JPH0769442A - 箱詰め包装機における包装物の受渡し装置 - Google Patents

箱詰め包装機における包装物の受渡し装置

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JPH0769442A
JPH0769442A JP24204793A JP24204793A JPH0769442A JP H0769442 A JPH0769442 A JP H0769442A JP 24204793 A JP24204793 A JP 24204793A JP 24204793 A JP24204793 A JP 24204793A JP H0769442 A JPH0769442 A JP H0769442A
Authority
JP
Japan
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package
reversing
conveyor
push
pushing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24204793A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yakushigawa
靖 薬師川
Kazuhiro Takaoka
和弘 高岡
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容物を破損させることなく包装物を包装物
反転用ロータリへ受渡すこと。 【構成】 包装物受渡し用コンベア20の中間部に、コ
ンベア20上の包装物Wを包装物反転用ロータリ30の
吸着カップ31に受渡す押上げ部材25を設けて、包装
物Wが吸着カップ31に接触する直前まで押上げ部材2
5を高速で上昇させ、ついで低速に切換えて緩く接触さ
せることにより内容物を破損させることなく包装物Wを
吸着カップ31に受渡すようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装物を反転させて箱
詰めする際に用いるその受渡し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縦型ピロー包装機に代表される包装機の
排出側に箱詰め装置を配置して内容物の充填から箱詰め
までの作業を一貫して行うシステムでは、包装機から排
出された包装物に対してまずそのシールの状態等を検査
し、ついで包装物の印刷面側が上に向くようにして箱詰
めする必要がある。
【0003】このためには、縦シール部を上に向けた状
態で包装機から排出された包装物を受取って、その上面
からシールの状態をチェックした後、この包装物を吸着
保持して反転させる機構に受渡すようにするが、封入さ
れた内容物がポテトチップスのようなものでは反転機構
に受渡す際の押圧力により内容物を破損させかねない不
都合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
内容物を破損させることなく包装物を反転機構に確実に
受渡すことのできる新たな装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための箱詰め包装機における包装
物の受渡し装置として、包装物を吸着保持して反転させ
る包装物反転手段の直下に、包装物受渡し用のコンベア
と、このコンベア上の包装物を包装物反転手段に向けて
押上げる昇降自在な包装物押上げ部材を配設する一方、
この押上げ部材を駆動する駆動手段に作用して、包装物
が包装物反転手段に接触する直前位置まで押上げ部材を
高速で上昇させ、ついで低速に切換えるべく駆動手段を
制御する速度制御手段を設けることにより、包装物を包
装物反転手段に受渡す際の衝撃により内容物が破損する
のを抑えるようにしたものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は、本発明の一実施例をなす受渡し装置を示し
たものであり、また図2は、この装置を適用した箱詰め
機の全容を示したものである。
【0007】はじめに、図2をもとに箱詰め機の概要に
ついて説明すると、この箱詰め機10は、縦型ピロー包
装機のような包装機1の包装物排出側にガイド板2を介
して接続配置されている。この箱詰め装置10には、中
間に設けた包装物反転用ロータリ40を境にして包装機
1寄りの上手側下方に、異常包装物Wを検知して排出す
る一群のコンベア11、14、17、20が配設され、
また、包装物反転用ロータリ30の下手側には、上記コ
ンベア11、14、17、20よりも一段高い位置に包
装物反転用ロータリ40によって送り上げられた包装物
Wを箱詰め機構39のもとへ移送する一群の箱詰め用コ
ンベア33、34、37、38が配設されている。
【0008】包装機1寄りの下方に配設した上記コンベ
アのうち、それぞれの誘導モータ12、15、18によ
って駆動される3つの短い検査用コンベア11、14、
17は、包装物Wの通過時間からその長さを検出する光
電検出器13と、包装物Wと接触することによって縦シ
ール部分の気密度をチェック吸引検査板16と、スケー
ル19を備えていて、長さ、気密度及び重量が規定値か
ら外れているか否かによって異常包装物であるかどうか
を検知するように構成され、また、これらの下手側に位
置する後述するコンベア20は、独立した誘導モータ2
1に駆動されて検査済み包装物Wを包装物反転用ロータ
リ30に受渡す一方、異常包装物Wをその搬送方向下手
側に排出する包装物受渡し用コンベアとして構成されて
いる。
【0009】これに対して、包装物反転用ロータリ30
は、包装物受渡し用コンベア20から受取った包装物W
をカップ31により吸着してこれを90°自転させつつ
180°反転させ、印刷面を上にし、かつ横向きにして
つぎのインデックスコンベア33へ移載するように構成
され、また、この下手側に配設されたインデックスコン
ベア33は、ベルトに設けた搬送方向と直交する向きの
リブにより包装物Wの向きを整えてスイングコンベア3
4に移すように構成され、さらにスイングコンベア34
は、上下に揺動しつつ搬送方向終端部で開閉動する補助
レバー36と協動して、担持した包装物Wの先端をつぎ
のコンベア37上に載置された前の包装物Wの後端に潜
り込ませるように構成され、最後のコンベア38は、下
方に反転する左右2本のコンベアとして構成されてい
て、箱の1段に収納すべき数の包装物Wが揃うとこれを
箱詰め機構39の直下に搬送し、箱詰め機構39が吸着
カップ40によりこれらの包装物Wを吸着保持すると、
下向きに反転して吸着された包装物Wを移送コンベア4
1によって搬送されてきた梱包箱Bの中へ納めるように
構成されている。
【0010】ところで、図1は上記した受渡しコンベア
20について示したもので、このコンベア20の搬送方
向終端部には、ステップモータ23によって搬送方向に
観音開きする左右一対の位置決めシャッタ22が設けら
れ、搬送されてきた包装物Wを位置決め停止させる一
方、異常包装物Wが搬送されてきた場合には、各検出器
13、16、19からの異常検出信号によりコンベア2
0の終端部を開放してこの包装物Wをその前方に排出す
るように構成されている。
【0011】一方、このコンベア20は、間隔をあけて
設けた複数のベルトから構成されていて、このコンベア
20の中間部分には、包装物Wを包装物反転用ロータリ
30に受渡すべく、縦のガイドレール24に案内され、
かつ各ベルトの間を通してその上方へ突出する包装物押
上げ部材25が、駆動手段としての後述するステップモ
ータ26に駆動されて出没自在に取付けられている。
【0012】上記したステップモータ26は、予め設定
されたパルス数に従って待機位置Aから受渡し直前の位
置B、つまり図3に示したように、総リフト量Lにう
ち、包装物Wの上面と包装物反転ロータリ30のカップ
31との間に10mm程度の間隙ΔLが残る位置までの
大部分のリフト量L−ΔLについては包装物押上げ部材
25を高速で上昇させ、ついで、この位置Bに達した時
点t1 から包装物Wがカップ31に吸着する位置Cに達
する時点t2 までの間は、包装物押上げ部材25を低速
度で、かつ一定以上の負荷が作用した時点で脱調を起こ
して停止するよう速度制御回路27及びトルク制御回路
28によりステップモータ26を制御するように構成さ
れている。
【0013】このように構成された装置において、いま
各検査用コンベア11、14、17を経た包装物Wが包
装物受渡し用コンベア20に乗り移り、終端部で閉止し
ている位置決めシャッタ22に当接して停止すると、図
示しない光電検出器からの出力信号によりステップモー
タ26が起動し、ベルトの下方で待機していた包装物押
上げ部材25を急速に上昇させてコンベア20上で停止
している包装物Wを包装物反転用ロータリ30の直下ま
で押上げる。
【0014】そして、予め設定されたパルス数に従っ
て、包装物Wの上面とカップ31との間に僅かな間隙Δ
Lが形成されるところまで包装物押上げ部材25を押上
げたら、つぎに、速度制御手段27からの周波数制御信
号により図3に示したようにその押上げ速度を低下させ
る一方、トルク制御手段28により一定値以上の負荷を
受けた時点で脱調させて包装物押上げ部材25の押上げ
を停止し、担持した包装物Wをカップ31に柔らかく接
触させて、以後はカップ31の吸引力により包装物Wを
保持させるようにする。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、反転
手段に包装物が接触する直前位置まで包装物押上げ部材
を高速で上昇させ、ついで低速に切換えるようにしたの
で、受渡しコンベア上で包装物を滞らせることなく、し
かも内容物を破損させることなくこれを反転手段に確実
に受渡すことができる。
【0016】さらに、包装物押上げ部材を高速で上昇さ
せた後は、駆動手段に一定値以上の負荷が作用した時点
で停止させるトルク制御手段を設けるようにしたので、
反転手段との接触の際の内容物の破損をさらに少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなす装置の側面図である。
【図2】同上装置を適用した箱詰め機の一例を示した全
体構成図である。
【図3】押上げ部材の動きを示した線図である。
【符号の説明】
1 包装機 10 箱詰め装置 13、16、17 検査用コンベア 20 受渡し用コンベア 22 位置決めシャッタ 25 包装物押上げ部材 26 サーボモータ 30 包装物反転用ロータリ 33、34、37 箱詰め用コンベア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装物を吸着保持して反転させる包装物
    反転手段の直下に、包装物受渡し用のコンベアと、該コ
    ンベア上の包装物を上記反転手段に向けて押上げる昇降
    自在な包装物押上げ部材を配設する一方、該押上げ部材
    を駆動する駆動手段に作用して、上記包装物が上記反転
    手段に接触する直前位置まで上記押上げ部材を高速で上
    昇させ、ついで低速に切換えるべく上記駆動手段を制御
    する速度制御手段を設けたことを特徴とする箱詰め包装
    機における包装物の受渡し装置。
  2. 【請求項2】 上記反転手段と接触する直前位置まで高
    速駆動させた駆動手段に作用して、その後は一定値以上
    の負荷を受けた時点で上記駆動手段を停止させるトルク
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の箱詰
    め包装機における包装物の受渡し装置。
JP24204793A 1993-09-02 1993-09-02 箱詰め包装機における包装物の受渡し装置 Withdrawn JPH0769442A (ja)

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JP24204793A JPH0769442A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 箱詰め包装機における包装物の受渡し装置

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JP24204793A JPH0769442A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 箱詰め包装機における包装物の受渡し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0769442A true JPH0769442A (ja) 1995-03-14

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ID=17083485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24204793A Withdrawn JPH0769442A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 箱詰め包装機における包装物の受渡し装置

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JP (1) JPH0769442A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335936A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Autec Mechanical Co Ltd ワーク反転装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335936A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Autec Mechanical Co Ltd ワーク反転装置

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001107