JPH0771588B2 - 縫目模様表示兼入力装置 - Google Patents

縫目模様表示兼入力装置

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JPH0771588B2
JPH0771588B2 JP60211890A JP21189085A JPH0771588B2 JP H0771588 B2 JPH0771588 B2 JP H0771588B2 JP 60211890 A JP60211890 A JP 60211890A JP 21189085 A JP21189085 A JP 21189085A JP H0771588 B2 JPH0771588 B2 JP H0771588B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子制御式ジグザグミシンの縫目模様表示兼
入力装置に関するものである。
(従来技術) 電子制御式ジグザグミシンは、選択的に読出可能な縫目
模様を格納する記憶手段をその制御装置内に備えている
もので、既に広く実用化されている。
上記縫目模様は、文字(平かな、カタカナ、大文字小文
字アルファベット、数字など)やマーク図形など200〜3
00種類もの多数の模様を含んでおり、縫目模様表示兼入
力装置は上記多数の縫目模様をグループ毎にミシンの前
面に表示し且つ所望の選択された縫目模様を制御装置へ
入力するためのものである。
従来、縫目模様表示兼入力装置として、例えば特開昭54
−88444号公報には、円筒状の縫目模様表示部材の外周
に縫目模様を表示し、その縫目模様を3個ずつ選択的に
ミシン前面の表示窓に表示可能にし、上記縫目模様部材
をステップモータで回転駆動させるとともにステップモ
ータの回転角を検出手段で検出するようにし、操作者が
所望の縫目模様が表示窓の中央に位置するようにステッ
プモータの制御装置を操作し、そのときの上記回転角の
検出信号によって当該縫目模様を選択するようにしたも
のが記載されている。
ところで、最近の縫目模様表示兼入力装置は、一般に1
対のローラに巻き取り駆動される表示シートの複数の表
示区画の夫々に多数の縫目模様を複数行複数列のマトリ
ックス状にプリントし、各表示区画毎にミシンの前面の
表示窓に表示可能にするとともに、各縫目模様の近傍に
コードNo.をプリントしておき、所望の縫目模様を選択
して入力する際には操作盤のテンキーにより所望の模様
のコードNo.を制御装置へ入力するようになっている。
そして、比較的使用頻度の少ない縫目模様は、外部の表
示カードにグループ化して表示され、上記同様にテンキ
ーにより所望の模様のコードNo.を入力するようになっ
ている。
更に、上記表示シートや表示カードに含まれていないよ
うな所望の縫目模様をプログラム入力する際には、機外
に於いてグラフ用紙にその図形を描き、その図形を構成
する複数点の座標を上記テンキーにより入力するように
なっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記公報に記載された縫目模様表示兼入力装置では、円
筒状の模様表示部材の外周に1列に縫目模様を表示する
ので、200〜300種類もの多数の縫目模様を表示すること
が不可能であるばかりか、表示窓には3個ずつの縫目模
様しか表示されないので、全体の縫目模様の中から所望
の縫目模様を即座に選択することが不可能で、所望の縫
目模様を選択入力するのに時間がかかり実用性に欠ける
という問題がある。
上記最近の縫目模様表示兼入力装置においては、ミシン
の表示窓に表われた表示区画に含まれている多数の縫目
模様のうちから所望の縫目模様を選択し、そのコードN
o.を確認し、テンキーを操作して上記コードNo.を入力
するようになっているので、縫目模様の選択と入力操作
との間になじみにくいコードNo.が介在することとな
り、コードNo.の確認とコードNo.の入力操作にかなりの
注意力を払わなければならず、またその分だけ時間も多
くかかり、縫目模様の入力操作が大変煩しいものとなっ
ていた。
しかも、所望の図形をプログラム入力する場合には、グ
ラフ用紙に描き、複数点の座標を読み取ってから、その
複数点の2方向の座標データをテンキーによって入力し
なければならなかったので、ある程度熟練した者以外の
操作者にとってはこれらの作業及び操作が極めて煩雑
