JPH076843Y2 - ポットのケーシング構造 - Google Patents

ポットのケーシング構造

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JPH076843Y2
JPH076843Y2 JP1989008426U JP842689U JPH076843Y2 JP H076843 Y2 JPH076843 Y2 JP H076843Y2 JP 1989008426 U JP1989008426 U JP 1989008426U JP 842689 U JP842689 U JP 842689U JP H076843 Y2 JPH076843 Y2 JP H076843Y2
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JP
Japan
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pot
lower case
case portion
upper case
case part
Prior art date
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JP1989008426U
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English (en)
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JPH02100580U (ja
Inventor
和弘 田口
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はポットに関し、特に、球体ポットのケーシング
構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、台所等で使用されるポットの外観は機能性を重視
して円筒状に構成されているのが一般的である。ところ
が、近年、この台所用品としてのポットに、機能性に加
えてインテリア性が求められ、ポットの新規なデザイン
つまりケース本体の外観形状が重要視されている。
[考案が解決しようとする課題] かかる要請に鑑み、ケース本体として球面を表出できる
球体に構成することもできるが、この球体形状にすると
合成樹脂による一体成形が不可能となり、ケース本体を
二分割して構成する必要がある。
そこで、本考案は二分割して構成された一対の半球体を
外観を損なうことなく、しかも、簡単かつ強固に組付け
ることができるポットのケーシング構造の提供を課題と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案にかかるポットのケーシング構造は、略球体構造
のポットのケース本体を合成樹脂で上下に二分割した中
空状の半球に成形した上部ケース部及び下部ケース部
と、前記上部ケース部の下端部内周面に形成した横方向
に延びる係合片及びその回動を拘束する上方に延びる規
制片と、前記下部ケース部の上端部内周面に形成し、回
動によって前記係合片と係止して上部ケース部と下部ケ
ース部とを分離不能に結合する係止溝と、前記ポットの
把手の内側面と対向する把手の収納凹部の位置で、上部
ケース部と下部ケース部とを回動不能にビスで締結した
ものである。
[作用] 本考案のポットのケーシング構造において、ケース本体
を組付ける場合には、上部ケース部と下部ケース部とを
接合状態で相対的に回動すれば、係合片と係止溝との係
合を介して上部ケース部と下部ケース部とが結合され
る。そして、この結合状態で上部ケース部と下部ケース
部とを、前記ポットの把手の内側面と対向する把手の収
納凹部の位置でビスにより締結すれば、上部ケース部と
下部ケース部とが回動不能な状態で強固に組付けられる
とともに、ビスがポットの把手で隠蔽される。したがっ
て、球体のケース本体をその外観を損なうことなく、簡
単かつ強固に組付けることができ、その組付け状態で美
しい球面となる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例によるポットを示す部分断面
図、第2図は第1図のポットの全体を示す正面図、第3
図は第2図のポットの上部ケース部と下部ケース部とを
分解して示す斜視図である。
図において、1は球体のケース本体であり、合成樹脂に
より中空状の半球に成形された上部ケース部2と下部ケ
ース部3とから上下に二分割して構成されている。4は
前記ケース本体1の内部に収容された断熱構造を有する
中ビン、5は給湯栓、6は注ぎ口、7は把手であり、支
軸15によりケース本体1に対し回動可能に支持されてい
る。
前記上部ケース部2の一側面には一対の内方突出片9と
上部凹壁11とが形成されるとともに、前記下部ケース部
3の一側面には前記上部凹壁11に連続する下部凹壁12が
形成されている。そして、内方突出片9と上部凹壁11と
下部凹壁12とによりケース本体1の一側面には、把手7
の全体を収納する収納凹部13が上下に延びて構成されて
いる。なお、把手7の背面14はケース本体1の外面と同
じ曲率の球面に形成されていて、第1図に示す把手7の
収納状態で、収納凹部13の開放面の全体を閉塞するよう
になっている。また、第2図において、36は把手7の収
納位置及び取出し位置におけるロックを解除するロック
解除ボタンである。
第1図及び第3図に示すように、前記上部ケース部2の
下端面には凸条18が形成さえるとともに、下部ケース部
3の上端面には凹条19が形成されていて、これらの凸条
18と凹条19との係合により組付け時における上部ケース
部2と下部ケース部3との位置合せがなされるようにな
っている。
上部ケース部2の下端部内周面においてほぼ等間隔をお
いた複数位置(本実施例では5箇所)には、横方向に延
びる係合片20と上方に延びる規制片21とが連続形成され
ている。また、前記各係合片20と対応する位置において
下部ケース部3の上端部内周面には、下部ケース部3の
上端面より突出する部分に外側に開口する係止溝22を備
えた結合部23が形成されている。そして、前記凸条18及
び凹条19を係合した状態で、上部ケース部2と下部ケー
ス部3とを相対的に回動することにより、前記係合片20
が係止溝22に係止され、かつ、その係止状態が規制片21
