JPH076875U - 自動販売機の商品押出し装置 - Google Patents

自動販売機の商品押出し装置

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JPH076875U
JPH076875U JP3501193U JP3501193U JPH076875U JP H076875 U JPH076875 U JP H076875U JP 3501193 U JP3501193 U JP 3501193U JP 3501193 U JP3501193 U JP 3501193U JP H076875 U JPH076875 U JP H076875U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数コラムを有する自動販売機を、その収納
スペースを低下させることなく薄型化すると共に、商品
を傷付けないで取出せる自動販売機を提供すること。 【構成】 商品収納部35内には前コラム38と後コラ
ム39が設けられており、各コラム内にそれぞれ商品6
が積載されている。商品収納部35の下部の左右両側に
底板37と商品持上げ部材44の支持板43が配設さ
れ、この底板37と支持板43の間をベルト40に設け
られたプッシャー41が前進移動して商品6を排出口4
6から押出す。また、支軸61を支点としてシーソ動作
を行なう揺動レバー62が設けられ、前コラム38と後
コラム39の各商品6は揺動レバー62の両端の昇降ア
ーム63に取付けられた商品持上げ部材44により交互
に持上げられ、その下を通ってプッシャー41及び後コ
ラム39の商品6が前方に移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動販売機の商品押出し装置に係り、特に商品の押出し方向が一方向 で、かつ前後2コラムの商品を最下段のものから順に1個ずつ1つの商品排出口 に押出す商品押出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種商品の自動販売機(以下自販機ということがある)にあっては、自販機本 体内の限られた空間により多くの商品を収納するため、商品収納部に複数コラム を設け、各コラムに複数の商品が積載されるように構成されたものが多い。この ような複数コラムを備えた自販機では、商品を取出すための押出し機構が複雑と なり、自販機が大型化するという問題がある。しかし、最近は自動販売機の道路 へのはみ出しが問題となっており、これに対処するためにも薄型自動販売機の要 求が高まっている。このため、自販機を薄型にしなおかつ自販機内の商品収納数 を減らさないようにすることが自動販売機に求められている。
【0003】 今、ダブルコラムを有する従来の自動販売機の両方向商品押出し装置について 、図5〜図8によって説明する。
【0004】 図5〜図7は自販機内の商品収納部1を示しており、下部フレーム2と起立フ レーム3によって、内部に第1コラム4と第2コラム5を有する商品6の収納部 が構成されている。下部フレーム2によって商品支持面2aが形成されており、 この商品支持面2aによって、第1コラム4と第2コラム5内に積載された商品 6が支持されている。
【0005】 商品収納部1の下端面側には第1,第2の各コラム4,5に対応してそれぞれ 商品の排出口7,8を有しており、商品支持面2a上を横に往復移動するプッシ ャー9により、第1コラム4と第2コラム5内の各商品6はそれぞれの排出口7 ,8に押し出され、それぞれシュータ7a,8aを介して1つの商品取出口(図 示せず)に導かれる。
【0006】 なお、プッシャー9の駆動装置10は図8に示すように構成されている。すな わち、底板11から所定の間隔をおいて側壁12が立上っており、両方の側壁1 2の上部に商品支持面2aが形成され、この商品支持面2aに沿ってプッシャー 9が横に往復移動自在に支持されている。商品支持面2aの下側にナピアネジ1 4が配設され、このナビアネジ14の両端が両方の側壁12によって軸支されて いる。また、ナピアネジ14の駆動側の端部は、一方の側壁12の外側に配設さ れた減速機構部15においてモータ16と連動連結されている。
【0007】 ナピアネジ14にはスライダー17が嵌合されており、このスライダー17と プッシャー9とが、商品支持面2aに形成された溝18に位置する連結部19 (図5〜図7に示す)を介して連結されている。したがって、ナピアネジ14が モータ16によって同一方向に連続回転するとき、ナピアネジ14の両端部にお いてスライダー17内の係合部がナビアネジ14の左旋回と右旋回の一方のネジ 溝から他方のネジ溝に移り、スライダー17は横方向に往復直線運動を繰返す。 それによりスライダー17と一体にプッシャー9が横移動できる。