で、難しいものであった。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る縫目模様表示兼入力装置は、選択的に読出
可能な縫目模様情報を格納する記憶手段を制御装置内に
備えている電子制御式ジグザグミシンにおいて、ミシン
の前面側に配設され複数行複数列のマトリックス状に配
設された操作応答作動部を備え且つ各操作応答作動部が
操作されたときにその作動部の行列2方向の位置信号を
上記ミシンの制御装置へ出力する位置信号出力タブレッ
トを設け、上記タブレットの面に近接又は当接して臨む
ように択一的に着脱自在に装着される複数の模様表示カ
ードであって、その各々にはタブレットのマトリックス
状操作応答作動部に対応させて複数行複数列のマトリッ
クス状に多数の縫目模様を表示してなる模様表示カード
を設け、上記タブレットの面に臨むように装着された模
様表示カードを識別する識別信号を上記制御装置へ出力
する識別信号出力手段を設けたものである。
更に、必要に応じて上記タブレットの面に近接又は当接
して臨むように着脱自在に装着される図面入力用表示カ
ードであって、タブレットのマトリックス状操作応答作
動部に対応させて行列2方向の目盛線を表示してなる図
形入力用表示カードを設け、上記目盛線の交点を結んで
描いた所望の図形の図形情報を記憶する図形情報記憶手
段を前記制御装置に設けることもある。
(作用) 本発明に係る縫目模様表示兼入力装置は以上のように構
成されるから、位置信号出力タブレットの面に近接又は
当接して臨むように所望の模様表示カードを位置させて
その模様表示区画に表示されている所望の縫目模様の上
からこの模様に対応するタブレットの操作応答作動部を
操作すると、上記作動部の行列2方向の位置信号が上記
タブレットから制御装置へ出力される一方、上記模様表
示カードを識別する識別信号が識別信号出力手段から制
御装置へ出力される。
制御装置内では、上記位置信号と識別信号とから選択入
力された縫目模様と記憶手段に格納されている縫目模様
とが対応づけられることになる。
上記図形入力用表示カードを設ける場合には、この表示
カードをタブレットの面に近接又は当接して臨むように
装着し、上記表示カードの行列2方向の目盛線の交点の
上から直接この交点に対応するタブレットの作動部を操
作することを順々に繰返して所望の図形を描くと、その
図形の各点の行列2方向の位置信号が制御装置へ入力さ
れることになる。
(発明の効果) 本発明に係る縫目模様表示兼入力装置によれば、以上説
明したように、位置信号出力タブレットの面に近接又は
当接して臨むように択一的に着脱自在に装着された模様
表示カードに表示されている多数の縫目模様のうちの所
望の縫目模様を指先で押圧するなどの操作をすることに
より、その縫目模様に対応する上記タブレットの操作応
答作動部を操作して、所望の縫目模様を極めて容易且つ
迅速に選択し入力することが出来る。
そして、位置信号出力タブレットの面に近接又は当接し
て臨むように着脱自在に装着される図形入力用表示カー
ドを設ける場合には、模様表示カードと共通の上記タブ
レットを用いて容易且つ迅速に図形をプログラム入力す
ることが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
この縫目模様兼入力装置は、選択的に読出可能な縫目模
様情報を格納する記憶手段を制御装置内に備えた電子制
御式ジグザグミシンにおいて、約200〜300種類もの多数
の縫目模様(文字、マーク、図形等)をグループ化しグ
ループ毎に選択的にミシンの前面に表示可能にするとと
もに、上記ミシンの前面に表示された多数の縫目模様の
うちの所望の模様を例えば直接指先で押すなどの簡単な
操作で制御装置へ入力できるようにしたものである。
第1図に示すように、上記ミシンMは、ベット部1とベ
ット部1の右端から上方へ延びる機柱2と、機柱2の上
部からベット部1の上方へ張り出すアーム部3とを備
え、アーム部3内には針棒上下駆動装置35と針棒揺動駆
動装置33とが組込まれ、ベット部1内には布送り用の送
り歯の上下動のための上下送り駆動装置36と送り歯の前
後動のための前後送り駆動装置34とが組込まれており、
これら針棒揺動駆動装置33と前後送り駆動装置34とは後
述の制御装置で制御されるリニアモータ等で夫々駆動さ
れ、針棒上下駆動装置35と上下送り駆動装置36とはその
