JPH0767Y2 - コード巻取式の薬剤加熱蒸散器 - Google Patents

コード巻取式の薬剤加熱蒸散器

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JPH0767Y2
JPH0767Y2 JP4451990U JP4451990U JPH0767Y2 JP H0767 Y2 JPH0767 Y2 JP H0767Y2 JP 4451990 U JP4451990 U JP 4451990U JP 4451990 U JP4451990 U JP 4451990U JP H0767 Y2 JPH0767 Y2 JP H0767Y2
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rotating
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志延 山本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器の内部にコードが巻き取られる形式の電
気加熱式の蒸散器に関し、特には、このような形式の蒸
散器において、その通電状態を視認するためのランプ機
構の改良に関わる。
〔従来の技術〕
従来、電気加熱式の蒸散器において、通電状態確認のた
めに、蒸散器にパイロットランプを配したものが知られ
ている。例えば実公昭60−3737号公報のものでは、第14
図に示すように蒸散器本体50は下部外周にコードを巻き
取るようになった軸体52と、この軸体52に対しネジ等に
より固定的に取り付けられる蓋体53と、軸体52に対し抜
け止めされた状態で回転自在に下部キャップ54とからな
っており、パイロットランプ55は軸体52の中央外側平面
上に配置されていて、対応する上部蓋体53の部分にはこ
のパイロットランプが視認できるよう開口56等が配置さ
れている。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記のような従来例にあっては、蒸散器の不使
用時に軸体の下部外周側にコードを巻き取り収容するた
めには、下部キャップ54を片方の手で把持し、軸体52と
一体的に固定された状態とされた蓋体53をもう一方の手
で下部キャップ54に対し相対的に回転させることによっ
て行われるものである。
このため回転側の軸体52と蓋体53との組み合わせは手の
平でつかめることが必要であるから寸法を余り大きくす
ることができないが、軸体52には発熱体を組み込むこと
が必須であるから、必然的に軸体52に更にサービス的に
配置されるパイロットランプ55の収納スペースが制限さ
れ、蒸散器の製作時にパイロットランプ関係の部品の組
込みが難しい上、出来あがった蒸散器においてはパイロ
ットランプスペースが小さいことから通電状態等が確認
しにくい等の問題があった。
本願考案は以上の点に鑑みなされたものであって、パイ
ロットランプを表示するためのランプカバーの部分を大
きくとることができて、通電状態の確認し易い蒸散器を
提供しようとするものである。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたコ
ード巻取式の薬剤加熱蒸散器を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
固定容器内に回転式コード巻き取り機構を有した回転部
本体を配置し、固定容器の回転部本体との間に配置さ
れ、常時回転部本体のコードを巻き取る方向への回転の
みを回転部本体の特定の回転角度で係止する透光性の係
止部材35を設け、前記回転部本体にランプ31を設け、前
記の特定の回転角度は、少なくとも回転部本体のランプ
31と固定容器の係止部材35とが相対する角度で係止され
るコード巻取式の薬剤加熱蒸散器。
これにより、係止部材35を透してランプ31の光を見るこ
とができる。
〔実施例〕
本考案に関わる加熱蒸散器の全体的な外観は第1図に示
され、これはそれを分解した斜視図である第2図により
詳細に示されるように概略的には、下方において固定支
持体をなす下部容器5、この下部容器5上に回転可能に
支持される回転容器下部3と回転容器上部2との組合わ
せよりなる回転本体4、および回転容器上部2の上部側
