JPH0771695A - 液化ガス充填装置 - Google Patents

液化ガス充填装置

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JPH0771695A
JPH0771695A JP24368593A JP24368593A JPH0771695A JP H0771695 A JPH0771695 A JP H0771695A JP 24368593 A JP24368593 A JP 24368593A JP 24368593 A JP24368593 A JP 24368593A JP H0771695 A JPH0771695 A JP H0771695A
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Takeshi Saotome
武 早乙女
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SOUKOUKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填工場の敷地面積を有効活用して省スペー
ス化を図り、液化ガスの充填作業を効率的に行うことが
できるようにする。 【構成】 充填前の各ボンベ1を充填ステーション3に
搬入し、充填後の各ボンベ1を搬出する搬出入コンベア
6に隣接して充填工場の敷地内に長方形状をなすストッ
クヤード17を設置し、ストックヤード17には荷役端
部17Aから給排端部17Bに亘り直線状に延び、選択
的に正,逆転される各荷役コンベア18を並列的に列設
すると共に、搬出入コンベア6を挟んで各荷役コンベア
18と対向する位置には各分流ガイド25を列設する。
そして、各分流ガイド25のうちいずれか一の分流ガイ
ド25を作動させることにより、搬出入コンベア6上に
ガイドアーム26を進出させて該搬出入コンベア6をそ
の前,後で搬入路7と搬出路8とに分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液化プロパンガ
スや液化天然ガス等をボンベ内に充填するのに好適に用
いられる液化ガス充填装置に関し、特に、液化ガス充填
工場の省スペース化を図り、生産性を向上できるように
した液化ガス充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用や業務用の燃料として使
用される液化ガスを充填用のボンベ内に充填する充填工
場には、液化ガスをボンベに充填する充填機が配設され
た充填ステーションと、液化ガスを充填すべきボンベを
該充填ステーションに向けて搬入する搬入手段と、前記
充填ステーションの充填機により液化ガスが充填された
ボンベを前記充填ステーションから搬出する搬出手段と
からなる液化ガス充填装置が設けられている。
【0003】そして、この種の従来技術による液化ガス
充填装置では、前記搬入手段の上流側に多量の充填前の
ボンベを整列状態でストックする入荷ヤードが設けら
れ、該入荷ヤードには充填前の各ボンベを搬入手段に向
けて入荷する複数の入荷用コンベアが配設されている。
また、前記搬出手段の下流側には液化ガスが充填された
多量のボンベを整列状態でストックする出荷ヤードが設
けられ、該出荷ヤードには前記搬出手段で搬出されてく
る充填後の各ボンベを搬出手段から順次出荷させる複数
の出荷用コンベアが配設されている。
【0004】そして、家庭や業務等の燃料として使用に
供された後の液化ガスを充填すべき各ボンベがトラック
等によって充填工場に運搬されてくると、これらのトラ
ック等は前記各入荷用コンベアの上流端側に停車され、
充填前の各ボンベをいずれかの入荷用コンベアに積み降
ろすようにしている。また、各出荷用コンベアの下流端
側にも充填後の各ボンベを運搬するためのトラック等が
停車され、前記搬出手段で搬出されてくる充填後の各ボ
ンベを出荷用コンベアを介してこれらのトラックに積み
込むようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、充填ステーションに充填前のボンベを搬入
する搬入手段と充填後のボンベを搬出する搬出手段とが
完全に分離され、それぞれ独立して駆動される別個のコ
ンベア等から構成されている。そして、前記搬入手段の
上流側には多量の充填前のボンベを整列状態でストック
する入荷ヤードが設けられ、前記搬出手段の下流側には
液化ガスが充填された多量のボンベを整列状態でストッ
クする出荷ヤードが設けられる構成となっている。
【0006】このため、従来技術では、充填工場の敷地
面積のうち大きな専有面積を占める入荷ヤードと出荷ヤ
ードとを予め別区画として設置する必要があり、充填工
場の敷地面積を有効活用する上で大きな障害となってい
る。
【0007】即ち、液化ガスの充填工場では、ボンベの
入荷量と出荷量とにバラツキが生じる場合が多く、例え
