JPH0431450Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431450Y2
JPH0431450Y2 JP1986124190U JP12419086U JPH0431450Y2 JP H0431450 Y2 JPH0431450 Y2 JP H0431450Y2 JP 1986124190 U JP1986124190 U JP 1986124190U JP 12419086 U JP12419086 U JP 12419086U JP H0431450 Y2 JPH0431450 Y2 JP H0431450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
cooling zone
support shaft
bracket
soup saucer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986124190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6332208U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986124190U priority Critical patent/JPH0431450Y2/ja
Publication of JPS6332208U publication Critical patent/JPS6332208U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431450Y2 publication Critical patent/JPH0431450Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は電気コンロに関するもので、ヒーター
と器具本体との配線結合部を、器具本体外部から
作業容易な場所に位置させるようにしてヒータの
取換え作業が容易に行なえるようにしたものであ
る。
[従来技術及びその問題点] 電気コンロには渦巻型のシーズヒータを使用し
たものがあり、この種型式の電気コンロとして
は、例えば第4図に示す如き構成のものがある。
器具本体1の天板10には、ヒーター2を収容
配設する為の凹部13が形成されており、該凹部
13の底部には汁受皿3を着脱自在に嵌め込む開
口部12が形成されて、該開口部12の周縁部に
汁受皿3の外周フランジ30が係合するようにな
つている。
ヒータ2は、そのヒーテイングゾーン21が支
持台7上に載置固定状態になつており、他方のク
ーリングゾーン20は、汁受皿3の周側壁を開削
した開放部31を経由して器具本体1内に導かれ
てその先端部は、器具操作部15から延長させた
電気配線17に結合ネジ16を利用して連結され
ている。
ところが、上記従来のものでは、ヒータ2が破
損した場合に、その取換え作業に手間がかかると
言う問題があつた。
これは、ヒータ2と器具本体1側との配線結合
部が、この器具本体内に完全に隠れてしまつてい
るからである。
即ち、上記従来のものでは、ヒータ2と器具本
体側との配線結合部が、該器具本体内に完全に隠
れてしまつていることから、ヒータ2を取換える
べく該ヒータ2の配線結合を外す場合には、器具
本体1の前面板14等を外してヒータ2と器具本
体と結合部を露出させた後にヒータ2を取外す必
要がある。
従つて、ヒータ2の取換えに際してはビス等で
固定された前面板14等を取外さなければならな
い分作業性が低下し、ヒータ2の取換え作業に手
間がかかるのである。
かかる不便を解消するものとして、実公昭58−
56488号公報に開示されたものがあり、このもの
では、ヒータ2のクーリングゾーン20を天板1
0の下面に設けたブラケツトによつて取外し可能
に且回動自在に支持するようにしたものとなつて
いる。
この先行技術のものでは、ヒータ2の発熱容量
が小さいことから、前記ブラケツトを天板10の
開口近傍に配設できる。したがつて、回動支点位
置を固定としても、ヒータ2を十分に大きく回動
できる。ところが、ヒータ2の容量が大きな場合
には、必然的にクーリングゾーン20が長くな
る。通常、汁受皿3に対してヒータ2が同心状に
載置されることから、又、このクーリングゾーン
20の温度の低い部分がブラケツトによつて支持
されることから、このブラケツトによるクーリン
グゾーン20の支持位置が汁受皿3側部から器具
本体1の内部に離れたものとなる。
このような条件では、ヒータ2を少し回動した
だけで天板10の開口部周縁に対接することとな
つて、このヒータ2を十分には上方に回動でき
ず、汁受皿3の取外しが面倒であるとともに、結
果として、ヒータ2の取外しが面倒となる。
[技術的課題] 本考案は、『器具本体1の天板10に形成した
開口に汁受皿3を取外し可能に収容し、この汁受
皿3の周縁部によつてヒータ2のヒーテイングゾ
ーンを支持台7を介して支持し、略水平方向に延
びるクーリングゾーン20を汁受皿3の側部に形
成した開放部31から器具本体1内に導入し、こ
の器具本体1内において前記クーリングゾーン2
0をブラケツト4によつて回動自在に支持すると
共に、このクーリングゾーン20の端子部に電気
配線するようにした電気コンロ』において、クー
リングゾーン20が長い形式の大型のヒータ2を
器具本体1内のブラケツト4によつて支持した場
合においても、ヒータ2を十分に大きく回動でき
るようにすることをその課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、『ヒータ2を支持する支持台7の端部
は、汁受皿3の周縁部に上方から嵌入して水平方
向に係合する構成とし、クーリングゾーン20の
端部近傍から側方に支軸28を突出させ、支軸2
8の両端を貫通支持する一対の板状のブラケツト
4,4を天板10の下面から対面状態で垂下さ
せ、前記各ブラケツト4における支軸28の貫通