を露出させるための中央開口を備え外周部が下部容器5
の外周部に固着されることによって下部容器5とで内部
に回転部本体4を回転自在に支持する固定容器を構成す
る上部容器1とからなっている。
以下これらの基本的要素について順次説明する。
下部容器 下部容器5は、第2図に示されるように基本的にはほぼ
正方形の底壁6から四周壁7が立設した容器状をなして
いる。そして底壁6の中央部には回転軸8が立設され、
また底壁6の外側附近には前記回転軸8から等距離を為
して環状枠9が立設されている。四周壁7の適当な箇所
には、コード10を下部容器5内部に導入するためのコー
ド溝11が形成され、このコード溝11に近接する環状枠9
の一部も切り欠かかれている。
下部容器5の底壁6の各コーナー近くには、その上部が
環状枠9の内側および外側にまたがって開放された筒状
の脚部12がそれぞれ用意されており、これらの脚部12
は、下部容器5の底壁下部を床から離すことによって蒸
散器の使用中に床に熱伝達する危険を避ける一方、筒状
の脚部12の外側から見えない側の内側が開放された構造
とされることによって、下部容器5の外側と下部容器5
の内側との間に通気経路が形成されている。
下部容器5には更に各コーナー近くの四周壁7から上方
に向って掛止部13が立設され、また一つのコーナーの環
状枠9と四周壁7との間の底壁6上には係止部材用の係
止枠14が立設されているが、これらの働きについては後
で詳述する。
回転部本体 回転部本体4は基本的には回転容器上部2と回転容器下
部3からなっている。
回転容器下部3は、第3図に示されるように円板部15の
中央の軸受凹み16が前述の下部容器5の中央の回転軸8
に上部から遊嵌するようになっており、また円板部15の
下方には前記軸受凹み16と円周部との間のほぼ中間部に
環状隔壁17が垂下していて、この環状隔壁17は環状外周
室と環状内周室を画定している。環状外周室は環状隔壁
17に巻取られるコード10が収納さえる空間であって、環
状内周室は回転容器下部3、つまりは回転部本体4をコ
ード10が巻き取られる方向に付勢している渦巻状の板バ
ネ18が収納されている。円板部15の上方には軸受凹み16
から等間隔の位置に発熱体19を下方に抱持する発熱体保
持体20の両脚を挿入固定するための保持部21が形成され
ている。円板部15の円周表面には後述する回転容器上部
2の垂下壁部に設けられた係止口に係合する係合突起22
が設けられている。また円板部15の円周部近くにはヒュ
ーズ23のホルダー24が配置されている。
回転容器上部2は、第2図,第3図に示されるように中
央部に発熱体19を露出させた開口25を有しており、この
開口25には発熱体19上におかれたマットがずれたりしな
いようにするための適当数のブリッジ26がアーチ状にか
け渡されている。回転容器上部2の上部外周側部は、い
ったん下方に垂下した後外方に折曲して外周の段差部27
を形成していてこの段差部27の存在によって回転容器上
部2、つまりは回転部本体4が上部容器1の開口41によ
って安定的に支持されながら下部容器5の回転軸8上で
回転しうる構造となっている。
この段差部27より下方の外周側部は再び環状の垂下壁部
28を形成しており、この環状の垂下壁部28の円周方向に
は適宜間隔で係止孔29が形成されており、この係止孔29
内に回転容器下部3から上方に突設する係合突起22がス
ナップ係合することで回転容器上部2と回転容器下部3
の強固な結合が成立する。前記環状垂下壁部28の下方は
外側に延びた円形フランジ部30となり、回転容器下部3
の円板部15の凹部に嵌合している。環状垂下壁部28の一
下方部は切り抜かれると共にこの直下の円形フランジ部
30上にはランプ31の保持するためのランプ保持体32が立
設されている。ランプ保持体32の配された上方の回転容
器上部2の表面には開口33が設けられていてランプ保持
体32から、この開口33を通って上部まで例えば透明の光
導材料34が配置されていてランプ31が点灯した場合の光
を回転容器上部2上に導くことで蒸散器が通電中である
ことを表示する。
前記回転容器下部3の円板部15の外周形状はほぼ円形
で、それらの円周方向の一ケ所以上の下面部分には、回
転部本体4が渦巻状板バネ18によってコード10を巻く方
向に回転しようとするのを妨げるための係止部材35の係
