JPH0771543A - 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置 - Google Patents

内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置

Info

Publication number
JPH0771543A
JPH0771543A JP23740293A JP23740293A JPH0771543A JP H0771543 A JPH0771543 A JP H0771543A JP 23740293 A JP23740293 A JP 23740293A JP 23740293 A JP23740293 A JP 23740293A JP H0771543 A JPH0771543 A JP H0771543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tensioner
cam
chain
cam chain
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23740293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3157365B2 (ja
Inventor
Akira Shigihara
明 鴫原
Shinichi Nakano
新一 中野
Hiroshi Yamaura
浩 山浦
Takeshi Imai
剛士 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP23740293A priority Critical patent/JP3157365B2/ja
Publication of JPH0771543A publication Critical patent/JPH0771543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157365B2 publication Critical patent/JP3157365B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の動弁系におけるカムチェーンを安
定して保持しながら略一定の張り状態を与えるカムチェ
ーンテンショナ装置を供する点にある。 【構成】 カムチェーン収納室17の車体後方側(吸気ポ
ート側)にはカムチェーンテンショナ装置20が配設さ
れ、カムスプロケット15の上方にもチェーンガイド19が
配設され、またカムチェーンテンショナ装置20では、鋼
製の帯状部材21の表面と基部とにゴム製の緩衝材22を一
体に焼付けてなるテンショナ本体23の取付け基部24に、
鋼製のピン25が一体に嵌着され、さらにテンショナ本体
23の中央よりや、上方に位置してその後方にリフター28
が配設され、リフター28のロッド29の先端が、該ロッド
29の径と同一の巾を有するテンショナ本体23の凹部27に
嵌合されており、スプリング、油圧等により、テンショ
ナ本体23の揺動とは無関係に、リフター28はテンショナ
本体23を前方に押して、無端チェーン16に略一定の張り
状態を与えるとともに振動を吸収するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭上動弁カム型の4サ
イクル内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置に
係り、特にテンショナ本体の取付け部分に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】4サイクル内燃機関においては、動弁カム
と一体のカムスプロケットとクランクシャフトと一体の
スプロケットとに架渡されている無端チェーンの緩みを
除去して適正な張力を与えるために、カムチェーンテン
ショナ装置を設けていた。
【0003】ところで、吸・排気弁を開閉させるタイミ
ングに対応して動弁カムに加わる負荷が周期的に変化
し、カムチェーンの張力が変動するため、実開昭56-472
32号公報に示されるように、テンショナ本体の下端を枢
支するピンの下方に弾性体を配設し、カムチェーンの張
力の変動によるテンショナ本体に加わる振動を吸収させ
るようになっていた。
【0004】
【解決しようとする課題】従来の前記カムチェーンテン
ショナ装置では、テンショナ本体の長手方向に沿った振
動力を吸収できるが、カムチェーンの巾方向に沿った振
動を吸収することができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明
は、このような難点を克服した内燃機関におけるカムチ
ェーンテンショナ装置の改良に係り、内燃機関のクラン
クケースの上下割面にチェーン収納部と直交して設けら
れた取付け溝に、テンショナ本体の基端に設けられたテ
ンショナの巾方向に延出する取付け基部を収納し、上下
クランクケースにて該取付け基部を挟持してなるカムチ
ェーンテンショナ装置において、前記テンショナ本体と
一体的に形成された弾性部材を該テンショナ本体側面と
前記チェーン収納部内壁面との間に配設したことを特徴
とするものである。
【0006】本発明は前記したように構成されているた
め、前記テンショナ本体にその巾方向に沿った振動力が
作用した場合に、該テンショナ本体側面とチェーン収納
部内壁面との間に配設された弾性部材により前記巾方向
振動力が緩衝されて吸収される。
【0007】このように本発明においては、内燃機関の
脈動に呼応し、横振れを起し易い多関節カムチェーンの
巾方向力を効果的に減衰することができ、動弁機構を静
粛にかつ適切に動作させることができる。
【0008】
【実 施 例】以下、図1ないし図6に図示された本発
明の一実施例について説明する。図示されない自動二輪
車に搭載される頭上動弁カム型の2気筒4サイクル内燃
機関1では、上下割りきれた下クランクケース2と、上
クランクケースとシリンダブロックとを兼ねたエンジン
ブロック3との間に、滑り軸受6を介してクランクシャ
フト7が回転自在に枢支され、シリンダブロック3の上
方にシリンダヘッド4およびヘッドカバー5が重ねられ
て相互に一体に結合されている。
