JPH0539062Y2 - - Google Patents
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- JPH0539062Y2 JPH0539062Y2 JP9200790U JP9200790U JPH0539062Y2 JP H0539062 Y2 JPH0539062 Y2 JP H0539062Y2 JP 9200790 U JP9200790 U JP 9200790U JP 9200790 U JP9200790 U JP 9200790U JP H0539062 Y2 JPH0539062 Y2 JP H0539062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid container
- rotary table
- outer case
- liquid
- bottom member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、液体容器本体の底部に回転台を備え
た液体容器に関するものである。
た液体容器に関するものである。
(従来技術)
この種の回転台つきの液体容器においては、液
体容器をテーブル上に置いたままで液体容器本体
部分を水平回動させることができ、それによつて
注口あるいは把手などの位置を自由に変えること
ができるようになつている。
体容器をテーブル上に置いたままで液体容器本体
部分を水平回動させることができ、それによつて
注口あるいは把手などの位置を自由に変えること
ができるようになつている。
第9図には、従来の回転台つき液体容器が示さ
れているが、この液体容器では、外ケース104
の下部に取付けた底部材106の下面外周寄りに
環状空所163を形成し、該環状空所163内に
回転台108を設置して、該回転台108で液体
容器本体101を水平回転自在に支持するように
なつている。ところで、第9図に示す液体容器で
は、底部材106の外周壁162の外面は外ケー
ス104の外面とほぼ同径に形成されており、該
外周壁162の内側にある環状空所163が外ケ
ース104の直下より内側に位置するようにな
る。従つて、該環状空所163内に設けられてい
る回転台108の液体容器本体支持部となる受突
起184,184(周方向に8〜12個程度設けら
れている)も外ケース104の直下より幅Tだけ
内側に位置するようになる。
れているが、この液体容器では、外ケース104
の下部に取付けた底部材106の下面外周寄りに
環状空所163を形成し、該環状空所163内に
回転台108を設置して、該回転台108で液体
容器本体101を水平回転自在に支持するように
なつている。ところで、第9図に示す液体容器で
は、底部材106の外周壁162の外面は外ケー
ス104の外面とほぼ同径に形成されており、該
外周壁162の内側にある環状空所163が外ケ
ース104の直下より内側に位置するようにな
る。従つて、該環状空所163内に設けられてい
る回転台108の液体容器本体支持部となる受突
起184,184(周方向に8〜12個程度設けら
れている)も外ケース104の直下より幅Tだけ
内側に位置するようになる。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、第9図に示す従来の液体容器では、
回転台108による液体容器本体支持位置P(受
突起184の位置)が液体容器本体101の外面
直下位置Q(外ケース104の直下位置)より幅
Tだけ内側に位置しているので、回転台108に
よる液体容器本体支持位置の直径Dが外ケース外
径に比して小さくなり、液体容器の静置状態ある
いは液体容器本体の回転操作時などにおける安定
性が低くなるとともに、回転台108の強度も低
くなつて例えば液体容器を乱暴に置いたときに回
転台108が損傷するおそれがあるという問題が
あつた。
回転台108による液体容器本体支持位置P(受
突起184の位置)が液体容器本体101の外面
直下位置Q(外ケース104の直下位置)より幅
Tだけ内側に位置しているので、回転台108に
よる液体容器本体支持位置の直径Dが外ケース外
径に比して小さくなり、液体容器の静置状態ある
いは液体容器本体の回転操作時などにおける安定
性が低くなるとともに、回転台108の強度も低
くなつて例えば液体容器を乱暴に置いたときに回
転台108が損傷するおそれがあるという問題が
あつた。
本考案は、上記した従来の回転台つき液体容器
