JP3453804B2 - 電子部品移載装置 - Google Patents
電子部品移載装置Info
- Publication number
- JP3453804B2 JP3453804B2 JP22172493A JP22172493A JP3453804B2 JP 3453804 B2 JP3453804 B2 JP 3453804B2 JP 22172493 A JP22172493 A JP 22172493A JP 22172493 A JP22172493 A JP 22172493A JP 3453804 B2 JP3453804 B2 JP 3453804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- lead
- nozzle
- suction nozzle
- transfer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路基板の生産にお
いて、実装機のIC供給部から実装ヘッドICを移載す
るIC移載装置に関するものである。
いて、実装機のIC供給部から実装ヘッドICを移載す
るIC移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品、特にフラットパッケー
ジICにおいては高機能化に伴い、多ピン化、ファイン
ピッチ化が進み、そのリード端子は細く強度も弱くな
り、図4(b)や図4(c)に示すような形状不良が発
生しやすくなってきた。回路基板生産時にこのリード端
子形状不良(リード曲がり)による基板とICとの接合
不良の発生防止を目的として、実装機においてICのリ
ード曲がりを検出する機能が求められている。
ジICにおいては高機能化に伴い、多ピン化、ファイン
ピッチ化が進み、そのリード端子は細く強度も弱くな
り、図4(b)や図4(c)に示すような形状不良が発
生しやすくなってきた。回路基板生産時にこのリード端
子形状不良(リード曲がり)による基板とICとの接合
不良の発生防止を目的として、実装機においてICのリ
ード曲がりを検出する機能が求められている。
【0003】従来、実装機においては図2に示すような
構成のIC移載装置において図3に示すような構成のI
C保持部とリード曲がり検出装置(図示せず)を取り付
け、ICのリード曲がりを検出している。以下、図面を
参照しながらその構成動作を説明する。
構成のIC移載装置において図3に示すような構成のI
C保持部とリード曲がり検出装置(図示せず)を取り付
け、ICのリード曲がりを検出している。以下、図面を
参照しながらその構成動作を説明する。
【0004】図2に示すようにIC供給装置(図示せ
ず)のIC移載ノズル1がIC2をIC部品供給部(図
示せず)からIC保持部3上に移載し、IC保持部3が
IC2を実装ヘッド4で吸着可能な位置(破線にて示さ
れる位置)まで移動する。実装ヘッド4が吸着する前に
リード曲がり検出装置5において、図示しない認識装置
により、側方からIC2のリード形状を認識し、リード
曲がりを検出する。次にIC保持部3の構成、動作を図
3、図4により説明する。図4(a)に示すようにIC
2のリード端子6の下面はボディ7の下面より下方にあ
り、寸法ΔhはICの形状により種々異なる。図4
(b)はリード端子6が上方向に曲がっている場合、図
4(c)はリード端子6が下方向に曲がっている場合を
示す。図3において吸着ノズル8上にIC2が置かれる
と吸着力が働き、スプリング9が弾性収縮して吸着ノズ
ル8がIC2を吸着したまま下降する。IC2が下降す
ると図4に示すようにIC2のリード端子6の下面はボ
ディ7の下面より下方にあるためリード端子6がIC固
定ブロック10の上部平面部に接触し、IC2と吸着ノ
ズル8の下降は停止する。この状態で真空発生装置(図
示せず)の作動を停止させてしまうと吸着ノズル8とI
C2の間の吸着力がなくなり、スプリング9の弾性力に
よりノズル8が持ち上げられてIC2がはね上がってし
まうため、吸着力がかかった状態でのリード曲がり検出
装置5によりリード曲がりを検出する。
ず)のIC移載ノズル1がIC2をIC部品供給部(図
示せず)からIC保持部3上に移載し、IC保持部3が
IC2を実装ヘッド4で吸着可能な位置(破線にて示さ
れる位置)まで移動する。実装ヘッド4が吸着する前に
リード曲がり検出装置5において、図示しない認識装置
により、側方からIC2のリード形状を認識し、リード
曲がりを検出する。次にIC保持部3の構成、動作を図
3、図4により説明する。図4(a)に示すようにIC
2のリード端子6の下面はボディ7の下面より下方にあ
り、寸法ΔhはICの形状により種々異なる。図4
(b)はリード端子6が上方向に曲がっている場合、図
4(c)はリード端子6が下方向に曲がっている場合を
示す。図3において吸着ノズル8上にIC2が置かれる
と吸着力が働き、スプリング9が弾性収縮して吸着ノズ