止爪36が当接する切り欠き40が設けられている。
即ち、回転部本体4が下部容器5の回転軸8上にセット
される前に、第2図に示される形状の係止部材35が下部
容器5の係止枠14に上方から外嵌され、この係止部材35
は、後述の上部容器1が下部容器5に対して固定される
時に、上部容器から下方に突出している保持リブによっ
て上方への抜けが防止されるようになっている。
係止部材35自体の構造は、係止枠14によって支持される
下方の端面が係止爪36を構成し、またこの係止爪36側の
内側上方部には係止押さえリブ37があり、また支持され
る下方と上方側には押さえ部38が形成されていて、この
押さえ部38は後述の上部容器1が下部容器5に固定され
た時に、上部容器1の上面に設けられた開口42から外方
へ突出するようになっている(第1図参照)。係止部材
35は係止爪36側が常に下側から上側に向って弾性体39に
よって付勢された構造となっている。このため、常時は
この係止部材35の係止爪36が回転部本体4の外周下部に
形成されたいずれかの切り欠き40に係合して回転部本体
4の渦巻状板バネ18によるコード10の巻き取り方向への
回転を止めている。
しかしながら、この係止部材35の係止爪36の上方側の押
さえ部38を弾性体39の付勢に逆うように下方向に押圧す
ると係止爪36は回転部本体4の外周下部に設けられた切
り欠き40との係合を離れ回転部本体4は渦巻状板バネ18
の作用によって、コード10を巻き取る方向に回転するこ
とになる。
ところで、切り欠き40はその縦断面形状は左右対称的な
ものではなく一方の辺が他方の辺よりはるかに長い鋸歯
状の切り欠きを為している。従って切り欠き40の短い辺
に係止部材35の係止爪36が衝接する方向の回転に対して
は係止部材35は回転部本体4の有効な係止作用をなす
が、逆に切り欠き40の長い辺に対して係止部材35の係止
爪36が摺接する方向の回転に対しては係止部材35は回転
部本体4の有効な係止作用は行わない構成となってい
る。このため、上部容器1または下部容器5を片方の手
でつかみ、コード10を引張った場合には、回転部本体4
の外周の切り欠き40は係止爪36の拘束を受けず自由に回
転することになる。そして適当な位置でコード10の引張
りをやめると回転部本体4は板バネ18によってコードを
巻き取る方向に回転を開始するが、その回転の途中にお
いてその切り欠き40に係止爪36が当接し、ただちにその
回転が止められることとなる。
又この種の巻取り係止機構においては、係止爪36と切り
欠き40との係合をとくために、係止部材35の係止爪36の
上方側の、上部容器から上方に突出している押え部38を
押圧した場合、渦巻状板バネ18の巻き取り力が大きい為
に急速に回転部本体4は回転を始め、回転部本体4の底
面は回転軸8に対して上下、左右に振れが大きい状態、
即ち「おどり」の状態で回転する。このため、一般に軸
受け凹部16や回転軸8の片摩耗が生じ易く、係止不良等
の問題が生じ易い。
本考案の実施例においてはこのような問題に対応する手
段が設けられており、まず、上下の振れに対しては係止
部材35に用意された係止押さえリブ37が、円板部15、円
形フランジ部30、つまり回転容器本体4の円形フランジ
の上面の上下動を規制するようになっている。次に回転
部本体4の左右の振れに対しては、係止部材35の内側面
を前記回転部本体4の回転フランジの外周面にできる限
り密接することによて、その振れを防止できるようにし
ている。また係止部材35を係止していない状態、即ち、
係止部材35の押え部38を上方から押している時、その押
圧度を強める事により、この押さえ部38の内面が回転部
本体4の回転フランジ面の外周上面に摩擦制動を付与す
るような構造にして、回転部本体4の急速な回転そのも
のを規制するようにしても良い。
上部容器 上部容器1は基本的には下部容器5の上方を覆う部材で
あり、そのためそれの下方部輪郭は下部容器5の上方部
輪郭に相対的に嵌合する形状を為しており、そしてその
各コーナー部に近い部分には下部容器5から立設する掛
止部13と係合する係止部13aが適宜形成されていて、両
者が係合されることによって、上部容器1と下部容器5
とは強固な結合をなす。この上部容器1の上方部は、回
転部本体4の上方部を外側に露出させると共に回転部本
体4を上部容器1と下部容器5の組み合せ構造の内部で
回転部本体4をガタつきなく回転させるために、中央に
円形開口41を有している。
上部容器1には前記係止部材35の押さえ部38が上面に露
出する開口42を有し、その押え部38がランプカバーを兼
用している。
このときランプ31の各位置は回転部本体4が係止部材35
の係止爪36によってそのコード10の巻き取り方向への回
転が止められた時に少なくともいずれかの係止位置が回
転部本体4上に配置されたランプ31がランプカバー兼用
の係止部材35と対応するように設計されている。従って
ランプカバー部のみに係止させる構造の時は、回転部本
体4の外周部に設けられる切り欠き部40も一ケ所であ
り、係止部材35によって回転部本体4が回転を阻止され
た場合、このランプカバーとランプは自動的に対応した
位置関係となる。
又、夜間、ランプが明るすぎるため消灯状態として通電
させたい場合には、ランプカバーのない位置で係止させ
たり、小さなランプカバーを別途設けて、その位置で係
止するような構造も可能である。
上部容器1における係止部材兼用のランプカバーの配置
部位、カバー形状、および光導材料34の色および配置方
法は様々に変形することが可能である。
また従来公知の摺動接点方式のコード巻取方式にも応用
できる。
以上の実施例はマットタイプの薬剤加熱蒸散装置につい
て述べたが、次にリキッドタイプの薬剤加熱蒸散装置の
実施例を説明する。
第4図,第5図に示すように回転部本体4の上部中央に
はボトル装着用の凹部100が設けられ、この凹部100の周
辺には嵌合用リブ101が設けられてボトル装着性を向上
させている。
前記凹部100の外周の回転部本体4の上面には離脱部本
体200と嵌合するための係止部102が設けられ、さらに、
通電用の電極部103も設けられる。
前記係止部102は密着嵌合やフック式,ロック式等、従
来公知の係止構造がとれる。
また、前記電極部103内部には、電極104が設けられてい
る。
前記電極部103は1ケ所以上設け、異極の電極104を別々
の電極部103に設けることが、ショート等の発生がなく
好ましい。
また、電極部103以外に、ダミーの電極部類似の凹部105
を設け、嵌合部位を多くすることにより、嵌合の安定化
がはかれる。また、回転容器上部2上面には、遮へい板
106を設けてある。
前記離脱容器200は、上部容器201と下部容器202の嵌合
により成り、離脱容器200の下部には薬液ボトルが挿入
できる空間203、外気を導入する通気凹部204が設けられ
ている。
また、下面には、電極部205及びダミー部206、さらに嵌
合枠207があり、電極部205内部には電極208が設けら
れ、先の回転容器上部2に設けられた電極104と、対応
し、通電可能となる。
離脱容器200内部中央には、下部容器202の支持部209に
発熱体210の脚部211が固定される。
発熱体210上方には上部容器201の上方の揮散孔212が位
置している。
揮散孔212には受熱部213が支持リブ214を介して設けら
れ、受熱部213中央には通気穴215がある。
下部容器202には薬液ボトルが入る挿入孔216があり、挿
入孔216上方には、連結部217を介して薬液ボトル押さえ
218があり、周囲には連通孔219が形成される。
また薬液ボトル押さえ218の中央には穴220が形成され薬
液ボトルの吸上芯が挿入できる。
これらのため、薬液ボトル上部を薬液ボトル押さえ218
で押しつけ、密着しており、大気圧変動や加熱使用時
に、ボトル内圧が外気に対して上昇した時に生じる液も
れ等による薬液を受けるスペース221が形成され、液ダ
レ等の汚染防止となる。さらに、コード巻き取りや、収
納時の円心力による同薬液の飛散防止壁にもなる。
この薬液ボトル押さえ218の形状は任意であり、かつ耐
熱性、耐薬品性耐変形性のすぐれた材質にすることが好
ましく、各種プラスチックが利用でき、さらに、別部材
として組み込むことができる、ラミネートパッキングや
テフロンリング、シリコンリング等が上げられる。
このようであるから、離脱容器200を回転容器4より離
脱することで、薬液ボトルを装着したり、取り出したり
でき、離脱容器200を回転容器4に嵌合して取付ければ
薬液ボトルの吸液芯が発熱体210内に臨み、発熱体210に