の問題点に鑑み、回転台による液体容器本体支持
機能(安定性)を向上せしめるとともに回転台の
強度を大きくし得るようにした液体容器を提供す
ることを目的とするものである。
の問題点に鑑み、回転台による液体容器本体支持
機能(安定性)を向上せしめるとともに回転台の
強度を大きくし得るようにした液体容器を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本考案は、外ケースの下部に底部材を取り付け
てなる液体容器本体の下面に該液体容器本体を回
転自在に支持する回転台を備えてなる液体容器に
おいて、前記底部材の外周壁を前記外ケースの外
形より大径とし、該外周壁の内面側に環状空所を
形成して、該環状空所内に前記回転台を設けると
ともに、該回転台に形成した液体容器本体の支持
部を前記外ケースの直下に位置せしめたことを特
徴としている。
てなる液体容器本体の下面に該液体容器本体を回
転自在に支持する回転台を備えてなる液体容器に
おいて、前記底部材の外周壁を前記外ケースの外
形より大径とし、該外周壁の内面側に環状空所を
形成して、該環状空所内に前記回転台を設けると
ともに、該回転台に形成した液体容器本体の支持
部を前記外ケースの直下に位置せしめたことを特
徴としている。
(作用)
本考案の液体容器によれば、底部材の外周壁を
外ケースの外形より大径としていることにより、
該外周壁内側の環状空所内に設けた回転台の液体
容器本体支持部を外ケースの直下に位置せしめる
ことができる。このように回転台の液体容器本体
支持部を外ケースの直下に位置せしめると、回転
台の外径を大きくすることができるとともに液体
容器本体を回転台上の大きな円周部分で支持する
ことができるようになる。
外ケースの外形より大径としていることにより、
該外周壁内側の環状空所内に設けた回転台の液体
容器本体支持部を外ケースの直下に位置せしめる
ことができる。このように回転台の液体容器本体
支持部を外ケースの直下に位置せしめると、回転
台の外径を大きくすることができるとともに液体
容器本体を回転台上の大きな円周部分で支持する
ことができるようになる。
(考案の効果)
上記のように、本考案の液体容器によれば、回
転台に形成した液体容器本体支持部を外ケースの
直下に位置せしめていることによつて、回転台の
外径を大きくすることができるとともに液体容器
本体を回転台上の大きな円周部分で支持すること
ができるようになる。従つて液体容器の静止状態
あるいは液体容器本体の回転操作時などにおいて
液体容器本体の安定性が向上するとともに、回転
台の強度が大きくなつて液体容器を少しぐらい乱
暴に置いたときでも回転台が損傷することがなく
なる(耐久性が向上する)という効果がある。
転台に形成した液体容器本体支持部を外ケースの
直下に位置せしめていることによつて、回転台の
外径を大きくすることができるとともに液体容器
本体を回転台上の大きな円周部分で支持すること
ができるようになる。従つて液体容器の静止状態
あるいは液体容器本体の回転操作時などにおいて
液体容器本体の安定性が向上するとともに、回転
台の強度が大きくなつて液体容器を少しぐらい乱
暴に置いたときでも回転台が損傷することがなく
なる(耐久性が向上する)という効果がある。
(実施例)
第1図ないし第8図を参照して本考案の実施例
を説明すると、第1図ないし第6図には本考案の
第1実施例にかかる液体容器が示され、又第7図
には回転台取付構造の変形例(第2実施例)が示
され、さらに第8図には把手構造の変形例(第3
実施例)が示されている。
を説明すると、第1図ないし第6図には本考案の
第1実施例にかかる液体容器が示され、又第7図
には回転台取付構造の変形例(第2実施例)が示
され、さらに第8図には把手構造の変形例(第3
実施例)が示されている。
第1図ないし第6図に示す第1実施例の液体容
器は、湯沸し型で且つポンプ注液式のものが採用
されている。この液体容器は、外ケース4の上部
及び下部にそれぞれ肩部材5及び底部材6を取付
け且つ外ケース4内に内容器7を収容してなる液
体容器本体1と、該液体容器本体1の上部に載置
された蓋体2と、該蓋体2内に設けられたエアー
ンプ9と、一連の液体注出通路10と、液体容器
本体1の下面に設けられた回転台8と、吊ち持ち
用の把手21とを基本構成としている。
器は、湯沸し型で且つポンプ注液式のものが採用
されている。この液体容器は、外ケース4の上部
及び下部にそれぞれ肩部材5及び底部材6を取付
け且つ外ケース4内に内容器7を収容してなる液
