JPH077156U - ガルウイングタイプリード面付電子部品 - Google Patents

ガルウイングタイプリード面付電子部品

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JPH077156U
JPH077156U JP3917993U JP3917993U JPH077156U JP H077156 U JPH077156 U JP H077156U JP 3917993 U JP3917993 U JP 3917993U JP 3917993 U JP3917993 U JP 3917993U JP H077156 U JPH077156 U JP H077156U
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JP
Japan
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lead
solder
tip
electronic component
qfp
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Pending
Application number
JP3917993U
Other languages
English (en)
Inventor
昭彦 日暮
Original Assignee
日立電子株式会社
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Publication date
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Publication of JPH077156U publication Critical patent/JPH077156U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 はんだがリードの上に載ったときに正確にリ
ードの先端部を判別できるようにする。 【構成】 リードの先端を上方に折曲げて,実質的にリ
ード板厚を大きくしたのと等価とし,溶融はんだを堰止
めるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリント基板(以下単に基板という)と面付電子部品とのはんだ付に おいて,はんだ付自動検査時の合否判定正解検出率(以下単に検出率という)の 向上に関するものである。 基板に面付電子部品のうちQFP(Quart.Flat Package) やSOP(Small Outline Package)を実装するとき,こ れらのガルウイングタイプリード(以下単にリードという)は基板上のパッドと はんだ付されるようになっている。このはんだ付がうまくなされているか否かの 検査は目視によることもあるが,最近では自動検査機によって判定することが広 く行われるようになってきた。 はんだ付の自動検査方式の多くは,リード先端からパッド上に裾を引いたはん だの勾配の形状を光学的に見て,はんだがうまく付いているときの理想的な勾配 の形状と比較し,合否を判定するものである。従ってワーク(被検体)のはんだ の形状が理想的な形状に近いほど検出率が高い。しかし,ワークのはんだ付部は 一旦溶融したはんだが固まったものであるから,形状は不定であり,時にはリー ドの上がはんだで被われてリードの先端が判定できなくなり,自動検査機ははん だの勾配がどこから始まっているか(勾配の始点)を知ることができず,合否判 定が不能になってしまうことがある。このことは即ち虚報が増加する等検出率の 低下につながるものである。 本考案は面付電子部品のリード先端の形状を工夫することによって,如何なる はんだ付の状態であっても自動検査機がリード先端位置を明確に判別するように したものであり,もって検出率の向上がなされるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
図5〜7は面付電子部品の一例として従来のQFP11の場合を示す。図5は QFP11の斜視図であるが,図6はこのQFP11が基板3に実装されたとこ ろを示す基板面を水平にした図で,QFPは一部分を示している。即ちリード1 2は基板3に設けられたパッド4にはんだ5を介してはんだ付され実装されてい る。22はリード12の先端で,このようなワークを検査する自動検査機は22 から図6の右側のはんだ5の表面が単調に下がっていることを光学的に判定して ,合格の判定を出すようになっている。 しかし,はんだ5の量が多かったり,はんだ付の際の加熱条件によっては図7 のようにリード先端22がはんだ5によって被われてしまうことがある。このよ うな場合に自動検査機はリード12の先端22の判定ができなくなる。即ち,は んだ5の表面が単調に下がっている始点がリード先端22そのものであるか否か を光学的に判定することが不可能になってしまい,検出不能か虚報という形で出 力されてしまうことになるという欠点があった。このことは上記のQFP以外, 例えばSOPの如き同様な形状のリードを持った電子部品に於いても全く同様で あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術による欠点は,はんだがリードの上に載ったとき正確にリード の先端部を判別できないことにある。これはリードが極めて薄い板金材料ででき ているため,はんだがこの上に載り易いことに起因する。従って本考案ではリー ドの先端を上方に折曲げて,実質的にリード板厚を大きくしたのと等価とし,折 曲げ面でリード上に載ろうとする溶融したはんだを堰止める役目をさせ,かつ万 が一リード上にはんだが載っても,リード先端ははんだに埋没することなくはん だの面から外に出て,引続き明確にリードの先端部位置が判別できるようにした ものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
前述のように本問題を解決するには,リード先端位置が正確に把握できること が大切である。そのためにはリード先端高さをはんだ盛上がり高さに対して十分 大きくする必要がある。しかし,リードははんだ付時に発生するストレスの吸収 等のため,薄い板金で作る必要がある。従ってこれらを共に満足するためには, リードを薄板のままとして,リードの先端を上方へ折曲げるのがよい。
【0005】
【作用】
