JPH0770969A - シーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械の湿部 - Google Patents
シーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械の湿部Info
- Publication number
- JPH0770969A JPH0770969A JP6145157A JP14515794A JPH0770969A JP H0770969 A JPH0770969 A JP H0770969A JP 6145157 A JP6145157 A JP 6145157A JP 14515794 A JP14515794 A JP 14515794A JP H0770969 A JPH0770969 A JP H0770969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- roll
- band
- sheave
- rolls
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/04—Arrangements thereof
- D21F3/045—Arrangements thereof including at least one extended press nip
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 シーブ部分とプレス部分とを含む製紙機械の
湿り部分に関する。プレス部分は、通常複数のロールプ
レスを有し、そのロールプレスはまたシュープレスであ
ってもよい。その場合にプレスフェルト10が設けられ
ていて、それがそれぞれロール15およびシューユニッ
ト9に巻かれている。さらに水不透過性のバンドが設け
られていて、それが無端ループを形成し、そして2つの
プレスロール129,130またはシューユニット9に
巻かれている。 【効果】 シーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械
の湿部を、脱水が最適であり、2面の相違が少なく、製
造コストおよび張ったものの摩耗が少なく、そして湿部
通過後の湿った紙ウェブのフェルトマーキングが少ない
ように、設計することができる。
湿り部分に関する。プレス部分は、通常複数のロールプ
レスを有し、そのロールプレスはまたシュープレスであ
ってもよい。その場合にプレスフェルト10が設けられ
ていて、それがそれぞれロール15およびシューユニッ
ト9に巻かれている。さらに水不透過性のバンドが設け
られていて、それが無端ループを形成し、そして2つの
プレスロール129,130またはシューユニット9に
巻かれている。 【効果】 シーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械
の湿部を、脱水が最適であり、2面の相違が少なく、製
造コストおよび張ったものの摩耗が少なく、そして湿部
通過後の湿った紙ウェブのフェルトマーキングが少ない
ように、設計することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーブ部分とプレス部
分とを有する製紙機械に関し、特に製紙機械の湿部に関
する。
分とを有する製紙機械に関し、特に製紙機械の湿部に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の湿部は、米国特許第44837
45号から公知である。この公知の湿部は、シーブ(ス
クリーン)部分を有し、さらに2つまたはそれ以上のロ
ールプレスを備えたプレス部分を有している。その公報
の図1によれば、2つのロールプレスが設けられてい
る。この場合、第1のロールプレスのプレスロールは第
1のフェルトループ内に配置されており、そして第2の
ロールプレスのプレスロールは第2のフェルトループ内
に配置されている。双方のロールプレスの双方の他のプ
レスロールは滑らかな表面を有する水不透過性のバンド
内に配置されている。
45号から公知である。この公知の湿部は、シーブ(ス
クリーン)部分を有し、さらに2つまたはそれ以上のロ
ールプレスを備えたプレス部分を有している。その公報
の図1によれば、2つのロールプレスが設けられてい
る。この場合、第1のロールプレスのプレスロールは第
1のフェルトループ内に配置されており、そして第2の
ロールプレスのプレスロールは第2のフェルトループ内
に配置されている。双方のロールプレスの双方の他のプ