【0008】 プッシャー9は商品6の厚み以下に設けられており、これが左右移動するとき 、図5〜図7に示す過程を経て、第1コラム4と第2コラム5内の商品6は両側 の排出口7,8から押出される。各図において第1コラム4内に積載された商品 6には偶数の連続番号が付されており、第2コラム5内に積載された商品6には 奇数の連続番号が付されている。
【0009】 図5は商品収納部1の右側、つまり第1コラム4内でプッシャー9が待機して いる状態である。この状態でプッシャー9が左移動することにより第2コラム5 内の商品6を排出口8に押出し、プッシャー9はこの右位置で待機している(図 6に示す)。つづいて、プッシャー9が右移動することにより第1コラム4内の 商品6を排出口7から押し出す(図8に示す)。
【0010】 上記のダブルコラムを有する自販機は、その前後に商品の排出口7,8と、こ の排出口7,8から1つの商品取出口(図示せず)に導かれたシュータ7a,8 aを有しているので、この2つのシュータ7a,8aのスペースが必要であり、 これが自販機を薄型化するうえでの障害となっている。
【0011】 一方、上記の欠点を改良するものとして図9に示されるような押出し装置が考 えられる。この押出し装置では、支持面20と側壁21で形成された商品収納部 22内に第1コラム23と第2コラム24を有しており、各コラムにそれぞれ商 品6が積載されている。商品収納部22の下部一側には商品排出口25が形成さ れている。
【0012】 支持面20の下部において、駆動側と従道側のスプロケット26,27の間に チェン28が掛け渡されており、このチェン28にプッシャー29が取付けられ 、プッシャー29は支持面20に形成されたスリット20aを通って商品収納部 22内に進入している。駆動側のスプロケット26には減速歯車機構30を介し てモータ31が連動連結されている。
【0013】 上記の商品押出し装置によるとチェン28によってプッシャー29が移動する とき、このプッシャー29が第1コラム23内の商品6と、第2コラム24内の 商品6とを順に1つの排出口25から押出すことができる。この商品押出し装置 では、商品の排出口25とシュータ(図示せず)が1箇所であり、自販機を薄型 にする点ではすぐれている。しかし、これは第2コラム24内の商品6が第1コ ラム23内の商品6を押出す構成のため、商品同志が傷付いたりスムーズな押出 しができないケースが生じ、商品積み上げ数にも制限があるという問題がある。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように従来のダブルコラム型の自動販売機にあっては、商品の排出口が 複数箇所あって自販機の薄型化に難点がある。また、商品の排出口を1箇所にす ると商品が商品を押出すことになって商品を傷付ける不具合が生じるなど、商品 の収納量を低下させないで自動販売機を薄型化するうえで問題点を有していた。
【0015】 本考案は上記の問題点を解決した自動販売機の押出し装置を提供することを目 的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は商品収納部に前コラムと後コラムが設け られ、各コラム内に積載された複数の商品を、最下段の商品から1個ずつ前コラ ム及び後コラムの順に1つの商品排出口に押出す自動販売機の商品押出し装置に おいて、前コラム及び後コラム内の最下段の商品を保持する2組の保持部材と、 各保持部材を交互に持上げる昇降手段とからなる商品持上げ手段と、各コラム内 の最下段の商品を商品排出口に押出すプッシャーを循環移動体に取付けて構成さ れる商品押出し手段を具備していることを特徴とする。
【0017】 上記循環移動体は、プーリに掛けたベルトで構成するとよい。
【0018】 また、上記保持部材は上記循環移動体の両側部に位置し、各コラム内の最下段 の商品を支持する支持板で構成し、上記昇降手段は、支軸を支点としてシーソ動 作を行なうレバーと、このレバーの両端部に設けられ、上記支持板に連結された 昇降アームと、上記レバーにシーソ動作を行なわせる駆動装置とから構成すると よい。
【0019】
【作用】
