JPH0329075Y2 - - Google Patents

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JPH0329075Y2
JPH0329075Y2 JP14082786U JP14082786U JPH0329075Y2 JP H0329075 Y2 JPH0329075 Y2 JP H0329075Y2 JP 14082786 U JP14082786 U JP 14082786U JP 14082786 U JP14082786 U JP 14082786U JP H0329075 Y2 JPH0329075 Y2 JP H0329075Y2
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sliding
sliding surface
fluid
pressure chamber
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は摺動体を摺動自在に圧力流体で保持す
る流体保持摺動装置に関する。
本考案は、摺動自在な摺動体の先端部に砥石台
をもつ研削装置に利用することができる。
[従来の技術] 従来より、工作機械などの分野では、摺動体を
摺動自在に圧力流体で保持する流体保持摺動装置
が提供されている。
この流体保持摺動装置では、第3図にしめすよ
うに、一方向に伸びる第1摺動面101をもつ基
体100と、基体100の第1摺動面101と摺
接する該一方向に伸びる第2摺動面201をもつ
摺動体としてのラム200とからなるものが知ら
れている。
ここで、ラム200の先端部には、砥石ヘツド
が取付けられる取付台202が装着される。又、
基体100は、支持体100aと、支持体100
aに支持され軸孔100cをもつ軸受け部100
bと、軸孔100dをもつ軸受け部100eと、
からなる。そして、軸孔100c及び100dを
形成する内周面が前記第1摺動面101となる。
上記した従来の流体保持摺動装置では、基体1
は、基体100を構成する軸受け部100eの第
1摺動面101に、圧力流体を保持する第1圧力
室102をもち、かつ基体100を構成する軸受
け部100bの第1摺動面101に圧力流体を保
持する第2圧力室103とをもつ。更に、基体1
00は、第1圧力室102に圧力流体を供給する
図示しない第1流体通路と、第2圧力室103に
圧力流体を供給する図示しない第2流体通路とを
有している。
そして、第1圧力室102および第2圧力室1
03に保持される圧力流体による静圧で、第2摺
動面101と第2摺動面201とを円滑に摺動可
能に支持している。
ところで、上記した流体保持摺動装置では、第
3図に示すように、基体100は、第1摺動面1
01の一端部101aに、第1圧力室102をも
ち、第1摺動面101の中央部101c寄りの位
置に第2圧力室103をもつ構成である。このよ
うに第2圧力室103を第1摺動面101の中央
部101c寄りの位置に形成するのは、第2圧力
室103Aを、第3図に二点鎖線で示す位置、つ
まり第1摺動面101の他端部101bに形成す
ることは、ラム200が第3図に実線で示すよう
に矢印A方向に前進し基体100の開口から突出
したときに、ラム200の後端が第2圧力室10
3Aから逸脱して軸受作用が行なえなくなるから
である。従つて、第2流体室103を第1摺動面
101の他端部101b側に形成することができ
ず、第1圧力室102と第2圧力室103とのス
パンS1の寸法は短くならざるを得なかつた。こ
のように第1圧力室102と第2圧力室103と
のスパンS1の寸法が短かいと、摺動体としての
ラム200の支持剛性の向上には限界があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記した実情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、摺動体の支持剛性の向上を図り
うる流体保持摺動装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案にかかる流体保持摺動装置は、一方向に
伸びる第1摺動面をもつ基体と、該基体の該第1
摺動面と摺接する該一方向に伸びる第2摺動面を
もつ摺動体とからなり、 基体は、第1摺動面の一端部に圧力流体を保持
する第1圧力室と、第1圧力室に圧力流体を供給
する第1流体通路とを有し、 摺動体は、第1摺動面の該一端部と反対側の該
第2摺動面の他端部に圧力流体を保持する第2圧
力室と、第2圧力室に圧力流体を供給する第2流
体通路とを有し、 第1圧力室および第2圧力室に保持される圧力
流体で第1摺動面と第2摺動面を離間させて摺動
可能としたことを特徴とするものである。
ここで、基体は、内周面が第1摺動面となる軸
孔をもち、摺動体は、外周面が第2摺動面とな
り、該軸孔に挿入されたラムで構成することがで
きる。
[実施例] 本考案にかかる流体保持摺動装置を研削装置に
適用した実施例について、第1図および第2図を
参照して説明する。
本実施例にかかる流体保持摺動装置は、基体1
と、基体1と摺接する摺動体としてのラム5と、
からなる。
基体1は、支持体10と、支持体10の孔の上
部に装着れた軸受けメタルで形成された筒状の軸
受け部11と、同じく支持体10の孔の下部に装
着され軸受けメタルで形成された筒状の軸受け部
12と、からなる。基体1の軸受け部12は、内
周面が第1摺動面13となる軸孔14をもつ。
基体1の他方の軸受け部11は、内周面が第1
摺動面13となる軸孔17をもつ。即ち、第1摺
動面13は、軸受け部11の軸孔17を形成する
内周面と、軸受け部12の軸孔14を形成する内
壁面とで形成されている。
そして、基体1の軸受け部12は、第1摺動面
13の一端部13aに圧力流体を保持する第1圧
力室15と、第1圧力室15に圧力流体を供給す
る第1流体通路16と、を有する。第1流体通路
16は、図示しないポンプに接続されている。
第1圧力室15は、ラム5側に開口し、軸受け
部12の周方向にそつて複数に分離して形成され