制御装置で制御されるミシンモータで駆動される。
上記機柱部2の前面には、その略全面に亙って多数の縫
目模様4を表示するための表示窓5が形成され、上記表
示窓5のすぐ下方には制御モードを選択するための複数
のモード選択キー7を表示するための表示窓6が形成さ
れている。
操作者が選択入力した縫目模様4を確認するために表示
する矩形状の表示器8は上記アーム部3の前面の略中央
部のやや右方寄りに配設されている。尚符号9は針棒、
10は縫製運転開始停止スイッチである。
上記縫目模様表示兼入力装置は、位置信号出力タブレッ
ト11(以下、タブレットという)と、例えば3枚の縫目
模様表示カード12(以下、表示カードという)と、1枚
の図形入力用表示カード13と、表示カード12の種類を検
出するカード種類検出センサ14a・14bと、選択して入力
された縫目模様4を表示する表示装置8a・8と、上記縫
目模様表示兼入力装置の全体と針棒揺動駆動装置33と前
後送り駆動装置34とを制御する制御装置15とを備えてい
る。
上記タブレット11は、第2図に示すように縦長矩形板状
に形成され、その上部から下部にかけて11行×5列のマ
トリックス状に55個の操作応答作動部16(以下、作動部
という)が設けられ、その下端部には2行×5列のマト
リックス状にモード選択キー7が設けられている。
上記各作動部16は、それが押圧されたときにその行列2
方向(X方向とY方向)の位置信号を出力する感圧作動
構造になっており、モード選択キー7の各キーについて
も上記と同様で各キーが押圧されると行列2方向の位置
信号を出力する感圧作動構造になっている。
即ち、上記タブレット11は、各行毎に配設された帯状の
電極板(抵抗体)と各列毎に配設された帯状の電極板
(抵抗体)との間に膜状の感圧導電ゴムを介在させて積
層し、その前面側を保護シートで覆い、各作動部16が押
圧されたときに感圧導電ゴムを介して行方向の電極板と
列方向の電極板とを短絡させ、そのときに両電極板に流
れる電流変化から当該作動部16の行列2方向の位置信号
を出力するようにしたもので、この種位置信号出力タブ
レットは例えば特開昭53−15959号公報やメーカのカタ
ログ等にも記載されていて周知のものなので詳しい説明
は省略する。
但し、上記タブレット11は、押圧されたときに閉成する
各電気接点を各作動部に組込んだ構造にしてもよい。
上記11行×5列の55個の作動部16からなる作動区画16A
の外周側には所定幅のスペースが設けてあり、作動区画
16Aの左右両側及び上側のスペースには帯状永久磁石17
がタブレット11の前面に略同一面となるように正面視に
て門形に装着されている。
上記タブレット11は、機柱2の両表示窓5・6の直ぐ後
方に組付けられ、上記作動区画16Aと磁石17とが表示窓
5に臨み、2行×5列の10個のモード選択キー7からな
るモード区画7Aが表示窓6に臨んでいて、上記タブレッ
ト11からの出力信号は制御装置15へ出力される。
尚、上記モード選択キー7については後述する。
次に、上記3枚の模様表示2カード12は、夫々異なる縫
目模様4のグループ(例えば、1枚の模様表示カード12
には55×2個の縫目模様4がプリントされている)を有
するものである。
各模様表示カード12は、例えば400〜800μ程度の厚さの
多少可撓性のある合成樹脂製の板状体からなり、その前
面にはタブレット11の作動区画16Aに対応する模様表示
区画18が設けられ、この模様表示区画18にはタブレット
11の作動区画の11行×5列の55個の作動部16に対応する
11行×5列の55個の枡目がプリントされ、各枡目は斜線
により2個の三角枡目に区分され、各三角枡目には各縫
目模様4がプリントされている。
また、各模様表示カード12をタブレット11の前面に簡単
に着脱し得るように、模様表示カード12の後面側にはタ
ブレット11の磁石17に対応する帯状の薄鋼板19が模様表
示区画18を囲繞するごとく接着で取付けられている。
そして、上記模様表示カード12をタブレット11に着脱す
る際に使用される把み20が模様表示カード12の上部に突
設されている。但し、上記把み20に代えて各模様表示カ
ード12の隅部の余白部を斜線に沿って折り曲げ隅部を前
方へ斜めに浮上させたような構造にしてもよい。
また、模様表示カード12をタブレット11の前面に位置決
めするときのガイドを設けることも考えられる。