通電されて発熱するから薬液ボトル内の薬液を加熱して
蒸散できる。
前述の使用時には、通気凹部204から外気が導入し、こ
のとき遮へい部106に通気流がぶつかり、風圧が弱めら
れ空間203に、ゆっくりと拡がり導入される。
次に薬液ボトルの周囲を通り、連通孔219,連通穴222を
連通して、離脱容器200内に入り、発熱体210の内筒及び
周囲を通気し、揮散孔212に上昇する。
このため、外気の風圧が弱められ、外気の風に流れに影
響されず安定した加熱上昇気流がえられ薬剤揮散が安定
し、薬効が安定する。
また、発熱体内部及び周囲を通気し、薬液の結露現象が
発生しにくく、生じてもスムーズに容器外に揮散でき
る。
以上の実施例は離脱容器200を上下方向に着脱する構成
であるが、着脱に係止する安全ロックを設けることがで
きる。
また上下のみに限らずコード巻き取り部を固定して、回
転ロックすることもできる。
また離脱容器200が着脱しないで、上下スライドした
り、回転スライドしたり、水平スライドしたり、上蓋式
に開閉したりでき、これらの組合わせも可能でボトルの
取出しが容易となる。
さらに、発熱体をU字型にしてU字の開口部側に、開く
容器として、ボトルの出入れができるようにすることが
可能である。
以上の各実施例では係止部材35を上下に移動させる構成
としたが、第6図,第7図に示すように、係止部材35を
回転軸38が水平方向に揺動自在としてバネ39で係止爪36
を切り欠き40に係合付勢保持すると共に、押え部38を上
部容器1の開口より外方に突出させるようにしても良
い。
この場合には係止部材35を透光性とし、ランプ光が透光
性係止部材35を通り、押さえ部38を光らせたり、回転軸
38aを通して上部容器1の穴1a部分から光らせることが
でき、夜でもロック位置がわかり、通電時のコード引き
出しにも便利である。
このとき、上方へ光が導びき易いように、第8図のよう
に反射面35a等を設けるどとが好ましい。
〔考案の効果〕
以上詳述した本願考案によれば、コードを内部に収納す
る形式の加熱蒸散器において、回転部側にランプカバー
を配しなくても良い構造が得られ、ランプカバーと兼用
の係止部材37は、一部を把持するのみで良い固定部側に
配置しえたので、大きなスペースをとることができ夜間
等の加熱蒸散器の位置確認がし易く安全である。
ランプカバーと係止部材35を兼用でき、部品点数を減少
でき、かつ、製造も簡易となり、コストダウンがはかれ
る。
更に、回転側にランプが配置してあっても回転を止めた
時には静止側のランプカバーと兼用の係止部材35と一致
するので、回転度を調整するような必要がない等の効果
がある。
夜間のコード長さ調整時等係止部材35が光り、位置がわ
かり易く便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図は
加熱蒸散器の全体斜視図、第2図はその加熱蒸散器の要
部分解斜視図、第3図は縦断面図、第4図,第5図は第
2実施例を示し、第4図は加熱蒸散器の縦断面図、第5
図はその要部分解斜視図、第6図,第7図は係止部材の
変形例を示す加熱蒸散器の平面図,分解斜視図、第8図
はランプ光反射の一例を示す断面図、第9図は従来の断
面図である。 1は上部容器、2は回転容器上部、3は回転容器下部、
4は回転部本体、10はコード、31はランプ、35は係止部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定容器内に回転式コード巻き取り機構を
    有した回転部本体を配置し、固定容器と回転部本体との
    間に配置され、常時回転部本体のコード巻き取り方向へ
    の回転のみを回転部本体の特定の回転角度で係止する透
    光性の係止部材35を設け、前記回転部本体にランプ31を
    設け、前記の特定の回転角度は、少なくとも回転部本体
    のランプ31と固定容器の係止部材35とが相対する角度で
    係止されることを特徴とするコード巻取式の薬剤加熱蒸
    散器。
JP4451990U 1990-04-27 1990-04-27 コード巻取式の薬剤加熱蒸散器 Expired - Lifetime JPH0767Y2 (ja)

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