体容器本体1と、該液体容器本体1の上部に載置
された蓋体2と、該蓋体2内に設けられたエアー
ンプ9と、一連の液体注出通路10と、液体容器
本体1の下面に設けられた回転台8と、吊ち持ち
用の把手21とを基本構成としている。
内容器7の下部外周には、帯状の電気ヒータ1
8が巻き付けられている。
8が巻き付けられている。
蓋体2の下面には、内容器7の上部開口を開閉
する中蓋11が取付けられている。又、中蓋11
の上面とポンプ底板91との間には、エアーポン
プ9からの空気吹込通路92と、内容器7内で発
生する蒸気の逃し通路93とが形成されている。
する中蓋11が取付けられている。又、中蓋11
の上面とポンプ底板91との間には、エアーポン
プ9からの空気吹込通路92と、内容器7内で発
生する蒸気の逃し通路93とが形成されている。
液体注出通路10は、液体容器本体1の前部側
において、内容器7の底部から、内容器7の側壁
と外ケース4の間の空間部を通して上方に導いて
いる。尚、この実施例では、液体注出通路10の
一部に液量表示管12を設けている。
において、内容器7の底部から、内容器7の側壁
と外ケース4の間の空間部を通して上方に導いて
いる。尚、この実施例では、液体注出通路10の
一部に液量表示管12を設けている。
蓋体2は、その後部を蝶番ピン3で肩部材5上
に枢着するとともに、その前部を蓋ロツク装置2
0でロツクして装着されている。
に枢着するとともに、その前部を蓋ロツク装置2
0でロツクして装着されている。
底部材6は、外ケース4の下端部に取り付けら
れている。この実施例の底部材固定方法では、第
3図に示すように、底部材6の上面外周寄りに外
ケース4の下端の内向きカーリング部41に内接
する環状のガイド壁65を形成し、且つ該ガイド
壁65の周方向の一部に係止爪66,66(図示
例では対向位置に2箇所)を形成して、該係止爪
66,66を外ケース下端の内向きカーリング部
41に仮係止した後、外ケース4の下端部と底部
材6のガイド壁65とをビス42で共締めして、
該外ケース4と底部材6とを固定している。
れている。この実施例の底部材固定方法では、第
3図に示すように、底部材6の上面外周寄りに外
ケース4の下端の内向きカーリング部41に内接
する環状のガイド壁65を形成し、且つ該ガイド
壁65の周方向の一部に係止爪66,66(図示
例では対向位置に2箇所)を形成して、該係止爪
66,66を外ケース下端の内向きカーリング部
41に仮係止した後、外ケース4の下端部と底部
材6のガイド壁65とをビス42で共締めして、
該外ケース4と底部材6とを固定している。
底部材6の外周壁62は、外ケース4の外側面
より外側において下向き末広がり状に形成されて
いる。従つて該底部材外周壁62は、外ケース4
の下端部直下位置より適宜幅(例えば5〜10mm程
度)だけ水平方向外方に突出するようになつてい
る。又、底部材6における外周壁62の内面側に
は、回転台8の取付用となる環状空所63が形成
されている。この環状空所63は、下向きに開放
されており、その天井面63aが外ケース下端の
直下に対応するように位置決めされている。
より外側において下向き末広がり状に形成されて
いる。従つて該底部材外周壁62は、外ケース4
の下端部直下位置より適宜幅(例えば5〜10mm程
度)だけ水平方向外方に突出するようになつてい
る。又、底部材6における外周壁62の内面側に
は、回転台8の取付用となる環状空所63が形成
されている。この環状空所63は、下向きに開放
されており、その天井面63aが外ケース下端の
直下に対応するように位置決めされている。
回転台8は、底部材6の外周壁62内に収容さ
れる環状体81の内周面に係止用の内向き棚部8
2を形成するとともに、該環状体81の上面に液
体容器本体を支持する支持部となる複数個(図示
例では8個)の受突起84,84……が形成され
ている。この各受突起84,84……は、回転台
8を底部材6の環状空所63内に組付けた際に、
外ケース4の下端直下に位置するように形成され
ており、該各受突起84,84……を結ぶ仮想円
が外ケース4の下端面とほぼ同大きさとなるよう
にしている。
れる環状体81の内周面に係止用の内向き棚部8
2を形成するとともに、該環状体81の上面に液
体容器本体を支持する支持部となる複数個(図示
例では8個)の受突起84,84……が形成され
ている。この各受突起84,84……は、回転台
8を底部材6の環状空所63内に組付けた際に、
外ケース4の下端直下に位置するように形成され
