JPH0767370A - モータの安全装置 - Google Patents

モータの安全装置

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Publication number
JPH0767370A
JPH0767370A JP21161093A JP21161093A JPH0767370A JP H0767370 A JPH0767370 A JP H0767370A JP 21161093 A JP21161093 A JP 21161093A JP 21161093 A JP21161093 A JP 21161093A JP H0767370 A JPH0767370 A JP H0767370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
overload
overload state
detected
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP21161093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nagashima
信治 永島
Tadashi Sasaki
正 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP21161093A priority Critical patent/JPH0767370A/ja
Publication of JPH0767370A publication Critical patent/JPH0767370A/ja
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの負荷が過負荷状態となり、この状態が
一定時間継続した場合にはシステムに異常が発生したと
判断してモータへの電流を遮断し、モータの破損等のト
ラブルを未然に防止する。 【構成】過負荷検出手段によってモータ12の負荷が所
定の過負荷状態を越えているか否かを検出する。この過
負荷検出手段によって過負荷状態が検出されると、更に
タイマー25によってその過負荷状態が一定時間継続し
たか否かを検出する。そして、過負荷状態が一定時間継
続したことが検出されると、モータ12に流れる電流の
経路を遮断するための常閉スイッチ26を開き、これに
よりモータ12への電流を遮断してトラブルを未然に防
止するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの安全装置に係
り、特に異常状態時にモータへの電流を遮断するモータ
の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、監視カメラのリモコン雲台システ
ム等においては、監視カメラの設置場所の制約により、
カメラのパン/チルトの角度制限が必要な場合がある。
この角度を制限する方法としては、パン/チルト可能な
範囲をプログラムによって設定し、その範囲内でパン/
チルトさせる方法と、パン/チルト可能な限界位置にリ
ミッタ等を設けることにより、パン/チルトの角度制限
を行うハード的な方法とが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プログ
ラムの暴走又はハードウエアの故障が発生すると、パン
/チルトの角度制限範囲をオーバーしてカメラが天井、
壁等に当たり、その結果、モータに異常電流が流れ、こ
の状態が放置されると、モータ内部が高熱になりモータ
が破損し、或いは発火等のおそれがある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、システムの異常発生時にモータへの電流を遮断
して、上記トラブルを未然に防止することができるモー
タの安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、モータに流れる電流の経路を遮断するため
の常閉スイッチと、前記モータの負荷が所定の過負荷状
態を越えているか否かを検出する過負荷検出手段と、前
記過負荷検出手段によって検出された過負荷状態が一定
時間継続したか否かを検出し、過負荷状態が一定時間継
続したことを検出すると前記常閉スイッチを開く手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、過負荷検出手段によってモー
タの負荷が所定の過負荷状態を越えているか否かを検出
する。この過負荷検出手段によって過負荷状態が検出さ
れると、更にその過負荷状態が一定時間継続したか否か
を検出する。そして、過負荷状態が一定時間継続したこ
とが検出されると、モータに流れる電流の経路を遮断す
るための常閉スイッチを開き、これによりモータへの電
流を遮断してトラブルを未然に防止するようにしてい
る。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るモータの
安全装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係るモータの安全装置を含むモータ駆動装置の一実施例
を示すブロック図である。
【0008】同図において、10はサーボアンプ、12
はモータ、14は制御対象物、16はポテンショメータ
であり、20は本発明に係るモータの安全装置である。
このモータの安全装置20は、主として差動アンプ2
1、比較器22、23、オア回路24、タイマー25、
常閉スイッチ26、及び異常表示器27から構成されて
いる。
【0009】サーボアンプ10の+入力には、図示しな
いモータのコントローラから制御対象物14の移動位置
を示すコントロール信号が加えられており、−入力には
ポテンショメータ16から制御対象物14の現在位置を
示す信号が加えられている。このサーボアンプ10は、
これらの2入力信号の差分をとり、この差分電圧を増幅
してモータ駆動信号として常閉スイッチ26を介してモ
ータ12に出力する。これにより、モータ12は、コン
トロール信号が示す位置に制御対象物14が移動するよ
うに駆動される。
【0010】一方、モータの安全装置20の差動アンプ
21には、上記サーボアンプ10と同様に、その+入力
にコントロール信号が加えられ、−入力にポテンショメ
ータ16からの信号が加えられている。この差動アンプ
21は、これらの2入力信号の差分をとり、この差分を
比較器22の−入力及び比較器23の+入力に出力す
る。
【0011】比較器22及び23はそれぞれ差動アンプ
21から入力する差分の電圧信号が所定の下限値を越え
ているか、又は所定の上限値を越えているかを判別する
もので、比較器22の+入力には下限値を設定する設定
器22Aから下限値を示す電圧信号が加えられており、
比較器23の−入力には上限値を設定する設定器23A
から上限値を示す電圧信号が加えられている。尚、これ
らの下限値及び上限値を示す電圧信号は、モータ12の
起動時等を除く通常の運転状態では、差動アンプ21か
らの電圧信号が越えないように設定されている。
【0012】そして、比較器22は差動アンプ21から
入力する差分の電圧信号が設定器22Aによって設定さ
れた下限値を越えた場合には、Hレベルの検出信号を出
力し、同様に、比較器23は差動アンプ21から入力す
る差分の電圧信号が設定器23Aによって設定された上
限値を越えた場合には、Hレベルの検出信号を出力す
る。
【0013】上記比較器22及び23からの検出信号
は、オア回路24を介してタイマー25及びインバータ
25Aに加えられる。タイマー25はオア回路24から
