JPS59112Y2 - クツキングテ−ブル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンロをテーブル及び天板上面に設けた窓孔に
嵌装してなるクツキングテーブルやカウンターキッチン
のクツキングテーブルに関し、テーブル上面よりコンロ
を容易に着脱でき、更にコンロの離脱又は装着した場合
にかかわらず窓孔に蓋体をテーブル面と同面に載置でき
るとともにコンロを離脱させた時は家具調イメージを向
上できるよう（こすることを目的とする。

一般にクツキングテーブルは、ガーテ゛ンクツキン等に
コンロを単体として使用できるように、また保守点検が
できるように、コンロをテーブルに着脱自在に設け、ま
たコンロの着脱いずれの場合においても窓孔に蓋体を載
置してテーブルとしての機能を十分発揮できるようにす
る必要がある。

しかしながら、従来のクツキングテーブルに装着された
コンロはテーブル下面よりねじ等で取付けた金具により
固定されており、コンロの着脱に手間を要するなど着脱
の容易性に問題があった。

またコンロをテーブル上面より着脱できるクツキングに
おいてもコンロ離脱後は蓋体をテーブル面と同一面に載
置できず、テーブルとしての機能を十分発揮できないと
いう問題点があった。

本考案は上記問題を解決するもので、窓孔を穿設したテ
ーブルと、上部外周端を前記窓孔径よりも大径形成して
前記窓孔に対して着脱自在に嵌挿係止されるコンロと、
前記穿孔を覆設する蓋体と、前記窓孔周部に突設され、
上端部で前記蓋体をテーブル面と略同面に支持する蓋受
は具とを具備し、前記コンロは前記蓋受は具と相対する
部分を折曲して挿通孔を設け、この挿通孔に前記蓋受は
具を嵌挿する構成にすることにより、コンロを窓孔およ
び蓋受は具から容易に取り外すことができ、しかもこの
状態で蓋体を前記蓋受は具の上端部にのせると、コンロ
の上部外周端がテーブル上面にのっていないことによっ
てテーブルの家具調イメージを向上させることか゛でき
るものである。

以下本考案をその一実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。

第１図、第２図、第３図において、１は中央に設けた窓
孔２にコンロ本体３を嵌装したテーブルである。

コンロ本体３の上端周縁部には外側に曲った折曲部４が
形成され、この折曲部４が窓孔２の周縁１ａに載ること
により、コンロ本体３はテーブル１］二に載置される。

またコンロ本体３は一段目絞りの周辺四隅に長穴５が設
けられている。

６は中央にバーナー開口部７を有する汁受は皿であり、
この汁受は皿６の周縁四隅にも長穴５に対応して円穴８
が設けられている。

９はこの長穴５及び円穴８を挿通する蓋受は手段であり
、蓋体１０はこの蓋受は手段９の上端面に載置されてい
る。

蓋受は手段９は支持金具１１と蓋受は具１２から構成さ
れている。

蓋受は具１２は第４図に示すように、ねじ連結されてい
る蓋受はピン１３とコンロ係止手段１４からなり、更に
コンロ係止手段１４は楕円形状部１４ａと、円筒形状部
１４ｂとがら形成されている。

この円筒形状部１４ｂは支持金具１１に止め輪１５によ
って連結されており、蓋受は具１２は支持金具１１に回
転自在に支持されている。

支持金具１１は前記コンロ本体３の長穴５と蓋受は具１
２を対応させてテーブル１下面の窓穴２の周辺四隅にね
じ１６により固定されている。

そこでコンロ本体３は折曲部４でテーブル１に支持され
ると共に、コンロ本体３の長穴５と前記コンロ係止手段
１４の楕円形状部１４ａ−との長平方向の向きを直交さ
せることにより蓋受は手段９に係止され上方への移動が
阻止される。

また汁受は皿６は円穴８を通じてコンロ係止手段１４上
に載置され、一方蓋体１０は蓋受はピン１３上に載置さ
れて、この蓋受はピン１３の上端がテーブル１面より蓋
体１０の厚みの寸法だけ下方に位置するがら、テーブル
１面と同一面になる。

１７．１８はバーナー及びツマミである。

次に前記構成においてクツキングテーブルをガーテ゛ン
クッキンや保守点検のために、コンロ本体３をテーブル
１より離脱させる場合を説明する。

まず第３図のコンロ本体３の係止状態から、蓋体１０及
び汁受は皿６を引き上げ（第６図）、次にコンロ係止手
段１４の楕円形状部１４ａをコンロ本体３の長穴５と長
手方向が一致するように回転する（第６図矢印穴）。

これにより蓋受は手段つとコンロ本体３の係止は解除さ
れ、コンロ本体３を引き上げることにより、コンロ本体
３はテーブル１より離脱できる（第７図）。

またコンロ本体３の離脱後、蓋体１０を蓋受はピン１３
上に載置すればテーブル１面と同一面になり、テーブル
として支障なく活用できる。

この場合蓋受はピン１３はコンロ係止手段１４とねじで
連結されているがら高さ調節が可能であり、蓋体１０の
がたつきを蓋受はピン１３を調節できる。

なおコンロ本体３のテーブル１への装着は前記の逆動作
を行なうことによりなされる。

またコンロ係止手段１４によってコンロ本体３は固定さ
れるから、足等による下がらの突き上げに対してもがた
つくようなことはない。

上記実施例はガスクツキングテーブルを示したものであ
るが電気クツキングテーブル等においても有用で゛ある
。

本考案は以上説明した如〈実施され得るものであるから
、コンロのテーブルへの装着及び離脱において特別な金
具や手間を要せずテーブル上面よりの嵌挿係止により簡
単に行なうことが出来るのは勿論、コンロをテーブルの
窓孔がら取り外した状態で、蓋体を蓋受は具の上端部に
のせると、蓋体はテーブル面と略同面に支持されるとと
もに、コンロの上端外周端がテーブル上面にのっていな
いことによってテーブルの家具調イメージを向上させる
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、第２図は
第１図の断面図、第３図は第２図の要部斜視図、第４図
は蓋受は具の分解斜視図、第５図はコンロ本体とテーブ
ルとを分離した斜視図、第６図及び第７図はコンロ本体
を離脱する動作を示す説明図である。 １・・・・・・テーブル、２・・・・・・窓孔、３・・
・・・・コンロ本体、４・・・・・・折曲部、５・・・
・・・長穴、６・・・・・・汁受は皿、８・・・・・・
円穴、９・・・・・・蓋受は手段、１０・・・・・・蓋
体、１１・・・・・・支持金具、１２・・・・・・蓋受
は具、１３・・・・・・蓋受はピン、１４・・・・・・
コンロ係止手段。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 窓孔を穿設したテーブルと、上部外周端を前記窓孔径よ
   りも大径形成して前記窓孔に対して着脱自在に嵌挿係止
   されるコンロと、前記窓孔を覆設する蓋体と、前記窓孔
   周部に突設され、上端部で前記蓋体をテーブル面と略同
   面に支持する蓋受は具とを具備し、前記コンロは前記蓋
   受は具と相対する部分を折曲して挿通孔を設け、この挿
   通孔に前記蓋受は具を嵌挿してなるクツキングテーブル
   。