JPH0771130B2 - データ回線終端装置シュミレータ - Google Patents

データ回線終端装置シュミレータ

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JPH0771130B2
JPH0771130B2 JP63233659A JP23365988A JPH0771130B2 JP H0771130 B2 JPH0771130 B2 JP H0771130B2 JP 63233659 A JP63233659 A JP 63233659A JP 23365988 A JP23365988 A JP 23365988A JP H0771130 B2 JPH0771130 B2 JP H0771130B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 DTEの回線制御手段の機能をテストするDCEシュミレータ
に関し、 簡単な構成ですべてのDTE及び伝送制御手順での発着呼
テスト及び回線接続後のデータ転送を可能にすることを
目的とし、 回線網を介して接続されるDTEとDCE間のインタフェース
をシュミレーションするインタフェースシュミレーショ
ン回路(IFSM回路)を備え、各DTEの回線制御手段の機
能をテストするDCEシュミレータにおいて、データ転送
を行うDTEのデータ線を対応するIFSM回路又は両データ
線をスルーに接続する切換え機構を備えたデータ線切換
え器と、発着呼を行う回線接続動作時はDTEのデータを
対応する各IFSM回路に接続し、回線接続御は、両DTEの
データ線をスルーに接続するようにデータ線切換え器を
制御する切換え制御回路を設けるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回線網を介して接続されるデータ端末装置
(Data Terminal Equipment,以下DTEという)とデータ
回線終端装置(Data Circuit Terminating Equipment,
以下DCEという)間の各種のインタフェースをシュミレ
ーションする回路を備え、各DTEの回線制御手段の機能
をテストするDCEのシュミレータに関する。
〔従来の技術〕
DTE間でデータ伝送を行う場合、各DTEは回線網を介して
接続されるが、各DTEと回線網との間にDCEを設けて両者
を接続している。
このようなデータ伝送システムは、第6図に示すような
基本構成になっている。図において、21a及び21bは、中
央処理装置や各種端末装置等のDTEである。22a及び22b
は、モデムや宅内回線終端装置等のDCEで、DTE21a及び2
1bとそのデータ伝送回線23a及び23bの間の回線接続制御
及び信号又はコード変換を行う。24は回線網で、アナロ
グやディジタルの交換網、専用回線等で構成される。
DTE21a及び21bとDCE22a及び22b間のインタフェースは規
格化されており、CCRTT勧告V.24やV25bitで定義された
いわゆるVシリーズ・インタフェースと、CCITT勧告X21
等で定義されたいわゆるXシリーズ・インタフェースが
ある。
VシリーズはDTEとアナログの回線網を接続するときの
インタフェースを定めたもので、V.24インタフェースに
は、モデムとDTE間のインタフェースを定めた100シリー
ズと、網制御装置(NCU)とDTE間のインタフェースを定
めた200シリーズがある。このV.24インタフェースとし
て、例えばシリアル形のRS−232Cが良く知られている。
XシリーズはDTEとディジタル回線網を接続するときの
インタフェースを定めたものであり、X.21は、公衆デー
タ網における同期動作のためのDTEとDCEとの間のインタ
フェースを定めたものである。
この構成で、DTE21aと21b間のデータ伝送を行うときは
各種の伝送制御手順によって行われるが、いずれの手順
においてもまず回線接続制御が行われ、データ伝送終了
後は回線切断制御が行われる。
しかしながら、近年、回線の自由化,DCEにおける新機能
付加等により回線網の種類は多種多様化している。例え
ば専用回線でも、使用周波数帯(データ伝送速度)に応
