JPH077120Y2 - パンチング装置 - Google Patents

パンチング装置

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JPH077120Y2
JPH077120Y2 JP11793790U JP11793790U JPH077120Y2 JP H077120 Y2 JPH077120 Y2 JP H077120Y2 JP 11793790 U JP11793790 U JP 11793790U JP 11793790 U JP11793790 U JP 11793790U JP H077120 Y2 JPH077120 Y2 JP H077120Y2
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JP
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punching
sheet
punching device
transfer device
sheet transfer
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JP11793790U
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JPH0473497U (ja
Inventor
正治 脇坂
Original Assignee
株式会社脇坂エンジニアリング
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラスチックシートがパンチング装置内を通
過する際の入口、及び、出口近傍に配置されるシート移
送装置の移動構造に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、卵のパック、或いはゼリーやアイスクリームの
容器等の成形は、一般に、加熱装置で軟化させたポリプ
ロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性のプラスチックシ
ート(以下シートと称す)を、真空成形装置の上型と下
型でプレスすると共に、上型に穿設した空気孔から吸気
してシートと型を密着させ、軟化したところで上記空気
孔から圧搾空気を噴出して成形したシートを型から取り
外し、最後にパンチング装置の打抜刃で個々の容器を打
ち抜いて成形している。
第4図、及び第5図に従来のパンチング装置(1)、な
らびに、周辺装置の平面図、及び、側面図を示す。
(2)は、成形装置(2)で成形されたシートで、上記
シート(2)は、成形装置(3)での成形動作とパンチ
ング装置(1)での打ち抜き動作とのタイミングを合わ
せるため、成形装置(3)とパンチング装置(1)との
間で適当に弛緩させておく。成形の完了したシート
(2)は、パンチング装置(1)内の打抜刃(4)
(4)の衝合面へシート移送装置(6)(12)によって
移送される。上記シート移送装置(6)(12)は、シー
ト(2)がパンチング装置(1)内を通過する際の入
口、及び出口に配置されている。
(6)は、パンチング装置(1)の入口側に配置された
シート移送装置(以後入口側のシート移送装置と称す)
であって、上記入口側のシート移送装置(6)は、ガイ
ドテーブル(8)とガイドテーブル(8)を支持するフ
レーム(7)とで構成されている。ガイドテーブル
(8)は、パンチング装置(1)へのシート(2)の案
内機構であって、シート(2)をガイドテーブル(8)
に挿入することにより、シート(2)をパンチング装置
(1)内の所定位置に正確に挿入し、打抜刃(4)
(4)による打ち抜きを正確に、かつ、安定して行なわ
せる。上記ガイドテーブル(8)の下面には、パンチン
グ装置(1)の支柱(10)(11)と固定したフレーム
(7)が固設してあり、ガイドテーブル(8)をパンチ
ング装置(1)に固定している。
(12)は、パンチング装置(1)の出口側に配置された
シート移送装置(以後出口側シート移送装置と称す)で
あり、上記出口側のシート移送装置(12)は、シート
(2)の搬送を行う搬送機構(13)と、上記搬送機構
(13)の下方に連結固定した支持部材(14)とで構成さ
れている。
搬送機構(13)は、平板(15)上にパンチング装置
(1)内の打抜刃(4)(4)の昇降運動とタイミング
を合わせて間欠回転駆動するサーボモータ(16)と減速
機(17)を有し、さらに、上記平板(15)の両端に起立
して対向配置した係止板(19)(19)間に、上下からシ
ート(2)を挟持する2つの引出しローラ(20)(21)