部を水平方向に長い長孔状で且汁受皿3側に開放
する係合凹部40とすると共にこの係合凹部40
の前記開放端部をストツパによつて開放可能に閉
塞し、このストツパの配設位置を汁受皿3の周側
近傍に設定した』ことである。
[作用] ヒータ2を天板10にセツトした状態では、支
持台7の先端部が汁受皿3の周縁に嵌入して水平
方向に係合した状態にあるから、ヒータ2の水平
方向の移動は阻止された状態にある。そして、ブ
ラケツト4,4によつて支持された支軸28は、
クーリングゾーン20の端部に位置する。
ヒータ2を上方に回動させるには、一旦、ヒー
タ2のヒーテイングゾーンに取付けられた支持台
7と汁受皿3の周縁との嵌合を解く。次いで、こ
のヒータ2を係合凹部40,40の開設方向に水
平移動させると、最終的には、支軸28が係合凹
部40,40の開放部を閉塞するストツパに対接
する。これにより、ヒータ2の回動支点が、汁受
皿3の側壁近傍に位置することとなり、天板10
の開口部周縁下方に近づく。従つて、クーリング
ゾーン20が前記開口部周縁に対接するまでの揺
動角度が大きくなり、上方に大きく回動させられ
る。この状態で、汁受皿3を取外してストツパを
開放させると、支軸28の両端が係合凹部40,
40の開放部から脱出し、クーリングゾーン20
の接続端子への電気配線が取外せる。
以上のように、支軸28の両端の支持位置が汁
受皿3の周側から器具本体1内に深く入り込んで
いたとしても、ヒータ2を揺動させる際の支点位
置を汁受皿3の周側近傍に位置させられることと
なる。
[効果] 本考案は、上記構成であるから、次の特有の効
果を有する。
支軸28の両端の支持位置が汁受皿3の周側か
ら器具本体1内に深く入り込んでいたとしても、
揺動させる際の支点位置を汁受皿3の周側近傍に
位置させられることとなるから、大型のヒータ2
であつてしかもクーリングゾーン20が長く延び
る形式のものであつても、クーリングゾーン20
の端部近傍の比較的低温部分を支持でき、しか
も、ヒータ2を上方に大きく回動できる。
従つて、汁受皿3の取外しや、ヒータ2の取り
換え作業が簡単になる。
言い換えれば、クーリングゾーン20と天板1
0との間隔が小さな場合でも、ヒータ2を大きく
上方に回動できる。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
第1図に示すように、器具本体1の上面に形成
した開口部12には環状のヒーターガード5が配
設されており、該ヒーターガード5の下面フラン
ジ50には、これに装着された汁受皿3の上端の
外周フランジ30が上方から係合している。又、
上記ヒーターガード5のフランジ50には複数の
位置決め孔51,51が穿設されており、該位置
決め孔51,51には、ヒータ2を載置固定する
支持台7から下方に突出させたピン70,70が
嵌入する。
又、ヒーターガード5のフランジ50の下面に
は、ブラケツト4,4が配設してあり、これらブ
ラケツト4,4にヒータ2が揺動自在に連結され
るようになつている。
ブラケツト4とヒータ2との結合関係は、第2
図に示す如く構成されており、平面L字状に屈曲
された一対のブラケツト4,4には、その屈曲部
を含む範囲で開削された長孔状の係合凹部40が
形成されている。
又、上記ブラケツト4の屈曲片42には、小判
孔43,43が穿設されており、この屈曲片42
には前記小判孔43,43をガイドにスライドす
る閉塞板41がビス6,6で固定されるようにな
つている。又、閉塞板41はL字状に屈曲されて
おり、その屈曲部45にはブラケツト4の小判孔
43に対応するねじ孔44が形成されている。
他方、ヒータ2のクーリングゾーン20部分に
は、その両側に突出する支軸28,28が設けら
れており、該支軸28は上記ブラケツト4の係合
凹部40に挿入される。
さて、上記各部品を利用してヒータ2を器具本
体1に組付けるには、先ず、汁受皿3を取外した
ままの状態にしておき、ブラケツト4に於ける屈
曲片42の裏面に閉塞板41の屈曲部45を当接
させると共に、それぞれに穿設された43とねじ
孔44を一致させ、小判孔43側からビス6,6
を緩くねじ込んで仮止めする。
次に、対向配設されたブラケツト4,4の係合
凹部40,40にヒータ2側の支軸28,28を
挿入し、仮止め状態にしてあつた上記閉塞板4
1,41を相互接近するように小判孔43、43
に沿つてスライドさせてビス6,6を本締めすれ
ば、ヒータ2はブラケツト4,4に抜け止め状態
に取付けられる。そうすると、第1図の想像線に
示す如く、ヒータ2は、該ヒータ2側の支軸28
と器具本体1側のブラケツト4によつて揺動自在
に組み付けられ、この状態で汁受皿3をヒーター
ガード5の中央に嵌め込む。又、その後にヒータ
2の支軸28をブラケツト4の係合凹部40奥部
に押し込むようにスライドさせながら該ヒータ2
を水平状態に倒せば、第1図実線で示す如く、ヒ
ータ2は器具本体1内の定位置に組み込まれる。
尚、ヒータ2と器具本体1側との配線は、ヒー
タ2をブラケツト4に取付ける前又は、ヒータ2
をブラケツト4に取付けて起立させてある状態に
於いて開口部12を介して作業をすれば良い。
又、器具本体1に組付けたヒータ2を取外す時
は、上記組付け作業と逆の順序で作業を進めれ
ば、器具本体1上面の開口部12を利用して該ヒ
ータ2の取外しが行なえる。
第3図に示す第2実施例のものは、ブラケツト
4の係合凹部40の先端開放部を開閉する為の閉
塞板41を釣針形にしたもので、その屈曲先端部
47は、ブラケツト4の上部に突設させた係合ピ
ン48に係合するようになつている。又、閉塞板
41の他端は、ブラケツト4の先端下部に形成さ
れた縦長の孔49に結合軸46を介して揺動且つ
昇降自在に取付けられている。
この第2実施例のものでは、ヒータ2の取換え
は、閉塞板41の先端屈曲部47を係合ピン48
から外した状態で行ない、ヒータ2を器具本体1
内に組付けた後は、閉塞板41の屈曲先端部47
を係合ピン48に掛けてヒータ2が脱出しないよ
うにしておく。
尚、上記各実施例の電気コンロの場合、汁受皿
3内を清掃する場合等はヒータ2を揺動起立させ
てた状態で行なうが、これら実施例のものでは、
支軸28を支持する係合凹部40を長孔にしてい
る。従つて、ヒータ2をヒーテイングゾーン21
方向に引き出しながら該ヒータ2を揺動起立させ
た場合、ヒータ2の揺動支点が器具本体1の上面
の開口部12に近付くこととなり、該ヒータ2の
揺動起立角度が大きくなるから、汁受皿3の清掃
が行ない易くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部断面図、第2図は
その分解斜視図、第3図は第2実施例の要部拡大
図、第4図は従来例の説明図であり、 図中、1……器具本体、2……ヒータ、4……
ブラケツト、12……開口部、13……凹部、2
0……クーリングゾーン、28……支軸、40…
…係合凹部、41……閉塞板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器具本体1の天板10に形成した開口に汁受皿
    3を取外し可能に収容し、この汁受皿3の周縁部
    によつてヒータ2のヒーテイングゾーンを支持台
    7を介して支持し、略水平方向に延びるクーリン
    グゾーン20を汁受皿3の側部に形成した開放部
    31から器具本体1内に導入し、この器具本体1
    内において前記クーリングゾーン20をブラケツ
    ト4によつて回動自在に支持すると共に、このク
    ーリングゾーン20の端子部に電気配線するよう
    にした電気コンロにおいて、ヒータ2を支持する
    支持台7の端部は、汁受皿3の周縁部に上方から
    嵌入して水平方向に係合する構成とし、クーリン
    グゾーン20の端部近傍から側方に支軸28を突
    出させ、支軸28の両端を貫通支持する一対の板
    状のブラケツト4,4を天板10の下面から対面
    状態で垂下させ、前記各ブラケツト4における支
    軸28の貫通部を水平方向に長い長孔状で且汁受
    皿3側に開放する係合凹部40とすると共にこの
    係合凹部40の前記開放端部をストツパによつて
    開放可能に閉塞し、このストツパの配線位置を汁
    受皿3の周側近傍に設定した電気コンロ。
JP1986124190U 1986-08-12 1986-08-12 Expired JPH0431450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124190U JPH0431450Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124190U JPH0431450Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332208U JPS6332208U (ja) 1988-03-02
JPH0431450Y2 true JPH0431450Y2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=31015977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986124190U Expired JPH0431450Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431450Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856488U (ja) * 1981-10-12 1983-04-16 横河電機株式会社 表示ユニツトの実装構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856488U (ja) * 1981-10-12 1983-04-16 横河電機株式会社 表示ユニツトの実装構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6332208U (ja) 1988-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4995311A (en) Device for making liquid coffee
JP3199064B2 (ja) 加熱調理器
JPH0431450Y2 (ja)
CN212394643U (zh) 空气炸锅
US4598635A (en) Revolving saucepan turntable
CN212186155U (zh) 烹饪器具
US5597500A (en) Container apparatus for food
CN111520771A (zh) 一种升降式燃气灶及燃气灶的升降方法
CN217772105U (zh) 一种暖碟机
JPS63223436A (ja) コンロ又はレンジ台に関連する部材を支持する支柱の固定構成
JPS5822210B2 (ja) 台所用のボウル固定装置
KR200230536Y1 (ko) 받침대가 부설된 냄비
CN220403764U (zh) 一种压力烹饪器具
CN213850056U (zh) 一种烹饪器具
CN221105570U (zh) 厨房用箱式器具和集成灶
CN221098725U (zh) 集成灶机头及集成灶
JPS5927630Y2 (ja) 電子機器等に用いるヒンジ
JPH029306Y2 (ja)
JP3066722U (ja) 魚焼き器における下皿部材の保持構造
JPH0539062Y2 (ja)
CN116746796A (zh) 炒菜防溢一体烹饪装置
KR100267951B1 (ko) 드롭인 곤로
JP2000097442A (ja) 落し込み式調理器具の配管接続部の構造及び落し込み式調理器具
JPS59112Y2 (ja) クツキングテ−ブル
JP3404234B2 (ja) ドロップインコンロ