JPH0770597A - 低温漂白用組成物 - Google Patents
低温漂白用組成物Info
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- JPH0770597A JPH0770597A JP3075728A JP7572891A JPH0770597A JP H0770597 A JPH0770597 A JP H0770597A JP 3075728 A JP3075728 A JP 3075728A JP 7572891 A JP7572891 A JP 7572891A JP H0770597 A JPH0770597 A JP H0770597A
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- acid
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- C11D3/39—Organic or inorganic per-compounds
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
- A61Q11/02—Preparations for deodorising, bleaching or disinfecting dentures
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/22—Peroxides; Oxygen; Ozone
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/08—Preparations for bleaching the hair
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- C11D3/3905—Bleach activators or bleach catalysts
- C11D3/3907—Organic compounds
- C11D3/3917—Nitrogen-containing compounds
-
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】改良された漂白系およびこの種の系を含有して
60℃以下を含む広範囲な温度にわたって操作しうる洗
剤組成物を提供し、比較的少量にて有効であって実質的
なコストの増加を回避しうる触媒による漂白の向上を達
成し、たとえば衣類およびシンク、洗面具などを含む家
庭の硬質表面、並びに義歯のような汚れた基体を漂白す
る方法を提供する。 【構成】漂白用組成物であって、この組成物はたとえば
過硼酸ナウリトウムのような過酸素化合物と、たとえば
比較的低濃度で先駆体の活性を向上させるスルホンイミ
ンのような酸素移動剤と、たとえばTAEDのような漂
白剤先駆体とを含む。さらに基体の漂白方法、特に布の
クリーニング方法。
60℃以下を含む広範囲な温度にわたって操作しうる洗
剤組成物を提供し、比較的少量にて有効であって実質的
なコストの増加を回避しうる触媒による漂白の向上を達
成し、たとえば衣類およびシンク、洗面具などを含む家
庭の硬質表面、並びに義歯のような汚れた基体を漂白す
る方法を提供する。 【構成】漂白用組成物であって、この組成物はたとえば
過硼酸ナウリトウムのような過酸素化合物と、たとえば
比較的低濃度で先駆体の活性を向上させるスルホンイミ
ンのような酸素移動剤と、たとえばTAEDのような漂
白剤先駆体とを含む。さらに基体の漂白方法、特に布の
クリーニング方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な種類の低温漂白
系およびこれによる基体のクリーニング(洗浄)方法に
関するものである。
系およびこれによる基体のクリーニング(洗浄)方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの家庭用および個人用のケア製品に
は、汚れおよび土壌の除去を行なうための活性酸素放出
物質が配合される。酸素放出物質は重大な制限を有す
る。すなわち、その活性は極めて温度依存性である。水
性洗濯系にて漂白効果を達成するには、一般に60℃以上
の温度が必要とされる。特に布をクリーニングする上
で、高温操作が経済上および実用上の両面で欠点とな
る。
は、汚れおよび土壌の除去を行なうための活性酸素放出
物質が配合される。酸素放出物質は重大な制限を有す
る。すなわち、その活性は極めて温度依存性である。水
性洗濯系にて漂白効果を達成するには、一般に60℃以上
の温度が必要とされる。特に布をクリーニングする上
で、高温操作が経済上および実用上の両面で欠点とな
る。
【0003】当業界では、活性化剤の使用により上記問
題が部分的に解決されている。漂白剤先駆体(bleach pr
ecursor)としても知られるこれら活性化剤は、しばしば
カルボン酸エステルもしくはアミドの形である。水性液
中で、過酸化水素の陰イオンはエステルもしくはアミド
と反応して対応のペルオキシ酸を精製し、汚れた基体を
酸化する。
題が部分的に解決されている。漂白剤先駆体(bleach pr
ecursor)としても知られるこれら活性化剤は、しばしば
カルボン酸エステルもしくはアミドの形である。水性液
中で、過酸化水素の陰イオンはエステルもしくはアミド
と反応して対応のペルオキシ酸を精製し、汚れた基体を
酸化する。
【0004】この技術の産業的用途は、テトラアセチル
エチレンジアミン(TAED)およびノナノイルオキシ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)を混入し
たある種の布漂白用粉末洗剤に見られる。
エチレンジアミン(TAED)およびノナノイルオキシ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)を混入し
たある種の布漂白用粉末洗剤に見られる。
【0005】TAEDは温−熱洗濯条件下、すなわち30
℃以上においてのみ有効である。この物質は洗濯洗剤で
ヨーロッパにおいて広く使用されてるいが、米国におい
ては冷水を用いるという消費者の洗濯習慣のため使用さ
れていない。SNOBSはTAEDよりも低い温度で操
作することができる。この理由で、これは米国にて商品
化されているが、その性能はまだ向上させることができ
る。
℃以上においてのみ有効である。この物質は洗濯洗剤で
ヨーロッパにおいて広く使用されてるいが、米国におい
ては冷水を用いるという消費者の洗濯習慣のため使用さ
れていない。SNOBSはTAEDよりも低い温度で操
作することができる。この理由で、これは米国にて商品
化されているが、その性能はまだ向上させることができ
る。
【0006】TAEDおよびSNOBSのようなカルボ
ン酸エステルもしくはアミド漂白剤先駆体に伴う他の問
題は、過酸への変換効率が悪いことである。他の困難
は、これらが触媒的でないことにある。エステルもしく
はアミドが過加水分解されると(perhydrolyzed) 、これ
はもはや再使用することができない。したがって、比較
的多量の先駆体が必要となる。8%程度に多い量が布を
漂白するための洗剤組成物に必要とされる。これら比較
的高価な化学品のコストが、このような高い使用レベル
においては大きな問題となる。
ン酸エステルもしくはアミド漂白剤先駆体に伴う他の問
題は、過酸への変換効率が悪いことである。他の困難
は、これらが触媒的でないことにある。エステルもしく
はアミドが過加水分解されると(perhydrolyzed) 、これ
はもはや再使用することができない。したがって、比較
的多量の先駆体が必要となる。8%程度に多い量が布を
漂白するための洗剤組成物に必要とされる。これら比較
的高価な化学品のコストが、このような高い使用レベル
においては大きな問題となる。
【0007】消費者製品に関することの他に触媒的酸化
剤についても報告がある。F.A.デービスおよび共同
研究者は一連の論文において新規な種類の安定な酸化
剤、すなわち2−アレーンスルホニル−3−アリール−
オキサジリジンを報告している[Davis, NadirおよびKl
uger, J.C.S. Chem Comm., 1977, 25; Davis, Lamendol
a Jr., Nadir, Kluger, Sederjarn, Panunto,およびBi
llmers, Jenkins Jr., Turchi, Watson, Chen およびKi
mura, J. Amer. Chem. Soc., 1980, 102, 2000;並びに
Davis, Chattopadhay, Towson, LalおよびReedy, J. Or
g. chem., 1988,53, 2087参照]。これらオキサジリジ
ンは、アルカリ性条件下で対応スルホンイミンの過酸も
しくはモノ過硫酸酸化によって製造された。1988年の後
半に、デービスは「N−スルホニルオキサジリジンを用
いるスルフィドのスルホキシドへの選択的接触酸化」と
題する論文を発表した[J. Org. Chem., 1988, 53, 500
4]。ここには、スルホンイミンがモノ過硫酸塩と反応し
て系中でトルエン−水の2相混合物を発生する系が記載
されている。次いで、オキサジリジンはスルフィドをス
ルホキシドに変換すると共に出発スルホンアミドを生成
し、これにより工程を触媒的にする。合成手段として使
用する以外には、たとえば布をクリーニングする際のよ
うな消費者用途における汚れ除去問題に対するスルホン
イミン化学の可能な応用を全く示唆していない。
剤についても報告がある。F.A.デービスおよび共同
研究者は一連の論文において新規な種類の安定な酸化
剤、すなわち2−アレーンスルホニル−3−アリール−
オキサジリジンを報告している[Davis, NadirおよびKl
uger, J.C.S. Chem Comm., 1977, 25; Davis, Lamendol
a Jr., Nadir, Kluger, Sederjarn, Panunto,およびBi
llmers, Jenkins Jr., Turchi, Watson, Chen およびKi
mura, J. Amer. Chem. Soc., 1980, 102, 2000;並びに
Davis, Chattopadhay, Towson, LalおよびReedy, J. Or
g. chem., 1988,53, 2087参照]。これらオキサジリジ
ンは、アルカリ性条件下で対応スルホンイミンの過酸も
しくはモノ過硫酸酸化によって製造された。1988年の後
半に、デービスは「N−スルホニルオキサジリジンを用
いるスルフィドのスルホキシドへの選択的接触酸化」と
題する論文を発表した[J. Org. Chem., 1988, 53, 500
4]。ここには、スルホンイミンがモノ過硫酸塩と反応し
て系中でトルエン−水の2相混合物を発生する系が記載
されている。次いで、オキサジリジンはスルフィドをス
ルホキシドに変換すると共に出発スルホンアミドを生成
し、これにより工程を触媒的にする。合成手段として使
用する以外には、たとえば布をクリーニングする際のよ
うな消費者用途における汚れ除去問題に対するスルホン
イミン化学の可能な応用を全く示唆していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、改良
された漂白系およびこの種の系を含有して60℃以下の温
度を含む広範囲な温度にわたって操作しうる洗剤組成物
を提供することにある。
された漂白系およびこの種の系を含有して60℃以下の温
度を含む広範囲な温度にわたって操作しうる洗剤組成物
を提供することにある。
【0009】さらに本発明の課題は、一般に低温洗濯条
件下では作用しないような漂白剤先駆体の性能を向上さ
せることにある。
件下では作用しないような漂白剤先駆体の性能を向上さ
せることにある。
【0010】さらに本発明の課題は、比較的少量にて有
効であって実質的なコストの増加を回避しうる触媒によ
る漂白の向上を達成することにある。
効であって実質的なコストの増加を回避しうる触媒によ
る漂白の向上を達成することにある。
【0011】さらに本発明の他の課題は、たとえば衣類
およびシンク、洗面具などを含む家庭の硬質表面、並び
に義歯のような汚れた基体を漂白する方法を提供するこ
とにある。
およびシンク、洗面具などを含む家庭の硬質表面、並び
に義歯のような汚れた基体を漂白する方法を提供するこ
とにある。
【0012】本発明の他の課題は、以下の詳細な説明お
よび実施例から明らかとなるであろう。
よび実施例から明らかとなるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、 (i) 約1〜約60重量%の過酸素化合物(peroxygen c
ompund) と; (ii) 約0.05〜約10%の構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [式中、R1 は水素、フェニル、アリール、複素環、ア
ルキルおよびシクロアルキル基よりなる群から選択され
る置換もしくは未置換の基;R2 は水素、フェニル、ア
リール、複素環、アルキル、シクロアルキル、R1C=
NSO2 R3 、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケ
ト、カルボキシルおよびカルボアルコキシ基よりなる群
から選択される置換もしくは未置換の基;R3 はフェニ