【0009】またクランクシャフト7は、シリンダブロ
ック3のシリンダ8に上下に往復動自在に嵌装されたピ
ストン9にコネクティングロッド10を介して連結され、
ピストン9の昇降に応じてクランクシャフト7は回転駆
動されるようになっている。
【0010】さらにシリンダヘッド4には、吸気バルブ
11と図示されない排気バルブとが設けられ、該吸気バル
ブ11および排気バルブの延長上方には動弁カム12が配置
され、該動弁カム12と一体のカムシャフト13はシリンダ
ヘッド4とカムホルダ32とに回転自在に挟持されてい
る。
【0011】さらにまたクランクシャフト7の中央部に
スプロケット14が一体的に形成されるとともに、カムシ
ャフト13の中央部にスプロケット14の倍の歯数を有する
カムスプロケット15が一体に嵌着され、スプロケット14
とカムスプロケット15とに無端チェーン16が架渡されて
おり、クランクシャフト7が2回転すると、カムスプロ
ケット15および動弁カム12は1回転駆動されるようにな
っている。
【0012】しかも、シリンダブロック3およびシリン
ダヘッド4には、左右のシリンダ8の間に位置してカム
チェーン収納室17が形成され、カムチェーン収納室17の
車体前方側(排気ポート側)にはチェーンガイド18が配
設されるとともに、カムチェーン収納室17の車体後方側
(吸気ポート側)にはカムチェーンテンショナ装置20が
配設され、カムスプロケット15の上方にもチェーンガイ
ド19が配設されている。
【0013】またカムチェーンテンショナ装置20では、
鋼製の帯状部材21の表面と基部とにゴム製の緩衝材22を
一体に焼付けてなるテンショナ本体23の取付け基部24
に、鋼製のピン25が一体に嵌着され、緩衝材22のチェー
ン当接面にはテフロン樹脂製のガイド部26が一体に積層
され、該ガイド部26の上半部26a は溝状に形成されてい
る。
【0014】さらにテンショナ本体23の中央よりやや上
方に位置してその後方にリフター28が配設され、リフタ
ー28のロッド29の先端が、該ロッド29の径と略同一の巾
を有するテンショナ本体23の凹部27に嵌合されており、
スプリング、油圧等により、テンショナ本体23の揺動と
は無関係に、リフター28はテンショナ本体23を前方に押
して、無端チェーン16に略一定の張り状態を与えるよう
になっている。
【0015】さらにまたテンショナ本体23と一体のピン
25は、シリンダブロック3の凹部30に嵌合されるととも
に該凹部30とクランクケース2とに挟持され、テンショ
ナ本体23の取付け基部24における緩衝材22の基部22a は
カムチェーン収納室17の左右内壁面17a に挟持されてい
る。
【0016】図1ないし図6に図示の実施例は、前記し
たように構成されているので、4サイクル内燃機関1が
運転を始めると、クランクシャフト7の回転が、スプロ
ケット14、無端チェーン16、カムスプロケット15および
カムシャフト13を介して動弁カム12が半分に減速されて
伝達され、吸気バルブ11および排気バルブの頂端のスリ
ッパ31がピストン9の昇降に対応して下方に押されて、
吸気バルブ11および排気バルブが間欠的に開放される。
【0017】この吸気バルブ11および排気バルブを開放
させる際に、カムシャフト13に加わる負荷が周期的に増
大する結果、無端チェーン16の張力が増加して、無端チ
ェーン16の張り状態が変化しようとしても、リフター28
によりテンショナ本体23が前方に押されて、無端チェー
ン16の前後振れが防止される。
【0018】またこの場合、無端チェーン16に巾方向の
力が発生しても、無端チェーン16はテンショナ本体23の
ガイド部26の溝状部26a に嵌合され、しかもテンショナ
本体23の凹部27にリフター28のロッド29の先端が嵌合さ
れるとともにテンショナ本体23の取付け基部24における
緩衝材22の基部22a がカムチェーン収納室17の左右内壁
面17a に挟持されて、テンショナ本体23の巾方向移動が
弾性的に規制されるため、無端チェーン16の横振れが確
実に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関におけるカムチェーンテ
ンショナ装置の一実施例を図示した縦断側面図である。
【図2】図1においてII−II線に沿って截断した縦断面
矢視図である。
【図3】図1においてIII-III 矢視図である。
【図4】図3においてIV−IV線に沿って截断した横断面
図である。
【図5】図3のV−V線に沿って截断した横断面図であ
る。
【図6】図1のVI−VI矢視図である。
【符号の説明】
1…4サイクル内燃機関、2…下クランクケース、3…
シリンダブロック、4…シリンダヘッド、5…ヘッドカ
バー、6…滑り軸受、7…クランクシャフト、8…シリ
ンダ、9…ピストン、10…コネクティングロッド、11…
吸気バルブ、12…動弁カム、13…カムシャフト、14…ス
プロケット、15…カムスプロケット、16…無端チェー
ン、17…カムチェーン収納室、18,19…チェーンガイ
ド、20…カムチェーンテンショナ装置、21…帯状部材、
22…緩衝材、23…テンショナ本体、24…取付け基部、25
…ピン、26…ガイド部、27…凹部、28…リフター、29…
ロッド、30…凹部、31…スリッパ、32…カムホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 剛士 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランクケースの上下割面に
    チェーン収納部と直交して設けられた取付け溝に、テン
    ショナ本体の基端に設けられたテンショナの巾方向に延
    出する取付け基部を収納し、上下クランクケースにて該
    取付け基部を挟持してなるカムチェーンテンショナ装置
    において、前記テンショナ本体と一体的に形成された弾
    性部材を該テンショナ本体側面と前記チェーン収納部内
    壁面との間に配設したことを特徴とする内燃機関におけ
    るカムチェーンテンショナ装置。