ば午前中には充填前のボンベが多量に入荷され、午後に
は入荷量が減少しても、充填後のボンベが出荷ヤードに
多量にストックされるようになる。このため、従来技術
では、入荷ヤードと出荷ヤードとをそれぞれの最大入荷
量と出荷量とに合わせて設置する必要が生じ、午前中と
午後とでは入荷ヤードと出荷ヤードとのいずれかに、ボ
ンベがストックされていない未使用のスペースが大きく
散在してしまうという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は充填工場の敷地面積を有効活用
して省スペース化を図ることができ、液化ガスの充填作
業を効率的に行うことができるようにした液化ガス充填
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、液化ガスをボンベに充填する充填機が
配設された充填ステーションと、液化ガスを充填すべき
ボンベを該充填ステーションに向けて搬入し、前記充填
機により液化ガスが充填されたボンベを該充填ステーシ
ョンから搬出する搬入・搬出手段と、該搬入・搬出手段
に隣接して設けられ、充填前のボンベと充填後のボンベ
とをストックするストックヤードと、該ストックヤード
に複数個列設され、充填前のボンベを前記搬入・搬出手
段に向けて入荷し、充填後のボンベを前記搬入・搬出手
段から出荷させる入・出荷手段と、前記搬入・搬出手段
の途中に設けられ、該搬入・搬出手段により前記充填ス
テーションから搬出されてくる充填後のボンベを前記複
数の入・出荷手段のうち、いずれかの入・出荷手段に向
けてガイドするガイド手段とからなる構成を採用してい
る。
【0010】この場合、前記各入・出荷手段は、前記充
填前のボンベを搬入・搬出手段に向けて入荷する入荷方
向と充填後のボンベを前記搬入・搬出手段から出荷する
出荷方向とにそれぞれ選択的に駆動される正,逆転可能
な搬送コンベアによって構成し、該各搬送コンベアの両
端側には、該各搬送コンベア上に進退することにより、
前記搬入・搬出手段に向けて入荷する充填前のボンベと
外部に出荷する充填後のボンベとを該各搬送コンベア上
で一時的に停止させるストッパ手段をそれぞれ設けてな
る構成とするのが好ましい。
【0011】また、前記ガイド手段を、前記搬入・搬出
手段を挟んで各入・出荷手段とそれぞれ対向するよう
に、一端側が前記搬入・搬出手段の外側に回動可能に連
結され、他端側が自由端となって円弧上に湾曲した複数
のガイドアームと、該各ガイドアームの中間部にそれぞ
れ取付けられ、外部からエアが選択的に給排されること
により、該各ガイドアームの自由端側を前記搬入・搬出
手段上に進退させる複数のエアシリンダとから構成し、
該各エアシリンダのうちいずれか一のエアシリンダによ
ってガイドアームを前記搬入・搬出手段上に進出させた
ときには、該搬入・搬出手段で前記充填ステーションか
ら搬出されてくる充填後のボンベを前記ガイドアームに
当接させることにより、該ボンベをガイドアームの自由
端側から該当する入・出荷手段に向けてガイドする構成
とすればよい。
【0012】
【作用】上記構成により、搬入・搬出手段の途中に設け
たガイド手段を任意の位置で作動させれば、該ガイド手
段の前,後で搬入・搬出手段を搬入部分と搬出部分とに
分割でき、この搬入部分に該当する各入・出荷手段から
充填前のボンベを前記搬入・搬出手段に向けて入荷しつ
つ、該搬入・搬出手段でこれらのボンベを充填ステーシ
ョンへと順次搬入することができる。また、前記搬出部
分に該当する各入・出荷手段のうち、作動中のガイド手
段に対応した位置の入・出荷手段では、前記搬入・搬出
手段で充填ステーションから搬出されてくる充填後のボ
ンベをこのガイド手段によってガイドさせつつ、搬入・
搬出手段から分流させるようにして充填後のボンベを順
次外部に出荷することができる。
【0013】そして、この入・出荷手段が充填後のボン
ベで満たされるようなときには、前記ガイド手段を次な
る位置で作動させることにより、前記搬入部分と搬出部
分との区画割りを適宜に変更することができ、前記各入
・出荷手段がそれぞれ列設されたストックヤードを、充
填前の各ボンベをストックする入荷ヤードと充填後の各
ボンベをストックする出荷ヤードとに適宜に区画変更し
て使用することができる。
【0014】また、前記各入・出荷手段を正,逆転可能
な搬送コンベアによって構成し、該各搬送コンベアの両
端側にそれぞれストッパ手段を設けるようにすれば、前
記搬入部分に該当する各搬送コンベアを入荷方向に駆動
しつつ、該搬送コンベア上にストッパ手段を進退させる
ことによって、充填前のボンベを搬入・搬出手段に向け
て適宜に入荷させることができる。一方、前記搬出部分
に該当する各搬送コンベアのうち、作動中のガイド手段
に対応した位置の搬送コンベアを出荷方向に駆動しつ
つ、該搬送コンベアの下流端側にストッパ手段を進出さ
せておけば、外部に出荷すべき充填後のボンベを該搬送
コンベア上に満載して一時的にストックしておくことが
できる。
【0015】さらに、搬入・搬出手段の途中にガイド手
段を複数個設け、該各ガイド手段のガイドアームとエア
シリンダとを、搬入・搬出手段を挟んで各入・出荷手段
にそれぞれ対向配置する構成とすれば、各エアシリンダ
のうちいずれか一のエアシリンダを選択的に駆動し、こ
れに該当するガイドアームを前記搬入・搬出手段上に進
出させることにより、該搬入・搬出手段で前記充填ステ
ーションから搬出されてくる充填後のボンベを前記ガイ
ドアームに当接させつつ、このボンベをガイドアームの
自由端側から該当する入・出荷手段上にスムーズにガイ
ドでき、充填後のボンベを前記搬入・搬出手段から該当
する入・出荷手段上に確実に分流させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例による液化ガス充填装
置を図1ないし図3に基づき説明する。
【0017】図において、1,1,…は液化ガス充填用
のボンベを示し、該各ボンベ1は例えば40kg前,後
の重量をもった円筒状の密閉容器として形成され、その
上端側には充填口部等を開,閉するバルブ(いずれも図
示せず)と、このバルブを保護すべく上側から着脱可能
に螺着された保護キャップ2(図2、図3参照)とが設
けられている。
【0018】3は液化ガスを充填すべき各ボンベ1に液
化ガスの充填を行う充填ステーションを示し、該充填ス
テーション3は図1に示すように、回転中心Oの周囲を
例えば矢示A方向に定速回転する大径の回転テーブル4
と、該回転テーブル4の上方からチェーン(図示せず)
等を介して昇降可能に吊下され、該回転テーブル4と同
期して回転中心Oの周囲を移動する例えば10個の充填
機5,5,…とからなり、所謂回転式自動充填機を構成
している。
【0019】ここで、該各充填機5は本出願人が先に、
特願平4−225241号(以下、第1の先行技術とい
う)で提案した液化ガス自動充填装置等が用いられ、ボ
ンベ1のバルブを開,閉するバルブ開閉ヘッドおよび充
填口部に嵌着する充填ノズル(いずれも図示せず)等を
備えている。そして、後述する搬出入コンベア6の搬入
路7から各ボンベ1が回転テーブル4上に搬入される度
毎に、各充填機5は各ボンベ1の充填口部に充填ノズル
を嵌着させ、この状態でボンベ1のバルブをバルブ開閉
ヘッドにより開弁しつつ、各ボンべ1内に液化ガスを自
動充填し、定量充填の完了後はバルブ開閉ヘッドでバル
ブを閉弁させた後に充填ノズルをボンベ1の充填口部か
ら離脱させ、充填後の各ボンベ1を回転テーブル4上か
ら後述の搬出路8へと搬出ロボット(図示せず)で搬出
する。
【0020】6は充填前の各ボンベ1を充填ステーショ
ン3に搬入し、充填後の各ボンベ1を搬出する搬入・搬
出手段としての搬出入コンベアを示し、該搬出入コンベ
ア6は複数のチェーンコンベア等を組合わせることによ
り構成され、図2、図3中に一点鎖線で例示した3本の
チェーン6A,6A,…等を介して各ボンベ1を正立状
態で順次矢示B方向に搬送する。
【0021】ここで、該搬出入コンベア6は後述する分
流ガイド25の前,後で搬入部分としての搬入路7と搬
出部分としての搬出路8とに分割され、搬入路7は略U
字状または略L字状に屈曲しつつ、液化ガスを充填すべ
き充填前の各ボンベ1をそれぞれ充填ステーション3に
向けて搬送する。また、液化ガスを充填した後の各ボン
ベ1を充填ステーション3から搬出する搬出路8はその
途中部位が略L字状に屈曲し、液化ガス充填後の各ボン
ベ1を分流ガイド25を介して後述の荷役コンベア18
へと矢示C方向に正立状態で搬出する。
【0022】9,9は搬入路7の途中に設けられた1対
のストッパアームを示し、該各ストッパアーム9はその
基端側が搬入路7の左,右両側に回動可能に取付けら
れ、先端側が搬入路7上に進退するように配設されてい
る。そして、該各ストッパアーム9は後述するキャップ
脱着装置12のキャップ除去機14で保護キャップ2を
ボンベ1から除去するときに、その先端側が搬入路7上
に進出することによりボンベ1の外周面に所定位置で当
接し、該ボンベ1を搬入路7の中心線上に一時的に停止
させて位置決めする。また、キャップ除去機14により
ボンベ1から保護キャップ2が除去されると、各ストッ
パアーム9は搬入路7上から後退し、保護キャップ2が
除去されたボンベ1を搬入路7により下流側へと搬送す
るのを許す構成となっている。
【0023】10,10は各ストッパアーム9の下流側
に位置して搬入路7の途中に設けられた他のストッパア
ームを示し、該各ストッパアーム10も各ストッパアー
ム9と同様に構成され、保護キャップ2を除去した後の
各ボンベ1を搬入路7により下流側へと1本ずつ間隔を
あけて搬送させる。11は該各ストッパアーム10の下
流側に位置して搬入路7の途中に設置された検査装置を
示し、該検査装置11は液化ガス充填前のボンベ1から
当該ボンベ1の情報をバーコード(図示せず)等を介し
て読取ると共に、充填前のボンベ1の重量を計測し、当