ル8がIC2を吸着したまま下降する。IC2が下降す
ると図4に示すようにIC2のリード端子6の下面はボ
ディ7の下面より下方にあるためリード端子6がIC固
定ブロック10の上部平面部に接触し、IC2と吸着ノ
ズル8の下降は停止する。この状態で真空発生装置(図
示せず)の作動を停止させてしまうと吸着ノズル8とI
C2の間の吸着力がなくなり、スプリング9の弾性力に
よりノズル8が持ち上げられてIC2がはね上がってし
まうため、吸着力がかかった状態でのリード曲がり検出
装置5によりリード曲がりを検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、IC2のリード端子6がIC固定ブロッ
ク10の上部平面部に吸着ノズル8の吸着力によって押
し付けられた状態でリード曲がり検出装置5によってリ
ード形状を認識するため、図4(c)に示すようにリー
ドが下方向に曲がっている場合には、ノズル8の吸着力
によりこれを矯正してしまい認識時にリードの下方向へ
の曲がり状況を正確に認識できないという問題があっ
た。
うな方法では、IC2のリード端子6がIC固定ブロッ
ク10の上部平面部に吸着ノズル8の吸着力によって押
し付けられた状態でリード曲がり検出装置5によってリ
ード形状を認識するため、図4(c)に示すようにリー
ドが下方向に曲がっている場合には、ノズル8の吸着力
によりこれを矯正してしまい認識時にリードの下方向へ
の曲がり状況を正確に認識できないという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点に対し、ICリ
ードが下方に曲がっている場合でもそれを正確に認識し
リードの形状不良を検出できるIC移載装置を提供する
ことを目的とする。
ードが下方に曲がっている場合でもそれを正確に認識し
リードの形状不良を検出できるIC移載装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、側方にリード端子が突出した電子部品を
上部の平面部に載置して保持した状態で移動可能な電子
部品固定ブロックと、前記平面部を貫通する穴内を上下
動可能で且つ前記上端部は電子部品下面に当接して電子
部品を吸着保持しうる吸着ノズルと、前記電子部品を吸
着するとともに吸着ノズルを下降させうる真空発生手段
と、前記吸着ノズルを上昇方向に付勢する付勢手段と、
前記電子部品固定ブロックに設けられ前記吸着ノズルを
上下動範囲内の任意の位置に固定しうるノズル固定スト
ッパーとを備えたことを特徴とする。
成するために、側方にリード端子が突出した電子部品を
上部の平面部に載置して保持した状態で移動可能な電子
部品固定ブロックと、前記平面部を貫通する穴内を上下
動可能で且つ前記上端部は電子部品下面に当接して電子
部品を吸着保持しうる吸着ノズルと、前記電子部品を吸
着するとともに吸着ノズルを下降させうる真空発生手段
と、前記吸着ノズルを上昇方向に付勢する付勢手段と、
前記電子部品固定ブロックに設けられ前記吸着ノズルを
上下動範囲内の任意の位置に固定しうるノズル固定スト
ッパーとを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ICの下面を吸着ノズルで
吸着下降してICのリード下面をIC固定ブロックに押
し付け保持し、実装ヘッドがICを吸着可能な位置まで
ICをIC保持部と共に移動させ、ノズル固定ストッパ
ーにより吸着ノズルを固定し、真空発生装置による真空
発圧を停止させ、ICのリード下面とIC固定ブロック
の間の押し付け力をなくした後、リード曲がり検出装置
によりリードを認識しリード曲がりを検出することによ
って、ICのリードが下方向に曲がっている場合でも正
確なリード形状を認識し正常なICだけを供給すること
ができる。
吸着下降してICのリード下面をIC固定ブロックに押
し付け保持し、実装ヘッドがICを吸着可能な位置まで
ICをIC保持部と共に移動させ、ノズル固定ストッパ
ーにより吸着ノズルを固定し、真空発生装置による真空
発圧を停止させ、ICのリード下面とIC固定ブロック
の間の押し付け力をなくした後、リード曲がり検出装置
によりリードを認識しリード曲がりを検出することによ
って、ICのリードが下方向に曲がっている場合でも正
確なリード形状を認識し正常なICだけを供給すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のIC移載装置の一実施例を図
1を参照しながら説明する。
1を参照しながら説明する。
【0010】尚ICを移載、リード曲がりを検出する全
体的な構成は図2に示した従来のものとはほぼ同一構成
で実質的な差異はないので、その説明を流用してここで
の説明は省略する。図1は本発明のIC移載装置のIC
保持部の構成を示す。図1において、11は移載、リー
ド曲がりを検出、実装されるIC、12はIC固定ブロ
