
【数4】
【0028】図10は、マトリクスによる目標の分類処
理の例を示したもので、目標の大きさσと相対速度Vc
の関係から戦闘爆撃機、巡航ミサイル及び戦術弾道弾と
判定する。
【0029】図11は、距離判定回路3の距離判定前処
理の処理内容を示したもので、算出された誘導誤差に目
標の種類により異なるインレンジ補正値を加算して対処
目標毎の距離信号を作成する。距離信号は、レーダ装置
1、通信用アンテナ11経由で起爆調整回路22へ送ら
れる。
【0030】図12は、起爆調整回路22による起爆信
号発生の条件を示したもので、目標と誘導飛しょう体が
所定の距離以内であること、近接信管19からの検知信
号があること及び相対速度と目標の種類により設定され
た遅延時間が経過していることを条件に、起爆信号を発
生する。
【0031】図13は、相対速度による遅延時間の調整
を示したもので、信号処理部14にてドップラー信号を
フーリエ変換等により処理された相対速度信号を基準と
して、目標の種類つまり目標の物理的な大きさに応じて
起爆のタイミングを補正する。通常、近接する目標を受
信する信管用アンテナ18の指向特性及び弾頭20の飛
散分布、弾片の飛散速度等が既知量であるため、図8に
示したように相対速度と遅延時間の関係が成り立つ。図
13に示す相対速度による基準遅延時間に対して更に、
目標の大きさにより時間補正をして撃破効果の高い相対
位置にて起爆信号を発生する。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、目標を追尾、誘導
している誘導飛しょう体が、電波妨害により目標の距離
検出が不可能な状態になった場合において、地上装置か
ら誘導飛しょう体に対して起爆制御信号(距離情報)を
送ることにより、妨害環境下における目標に対して所定
の撃破確率を得ることができる。
【0033】また、第2の発明によれば、対処する目標
により各々物理的な大きさが異なるため、地上装置から
誘導飛しょう体に対して起爆制御信号(距離情報、目標
の種類)を送ることにより、目標の大きさを考慮した最
適位置での起爆が可能となり、更に高い撃破効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1を示すブロック図である。
【図2】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態2を示すブロック図である。
【図3】 電波妨害がかけられたときの誘導飛しょう
体、地上装置、目標及び妨害機の状態図である。
【図4】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1の距離判定前処理の処理フローを示すブロッ
ク図である。
【図5】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1の目標と誘導飛しょう体の相対位置と誘導誤
差の関係を示す図である。
【図6】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1の距離信号作成処理の例を示す図である。
【図7】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1の起爆信号発生の条件を示す論理図である。
【図8】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態1の相対速度による遅延時間の調整を示す図で
ある。
【図9】 この発明による誘導飛しょう体システムの実
施の形態2の目標判定回路の処理内容の例を示す図であ
る。
【図10】 この発明による誘導飛しょう体システムの
実施の形態2のマトリクスによる目標の分類処理の例を
示す図である。
【図11】 この発明による誘導飛しょう体システムの
実施の形態2の距離信号作成処理の例を示す図である。
【図12】 この発明による誘導飛しょう体システムの
実施の形態2の起爆信号発生の条件を示す論理図であ
る。
【図13】 この発明による誘導飛しょう体システムの
実施の形態2の目標の種類による遅延時間の補正を示す
図である。
【図14】 従来の技術で構成した誘導飛しょう体シス
テムのブロック図である。
【符号の説明】
1 レーダ装置、2 射撃・誘導計算部、3 距離判定
回路、4 目標判定回路、7 射撃制御装置、8 発射
機、9 地上装置、10 主アンテナ、11通信用アン
テナ、12 送信機、13 受信機、14 信号処理
部、15 ECCM回路、16 オートパイロット、1
7 操舵装置、18 信管用アンテナ、19 近接信
管、20 弾頭、21 推進装置、22 起爆調整回
路、23 誘導飛しょう体、24 位置、速度、姿勢、
距離要求情報、25 誘導指令/起爆制御信号、50
目標、51 妨害機、53〜54 妨害領域、56 誘
導飛しょう体のアンテナビーム、57 レーダ装置のア
ンテナビーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標から得られた目標情報をもとに飛し
    ょう体を発射する地上装置と、目標へ向かって飛しょう
    する誘導飛しょう体とからなる誘導飛しょう体システム
    において、地上装置には、目標と誘導飛しょう体を追尾
    し、誘導飛しょう体との通信を行うレーダ装置と、この
    レーダ装置からの追尾情報を用いて誘導飛しょう体の発
    射諸元や誘導指令信号を計算する射撃・誘導計算部、上
    記誘導飛しょう体の位置、速度、姿勢信号から発射後の
    誘導飛しょう体と目標の距離を判定し、誘導飛しょう体
    の起爆制御信号を作成する距離判定回路で構成される射
    撃制御装置とを備え、一方、誘導飛しょう体には、電波
    を放射及び受信する主アンテナと、上記レーダ装置から
    の誘導指令信号や起爆制御信号を受信すると共に上記レ
    ーダ装置へ誘導飛しょう体の情報を送信する通信用アン
    テナと、送信信号を発生する送信機と、上記主アンテナ
    及び通信用アンテナからの受信信号を増幅し復調する受
    信機と、目標信号を検出し処理する信号処理部と、目標
    追尾時の電波妨害信号を処理するECCM(Elect
    ric Counter Counter Measu
    rement)回路と、目標追尾時の上記目標信号や誘
    導飛しょう体自身の姿勢情報から飛しょう制御信号を作
    成するオートパイロットと、目標が誘導飛しょう体の近
    傍にいるとき反射信号を受信する信管用アンテナと、信
    管用アンテナからの受信信号を受け、目標が誘導飛しょ
    う体の近傍を通過することを検知する近接信管と、上記
    レーダ装置からの起爆制御信号及び近接信管からの検知
    信号を用いて起爆時間を調整する起爆調整回路とを備え
    たことを特徴とする誘導飛しょう体システム。
  2. 【請求項2】 地上装置の射撃制御装置に、レーダ装置
    からの情報を用いて目標の種類を判定すると共に、目標
    の種類に応じた距離信号を作成し、レーダ装置経由で誘
    導飛しょう体へ起爆制御信号として送る目標判定回路を
    具備したことを特徴とする請求項1記載の誘導飛しょう
    体システム。
JP9331629A 1997-12-02 1997-12-02 誘導飛しょう体システム Pending JPH11166799A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181075A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Toshiba Corp 誘導装置
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CN102081404A (zh) * 2011-01-27 2011-06-01 西北工业大学 一种通信约束下双无人机协同目标跟踪方法

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