ル、アリール、複素環、アルキル、シクロアルキル、ニ
トロ、ハロおよびシアノ基よりなる群から選択される置
換もしくは未置換の基であり得;R1 はR2 と、またR
2 はR3 とそれぞれ一緒になってシクロアルキル、複素
環および芳香族環系を形成することができる]を有する
酸素移動剤と; (iii) 約 0.1〜約40%の過酸化物陰イオンと反応し
て、これと共に過酸もしくは過イミド酸を形成する漂白
剤先駆体とを含むことを特徴とする漂白用組成物が提供
される。
ompund) と; (ii) 約0.05〜約10%の構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [式中、R1 は水素、フェニル、アリール、複素環、ア
ルキルおよびシクロアルキル基よりなる群から選択され
る置換もしくは未置換の基;R2 は水素、フェニル、ア
リール、複素環、アルキル、シクロアルキル、R1C=
NSO2 R3 、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケ
ト、カルボキシルおよびカルボアルコキシ基よりなる群
から選択される置換もしくは未置換の基;R3 はフェニ
ル、アリール、複素環、アルキル、シクロアルキル、ニ
トロ、ハロおよびシアノ基よりなる群から選択される置
換もしくは未置換の基であり得;R1 はR2 と、またR
2 はR3 とそれぞれ一緒になってシクロアルキル、複素
環および芳香族環系を形成することができる]を有する
酸素移動剤と; (iii) 約 0.1〜約40%の過酸化物陰イオンと反応し
て、これと共に過酸もしくは過イミド酸を形成する漂白
剤先駆体とを含むことを特徴とする漂白用組成物が提供
される。
【0014】さらに、汚れた基体を、過酸素化合物と構
造がR1 R2 C=NSO2 R3 [各基は上記の意味を有
する]である酸素移動剤と漂白剤先駆体とで処理するこ
とを特徴とする汚れた基体の漂白方法も提供される。
造がR1 R2 C=NSO2 R3 [各基は上記の意味を有
する]である酸素移動剤と漂白剤先駆体とで処理するこ
とを特徴とする汚れた基体の漂白方法も提供される。
【0015】今回、比較的少量のスルホンイミンが漂白
剤先駆体−過酸素化合物系の性能を向上しうることを突
き止めた。比較的低い温度においてさえ汚れを除去しう
る増強された効果が、消費者用製品および工業用製品に
ついて認められた。したがってスルホンイミン化学は、
デービス等により報告されたスルフィドからスルホキシ
ドへの変換におけるような合成的興味を超えてさらに発
展した。有機溶剤を必要とするデービス等の2相系とは
異なりスルホンイミンを完全な水性洗濯系にて使用でき
るように考案しうる。
剤先駆体−過酸素化合物系の性能を向上しうることを突
き止めた。比較的低い温度においてさえ汚れを除去しう
る増強された効果が、消費者用製品および工業用製品に
ついて認められた。したがってスルホンイミン化学は、
デービス等により報告されたスルフィドからスルホキシ
ドへの変換におけるような合成的興味を超えてさらに発
展した。有機溶剤を必要とするデービス等の2相系とは
異なりスルホンイミンを完全な水性洗濯系にて使用でき
るように考案しうる。
【0016】本発明により包含されるスルホンイミンは
構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [式中、R1 は水素、フェニル、アリール、複素環、ア
ルキルおよびシクロアルキル基よりなる群から選択され
る置換もしくは未置換の基とすることができ;R2 は水
素、フェニル、アリール、複素環、アルキル、シクロア
ルキル、R1C=NSO2 R3 、ニトロ、ハロ、シア
ノ、アルコキシ、ケト、カルボキシルおよびカルボアル
コキシ基よりなる群から選択される置換もしくは未置換
の基とすることができ;R3 はフェニル、アリール、複
素環、アルキル、シクロアルキル、ニトロ、ハロおよび
シアノ基よりなる群から選択される置換もしくは未置換
の基とすることができ;R1 はR2 と、またR2 はR3
とそれぞれ一緒になってシクロアルキル、複素環および
芳香族環系を形成することができる]を有するものであ
る。
構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [式中、R1 は水素、フェニル、アリール、複素環、ア
ルキルおよびシクロアルキル基よりなる群から選択され
る置換もしくは未置換の基とすることができ;R2 は水
素、フェニル、アリール、複素環、アルキル、シクロア
ルキル、R1C=NSO2 R3 、ニトロ、ハロ、シア
ノ、アルコキシ、ケト、カルボキシルおよびカルボアル
コキシ基よりなる群から選択される置換もしくは未置換
の基とすることができ;R3 はフェニル、アリール、複
素環、アルキル、シクロアルキル、ニトロ、ハロおよび
シアノ基よりなる群から選択される置換もしくは未置換
の基とすることができ;R1 はR2 と、またR2 はR3
とそれぞれ一緒になってシクロアルキル、複素環および
芳香族環系を形成することができる]を有するものであ
る。
【0017】特に有利には、スルホンイミンは水可溶化
官能基で置換されたR1 ,R2 およびR3 の少なくとも
1種を有する。これらの官能基は酸型もし塩型における
カルボキシレート、ホスフェート、ホスホネート、サル
フェートおよびスルホネートから選択することができ
る。適する塩は、その対イオンがアルカリ金属、アンモ
ニウムおよびC2 〜C6 アルカノールアンモニウム陰イ
オンから選択されるものを包含する。
官能基で置換されたR1 ,R2 およびR3 の少なくとも
1種を有する。これらの官能基は酸型もし塩型における
カルボキシレート、ホスフェート、ホスホネート、サル
フェートおよびスルホネートから選択することができ
る。適する塩は、その対イオンがアルカリ金属、アンモ
ニウムおよびC2 〜C6 アルカノールアンモニウム陰イ
オンから選択されるものを包含する。
【0018】さらにアミン官能基をR1 ,R2 もしくは
R3 に組込んでスルホンイミンを水可溶化とすることも
できる。アミンと複素環構造とを組合わせた例はピリジ
ンである。
R3 に組込んでスルホンイミンを水可溶化とすることも
できる。アミンと複素環構造とを組合わせた例はピリジ
ンである。
【0019】水可溶化官能基は、スルホンイミンを25℃
にて水中に少なくとも2mg/l、好ましくは少なくとも
25mg/l、最適には少なくとも 250mg/lの程度まで可溶
性にするものである。
にて水中に少なくとも2mg/l、好ましくは少なくとも
25mg/l、最適には少なくとも 250mg/lの程度まで可溶
性にするものである。
【0020】本発明による複素環は環式脂肪族および環
式芳香族型の基を包含し、環系内に酸素、硫黄および/
または窒素原子を有する。
式芳香族型の基を包含し、環系内に酸素、硫黄および/
または窒素原子を有する。
【0021】代表的な窒素複素環は、ピリジン、ピロー
ル、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、モル
ホリン、ピロリジン、ピペリジンおよびピペラジンを包
含する。適する酸素複素環はフラン、テトラヒドロフラ
ンおよびジオキサンを包含する。硫黄複素環はチオフェ
ンおよびテトラヒドロチオフェンを包含する。種々の複
素環のうち、窒素を含むものが最も活性であることが判
明した。
ル、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、モル
ホリン、ピロリジン、ピペリジンおよびピペラジンを包
含する。適する酸素複素環はフラン、テトラヒドロフラ
ンおよびジオキサンを包含する。硫黄複素環はチオフェ
ンおよびテトラヒドロチオフェンを包含する。種々の複
素環のうち、窒素を含むものが最も活性であることが判
明した。
【0022】「置換」という用語はR1 ,R2 ,R3 に
関して、ニトロ、ハロ、シアノ、C1 〜C20アルキル、
アミノ、アミノアルキル、チオアルキル、スルホアルキ
ル、カルボキシエステル、ヒドロキシ、C1 〜C20アル
コキシ、ポリアルコキシおよびC1 〜C40第四ジ−もし
くはトリ−アルキルアンモニウム基である置換基として
規定される。
関して、ニトロ、ハロ、シアノ、C1 〜C20アルキル、
アミノ、アミノアルキル、チオアルキル、スルホアルキ
ル、カルボキシエステル、ヒドロキシ、C1 〜C20アル
コキシ、ポリアルコキシおよびC1 〜C40第四ジ−もし
くはトリ−アルキルアンモニウム基である置換基として
規定される。
【0023】R1 が水素であり、R2 がX置換基を有す
るフェニルであり、R3 がY置換基を有するフェニルで
あるような新規なスルホンイミン化合物につき以下に示
す。極めてしばしばXおよびY基は水可溶化基であり、
特に一般的にはカルボン酸もしくはその塩である。代表
的な構造は次の通りである:
るフェニルであり、R3 がY置換基を有するフェニルで
あるような新規なスルホンイミン化合物につき以下に示
す。極めてしばしばXおよびY基は水可溶化基であり、
特に一般的にはカルボン酸もしくはその塩である。代表
的な構造は次の通りである:
【0024】
【化1】 環式芳香族および複素環式の窒素環スルホンイミンの例
はそれぞれSULF11およびSULF12であって、その
構造は次の通りである:
はそれぞれSULF11およびSULF12であって、その
構造は次の通りである:
【0025】
【化2】 次の化合物も本発明の範囲内のスルホンイミンの例であ
る:N−ベンジリデンベンゼンスルホンアミド、N−
(4−メチルスルフィニルベンジリデン)ベンゼンスル
ホンアミド、N−(4−メチルスルホニルベンジリデ
ン)ベンゼンスルホンアミド、N−(3−ピリジニルメ
チレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ピリジニ
ルメチレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(2−ピリ
ジニルメチレン)ベンゼンスルホンアミド、N−ベンジ
リデン−3−ピリジンスルホンアミド、3−トリメチル
アンモニオメチル−1,2−ベンズイソチアゾール−
1,1−ジオキシド・クロライド塩、1,2−ベンズイ
ソチアゾール−1,1−ジオキシド、N−(N−メチル
−3−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルホンアミド・
クロライド塩、N−(4−トリメチルアンモニオベンジ
リデン)ベンゼンスルホンアミド・クロライド塩、N−
ベンジリデン−4−トリメチルアンモニオベンゼンスル
ホンアミド・クロライド塩、N−(4−コリルオキシカ
ルボニルベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド・クロ
ライド塩、N−ベンジリデン−4−コリルオキシカルボ
ニルベンゼンスルホンアミド・クロライド塩、N−(4
−スルホエチルカルボニルベンジリデン)ベンゼンスル
ホンアミドナトリウム塩、N−(p−トリルスルホニ
ル)イミノ酢酸メチル、フェニルスルホニルイミノ酢
酸、N−(α−メチルベンジリデン)ベンゼンスルホン
アミド、N−イソプロピリデンベンゼンスルホンアミ
ド、N−ベンジリデンメタンスルホンアミド、N−(4
−カルボキシベンジリデン)メタンスルホンアミド、N
−ベンジリデントリフルオロメタンスルホンアミド、N
−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチ
リデン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ジメチル
スルホニウムベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド・
クロライド塩、N−(2−フルフリリデン)−4−カル
ボキシベンゼンスルホンアミド、N−(2−ピロリルメ
チレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−フェノキ
シカルボニルベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド、
N−(2,6−ジカルボキシ−4−ピリジニルメチレ
ン)ベンゼンスルホンアミド・二ナトリウム塩。
る:N−ベンジリデンベンゼンスルホンアミド、N−
(4−メチルスルフィニルベンジリデン)ベンゼンスル
ホンアミド、N−(4−メチルスルホニルベンジリデ
ン)ベンゼンスルホンアミド、N−(3−ピリジニルメ
チレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ピリジニ
ルメチレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(2−ピリ
ジニルメチレン)ベンゼンスルホンアミド、N−ベンジ
リデン−3−ピリジンスルホンアミド、3−トリメチル
アンモニオメチル−1,2−ベンズイソチアゾール−
1,1−ジオキシド・クロライド塩、1,2−ベンズイ
ソチアゾール−1,1−ジオキシド、N−(N−メチル
−3−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルホンアミド・
クロライド塩、N−(4−トリメチルアンモニオベンジ
リデン)ベンゼンスルホンアミド・クロライド塩、N−
ベンジリデン−4−トリメチルアンモニオベンゼンスル
ホンアミド・クロライド塩、N−(4−コリルオキシカ
ルボニルベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド・クロ
ライド塩、N−ベンジリデン−4−コリルオキシカルボ
ニルベンゼンスルホンアミド・クロライド塩、N−(4
−スルホエチルカルボニルベンジリデン)ベンゼンスル
ホンアミドナトリウム塩、N−(p−トリルスルホニ
ル)イミノ酢酸メチル、フェニルスルホニルイミノ酢
酸、N−(α−メチルベンジリデン)ベンゼンスルホン
アミド、N−イソプロピリデンベンゼンスルホンアミ
ド、N−ベンジリデンメタンスルホンアミド、N−(4
−カルボキシベンジリデン)メタンスルホンアミド、N
−ベンジリデントリフルオロメタンスルホンアミド、N
−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチ
リデン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ジメチル
スルホニウムベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド・
クロライド塩、N−(2−フルフリリデン)−4−カル
ボキシベンゼンスルホンアミド、N−(2−ピロリルメ
チレン)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−フェノキ
シカルボニルベンジリデン)ベンゼンスルホンアミド、
N−(2,6−ジカルボキシ−4−ピリジニルメチレ
ン)ベンゼンスルホンアミド・二ナトリウム塩。
【0026】上記酸素移動剤は他の必須成分と一緒に洗
剤漂白組成物中に混入することができ、この必須成分は
水溶液中で過酸化物陰イオンを生成しうる過酸素化合物
である。
剤漂白組成物中に混入することができ、この必須成分は
水溶液中で過酸化物陰イオンを生成しうる過酸素化合物
である。
【0027】本発明に適する酸素移動剤の量は組成物の
重量に対し約0.05〜10%、好ましくは約 0.2〜5%、最
適には約 0.5〜1.5 重量%の範囲とすることができる。
重量に対し約0.05〜10%、好ましくは約 0.2〜5%、最
適には約 0.5〜1.5 重量%の範囲とすることができる。
【0028】過酸素化合物は約1〜65%、好ましくは約
1.5〜25%、最適には約2〜10重量%の量で存在するこ
とができる。
1.5〜25%、最適には約2〜10重量%の量で存在するこ
とができる。
【0029】過酸化物陰イオン(または当量の過酸化物
陰イオンを発生する過酸素化合物)と酸素移動剤とのモ
ル比は約1500:1〜1:2、好ましくは約 150:1〜
1:1、最適には約60:1〜3:1の範囲である。
陰イオンを発生する過酸素化合物)と酸素移動剤とのモ
ル比は約1500:1〜1:2、好ましくは約 150:1〜
1:1、最適には約60:1〜3:1の範囲である。
【0030】漂白剤先駆体の酸素移動剤に対する量は約
250:1〜約1:20、好ましくは約100:1〜約1:
1、最適には約25:1〜2:1のモル比にて存在する。
250:1〜約1:20、好ましくは約100:1〜約1:
1、最適には約25:1〜2:1のモル比にて存在する。
【0031】過酸化物陰イオン源は同業界で周知であ
る。これらはアルカリ金属過酸化物、有機過酸化物(た
とえば過酸化尿素)、並びに無機過塩(たとえばアルカ
リ金属過硼酸塩、過炭酸塩、過燐酸塩、過珪酸塩および
過硫酸塩)を包含する。2種もしくはそれ以上のこれら
の化合物の混合物も適している。特に好適なものは過硼
酸ナトリウム四水塩、特に過硼酸ナトリウム一水塩であ
る。優秀な貯蔵安定性を有する共に水溶液中に極めて急
速に溶解するため、過硼酸ナトリウム一水塩が好適であ
る。
る。これらはアルカリ金属過酸化物、有機過酸化物(た
とえば過酸化尿素)、並びに無機過塩(たとえばアルカ
リ金属過硼酸塩、過炭酸塩、過燐酸塩、過珪酸塩および
過硫酸塩)を包含する。2種もしくはそれ以上のこれら
の化合物の混合物も適している。特に好適なものは過硼
酸ナトリウム四水塩、特に過硼酸ナトリウム一水塩であ
る。優秀な貯蔵安定性を有する共に水溶液中に極めて急
速に溶解するため、過硼酸ナトリウム一水塩が好適であ
る。
【0032】アルキルヒドロペルオキシドが他の適する
種類の過酸素化合物である。これら物質の例はクメンヒ
ドロペルオキシドおよびt−ブチルヒドロペルオキシド
を包含する。
種類の過酸素化合物である。これら物質の例はクメンヒ
ドロペルオキシドおよびt−ブチルヒドロペルオキシド
を包含する。
【0033】有機ペルオキシ酸も過酸素化合物として適
している。この種の物質は一般式: [式中、Rは1〜約22個の炭素原子を有するアルキレン
もしくは置換アルキレン基、またはフェニレンもしくは
置換フェニレン基であり、Yは水素、ハロゲン、アルキ
ル、アリールまたは式: の基である]を有する。
している。この種の物質は一般式: [式中、Rは1〜約22個の炭素原子を有するアルキレン
もしくは置換アルキレン基、またはフェニレンもしくは
置換フェニレン基であり、Yは水素、ハロゲン、アルキ
ル、アリールまたは式: の基である]を有する。
【0034】本発明に使用しうる有機ペルオキシ酸は1
個もしくは2個のペルオキシ基を有することができ、さ
らに脂肪族もしくは芳香族のいずれであってもよい。有
機ペルオキシ酸が脂肪族である場合、未置換の酸は一般
式: [式中、YはたとえばH,CH3 ,CH2 Cl,COO
HもしくはCOOOHとすることができ、nは1〜20の
整数である]有機ペルオキシ酸が芳香族である場合、未
置換の酸は一般式: [式中、Yは水素、アルキル、アルキルハロゲン、ハロ
ゲンまたはCOOHもしくはCOOOHである]を有す
る。
個もしくは2個のペルオキシ基を有することができ、さ
らに脂肪族もしくは芳香族のいずれであってもよい。有
機ペルオキシ酸が脂肪族である場合、未置換の酸は一般
式: [式中、YはたとえばH,CH3 ,CH2 Cl,COO
HもしくはCOOOHとすることができ、nは1〜20の
整数である]有機ペルオキシ酸が芳香族である場合、未
置換の酸は一般式: [式中、Yは水素、アルキル、アルキルハロゲン、ハロ
ゲンまたはCOOHもしくはCOOOHである]を有す
る。
【0035】本発明に有用である典型的なモノペルオキ
シ酸はアルキルペルオキシ酸およびアリールペルオキシ
酸を包含し、たとえば次のものを例示しうる: (i) ペルオキシ安息香酸および核置換されたペルオ
キシ安息香酸、たとえばペルオキシ−α−ナフトエ酸; (ii) 脂肪族、置換脂肪族およびアリールアルキルモ
ノペルオキシ酸、たとえばペルオキシラウリン酸、ペル
オキシステアリン酸およびN,N−フタロイルアミノペ
ルオキシカプロン酸。
シ酸はアルキルペルオキシ酸およびアリールペルオキシ
酸を包含し、たとえば次のものを例示しうる: (i) ペルオキシ安息香酸および核置換されたペルオ
キシ安息香酸、たとえばペルオキシ−α−ナフトエ酸; (ii) 脂肪族、置換脂肪族およびアリールアルキルモ
ノペルオキシ酸、たとえばペルオキシラウリン酸、ペル
オキシステアリン酸およびN,N−フタロイルアミノペ
ルオキシカプロン酸。
【0036】本発明で有用な典型的なジペルオキシ酸は
アルキルジペルオキシ酸およびアリールジペルオキシ酸
を包含し、たとえば次のものである: (iii) 1,12−ジペルオキシドデカン二酸; (iv) 1,9−ジペルオキシアゼライン酸; (v) ジペルオキシブラシル酸;ジペルオキシセバシ
ン酸;およびジペルオキシイソフタル酸; (vi) 2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二
酸; (vii) 4,4′−スルホニルビスペルオキシ安息香
酸。
アルキルジペルオキシ酸およびアリールジペルオキシ酸
を包含し、たとえば次のものである: (iii) 1,12−ジペルオキシドデカン二酸; (iv) 1,9−ジペルオキシアゼライン酸; (v) ジペルオキシブラシル酸;ジペルオキシセバシ
ン酸;およびジペルオキシイソフタル酸; (vi) 2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二
酸; (vii) 4,4′−スルホニルビスペルオキシ安息香
酸。
【0037】特に好適な有機酸は過酢酸、モノヘポルオ
キシフタル酸(マグネシウム塩の六水塩)およびジペル
オキシドデカン二酸である。ある状況下において、過酸
化水素自身も過酸素化合物として直接に使用することが
できる。
キシフタル酸(マグネシウム塩の六水塩)およびジペル
オキシドデカン二酸である。ある状況下において、過酸
化水素自身も過酸素化合物として直接に使用することが
できる。
【0038】本発明の組成物における第3の重要な要素
は漂白剤先駆体であって、過酸化物陰イオンと反応し、
これと共に過酸、過炭酸もしくは過イミド酸(perimidic
acid)を生成する。本発明の本駆体は水溶性物質であっ
て、一般に25℃およびpH 7にて少なくとも1%、好まし
くは少なくとも約5重量%の程度まで水溶性である。本
発明のある種の先駆体はさらに過酸生成試験により規定
することもでき、ここで先駆体は少なくとも 1.5mlの
0.1Nチオ硫酸ナトリウムの滴定値を有する。この試験
は、ここに参考のため引用する米国特許第 3,177,148号
(ブライト等)に記載されている。
は漂白剤先駆体であって、過酸化物陰イオンと反応し、
これと共に過酸、過炭酸もしくは過イミド酸(perimidic
acid)を生成する。本発明の本駆体は水溶性物質であっ
て、一般に25℃およびpH 7にて少なくとも1%、好まし
くは少なくとも約5重量%の程度まで水溶性である。本
発明のある種の先駆体はさらに過酸生成試験により規定
することもでき、ここで先駆体は少なくとも 1.5mlの
0.1Nチオ硫酸ナトリウムの滴定値を有する。この試験
は、ここに参考のため引用する米国特許第 3,177,148号
(ブライト等)に記載されている。
【0039】本発明の目的で使用しうる先駆体は次のも
のを包含する: (a) N−ジアシル化およびN′,N′−ポリアシル
化アミン、たとえばN,N,N′,N′−テトラアセチ
ルメチレンジアミンおよびN,N,N′,N′−テトラ
アセチルエチレンジアミン、N,N−ジアセチルアニリ
ン、N,N−ジアセチル−p−トルイジン;1,3−ジ
アシル化ヒダントイン(たとえば、1,3−ジアセチル
−5,5−ジメチルヒダントインおよび1,3−ジプロ
ピオニルヒダントイン);アセトキシ−(N,N,
N′)−ポリアシルマロンアミド(たとえばアセトキシ
−(N,N′)−ジアセチルマロンアミド); (b) N−アルキル−N−スルホニルカルボンアミ
ド、たとえば化合物N−メチル−N−メシル−アセトア
ミド、N−メチル−N−メシルベンズアミド、N−メチ
ル−N−メシル−p−ニトロベンズアミドおよびN−メ
チル−N−メシル−p−メトキシベンズアミド; (c) N−アシル化環式ヒドラシド、アシル化トリア
ゾンもしくはウラゾール、たとえばモノアセチルマレイ
ン酸ヒドラジド; (d)O,N,N−三置換ヒドロキシルアミン、たとえ
ばO−ベンゾイル−N,N−スクシニルヒドロキシルア
ミン、O−アセチル−N,N−スクシニルヒドロキシル
アミン、O−p−メトキシベンゾイル−N,N−スクシ
ニルヒドロキシルアミン、O−p−ニトロベンゾイル−
N,N−スクシニルヒドロキシルアミンおよびO,N,
N−トリアセチルヒドロキシルアミン; (e) N,N′−ジアシル−スルフリルアミド、たと
えばN,N′−ジメチル−N,N′−ジアセチル−スル
フリルアミドおよびN,N′−ジエチル−N,N′−ジ
プロピオニルスルフリルアミド; (f) トリアシルシアヌレート、たとえばトリアセチ
ルシアヌレートおよびトリベンゾイルシアヌレート; (g) 無水カルボン酸、たとえば無水安息香酸、無水
m−クロル−安息香酸、無水フタル酸、無水4−クロロ
フタル酸; (h) エステル、たとえばグルコース五酢酸、キシロ
ース四酢酸、アセチルオキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムお
よびベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム; (i) 1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−
イミダゾリジン、たとえば1,3−ジホルミル−4,5
−ジアセトキシ−イミダゾリン、1,3−ジアセチル−
4,5−ジアセトキシ−イミダゾリン、1,3−ジアセ
チル−4,5−ジプロピオニルオキシ−イミダゾリン; (i) テトラアセチルグリコールウリルおよびテトラ
プロピオニルグリコールウリル; (k) ジアシル化2,5−ジケトピペラジン、たとえ
ば1,4−ジアセチル−2,5−ジケトピペラジン、
1,4−ジプロピオニル−2,5−ジケトピペラジンお
よび1,4−ジプロピオニル−3,6−ジメチル−2,
5−ジケトピペラジン; (l) プロピレンジ尿素もしくは2,2−ジメチルプ
ロピレンジ尿素のアシル化生成物(2,4,6,8−テ
トラアザ−ビシクロ−(3,3,1)−ノナン−3,7
−ジオンもしくはその9,9−ジメチル誘導体)、特に
テトラアセチル−もしくはテトラプロピオニル−プロピ
レンジ尿素もしくはそのジメチル誘導体; (m) 炭酸エステル、たとえばp−(エトキシカルボ
ニルオキシ)−安息香酸およびp−(プロポキシカルボ
ニルオキシ)−ベンゼンスルホン酸のナトリウム塩; (n) アシルオキシ−(N,N′)−ポリアシルマロ
ンアミド、たとえばα−アセトキシ−(N,N′)−ジ