上記のようにすれば,リードは先端部において実質的に板厚が大きくなったこ とになり,リードの上に溶融したはんだが載ろうとしても,垂直に立上がったリ ード先端の折曲げ部に阻まれる。また,万が一リード上にはんだが載っても,こ のリード先端の折曲げ部ははんだの表面から外に出るので,自動検査機は容易に リードをパッドにはんだ付しているはんだの勾配の始点をつかみ,はんだの表面 形状を把握することができるから,容易に間違いなくはんだ付の合否を判定する ことができ,検出率が向上する。
【0006】
【実施例】
図1〜4は本考案の実施例を示すものである。即ち図1は面付電子部品の一例 としてQFPを,図2は同じくSOPを示す斜視図である。図3,4はこのQF PやSOP等が基板3に実装されたところを示す基板面を水平にした図で,QF PやSOP等(すなわち1)は一部分を示している。図3においてリード2は基 板3に設けられたパッド4にはんだ5を介してはんだ付され実装されている。2 1はリード2の先端で,このようなワークを検査する自動検査機は21から図3 の右側のはんだ5の表面が単調に下がっていることを光学的に判定して,合格の 判定を出すようになっている。はんだ付の際リード先端21の折曲げ高さhを十 分に確保しておけば,はんだはリード2の上に載ることが阻止されるから,自動 検査機はリードの先端21を安定して認識することが可能であり,リードの先端 21から始まるはんだ5のパッド4上の勾配の形状を正しく把握することができ る。従ってはんだ付検査の検出率を高い水準で確保することができる。
【0007】 また,はんだ5の量が十分多かったり,はんだ付の際の加熱条件によっては図 4のようにリード2の上にはんだ5が載って,リード2がはんだ5や51によっ て被われてしまうことがある。このような場合でもリード2の先端21が上方に 曲がっていれば,リード先端21ははんだ5や51の表面から上に出るので,自 動検査機はリード先端21を図3の場合と同様に容易に安定して認識することが 可能であり,リードの先端21から始まるはんだ5のパッド4上の勾配の形状を 正しく把握することが可能である。従って図4の場合でもはんだ付検査の検出率 を高い水準で確保することができる。
【0008】 リードの先端21の折曲げ形状は上方に折曲げられていれば今まで述べてきた 目的を達成することができる。しかし,確実にかつ基板上に占めるスペースを最 小にするためには,リード先端21を部品本体に対して上方に,ほぼ90°L字 型に曲げるのがよい。この加工はプレスにより容易に行われる。 また,図3に示すリード先端21の折曲げ高さhは,小さいと図4のようには んだがリード2の上に載ったとき,はんだ5や51の中に埋没してしまう可能性 が大きくなる。一方大きいと余計な突起が生じて基板組立時他と機械的に干渉し たり,高周波を扱う基板では電気的な障害をもたらす可能性がある。従って,h の値は0.5〜1.5mmとするのがよい。
【0009】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に依れば,QFPやSOPなどの面付電子部品を基板 へはんだ付したワークでの自動検査における虚報を少なくし,検出率を向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】面付電子部品の一例としてQFPを示す斜視
図。
【図2】同じくSOPを示す夫々斜視図。
【図3】QFPやSOP等が基板3に実装されたところ
を示す基板面を水平にした図。
【図4】リード上にはんだが載った場合を示す側面図。
【図5】従来の面付電子部品の一例としてQFPの斜視
図。
【図6】この従来のQFPが基板に実装されたところを
示す基板面を水平にして見た図。
【図7】リード上にはんだが載った場合を示す側面図。
【符号の説明】
1 本考案のリードを持つQFP又はSOPの本体 2 本考案のリード 3 基板 4 パッド 5・51 はんだ 21 曲げられたリード先端 11 従来のリードを持つ面付電子部品の一例としての
QFP本体 12 従来の面付電子部品のリード 22 従来のリード先端

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガルウイングタイプリードの先端を部品
    本体に対して上方に曲げたことを特徴とする面付電子部
    品。
  2. 【請求項2】 ガルウイングタイプリードの先端を部品
    本体に対して上方に,ほぼ90°L字型に曲げたことを
    特徴とする請求項1に記載の面付電子部品。
  3. 【請求項3】 L字型の立上り部hを0.5〜1.5m
    mとして曲げたことを特徴とする請求項2に記載の面付
    電子部品。
JP3917993U 1993-06-24 1993-06-24 ガルウイングタイプリード面付電子部品 Pending JPH077156U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3917993U JPH077156U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ガルウイングタイプリード面付電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3917993U JPH077156U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ガルウイングタイプリード面付電子部品

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Publication Number Publication Date
JPH077156U true JPH077156U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12545895

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JP3917993U Pending JPH077156U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ガルウイングタイプリード面付電子部品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126055U (ja) * 1984-02-03 1985-08-24 東レ株式会社 繊維詰物体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126055U (ja) * 1984-02-03 1985-08-24 東レ株式会社 繊維詰物体
JPH0132918Y2 (ja) * 1984-02-03 1989-10-06

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