ており、該各受突起84,84……を結ぶ仮想円
が外ケース4の下端面とほぼ同大きさとなるよう
にしている。
この回転台8は、その内向き棚部82を底部材
6側の環状空所63の内面に形成した外向き爪6
4(周方向に複数個形成されている)上に掛止さ
せることにより、該環状空所63内で水平回転自
在なる如く装着されている。この回転台8の取付
状態では、各受突起84,84……が外ケース4
の直下に位置しており、該回転台8で液体容器本
体1の外周部分を支持し得るようになつている。
6側の環状空所63の内面に形成した外向き爪6
4(周方向に複数個形成されている)上に掛止さ
せることにより、該環状空所63内で水平回転自
在なる如く装着されている。この回転台8の取付
状態では、各受突起84,84……が外ケース4
の直下に位置しており、該回転台8で液体容器本
体1の外周部分を支持し得るようになつている。
液量表示管12の裏側には、横断面U形の表示
板13が設けられている。
板13が設けられている。
外ケース4の前面には、液量表示管12内の水
位の高さを見るための覗き窓44が設けられてい
る。
位の高さを見るための覗き窓44が設けられてい
る。
液体注出通路10は、その上部、中間部、及び
下部においてそれぞれ左右方向の位置決めがなさ
れている。即ち、液体流出通路10の注口管15
の下方をカバーする注口管下部カバー31には、
第4図に示すように表示板13の上部寄りの左右
各外側をガイドする内向き突出片32,32が一
体形成され、覗き窓44の左右両側部には、第1
図及び第5図に示すように表示板13の上下方向
中間部の左右各外側をガイドする内曲片45,4
5が形成され、底部材6の上面前部寄り位置に
は、第1図及び第3図に示すように液体注出通路
の下部接続管14の左右各外側をガイドする上向
きのリブ67,67が一体形成されている。そし
て、液体注出通路10の上部寄り位置を各内向き
突出片32,32で、又液体注出通路10の上下
方向中間部を各内曲片45,45で、さらに液体
注出通路10の下部を各上向きのリブ67,67
でそれぞれガイドして、該液体注出通路10を上
段、中段、下段の3箇所で位置決めしている。
下部においてそれぞれ左右方向の位置決めがなさ
れている。即ち、液体流出通路10の注口管15
の下方をカバーする注口管下部カバー31には、
第4図に示すように表示板13の上部寄りの左右
各外側をガイドする内向き突出片32,32が一
体形成され、覗き窓44の左右両側部には、第1
図及び第5図に示すように表示板13の上下方向
中間部の左右各外側をガイドする内曲片45,4
5が形成され、底部材6の上面前部寄り位置に
は、第1図及び第3図に示すように液体注出通路
の下部接続管14の左右各外側をガイドする上向
きのリブ67,67が一体形成されている。そし
て、液体注出通路10の上部寄り位置を各内向き
突出片32,32で、又液体注出通路10の上下
方向中間部を各内曲片45,45で、さらに液体
注出通路10の下部を各上向きのリブ67,67
でそれぞれガイドして、該液体注出通路10を上
段、中段、下段の3箇所で位置決めしている。
肩部材5の前部には、注口管15の上部をカバ
ーする注口管上部カバー51が一体形成されてい
る。この注口管上部カバー51には下方に凹入さ
せた電気部品収納室52が形成されている。この
電気部品収納室52内には、スイツチや表示ラン
プなどの電気部品25が収納されている。又、こ
の電気部品25のリード線26は、電気部品収納
室52の底壁53から液体容器本体1内の下方に
導かれている。
ーする注口管上部カバー51が一体形成されてい
る。この注口管上部カバー51には下方に凹入さ
せた電気部品収納室52が形成されている。この
電気部品収納室52内には、スイツチや表示ラン
プなどの電気部品25が収納されている。又、こ
の電気部品25のリード線26は、電気部品収納
室52の底壁53から液体容器本体1内の下方に
導かれている。
注口管15の注口15aは、注口管下部カバー
31の穴33から下方に臨ませている。又、注口
管15の下向き管部の外面には、第1図に示すよ
うに、注口管下部カバー31の穴33の内径より
やや大径のフランジ16と、該フランジ16の下
側にあつて穴33内に嵌入される傾斜リブ17
(周方向に4つある)とが一体形成されている。
傾斜リブ17は、液体注出通路10の組付時に、
注口管15の注口15a部分を穴33に案内する
とともに、注口15a部分を穴33内の中央部に
位置決めする作用をする。又、フランジ16は、