該ボンベ1に充填機5で充填すべき液化ガスの充填量等
を演算する。
【0024】12は充填ステーション3に近い位置で搬
入路7と搬出路8との間に設けられたキャップ脱着装置
を示し、該キャップ脱着装置12は本出願人が先に、特
願平5−78924号(以下、第2の先行技術という)
で提案したキャップ移送機、キャップ除去機およびキャ
ップ供給機等とほぼ同様に構成され、図1中に示すよう
に搬入路7と搬出路8との間に前後方向に伸長したキャ
ップ移送機13と、該キャップ移送機13の一端側と搬
入路7との間に設けられ、搬入路7上のボンベ1から保
護キャップ2を除去するキャップ除去機14と、キャッ
プ移送機13の他端側と搬出路8との間に設けられ、該
キャップ除去機14で除去した保護キャップ2を搬出路
8上のボンベ1に供給するキャップ供給機15とから大
略構成されている。
【0025】16,16はキャップ供給機15の近傍に
位置して搬出路8の途中に設けられた1対のストッパア
ームを示し、該各ストッパアーム16は前記各ストッパ
アーム9と同様に構成され、搬出路8上に進退すること
により、液化ガス充填後の各ボンベ1を所定のキャップ
供給位置に順次停止させて位置決めする。そして、この
キャップ供給位置では前記搬入路7側からキャップ除去
機14およびキャップ移送機13を介して移送されてく
る各保護キャップ2を搬出路8上のボンベ1に供給する
ことにより、ボンベ1の出荷時等に該ボンベ1のバルブ
等を保護キャップ2で確実に保護するようにしている。
【0026】17は搬出入コンベア6に隣接して充填工
場の敷地内に設けられた長方形状をなすストックヤード
を示し、該ストックヤード17は充填工場の敷地内に比
較的大きな専有面積をもって設置され、各分流ガイド2
5のうちいずれか一の分流ガイド25を作動させること
により、後述の如く入荷ヤードと出荷ヤードとに選択的
に区画されるものである。ここで、該ストックヤード1
7は地面から通常1〜2m程度の高さ位置に配設され、
その先端側は各ボンベ1の運搬用トラック等が駐,停車
される荷役端部17Aとなっている。そして、ストック
ヤード17の基端側は搬出入コンベア6に近接し、該搬
出入コンベア6に対する各ボンベ1の給排端部17Bと
なっている。
【0027】18,18,…はストックヤード17の荷
役端部17Aから給排端部17Bに亘って直線状に伸長
し、ストックヤード17内に列設された入・出荷手段と
しての荷役コンベアを示し、該各荷役コンベア18は
正,逆転可能な搬送コンベアによって構成され、充填後
の各ボンベ1を搬出入コンベア6から矢示C方向に出荷
させる出荷方向と、充填前の各ボンベ1を搬出入コンベ
ア6に向けて矢示D方向に入荷させる入荷方向とに選択
的に駆動されるようになっている。そして、該各荷役コ
ンベア18の左,右両側には図2、図3に示す如くガイ
ドバー19,19が立設され、該各ガイドバー19は各
荷役コンベア18上で各ボンベ1が転倒したりするのを
防止している。
【0028】また、該各ガイドバー19のうち図2、図
3中の右側に位置するガイドバー19には、搬出入コン
ベア6に近接した端部に円弧上の湾曲部19Aが形成さ
れ、該各湾曲部19Aの下側には各荷役コンベア18か
ら搬出入コンベア6に向けて充填前の各ボンベ1を円滑
に案内するための各案内ローラ20が回転可能に配設さ
れている。なお、各荷役コンベア18はストックヤード
17内に実際には39機前,後の個数をもって設置され
るが、図1中では簡略化して12機のみを図示し、荷役
コンベア18A,18B,18C,18D,18E,1
8F,18G,18H,18I,18J,18K,18
Lとして各荷役コンベア18を識別できるようにする。
【0029】21,21,…はストックヤード17の給
排端部17B側に位置して各荷役コンベア18に付設さ
れたストッパアームを示し、該各ストッパアーム21は
各ストッパ22と共にストッパ手段を構成し、図2中に
示す如く荷役コンベア18上に進出したときにはストッ
パ22との間でボンベ1の外周面に当接することによ
り、矢示D方向に駆動される荷役コンベア18上にボン
ベ1をストックさせる。そして、該ストッパアーム21
が荷役コンベア18上から後退したときには、該荷役コ
ンベア18によって充填前のボンベ1が搬出入コンベア
6に向けて矢示D方向に搬送されるのを許す。また、ス
トッパアーム21は荷役コンベア18上への進,退を繰
返すことによって、各荷役コンベア18のうち矢示D方
向に駆動される荷役コンベア18から搬出入コンベア6
の搬入路7に入荷されるボンベ1の入荷量を適宜に調整
している。
【0030】23,23,…はストックヤード17の荷
役端部17A側に位置して各荷役コンベア18に付設さ
れた他のストッパアームを示し、該各ストッパアーム2
3は前記ストッパアーム21とほぼ同様に構成され、各
ストッパ24と共に荷役端部17A側でのストッパ手段
を構成している。そして、該ストッパアーム23は図1
に示す如く荷役コンベア18上に進出することにより、
ストッパ24との間でボンベ1の外周面に当接し、矢示
C方向に駆動される荷役コンベア18上に充填後のボン
ベ1をストックさせる。また、ストックヤード17の荷
役端部17A側に運搬用のトラック等が停車し、各ボン
ベ1の積み降ろし、積み込み作業を行うときには、スト
ッパアーム23を荷役コンベア18上から後退させ、該
各荷役コンベア18のうちいずれかの荷役コンベア18
によって各ボンベ1の入荷または出荷作業を実施させ
る。
【0031】25,25,…は搬出入コンベア6を挟ん
で各荷役コンベア18に対向配設されたガイド手段とし
ての分流ガイドを示し、該各分流ガイド25は図2、図
3に示すように、一端側が搬出入コンベア6のフレーム
等に回動可能に連結された回動端26Aとなり、他端側
が自由端26Bとなり全体として円弧上に湾曲して弓形
状に形成されたガイドアーム26と、該ガイドアーム2
6の中間部に回動可能に取付けられ、外部からエアが給
排されることによりガイドアーム26の自由端26B側
を搬出入コンベア6上に進退させるエアシリンダ27と
から構成され、該エアシリンダ27のボトム側は搬出入
コンベア6の支持枠28等に回動可能に取付けられてい
る。
【0032】ここで、該各分流ガイド25はエアシリン
ダ27のロッド27Aを常時は縮小させることにより、
ガイドアーム26を搬出入コンベア6から後退させ、該
搬出入コンベア6でボンベ1が矢示B方向に搬送される
のを許す。そして、該各分流ガイド26のうちいずれか
一の分流ガイド25が選択的に作動され、エアシリンダ
27のロッド27Aが伸長することによりガイドアーム
26が搬出入コンベア6上に進出したときには、該ガイ
ドアーム26によってボンベ1がガイドされ、該ボンベ
1は搬出入コンベア6から該当する荷役コンベア18
(例えば図1中の荷役コンベア18G)上に矢示B方向
から矢示C方向へと分流される。
【0033】また、該各分流ガイド25のガイドアーム
26にはその内面側に、例えば6個の小径ローラ29,
29,…が回動可能に取付けられ、該各小径ローラ29
は荷役コンベア18上に分流すべきボンベ1の外周面に
摺接しつつ、該ボンベ1をガイドアーム26の内周面に
沿って円滑にガイドする。これにより、搬出入コンベア
6の搬出路8上で矢示B方向に搬送されてくるボンベ1
は、出荷方向(矢示C方向)に駆動されている荷役コン
ベア18に対しガイドアーム26の自由端26B側を介
してスムーズに受け渡される。
【0034】本実施例による液化ガス充填装置は上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0035】まず、液化ガスを充填すべき各ボンベ1の
入荷状況や充填後の各ボンベ1の出荷状況に応じて指令
装置(図示せず)を操作すると、この指令装置からの信
号に基づき各分流ガイド25のうち、いずれの分流ガイ
ド25を作動させるかを制御装置(図示せず)で決定
し、この制御装置からの制御信号が該当する分流ガイド
25に出力されることにより、図1に例示する如く一の
分流ガイド25が作動し、エアシリンダ27によってガ
イドアーム26を搬出入コンベア6上に進出させる。
【0036】そして、この状態では搬出入コンベア6上
に進出したガイドアーム26の前,後で搬出入コンベア
6は搬入路7と搬出路8とに分割され、ストックヤード
17上に設置した各荷役コンベア18のうち、荷役コン
ベア18A〜18Fが入荷方向となる矢示D方向に駆動
されることによって入荷ヤードを区画し、荷役コンベア
18G〜18Lが出荷方向となる矢示C方向に駆動され
ることによって出荷ヤードを区画する。
【0037】次に、トラック等で液化ガスの充填工場に
運搬されてきた充填前の各ボンベ1を荷役コンベア18
A〜18Fのいずれかに積み降ろし、該荷役コンベア1
8上に各ボンベ1をストックさせた状態で、例えば荷役
コンベア18Cから充填前の各ボンベ1を搬入路7上に
入荷させるべく、荷役コンベア18C上からストッパア
ーム21を後退させると、図2に示すように荷役コンベ
ア18で矢示D方向に搬送されてくる各ボンベ1は案内
ローラ20等で案内されつつ、搬出入コンベア6の搬入
路7上に移送され、該搬入路7に沿って矢示B方向に充
填ステーション3に向け搬送される。
【0038】そして、搬入路7に沿って矢示B方向に搬
送される充填前のボンベ1は各ストッパアーム9の位置
に達すると、該各ストッパアーム9により搬入路7上で
センタリングされるように位置決めされ、キャップ除去
機14によって保護キャップ2が除去される。次に、保
護キャップ2が除去された各ボンベ1は次なる各ストッ
パアーム10により下流側へと1本ずつ間隔をあけて搬
送され、検査装置11により当該ボンベ1の情報をバー
コード等を介して読取らせると共に、このボンベ1の重
量を計測させ、当該ボンベ1に充填機5で充填すべき液
化ガスの充填量等を演算する。
【0039】次に、充填ステーション3では搬入路7か
ら回転テーブル4上に順次搬入されてくる各ボンベ1に
各充填機5によって液化ガスを定量充填させ、充填後の
各ボンベ1を回転テーブル4上から搬出路8へと搬出ロ
ボットで搬出させる。そして、搬出路8に搬出された充
填後のボンベ1が各ストッパアーム16の位置に達する
と、該各ストッパアーム16が搬出路8上に進退するこ
とにより、液化ガス充填後の各ボンベ1を所定のキャッ
プ供給位置に順次停止させて位置決めする。そして、こ
のキャップ供給位置では前記搬入路7側からキャップ除
去機14およびキャップ移送機13を介して移送されて
くる各保護キャップ2を搬出路8上のボンベ1に供給す
ることにより、ボンベ1の出荷時等に該ボンベ1のバル
ブ等を保護キャップ2で確実に保護できるようにする。
【0040】次に、液化ガスが充填された各ボンベ1は
搬出路8により下流側へと矢示B方向に搬送され、搬出
入コンベア6上に進出しているガイドアーム26の位置
に達すると、該ガイドアーム26によってボンベ1がガ
イドされ、該ボンベ1は搬出入コンベア6から該当する
荷役コンベア18(例えば図1中の荷役コンベア18
G)上に矢示B方向から矢示C方向へと分流される。こ
れにより、搬出入コンベア6の搬出路8上で矢示B方向
に搬送されてくる各ボンベ1は、出荷方向(矢示C方
向)に駆動されている荷役コンベア18に対しガイドア
ーム26の自由端26B側を介してスムーズに受け渡さ
れ、例えば荷役コンベア18G上に順次ストックされ
る。
【0041】また、この荷役コンベア18Gに充填後の
各ボンベ1が満載されたときには、次なる分流ガイド2
5が作動してガイドアーム26を搬出入コンベア6上に
進出させ、例えば荷役コンベア18H,18I上に充填
後の各ボンベ1をストックさせるようになる。そして、
例えば出荷ヤードとなる荷役コンベア18G〜18L上
にストックした充填後の各ボンベ1をトラック等に積み
込むときには、各ストッパアーム23のうちいずれかを
荷役コンベア18G〜18L上から選択的に後退させ、
荷役コンベア18G〜18Lのいずれかを矢示C方向に
駆動しつつ、充填後の各ボンベ1をトラック上に移載す
る。
【0042】かくして、本実施例によれば、充填前の各
ボンベ1を充填ステーション3に搬入し、充填後の各ボ
ンベ1を搬出する搬出入コンベア6に隣接して充填工場
の敷地内に長方形状をなすストックヤード17を設置
し、該ストックヤード17には荷役端部17Aから給排
端部17Bに亘り直線状に延び、選択的に正,逆転され
る各荷役コンベア18を並列的に列設すると共に、搬出
入コンベア6を挟んで各荷役コンベア18と対向する位
置には各分流ガイド25を列設し、該各分流ガイド25
のうちいずれか一の分流ガイド25を作動させることに
より、搬出入コンベア6上にガイドアーム26を進出さ
せ、該搬出入コンベア6をその前,後で搬入路7と搬出
路8とに分割する構成としたから、下記のような作用効
果を得ることができる。
【0043】即ち、液化ガスを充填すべき各ボンベ1の
入荷状況や充填後の各ボンベ1の出荷状況に応じて指令
装置等を操作すれば、各分流ガイド25のうちいずれか
一の分流ガイド25を選択的に作動でき、搬出入コンベ
ア6上に進出したガイドアーム26の前,後で搬出入コ
ンベア6を搬入路7と搬出路8とに分割できるから、搬
出入コンベア6上に進出させるガイドアーム26の位置
に応じてストックヤード17を入荷ヤードと出荷ヤード
とに適宜に区画変更することができ、ストックヤード1
7上に設置した各荷役コンベア18のうち、例えば荷役
コンベア18A〜18Fを入荷方向となる矢示D方向に
駆動することによって入荷ヤードを区画できると共に、
荷役コンベア18G〜18Lを出荷方向となる矢示C方
向に駆動することによって出荷ヤードを区画することが
できる。
【0044】また、充填前のボンベ1が多量に入荷され
る午前中等には、他の分流ガイド25を作動させること
により、例えば荷役コンベア18A〜18Iによって入
荷ヤードを区画でき、荷役コンベア18J〜18Lによ
って出荷ヤードを区画できるから、入荷ヤードと出荷ヤ
ードとの区画変更を簡単に実施することができ、各ボン
ベ1の入荷状況や出荷状況に応じてストックヤード17
を有効に活用することができる。そして、各ボンベ1の
出荷量が増大してくると、例えば荷役コンベア18A〜
18Cによって入荷ヤードを区画したり、荷役コンベア
18D〜18Lによって出荷ヤードを区画したりするこ
とができる。
【0045】従って、本実施例では、各ボンベ1の入荷
状況や出荷状況に応じてストックヤード17を入荷ヤー
ドと出荷ヤードとに区画変更でき、充填工場の敷地面積
を有効に活用することができると共に、省スペース化を
図ることができ、充填工場内での各ボンベ1の搬送を自
動化して液化ガスの充填作業を効率的に行うことができ
る。
【0046】また、各荷役コンベア18A〜18L毎に
入・出荷先を適宜に区分することも可能となり、各ボン
ベ1の入・出荷先や顧客先等を明確化でき、顧客先毎の
充填作業状況を確実に監視しつつ、作業状況を簡単に認
識することができる等、種々の効果を奏する。
【0047】なお、前記実施例では、搬出入コンベア6
の途中に複数の分流ガイド25,25,…を設け、該各
分流ガイド25を各荷役コンベア18と対向配置するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図4
に示す変形例の如く、ガイドアーム26とエアシリンダ
27とからなる単一の分流ガイド25(ガイド手段)を
移動台31上に設け、該移動台31を搬出入コンベア6
に沿って延びるレール32,32上で移動可能とし、各
荷役コンベア18(荷役コンベア18A〜18L)のう
ち、任意の荷役コンベア18と対向する位置へと分流ガ
イド25を移動台31を介して移動させつつ、この任意
の移動位置で分流ガイド25を作動させる構成としても
よい。そして、この場合には、複数の分流ガイド25を
設ける必要がなくなる上に、分流ガイド25の任意の作
動位置で搬出入コンベア6を搬入路7と搬出路8とに分
割でき、ストックヤード17を入荷ヤードと出荷ヤード
とに適宜に区画変更することができる。
【0048】また、前記実施例では、図1に示す荷役コ
ンベア18Aと対向する位置に分流ガイド25を設けず
に、荷役コンベア18Aを入荷専用のコンベアとして使
用する場合を例示したが、この荷役コンベア18Aに対
向する位置に分流ガイドを設けるようにしてもよいこと
は勿論である。
【0049】さらに、前記実施例では、入・出荷手段と
しての各荷役コンベア18を正,逆転可能な搬送コンベ
アによって構成するものとして述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばボンベ1の入・出荷を行うロボット等
で入・出荷手段を構成してもよい。
【0050】一方、前記実施例では、搬出入コンベア6
を全体として略L字状に屈曲させ、その一端側を充填ス
テーション3に近接させ、他端側を略U字状に屈曲させ
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、各ボン
ベ1の搬入・搬出手段を構成する搬出入コンベアは、該
搬出入コンベアの一側に隣接してストックヤードを設置
できるようにすればよく、この場合には搬出入コンベア
がどのような形状であってもよいものである。そして、
例えば搬入路7および搬出路8を曲線状に湾曲させ、こ
れに応じてキャップ脱着装置12のキャップ移送機13
等を適宜に湾曲させて形成してもよい。
【0051】さらに、前記実施例では、充填ステーショ
ン4に10個の各充填機5を設けた回転式自動充填機を
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば
4,8,12,14個等の複数の充填機を設ける構成と
してもよい。また、充填前のボンベ1は必ずしも液化ガ
スの残量が零である必要はなく、ある程度の液化ガスが
残留していてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、液
化ガス充填用のボンベを搬送する搬入・搬出手段に隣接
して各ボンベをストックしておくストックヤードを設
け、該ストックヤードには搬入・搬出手段に向けて各ボ
ンベを入・出荷させるための複数の入・出荷手段を列設
すると共に、前記搬入・搬出手段の途中には充填後の各
ボンベをいずれかの入・出荷手段に向けてガイドするガ
イド手段を設ける構成としたから、各入・出荷手段のう
ち、いずれか一の入・出荷手段の位置でガイド手段を作
動させれば、該ガイド手段の前,後で搬入・搬出手段を
搬入部分と搬出部分とに分割でき、この搬入部分に該当
する各入・出荷手段から充填前のボンベを前記搬入・搬
出手段に向けて入荷しつつ、該搬入・搬出手段でこれら
のボンベを充填ステーションへと順次搬入することがで
きる。また、前記搬出部分に該当する各入・出荷手段の
うち作動中のガイド手段に対応した位置の入・出荷手段
では、前記搬入・搬出手段で充填ステーションから搬出
されてくる充填後のボンベをこのガイド手段によってガ
イドさせつつ、搬入・搬出手段から分流させるようにし
て充填後のボンベを順次外部に出荷することができる。
【0053】従って、ガイド手段の作動位置を変え、前
記搬入部分と搬出部分との区画割りを適宜に変更するこ
とにより、前記各入・出荷手段がそれぞれ列設されたス
トックヤードを、充填前の各ボンベをストックする入荷
ヤードと充填後の各ボンベをストックする出荷ヤードと
に適宜に区画変更して使用することができ、充填工場の
敷地面積を有効に活用することができると共に、省スペ
ース化を図ることができ、充填工場内での各ボンベの搬
送を自動化して液化ガスの充填作業を効率的に行うこと
ができる等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による液化ガス充填装置を示す