入力するHレベルの検出信号の入力期間を測定するもの
で、その測定時間が予め設定した一定時間に達すると、
常閉スイッチ26を開放させるとともに、異常表示器2
7に異常を表示させるための駆動信号を出力する。
【0014】尚、このタイマー25はHレベルの信号が
リセット端子Rに加えられると、リセットされるように
なっており、オア回路24からHレベルの検出信号を入
力しているときには、インバータ25Aを介してLレベ
ルの信号がリセット端子Rに加えられるためリセットさ
れず、一方、オア回路24からLレベルの検出信号を入
力すると、インバータ25Aを介してHレベルの信号が
リセット端子Rに加えられるためリセットされる。従っ
て、タイマー25は、オア回路24からHレベルの検出
信号が、予め設定した一定時間継続して入力したときの
み、常閉スイッチ26及び異常表示器27を駆動する駆
動信号を出力する。
【0015】次に、上記構成のモータの安全装置の作用
について説明する。制御対象物14を所定のシーケンス
にしたがって移動させる場合において、モータ12の起
動時には制御対象物14の負荷が大きくなり、制御対象
物14の応答遅れにより差動アンプ21の差分出力が、
設定器22Aによって設定された下限値又は設定器23
Aによって設定された上限値を越える場合がある。尚、
差動アンプ21の差分出力が下限値を越えるか上限値を
越えるかは、制御対象物14の移動方向による。
【0016】さて、上記の場合には、比較器22又は2
3からHレベルの検出信号がオア回路24を介してタイ
マー25に加えられる。これにより、タイマー25はH
レベルの検出信号の入力期間の測定を行うが、モータ起
動時等の過負荷状態は通常1秒以内であるため、その測
定時間が予め設定した一定時間に達する前に、オア回路
24を介して入力する検出信号がLレベルとなり、イン
バータ25Aを介してリセットされる。即ち、上記の場
合には、タイマー25から常閉スイッチ26及び異常表
示器27を駆動するための駆動信号は出力されない。
【0017】一方、制御対象物14が何らかの障害物等
に当たって移動不能となった場合には、上記と同様に差
動アンプ21の差分出力が所定の下限値又は上限値を越
えることになり、比較器22又は23からHレベルの検
出信号がオア回路24を介してタイマー25に加えられ
る。尚、上記制御対象物14の移動不能状態が解消され
ない限り、Hレベルの検出信号がタイマー25に継続し
て加えられることになる。
【0018】そして、タイマー25で測定されるHレベ
ルの検出信号の測定時間が予め設定した一定時間に達す
ると、タイマー25は常閉スイッチ26を開放させてモ
ータ12への電流を遮断させるとともに、異常表示器2
7に異常を表示させる。尚、本実施例では、コントロー
ル信号とポテンショメータ16の検出信号との差分電圧
に基づいてモータ12の過負荷状態を検出するようにし
ているが、これに限らず、モータ12に流れる電流値に
基づいてモータ12の過負荷状態を検出するようにして
もよい。また、この場合には、常閉スイッチ26は一旦
開放されると、手動でリセットしない限り、再び閉じな
いように構成する必要がある。
【0019】更に、本発明はモータを使用して制御対象
物を移動させる装置であれば、リモコン雲台システムに
限らず、種々のモータ駆動装置に適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るモータ
の安全装置によれば、モータの負荷が過負荷状態とな
り、この状態が一定時間継続した場合にはシステムに異
常が発生したと判断してモータへの電流を遮断するよう
にしたため、モータの破損等のトラブルを未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るモータの安全装置を含むモ
ータ駆動装置の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…サーボアンプ 12…モータ 14…制御対象物 16…ポテンショメータ 20…モータの安全装置 21…差動アンプ 22、23…比較器 22A、23A…設定器 24…オア回路 25…タイマー 25A…インバータ 26…常閉スイッチ 27…異常表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに流れる電流の経路を遮断するた
    めの常閉スイッチと、 前記モータの負荷が所定の過負荷状態を越えているか否
    かを検出する過負荷検出手段と、 前記過負荷検出手段によって検出された過負荷状態が一
    定時間継続したか否かを検出し、過負荷状態が一定時間
    継続したことを検出すると前記常閉スイッチを開く手段
    と、 を備えたことを特徴とするモータの安全装置。
JP21161093A 1993-08-26 1993-08-26 モータの安全装置 Pending JPH0767370A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21161093A JPH0767370A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 モータの安全装置

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JP21161093A JPH0767370A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 モータの安全装置

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JPH0767370A true JPH0767370A (ja) 1995-03-10

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ID=16608617

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JP21161093A Pending JPH0767370A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 モータの安全装置

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JP (1) JPH0767370A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152595A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Omron Corp サーボシステムおよび安全制御機器
JP2014173254A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Shin Meiwa Ind Co Ltd 垂直循環式駐車設備とその運転方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152595A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Omron Corp サーボシステムおよび安全制御機器
JP2014173254A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Shin Meiwa Ind Co Ltd 垂直循環式駐車設備とその運転方法

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