JPH076941U - ディスク搭載用アダプタ - Google Patents

ディスク搭載用アダプタ

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Publication number
JPH076941U
JPH076941U JP3262393U JP3262393U JPH076941U JP H076941 U JPH076941 U JP H076941U JP 3262393 U JP3262393 U JP 3262393U JP 3262393 U JP3262393 U JP 3262393U JP H076941 U JPH076941 U JP H076941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
body member
fitting recess
step portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3262393U
Other languages
English (en)
Inventor
正博 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP3262393U priority Critical patent/JPH076941U/ja
Publication of JPH076941U publication Critical patent/JPH076941U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクの中心孔を係合させて位置決めを行
う係合段部のコーナ部分についての逃げの加工を不要と
する。 【構成】 円板部材3を本体部材2の嵌合凹部2cに嵌
合する。ディスク5の中心孔5aが係合せしめられる係
合段部6を形成する。係合段部6のコーナ部分6aにつ
いて直角度を確保する。係合段部6へのディスク5の挿
入の際、ディスク5の中心孔5aを形成する周面が係合
段部6のコーナ部分6aと干渉することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中心孔を有するディスクを該中心孔に係合段部を係合せしめて位置 決めを行うディスク搭載用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図2に示すように、モータaとエアベアリングbとを直列一体化し てなるエアスピンドルcは知られている。そのようなエアスピンドルcは、モー タaにて回転駆動される回転軸dが、エアベリングbに回転可能に支承されると 共に軸端部が突出し、該軸端部にワークeが設けられている。モータ冷却用給気 口f及びエアベアリング用給気口gからクリーンな空気が供給され、それによっ てモータaが冷却されたりエアベアリングbの軸受面に空気膜が形成されたりし 、それから排気口hから排気されると共に、エアベリングbと回転軸dとの間か ら、該回転軸dの軸端部の外周面に沿って、ワークe側にも上記空気の一部が排 気されるようになっている。尚、iはエンコーダ、kはアース板である。
【0003】 そのようなエアスピンドルにおいて、ディスクをクランプする装置として、例 えば特開平2−260271号公報に記載されるように、スピンドルに固定され ディスクが載置される中空のターンテーブルと、該ターンテーブルの中空部を貫 通し上下動可能であるシャフトと、該シャフトの上端部に固定され最大径がディ スクの中心孔より小さく外周に下側になるほど径が小さくなる傾斜面を有するチ ャックヘッドと、該チャックヘッドの傾斜面とターンテーブルの上面との間に挟 持され、チャックヘッドの上下動により上記傾斜面に沿って拡縮し拡張によりワ ークを拘束するチャックリングとを備えたものが知られている。
【0004】 そして、そのようなクランプ装置においては、一般に、図3に示すように、デ ィスク搭載用アダプタmの段部nに、ディスクpの中心孔p1 を係合させて位置 決めを行うようにしている。そして、段部nにおいて、コーナ部では直角を加工 しにくく、ディスクpとの干渉を防止するため、逃げqを設けることが行われて いる。そして、従来、ディスクpのサイズが5インチで肉厚が厚く、ディスクp の面取りsよりも小さい逃げの加工は容易であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、近年、ディスクのサイズが例えば1.8インチと小さく肉厚が0. 3〜0.6mm程度となっており、そのため面取りも0.1mmと小さくする必要が あり、上述した如きコーナ部での逃げqの加工が困難となっている。
【0006】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、ディスクの中心孔を係合させて位 置決めを行う係合段部のコーナ部分についての逃げの加工を不要としたディスク 搭載用アダプタを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中心孔を有するディスクを該中心孔に係合段部を係合せしめて位置 決めを行うディスク搭載用アダプタを前提とするもので、嵌合凹部を有する本体 部材と、該嵌合凹部の内径に略等しい径を有し嵌合凹部の深さよりも軸線方向の 長さが長い円板部材とを備え、上記円板部材を本体部材の嵌合凹部に嵌合させて 上記係合段部が形成される構成とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、円板部材を本体部材の嵌合凹部に嵌合させて、ディスクの中 心孔が係合せしめられる係合段部が形成されるので、係合段部のコーナ部分の直 角度は確保され、ディスクの中心孔を形成する周面と干渉しない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
【0010】 概略構成を示す図1において、1はディスク搭載用アダプタで、本体部材2と 、円板部材3とがボルト4によって締結されて構成されている。上記本体部材2 は、円柱状の小径部2aと、該小径部2aの下側に連設され小径部2aよりも大 径のフランジ部2bとを有する。本体部材2の小径部2aの上面中央部位には、 円板部材3の外径に略等しい内径でかつ円板部材3の高さよりも深さが浅い嵌合 凹部2cが形成されている。
【0011】 本体部材2の嵌合凹部2cには、円板部材3が嵌合されるようになっている。 本体部材2の嵌合凹部2cに円板部材3が嵌合された状態で、本体部材2の下側 から、本体部材2を貫通して円板部材3にボルト4が適用され、それによって本 体部材2と円板部材3が締結固定されて一体化される。
【0012】 この状態で、円板部材3の上半分は、本体部材2の嵌合凹部2cより突出し、 それによってディスク5の中心孔5aが係合される係合段部6が形成されている 。この係合段部6は、本体部材2の上面2dと、円板部材3の周面3aとによっ て形成されるので、そのコーナ部分6aは直角度を確保している。
【0013】 7は押え板で、係合段部6にディスク5が係合された状態で、ディスク5の上 面5bに接触するように適用され、その状態で押え板7の上側から、円板部材3 にボルト8を適用して押え板7を円板部材3に締結固定することで、ディスク5 をクランプするようになっている。
【0014】 また、ディスク5の中心孔5aの上下には、面取り部5c,5dが形成されて いる。本体部材2の小径部2aの嵌合凹部2cの周囲には、嵌合凹部2cへの円 板部材3の挿入を容易にするために、断面矩形状の周回段部2eが嵌合凹部2c に連続して形成されている。この周回段部2eの半径方向の幅Dは、ディスク5 の上下面取り部5c,5dの幅Cよりも小さく形成されている。尚、この周回段 部2eは省略することができる。
【0015】 上記のように構成すれば、円板部材3が本体部材2の嵌合凹部2cに嵌合され て、ディスク5の中心孔5aが係合する係合段部6が形成されるので、係合段部 6のコーナ部分6aの直角度は確保され、ディスク5の係合時に、ディスク5の 中心孔5aを形成する周面と干渉するということがない。よって、ディスク5が 薄い場合にも適用することができる。また、本体部材2と円板部材3とに分割し て係合段部6を形成するようにしているので、それぞれ別々に加工することがで き、また、仕上げ加工も容易で、加工不良もない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上記のように、円板部材を本体部材の嵌合凹部に嵌合させて、ディ スクの中心孔が係合せしめられる係合段部を形成するようにしたので、係合段部 のコーナ部分の直角度が確保され、ディスクの係合時に、係合段部がディスクの 中心孔を形成する周面と干渉するということがなく、ディスクが薄くなっても対 応することができる。また、本体部材と円板部材とに分割して形成するので、そ れぞれ別々に加工すればよく、仕上げ加工も容易で、加工不良もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク搭載用アダプタの要部を示す縱断面図
である。
【図2】エアスピンドルの正面図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク搭載用アダプタ 2 本体部材 3 円板部材 5 ディスク 5a 中心孔 6 係合段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔を有するディスクを該中心孔に係
    合段部を係合せしめて位置決めを行うディスク搭載用ア
    ダプタにおいて、 嵌合凹部を有する本体部材と、 該嵌合凹部の内径に略等しい径を有し嵌合凹部の深さよ
    りも軸線方向の長さが長い円板部材とを備え、 上記円板部材を本体部材の嵌合凹部に嵌合させて上記係
    合段部が形成されることを特徴とするディスク搭載用ア
    ダプタ。
JP3262393U 1993-06-17 1993-06-17 ディスク搭載用アダプタ Withdrawn JPH076941U (ja)

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JP3262393U JPH076941U (ja) 1993-06-17 1993-06-17 ディスク搭載用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3262393U JPH076941U (ja) 1993-06-17 1993-06-17 ディスク搭載用アダプタ

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Publication Number Publication Date
JPH076941U true JPH076941U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12363985

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JP3262393U Withdrawn JPH076941U (ja) 1993-06-17 1993-06-17 ディスク搭載用アダプタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080488A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Samsung Electronics Co Ltd ディスク装置のスピンドルモータ組立体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007080488A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Samsung Electronics Co Ltd ディスク装置のスピンドルモータ組立体
JP4522397B2 (ja) * 2005-09-09 2010-08-11 三星電子株式会社 ディスク装置のスピンドルモータ組立体

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106