レスロールは滑らかな表面を有する水不透過性のバンド
内に配置されている。
【0003】一般的に、シーブ部分とプレス部分とを有
する製紙機械の湿部には、下記の要件が必要である。そ
の上に作られた紙ウェブが、出来る限り高い乾き度に達
しなければならない。2面における異なる性質、すなわ
ち両面の紙ウェブの異なる性質は出来る限り少なくなけ
ればならない。結局、製造コストおよび張ったもの、す
なわちプレスフェルトおよび不透過性のバンドの摩耗は
出来る限り少なくなければならない。つまり、紙ウェブ
は、湿部を通過後、プレスフェルト織物を通る出来るだ
け少ないマーキングを有するか、全くマーキングを有し
ていてはいけない。
する製紙機械の湿部には、下記の要件が必要である。そ
の上に作られた紙ウェブが、出来る限り高い乾き度に達
しなければならない。2面における異なる性質、すなわ
ち両面の紙ウェブの異なる性質は出来る限り少なくなけ
ればならない。結局、製造コストおよび張ったもの、す
なわちプレスフェルトおよび不透過性のバンドの摩耗は
出来る限り少なくなければならない。つまり、紙ウェブ
は、湿部を通過後、プレスフェルト織物を通る出来るだ
け少ないマーキングを有するか、全くマーキングを有し
ていてはいけない。
【0004】今まで公知の装置はこの要件を部分的に
も、あるいは全く満たしていない。
も、あるいは全く満たしていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、シー
ブ部分とプレス部分とを有する製紙機械の湿部を、脱水
が最適であり、2面の相違が少なく、製造コストおよび
張ったものの摩耗が少なく、そして湿部通過後の湿った
紙ウェブのフェルトマーキングが少ないように、設計す
ることに基づいている。
ブ部分とプレス部分とを有する製紙機械の湿部を、脱水
が最適であり、2面の相違が少なく、製造コストおよび
張ったものの摩耗が少なく、そして湿部通過後の湿った
紙ウェブのフェルトマーキングが少ないように、設計す
ることに基づいている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、シーブ部分
とプレス部分とを有する製紙機械の湿部であって、プレ
ス部分が、プレスロールを有する複数のロールプレスを
有し、それ等のプレスロールがそれぞれ互にプレスギャ
ップを形成しており、水不透過性のバンドが閉(平ら
な)表面を備えており、そのバンドが無端ループを形成
し(バンドループ)バンドループが、それぞれ2つの連
続するロールプレスのプレスロールを囲んでいる製紙機
械の湿部において、双方の第1の、バンドループによっ
て囲まれたプレスロールが(「第1および第2のプレス
ロール」)、それぞれ反対のロールおよびシューユニッ
トと共に、プレス部分の双方の第1のプレスギャップを
形成し、第1および第2のプレスロールの中、少くとも
一方のプレスロールがバンドにより少なくとも90°だ
け巻かれていることを特徴とすることによって解決され
る。
とプレス部分とを有する製紙機械の湿部であって、プレ
ス部分が、プレスロールを有する複数のロールプレスを
有し、それ等のプレスロールがそれぞれ互にプレスギャ
ップを形成しており、水不透過性のバンドが閉(平ら
な)表面を備えており、そのバンドが無端ループを形成
し(バンドループ)バンドループが、それぞれ2つの連
続するロールプレスのプレスロールを囲んでいる製紙機
械の湿部において、双方の第1の、バンドループによっ
て囲まれたプレスロールが(「第1および第2のプレス
ロール」)、それぞれ反対のロールおよびシューユニッ
トと共に、プレス部分の双方の第1のプレスギャップを
形成し、第1および第2のプレスロールの中、少くとも
一方のプレスロールがバンドにより少なくとも90°だ
け巻かれていることを特徴とすることによって解決され
る。
【0007】
【実施例】本発明を、図1ないし図5により詳述する。
同じまたは類似の部品は同じ参照番号を備えている。
同じまたは類似の部品は同じ参照番号を備えている。
【0008】図1において、図の左の部分に、矢印の方
向に回転するシーブ(スクリーン)1と、ガイドロール
3と、ガイドロール6とを有しているシーブ部分の端部
が判る。平滑な表面を有している実質的に水不透過性の
プレスバンド(プレスベルト)132が一連のロールの
周りに、つまりプレスロール129、プレスロール13
0、ガイドロール131およびガイドロール11’の周
りに巻き付けられている。
向に回転するシーブ(スクリーン)1と、ガイドロール
3と、ガイドロール6とを有しているシーブ部分の端部
が判る。平滑な表面を有している実質的に水不透過性の
プレスバンド(プレスベルト)132が一連のロールの
周りに、つまりプレスロール129、プレスロール13
0、ガイドロール131およびガイドロール11’の周
りに巻き付けられている。
【0009】さらに2つのロールプレスがあることが判
る。紙ウェブの走行方向における第1のロールプレスは
シュープレスである。これは上記のプレスロール129
と、シュー17および水不透過性のスリップバンド18
を含むシューユニット9とから形成されている。プレス
ロール129およびシューユニット9が、互にプレスギ
ャップ8を形成している。このプレスギャップ8を通
り、ガイドロール11に巻かれたプレスフェルト10が
通過している。
る。紙ウェブの走行方向における第1のロールプレスは
シュープレスである。これは上記のプレスロール129
と、シュー17および水不透過性のスリップバンド18
を含むシューユニット9とから形成されている。プレス
ロール129およびシューユニット9が、互にプレスギ
ャップ8を形成している。このプレスギャップ8を通
り、ガイドロール11に巻かれたプレスフェルト10が
通過している。
【0010】この場合に、第2のプレスもまた同様にシ
ュープレスである。これは上記のプレスロール130
と、シューユニット9’とから形成されている。シュー
ユニット9’もまたシュー17’と、水不透過性のスリ
ップバンド18’とを含む。ガイドロール11’の周り
に巻かれているプレスフェルト10’は、第2のロール
プレスのプレスギャップ8’を通り、通過している。
ュープレスである。これは上記のプレスロール130
と、シューユニット9’とから形成されている。シュー
ユニット9’もまたシュー17’と、水不透過性のスリ
ップバンド18’とを含む。ガイドロール11’の周り
に巻かれているプレスフェルト10’は、第2のロール
プレスのプレスギャップ8’を通り、通過している。
【0011】第3のプレスギャップ14は、プレスロー
ル130と、さらに他のプレスロール15から形成され
ている。第4のプレスギャップ24が、プレスロール1
5とシューユニット20から形成されている。シューユ
ニット20もまたシュー23と、不透過性のスリップバ
ンド25とを有する。第3のプレスフェルト21がガイ
ドロール22の周りに巻かれており、そして第4のプレ
スギャップ24を通り通過している。スクレーバー16
が、プレスロール15の外面に接している。この領域に
おいて紙ウェブ2は、プレスロール15の外面から取除
かれる。
ル130と、さらに他のプレスロール15から形成され
ている。第4のプレスギャップ24が、プレスロール1
5とシューユニット20から形成されている。シューユ
ニット20もまたシュー23と、不透過性のスリップバ
ンド25とを有する。第3のプレスフェルト21がガイ
ドロール22の周りに巻かれており、そして第4のプレ
スギャップ24を通り通過している。スクレーバー16
が、プレスロール15の外面に接している。この領域に
おいて紙ウェブ2は、プレスロール15の外面から取除
かれる。
【0012】紙ウェブ2の流れは下記のように示され
る。
る。
【0013】最初に、紙ウェブがシーブ部分で形成され
る。紙ウェブは最初にシーブ1と共にガイドロール3の
周りを回転し、それから位置5においてバンド(ベル
ト)132により受けとられ、バンド132と一緒にプ
レスロール129の周囲の1部分の周りを回転し、プレ
スギャップ8を通過し、それから下方でバンドに付着し
て、バンドと一緒に2つのガイドロール11’の第1の
ガイドロールの周りを走行し、それからプレスギャップ
8’を通過し、プレスギャップ14を通過し、そして最
後にプレスギャップ24を通過する。
る。紙ウェブは最初にシーブ1と共にガイドロール3の
周りを回転し、それから位置5においてバンド(ベル
ト)132により受けとられ、バンド132と一緒にプ
レスロール129の周囲の1部分の周りを回転し、プレ
スギャップ8を通過し、それから下方でバンドに付着し
て、バンドと一緒に2つのガイドロール11’の第1の
ガイドロールの周りを走行し、それからプレスギャップ
8’を通過し、プレスギャップ14を通過し、そして最
後にプレスギャップ24を通過する。
【0014】図1に示される実施例により、バンド13
2によるシーブ1からの紙ウェブ2の直接除去に関す
る。バンド(ベルト)ループ内にある双方のプレスロー
ル129および130は、バンド(ベルト)ガイドのた
め、ガイドロール11’および131によってそれぞれ
強く巻かれている。それぞれの接触角がほぼ180°で
あることが判る。