を回転自在に有している。上記サーボモータ(16)と、
引出しローラ(20)(21)のうちの下側の引出しローラ
(20)とを減速機(17)を介して連結することにより、
サーボモータ(16)の間欠回転駆動に伴なって、引き出
しローラ(20)が間欠回転してシート(2)をパンチン
グ装置(1)内に間欠搬送し、更に、打ち抜きの終了し
たシート(2)を外部へ排出する。支持部材(14)は、
一方の側面でパンチング装置(1)の一方の支柱(10)
とヒンジ(23)(23)を介して連結し、他方の側面で支
柱(11)と適当なロック手段(24)を介して連結する。
上記構成によって、出口側のシート移送装置(12)は、
ヒンジ(23)(23)を中心として開閉移動することが可
能になる。
上述のパンチング装置(1)において、製品の形状を変
更するときは、打抜刃(4)(4)を製品の形状に合致
するものと交換しなければならない。上記打抜刃(4)
(4)の交換は、先ず、上記ロック手段(24)を解除
し、交換作業を行う際の邪魔となる出口側のシート移送
装置(12)を第4図中の2点鎖線で示すように開放移動
し、次に作業者がパンチング装置(1)の出口側から打
抜刃(4)(4)を固定しているボルト(25)(25)…
を外して行なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の打抜刃の交換作業を行う際には、作業者はパンチ
ング装置の出口側からボルトの締付け、或いは緩めを行
なう。この場合、出口側に位置するボルトは作業者に近
いため、ボルトの締付、或いは緩め作業が容易である
が、入口側に位置するボルトは作業者から離れているた
め、ボルトの締付、或いは緩め作業が困難になる。従っ
て打抜刃の交換作業の能率が低下し、さらには、ボルト
の締付が不完全となって、長期使用時に打抜刃が落下す
る虞れがある。また、出口側のシート移送装置を開閉動
作させるため、パンチング装置の出口側に広い開閉スペ
ースが必要となり、従ってパンチング装置の出口側周辺
の専有スペースが増大するという問題がある。
上記問題点に鑑み本考案は、パンチング装置の出口側の
シート移送装置だけでなく、入口側のシート移送装置も
打抜刃の交換作業の邪魔にならない位置まで移動するこ
とが可能であると共に、パンチング装置の出口側の必要
スペースを最小限度に押えたパンチング装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案はプラスチックシート
がパンチング装置内を通過する際の入口、及び、出口に
シート移送装置を連設してなるパンチング装置におい
て、上記入口側のシート移送装置をパンチング装置の入
口側の一方のコーナー部を枢軸として開閉可能に連設
し、出口側のシート移送装置を上下方向に昇降移動可能
な構造としたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成によれば、パンチング装置の出口側だけでな
く、入口側のシート移送装置も移動可能なので出口側、
及び、入口側の両方からの作業が可能となる。また、出
口側のシート移送装置は上下に昇降可能であるのでパン
チング装置の出口側のスペースを必要最小限度に押さえ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るパンチング装置の実施例を第1図に
平面図を、第2図に側面図を、第3図に出口側から見た
正面図を示して説明する。尚、本実施例では従来例と同
一部分には同一参照番号を付し、説明を省略する。
入口側のシート移送装置(29)は、シート(2)の案内
機構であるガイドテーブル(8)と、上記ガイドテーブ
ル(8)に適当な手段で連結固定された支持部材(32)
とで構成されている。上記支持部材(32)は、一方の側
面でヒンジ(30)(30)を介してパンチング装置(1)
の支柱(10)(11)の一方と連結し、さらに、他方の側
面で他方の支柱(11)と解除自在のロック手段(31)を
介して連結している。上記構成により、パンチング装置
(1)の入口側のシート移送装置(29)は、ヒンジ(3
0)(30)を中心として開閉動作可能となる。
出口側のシート移送装置(33)は、引出しローラ(20)
(21)、サーボモータ(16)、減速機(17)、及びこれ
らを配置した平板(15)から成るシート(2)の搬送機
構(13)と、上記搬送機構(13)を昇降させるジャッキ
機構(38)とより構成されている。上記ジャッキ機構
(38)は、ジャッキ(34)(34)、昇降ロッド(35)
(35)、連結棒(37)、モータ(36)とより構成されて
いる。平板(15)の下面の両端付近に固定した昇降ロッ
ド(35)(35)(35)は、支柱(10)(10)の夫々に固
設したジャッキ(34)(34)に挿通連結する。また、ジ
ャッキ(34)(34)は連結棒(37)で連結し、昇降ロッ
ド(35)(35)が連動昇降可能となるよう構成する。モ
ータ(36)は、支柱(10)(11)の一方に固設し、さら
に連結棒(37)の一端に連結手段図示省略を介して連結
する。従って、モータ(36)を駆動することによって、
昇降ロッド(35)(35)は連動して昇降し、さらには、
上方に配置された搬送機構(13)が昇降移動を行う。
尚、昇降ロッド(35)(35)は、パンチング装置(1)
の出口側の両側部に配置し、中央部は空間としているの
で、昇降ロッド(35)(35)が打抜刃(4)(4)の交
換作業の邪魔とすることはない。
上記構成により、パンチング装置(1)の入口、及び出
口に配置したシート移送装置(29)(33)は共に移動可
能となったが、打抜刃(4)(4)の交換作業は以下の
通りに行なう。先ず、出口側のシート移送装置(33)に
配置したサーボモータ(16)の駆動を停止してシート
(2)の移送を停止し、次に、パンチング装置(1)の
入口、及び、出口周辺のシート(2)を排除すると共
に、入口側のシート移送装置(29)のロック手段(31)
を解除して入口側のシート移送装置(29)をパンチング
装置(1)から第1図の2点鎖線に示すように移動開放
し、更に、ジャッキ機構(38)のモータ(36)を駆動し
て搬送機構(13)を作業者の頭上に位置するまで上昇移
動させる。上記移動作業によってパンチング装置(1)
の入口、及び、出口に連設したシート移送装置(29)
(33)は、打抜刃(4)(4)の交換作業の邪魔とはな
らず、従って、パンチング装置(1)の入口、及び、出
口の両方向からボルト(25)(25)…の締付け、或い
は、緩めが円滑に、かつ、確実にできる。
尚、入口側のシート移送装置(29)は、昇降移動ではな
く、スペースをより多く専有する開閉移動を行っている
が、成形装置(3)とパンチング装置(1)とは適当な
間隔をあけて配置しているので、スペース的にも余裕が
あり、専有スペースの増大にはならない。
〔考案の効果〕
上記構成によって、パンチング装置の出口側だけでな
く、入口側のシート移送装置も移動可能となって出口
側、及び、入口側の両方からの作業が可能となる。この
結果、打抜刃の交換作業能率とボルトの締結作業の確実
性が向上する。また、出口側のシート移送装置は上下に
昇降可能であるので開閉移動と比べてシート移送装置の
専有スペースを最小限に押さえることが可能になり、ス
ペースの有効利用が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシート移送装置の平面図、第2図
は同じく側面図、第3図は同じく出口側の正面図、第4
図は従来のシート移送装置の平面図、第5図は同じく側
面図である。 (1)……パンチング装置、(2)……プラスチックシ
ート、(29)……シート移送装置(入口側)、(33)…
…シート移送装置(出口側)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックシートがパンチング装置内を
    通過する際の入口、及び、出口にシート移送装置を連設
    してなるパンチング装置において、 上記入口側のシート移送装置を、パンチング装置の入口
    側の一方のコーナー部を枢軸として開閉可能に連設し、 出口側のシート移送装置を上下方向に昇降移動可能な構
    造としたことを特徴とするパンチング装置。
JP11793790U 1990-11-08 1990-11-08 パンチング装置 Expired - Lifetime JPH077120Y2 (ja)

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JP11793790U JPH077120Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 パンチング装置

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Publication Number Publication Date
JPH0473497U JPH0473497U (ja) 1992-06-26
JPH077120Y2 true JPH077120Y2 (ja) 1995-02-22

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