また、上記模様表示カード12は、タブレット11の前面に
正しく位置決めして近接若しくは当接状に保持できれば
よいので、必らずしも磁石17により吸着させる必要はな
く、スライド式のガイド機構を設けて上方若しくは側方
からタブレット11の前面へ差込むようにしてもよい。
上記図形入力用表示カード13は、少なくとも1枚だけあ
ればよく、この図形入力用表示カード13は模様表示カー
ド12と同材質、略同構造のものである。
この図形入力用表示カード13には、タブレット11の作動
区画16Aに対応する図形入力用表示区画21が設けられ、
この図形入力用表示区画21には、少なくともタブレット
11の作動区画16Aの11行の作動部16に対応する11本のX
方向目盛線22aと、5列の作動部16に対応する5本のY
方向目盛線22bとがプリントされている。
上記X方向目盛線22aとY方向目盛線22bとの各交点22c
はタブレット11の各作動部16に対応しているので、上記
交点22cを結んで所望の図形を描き、その図形情報を制
御装置15へプログラム入力することが可能である。
ここで、タブレット11の前面に所望の模様表示カード12
をセットして所望の縫目模様4を選択し、その模様の個
所つまりその模様に対応するタブレット11の作動部16を
縫目模様4の上から指先や操作ペンなどで押圧すること
によりタブレット11を介して縫目模様4が制御装置15へ
入力される。
この場合、タブレット11の前面にセットされている模様
表示カード12の種類を識別する識別信号を制御装置15へ
出力する必要がある。
そこで、前記タブレット11の右端上部には2組の表示カ
ード種類検出センサ14a・14bが設けられている。
上記各センサ14a・14bは例えば発光素子(フォトダイオ
ードなど)と受光素子(フォトトランジスタなど)とを
組み合せた発光受光型フォトセンサであるが、これ以外
の各種のセンサ類を用いてもよい。
そして、各模様表示カード12の右端上部には上記検出セ
ンサ14a・14bに対応する0個、1個若しくは2個のセン
サ作動部23が各カード毎に異なる組み合せとなるように
設けられる。
2組の検出センサ14a・14bによって4通りの組合せが得
られるので、3枚の模様表示カード12と1枚の図形入力
用表示カード13に対しては2組の検出センサ14a・14bで
十分である。
但し、3組の検出センサを設ければ8通りの組合せが得
られるので、模様表示カード12が4枚〜7枚までの範囲
では3組の検出センサを設ける必要がある。
上記各センサ作動部23の検出センサ14a・14bに面する部
分にはアルミ箔テープなどの反射膜が貼付される。
ここで、タブレット11のモード選択キー7について簡単
に説明する。
「シフト」キーは、各枡目の2個の縫目模様4の一方
(例えば、下段の三角枡目内の模様4)を選択するもの
であり、「取消」キーは誤操作によって指示した操作を
取消すものであり、「反転」キーは縫目模様4の反転を
指示するものであり、 は直線縫いを指示するものであり、 はジグザグ縫いを指示するものであり、「+」キーは複
数の縫目模様4の連続的加算入力を指示するものであ
り、「連続」キーは縫目模様4の連続的縫製を指示する
ものであり、「2本針」キーは2本の縫針を使用する縫
製を指示するものであり、「開始」キーは図形入力表示
カード13によって図形をプログラム入力するときの開始
を指示するものであり、「終了」キーは上記プログラム
入力の終了を指示するものである。
但し、上記モード選択キー7は必要に応じて上記以外の
各種のキーを増設することも有り得る。
上記表示装置8・8aは、縫製に先立って予め選択入力さ
れた縫目模様4を少なくとも15模様程表示できるように
したもので、制御装置15からの出力を受けるドライバー
8a(駆動回路)と液晶表示器8とで構成されている。
また、上記表示器8には、モード選択キー7で指示され
た情報をも表示するようにしてもよい。
前記制御装置15は、第6図に示す機能ブロック図のよう
に構成される。
模様データメモリ24は、全部の縫目模様について各縫動
作毎の針棒9の揺動位置と送り歯の送り量及び送り方向
とに関するデータを予め入力され記憶しているものであ
る。
ミシン制御メモリ25は、各縫目模様4を縫製するときに
模様データメモリ24からCPU26へ出力されるデータに従
って針棒揺動駆動装置33及び前後送り駆動装置34を制御