本考案によると、プッシャーが循環移動して前コラムと後コラムの商品を一方 向に押して、1つの商品排出口から押出す構成とされているので、2つの商品排 出口があるものに比べて自動販売機を薄型化できる。また、プッシャーが前コラ ムと後コラムのうち、いずれか一方のコラムの商品を押出すとき、他方のコラム の商品は持上げられているので、各コラムの商品はいずれもプッシャーにより直 に押出され、後コラムの商品が前コラムの商品を押出すようなことがない。
【0020】
【実施例】
以下本考案の実施例を図を参照して説明する。
【0021】 図1と図2は実施例に係る自動販売機の商品押出し装置の側断面説明,図3は 図1と直交する面に沿う断面説明図,図4は商品持上げ手段の分解斜視図である 。
【0022】 各図において、商品押出し装置の駆動機構部は、自動販売機の下部を構成する 下部ケース33内に収められている。そして、図4に示されるように下部ケース 33の上面板34と、商品収納部35の側壁36の下端に設けられる底板37と が固着されている。
【0023】 商品収納部35は、上述のとおり側壁36と底板37等で構成され、かつ商品 収納部35は前コラム38と後コラム39とに分けられている(図1,図2に示 す)。
【0024】 商品収納部35の下部は、後に詳述するようにベルト40に取付けられたプッ シャー41が移動する。このため、図4に示すように下部ケースの上面板34と 商品収納部35の底板37は、ベルト40の両側に沿って設けられている。
【0025】 さらに、商品収納部35の前コラム38と後コラム39のそれぞれの両側内部 には、起立板42の下端に支持板43を一体的に有してなる商品持上げ部材44 が配設される。そして、ベルト40の両側にそれぞれ位置する支持板43と底板 37とで商品支持面が形成される。このため、底板37は支持板43が配置され る部分が切り欠かれていて、商品持上げ部材44が下降しているときは、支持板 43はその切欠き部45にあって、底板37と同一平面になるように設けられて いる。商品持上げ部材44の駆動機構は後述する。
【0026】 また、プッシャー41の移動方向に見て商品収納部35の前端下部には、側壁 36を一部切欠くことによって商品排出口46が形成されている。この商品排出 口46と反対の側には側壁36を一部切欠くことによってプッシャー41の通過 口47が形成されている。また、排出口46にはシュータ73が接続されており 、このシュータ73は自販機の商品取出口(図示せず)に導かれている。
【0027】 上述のようにして、商品収納部35の下部両側にそれぞれ向い合うように配設 される底板37と支持板43と下部ケース33の上面板34との間に無端にベル ト40が位置し、このベルト40に取付けられた商品押出し用のプッシャー41 が商品収納部35の内底部を移動する。
【0028】 上記ベルト40は、下部ケース33内に配設された1対のプーリ48,49に 掛け渡されており、一方のプーリ48が駆動側、他方のプーリ49が従動側とさ れている。駆動側のプーリ49の両端から突出する支軸50には歯車51が軸着 されていて、この歯車51が減速歯車機構52を介して下部ケース33内に配置 されたモータ53と連動連結されている。
【0029】 すなわち、減速歯車機構52を構成する第1中間歯車54が、プーリ48の支 軸51に軸着された歯車51と噛合っており、第1中間歯車54と同軸に固着さ れた第2中間歯車55が第3中間歯車56と噛合い、第3中間歯車56は第4中 間歯車57と噛合い、第4中間歯車57はモータ53の出力歯車58と連動連結 されている。
【0030】 したがって、モータ53を駆動することにより、減速歯車機構52を介して駆 動側のプーリ48が回転し、ベルト40が循環移動して商品押出し用プッシャー 41が商品収納部35を前進移動する。このとき、プッシャー41が前コラム3 8と後コラム39内の商品6の後部を押して排出口46から押出すことができる (図1,図2参照)。
【0031】 本実施例では、プッシャー41が後コラム39の商品6を押出すとき、前コラ ム38内の商品6が商品持上げ部材44によって持上げられ、また、プッシャー 41が前コラム38内の商品6を押出すために、後コラム39を通過するときは 、この後コラム39内の商品6が商品持上げ部材44によって持上げられるよう に構成されている。
【0032】 前コラム38の商品持上げ部材44と後コラム39の商品持上げ部材44は、 前述のとおり、支持板43と起立板42とから構成されており、これを交互に昇 降動作させるための商品持上げ駆動機構60は、次のように構成される。すなわ ち、この駆動機構60は支軸61に固着された揺動レバー62と、揺動レバー6 2の両端に枢結された昇降アーム63と、揺動レバー62にシーソ動作を行なわ せるモータ53とから構成される。
【0033】 揺動レバー62は支軸61の両端部に同じ配置角度で、かつ平行に1対設けら れており、支軸61の端部は下部ケース33の内部に設けられた軸支部材64で 支持されている。また、揺動レバー62の両端部に枢結される昇降アーム63の 上部は、商品持上げ部材44の起立板43の下部背面に形成された凹部71に嵌 まっていて、連結軸72を介して起立板43に結合されている。
【0034】 商品持上げ部材44は前述したように、前コラム38と後コラム39内の最下 段の商品6を支持して持上げるよう起立板42の下端に支持板43を設けてなる 略L字形断面の形状であり、左右側で各商品持上げ部材44はそのL字形部が向 い合うように配設されている。
【0035】 そして、左右の商品持上げ部材44の支持板43が前後各コラム38,39の 最下段の商品6の裏面両側部に係止すると共に、このとき起立板42が積載され た各商品6の側面に係合し、それにより商品持上げ部材44に支持された状態で 商品6がずれ動くことがない。
【0036】 また、起立板42は、商品収納部35の側壁36の内面と接しており、かつ起 立板42の背面に形成された突条部65が側壁36に垂直に形成されたガイド溝 66にスライド自在に係合している。それにより、商品持上げ部材44は各コラ ム内の商品6を支持して安定に昇降移動できる。
【0037】 なお、商品6が持上げられる高さ寸法は、当該商品6の厚み及び、プッシャー 41の高さ寸法よりも少し大とされていて、この持上げられた商品6の下側をプ ッシャー41と、これにより押出される商品6が通過できるように設けられてい る。
【0038】 また、実施例では、揺動レバー62にシーソ動作を行なわせるモータ53は、 プッシャー41のベルト40を駆動するモータ53と同じモータである。すなわ ち、モータ53と連動した減速歯車機構52の第4中間歯車57の側面にカム板 67が固着されていて、このカム板67に設けられたカム溝74に駆動レバー6 8の一端に設けられたカムピン69が嵌合している。駆動レバー68の他端は揺 動レバー62の一端に、連結軸70を介して連結されている。また、駆動レバー 68は、ガイド枠(図示せず)により、垂直に保持されて同じ位置で上下動する ように支持されている。
【0039】 したがって、モータ53を駆動し、カム板67が回転することにより、カム溝 74に嵌合したカムピン69を介して駆動レバー68が昇降し、それに伴って揺 動レバー62が支軸62を支点としてシーソ動作を行ない、揺動レバー62の両 端部の昇降アーム63により支持される各商品持上げ部材44が交互に昇降し、 前コラム38と後コラム39の商品6を交互に持上げることができる。
【0040】 本実施例は上記の構成からなり、ベルト40に取付けられたプッシャー41が 商品収納部35内を通過するとき、前後2組の商品持上げ部材44は次に述べる タイミングで交互に昇降移動する。
【0041】 まず、プッシャー42により前コラム38内の商品6を排出口46へ押出すと きは、後コラム39の商品持上げ部材44が上動して後コラム39の商品6を持 上げており、プッシャー41はこの持上げられた後コラム39の商品6の下を通 って前進移動し、前コラム38内の商品6の後部を押して排出口46に押出す (図2参照)。
【0042】 つぎに、プッシャー41により後コラム39内の商品6を排出口46へ押出す ときは、前コラム38の商品持上げ部材44が上動して、前コラム38の商品6 は持上げられている。したがって、プッシャー41に押されて後コラム39から 押出される商品6は、前コラム38内の最下段の商品6の下を通って排出口46 へ押出される(図1参照)。
【0043】 上記のとおり本実施例では、ベルト40に取付けられて循環移動する1つのプ ッシャー41により、前コラム38と後コラム39に収納された商品6を個別に 押出すことができ、後コラム39内の商品6が前コラム38内の商品6を押出す ようなことがない。
【0044】 また、上記において、プッシャー41が商品収納部35内を移動中は、前後各 コラム38,39内の商品持上げ部材44は、上昇または下降した位置に保持さ れている必要があり、そのためには、揺動レバー62を、その端部が上昇又は下 降した状態で1時停止させておく必要がある。そこで、本実施例では、カム溝7 4を図示のような形状とすることにより、揺動レバー62に上記の停止動作を行 なわせるようにしている。