アセチルマロンアミド;並びに (o) 第四アンモニウム置換ペルオキシ炭酸もしくは
カルボン酸エステル、たとえば2−(N,N,N−トリ
メチルアンモニウム)エチルナトリウム4−スルホフェ
ニルカーボネート。
のを包含する: (a) N−ジアシル化およびN′,N′−ポリアシル
化アミン、たとえばN,N,N′,N′−テトラアセチ
ルメチレンジアミンおよびN,N,N′,N′−テトラ
アセチルエチレンジアミン、N,N−ジアセチルアニリ
ン、N,N−ジアセチル−p−トルイジン;1,3−ジ
アシル化ヒダントイン(たとえば、1,3−ジアセチル
−5,5−ジメチルヒダントインおよび1,3−ジプロ
ピオニルヒダントイン);アセトキシ−(N,N,
N′)−ポリアシルマロンアミド(たとえばアセトキシ
−(N,N′)−ジアセチルマロンアミド); (b) N−アルキル−N−スルホニルカルボンアミ
ド、たとえば化合物N−メチル−N−メシル−アセトア
ミド、N−メチル−N−メシルベンズアミド、N−メチ
ル−N−メシル−p−ニトロベンズアミドおよびN−メ
チル−N−メシル−p−メトキシベンズアミド; (c) N−アシル化環式ヒドラシド、アシル化トリア
ゾンもしくはウラゾール、たとえばモノアセチルマレイ
ン酸ヒドラジド; (d)O,N,N−三置換ヒドロキシルアミン、たとえ
ばO−ベンゾイル−N,N−スクシニルヒドロキシルア
ミン、O−アセチル−N,N−スクシニルヒドロキシル
アミン、O−p−メトキシベンゾイル−N,N−スクシ
ニルヒドロキシルアミン、O−p−ニトロベンゾイル−
N,N−スクシニルヒドロキシルアミンおよびO,N,
N−トリアセチルヒドロキシルアミン; (e) N,N′−ジアシル−スルフリルアミド、たと
えばN,N′−ジメチル−N,N′−ジアセチル−スル
フリルアミドおよびN,N′−ジエチル−N,N′−ジ
プロピオニルスルフリルアミド; (f) トリアシルシアヌレート、たとえばトリアセチ
ルシアヌレートおよびトリベンゾイルシアヌレート; (g) 無水カルボン酸、たとえば無水安息香酸、無水
m−クロル−安息香酸、無水フタル酸、無水4−クロロ
フタル酸; (h) エステル、たとえばグルコース五酢酸、キシロ
ース四酢酸、アセチルオキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムお
よびベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム; (i) 1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−
イミダゾリジン、たとえば1,3−ジホルミル−4,5
−ジアセトキシ−イミダゾリン、1,3−ジアセチル−
4,5−ジアセトキシ−イミダゾリン、1,3−ジアセ
チル−4,5−ジプロピオニルオキシ−イミダゾリン; (i) テトラアセチルグリコールウリルおよびテトラ
プロピオニルグリコールウリル; (k) ジアシル化2,5−ジケトピペラジン、たとえ
ば1,4−ジアセチル−2,5−ジケトピペラジン、
1,4−ジプロピオニル−2,5−ジケトピペラジンお
よび1,4−ジプロピオニル−3,6−ジメチル−2,
5−ジケトピペラジン; (l) プロピレンジ尿素もしくは2,2−ジメチルプ
ロピレンジ尿素のアシル化生成物(2,4,6,8−テ
トラアザ−ビシクロ−(3,3,1)−ノナン−3,7
−ジオンもしくはその9,9−ジメチル誘導体)、特に
テトラアセチル−もしくはテトラプロピオニル−プロピ
レンジ尿素もしくはそのジメチル誘導体; (m) 炭酸エステル、たとえばp−(エトキシカルボ
ニルオキシ)−安息香酸およびp−(プロポキシカルボ
ニルオキシ)−ベンゼンスルホン酸のナトリウム塩; (n) アシルオキシ−(N,N′)−ポリアシルマロ
ンアミド、たとえばα−アセトキシ−(N,N′)−ジ
アセチルマロンアミド;並びに (o) 第四アンモニウム置換ペルオキシ炭酸もしくは
カルボン酸エステル、たとえば2−(N,N,N−トリ
メチルアンモニウム)エチルナトリウム4−スルホフェ
ニルカーボネート。
【0040】上記(a),(h)および(j)に挙げた
先駆体が特に重要であり、殊にN,N,N′,N′−テ
トラアセチル−エチレン−ジアミン(TAED)、テト
ラアセチル−グリコールウリン(TAGU)、グルコー
ス五酢酸、キシロース四酢酸、アセチルオキシベンゼン
スルホン酸ナトリウム(SABS)およびノナノイルオ
キシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)が挙
げられる。
先駆体が特に重要であり、殊にN,N,N′,N′−テ
トラアセチル−エチレン−ジアミン(TAED)、テト
ラアセチル−グリコールウリン(TAGU)、グルコー
ス五酢酸、キシロース四酢酸、アセチルオキシベンゼン
スルホン酸ナトリウム(SABS)およびノナノイルオ
キシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)が挙
げられる。
【0041】本発明の漂白系は広範な目的で使用するこ
ともできるが、特に洗濯物のクリーニングに有用であ
る。この目的で使用する場合は、本発明の過酸素化合物
と酸素移動剤と先駆体とを一般に表面活性剤、洗剤ビル
ダーおよびその他の洗濯洗剤組成物の公知成分と組合せ
る。
ともできるが、特に洗濯物のクリーニングに有用であ
る。この目的で使用する場合は、本発明の過酸素化合物
と酸素移動剤と先駆体とを一般に表面活性剤、洗剤ビル
ダーおよびその他の洗濯洗剤組成物の公知成分と組合せ
る。
【0042】表面活性剤は天然のもしくは合成の物質の
いずれであってもよく、陰イオン型、非イオンン型、両
性イオン型、双性イオン型、陽イオン型およびその混合
物から選択される。多くの適する活性剤が市販されてお
り、文献[たとえばシュワルツ、ペリーおよびバーチに
よる「表面活性剤および洗剤」、第I巻および第II巻]
に充分記載されている。表面活性剤の全濃度は組成物に
対し50重量%まで、好ましくは約 0.5〜40重量%、特に
好ましくは4〜25%の範囲とすることができる。
いずれであってもよく、陰イオン型、非イオンン型、両
性イオン型、双性イオン型、陽イオン型およびその混合
物から選択される。多くの適する活性剤が市販されてお
り、文献[たとえばシュワルツ、ペリーおよびバーチに
よる「表面活性剤および洗剤」、第I巻および第II巻]
に充分記載されている。表面活性剤の全濃度は組成物に
対し50重量%まで、好ましくは約 0.5〜40重量%、特に
好ましくは4〜25%の範囲とすることができる。
【0043】合成陰イオン型表面活性剤は、一般に約8
〜約22個の炭素原子を有するアルキル基を持った有機サ
ルフェートおよびスルホネートの水溶性アルカリ金属塩
である。
〜約22個の炭素原子を有するアルキル基を持った有機サ
ルフェートおよびスルホネートの水溶性アルカリ金属塩
である。
【0044】適する合成陰イオン型洗剤化合物の例はナ
トリウムおよびアンモニウムアルキルサルフェート、特
にたとえばタロウ油もしくはココヤシ油から生成された
高級(C8 〜C18)アルコール硫酸化して得られたも
の;ナトリウムおよびアンモニウムアルキル(C9 〜C
20)ベンゼンスルホネート、ナトリウムアルキルグリセ
リルエーテサルフェート、特にタロウ油もしくはココヤ
シ油から誘導された高級アルコールおよび石油から誘導
された合成アルコールのエーテル;ナトリウムココヤシ
油脂肪酸モノグリセリドサルフェートおよびスルホネー
ト;高級(C9 〜C18)脂肪族アルコール−酸化アルキ
レン(特に酸化エチレン)反応生成物の硫酸エステルの
ナトリウムおよびアンモニウム塩;たとえばイセチオン
酸でエステル化されると共に水酸化ナトリウムで中和さ
れたココヤシ脂肪酸のような脂肪酸の反応生成物;メチ
ルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウムおよびアンモニ
ウム塩;アルカンモノスルホネート、たとえばα−オレ
フィン(C8 〜C20)を重亜硫酸ナトリウムと反応させ
て得られもの、並びにパラフィンをSO2 およびCl2
と反応させ、次いで塩基により加水分解してランダムス
ルホネートを生成させて得られたもの;ナトリウムおよ
びアンモニウムC7 〜C12ジアルキルスルホスクシネー
ト;並びにオレフィンスルホネート(この用語はオレフ
ィン、特にC10〜C20α−オレフィンをSO3 と反応さ
せ、次いで反応生成物を中和すると共に加水分解して製
造された物質を表わすものとして使用される)である。
好適な陰イオン型洗剤化合物はナトリウム(C11〜
C15)アルキルベンゼンスルホネートおよびナトリウム
(C16〜C18)アルキルサルフェートおよびナトリウム
(C16〜C18)アルキルエーテルサルフェートである。
トリウムおよびアンモニウムアルキルサルフェート、特
にたとえばタロウ油もしくはココヤシ油から生成された
高級(C8 〜C18)アルコール硫酸化して得られたも
の;ナトリウムおよびアンモニウムアルキル(C9 〜C
20)ベンゼンスルホネート、ナトリウムアルキルグリセ
リルエーテサルフェート、特にタロウ油もしくはココヤ
シ油から誘導された高級アルコールおよび石油から誘導
された合成アルコールのエーテル;ナトリウムココヤシ
油脂肪酸モノグリセリドサルフェートおよびスルホネー
ト;高級(C9 〜C18)脂肪族アルコール−酸化アルキ
レン(特に酸化エチレン)反応生成物の硫酸エステルの
ナトリウムおよびアンモニウム塩;たとえばイセチオン
酸でエステル化されると共に水酸化ナトリウムで中和さ
れたココヤシ脂肪酸のような脂肪酸の反応生成物;メチ
ルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウムおよびアンモニ
ウム塩;アルカンモノスルホネート、たとえばα−オレ
フィン(C8 〜C20)を重亜硫酸ナトリウムと反応させ
て得られもの、並びにパラフィンをSO2 およびCl2
と反応させ、次いで塩基により加水分解してランダムス
ルホネートを生成させて得られたもの;ナトリウムおよ
びアンモニウムC7 〜C12ジアルキルスルホスクシネー
ト;並びにオレフィンスルホネート(この用語はオレフ
ィン、特にC10〜C20α−オレフィンをSO3 と反応さ
せ、次いで反応生成物を中和すると共に加水分解して製
造された物質を表わすものとして使用される)である。
好適な陰イオン型洗剤化合物はナトリウム(C11〜
C15)アルキルベンゼンスルホネートおよびナトリウム
(C16〜C18)アルキルサルフェートおよびナトリウム
(C16〜C18)アルキルエーテルサルフェートである。
【0045】好ましくは陰イオン型表面活性化合物と共
に使用される、適する非イオン型表面活性化合物の例
は、特に酸化アルキレン(一般に酸化エチレン)とアル
キル(C6 〜C22)フェノールとの反応生成物(一般に
5〜25EO、すなわち1分子当り5〜25単位の酸化エチ
レン);脂肪族(C8 〜C18)第一もしくは第二線状も
しくは分枝鎖アルコールと酸化エチレンとの縮合生成物
(一般に2〜30EO);および酸化エチレンを酸化プロ
ピレンとエチレンジアミンとの反応生成物と縮合させて
製造された生成物を包含する。他のいわゆる非イオン型
表面活性剤はアルキルポリグリコシド、長鎖第三アミン
オキシド、長鎖第三ホスフィンオキシドおよびジアルキ
ルスルホキシドを包含する。両性もしくは双性イオン型
表面活性化合物も本発明の組成物に使用しうるが、これ
は一般にその価格が比較的高いため望ましくない。両性
もしくは双性イオン型洗剤化合物を使用する場合、これ
は通常、より一般的に用いられる合成陰イオン型および
非イオン型活性物質に対し、少量で用いられる。
に使用される、適する非イオン型表面活性化合物の例
は、特に酸化アルキレン(一般に酸化エチレン)とアル
キル(C6 〜C22)フェノールとの反応生成物(一般に
5〜25EO、すなわち1分子当り5〜25単位の酸化エチ
レン);脂肪族(C8 〜C18)第一もしくは第二線状も
しくは分枝鎖アルコールと酸化エチレンとの縮合生成物
(一般に2〜30EO);および酸化エチレンを酸化プロ
ピレンとエチレンジアミンとの反応生成物と縮合させて
製造された生成物を包含する。他のいわゆる非イオン型
表面活性剤はアルキルポリグリコシド、長鎖第三アミン
オキシド、長鎖第三ホスフィンオキシドおよびジアルキ
ルスルホキシドを包含する。両性もしくは双性イオン型
表面活性化合物も本発明の組成物に使用しうるが、これ
は一般にその価格が比較的高いため望ましくない。両性
もしくは双性イオン型洗剤化合物を使用する場合、これ
は通常、より一般的に用いられる合成陰イオン型および
非イオン型活性物質に対し、少量で用いられる。
【0046】石鹸も本発明の組成物中に好ましくは30重
量%未満のレベルで混入することができる。これらは、
非イオン型もしくは混合成陰イオン型および非イオン型
化合物と一緒に2成分(石鹸/陰イオン型)もしくは3
成分混合物として低含量で特に使用しうる。使用される
石鹸は、好ましくは飽和もしくは不飽和のC10〜C24脂
肪酸またはその混合物のナトリウム塩またはそれ程望ま
しくないがカリウム塩である。この種の石鹸の量は約
0.5〜約25重量%の範囲で変化することができ、起泡抑
制には一般に約 0.5〜約5%の少ない量で充分である。
約2〜約20%、特に約5〜約15%の量の石鹸を用いて、
洗剤特性に対し有利な作用が得られる。これは、石鹸が
補助ビルダーとして作用する硬水に使用する組成物にお
いて特に価値がある。
量%未満のレベルで混入することができる。これらは、
非イオン型もしくは混合成陰イオン型および非イオン型
化合物と一緒に2成分(石鹸/陰イオン型)もしくは3
成分混合物として低含量で特に使用しうる。使用される
石鹸は、好ましくは飽和もしくは不飽和のC10〜C24脂
肪酸またはその混合物のナトリウム塩またはそれ程望ま
しくないがカリウム塩である。この種の石鹸の量は約
0.5〜約25重量%の範囲で変化することができ、起泡抑
制には一般に約 0.5〜約5%の少ない量で充分である。
約2〜約20%、特に約5〜約15%の量の石鹸を用いて、
洗剤特性に対し有利な作用が得られる。これは、石鹸が
補助ビルダーとして作用する硬水に使用する組成物にお
いて特に価値がある。
【0047】本発明の洗剤組成物は一般に洗剤ビルダー
をも含有する。ビルダー材料は、(1)カルシウム金属
封鎖剤、(2)沈澱材、(3)カルシウムイオン交換材
および(4)その混合物から選択することができる。
をも含有する。ビルダー材料は、(1)カルシウム金属
封鎖剤、(2)沈澱材、(3)カルシウムイオン交換材
および(4)その混合物から選択することができる。
【0048】特に、本発明の組成物は有機もしくは無機
ビルダー材料の1種、たとえばトリポリ燐酸ナトリウム
もしくはカリウム、ピロ燐酸ナトリウムもしくはカリウ
ム、オルト燐酸ナトリウムもしくはカリウム、炭酸ナト
リウム、ニトリロ三酢酸のナトリウム塩、クエン酸ナト
リウム、マロン酸カルボキシメチル、カルボキシメチル
オキシスクシネート、酒石酸モノ−およびジ−スクシネ
ート、オキシジスクシネート、結晶質もしくは非晶質ア
ルミノシリケートおよびその混合物を含有することがで
きる。ポリカルボキシル単独重合体および共重合体もビ
ルダーとして含ませることができ、粉末構造剤もしくは
処理助剤として作用させることができる。特に好適なも
のはポリアクリル酸(ローム・アンド・ハース・カンパ
ニー社から登録商標アクリゾルとして入手しうる)およ
びアクリル酸−マレイン酸共重合体(BASFコーポレ
ーション社から登録商標ソカランとして入手しうる)、
並びにそのアルカリ金属塩もしくはその他の塩である。
ビルダー材料の1種、たとえばトリポリ燐酸ナトリウム
もしくはカリウム、ピロ燐酸ナトリウムもしくはカリウ
ム、オルト燐酸ナトリウムもしくはカリウム、炭酸ナト
リウム、ニトリロ三酢酸のナトリウム塩、クエン酸ナト
リウム、マロン酸カルボキシメチル、カルボキシメチル
オキシスクシネート、酒石酸モノ−およびジ−スクシネ
ート、オキシジスクシネート、結晶質もしくは非晶質ア
ルミノシリケートおよびその混合物を含有することがで
きる。ポリカルボキシル単独重合体および共重合体もビ
ルダーとして含ませることができ、粉末構造剤もしくは
処理助剤として作用させることができる。特に好適なも
のはポリアクリル酸(ローム・アンド・ハース・カンパ
ニー社から登録商標アクリゾルとして入手しうる)およ
びアクリル酸−マレイン酸共重合体(BASFコーポレ
ーション社から登録商標ソカランとして入手しうる)、
並びにそのアルカリ金属塩もしくはその他の塩である。
【0049】これらのビルダー材料は、たとえば約1〜
80重量%、好ましくは10〜60重量%のレベルで存在させ
ることができる。
80重量%、好ましくは10〜60重量%のレベルで存在させ
ることができる。
【0050】洗濯水中に分散させる場合、過酸素化合物
の初期量はいずれの場合にも水1l当り約0.05〜約250p
pm、好ましくは約1〜50ppm の活性酸素の範囲とすべき
である。洗濯媒体において、最初に存在させる酸素移動
剤の量は約0.01〜約300ppm、好ましくは約5〜100ppmと
すべきである。漂白剤先駆体は洗濯媒体中に約0.05〜20
0ppm、好ましくは約5〜約100ppmの量で存在させること
ができる。表面活性剤は洗濯水中に1l当り約0.05〜1.
0 g、好ましくは1l当り0.15〜0.20gにて存在させる
べきである。存在させる場合、ビルダーの量は1l当り
約 0.1〜3.0 gの範囲である。
の初期量はいずれの場合にも水1l当り約0.05〜約250p
pm、好ましくは約1〜50ppm の活性酸素の範囲とすべき
である。洗濯媒体において、最初に存在させる酸素移動
剤の量は約0.01〜約300ppm、好ましくは約5〜100ppmと
すべきである。漂白剤先駆体は洗濯媒体中に約0.05〜20
0ppm、好ましくは約5〜約100ppmの量で存在させること
ができる。表面活性剤は洗濯水中に1l当り約0.05〜1.
0 g、好ましくは1l当り0.15〜0.20gにて存在させる
べきである。存在させる場合、ビルダーの量は1l当り
約 0.1〜3.0 gの範囲である。
【0051】上記諸成分の他に、本発明の洗剤組成物は
任意の慣用の添加剤を、この種の材料が一般に布洗濯用
洗剤組成物に使用される量で含有することができる。こ
れら添加剤の例は起泡促進剤、たとえばアルカノールア
ミド、特にヤシ核脂肪酸およびココヤシ脂肪酸から誘導
されるモノエタノールアミド;起泡抑制剤、たとえばア
ルキルホスフェートおよびシリコーン;再付着防止剤、
たとえばナトリウムカルボキシメチルセルロース並びに
アルキルもしくは置換アルキルセルロースエーテル;そ
の他の安定剤、たとえばエチレンジアミン四酢酸および
ホスホン酸誘導体(デクエスト(登録商標));布柔軟
剤;無機塩、たとえば硫酸ナトリウム;並びに一般に極
めて少量で存在させる蛍光剤、香料、酵素、たとえばプ
ロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼおよびアミラーゼ;
殺菌剤および着色料を包含する。
任意の慣用の添加剤を、この種の材料が一般に布洗濯用
洗剤組成物に使用される量で含有することができる。こ
れら添加剤の例は起泡促進剤、たとえばアルカノールア
ミド、特にヤシ核脂肪酸およびココヤシ脂肪酸から誘導
されるモノエタノールアミド;起泡抑制剤、たとえばア
ルキルホスフェートおよびシリコーン;再付着防止剤、
たとえばナトリウムカルボキシメチルセルロース並びに
アルキルもしくは置換アルキルセルロースエーテル;そ
の他の安定剤、たとえばエチレンジアミン四酢酸および
ホスホン酸誘導体(デクエスト(登録商標));布柔軟
剤;無機塩、たとえば硫酸ナトリウム;並びに一般に極
めて少量で存在させる蛍光剤、香料、酵素、たとえばプ
ロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼおよびアミラーゼ;
殺菌剤および着色料を包含する。
【0052】過酸素化合物と組合せての酸素移動剤は、
消費者用製品および工業用途の両者において汚れを除去
するのに有用である。本発明を構成する消費者用製品に
は洗濯洗剤、洗濯漂白剤、硬質表面クリーナー、洗面容
器クリーナー、自動皿洗機用組成物および義歯クリーナ
ーがある。本発明の組成物で処理することにより効果の
ある汚れた消費者の物品としては衣類および他の布地;
家具および器具、たとえばシンク、洗面容器およびオー
ブンレンジ;食卓製品、たとえば飲料用コップ、皿、調
理用具および台所用品;並びに義歯等を例示しうる。毛
髪染色剤も、本発明の漂白組成物に混合することができ
る。
消費者用製品および工業用途の両者において汚れを除去
するのに有用である。本発明を構成する消費者用製品に
は洗濯洗剤、洗濯漂白剤、硬質表面クリーナー、洗面容
器クリーナー、自動皿洗機用組成物および義歯クリーナ
ーがある。本発明の組成物で処理することにより効果の
ある汚れた消費者の物品としては衣類および他の布地;
家具および器具、たとえばシンク、洗面容器およびオー
ブンレンジ;食卓製品、たとえば飲料用コップ、皿、調
理用具および台所用品;並びに義歯等を例示しうる。毛
髪染色剤も、本発明の漂白組成物に混合することができ
る。
【0053】本発明の漂白系は、たとえば木材パルプを
漂白するような工業用途にも用いることができる。
漂白するような工業用途にも用いることができる。
【0054】本発明の漂白剤系は各種の製品形態で供給
することができ、たとえば粉末形態あるいはシートもし
くは他の基質に、袋中、錠剤中、水性液もしくは非水性
液中、たとえば液体非イオン型洗剤中に含有した形態を
挙げうる。
することができ、たとえば粉末形態あるいはシートもし
くは他の基質に、袋中、錠剤中、水性液もしくは非水性
液中、たとえば液体非イオン型洗剤中に含有した形態を
挙げうる。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。本明細書中に示す部数、%および比率は全て特
記しない限り重量による。
明する。本明細書中に示す部数、%および比率は全て特
記しない限り重量による。
【0056】実施例1 N−スルホンイミンの合成 本発明に使用するスルホンイミンを、デービス等により
示された方法の変法によって作成した。市販の芳香族ア
ルデヒドとスルホンアミドとを縮合させることによりイ
ミンンの合成を行なった。すなわち、スルホンイミンは
当モル量の必要なスルホンアミドとアルデヒドとを、触
媒量のトルエンスルホン酸を含有するトルエンもしくは
クロロベンゼンのいずれか中で加熱することにより作成
した。反応容器には乾燥管(硫酸カルシウム)または窒
素流通システムのいずれかを取付けた。これら縮合から
生成した水は、反応容器に3Aモレキュラシーブを含有
するソックスレー抽出器を装着して除去した。生成物ス
ルホンイミンの生成については、TLCおよび 1H N
MR分析によりモニターした。反応の完結時間は 1.5時
間〜2日間の範囲で変化した。カルボキシスルホンイミ
ン生成物を、室温で反応混合物を濾過して単離した。個
々の合成については、生成物の収率および分光光度分析
に焦点を当てた以下の実施例で要約する。
示された方法の変法によって作成した。市販の芳香族ア
ルデヒドとスルホンアミドとを縮合させることによりイ
ミンンの合成を行なった。すなわち、スルホンイミンは
当モル量の必要なスルホンアミドとアルデヒドとを、触
媒量のトルエンスルホン酸を含有するトルエンもしくは
クロロベンゼンのいずれか中で加熱することにより作成
した。反応容器には乾燥管(硫酸カルシウム)または窒
素流通システムのいずれかを取付けた。これら縮合から
生成した水は、反応容器に3Aモレキュラシーブを含有
するソックスレー抽出器を装着して除去した。生成物ス
ルホンイミンの生成については、TLCおよび 1H N
MR分析によりモニターした。反応の完結時間は 1.5時
間〜2日間の範囲で変化した。カルボキシスルホンイミ
ン生成物を、室温で反応混合物を濾過して単離した。個
々の合成については、生成物の収率および分光光度分析
に焦点を当てた以下の実施例で要約する。
【0057】ベンゼンスルホンアミドとベンズアルデヒ
ドジエチルアセタールとの当モル混合物を反応させるこ
とによりN−ベンジリデンベンゼンスルホンアミドを作
成した。これについてはデービス等、J. Smer. Chem. S
oc., 1980, 102, 2000に記載されている。
ドジエチルアセタールとの当モル混合物を反応させるこ
とによりN−ベンジリデンベンゼンスルホンアミドを作
成した。これについてはデービス等、J. Smer. Chem. S
oc., 1980, 102, 2000に記載されている。
【0058】実施例2 N−(4−カルボキシベンジリデン)−4−クロロベン
ゼンスルホンアミド(SULF−1) 130mlのトルエン中で4.64g(31ミリモル)の4−カル
ボキシベンズアルデヒドと5.29g(31ミリモル)の4−
クロロベンゼンスルホンアミドと20mgのp−トルエンス
ルホン酸(TsOH)とよりなる充分撹拌されたスラリ
ーを全部で5時間にわたり加熱還流させた。反応で生成
した水を、上記したように3Aモレキュラシーブが充填
されたソックスレー抽出器により除去した。混合物を室
温まで冷却し、濾過して9.76g(98%)のSULF−1
を白色粉末として得た: mp > 245℃;IR(ヌジョール)3300-2300 (br), 3090,
1689, 1616, 1168, 1013cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS
ext std., 60 MHz) δ9.15 (s,1), 8.01 (s,4), 7.79
(AB,4,JAB=11, Δν=16) 。
ゼンスルホンアミド(SULF−1) 130mlのトルエン中で4.64g(31ミリモル)の4−カル
ボキシベンズアルデヒドと5.29g(31ミリモル)の4−
クロロベンゼンスルホンアミドと20mgのp−トルエンス
ルホン酸(TsOH)とよりなる充分撹拌されたスラリ
ーを全部で5時間にわたり加熱還流させた。反応で生成
した水を、上記したように3Aモレキュラシーブが充填
されたソックスレー抽出器により除去した。混合物を室
温まで冷却し、濾過して9.76g(98%)のSULF−1
を白色粉末として得た: mp > 245℃;IR(ヌジョール)3300-2300 (br), 3090,
1689, 1616, 1168, 1013cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS
ext std., 60 MHz) δ9.15 (s,1), 8.01 (s,4), 7.79
(AB,4,JAB=11, Δν=16) 。
【0059】実施例3 N−(4−カルボキシベンジリデン)ベンゼンスルホン
アミド(SULF−2) 実施例2と同様な方法で、トルエン 120ml中、1.00g
(6.6ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと1.
05g(6.6ミリモル)のベンゼンスルホンアミドと20mgの
TsOHとを 2.5時間にわたり加熱して、1.82g(90
%)のSULF−2を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2400 (br), 1680, 1605, 1283,
1160, 1083cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
17 (s,1), 8.1-7.3 (m,9) 。
アミド(SULF−2) 実施例2と同様な方法で、トルエン 120ml中、1.00g
(6.6ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと1.
05g(6.6ミリモル)のベンゼンスルホンアミドと20mgの
TsOHとを 2.5時間にわたり加熱して、1.82g(90
%)のSULF−2を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2400 (br), 1680, 1605, 1283,
1160, 1083cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
17 (s,1), 8.1-7.3 (m,9) 。
【0060】実施例4 N−(4−クロロベンジリデン)−4−カルボキシベン
ゼンスルホンアミド(SULF−3) 実施例2と同様な方法で、トルエン 150ml中、4.00g
(29ミリモル)の4−クロロベンズアルデヒドと5.72g
(29ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンアミ
ドと20mgのTsOHとを24時間にわたり加熱して、6.60
g(71%)のSULF−3を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2500 (br), 1685, 1595, 1285,
1215, 1005cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
15 (s,1), 8.2-7.3 (m,8) 。
ゼンスルホンアミド(SULF−3) 実施例2と同様な方法で、トルエン 150ml中、4.00g
(29ミリモル)の4−クロロベンズアルデヒドと5.72g
(29ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンアミ
ドと20mgのTsOHとを24時間にわたり加熱して、6.60
g(71%)のSULF−3を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2500 (br), 1685, 1595, 1285,
1215, 1005cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
15 (s,1), 8.2-7.3 (m,8) 。
【0061】実施例5 N−ベンジリデン−4−カルボキシベンゼンスルホンア
ミド(SULF−4) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、4.00g(38
ミリモル)のベンズアルデヒドと7.58g(38ミリモル)
の4−カルボキシベンゼンスルホンアミドと20mgのTs
OHとを36時間にわたり加熱して、7.40g(71%)のS
ULF−4を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3800-2600 (br), 1685, 1600, 1283,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.05 (s,
1), 8.2-7.2 (m,9) 。
ミド(SULF−4) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、4.00g(38
ミリモル)のベンズアルデヒドと7.58g(38ミリモル)
の4−カルボキシベンゼンスルホンアミドと20mgのTs
OHとを36時間にわたり加熱して、7.40g(71%)のS
ULF−4を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3800-2600 (br), 1685, 1600, 1283,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.05 (s,
1), 8.2-7.2 (m,9) 。
【0062】実施例6 N−(4−カルボキシベンジリデン)−4−カルボキシ
ベンゼンスルホンアミド(SULF−5) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン80ml中、0.60g
(4ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと0.
80g(4ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホン
アミドと15mgのTsOHとを窒素下で加熱して、80%の
SULF−5を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2600 (br), 3082, 1688, 1614,
1160cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.17 (s,
1), 8.2-7.8 (m,8) 。
ベンゼンスルホンアミド(SULF−5) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン80ml中、0.60g
(4ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと0.
80g(4ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホン
アミドと15mgのTsOHとを窒素下で加熱して、80%の
SULF−5を淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2600 (br), 3082, 1688, 1614,
1160cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.17 (s,
1), 8.2-7.8 (m,8) 。
【0063】実施例7 N−(4−カルボキシベンジリデン)−3−ニトロベン
ゼンスルホンアミド(SULF−6) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、2.02g(10
ミリモル)の3−ニトロベンゼンスルホンアミドと1.50
g(10ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと
20mgのTsOHとを5時間にわたり加熱して、3.23g
(97%)のSULF−6を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3200-2500 (br), 1685, 1554, 1379,
1352, 1165cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
24 (s,1), 8.47 (s,1), 7.9-6.9 (m,7) 。
ゼンスルホンアミド(SULF−6) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、2.02g(10
ミリモル)の3−ニトロベンゼンスルホンアミドと1.50
g(10ミリモル)の4−カルボキシベンズアルデヒドと
20mgのTsOHとを5時間にわたり加熱して、3.23g
(97%)のSULF−6を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3200-2500 (br), 1685, 1554, 1379,
1352, 1165cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.
24 (s,1), 8.47 (s,1), 7.9-6.9 (m,7) 。
【0064】実施例8 N−(4−シアノベンジリデン)−4−カルボキシベン
ゼンスルホンアミド(SULF−7) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン 150ml中、1.25
g(9ミリモル)の4−シアノベンズアルデヒドと1.91
g(9ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンア
ミドと20mgのTsOHとを窒素下で18時間にわたり加熱
して、2.58g(86%)のSULF−7を白色粉末として
得た: IR(ヌジョール)3400-2400 (br), 2224, 1682, 1605,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.35 (s,
1), 8.3-7.8 (m,8) 。
ゼンスルホンアミド(SULF−7) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン 150ml中、1.25
g(9ミリモル)の4−シアノベンズアルデヒドと1.91
g(9ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンア
ミドと20mgのTsOHとを窒素下で18時間にわたり加熱
して、2.58g(86%)のSULF−7を白色粉末として
得た: IR(ヌジョール)3400-2400 (br), 2224, 1682, 1605,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.35 (s,
1), 8.3-7.8 (m,8) 。
【0065】実施例9 N−(4−メトキシベンジリデン)−4−カルボキシベ
ンゼンスルホンアミド(SULF−8) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン 150ml中、1.28
g(9ミリモル)のアニスアルデヒドと1.89g(9ミリ
モル)の4−カルボキシベンゼンスルホンアミドと20mg
のTsOHとを窒素下で 4.5時間にわたり加熱して、2.
86g(96%)のSULF−8を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3300-2700 (br), 1693, 1601, 1584,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ8.91 (s,
1), 8.4-7.7 (m,8), 3.92 (s,3) 。
ンゼンスルホンアミド(SULF−8) 実施例2と同様にして、クロロベンゼン 150ml中、1.28
g(9ミリモル)のアニスアルデヒドと1.89g(9ミリ
モル)の4−カルボキシベンゼンスルホンアミドと20mg
のTsOHとを窒素下で 4.5時間にわたり加熱して、2.
86g(96%)のSULF−8を白色粉末として得た: IR(ヌジョール)3300-2700 (br), 1693, 1601, 1584,
1155cm-1; 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ8.91 (s,
1), 8.4-7.7 (m,8), 3.92 (s,3) 。
【0066】実施例10 N−(3−ヒドロキシベンジリデン)−4−クロロベン
ゼンスルホンアミド(SULF−9) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、1.24g(10
ミリモル)の3−ヒドロキシベンズアルデヒドと1.94g
(10ミリモル)の4−クロロベンゼンスルホンアミドと
20mgのTsOHとを12時間にわたり加熱して、0.29g
(10%)のSULF−9を褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400, 1658, 1556, 1458, 1155, 1025
cm-1, 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ8.85 (s,1),
8.73 (s,1), 7.7-7.2 (m,8) 。
ゼンスルホンアミド(SULF−9) 実施例2と同様にして、トルエン 150ml中、1.24g(10
ミリモル)の3−ヒドロキシベンズアルデヒドと1.94g
(10ミリモル)の4−クロロベンゼンスルホンアミドと
20mgのTsOHとを12時間にわたり加熱して、0.29g
(10%)のSULF−9を褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400, 1658, 1556, 1458, 1155, 1025
cm-1, 1H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ8.85 (s,1),
8.73 (s,1), 7.7-7.2 (m,8) 。
【0067】実施例11 ビス−N−テレフタリデン−4−カルボキシベンゼンス
ルホンアミド(SULF−10) 実施例2と同様にして、トルエン 100ml中、0.50g(4
ミリモル)のテレフタルジカルボキシアルデヒドと1.50
g(8ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンア
ミドと20mgのTsOHとを18時間にわたり加熱して、90
%のSULF−10を微細な淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2400(br), 3081, 1689, 1597, 1
154, 719cm-1, 1H NMR(DMSO-d6, TMS ext std)δ9.17
(s,2), 8.3-7.8 (m,12)。
ルホンアミド(SULF−10) 実施例2と同様にして、トルエン 100ml中、0.50g(4
ミリモル)のテレフタルジカルボキシアルデヒドと1.50
g(8ミリモル)の4−カルボキシベンゼンスルホンア
ミドと20mgのTsOHとを18時間にわたり加熱して、90
%のSULF−10を微細な淡褐色粉末として得た: IR(ヌジョール)3400-2400(br), 3081, 1689, 1597, 1
154, 719cm-1, 1H NMR(DMSO-d6, TMS ext std)δ9.17
(s,2), 8.3-7.8 (m,12)。
【0068】実施例12 3−メチル−1,2−ベンズイソチアゾール−1,1−
ジオキシド(SULF−11) この環式スルホンイミンは、サッカリンを2当量のメチ
ルリチウムと Journalof the Chemical Society. Perki
n I, 2589 (1974) に記載された方法によりテトラヒド
ロフラン中で反応させて製造した。
ジオキシド(SULF−11) この環式スルホンイミンは、サッカリンを2当量のメチ
ルリチウムと Journalof the Chemical Society. Perki
n I, 2589 (1974) に記載された方法によりテトラヒド
ロフラン中で反応させて製造した。
【0069】実施例13 N−(3−ピリジニルメチレン)−4−クロロベンゼン
スルホンアミド(SULF−12) 実施例2と同様にして、トルエン 100ml中、18.5ミリモ
ルの3−ピリジンカルボキシアルデヒドと18.5ミリモル
の4−クロロベンゼンスルホンアミドと20mgのTsOH
とを還流条件下で反応させて、SULF−12を65%収率
かつ高純度で得た:1 H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.3 (s,1), 9.2 (d,
1), 8.9 (m,1), 8.4 (m,1), 8.0-7.8 (AB. 4) 。
スルホンアミド(SULF−12) 実施例2と同様にして、トルエン 100ml中、18.5ミリモ
ルの3−ピリジンカルボキシアルデヒドと18.5ミリモル
の4−クロロベンゼンスルホンアミドと20mgのTsOH
とを還流条件下で反応させて、SULF−12を65%収率
かつ高純度で得た:1 H NMR (DMSO-d6, TMS ext std)δ9.3 (s,1), 9.2 (d,
1), 8.9 (m,1), 8.4 (m,1), 8.0-7.8 (AB. 4) 。
【0070】実施例14 スルホンイミンによる過酸先駆体−過硼酸系の活性化 テルゴトメータにて、寸法3×4インチの2枚のお茶で
汚れた木綿布を用いて500mlのミリ−Q水中で汚れ漂白
実験を行なった。典型的試験において0.75gのサーフ
(登録商標)をこの系に添加すると共に、溶液のpHを水
酸化ナトリウムもしくは塩酸の希薄水溶液の添加により
所定レベルに常に保った。所定の酸化剤を系に添加し、
次いで適当量のスルホンイミンを添加した。洗濯を40℃
にて15分間行なった。
汚れた木綿布を用いて500mlのミリ−Q水中で汚れ漂白
実験を行なった。典型的試験において0.75gのサーフ
(登録商標)をこの系に添加すると共に、溶液のpHを水
酸化ナトリウムもしくは塩酸の希薄水溶液の添加により
所定レベルに常に保った。所定の酸化剤を系に添加し、
次いで適当量のスルホンイミンを添加した。洗濯を40℃
にて15分間行なった。
【0071】汚れ漂白を反射率測定法によりカラーガー
ド・システム/05リフレクトメーターにより測定し
た。漂白を反射率の増加によって示し、ΔRとして示し
た。一般に、1単位のΔRは対の比較によって検知さ
れ、2単位のΔRは個々に検知することができる。
ド・システム/05リフレクトメーターにより測定し
た。漂白を反射率の増加によって示し、ΔRとして示し
た。一般に、1単位のΔRは対の比較によって検知さ
れ、2単位のΔRは個々に検知することができる。
【0072】先駆体TAEDは、過硼酸ナトリウム一水
塩と配合すれば、アルカリ性の水性媒体に入れると過酢
酸を生成する。表IはSULF−1の存在下および不存
在下におけるTAEDと各種の他の過酸先駆体−過硼酸
系に関する結果を示す。
塩と配合すれば、アルカリ性の水性媒体に入れると過酢
酸を生成する。表IはSULF−1の存在下および不存
在下におけるTAEDと各種の他の過酸先駆体−過硼酸
系に関する結果を示す。
【0073】TAED(9×10-4M)を大過剰の過硼酸
ナトリウムと共に使用した場合、お茶で汚れた布につき
4.1単位の漂白が観察された。しかしながら、少量のS
ULF−1を系中に含ませた場合、全体的な漂白性能は
12.4単位まで上昇し、これは200%以上の活性化を表
す。
ナトリウムと共に使用した場合、お茶で汚れた布につき
4.1単位の漂白が観察された。しかしながら、少量のS
ULF−1を系中に含ませた場合、全体的な漂白性能は
12.4単位まで上昇し、これは200%以上の活性化を表
す。
【0074】同様に、先駆体アセチルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(SABS)を介し発生した匹敵す
るレベルの過酢酸は 4.7単位のΔRを与え、これはSU
LF−1の添加により漂白を11.3単位まで上昇した。過
安息香酸先駆体、すなわちベンゾイルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(SBOBS)についても検討し
た。低レベル(5ppm)にてSBOBSはpH 9.5にて 2.3
単位の漂白を与えた。化学量論量のSULF−1を試験
に含ませた場合、全体的漂白は 3.8単位となり、これは
SBOBS性能がスルホンイミンにより若干向上しうる
ことを示す。過酸先駆体、すなわちノナノイルオキシベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)についても
pH 9.5および10.0で検査した。SNOBSはpH 9.5にて
4.6単位の漂白を与え、これは化学量論量のSULF−
1を添加した際に 5.1まで上昇した。同様な実験をpH 1
0 にて行なった場合、SNOBSの性能は 3.2まで低下
したが、SULF−1を同時に用いた場合には依然とし
て 5.1単位を与えた。
ルホン酸ナトリウム(SABS)を介し発生した匹敵す
るレベルの過酢酸は 4.7単位のΔRを与え、これはSU
LF−1の添加により漂白を11.3単位まで上昇した。過
安息香酸先駆体、すなわちベンゾイルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(SBOBS)についても検討し
た。低レベル(5ppm)にてSBOBSはpH 9.5にて 2.3
単位の漂白を与えた。化学量論量のSULF−1を試験
に含ませた場合、全体的漂白は 3.8単位となり、これは
SBOBS性能がスルホンイミンにより若干向上しうる
ことを示す。過酸先駆体、すなわちノナノイルオキシベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)についても
pH 9.5および10.0で検査した。SNOBSはpH 9.5にて
4.6単位の漂白を与え、これは化学量論量のSULF−
1を添加した際に 5.1まで上昇した。同様な実験をpH 1
0 にて行なった場合、SNOBSの性能は 3.2まで低下
したが、SULF−1を同時に用いた場合には依然とし
て 5.1単位を与えた。
【0075】
【表1】 表Iに示した結果は、各種の公知の過酸先駆体−過硼酸
漂白系がスルホンイミンの作用により向上した性能を与
えうることを示している。
漂白系がスルホンイミンの作用により向上した性能を与
えうることを示している。
【0076】実施例15 スルホンイミンによるTAEDの活性化に対するpHの効
果 過硼酸ナトリウムを伴うTAEDの漂白性能は、pH条件
に依存して活性の変動を示した。低pHにて、漂白は最大
となった。より高いPHにて性能の低下が観察された。表
IIはデータを示している。これらの結果は、12:1の過
硼酸塩の比にて9×10-4MのTAEDを用いたテルゴト
メータの実験で得られた。
果 過硼酸ナトリウムを伴うTAEDの漂白性能は、pH条件
に依存して活性の変動を示した。低pHにて、漂白は最大
となった。より高いPHにて性能の低下が観察された。表
IIはデータを示している。これらの結果は、12:1の過
硼酸塩の比にて9×10-4MのTAEDを用いたテルゴト
メータの実験で得られた。
【0077】
【表2】 先駆体SULF−1〜SULF−8を 8.0〜10.5の範囲
の種々異なるpHレベルにてTAED−過硼酸塩と組合せ
て試験した。漂白試験は、0.75gのp−Surf(登録
商標)を含有する 500mlの水中にて2枚のお茶で汚れた
布(3×4インチ)を用いテルゴトメータで行なった。
TAEDは、9×10-4Mにて12:1の過硼酸ナトリウム
一水塩の比にて投与した。スルホンイミンは 6.0×10-4
Mの濃度で添加した。洗浄は、40℃にて15分間にわたり
行なった。TAED−SULF系におけるpHプロフィー
ルの結果を表III に示す。示したΔΔR値は、TAED
単独による結果を上回る観察された漂白向上を意味す
る。すなわち、 ΔΔR TAED−SULF=ΔR(TAED−SUL
F)−ΔR(TAED)
の種々異なるpHレベルにてTAED−過硼酸塩と組合せ
て試験した。漂白試験は、0.75gのp−Surf(登録
商標)を含有する 500mlの水中にて2枚のお茶で汚れた
布(3×4インチ)を用いテルゴトメータで行なった。
TAEDは、9×10-4Mにて12:1の過硼酸ナトリウム
一水塩の比にて投与した。スルホンイミンは 6.0×10-4
Mの濃度で添加した。洗浄は、40℃にて15分間にわたり
行なった。TAED−SULF系におけるpHプロフィー
ルの結果を表III に示す。示したΔΔR値は、TAED
単独による結果を上回る観察された漂白向上を意味す
る。すなわち、 ΔΔR TAED−SULF=ΔR(TAED−SUL
F)−ΔR(TAED)
【0078】
【表3】 表III から観察しうるように、SULF1〜8につき最
大の漂白向上はpH 9.5もしくは10.0にて得られた。新規
な漂白系に関する全ΔR値(示さず)を比較すれば、高
レベルの汚れ除去はpH 8.5〜10.5の間の任意の点で得ら
れることが示される。TAED−SULF系のこの特徴
は、極めて魅力的である。何故なら、pH調節が問題とな
る場合にも効果的な漂白が得られるからである。
大の漂白向上はpH 9.5もしくは10.0にて得られた。新規
な漂白系に関する全ΔR値(示さず)を比較すれば、高
レベルの汚れ除去はpH 8.5〜10.5の間の任意の点で得ら
れることが示される。TAED−SULF系のこの特徴
は、極めて魅力的である。何故なら、pH調節が問題とな
る場合にも効果的な漂白が得られるからである。
【0079】ほとんどのスルホンイミンは顕著なTAE
Dの活性化を示した。電子吸引成分(たとえばCl,N
O2 もしくはCN)を有するスルホンイミンは最大のT
AED向上を与えた。逆に、電子供与基を有するスルホ
ンイミン、たとえばSULF−5およびSULF−8は
低い漂白向上を示した。SULF−9は、カルボキシ基
を持たないがヒドロキシルを有する唯一の活性剤であ
る。pH 10 においてのみ検討したが、顕著な清浄向上が
観察された。SULF−10は、2つのスルホンイミン部
分を有するため構造上異なっている。表III に示した他
のスルホンイミンの濃度の半分において同程度の漂白が
生じ、これは両イミノ基が活性化過程に利用されること
を示唆している。
Dの活性化を示した。電子吸引成分(たとえばCl,N
O2 もしくはCN)を有するスルホンイミンは最大のT
AED向上を与えた。逆に、電子供与基を有するスルホ
ンイミン、たとえばSULF−5およびSULF−8は