2によるシーブ1からの紙ウェブ2の直接除去に関す
る。バンド(ベルト)ループ内にある双方のプレスロー
ル129および130は、バンド(ベルト)ガイドのた
め、ガイドロール11’および131によってそれぞれ
強く巻かれている。それぞれの接触角がほぼ180°で
あることが判る。
【0015】図2による実施例でもまた、シーブ1と、
吸収ゾーン4を有している吸収ガイドロール3と、ガイ
ドロール6とを有しているシーブ部分の1部が判る。排
水チューブ13を有している排水溝12が吸収ガイドロ
ール3の下方に設けられている。
吸収ゾーン4を有している吸収ガイドロール3と、ガイ
ドロール6とを有しているシーブ部分の1部が判る。排
水チューブ13を有している排水溝12が吸収ガイドロ
ール3の下方に設けられている。
【0016】プレス部分もまた、2つのロールプレス
と、水不透過性のバンド132とを含む。第1のロール
プレスは、プレスロール129と、シュー17を有する
シューユニット9と、水不透過性のスリップバンド18
とを含む。さらに、第1のロールプレスのプレスギャッ
プ8を、ガイドロール11によって案内されているプレ
スフェルト10が通過する。
と、水不透過性のバンド132とを含む。第1のロール
プレスは、プレスロール129と、シュー17を有する
シューユニット9と、水不透過性のスリップバンド18
とを含む。さらに、第1のロールプレスのプレスギャッ
プ8を、ガイドロール11によって案内されているプレ
スフェルト10が通過する。
【0017】第2のロールプレスは、2つのプレスロー
ル130および15を含み、それ等のプレスロールが互
にプレスギャップ14を形成している。プレスロール1
5は、閉外面を有している。スクレーパー16がこの外
面を清潔に保つ。紙ウェブ2は、プレスロール15の外
面から取り除かれる。
ル130および15を含み、それ等のプレスロールが互
にプレスギャップ14を形成している。プレスロール1
5は、閉外面を有している。スクレーパー16がこの外
面を清潔に保つ。紙ウェブ2は、プレスロール15の外
面から取り除かれる。
【0018】この相対的配置は、なお特有なものとし
て、柔軟なゴムカバリング134を有している押圧ロー
ル133を含み、これは吸収ガイドロール3と協働す
る。
て、柔軟なゴムカバリング134を有している押圧ロー
ル133を含み、これは吸収ガイドロール3と協働す
る。
【0019】この相対的配置でもまた、不透過性バンド
132によるシーブ1からの紙ウェブ2の直接除去が行
なわれる。閉外面を有しているプレスロール15がフェ
ルトマーキング(filzmarkierung)の平滑を行う。
132によるシーブ1からの紙ウェブ2の直接除去が行
なわれる。閉外面を有しているプレスロール15がフェ
ルトマーキング(filzmarkierung)の平滑を行う。
【0020】図3による相対的配置もまた、プレスギャ
ップ8および14を有している2つのロールプレスを示
している。またこの場合にも、不透過性のバンド132
が、紙ウェブ2をシーブから受けとる。図から明らかな
ように、プレスギャップ14は、バンド132と、プレ
スロール15の閉外面とから形成されているので、プレ
スギャップ14は、湿った紙ウェブがプレスフェルトに
より与えられたいかなるマーキングをも消すのに適して
いる。
ップ8および14を有している2つのロールプレスを示
している。またこの場合にも、不透過性のバンド132
が、紙ウェブ2をシーブから受けとる。図から明らかな
ように、プレスギャップ14は、バンド132と、プレ
スロール15の閉外面とから形成されているので、プレ
スギャップ14は、湿った紙ウェブがプレスフェルトに
より与えられたいかなるマーキングをも消すのに適して
いる。
【0021】図4による相対的配置でもまた、2つのシ
ュープレスが設けられている。この場合には、シュープ
レスに対応するロールがそれぞれバンド132のループ
内に配置されている。バンド132もまた紙ウェブ2を
直接シーブ1から受け取る。
ュープレスが設けられている。この場合には、シュープ
レスに対応するロールがそれぞれバンド132のループ
内に配置されている。バンド132もまた紙ウェブ2を
直接シーブ1から受け取る。
【0022】図5による相対的配置では、紙ウェブ2
は、シーブから第1のプレスフェルト10に移される。
このために、吸収ゾーン128を有している吸収ガイド
ロール127が役立っている。プレスフェルト10は、
第1のプレスのプレスギャップ8を通過する。これもま
たシュープレスであり、このシュープレスは一方ではプ
レスロール129を含み、他方ではシュー17およびス