【0045】 なお、本発明では、必要に応じて実施例の構成を種々設計変更することが可能 である。特に、プッシャー41が商品収納部35を移動するタイミングと、前後 各コラム38,39の商品持上げ部材44との昇降タイミングを適切に行なわせ るための、減速機構52の減速比や歯車の数は設計に合わせて変更して構わない 。
【0046】 また、前コラム38と後コラム39の商品持上げ部材44を交互に昇降させる ための駆動機構も、揺動レバー62にシーソ動作を行なわせる機構以外に、駆動 源を別にし、かつ一定のタイミングで動作する昇降機構を用いてもよい。
【0047】 さらに、商品持上げ部材44が実施例では、断面が略L字形に形成されている が、これに限らない。つまり、商品持上げ部材44はベルト40の両側に位置し ていて、プッシャー41及び前後の各コラム内の商品6の前進移動の邪魔になら ないで商品を持上げることができるものであれば、図示以外の構造であって構わ ない。
【0048】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると複数コラムを有する商品収納部に収納さ れた商品を、1つの商品排出部から押出すことにより、この商品排出部から商品 取出し口に続くシュータを1つにできるので商品収納スペースを十分大きくとり 、なおかつ自動販売機の奥行きを少なくし、薄型化することができる。しかも、 前コラムと後コラム内の各商品は、同一方向に循環移動するプッシャーにより押 出されるにも拘わらず、従来のように商品が商品を押出すという不具合がなく、 商品が傷つかないと共に、多数の商品の積載が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る商品押出し装置の商品持上げ手
段の第1動作時の側断面説明図である。
【図2】同じく第2動作時の側断面説明図である。
【図3】図1の断面と直交する面での断面説明図であ
る。
【図4】上記商品持上げ手段の分解斜視図である。
【図5】第1従来例の商品押出し装置の第1動作時の説
明図である。
【図6】同じく第2動作時の説明図である。
【図7】同じく第3動作時の説明図である。
【図8】第1従来例の駆動装置の斜視図である。
【図9】第2従来例の説明図である。
【符号の説明】
6…商品、35…商品収納部、36…側壁、37…底
板、38…前コラム、39…後コラム、40…ベルト、
41…プッシャー、42…起立板、43…支持板、44
…商品持上げ部材、46…商品排出口、48…プーリ、
49…プーリ、62…揺動レバー、63…昇降アーム、
68…駆動レバー。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納部に前コラムと後コラムが設け
    られ、各コラム内に積載された複数の商品を、最下段の
    商品から1個ずつ前コラム及び後コラムの順に1つの商
    品排出口に押出す自動販売機の商品押出し装置におい
    て、 前コラム及び後コラム内の最下段の商品を保持する2組
    の保持部材と、前記各保持部材を交互に持上げる昇降手
    段とからなる商品持上げ手段と、前記各コラム内の最下
    段の商品を前記商品排出口に押出すプッシャーを循環移
    動体に取付けて構成される商品押出し手段とを具備して
    なる自動販売機の商品押出し装置。
  2. 【請求項2】 前記循環移動体は、プーリに掛けたベル
    トで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    自動販売機の商品押出し装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記循環移動体の両側
    部に位置し、かつ前記各コラム内の最下段の商品を支持
    する支持板で構成され、前記昇降手段は、支軸を支点と
    してシーソ動作を行なうレバーと、このレバーの両端部
    に設けられ、前記支持板に連結された昇降アームと、前
    記レバーにシーソ動作を行なわせる駆動装置とから構成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    自動販売機の商品押出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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