ている。これら各第1圧力室15は、前記第1流
体通路16に図略の絞りを介してそれぞれ連通さ
れている。また各第1圧力室15は基体1とラム
5との半径方向隙間からなる絞り通路15bを介
して排出通路15aに連通されている。
軸受け部11の上面部にはモータ受け19を介
して送りモータ20が装着されている。送りモー
タ20の回転軸20aを送りねじ21に連結され
ており、送りねじ21の軸部はモータ受け19の
孔に軸受22,23を介して回転自在に挿入され
ている。送りねじ21はラム5の孔5aに挿入さ
れている。送りねじ21には送りナツト24がね
じ込まれている。送りナツト24は、ラム5に固
定されている。
摺動体としてのラム5は、外周面が第2摺動面
51となり、軸受け部12の軸孔14および軸受
け部11の軸孔17に半径方向に少量のクリアラ
ンスを介して摺動自在に挿入されている。ラム5
は、その下端部に、砥石ヘツドが取付けられる取
付け台52をもつ。取付け台52にはガイドバー
10が結合され、このガイドバー52は基体1に
ラム5と平行な方向に摺動可能に嵌合され、これ
によつて取付け台52およびラム5を回り止めし
ている。
ラム5は、ラム5の外周面からなる第2摺動面
51の他端部51bに圧力流体を保持する第2圧
力室53と、第2圧力室53に圧力流体を供給す
る第2流体通路54と、を有する。ここで、第2
圧力室53が形成されている第2摺動面51の他
端部51bは、第1圧力室15が形成されている
第1摺動面13の一端部13aと上下反対側に位
置するものである。第2圧力室53は、第2流体
通路54に図略の絞りを介して連通されている。
又、第2圧力室53は、ラム5と軸受部11との
半径方向隙間からなる絞り通路53bを介して排
出通路53aと連通されている。
第2流体通路54は図示しないフレキシブルチ
ユーブを介してポンプに接続されている。
前記したように第2流体通路54と第1流体通
路16とは共に、ポンプに接続されている。した
がつて、ポンプが駆動すると、第2流体通路54
と第1流体通路16より絞りを介して、第1圧力
室15および第2圧力室53に圧力流体としての
圧油が供給される。そして、圧油は排出通路15
aおよび排出通路53aから排出される。このと
き、絞り通路53bや絞り通路15bで絞られる
圧油によつて、第1圧力室15および第2圧力室
21に静圧が発生し、この静圧で第1摺動面10
と第2摺動面20とを上下方向に摺動可能に保持
している。
さて、本実施例にかかる流体保持摺動装置の使
用方法について説明する。まず、送りモータ20
が回転駆動すると、送りねじ21が回転し、よつ
て送りナツト24が送りねじ21にそつて上下方
向に移動し、これにより第2図に示すようにラム
5が軸受け部11および軸受け部12内で上下方
向に移動し、よつて取付け台52に取付けられた
砥石ヘツドが上下方向に移動し、砥石による研削
が行われる。
ところで、本実施例にかかる流体保持摺動装置
では、基体1は、第1摺動面13の一端部13a
に第1圧力室15をもち、ラム5は、第1摺動面
13の一端部と反対側の第2摺動面51の他端部
51bに第2圧力室53とをもつ構成である。
したがつて、ラム5の移動に伴ない第2圧力室
53も移動して軸受けスパンが変化する。
従つて本実施例にかかる流体保持摺動装置で
は、ラム5が前進端(第1図にしめす二点鎖線で
しめすラム5の位置)に位置するときでは、第1
圧力室15と第2圧力室53とのスパンをS3に
でき、ラム5が後退端(第1図に実線にしめすラ
ム5の位置)に位置するときには、第1圧力室1
5と第2圧力室53とのスパンをS2と大きく確
保することができる。
このように本実施例にかかる流体保持摺動装置
では、第1圧力室15と第2圧力室53とのスパ
ンS2の寸法を全体として大きく確保することが
できる。従つて、第3図に示す従来の流体保持摺
動装置に比較してラム5の支持剛性の向上を図る
ことができる。
[考案の効果] 以上の説明からあきらかなように、本考案にか
かる流体保持摺動装置によれば、摺動体の支持剛
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にかかる流体保持摺動装置の
要部の縦断面図であり、第2図は同要部の作動途
中の縦断面図である。第3図は従来の要部の縦断
面図である。 図中、1は基体、10は支持体、11は軸受け
部、12は軸受け部、13は第1摺動面、13a
は一端部、15は第1圧力室、16は第1流体通
路、5はラム(摺動体)、51は第2摺動面、5
3は第2圧力室、54は第2流体通路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方向に伸びる第1摺動面をもつ基体と、該
    基体の該第1摺動面と摺接する該一方向に伸び
    る第2摺動面をもつ摺動体とからなり、 該基体は、該第1摺動面の一端部に圧力流体
    を保持する第1圧力室と、該第1圧力室に圧力
    流体を供給する第1流体通路とを有し、 該摺動体は、該第1摺動面の該一端部と反対
    側の該第2摺動面の他端部に圧力流体を保持す
    る第2圧力室と、該第2圧力室に圧力流体を供
    給する第2流体通路とを有し、 該第1圧力室および該第2圧力室に保持され
    る圧力流体で該第1摺動面と該第2摺動面を離
    間させて摺動可能としたことを特徴とする流体
    保持摺動装置。 (2) 基体は、内周面が第1摺動面となる軸孔をも
    ち、摺動体は、外周面が第2摺動面となり、該
    軸孔に挿入されたラムからなる実用新案登録請
    求の範囲第1項目記載の流体保持摺動装置。
JP14082786U 1986-09-13 1986-09-13 Expired JPH0329075Y2 (ja)

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JPS6347835U JPS6347835U (ja) 1988-03-31
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