リップ18を有しているシューユニット9を含む。
は、シーブから第1のプレスフェルト10に移される。
このために、吸収ゾーン128を有している吸収ガイド
ロール127が役立っている。プレスフェルト10は、
第1のプレスのプレスギャップ8を通過する。これもま
たシュープレスであり、このシュープレスは一方ではプ
レスロール129を含み、他方ではシュー17およびス
リップ18を有しているシューユニット9を含む。
【0023】図から明らかなように、このプレス部分は
なお2つのさらに他のプレスギャップ8’および14を
有している。この場合には、プレスギャップ8’は、一
方ではプレスロール130と、他方ではシュー17’お
よびスリップバンド18’とから成っているシューユニ
ット9’とから形成されている。プレスギャップ14も
またプレスロール130と、閉(平らな)外面を形成す
るプレスロール15とから形成されており、このプレス
ロール15にスクレーパー16を当てることができる。
なお2つのさらに他のプレスギャップ8’および14を
有している。この場合には、プレスギャップ8’は、一
方ではプレスロール130と、他方ではシュー17’お
よびスリップバンド18’とから成っているシューユニ
ット9’とから形成されている。プレスギャップ14も
またプレスロール130と、閉(平らな)外面を形成す
るプレスロール15とから形成されており、このプレス
ロール15にスクレーパー16を当てることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、シーブ部分とプレス部
分とを有する製紙機械の湿部を、脱水が最適であり、2
面の相違が少なく、製造コストおよび張ったものの摩耗
が少なく、そして湿部通過後の湿った紙ウェブのフェル
トマーキングが少ないように、設計することができる。
分とを有する製紙機械の湿部を、脱水が最適であり、2
面の相違が少なく、製造コストおよび張ったものの摩耗
が少なく、そして湿部通過後の湿った紙ウェブのフェル
トマーキングが少ないように、設計することができる。
【図1】本発明の装置を示す概略図である。
【図2】本発明の第2実施例の装置を示す概略図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3実施例の装置を示す概略図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4実施例の装置を示す概略図であ
る。
る。
【図5】本発明の第5実施例の装置を示す概略図であ
る。
る。
1 シーブ、 2 紙ウェブ、 3、6、11 ガイドロール、 10、10’ プレスフェルト、 8、8’、14、24 プレスギャップ、 9、9’、20 シューユニット、 15 反対のロール(プレスロール)、 17、17’ シュー、 11’、131 ガイドロール、 132 バンド(プレスバンド)。
Claims (6)
- 【請求項1】 シーブ部分とプレス部分とを有する製紙
機械の湿部であって、 1.1 プレス部分が、プレスロールを有する複数のロ
ールプレスを有し、それ等のプレスロールがそれぞれ互
にプレスギャップを形成しており、 1.2 水不透過性のバンド(132)が平らな閉表面
を備えており、そのバンドが無端ループ(バンドルー
プ)を形成し、 1.3 バンドループが、それぞれ2つの連続するロー
ルプレスのプレスロールを囲んでいる製紙機械の湿部に
おいて、 1.4 双方の第1の、バンドループによって囲まれた
プレスロール(129、130)(「第1および第2の
プレスロール」)が、それぞれ反対のロール(15)ま
たはシューユニット(9、9’)と共に、プレス部分の
双方の第1のプレスギャップ(8、8’;8、14)を
形成し、 1.5 第1および第2のプレスロール(129、13
0)のうち、少くとも一方のプレスロールがバンド(1
32)により少なくとも90°だけ巻かれていることを
特徴とするシーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械
の湿部。 - 【請求項2】 紙ウェブ(2)を受けとるためのバンド
が、シーブ部分のシーブ(1)に近接していることを特
徴とする請求項1に記載のシーブ部分とプレス部分とを
有する製紙機械の湿部。 - 【請求項3】 プレス部分の少なくとも第1のプレス
(129、9;135、136)がシュープレスである
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシーブ部分
とプレス部分とを有する製紙機械の湿部。 - 【請求項4】 前記シュープレスのシュー(17、1