液体注出通路10の組付状態において穴33の口
縁上面に載置されて、注口管15の位置決めをす
る(下動を規制する)とともに、穴33を閉塞し
て液体注出時に注口15aから吐出される熱湯か
らの蒸気が穴33を通つて注口管カバー31,5
1内に侵入するのを防止する作用をする。尚、注
口管上部カバー51には電気部品25が取付けら
れており、且つ電気部品収納室52の底壁53に
はリード線挿通用の穴が形成されているため、該
注口管カバー31,51内に蒸気が侵入すると電
気部品25に悪影響を及ぼすが、上記のようにフ
ランジ16で穴33を閉塞することにより、注出
される熱湯からの蒸気が穴33を通つて注口管カ
バー内に侵入するのを未然に防止することができ
る。
31の穴33から下方に臨ませている。又、注口
管15の下向き管部の外面には、第1図に示すよ
うに、注口管下部カバー31の穴33の内径より
やや大径のフランジ16と、該フランジ16の下
側にあつて穴33内に嵌入される傾斜リブ17
(周方向に4つある)とが一体形成されている。
傾斜リブ17は、液体注出通路10の組付時に、
注口管15の注口15a部分を穴33に案内する
とともに、注口15a部分を穴33内の中央部に
位置決めする作用をする。又、フランジ16は、
液体注出通路10の組付状態において穴33の口
縁上面に載置されて、注口管15の位置決めをす
る(下動を規制する)とともに、穴33を閉塞し
て液体注出時に注口15aから吐出される熱湯か
らの蒸気が穴33を通つて注口管カバー31,5
1内に侵入するのを防止する作用をする。尚、注
口管上部カバー51には電気部品25が取付けら
れており、且つ電気部品収納室52の底壁53に
はリード線挿通用の穴が形成されているため、該
注口管カバー31,51内に蒸気が侵入すると電
気部品25に悪影響を及ぼすが、上記のようにフ
ランジ16で穴33を閉塞することにより、注出
される熱湯からの蒸気が穴33を通つて注口管カ
バー内に侵入するのを未然に防止することができ
る。
液体容器吊り持ち用の把手21は、この第1実
施例では中実の金属棒を半円形に曲げて形成して
おり、第2図及び第6図に示すように把手両端部
(軸部)22を肩部材5の側壁54の左右対向位
置に形成した各軸穴55にそれぞれ軸支させてい
る。把手両端の軸部22は、肩部材側壁54の内
面側から止め具56で係止されており、該軸部2
2が軸穴55から抜け出さないようにしている。
尚、把手端部の軸部22を軸穴55に軸支させる
には、止め具56を肩部材側壁54の内面側から
治具で保持しておき、その状態で軸部22を軸穴
55の外側から圧入させれば、止め具56が軸部
22の先端部に係止されて軸部22が抜け出し不
能となる。
施例では中実の金属棒を半円形に曲げて形成して
おり、第2図及び第6図に示すように把手両端部
(軸部)22を肩部材5の側壁54の左右対向位
置に形成した各軸穴55にそれぞれ軸支させてい
る。把手両端の軸部22は、肩部材側壁54の内
面側から止め具56で係止されており、該軸部2
2が軸穴55から抜け出さないようにしている。
尚、把手端部の軸部22を軸穴55に軸支させる
には、止め具56を肩部材側壁54の内面側から
治具で保持しておき、その状態で軸部22を軸穴
55の外側から圧入させれば、止め具56が軸部
22の先端部に係止されて軸部22が抜け出し不
能となる。
尚、第1図において、符号19はポンプ押板、
48はプラグ嵌挿口、49は電源プラグである。
48はプラグ嵌挿口、49は電源プラグである。
この第1図に示す液体容器では、電気ヒータ1
8に通電すると、その電気ヒータ18からの発熱
によつて内容器7内の液体が加熱される。又、ポ
ンプ押板19を押圧すると、エアーポンプ9から
の加圧空気によつて内容器7内の液体が一連の液
体注出通路10を通つて外部へ注出される。
8に通電すると、その電気ヒータ18からの発熱
によつて内容器7内の液体が加熱される。又、ポ
ンプ押板19を押圧すると、エアーポンプ9から
の加圧空気によつて内容器7内の液体が一連の液
体注出通路10を通つて外部へ注出される。
第7図に示す第2実施例は、回転台8の他の取
付構造を示しており、この第2実施例では、底部
材6の外周壁62に外方に向けて環状の棚部68
を形成し、他方、回転台8側に該棚部68上に載
置される内向き爪83(周方向に複数個ある)を
形成し、該内向き爪83を棚部68上に無理嵌め
して回転台8を装着している。尚、第7図におけ
るその他の構成は、第1実施例のものと同様であ
る。
付構造を示しており、この第2実施例では、底部
