JPH0770245A - 高吸水性樹脂の製造法 - Google Patents
高吸水性樹脂の製造法Info
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- JPH0770245A JPH0770245A JP23891893A JP23891893A JPH0770245A JP H0770245 A JPH0770245 A JP H0770245A JP 23891893 A JP23891893 A JP 23891893A JP 23891893 A JP23891893 A JP 23891893A JP H0770245 A JPH0770245 A JP H0770245A
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- meth
- hlb
- water
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 重合により1次粒子径が280〜450μm
というような適度に大きい粒子を安定して得ることので
きる高吸水性樹脂の製造法を提供することを目的とす
る。 【構成】 (メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水
溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋剤の
存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用いて炭
化水素溶媒中で逆相懸濁重合させることにより1次粒子
径が280〜450μmの高吸水性樹脂を製造するにあ
たり、上記逆相懸濁重合に使用する界面活性剤がHLB
値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸エステル
(A)とHLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪
酸エステル(B)との混合界面活性剤であることを特徴
とする高吸水性樹脂の製造法。
というような適度に大きい粒子を安定して得ることので
きる高吸水性樹脂の製造法を提供することを目的とす
る。 【構成】 (メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水
溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋剤の
存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用いて炭
化水素溶媒中で逆相懸濁重合させることにより1次粒子
径が280〜450μmの高吸水性樹脂を製造するにあ
たり、上記逆相懸濁重合に使用する界面活性剤がHLB
値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸エステル
(A)とHLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪
酸エステル(B)との混合界面活性剤であることを特徴
とする高吸水性樹脂の製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次粒子径が適度に大
きい高吸水性樹脂を安定して得ることのできる高吸水性
樹脂の製造法に関するものである。
きい高吸水性樹脂を安定して得ることのできる高吸水性
樹脂の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多量の水を吸収する樹脂として、澱粉−
アクリロニトリルグラフト重合体の部分加水分解物、ポ
リアクリル酸部分中和塩、ポリエチレンオキサイド系、
ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ま
たはこれらの架橋体系などの高吸水性樹脂が知られてい
る。これらの中でも、(メタ)アクリル酸と(メタ)ア
クリル酸水溶性塩とを炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合し
たポリアクリル酸部分中和塩は特に有用である。
アクリロニトリルグラフト重合体の部分加水分解物、ポ
リアクリル酸部分中和塩、ポリエチレンオキサイド系、
ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ま
たはこれらの架橋体系などの高吸水性樹脂が知られてい
る。これらの中でも、(メタ)アクリル酸と(メタ)ア
クリル酸水溶性塩とを炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合し
たポリアクリル酸部分中和塩は特に有用である。
【0003】これらの高吸水性樹脂は、生理用品や衛生
用品において体液を吸収し漏出を防止する体液吸収剤と
して有用であり、そのほか、土壌の保水剤、種子コーテ
ィング剤、止水剤、増粘剤、結露防止剤、汚泥凝固剤、
乾燥剤、調湿剤などの用途に使用されている。
用品において体液を吸収し漏出を防止する体液吸収剤と
して有用であり、そのほか、土壌の保水剤、種子コーテ
ィング剤、止水剤、増粘剤、結露防止剤、汚泥凝固剤、
乾燥剤、調湿剤などの用途に使用されている。
【0004】特開平2−153907号公報には、(メ
タ)アクリル酸並びにそのアルカリ金属塩よりなる群か
ら選ばれるアクリル酸系モノマーを、架橋剤の存在下
に、ラジカル重合開始剤を用いて、炭化水素溶媒中で逆
相懸濁重合させる方法において、逆相懸濁重合に使用す
る界面活性剤が(イ)少なくとも常温で固体状態の外観
を持ちかつHLB値が1〜8の範囲にあるソルビタン脂
肪酸エステルと(ロ)HLB値が1〜6の範囲にあるシ
ョ糖脂肪酸エステルとの混合界面活性剤である高吸水性
ポリマーの製造法が示されている。
タ)アクリル酸並びにそのアルカリ金属塩よりなる群か
ら選ばれるアクリル酸系モノマーを、架橋剤の存在下
に、ラジカル重合開始剤を用いて、炭化水素溶媒中で逆
相懸濁重合させる方法において、逆相懸濁重合に使用す
る界面活性剤が(イ)少なくとも常温で固体状態の外観
を持ちかつHLB値が1〜8の範囲にあるソルビタン脂
肪酸エステルと(ロ)HLB値が1〜6の範囲にあるシ
ョ糖脂肪酸エステルとの混合界面活性剤である高吸水性
ポリマーの製造法が示されている。
【0005】特開平3−195713号公報には(メ
タ)アクリル酸とそれらのアルカリ金属塩もしくはアン
モニウム塩とを主成分とするアクリル酸系モノマーを、
水溶性ラジカル重合開始剤およびヒドロキシエチルセル
ロースの存在下に、分散剤としてのHLB値3〜6のソ
ルビタン脂肪酸エステルを使用して油中水滴型逆相懸濁
重合法によって重合させるに際し、アクリル系モノマー
の重合を架橋剤の存在下、シクロヘキサン溶媒中で行う
ようにした高吸水性ポリマーの製造法が示されている。
タ)アクリル酸とそれらのアルカリ金属塩もしくはアン
モニウム塩とを主成分とするアクリル酸系モノマーを、
水溶性ラジカル重合開始剤およびヒドロキシエチルセル
ロースの存在下に、分散剤としてのHLB値3〜6のソ
ルビタン脂肪酸エステルを使用して油中水滴型逆相懸濁
重合法によって重合させるに際し、アクリル系モノマー
の重合を架橋剤の存在下、シクロヘキサン溶媒中で行う
ようにした高吸水性ポリマーの製造法が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高吸水性樹脂は、粒子
径が大きい程水や体液と接触したときママコ現象が防止
される。また粒子径が大きいと、たとえば不織布など目
の粗い材料と組合わせて用いたときであっても粒子がそ
の材料の目から漏れ出ないことになる。従って、重合に
より粒子径が適度に大きい粒子が得られることが強く望
まれる。この場合、見掛けの粒子径は大きくても、その
粒子が1次粒子の集合体であると、たとえば紙おしめに
適用した場合、尿を吸収したときに細かな1次粒子に戻
ってしまい、不織布などの材料の目から漏れ出してしま
うことがある。
径が大きい程水や体液と接触したときママコ現象が防止
される。また粒子径が大きいと、たとえば不織布など目
の粗い材料と組合わせて用いたときであっても粒子がそ
の材料の目から漏れ出ないことになる。従って、重合に
より粒子径が適度に大きい粒子が得られることが強く望
まれる。この場合、見掛けの粒子径は大きくても、その
粒子が1次粒子の集合体であると、たとえば紙おしめに
適用した場合、尿を吸収したときに細かな1次粒子に戻
ってしまい、不織布などの材料の目から漏れ出してしま
うことがある。
【0007】特開平2−153907号公報の方法は、
粒子径をある程度大きくすることに成功しているもの
の、その実施例からも明らかなように粒子径は200〜
270μm程度であり、さらに粒子径を大にすることが
望まれる。この公報の比較例6で得た粒子は、平均粒子
径が逆に過大である上、先に述べたように凝集傾向があ
り、さらには吸水能、吸水速度、保水力が小さいという
種々の欠点がある。特開平3−195713号公報の方
法は、大粒子径の粒子が得られるように見えるが、粒度
分布が広いため微粒子も相当割合で発生する上、得られ
る粒子は実際には小粒子の集合体であり、1次粒子径は
小さいという問題点がある。
粒子径をある程度大きくすることに成功しているもの
の、その実施例からも明らかなように粒子径は200〜
270μm程度であり、さらに粒子径を大にすることが
望まれる。この公報の比較例6で得た粒子は、平均粒子
径が逆に過大である上、先に述べたように凝集傾向があ
り、さらには吸水能、吸水速度、保水力が小さいという
種々の欠点がある。特開平3−195713号公報の方
法は、大粒子径の粒子が得られるように見えるが、粒度
分布が広いため微粒子も相当割合で発生する上、得られ
る粒子は実際には小粒子の集合体であり、1次粒子径は
小さいという問題点がある。
【0008】本発明は、このような背景下において、重
合により1次粒子径が280〜450μmというように
適度に大きい粒子を安定して得ることのできる高吸水性
樹脂の製造法を提供することを目的とするものである。
合により1次粒子径が280〜450μmというように
適度に大きい粒子を安定して得ることのできる高吸水性
樹脂の製造法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高吸水性樹脂の
製造法は、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水
溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋剤の
存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用いて炭
化水素溶媒中で逆相懸濁重合させることにより1次粒子
径が280〜450μmの高吸水性樹脂を製造するにあ
たり、上記逆相懸濁重合に使用する界面活性剤がHLB
値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸エステル
(A)とHLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪
酸エステル(B)との混合界面活性剤であることを特徴
とするものである。
製造法は、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水
溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋剤の
存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用いて炭
化水素溶媒中で逆相懸濁重合させることにより1次粒子
径が280〜450μmの高吸水性樹脂を製造するにあ
たり、上記逆相懸濁重合に使用する界面活性剤がHLB
値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸エステル
(A)とHLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪
酸エステル(B)との混合界面活性剤であることを特徴
とするものである。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。本発明にお
いては、モノマーとして、(メタ)アクリル酸と(メ
タ)アクリル酸水溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モ
ノマーを用いる。このモノマーは、(メタ)アクリル酸
を、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、水酸化
アンモニウム、アミン類等で部分中和することにより取
得できる。
いては、モノマーとして、(メタ)アクリル酸と(メ
タ)アクリル酸水溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モ
ノマーを用いる。このモノマーは、(メタ)アクリル酸
を、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、水酸化
アンモニウム、アミン類等で部分中和することにより取
得できる。
【0011】(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸
水溶性塩との混合比は、重量比で25:75〜8:92
であることが好ましい。つまり(メタ)アクリル酸の部
分中和の程度は、全(メタ)アクリル酸の70〜90モ
ル%であることが好ましい。部分中和の程度が小さすぎ
るときは、吸水倍率や吸水速度が低下する上、製品が酸
性を呈する難があり、部分中和の程度が大きすぎるとき
は、やはり吸水倍率や吸水速度が低下する上、製品がア
ルカリ性を呈する難がある。
水溶性塩との混合比は、重量比で25:75〜8:92
であることが好ましい。つまり(メタ)アクリル酸の部
分中和の程度は、全(メタ)アクリル酸の70〜90モ
ル%であることが好ましい。部分中和の程度が小さすぎ
るときは、吸水倍率や吸水速度が低下する上、製品が酸
性を呈する難があり、部分中和の程度が大きすぎるとき
は、やはり吸水倍率や吸水速度が低下する上、製品がア
ルカリ性を呈する難がある。
【0012】架橋剤は存在させても存在させなくてもよ
い。架橋剤を用いるときの架橋剤としては、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、N,N′−メチレンビス(メタ)アクリルアミ
ド、トリアリルイソシアヌレート、(ポリ)エチレング
リコールジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシ
ジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、
ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル等が挙げ
られる。架橋剤の使用量は、モノマー成分に対し0.0
001〜0.5重量%程度とすることが多い。
い。架橋剤を用いるときの架橋剤としては、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、N,N′−メチレンビス(メタ)アクリルアミ
ド、トリアリルイソシアヌレート、(ポリ)エチレング
リコールジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシ
ジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、
ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル等が挙げ
られる。架橋剤の使用量は、モノマー成分に対し0.0
001〜0.5重量%程度とすることが多い。
【0013】ラジカル重合開始剤としては、アゾビスイ
ソブチロニトリル、t−ブチルパーオキサイド、クメン
ハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、アセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイ
ド、ステアロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチル
パーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシピバ
レート、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘ
キサノンパーオキサイド、過酸化水素、過硫酸アンモニ
ウム、過硫酸カリウム、セリウム塩等が例示され、特に
水溶性であるものが好ましい。ラジカル重合開始剤の使
用量は、モノマー成分に対して0.01〜1重量%程度
とすることが多い。
ソブチロニトリル、t−ブチルパーオキサイド、クメン
ハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、アセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイ
ド、ステアロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチル
パーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシピバ
レート、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘ
キサノンパーオキサイド、過酸化水素、過硫酸アンモニ
ウム、過硫酸カリウム、セリウム塩等が例示され、特に
水溶性であるものが好ましい。ラジカル重合開始剤の使
用量は、モノマー成分に対して0.01〜1重量%程度
とすることが多い。
【0014】炭化水素溶媒としては、シクロヘキサン、
シクロペンタン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化
水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n
−オリタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭
化水素、クロルベンゼン、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素が例示され、溶媒の沸点、融点、コスト、工業的
入手の容易性などを総合考慮すると、n−ヘキサン及び
シクロヘキサンが特に重要である。
シクロペンタン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化
水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n
−オリタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭
化水素、クロルベンゼン、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素が例示され、溶媒の沸点、融点、コスト、工業的
入手の容易性などを総合考慮すると、n−ヘキサン及び
シクロヘキサンが特に重要である。
【0015】(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸
水溶性塩とを主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋
剤の存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用い
て炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合させる。重合温度は5
0〜90℃、重合時間は0.5〜5時間程度が適当であ
る。
水溶性塩とを主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋
剤の存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用い
て炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合させる。重合温度は5
0〜90℃、重合時間は0.5〜5時間程度が適当であ
る。
【0016】そして本発明においては、上記逆相懸濁重
合をHLB値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸
エステル(A)およびHLB値が1〜6の範囲にあるソ
ルビタン脂肪酸エステル(B)の共存下に行う。
合をHLB値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸
エステル(A)およびHLB値が1〜6の範囲にあるソ
ルビタン脂肪酸エステル(B)の共存下に行う。
【0017】HLB値が6.5〜10の範囲にあるショ
糖脂肪酸エステル(A)としては、ショ糖と、ステアリ
ン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸などの脂
肪酸とのモノ、ジまたはトリエステルが挙げられ、具体
的には、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチ
ル酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル等が用いられ
る。HLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪酸エ
ステル(B)としては、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキステレ
アレート、ソルビタントリステアレートなどが挙げられ
る。
糖脂肪酸エステル(A)としては、ショ糖と、ステアリ
ン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸などの脂
肪酸とのモノ、ジまたはトリエステルが挙げられ、具体
的には、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチ
ル酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル等が用いられ
る。HLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂肪酸エ
ステル(B)としては、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキステレ
アレート、ソルビタントリステアレートなどが挙げられ
る。
【0018】(A)成分及び(B)成分の配合割合は、
水溶性不飽和モノマーに対し、それぞれ0.01〜5重
量%(好ましくは0.03〜1重量%)、0.01〜5
重量%(好ましくは0.03〜1重量%)に設定するこ
とが望ましい。この範囲からはずれると、得られる高吸
水性樹脂の粒子径が小さくなったり、あるいは塊状にな
ったりするおそれがある。また(A)成分と(B)成分
との割合は重量比で9:1〜1:9(好ましくは5:1
〜1:5)であることが望ましく、両者のバランスがこ
の範囲からはずれると、目的粒子径の粒子が安定して得
られなくなる。
水溶性不飽和モノマーに対し、それぞれ0.01〜5重
量%(好ましくは0.03〜1重量%)、0.01〜5
重量%(好ましくは0.03〜1重量%)に設定するこ
とが望ましい。この範囲からはずれると、得られる高吸
水性樹脂の粒子径が小さくなったり、あるいは塊状にな
ったりするおそれがある。また(A)成分と(B)成分
との割合は重量比で9:1〜1:9(好ましくは5:1
〜1:5)であることが望ましく、両者のバランスがこ
の範囲からはずれると、目的粒子径の粒子が安定して得
られなくなる。
【0019】重合終了後は、常法に従って、生成粒子を
濾別し、洗浄、乾燥すれば、目的とする粒子径、つまり
1次粒子の径が280〜450μmの高吸水性樹脂が得
られる。なおここで言う粒子径は、標準篩を用いて篩分
けを行ったときに50重量%が通過するときの篩目に基
づいて定めた平均粒子径である。
濾別し、洗浄、乾燥すれば、目的とする粒子径、つまり
1次粒子の径が280〜450μmの高吸水性樹脂が得
られる。なおここで言う粒子径は、標準篩を用いて篩分
けを行ったときに50重量%が通過するときの篩目に基
づいて定めた平均粒子径である。
【0020】本発明の方法により得られる高吸水性樹脂
は、生理用品や衛生用品において体液や排泄物を吸収し
漏出を防止する体液吸収剤として特に有用である。その
ほか、土壌の保水剤、種子コーティング剤、止水剤、増
粘剤、結露防止剤、脱水剤、乾燥剤、調湿剤、汚泥・液
状廃棄物の凝固剤、重金属吸着材、薬剤・芳香剤の徐放
剤、パップ剤などの用途にも使用できる。
は、生理用品や衛生用品において体液や排泄物を吸収し
漏出を防止する体液吸収剤として特に有用である。その
ほか、土壌の保水剤、種子コーティング剤、止水剤、増
粘剤、結露防止剤、脱水剤、乾燥剤、調湿剤、汚泥・液
状廃棄物の凝固剤、重金属吸着材、薬剤・芳香剤の徐放
剤、パップ剤などの用途にも使用できる。
【0021】
【作 用】本発明においては、逆相懸濁重合を特定の
HLB値を有する脂肪酸エステルの混合界面活性剤の共
存下で行うように工夫したため、1次粒子径が280〜
450μmの粒子を安定して製造することができる。
HLB値を有する脂肪酸エステルの混合界面活性剤の共
存下で行うように工夫したため、1次粒子径が280〜
450μmの粒子を安定して製造することができる。
【0022】
【実 施 例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「%」とあるのは重量%である。 実施例1 下記に詳述する逆相懸濁重合法により、ポリアクリル酸
部分中和塩系高吸水性樹脂を製造した。撹拌機、還流冷
却器及び窒素ガス導入管を付けた2lのセパラブルフラ
スコAに、シクロヘキサン800ml、(A)成分とし
てショ糖脂肪酸エステル(第一工業製薬株式会社製の
「DKエステルF−70」(HLB=8.0)0.78
g及び(B)成分としてソルビタンモノステアレート
(HLB=4.7)0.78gを仕込み、窒素バプリン
グを30分間行って、溶存空気及びフラスコ内の空気を
追い出した。別のセパラブルフラスコBに80%アクリ
ル酸260gを仕込んだ後、28%水酸化ナトリウム水
溶液310gを冷却下に徐々に滴下して中和した。つい
で0.5%N,N′−メチレンビスアクリルアミド水溶
液8gを添加し、溶解した。溶解後、10%過硫酸アン
モニウム水溶液4gを加え、撹拌しながら窒素バブリン
グを行い、溶存空気を追い出した。
る。以下「%」とあるのは重量%である。 実施例1 下記に詳述する逆相懸濁重合法により、ポリアクリル酸
部分中和塩系高吸水性樹脂を製造した。撹拌機、還流冷
却器及び窒素ガス導入管を付けた2lのセパラブルフラ
スコAに、シクロヘキサン800ml、(A)成分とし
てショ糖脂肪酸エステル(第一工業製薬株式会社製の
「DKエステルF−70」(HLB=8.0)0.78
g及び(B)成分としてソルビタンモノステアレート
(HLB=4.7)0.78gを仕込み、窒素バプリン
グを30分間行って、溶存空気及びフラスコ内の空気を
追い出した。別のセパラブルフラスコBに80%アクリ
ル酸260gを仕込んだ後、28%水酸化ナトリウム水
溶液310gを冷却下に徐々に滴下して中和した。つい
で0.5%N,N′−メチレンビスアクリルアミド水溶
液8gを添加し、溶解した。溶解後、10%過硫酸アン
モニウム水溶液4gを加え、撹拌しながら窒素バブリン
グを行い、溶存空気を追い出した。
【0023】フラスコAを73℃に昇温した後、フラス
コB内の溶液を1.5時間かけて滴下した。重合時の回
転数は350rpmに設定した。その後、ジャケットの
温水を95℃に保ち、シクロヘキサンと水とを共沸さ
せ、水230mlを追い出した(水の脱水率は70
%)。その後、デカンテーションして、生成粒子を温度
105℃で3時間乾燥し、目的粒子を得た。この粒子の
平均粒子径は300μmであった。
コB内の溶液を1.5時間かけて滴下した。重合時の回
転数は350rpmに設定した。その後、ジャケットの
温水を95℃に保ち、シクロヘキサンと水とを共沸さ
せ、水230mlを追い出した(水の脱水率は70
%)。その後、デカンテーションして、生成粒子を温度
105℃で3時間乾燥し、目的粒子を得た。この粒子の
平均粒子径は300μmであった。
【0024】実施例2〜5及び比較例1〜2 (A)成分及び(B)成分の脂肪酸エステル類及び添加
量を種々変更したほかは実施例1を繰り返した。条件を
表1に示す。また、得られた目的粒子の平均粒子径を表
2に示す。
量を種々変更したほかは実施例1を繰り返した。条件を
表1に示す。また、得られた目的粒子の平均粒子径を表
2に示す。
【0025】
【表1】 (A) 成 分 (B) 成 分 ショ糖脂肪酸エステル ソルビタン脂肪酸エステル 及びそのHLB値 及びそのHLB値 実施例1 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 2 F−90,HLB=9.5 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 3 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.39g) 〃 4 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.26g) 〃 5 F−70,HLB=8.0 STO,HLB=2.1 (0.78g) 比較例1 F−110,HLB=11.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 2 F−70,HLB=8.0 SMP,HLB=6.7 (0.78g) (0.78g) 註)表1中の下段の()内の数字は、それぞれの仕込み
量を表す。表1中の略号は以下のとおり F−50;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−50」 F−70;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−70」 F−90;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−90」 F−110;第一工業製薬株式会社製の「DKエステル
F−110」 SMS;ソルビタンモノステアレート SMP;ソルビタンモノパルミテート STO;ソルビタントリステアレート
量を表す。表1中の略号は以下のとおり F−50;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−50」 F−70;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−70」 F−90;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−90」 F−110;第一工業製薬株式会社製の「DKエステル
F−110」 SMS;ソルビタンモノステアレート SMP;ソルビタンモノパルミテート STO;ソルビタントリステアレート
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明においては、逆相懸濁重合を特定
のHLB値を有する脂肪酸エステルの混合界面活性剤の
共存下で行うように工夫したため、1次粒子径が280
〜450μmの粒子を安定して製造することができ、得
られた粒子は、水や体液と接触したときにママコ現象を
起こさず、また不織布など目の粗い材料と組合わせて用
いても濡れなどのトラブルを生ずることがない。
のHLB値を有する脂肪酸エステルの混合界面活性剤の
共存下で行うように工夫したため、1次粒子径が280
〜450μmの粒子を安定して製造することができ、得
られた粒子は、水や体液と接触したときにママコ現象を
起こさず、また不織布など目の粗い材料と組合わせて用
いても濡れなどのトラブルを生ずることがない。
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【表1】 (A) 成 分 (B) 成 分 ショ糖脂肪酸エステル ソルビタン脂肪酸エステル 及びそのHLB値 及びそのHLB値 実施例1 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 2 F−90,HLB=9.5 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 3 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.39g) 〃 4 F−70,HLB=8.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.26g) 〃 5 F−70,HLB=8.0 STO,HLB=2.1 (0.78g) 比較例1 F−110,HLB=11.0 SMS,HLB=4.7 (0.78g) (0.78g) 〃 2 F−70,HLB=8.0 SMP,HLB=6.7 (0.78g) (0.78g) 註)表1中の下段の()内の数字は、それぞれの仕込み
量を表す。表1中の略号は以下のとおり F−70;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−70」 F−90;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−90」 F−110;第一工業製薬株式会社製の「DKエステル
F−110」 SMS;ソルビタンモノステアレート SMP;ソルビタンモノパルミテート STO;ソルビタントリステアレート
量を表す。表1中の略号は以下のとおり F−70;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−70」 F−90;第一工業製薬株式会社製の「DKエステルF
−90」 F−110;第一工業製薬株式会社製の「DKエステル
F−110」 SMS;ソルビタンモノステアレート SMP;ソルビタンモノパルミテート STO;ソルビタントリステアレート
Claims (1)
- 【請求項1】 (メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル
酸水溶性塩を主成分とする水溶性不飽和モノマーを架橋
剤の存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用い
て炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合させることにより1次
粒子径が280〜450μmの高吸水性樹脂を製造する
にあたり、上記逆相懸濁重合に使用する界面活性剤がH
LB値が6.5〜10の範囲にあるショ糖脂肪酸エステ
ル(A)とHLB値が1〜6の範囲にあるソルビタン脂
肪酸エステル(B)との混合界面活性剤であることを特
徴とする高吸水性樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23891893A JPH0770245A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23891893A JPH0770245A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0770245A true JPH0770245A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17037215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23891893A Pending JPH0770245A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770245A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-08-30 JP JP23891893A patent/JPH0770245A/ja active Pending
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