ック13に対して摺動可能に取り付けられた吸着ノズ
ル、14は吸着ノズル12を摺動範囲上端に押圧するよ
うに配されたスプリング、15はIC固定ブロック13
に対して摺動可能に取り付けられたノズル固定ストッパ
ー、16はノズル固定ストッパーを作動させるためのエ
アー配管、17はIC11を吸着するための真空エアー
配管、18はノズル固定ストッパーのノズル固定を解除
するためのスプリング、19はリード曲がり検出装置、
20はリード曲がり検出装置19の認識カメラ(図示せ
ず)の視野範囲を示す。
体的な構成は図2に示した従来のものとはほぼ同一構成
で実質的な差異はないので、その説明を流用してここで
の説明は省略する。図1は本発明のIC移載装置のIC
保持部の構成を示す。図1において、11は移載、リー
ド曲がりを検出、実装されるIC、12はIC固定ブロ
ック13に対して摺動可能に取り付けられた吸着ノズ
ル、14は吸着ノズル12を摺動範囲上端に押圧するよ
うに配されたスプリング、15はIC固定ブロック13
に対して摺動可能に取り付けられたノズル固定ストッパ
ー、16はノズル固定ストッパーを作動させるためのエ
アー配管、17はIC11を吸着するための真空エアー
配管、18はノズル固定ストッパーのノズル固定を解除
するためのスプリング、19はリード曲がり検出装置、
20はリード曲がり検出装置19の認識カメラ(図示せ
ず)の視野範囲を示す。
【0011】次にこの一実施例に構成における作用を説
明する。外部に置かれた真空発生装置を作動させた状態
でIC11を吸着ノズル12上に置くと吸着力により、
スプリング14が収縮し、吸着ノズル12が下降し、I
C11の下面がIC固定ブロック13の上面に当接す
る。この状態でIC11を実装ヘッドが吸着可能な位置
までIC固定ブロック13と共に移動させる。その後、
エアー配管16を通して空気圧をかけることによりノズ
ル固定ストッパー15を作動させ、吸着ノズル12を固
定する。次に真空発生装置を停止させIC11に対する
吸着力をなくした状態でリード曲がり検出装置19によ
り、IC11のリード形状を認識しリード曲がりを検出
する。
明する。外部に置かれた真空発生装置を作動させた状態
でIC11を吸着ノズル12上に置くと吸着力により、
スプリング14が収縮し、吸着ノズル12が下降し、I
C11の下面がIC固定ブロック13の上面に当接す
る。この状態でIC11を実装ヘッドが吸着可能な位置
までIC固定ブロック13と共に移動させる。その後、
エアー配管16を通して空気圧をかけることによりノズ
ル固定ストッパー15を作動させ、吸着ノズル12を固
定する。次に真空発生装置を停止させIC11に対する
吸着力をなくした状態でリード曲がり検出装置19によ
り、IC11のリード形状を認識しリード曲がりを検出
する。
【0012】
【発明の効果】本発明のIC移載装置によれば吸着ノズ
ルを固定し、吸着力をなくした後にリード形状を認識す
るため、ICがはね上がることもなく、吸着力によりI
Cのリード曲がりを矯正することもなく、自重とこれに
対するIC固定ブロックからの反力だけがICにかかっ
た状態で、正確にリード形状を認識することが可能であ
る。
ルを固定し、吸着力をなくした後にリード形状を認識す
るため、ICがはね上がることもなく、吸着力によりI
Cのリード曲がりを矯正することもなく、自重とこれに
対するIC固定ブロックからの反力だけがICにかかっ
た状態で、正確にリード形状を認識することが可能であ
る。
【図1】本発明の電子部品移載装置の側面断面図
【図2】同電子部品移載装置の斜視図
【図3】従来の電子部品移載装置の側面断面図
【図4】フラットパッケージICの側面図
11 IC
12 吸着ノズル
13 IC固定ブロック
15 ノズル固定ストッパー
19 リード曲がり検出装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05K 13/08
H05K 13/04
Claims (2)
- 【請求項1】 側方にリード端子が突出した電子部品を
所定の位置に移動させリードの曲がりを検出する電子部
品移載装置であって、電子部品を上部の平面部に載置し
て保持した状態で移動可能な電子部品固定ブロックと、
前記平面部を貫通する穴内を上下動可能で且つ前記上端
部は電子部品下面に当接して電子部品を吸着保持しうる
吸着ノズルと、前記電子部品を吸着するとともに吸着ノ
ズルを下降させうる真空発生手段と、前記吸着ノズルを
上昇方向に付勢する付勢手段と、前記電子部品固定ブロ
ックに設けられ前記吸着ノズルを上下動範囲内の任意の
位置に固定しうるノズル固定ストッパーとを備え、吸着
ノズル上の電子部品の下面を真空発生手段により吸着し
た後、吸着ノズルを付勢手段に抗して真空吸引力により
下降させ、電子部品のリード下面を前記電子部品固定ブ
ロックに押し付けて保持し、電子部品固定ブロックを所
定の位置に移動させた後、ノズル固定ストッパーにより