全体図である。
【図2】図1中の分流ガイド、搬入路および荷役コンベ
ア等を拡大して示す平面図である。
【図3】分流ガイドにより充填後のボンベを搬出路から
荷役コンベアに向けて分流させる状態を示す図1中の要
部拡大平面図である。
【図4】変形例による液化ガス充填装置の分流ガイド、
移動台およびレール等を示す要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ボンベ 2 保護キャップ 3 充填ステーション 4 回転テーブル 5 充填機 6 搬出入コンベア(搬入・搬出手段) 7 搬入路 8 搬出路 12 キャップ脱着装置 17 ストックヤード 18,18A〜18L 荷役コンベア(入・出荷手段) 21,23 ストッパアーム(ストッパ手段) 25 分流ガイド(ガイド手段) 26 ガイドアーム 27 エアシリンダ 31 移動台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスをボンベに充填する充填機が配
    設された充填ステーションと、液化ガスを充填すべきボ
    ンベを該充填ステーションに向けて搬入し、前記充填機
    により液化ガスが充填されたボンベを該充填ステーショ
    ンから搬出する搬入・搬出手段と、該搬入・搬出手段に
    隣接して設けられ、充填前のボンベと充填後のボンベと
    をストックするストックヤードと、該ストックヤードに
    複数個列設され、充填前のボンベを前記搬入・搬出手段
    に向けて入荷し、充填後のボンベを前記搬入・搬出手段
    から出荷させる入・出荷手段と、前記搬入・搬出手段の
    途中に設けられ、該搬入・搬出手段により前記充填ステ
    ーションから搬出されてくる充填後のボンベを前記複数
    の入・出荷手段のうち、いずれかの入・出荷手段に向け
    てガイドするガイド手段とから構成してなる液化ガス充
    填装置。
  2. 【請求項2】 前記各入・出荷手段は、前記充填前のボ
    ンベを搬入・搬出手段に向けて入荷する入荷方向と充填
    後のボンベを前記搬入・搬出手段から出荷する出荷方向
    とにそれぞれ選択的に駆動される正,逆転可能な搬送コ
    ンベアによって構成し、該各搬送コンベアの両端側に
    は、該各搬送コンベア上に進退することにより、前記搬
    入・搬出手段に向けて入荷する充填前のボンベと外部に
    出荷する充填後のボンベとを該各搬送コンベア上で一時
    的に停止させるストッパ手段をそれぞれ設けてなる請求
    項1に記載の液化ガス充填装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段は、前記搬入・搬出手段
    を挟んで各入・出荷手段とそれぞれ対向するように、一
    端側が前記搬入・搬出手段の外側に回動可能に連結さ
    れ、他端側が自由端となって円弧上に湾曲した複数のガ
    イドアームと、該各ガイドアームの中間部にそれぞれ取
    付けられ、外部からエアが選択的に給排されることによ
    り、該各ガイドアームの自由端側を前記搬入・搬出手段
    上に進退させる複数のエアシリンダとから構成し、該各
    エアシリンダのうちいずれか一のエアシリンダによって
    ガイドアームを前記搬入・搬出手段上に進出させたとき
    には、該搬入・搬出手段で前記充填ステーションから搬
    出されてくる充填後のボンベを前記ガイドアームに当接
    させることにより、該ボンベをガイドアームの自由端側
    から該当する入・出荷手段に向けてガイドする構成とし
    てなる請求項1または2に記載の液化ガス充填装置。
JP24368593A 1993-09-03 1993-09-03 液化ガス充填装置 Expired - Lifetime JPH086879B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022150404A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 大陽日酸株式会社 ボンベストッカー、ボンベ保管庫
JP2023106882A (ja) * 2022-01-21 2023-08-02 日本瓦斯株式会社 充てんシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022150404A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 大陽日酸株式会社 ボンベストッカー、ボンベ保管庫
JP2023106882A (ja) * 2022-01-21 2023-08-02 日本瓦斯株式会社 充てんシステム

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