7’)が、バンドループ内に配置されていることを特徴
とする請求項3に記載のシーブ部分とプレス部分とを有
する製紙機械の湿部。 - 【請求項5】 前記シュープレスのシュー(17)が、
バンドループ外に配置されていることを特徴とする請求
項3に記載のシーブ部分とプレス部分とを有する製紙機
械の湿部。 - 【請求項6】 プレス部分の第1のロールプレスのみ
が、シュープレスであり、プレス部分の第2のロールプ
レスが、第2のプレスロールと、閉外面を有するプレス
ロールとから形成されており、そして第2のロールプレ
スが、フェルトを有していないことを特徴とするシーブ
部分とプレス部分とを有する製紙機械の請求項1〜5の
いずれか1項に記載のシーブ部分とプレス部分とを有す
る製紙機械の湿部。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4321406A DE4321406A1 (de) | 1993-06-26 | 1993-06-26 | Naßpartie einer Papiermaschine mit einer Siebpartie und einer Pressenpartie |
DE4321406-1 | 1993-06-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0770969A true JPH0770969A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=6491376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145157A Pending JPH0770969A (ja) | 1993-06-26 | 1994-06-27 | シーブ部分とプレス部分とを有する製紙機械の湿部 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5468349A (ja) |
JP (1) | JPH0770969A (ja) |
CA (1) | CA2126617A1 (ja) |
DE (1) | DE4321406A1 (ja) |
FI (1) | FI943065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002539343A (ja) * | 1999-03-12 | 2002-11-19 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 紙ウェブ又は厚紙ウェブの処理方法及び処理装置 |
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---|---|---|---|---|
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US5876565A (en) * | 1994-10-06 | 1999-03-02 | Valmet Corporation | Press section with an equalizing nip for compensating for elongation of a paper web |
FI95610C (fi) | 1994-10-06 | 1996-02-26 | Valmet Paper Machinery Inc | Tasauspuristimella varustettu paperikoneen puristinosa |
FI109477B (fi) * | 1995-02-02 | 2002-08-15 | Metso Paper Inc | Tasauspuristimella varustettu paperikoneen puristinosa |
FI953245A (fi) * | 1995-06-30 | 1996-12-31 | Valmet Corp | Paperikoneen puristinosa |
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DE19702574A1 (de) * | 1997-01-24 | 1998-07-30 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Pressenanordnung |
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