低い漂白向上を示した。SULF−9は、カルボキシ基
を持たないがヒドロキシルを有する唯一の活性剤であ
る。pH 10 においてのみ検討したが、顕著な清浄向上が
観察された。SULF−10は、2つのスルホンイミン部
分を有するため構造上異なっている。表III に示した他
のスルホンイミンの濃度の半分において同程度の漂白が
生じ、これは両イミノ基が活性化過程に利用されること
を示唆している。
【0080】SULF−7は、最高のTAED活性化を
表III のシリーズ内で与えた。興味あることには、SU
LF−7はさらにTAEDなしでも単独で過硼酸ナトリ
ウムの僅かな活性化を示した(ΔΔR=2)。シアノ基
が高活性に対する主たる原因であると思われる。
表III のシリーズ内で与えた。興味あることには、SU
LF−7はさらにTAEDなしでも単独で過硼酸ナトリ
ウムの僅かな活性化を示した(ΔΔR=2)。シアノ基
が高活性に対する主たる原因であると思われる。
【0081】実施例16 最も効率的な本発明による酸素移動剤の1種はSULF
−11である。SULF−11/TAED系を用いるテルゴ
トメータ清浄試験をお茶で汚れた布につき行なった。pH
プロフィールおよび濃度データを表IVに示す。1〜5×
10-5MのSULF−11のような低濃度においてさえ、T
AED漂白の顕著な向上が達成された。
−11である。SULF−11/TAED系を用いるテルゴ
トメータ清浄試験をお茶で汚れた布につき行なった。pH
プロフィールおよび濃度データを表IVに示す。1〜5×
10-5MのSULF−11のような低濃度においてさえ、T
AED漂白の顕著な向上が達成された。
【0082】
【表4】
【0083】
【表5】 実施例17 お茶汚れの漂白に対する種々異なる濃度のスルホンアミ
ン、TAEDおよび過硼酸ナトリウムの効果をここに示
す。これら実験は、実施例15と同様な条件下で行なっ
た。結果を表VIに要約する。
ン、TAEDおよび過硼酸ナトリウムの効果をここに示
す。これら実験は、実施例15と同様な条件下で行なっ
た。結果を表VIに要約する。
【0084】
【表6】 恐らく表VIにおける全データのうち注目すべきことは、
1×10-4Mのスルホンアミンの使用に対応する結果であ
る。この濃度にてSULF−1および6は、TAEDの
低投与量(4.5×10-4M)に対比して2倍の性能を与え
た。この少量のSULF材料から得られた大きい向上
は、スルホンアミンが触媒的に作用するという思想を強
力に裏付ける。
1×10-4Mのスルホンアミンの使用に対応する結果であ
る。この濃度にてSULF−1および6は、TAEDの
低投与量(4.5×10-4M)に対比して2倍の性能を与え
た。この少量のSULF材料から得られた大きい向上
は、スルホンアミンが触媒的に作用するという思想を強
力に裏付ける。
【0085】データから見られるように、TAED−S
ULF漂白系は 4.5〜9.0 ×10-4MのTAED濃度およ
び1×10-5M〜6×10-4Mのスルホンアミン濃度にて効
率的に作用する。このような微量のスルホンアミンがT
AED性能を向上させうるという事実はこれまでに全く
知られていないことでありかつ驚異的である。
ULF漂白系は 4.5〜9.0 ×10-4MのTAED濃度およ
び1×10-5M〜6×10-4Mのスルホンアミン濃度にて効
率的に作用する。このような微量のスルホンアミンがT
AED性能を向上させうるという事実はこれまでに全く
知られていないことでありかつ驚異的である。
【0086】実施例18 TAED−SULF漂白に対する時間依存性 TAED−SULF漂白系に対する時間の効果を決定す
べく試験を行なった。表VII は、SULF−1の存在下
および不存在下にTAEDおよび過硼酸ナトリウムを用
いてテルゴトメータにてお茶で汚れた布を用いて行なっ
た実験からのデータを示している。汚れ除去の量は15分
間、30分間および45分間にて別々の試験で測定した。ス
ルホンイミンの濃度を3〜6×10-4Mの範囲で変化させ
ると共に、TAEDの投与量を 9.0×10-4Mに一定とし
た。TAED単独による漂白は45分間にわたり徐々に増
加したことは驚くに当らない。より重要なことに、スル
ホンイミン含有系による漂白性能はSULF濃度に関係
なく45分間全体において増大した。45分間の洗濯後にお
ける結果は、比較的低レベルのスルホンイミンにより2
倍のTAED性能がもたらされたことである。
べく試験を行なった。表VII は、SULF−1の存在下
および不存在下にTAEDおよび過硼酸ナトリウムを用
いてテルゴトメータにてお茶で汚れた布を用いて行なっ
た実験からのデータを示している。汚れ除去の量は15分
間、30分間および45分間にて別々の試験で測定した。ス
ルホンイミンの濃度を3〜6×10-4Mの範囲で変化させ
ると共に、TAEDの投与量を 9.0×10-4Mに一定とし
た。TAED単独による漂白は45分間にわたり徐々に増
加したことは驚くに当らない。より重要なことに、スル
ホンイミン含有系による漂白性能はSULF濃度に関係
なく45分間全体において増大した。45分間の洗濯後にお
ける結果は、比較的低レベルのスルホンイミンにより2
倍のTAED性能がもたらされたことである。
【0087】
【表7】 実施例19 TAED−SULF漂白系の温度変動による性能 前記実験の漂白結果は40℃の洗濯温度で得られたもので
ある。ここではスルホンイミンによるTAEDの活性化
がそれより低いおよび高い洗濯温度でも得られることを
示す。実験は、洗濯温度を12〜13℃、または58〜59℃に
保った以外は前記と同一の条件下にてテルゴトメータで
行なった。SULF−1を酸素移動剤として、これら実
験では6もしくは3×10-4Mで用いると共に、TAED
の投与量を 9.0×10-4Mとした。低温度の場合、スルホ
ンイミンによるTAEDの活性化は濃度に関係なく15〜
45分間で観察された。同様に、TAEDの性能は30分間
の洗濯時間にわたり高い温度(約60℃)で向上した。こ
の低い温度は実際の布漂白条件で見られる極限値である
ことに留意されたい。種々の温度にてTAED性能を向
上させるスルホンイミンの能力は、熱水洗濯および冷水
洗濯の両者を実施している諸国において有益である。
ある。ここではスルホンイミンによるTAEDの活性化
がそれより低いおよび高い洗濯温度でも得られることを
示す。実験は、洗濯温度を12〜13℃、または58〜59℃に
保った以外は前記と同一の条件下にてテルゴトメータで
行なった。SULF−1を酸素移動剤として、これら実
験では6もしくは3×10-4Mで用いると共に、TAED
の投与量を 9.0×10-4Mとした。低温度の場合、スルホ
ンイミンによるTAEDの活性化は濃度に関係なく15〜
45分間で観察された。同様に、TAEDの性能は30分間
の洗濯時間にわたり高い温度(約60℃)で向上した。こ
の低い温度は実際の布漂白条件で見られる極限値である
ことに留意されたい。種々の温度にてTAED性能を向
上させるスルホンイミンの能力は、熱水洗濯および冷水
洗濯の両者を実施している諸国において有益である。
【0088】
【表8】 実施例20 スルホンイミンおよびTAED−過硼酸系による疎水性
汚れの漂白 木綿布をスパゲッティーソースで処理して疎水性のスパ
ゲッティー汚れを作成した。この汚れの除去について、
実施例14に記載したように反射測定法により測定した。
油汚れの漂白をΔΔBで表す。すなわちΔΔB=(スル
ホンイミン/TAED/過硼酸塩で洗浄した汚れ布の反
射率−洗濯前の汚れ布の反射率)−(TAED/過硼酸
塩単独で洗浄した汚れ布の反射率−洗濯前の汚れ布の反
射率)。
汚れの漂白 木綿布をスパゲッティーソースで処理して疎水性のスパ
ゲッティー汚れを作成した。この汚れの除去について、
実施例14に記載したように反射測定法により測定した。
油汚れの漂白をΔΔBで表す。すなわちΔΔB=(スル
ホンイミン/TAED/過硼酸塩で洗浄した汚れ布の反
射率−洗濯前の汚れ布の反射率)−(TAED/過硼酸
塩単独で洗浄した汚れ布の反射率−洗濯前の汚れ布の反
射率)。
【0089】酸素移動剤としてN−ベンジリデンベンゼ
ンスルホンアミドを 4.5×10-4MのTAEDおよび6:
1の過硼酸ナトリウム一水塩と共にSulf(登録商
標)中にてpH 9.5かつ40℃で用いた結果(15分間の洗濯
時間)を表IXに示す。
ンスルホンアミドを 4.5×10-4MのTAEDおよび6:
1の過硼酸ナトリウム一水塩と共にSulf(登録商
標)中にてpH 9.5かつ40℃で用いた結果(15分間の洗濯
時間)を表IXに示す。
【0090】
【表9】 以上、本発明の選択実施態様を説明および実施例で説明
したが、これら記載に鑑み本発明の思想および範囲内に
おいて種々の改変をなしうることが当業者には理解され
よう。
したが、これら記載に鑑み本発明の思想および範囲内に
おいて種々の改変をなしうることが当業者には理解され
よう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:36 7:42)
Claims (14)
- 【請求項1】 (i)約1〜約60重量%の過酸素化合物
と; (ii)約0.05〜約10%の構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [式中、R1 は水素、フェニル、アリール、複素環、ア
ルキルおよびシクロアルキル基よりなる群から選択され
る置換もしくは未置換の基であり;R2 は水素、フェニ
ル、アリール、複素環、アルキル、シクロアルキル、R
1C=NSO2 R3 、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキ
シ、ケト、カルボキシルおよびカルボアルコキシ基より
なる群から選択される置換もしくは未置換の基であり;
R3 はフェニル、アリール、複素環、アルキル、シクロ
アルキル、ニトロ、ハロおよびシアノ基よりなる群から
選択される置換もしくは未置換の基であり;R1 はR2
と、またR2 はR3 とそれぞれ一緒になってシクロアル
キル、複素環および芳香族環系を形成することができ
る]を有する酸素移動剤と; (iii) 約 0.1〜約40%の、過酸化物陰イオンと反応して
これと共に過酸もしくは過イミド酸を形成する漂白剤先
駆体とを含むことを特徴とする漂白用組成物。 - 【請求項2】 過酸素化合物が約 1.5〜25%の量で存在
し、酸素移動剤が約0.2〜5重量%の量で存在する請求
項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 過酸素化合物が過硼酸塩、過炭酸塩、過
燐酸塩、過珪酸塩およびモノ過硫酸塩よりなる群から選
択される無機物質である請求項1または2に記載の組成
物。 - 【請求項4】 R1 ,R2 およびR3 の少なくとも1種
が水可溶化官能基で置換されている請求項1〜3のいず
れかに記載の組成物。 - 【請求項5】 水可溶化官能基がカルボン酸、燐酸、ホ
スホン酸、硫酸、スルホン酸およびその塩よりなる群か
ら選択される請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 R1 ,R2 およびR3 における置換基が
ニトロ、ハロ、シアノ、C1 〜C20アルキル、アミノ、
アミノアルキル、チオアルキルスルホキシアルキル、カ
ルボキシエステル、ヒドロキシ、C1 〜C20アルコキ
シ、ポリアルコキシC1 〜C40第四ジ−もしくはトリ−
アルキルアンモニウム官能単位およびその混合物よりな
る群から選択される官能単位である請求項1に記載の組
成物。 - 【請求項7】 第四アルキルアンモニウム官能単位がコ
リル基である請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】 酸素移動剤が、N−(4−カルボキシベ
ンジリデン)−4−クロロベンゼンスルホンアミド;N
−(4−カルボキシベンジリデン)−ベンゼンスルホン
アミド;N−(4−クロロベンジリデン)−4−カルボ
キシベンゼンスルホンアミド;N−ベンジリデン−4−
カルボキシベンゼンスルホンアミド;N−(4−カルボ
キシベンジリデン)−4−カルボキシベンゼンスルホン
アミド;N−(4−カルボキシベンジリデン)−3−ニ
トロベンゼンスルホンアミド;N−(4−シアノベンジ
リデン)−4−カルボキシベンゼンスルホンアミド;N
−(4−メトキシベンジリデン)−4−カルボキシベン
ゼンスルホンアミド;N−(3−ヒドロキシベンジリデ
ン)−4−クロロベンゼンスルホンアミド;ビス−N−
テレフタリデン−4−カルボキシベンゼンスルホンアミ
ド;3−メチル−1,2−ベンズイソチアゾール−1,
1−ジオキシド;N−(ピリジニルメチレン)−ベンゼ
ンスルホンアミド;N−ベンジリデンベンゼンスルホン
アミド;および1,2−ベンズイソチアゾール−1,1
−ジオキシドから選択される請求項1〜7のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項9】 漂白剤先駆体がN,N,N′,N′−テ
トラアセチルエチレンジアミン;テトラアセチルグリコ
ールウリル;グルコースペンタアセテート;およびキシ
ローステトラアセテートから選択される請求項1〜8の
いずれかに記載の組成物。 - 【請求項10】 漂白剤先駆体がノナノイルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ベンゾイルベンゼンスルホン酸ナ
トリウムおよびアセチルオキシベンゼンスルホン酸ナト
リウムよりなる群から選択される請求項1〜8のいずれ
かに記載の組成物。 - 【請求項11】 漂白剤先駆体が約1〜約10重量%の量
で存在する請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項12】 約1〜約80%の洗剤ビルダーをさらに
含む請求項1〜11のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項13】 プロテアーゼ、セルラーゼ、リパー
ゼ、アミラーゼおよびその混合物よりなる群から選択さ
れる洗浄上有効量の酵素をさらに含む請求項1〜12のい
ずれかに記載の組成物。 - 【請求項14】 汚れた基体を、過酸素化合物と漂白剤
先駆体と構造式: R1 R2 C=NSO2 R3 [R1 ,R2 およびR3 は請求項1に記載の意味を有す
る]を有する酸素移動剤とで処理し、漂白を約0.05〜約
250ppmの過酸素化合物からの活性酸素と約0.05〜約200p
pmの漂白剤先駆体と約0.01〜約300ppmの酸素移動剤とを
媒体1l当りに含有する液体媒体中で行なうことを特徴
とする汚れた基体の漂白方法。
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