する制御プログラムと、タブレット11から入力される模
様選択信号に基いて液晶表示器8のドライバー8aを制御
する制御プログラムと、モード選択キー7からの入力信
号に基いて特定の縫動作をするときに前記3種の各駆動
機構を制御する制御プログラムと、図示外の各種センサ
からの検出信号に基いて対応する機構(糸切れ表示ラン
プなど)を制御する制御プログラム等を予め入力され記
憶しているものである。
プログラム入力図形データメモリ27は、図形入力用表示
カード13を用いてタブレット11を介して所望の図形をプ
ログラム入力するときにその図形データをメモリしてお
くものであり、電源OFF後もコンデンサやバッテリによ
り数10時間に亙ってメモリしておくようになっている。
プログラム入力図形変換メモリ28は、上記プログラム入
力された図形データを模様データメモリ24内に格納され
ているのと同様のデータに変換するためのもので、そこ
で変換されたデータも上記プログラム入力図形情報メモ
リ27にメモリされる。
上記各種メモリ24・25・27・28は、データバスとアドレ
スバスを介してCPU26と信号を交換するようになってい
る。
また、タブレット11からの模様選択信号やプログラム入
力図形信号やモード選択信号はA/D変換回路29でデジタ
ル信号に変換され、入力レジスタ30を介してCPU26へ出
力される。
そして、表示カード種類検出センサ14a・14bからの検出
信号は入力レジスタ31を介してCUP26へ出力される。
液晶表示器8のドライバー8aへの指令信号は、CPU26か
ら出力レジスタ32を介して出力される。
前記タブレット11の各作動部16からの模様選択信号と前
記「シフト」キー等からのモード選択信号とが入力レジ
スタ30の各アドレスに記憶されるようになっており、検
出センサ14a・14bの出力信号の組合せにより定まる各表
示カード12の種類を表わす信号は入力レジスタ31の各ア
ドレスに記憶されるようになっているため、両入力レジ
スタ30・31の各アドレスの記憶内容の組合せから、選択
入力された縫目模様4と模様データメモリ24に格納され
ている縫目模様4とが対応づけられるようになってい
る。
尚、第6図には図示していないが、メインスイッチや縫
製運転開始停止スイッチ10や布送り逆進スイッチなどか
らの信号も制御装置15へ入力される。
次に、上記制御装置15で実行される制御ルーチンの概略
について第7図により説明するが、図中S1〜S12は各ス
テップを示すものである。
先ず、スタート後、ステップS1では初期設定され、ステ
ップS2では縫製運転か否かが判定され、縫製運転でない
ときにはステップS3へ移行し、ステップS3では第1模様
表示カード12がタブレット11の前面に表示されているか
否かが種類検出センサ14a・14bからの検出信号により判
定され、YESのときはステップS4へ移行しステップS4に
おいて第1模様表示カード12についての模様選択ルーチ
ンが実行される。
ステップS3における判定の結果、NOのときにはステップ
S5へ移行しステップS5において第2模様表示カード12が
タブレット11の前面に表示されているか否かが判定さ
れ、YESのときにはステップS6へ移行しステップS6にお
いて第2模様表示カード12についての模様選択ルーチン
が実行される。
ステップS5における判定の結果、NOのときにはステップ
S7へ移行しステップS7において第3模様表示カード12が
タブレット11の前面に表示されているか否かが判定さ
れ、YESのときにはステップS8へ移行し第3模様表示カ
ード12についての模様選択ルーチンが実行される。
ステップS7における判定の結果、NOのときにはステップ
S9へ移行しステップS9において図形入力用表示カード13
がタブレット11の前面に表示されているか否かが判定さ
れ、YESのときには図形入力用表示カード13を用いてタ
ブレット11から入力される信号に対してプログラム入力
図形作成ルーチンがステップS10において実行される。
ステップS9における判定の結果、NOのときにはステップ
S2へ移行する。
ステップS2における判定の結果縫製運転であると判定さ
れたときには、ステップS11へ移行しステップS11におい
て縫製ルーチンが実行され、1つの縫目模様4について
の縫製ルーチンが終る毎にステップS12へ移行し、ステ
ップS12において縫製が停止か否かが判定され、YESのと