じて多種類の規格の回線に分類されている。そして、こ
の傾向は今後も続くものと予想される。
この増加する回線網の種別に対応するために、Vシリー
ズやXシリーズ等の所定のインタフェースに従って各回
線網に対してDTEの回線接続や切断を制御する回線制御
手段の開発が請求される。
DTEの回線制御手段の開発には、従来、第7図に示すよ
うに、この回線制御手段を開発するための機能をシュミ
レーションするDCEシュミレータが用いられている。
第7図において、21はDTE、25はDTEと図示しない回線網
との回線の接続や切断を制御する回線制御手段、26はDC
Eシュミレータ、27はDTE25とDCEシュミレータを接続す
るケーブルである。
DCEシュミレータ26は、内部にVシリーズ・インタフェ
ースをシュミレーションするVシリーズシュミレーショ
ン回路261,Xシリーズ・インタフェースをシュミレーシ
ョンするXシリーズシュミレーション回路262,メモリ26
3,プロセッサ264等を備え、DCEの機能をシュミレーショ
ンする。
このDCEシュミレータ26は、相手側のDTEには接続されて
いないので、これにより可能なテストは発着呼すなわち
回線接続までのテストのみが可能である。回線接続後の
データ転送のテストに関しては、それをシュミレーショ
ンするソフトウェアが実際のシステムと同程度の大規模
となり、その開発に多くの時間と経費を必要とすること
から、回線接続後のデータ転送に関してテストするのは
非常に困難なのが現状である。
回線接続後のデータ転送に関するテストも可能にするた
め、実際の回線網を使用して開発する方法も提案されて
いる。しかしながら、この方法の場合、回路網の契約及
びデータ伝送装置、網制御装置等の準備のための設備投
資を行わなければならないという問題、またテストする
までに時間がかかるという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のDCEシュミレータは、前述のように発着呼のテス
トは可能であるが、回線接続後のデータ転送に関するテ
ストは非常に困難であるという問題があった。
また、実際の回線網を使用して回線制御手段を開発する
方法は、設備費が莫大である上にテストするまでに時間
がかかり、開発の時流に遅れるという問題があった。
本発明は、簡単な構成により、すべてのDTE及び伝送制
御手順での発着呼のテストはもとより、回線接続後のデ
ータ転送のテストが可能となるように改良したDCEシュ
ミレータを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するために本発明の採用した手段を、
第1図を参照して説明する。第1図は、本発明の基本構
成をブロック図で示したものである。
第1図において、10はDCEシュミレータである。11a及び
11bはインタフェースシュミレーション回路(以下、IFS
M回路11a及びIFSM回路11bで示す)で、IFSM回路11aは、
図示しない自局の回線制御手段を介して自局のDTE(以
下、DTEaで示す)に対するVシリーズやXシリーズ等の
各インタフェースをシュミレーションする。IFSM回路11
bは、図示しない相手局の回線制御手段を介して相手局
のDTE(以下DTEbで示す)に対するVシリーズやXシリ
ーズ等の各インタフェースをシュミレーションする。
12はデータ線切換え器で、DTEa及びDTEbのデータ線を対
応するIFSM回路11a及びIFSM回路11b又はDTEa及びDTEbの
両データ線をスルーに接続する切換え機構を備えてい
る。
13は切換え制御回路で、発着呼を行う回線接続制御時
は、DTEa及びDTEbのデータ線を対応するIFSM回路11a及
び11bに接続し、回線接続後は、DTEa及びDTEbの両デー
タ線をスルーに接続するように切り換える制御を行う。
14はプロセッサ(以下、MPUで示す)で、前記各回路を
制御するとともにDCEシュミレータ10全体の動作を制御
する。
15は制御メモリで、MPU14の制御プラグラムやDCEシュミ
レーション制御時に授受されるデータやフラグが格納さ
れる。
〔作 用〕
DTEの回線制御手段の発着呼すなわち回線接続の機能を