JP23740293A 1993-08-30 1993-08-30 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置 Expired - Fee Related JP3157365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23740293A JP3157365B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23740293A JP3157365B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0771543A true JPH0771543A (ja) 1995-03-17
JP3157365B2 JP3157365B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=17014865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23740293A Expired - Fee Related JP3157365B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3157365B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19631875A1 (de) * 1996-08-07 1998-02-12 Bayerische Motoren Werke Ag Kettentrieb-Einheit für eine Brennkraftmaschine
US6708652B2 (en) 2000-12-28 2004-03-23 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Engine valve timing apparatus
CN1320264C (zh) * 2003-10-23 2007-06-06 雅马哈发动机株式会社 四冲程引擎及两轮摩托车
JP2011102640A (ja) * 2009-10-16 2011-05-26 Nok Corp テンショナ
WO2022009316A1 (ja) * 2020-07-07 2022-01-13 本田技研工業株式会社 駆動力伝達構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19631875A1 (de) * 1996-08-07 1998-02-12 Bayerische Motoren Werke Ag Kettentrieb-Einheit für eine Brennkraftmaschine
US6708652B2 (en) 2000-12-28 2004-03-23 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Engine valve timing apparatus
CN1320264C (zh) * 2003-10-23 2007-06-06 雅马哈发动机株式会社 四冲程引擎及两轮摩托车
JP2011102640A (ja) * 2009-10-16 2011-05-26 Nok Corp テンショナ
WO2022009316A1 (ja) * 2020-07-07 2022-01-13 本田技研工業株式会社 駆動力伝達構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3157365B2 (ja) 2001-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3464715B2 (ja) Ohcエンジン
US8291878B2 (en) 4-stroke cycle internal combustion engine
JP2001153192A (ja) テンショナ装置
FR2420649A1 (fr) Amortisseur de chaine de distribution pour moteur a combustion interne
JP2530930Y2 (ja) 駆動伝達装置
US6645019B1 (en) Outboard engine system
JPH0771543A (ja) 内燃機関におけるカムチェーンテンショナ装置
KR100416055B1 (ko) 내연기관의 밸브 장치
US6953015B2 (en) Engine
JP2571983B2 (ja) オートテンショナ装置
JPH10281244A (ja) エンジンのタイミングチェーン案内部材の支持構造
JP4944512B2 (ja) 内燃機関のチェーンテンショナ構造
JP2021063494A (ja) エンジンの補機取付構造
JP2006300073A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2002309960A (ja) 内燃機関のカムチェーンリフタ装置
ES2117536B1 (es) Sistema lubricante para elemento de accionamiento de leva en motor de combustion interna de cuatro tiempos.
JP4075555B2 (ja) エンジンのシリンダヘッド部構造
EP0657234A1 (en) Mold for casting a laterally central portion of an engine block
JPH084856A (ja) オートテンショナ
JP2522644Y2 (ja) タイミングチェーン潤滑装置
JP4201417B2 (ja) カムシャフトの取付構造
JP3147709B2 (ja) 内燃機関のチェーンガイド
JPH08270455A (ja) 内燃機関のチェーンテンショナ
JP3200999B2 (ja) 4サイクルエンジンの可変バルブタイミングリフト装置
KR100569418B1 (ko) 자동차 엔진의 캠샤프트 구동시스템

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080209

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees