JPH0771138B2 - ディジタル加入者線に接続される端末装置 - Google Patents

ディジタル加入者線に接続される端末装置

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JPH0771138B2
JPH0771138B2 JP63021570A JP2157088A JPH0771138B2 JP H0771138 B2 JPH0771138 B2 JP H0771138B2 JP 63021570 A JP63021570 A JP 63021570A JP 2157088 A JP2157088 A JP 2157088A JP H0771138 B2 JPH0771138 B2 JP H0771138B2
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直文 永井
愼夫 中野
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ディジタル伝送を行うディジタル加入者等に
おいて、障害発生時に障害箇所を切り分けるためのディ
ジタル加入者線に接続される端末装置に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来、加入者系や伝送系における障害時の障害位置の切
り分け方式としては、回線状態に測定する専用の測定
装置、またはモニタ装置を回線に接続して切り分ける方
式や、局または端末からの操作によって、回線の特定
の場所で、受信信号を送信側に折り返すループバック試
験方式が用いられていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の方式には、次のような問題が
あった。
上記の方式は、専用の高価な装置が必要であり、しか
も保守者がその装置を障害点と想定される所まで運んで
接続する必要があるため、切り分けのためのコストや作
業量が大きいなどの欠点がある。
また、上記の方式では、局または端末において折り返
してきた信号を監視するために、局側と端末側の両方
に、折り返しを行うための保守者が必要となる。また、
両者間の連絡手段が必要となるため、1回線しかない加
入者において、その回線が障害になった場合は試験が困
難となる。また、自動的にループバックを行う遠隔試験
を行うためには、特別な制御信号や制御手順が必要とな
るため、端末の構成が複雑となる。
この発明は、このような背景の下になされたもので、専
有の装置や複雑な制御手順を必要とせず、端末装置に簡
単な信号検出回路を設けるだけで、障害箇所の切り分け
を可能とするディジタル加入者線に接続される端末装置
を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、この発明は、ディジタル加
入者線に接続される端末装置において、ディジタル加入
者線への送信信号の有無を検出する、送信回路の出力側
または入力側に挿入した積分回路と識別回路からなる検
出手段と、該検出結果を出力する送信信号検出出力端子
又は該検出結果を表示する手段と、ディジタル加入者線
からの受信信号の有無を検出する、受信回路の入力側ま
たは出力側に挿入した積分回路と識別回路からなる検出
手段と、該検出結果を出力する受信信号検出出力端子又
は該検出結果を表示する手段とを具備することを特徴と
する。
「作用」 本発明は、端末装置の送・受信部において送信信号およ
び受信信号の有無を検出手段によって検出し、各々の検
出結果が対応する検出出力端子から常時出力される、あ
るいは各検出結果お表示がなされる。これにより、障害
箇所の切り分けを容易に行うことができる。
従来の技術とは、専用の測定装置を回線に接続する必要
がないことや、局や端末装置からループバックの制御を
することなく、端末装置における送・受信信号の有無を
調べることにより、障害箇所を検出できるようにしたこ
とが異なる。
「実施例」 以下、図面を参照して、この発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
である。
図において、1は端末装置、2はケーブル、3は回線終
端装置であり、回線終端装置3は交換機側に設置されて
いる。また、端末装置1と回線終端装置3との間は、上
り方向のケーブル2−2と下り方向のケーブル2−1に
より接続されている。
上記端末装置1は、伝送制御回路4と、送信回路5と、
受信回路6とを有し、送信回路5の出力が上り方向のケ
ーブル2−2を通して回線終端装置3に送られる一方、
下り方向のケーブル2−1を通して送られてきた信号が
受信回路6により受信される。
上述した送信回路5の出力は、積分回路7によって積分
され、その出力が識別回路9によって2値化される。同
様に、受信回路6への入力信号は、積分回路8によって
積分され、その出力が識別回路10によって2値化され
る。こうして2値化された信号は、送信信号検出出力端
子11、受信信号検出出力端子12を介して外部に出力され
る。
つぎに、この実施例の動作を説明する。
(1)正常時の着信動作 着信時には、端末装置1は、回線終端装置3からケーブ
ル2−1を介して送られてくる信号を受信回路6で受信
して論理信号に変換し、この信号をもとに伝送制御回路
4で同期をとり、同期が確立すると送信信号を出力す
る。
送信回路5は、送信信号を回線で必要な波形に整形し、
ケーブル2−2を通して、回線終端装置3に対して信号
を送出する。
(2)正常時の発信動作 発信時には、端末装置1が起動用のパルスを送出し、回
線終端装置3は、これを検出すると端末装置1に対して
信号を送出する。端末装置1は、この信号をもとに同期
をとり、着信時と同様に動作する。
このように、正常な通信を行っているときは、下り方向
のケーブル2−1、および上り方向のケーブル2−2の
両方に信号が存在する。したがって、これらの信号の有
無を調べることによって、障害点を特定することができ
る。
(3)障害時の動作 以下に、障害時の動作を詳細に説明する。
端末装置1では、積分回路7,8、および識別回路9,10に
より、以下のように信号の有無を検出する。
第2図は、端末装置1の各部の信号波形の例を示したも
のであり、同図(a)に示す信号51は、積分回路7,8に
入力される送信または受信信号な波形であり、同図
(b)に示す信号52は、積分回路7,8の出力波形、閾値
電圧53は識別回路9,10の閾値電圧である。また、同図
(c)に示す信号54は識別回路9,10の出力波形である。
積分回路7および8には各々送信信号パルス、受信信号
パルスが入力され、パルスがあるときはその出力電圧が
上昇し、パルスがなくなると出力電圧が下降する。
識別回路9,10は、入力電圧がある一定の電圧を越える出
力を論理“1"に、一定の電圧より下がると出力を論理
“0"に変換する。このような動作をするから、積分回路
7,8の時定数と、識別回路9,10の閾値電圧を適切に選ぶ
ことによって、回線上に送信信号が存在するときには、
送信信号検出出力端子11の出力を論理“1"、回線上に送
信信号がないときは、送信信号検出出力端子11の出力を
論理“0"にするように設計することができる。
同様に、回線上に受信信号が存在するときには、受信信
号検出出力端子12の出力を論理“1"、回線上に受信信号
がないときは、受信信号検出出力端子12の出力を論理
“0"にするようにすることができる。
このように動作することから、正常な状態では各々の出
力端子11、12は論理“1"になっている。一方、障害が発
生すると、障害箇所によっていづれか一方、または両方
の出力端子が“0"となる。
着信および発信の操作によって出力端子11,12の論理値
は、第1表の状態をとる。
以下、第1表に基づいて、障害の切り分ける方法につい
て説明する。
(a)着信操作の場合 着信の場合、端末装置1は、回線終端装置3から送られ
てくる信号を受信してから、信号を送信するから、出力
端子11、12の出力信号には次の3通りの状態があり得
る。
(a)− 「両方の出力端子11、12の出力が論理“0"の場合」 この場合は、回線終端装置3から送られてくる信号が端
末装置1に届いていないのであるから、下り方向のケー
ブル2−1の断線、または回線終端装置3の送信回路の
障害である。
(a)− 「受信信号検出出力端子12が“1"で送信信号検出出力端
子11が“0"の場合」 この場合は、受信信号にあるにもかかわらず、端末装置
1が送信信号を送出しないのであるから、端末装置1の
障害である。
(a)− 「両方の出力端子とも“1"の場合」 この場合は、回線終端装置3からの受信信号は正常に端
末装置1に届き、かつ端末装置1は正常に送信信号を送
出しているにもかかわらず、回線終端装置3に届いてい
ないことから、上り方向のケーブル2−2または回線終
端装置3の受信側の障害である。
(b)発信操作の場合 発信の場合は、端末装置1が起動用のパルスを送信して
から、回線終端装置3が端末装置1に対して信号を送信
するから、出力端子11,12の出力信号には次の3通りの
状態があり得る。
(b)− 「両方の出力端子11、12の出力が論理“0"の場合」 この場合は、端末装置1が起動用パルスを送出していな
いのであるから、端末装置1の障害である。
(b)− 「受信信号検出出力端子12が“0"で、送信信号検出出力
端子11が“1"の場合」 この場合は、端末装置1からの送信信号が回線終端装置
3に届いていないか、または(a)−と同様に、下り
方向の障害かのいずれであるから、ケーブル2、または
回線終端装置3の障害である。
(b)− 「両方の出力端子11,12とも“1"の場合」 この場合は、端末装置1の起動用パルスは正常に回線終
端装置3に届き、回線終端装置3から端末装置1への信
号も正常に端末装置1に届いていることから、端末装置
1の障害である。
以上のように、出力端子11,12には、6通りの状態があ
り、これらに基づいて、第3図に示す判断手順により、
端末装置1、ケーブル2、回線終端装置3の障害を切り
分けることが可能となる。
まず、出力端子11,12の状態を調べ、受信信号検出出力
端子12が“1"で、送信信号出力端子11が“0"の場合は、
(a)−にしたがって、端末装置1の障害と判断する
(ステップS1,S2)。
逆に、受信信号検出出力端子12が“0"で、送信信号検出
出力端子11が“1"の場合は、(b)−にしたがって、
ケーブル2または回線終端装置3の障害と判断する(ス
テップS3,S4)。
両方の出力端子11,12とも“0"、あるいは“1"の場合
は、発信操作を行い(ステップS5)、出力端子11,12の
状態が変化しなければ、端末装置1の障害(ステップS
6,S8)、変化すればケーブル2または回線終端装置3の
障害と判断する(ステップS6,S7)。
以上説明したのと同じ効果は、他の構成でも可能であ
る。
第4図は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
あり、第1図と同一の構成ブロックには、同一の符号を
付してある。
第1図の第1実施例と異なる点は、積分回路7,8の接続
箇所である。すなわち、積分回路7は送信回路5の入力
側に接続され、積分回路8は受信回路6の出力側に接続
されている。
この構成によれば、論理信号に変換された送・受信信号
を積分すればよく、積分回路7,8の構成を簡単にできる
ため、送信回路5、受信回路6の故障率が他の部分より
十分小さい場合に、第1実施例と全く同じ効果が得られ
る。
第5図は、本発明の第3実施例を示すものである。この
実施例が上述した第1、第2実施例と異なる点は、第1
図または第4図の出力端子11、および12に、発光ダイオ
ード等からなる表示器13、14を付加することによって、
各々の出力端子11,12の論理値を目視により容易に判断
できるようにした点である。
なお、上記各実施例では、送信信号および受信信号の検
出手段として、積分回路7,8と識別回路9,10を用いる構
成としたが、他の回路による信号の検出手段を用いても
同様の効果が得られる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、端末装置に簡
単な回路による送・受信信号の検出機能を具備すること
によって、特別な装置を回線に接続したり、複雑な手順
によるループバック試験を行う必要がなく、容易に障害
位置を特定することができるので、障害の復旧を経済的
にかつ迅速に行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図 第2図は同実施例における端末装置1における各部の信
号の波形を示す図、 第3図は同実施例における障害位置の判断手順を示す流
れ図、 第4図は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、 第5図は本発明の第3実施例の構成を示すブロック図で
ある。 1……端末装置、2……ケーブル、 2−1……下り方向のケーブル、 2−2……上り方向のケーブル、 3……回線終端装置、4……伝送制御回路、 5……送信回路、6……受信回路、 7,8……積分回路、9,10……識別回路、 11……送信信号検出出力端子、 12……受信信号検出出力端子、 13,14……表示器、 51……積分回路への入力信号、 52……積分回路の出力信号、 53……識別回路の閾値電圧、 54……識別回路の出力信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル加入者線に接続される端末装置
    において、 ディジタル加入者線への送信信号の有無を検出する、送
    信回路の出力側または入力側に挿入した積分回路と識別
    回路からなる検出手段と、 該検出結果を出力する送信信号検出出力端子又は該検出
    結果を表示する手段と、 ディジタル加入者線からの受信信号の有無を検出する、
    受信回路の入力側または出力側に挿入した積分回路と識
    別回路からなる検出手段と、 該検出結果を出力する受信信号検出出力端子又は該検出
    結果を表示する手段とを具備することを特徴とするディ
    ジタル加入者線に接続される端末装置。
JP63021570A 1988-02-01 1988-02-01 ディジタル加入者線に接続される端末装置 Expired - Lifetime JPH0771138B2 (ja)

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