テストするときは、MPU14は切換え制御回路12に指示し
て、DTEa及びDTEbのデータ線が対応するIFSM回路11a及
びIFSM回路11bに接続するようにデータ線切換え器12を
切り換えさせる。
この接続状態で、IFSM回路11aによりDTEaのDCE間のイン
タフェースをシュミレーションすることにより、DTEaの
発着呼テストが従来と同様にして行うことができる。同
様に、IFSM回路11bでDTEbとDCE間のインタフェースをシ
ュミレーションすることにより、DTEの発着呼テストが
行われる。各DTEとDCE間のインタフェースは、所定のV
又はXシリーズのインタフェースがシュミレーションさ
れる。
DTEa及びDTEbの発着呼テストが正常に終了すると、MPU1
4は、切換え制御回路13に指示して、DTEa及びDTEbの両
データ線がスルーに接続されるようデータ線切換え器12
を切り換えさせる。データ線以外の各制御線は、それま
での接続状態が保持される。
これにより、データ線を経由してデータ転送及びデータ
転送の開始及び終了処理に必要な各種制御信号の伝送が
可能となる。したがって、IFSM回路11a及びIFSM回路11b
でDTE−DCE間の各種インタフェースの制御信号をシュミ
レーションすることにより、簡単な構成で発着呼後のデ
ータ転送のテストが行われる。
この場合、第1DTEと第2DTEのデータ線がスルーに接続さ
れるので、データ伝送時の同期方式を意識する必要がな
くなって、すべての伝送制御手順をサポートすることが
できる。したがって、あらゆる種類のDTEを接続して、
それらの発着呼テスト及びデータ転送テストして各DTEa
及びDTEbの回線制御手段の正常性をテストすることがで
きる。
〔実施例〕 本発明の実施例を、第2図〜第5図を参照して説明す
る。第2図は本発明の一実施例の構成の説明図、第3図
は同実施例の動作手順の説明図、第4図は同実施例の発
着呼テスト処理フローチャート、第5図は同実施例のデ
ータ転送テスト処理フローチャートである。
以下、専用回線V.24 100シリーズインタフェースの場
合を例にとって、本発明の実施例について説明する。
(A)実施例の構成 第2図において、DCEシュミレーション10,インタフェー
スシュミレーション回路(IFSM回路)11a及び11b,デー
タ線切換え器12,切換え制御回路13,プロセッサ(MPU)1
4及び制御メモリ15については、第1図で説明したとお
りである。16a及び16bはレシーバ、17a及び17bはドライ
バである。
IFSM回路11a及びIFSM回路11bにおいて、111a及び111bは
V.24 100シリーズシュミレーション回路(以下、100SS
M回路という)で、V.24 100シリーズのインタフェース
をシュミレーションする。112a及び112bはV.24 200シ
リーズシュミレーション回路(以下、200SSM回路とい
う)で、V.24 200シリーズのインタフェースをシュミ
レーションする。113a及び113bはX.21シュミレーション
(以下、X21SM回路という)で、X.21のインタフェース
をシュミレーションする。
100SSM回路111a及び111bの各線の記号と200SSM回路112a
及び112bの各線の記号には、JIS C 6361に定義され
ているものを使用している。また、X21SM回路113a及び1
13bの各線の記号は、CCITT勧告X.21で定義されているも
のが使用されている。
データ線切換え器12において、a〜hはデータ線の接続
端子で、DTEa側の端子aには、DTEa側の送信データ線
(SD線)がレシーバ16aを介して接続される。端子gに
は、DTEa側の受信データ線(RD線)がドライバ17aを介
して接続される。端子c及びeは、100SSM回路111aに接
続される。
DTEb側の端子bには、DTEb側の受信データ線(RD線)が
ドライバ17bを介して接続される。端子gには、DTEb側
の送信データ線(SD線)がレシーバ16bを介して接続さ
れる。端子d及びfは、100SSM回路111bに接続される。
発着呼テスト時は、各端子a〜hは、a−c,e−g,b−d,
f−h間が接続される。以下、この接続状態をスルーモ
ード解除の接続状態という。データ転送テスト時は、a
−b間及びg−h間が接続され、その他の端子は解放さ
れる。以下、この接続状態をスルーモードの接続状態と
いう。
(B)実施例の動作 実施例の動作を、第3図〜第5図を参照し、専用回線の
V.24 100シリーズのインタフェースに従って半二重通
信を行う場合を例にとり、発着呼テスト及びデータ転送
テストの場合に分けて説明する。
(B−1)発着呼テスト動作 発着呼テスト動作を、第3図及び第4図を参照し、第4
図の処理ステップに従って説明する。なお、第3図にお
いて、,等は動作手順を示す記号である。
(1) 処理S11,S12,S13 DCEシュミレータ10のMPU14は、オペレータから動作開始
指示を受けると、内部の各回線の初期設定を行い、切換
え制御回路13にスルモード解除の指示を送る。このスル
ーモード解除の指示を受けると、切換え制御回路13はデ
ータ線切換え器12の接点a〜hを、a−c,e−g,b−d,f
−h間で接続させ、スルーモード解除の接続状態とする
(処理S11)。
MPU14は、以上の初期設定が終ると、第1DTE及び第2DTE
からのER信号(データ端末レディ信号)がオンになるの
を監視する(処理S12,S13)。
(2) 処理S14,S15 一方、DTEa及びDTEbは、電源が投入され、動作準備が整
うと、ER信号をオンにして、対応する100SSM回路11a及
び11bに送る(第3図,′)。
DCEシュミレータ10のMPU14は、100SSM回路11a及び11bを
介してDTEa及びDTEbからの各ER信号を受信すると、100S
SM回路111a及び111bに指示してDR信号(データセット・
レディ信号)をオンにさせ、DTEa及びDTEbに送る(処理
S14,S15、第3図,′)。このDR信号は、ER信号が
オンの期間オンに保持される。
(3) 処理S16 DTEa及び100SSM回路111a間とDTEb及び100SSM回路111b間
でER及びDR信号が正常に授受されると、DTEa及びDTEbの
各回線制御手段の発着呼制御が正常に行われたと判断
し、MPU14は切換え制御回路13にスルーモードの指示を
与える。
このスルーモード指示を受けると、切換え制御回路13は
データ線切換え器12の各接点a〜hをa−b及びg−h
間で接続させ、その他は解放させる。これにより、DTEa
とDTEbのデータ線(SD線及びRD線)がスルーとなり、す
べての伝送制御手順でのデータ通信が可能になる。
(B−2)データ転送テスト動作 発着呼動作が正常であると、次いでDTEaとDTEb間で半二
重信号方式でデータ転送が行われる。以下、第3図及び
第5図を参照し、第5図の処理ステップに従ってデータ
転送テスト動作を説明する。
(1) 処理S21,S22 MPU14は、100SSM回路111a及び111bから上ってくる割込
みが、半二重通信期間の終了を指示するタイマ割込みで
あるか(処理S21)、インタフェースの信号の割込みで
あるか監視している(処理S22)。
いま、DTEaよりDTEb側にデータ転送を行う場合であると
すると、DTEaは100SSM回路111aからのDR信号を受信する
と、次に送信要求を行うRS信号をオンにする(第3図
)。
(2) 処理S40,S41,S42 MPU14は、処理S22において信号の割込みを検出すると、
更にRS信号の変化であるかを判別し(処理S40)、RS信
号に変化があるときは、RS信号がオンに変化したかを判
別する(処理S41)。
RS信号がオンのとき、MPU14はRS/CSオン時間タイマ(図
示せず、以下タイマTIMaという)を起動する(処理
S42)。このタイマTMaは、DTEaの通信期間を保障する。
(3) S21,S30,S31,S32 MPU14は割込みの有無を監視しており、タイマTMa起動の
割込みを検出すると(処理S21)、DTEaのRS信号がオン
であるか判別する(処理S30)。
RS信号がオンのとき、MPU14は100SSM回路111aに指示し
て、送信可を指示するCS信号をオンにしてDTEaに送る
(処理S31,第3図)。更に、制御メモリ15にある相手
側すなわちDTEb側のCDフラグ(図示せず)をオンにし、
データ・チャネル受信キャリア検出を指示する(処理S
32)。
(4) 処理S21〜S23,S24,S25 MPU14は割込み及びER信号の有無を監視しており、前述
の処理S21及びS22がいずれも「NO」と判定されると、DT
EaのER信号がオンであるか判別する(処理S23)。
ER信号がオンのときは、更に相手側DTEbのCDフラグがオ
ンであるか判別する(処理S24)。CDフラグがオンのと
きは、MPU14は、100SSM回路11bに指示して、データ・チ
ャネル受信キャリア検出を指示するCD信号をオンにさせ
てDTEb側に送る(処理S25,第3図)。
以上の処理によりDTEaからDTEbへのデータ転送が可能と
なったのでスルーになったデータ線(SD線及びRD線を経
由してデータ転送が行われる(第3図,)。
(5) 処理S21,S22,S23,S24,S26 DTEaは所定通信時間内でデータ転送を終了すると、RS信
号をオフにする(第3図)。100SSM回路111aはRS信号
のオフを検出すると、MPU14に信号の割込みを行う。
MPU14は割込みの監視を行っており(処理S21,S22)、信
号の割込みを受けると(処理S22)、RS信号の変化であ
るかを判別し(処理S40)、更にRS信号がオンであるか
を判別する(処理R41)。
DTEaのRS信号がオフになったことを検出すると、MPU14
はRS/CSオフ時間タイマ(図示せず、以下タイマTMbとい
う)を起動する(処理S43)、このタイマTMbは、DTEaの
行うデータ転送を所定期間阻止する。
(6) 処理S21,S27,S30,S33,S34 MPU14は割込みの有無を監視し、タイマTMbの起動の割込
みを検出する(処理S21)、DTEaのRS信号がオンである
か判別する(処理S30)。
RS信号のオフが検出されると、MPU14は100SSM回路111a
に指示してCS信号をオフにさせるとともに(処理S33,第
3図)、制御メモリ15にある相手側DTEbのCDフラグを
オフにする(処理S34)。
(7) 処理S21〜S23,S24,S25 MPU14は割込み及びER信号の有無を監視しており、前述
の処理S21及びS22がいずれも「NO」と判定されると、DT
EaのER信号がオンであるか判別する(処理S23)。
ER信号がオンのとみは、更に相手側DTEbのCDフラグがオ
ンであるか判別する(処理S24)。CDフラグがオフのと
きは、MPU14は、100SSM回路111bに指示して、データ・
チャネル受信キャリヤ検出を指示するCD信号をオフにさ
せてDTEb側に転送する(処理S25,第3図)。
(8) DTEbからDTEaへのデータ転送 以上でDTEaからDTEbへのデータ転送は終了する。DTEbは
100SSM回路111bのCD信号がオフになったことからDTEaか
らのデータ転送終了を検出すると、DTEaに対するデータ
転送を開始する。以下、前述のDTEaの場合と同様な各処
理が行われ、DTEbからDTEbへのデータ転送が行われる。
(第3図〜)。
データの転送が終了すると、DTEa及びDTEbはそれらのER
信号をオフにする(第3図,)。
(9) 処理S21〜S23,S26,S27,S28 MPU14は、データ転送中は割込みの有無とER信号のオン
/オフを監視している(処理S21〜S23)。
DTEa及びDTEbからのER信号のオフが検出されると(処理
S23)、100SSM回路111a及び111bに指示して、それらのD
R信号をオフにさせてDTa及びDTEb側に転送する(処理S
26,第3図,)。
更にタイマTMa及びTMbをストップし(処理S27)、切換
え制御回路13にスルーモード解除を指示する(処理
S28)。
このスルーモード解除指示を受けると、切換え制御回路
13は接点a−b間及びg−h間の接続を解除し、スルー
モードの接続状態からスルーモード解除の接続状態に切
り換える。
これによりシステムは初期状態に戻ってデータ転送を終
了する。以上の発着呼動作及びデータ転送動作が正常に
行われることにより、DTEa及びDTEbの各回線制御手段の
正常性をテストすることができる。
以上、専用回線100SSM回路111a及び111bを使用してV.24
100シリーズインタフェースをシュミレーションする
ことによりDTEの回線制御手段の正常性をテストする場
合の実施例について説明したが、200SSM回路112a及び11
2bを使用してV.24 200シリーズインタフェースをシュ
ミレーションし、更にX21SM回路113a及び113bを使用し
てX.21インタフェースをシュミレーションする等各種の
インタフェースをシュミレーションすることにより、各
インタフェースの場合のDTEの回線制御手段の正常性を
テストすることができる。また、各DTEを専用線以外の
交換網によって接続した場合にも本発明な適用すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次の諸効果が得ら
れる。
(1) 発着呼テスト後はDTEa及びDTEbのデータ線がス
ルーになるようにしたので、DCEシュミレータでDTE−DC
E間の各種インタフェースをシュミレーションすること
により、簡単な構成により発着呼後すなわちデータ転送
のテストも行うことができる。
(2) DTEa及びDTEbの両者のデータ線がスルーに接続
されるので、データ伝送時の同期方式を意識する必要が
なくなって、すべての伝送制御手順をサポートすること
ができる。これにより、あらゆる種類のDTEを接続し
て、それらの発着呼テスト及びデータ転送テストを行
い、DTEa及びDTEbの回線制御手段の正常性をテストする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成の説明図、 第2図は、本発明の一実施例の構成の説明図、 第3図は、同実施例の動作手順の説明図、 第4図は、同実施例の発着呼テスト処理フローチャー
ト、 第5図は、同実施例のデータ転送テスト処理フローチャ
ート、 第6図は、データ伝送システムの基本構成の説明図、 第7図は、従来のDCEシュミレーション方式の説明図で
ある。 第1図及び第2図において、 10……データ回線終端装置(DCE)シュミレータ、11a,1
1b……インタフェースシュミレーション回路(IFSM回
路)、111a,111b……V.24 100シリーズシュミレーショ
ン回路(100SSM回路)、112a,112b……V.24 200シリー
ズシュミレーション回路(200SSM回路)、113a,113b…
…X.21シュミレーション回路(X21SM回路)、12……デ
ータ線切換え器、13……切換え制御回路、14……プロセ
ッサ(MPU)、15……制御メモリ、16a,16b……レシー
バ、17a,17b……ドライバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線網を介して接続されるデータ端末装置
    (DTEa,DTEb)とデータ回線終端装置間の各種のインタ
    フェースをシュミレーションするインタフェースシュミ
    レーション回路(11a,11b)を備え、各データ端末装置
    (DTEa,DTEb)の回線制御手段の機能をテストするデー
    タ回線終端装置シュミレータ(10)において、 (A)データ転送を行うデータ端末装置(DTEa,DTEb)
    のデータ線を対応するインタフェースシュミレーション
    回路(11a,11b)又は両データ線をスルーに接続する切
    換え機構を備えたデータ線切換え器(12)と、 (B)発着呼を行う回線接続動作時は、各データ端末装
    置(DTEa,DTEb)のデータ線を対応する各インタフェー
    スシュミレーション回路(111a,111b)に接続し、回線
    接続後は、両データ端末装置(DTEa,DTEb)のデータ線
    をスルーに接続するようにデータ線切換え器(12)を制
    御する切換え制御回路(13)、 を設けたことを特徴とするデータ回線終端装置シュミレ
    ータ。
JP63233659A 1988-09-20 1988-09-20 データ回線終端装置シュミレータ Expired - Fee Related JPH0771130B2 (ja)

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