により保持されて、上部ケース部2と下部ケース部3と
が相互に分離不能に結合される。なお、第1図におい
て、24は係合片20を緊締できるように係止溝22の内面に
形成された傾斜面である。
一方、上部ケース部2の前記上部凹部11の下端にはビス
孔25を有する突出片26が形成され、また、下部ケース部
3の前記下部凹壁12の上端には挿通孔27を有する舌片28
が突設されている。そして、前記係合片20が係止溝22に
係合した状態では、前記突出片26に対し前記舌片28が外
側から接合される。29は締結部材としてのビスであり、
突出片26と舌片28との接合状態で挿通孔27を介してねじ
孔25に螺合されることにより、上部ケース部2と下部ケ
ース部3とが相対的に回動不能に締結されるようになっ
ている。
なお、第1図に示すように、下部ケース部3の下端には
支持筒31が形成され、この支持筒31には下面に指掛け凹
部32を有する中ビン締め上げナット33が螺着されてい
る。
上記のように構成された本実施例のポットにおいて、ケ
ース本体1を組付ける場合には、まず、凸条18及び凹条
19を係合して上部ケース部2と下部ケース部3とを位置
合せする。次いで、この状態で上部ケース部2と下部ケ
ース部3とを相対的に回動して、係合片20を係止溝22に
係止すれば、上部ケース部2及び下部ケース部3が分離
不能に結合される。この結合状態では上部ケース部2の
突出片26が下部ケース部3の舌片28に接合するため、ビ
ス29を挿通孔27を介してねじ孔25に螺合すれば、そのビ
ス29により上部ケース部2と下部ケース部2とが相対的
な回動不能に締結されて、係合片20と係止溝22との係合
解除が防止される。
このように、本実施例のポットのケーシング構造は、ポ
ットのケース本体1を合成樹脂により中空状の半球に成
形された上部ケース部2と下部ケース部3とから上下に
二分割して構成し、上部ケース部2の下端部内周面には
横方向に延びる係合片20を形成するとともに、下部ケー
ス部3の上端部内周面には回動により前記係合片20を係
止して上部ケース部2と下部ケース部3とを分離不能に
結合する係止溝22を形成し、ポットの把手7の内側面と
対向する位置、すなわち、把手7を収納する収納凹部13
において、上部ケース部2と下部ケース部3とを締結部
材としてのビス29により回動不能に締結したものであ
る。
したがって、上記実施例のポットのケーシング構造によ
れば、ケース本体1を組付けるに際して、上部ケース部
2と下部ケース部3とを位置合せした状態で相対的に回
動すれば、係合片20と係止溝22との係合を介して上部ケ
ース部2と下部ケース部3とを簡単に結合でき、この結
合状態でビス29を締め付ければ、上部ケース部2と下部
ケース部3とを回動不能な状態で強固に締結できるとと
もに、ビス29を把手7で隠蔽することができる。故に、
球体のケース本体1をその外観を損なうことなく、簡単
かつ強固に組付けることができ、その組付け状態で美し
い球面の斬新なデザインを構成できる。特に、本実施例
においては、ビス29が収納凹部13に位置するため、把手
7の収納状態でビス9を完全に隠蔽でき、また、把手7
の取出し状態でもビス29を外部から見え難くすることが
できる。
なお、上記実施例では、係合片20が上部ケース部2に、
また、係止溝22が下部ケース部3に設けられているが、
係合片20を下部ケース部3に、係止溝22を上部ケース部
2に設けた場合でも前記実施例と同様な作用効果を得る
ことができる。また、上記実施例では、締結部材がビス
29により構成されているから、ケース本体1の分解作業
を容易にできるという効果が得られる。
[考案の効果] 以上のように、本考案におけるポットのケーシング構造
は、ポットのケース本体を合成樹脂により中空状の半球
に成形された上部ケース部と下部ケース部とに二分割し
て構成し、上部ケース部の下端部内周面には係合片を形
成するとともに、下部ケース片の上端部内周面には回動
により前記係合部を係止して上部ケース部と下部ケース
部とを分離不能に結合する係止溝を形成し、ポットの把
手の内側面と対向する位置に上部ケース部と下部ケース
部とをビスにより回動不能に締結したものであるから、
球体のケース本体をその外観を損なうことなく、簡単か
つ強固に組付けることができ、その組付け状態で美しい
球面の斬新なデザインを構成できるという優れた効果を
奏する。特に、ビスが収納凹部に位置するため、把手の
収納状態でビスを完全に隠蔽でき、また、把手の取出し
状態でもビスを外部から見え難くすることができる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるポットを示す部分断面
図、第2図は第1図のポットの全体を示す正面図、第3
図は第2図のポットの上部ケース部と下部ケース部とを
分離して示す斜視図である。 図において、 1:ケース本体 2:上部ケース部 3:下部ケース部 7:把手 20:係合片 22:係止溝 29:ビス である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略球体構造のポットのケース本体を合成樹
    脂で上下に二分割した中空状の半球に成形した上部ケー
    ス部及び下部ケース部と、 前記上部ケース部の下端部内周面に形成した横方向に延
    びる係合片及びその回動を拘束する上方に延びる規制片
    と、 前記下部ケース部の上端部内周面に形成し、回動によっ
    て前記係合片と係止して上部ケース部と下部ケース部と
    を分離不能に結合する係止溝と、 前記ポットの把手の内側面と対向する把手の収納凹部の
    位置で、上部ケース部と下部ケース部とを回動不能に締
    結したビスと を具備することを特徴とするポットのケーシング構造。
JP1989008426U 1989-01-28 1989-01-28 ポットのケーシング構造 Expired - Lifetime JPH076843Y2 (ja)

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JPH02100580U JPH02100580U (ja) 1990-08-10
JPH076843Y2 true JPH076843Y2 (ja) 1995-02-22

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