きにはステップS2へ移行しまたNOのときにはステップS1
1へ移行する。つまり、選択入力された或いはプログラ
ム入力された全ての縫目模様4についての縫製が終了す
るまでステップS11とステップS12により縫製が継続され
ることになる。
上記縫目模様表示兼入力装置において、縫目模様4を選
択入力する際には、所望の模様表示カード12をタブレッ
ト11の前面に位置させた状態で、必要に応じて「シフ
ト」キーを操作し、所望の縫目模様4の枡目を指先や操
作ペンなどで押圧することにより上記縫目模様4を入力
することが出来る。
そして、模様表示カード12に含まれていない所望の縫目
模様4をプラグラム入力する際には、図形入力用表示カ
ード13をタブレット11の前面に位置させるとともに「開
始」キーを押し、その図形入力用表示区画21のX方向目
盛線22aとY方向目盛線22bとの交点22cを順々に押圧し
つつ所望の図形を描くことにより、その所望の図形をプ
ログラム入力することが出来る。そして、「終了」キー
を押すことによりプログラム入力が終了する。
上記図形入力用表示区画21に図形を描く際に、フエルト
ペン等で図形を描き、終了後その図形を消去すればよ
い。
上記実施例の縫目模様表示兼入力装置では、3枚の縫目
模様表示カード12を設けた場合について説明したが、必
要に応じて4枚以上の模様表示カードを設けることが出
来る。
そして、この場合には当然タブレット11に設けられる種
類検出センサ14a・14bも増設され、模様表示カード12の
上端のセンサ作動部23も必要に応じて増設されることに
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は電子制御
式ジグザグミシンの正面図、第2図はタブレットの概略
斜視図、第3図は模様表示カードとタブレットとを組付
けた状態を示す斜視図、第4図は模様表示カードの斜視
図、第5図は図形入力用表示カードの斜視図、第6図は
制御装置とその周辺機器の機能ブロック図、第7図は制
御装置で実行される制御ルーチンの概略フローチャート
である。 M……電子制御式ジグザグミシン、4……縫目模様、11
……位置信号出力タブレット、12……模様表示カード、
13……図形入力用表示カード、14a・14b……表示カード
種類検出センサ、15a……制御装置、16……操作応答作
動部、22a……X方向目盛線、22b……Y方向目盛線、22
c……交点、23……センサ作動部、24……模様データメ
モリ、27……プログラム入力図形データメモリ、29……
A/D変換器、30・31……入力レジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択的に読出可能な縫目模様情報を格納す
    る記憶手段を制御装置内に備えている電子制御式ジグザ
    グミシンにおいて、 ミシンの前面側に配設され複数行複数列のマトリックス
    状に配設された操作応答作動部を備え且つ各操作応答作
    動部が操作されたときにその作動部の行列2方向の位置
    信号を上記ミシンの制御装置へ出力する位置信号出力ダ
    ブレットと、 上記ダブレットの面に近接又は当接して臨むように択一
    的に着脱自在に装着される複数の模様表示カードであっ
    て、その各々にはダブレットのマトリックス状操作応答
    作動部に対応させて複数行複数列にマトリックス状に多
    数の縫目模様を表示してなる模様表示カードと、 上記ダブレットの面に臨むように装着された模様表示カ
    ードを識別する識別信号を上記制御装置へ出力する識別
    信号出力手段とを備えたことを特徴とする縫目模様表示
    兼入力装置。
  2. 【請求項2】上記タブレットの面に近接又は当接して臨
    むように着脱自在に装着される図面入力用表示カードで
    あって、ダブレットのマトリックス状操作応答作動部に
    対応させて行列2方向の目盛線を表示してなる図面入力
    用表示カードを設け、上記目盛線の交点を結んで描いた
    所望の図形の図形情報を記憶する図形情報記憶手段を前
    記制御装置に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の縫目模様表示兼入力装置。
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