材6の外周壁62に外方に向けて環状の棚部68
を形成し、他方、回転台8側に該棚部68上に載
置される内向き爪83(周方向に複数個ある)を
形成し、該内向き爪83を棚部68上に無理嵌め
して回転台8を装着している。尚、第7図におけ
るその他の構成は、第1実施例のものと同様であ
る。
第8図に示す第3実施例は、把手21の他の取
付構造を示している。この第3実施例では、把手
21として、金属製の中空パイプが使用されてお
り、把手端部の軸部22を肩部材側壁54に設け
た軸穴55から挿し込んだ後に、該軸部22の先
端部を肩部材側壁54の内側からカシメ加工(符
号23)により拡開して、該軸部22の抜け止め
としている。
付構造を示している。この第3実施例では、把手
21として、金属製の中空パイプが使用されてお
り、把手端部の軸部22を肩部材側壁54に設け
た軸穴55から挿し込んだ後に、該軸部22の先
端部を肩部材側壁54の内側からカシメ加工(符
号23)により拡開して、該軸部22の抜け止め
としている。
第1図は本考案の第1実施例にかかる液体容器
の縦断面図、第2図は第1図の液体容器の斜視
図、第3図は第1図の液体容器の底構造を示す分
解斜視図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図の
−およびV−V断面図、第6図は第2図の
−断面図、第7図は本考案の第2実施例にかか
る液体容器の底構造を示す一部断面図、第8図は
本考案の第3実施例にかかる液体容器の把手取付
部分の一部断面図、第9図は従来の液体容器の底
構造を示す断面図である。 1……液体容器本体、4……外ケース、6……
底部材、8……回転台、62……外周壁、63…
…環状空所、84……支持部(受突起)。
の縦断面図、第2図は第1図の液体容器の斜視
図、第3図は第1図の液体容器の底構造を示す分
解斜視図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図の
−およびV−V断面図、第6図は第2図の
−断面図、第7図は本考案の第2実施例にかか
る液体容器の底構造を示す一部断面図、第8図は
本考案の第3実施例にかかる液体容器の把手取付
部分の一部断面図、第9図は従来の液体容器の底
構造を示す断面図である。 1……液体容器本体、4……外ケース、6……
底部材、8……回転台、62……外周壁、63…
…環状空所、84……支持部(受突起)。
Claims (1)
- 外ケース4の下部に底部材6を取り付けてなる
液体容器本体1の下面に該液体容器本体1を回転
自在に支持する回転台8を備えてなる液体容器で
あつて、前記底部材6の外周壁62を前記外ケー
ス4の外形より大径とし、該外周壁62の内面側
に環状空所63を形成して、該環状空所63内に
前記回転台8を設けるとともに、該回転台8に形
成した液体容器本体1の支持部84,84……を
前記外ケース4の直下に位置せしめたことを特徴
とする液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200790U JPH0539062Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200790U JPH0539062Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450642U JPH0450642U (ja) | 1992-04-28 |
JPH0539062Y2 true JPH0539062Y2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=31828137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9200790U Expired - Lifetime JPH0539062Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539062Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9200790U patent/JPH0539062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450642U (ja) | 1992-04-28 |
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