吸着ノズルを固定し、真空発生手段を停止させた後、リ
ードの曲がりを検出する電子部品移載装置。 - 【請求項2】 電子部品固定ブロック上に置かれた電子
部品のリード形状を側方から認識する認識カメラが前記
電子部品移載装置内部に配され、リードの上下方向の曲
がり状況を検出するためのリード曲がり検出装置を有す
ることを特徴とする請求項1記載の電子部品移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22172493A JP3453804B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 電子部品移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22172493A JP3453804B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 電子部品移載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779095A JPH0779095A (ja) | 1995-03-20 |
JP3453804B2 true JP3453804B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16771271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22172493A Expired - Fee Related JP3453804B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 電子部品移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453804B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3408638B2 (ja) * | 1994-08-30 | 2003-05-19 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品移載装置 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22172493A patent/JP3453804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0779095A (ja) | 1995-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3453804B2 (ja) | 電子部品移載装置 | |
KR100294331B1 (ko) | 반도체장치의측정용소켓 | |
JP3408638B2 (ja) | 電子部品移載装置 | |
CN116008290A (zh) | 一种fpc板钢片检测机 | |
JPH0526284U (ja) | 吸着装置 | |
JP3128354B2 (ja) | 電子部品装着装置 | |
CN219180858U (zh) | 一种fpc自动插接装置及fpc连接器 | |
CN221819472U (zh) | 一种用于柔性太阳能电池上互联片的折弯工装 | |
JPH11204579A (ja) | 電子部品の実装装置および実装方法 | |
JP6891281B2 (ja) | 部品実装装置 | |
JP2002151893A (ja) | 電子部品実装装置および電子部品実装方法 | |
JP3797121B2 (ja) | 部品吸着装置および部品の移載方法 | |
JP3440803B2 (ja) | チップの突き上げ方法 | |
CN217229399U (zh) | 一种吸盘装置及面板检测设备 | |
JP4067612B2 (ja) | コネクタのボンディング装置およびボンディング方法 | |
JPH0262099A (ja) | 電子部品装着方法 | |
KR102298277B1 (ko) | 캐리어 모듈 고정장치 | |
JPS6350865Y2 (ja) | ||
JPH05275506A (ja) | 半導体装置の検査装置 | |
KR200330739Y1 (ko) | 부품실장기용 부품지지장치 | |
JPH08274222A (ja) | Icソケット用治具 | |
JPH10598A (ja) | 金型装置およびそれを用いた部品供給装置 | |
JPS5933975B2 (ja) | 半導体搭載装置 | |
JP3863205B2 (ja) | 電子部品の装着方法および電子部品装着装置 | |
KR19990030652A (ko) | 기판 구배보상 부품 실장장치 및 구배보상 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |