JPH0767369B2 - 植物材料からアロマ物質を移行する方法 - Google Patents

植物材料からアロマ物質を移行する方法

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JPH0767369B2
JPH0767369B2 JP62085608A JP8560887A JPH0767369B2 JP H0767369 B2 JPH0767369 B2 JP H0767369B2 JP 62085608 A JP62085608 A JP 62085608A JP 8560887 A JP8560887 A JP 8560887A JP H0767369 B2 JPH0767369 B2 JP H0767369B2
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    • A23L27/115Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof obtained by distilling, stripping, or recovering of volatiles

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアロマ物質含有ガスから液体吸収剤にアロマ物
質を移行させることに関する。本発明はガスにより植物
材料からアロマ物質を取得し、アロマ物質を吸収剤に移
行させ、次にアロマ物質が得られる植物材料の抽出物又
は可溶性粉末と合せることに関する。
多くの植物材料、特にコーヒー組成物は、例えばこの植
物材料から製造した飲料のフレーバおよび/又はアロマ
のもとになる揮発性物質を含む。これらの揮発性物質は
この開示では「アロマ物質」を意味する。植物材料から
可溶性又はインスタント粉末の製造では、通例可溶性又
はインスタント粉末の製造に使用される抽出、濃縮およ
び乾燥などの処理中アロマ物質は失なわれ、劣化する。
各種技術は処理の開始近辺で植物材料からアロマ物質を
取り出し、回収して可溶性粉末を製造し、次に処理の終
末近辺で処理植物材料に回収アロマ物質を返還するため
に使用されてきた。例えば、極低温はアロマ物質を凝縮
し、これらを直接粉末材料に移し、又はアロマ物質を凝
縮し、集め、次に可溶性粉末に添加されるグリセリド又
は油のような吸収剤にこれらを添加するために使用され
た。極低温システムはこれらの性質自体により実用上の
困難および費用を伴なう。アロマ物質を得るために極低
温条件を必要としない蒸溜又は抽出処理のような他の方
法も既知である。同様に、これらの方法は複雑で、また
例えば吸収剤、抽出物又は可溶性生成物に安定な方法で
アロマ物質を合せるためにさらに操作を必要とする。
改良方法およびアロマを回収し、これらを処理植物材料
と再び合せる装置に対し要求があり、これを本発明は提
示する。
本発明方法では、ガスに含まれるアロマ物質は、アロマ
物質−含有ガス自体を噴霧化して吸収剤でガスを「洗
浄」することにより液体吸収剤に移される。次にアロマ
物質−含有液体吸収剤はガスから分離される。回収され
るアロマ物質−含有吸収剤はアロマ物質が由来する植物
材料から製造した抽出物又は可溶性飲料粉末に直接添加
できる。アロマ物質を含吸収剤は次の使用に対し冷凍
し、貯蔵することができる。
本発明は本発明方法により製造したアロマ移行吸収剤を
含有する改良組成物を供する。抽出物又は直接可溶性飲
料粉末に添加する高効力のアロマ移行吸収剤を供するこ
とにより、比較的少量の吸収剤のみを抽出又は粉末に所
望濃度のアロマ物質を供するために使用する必要があ
る。本発明は吸収剤中にすぐれたバランスのアロマ物質
および従つて最終生成物に望ましいアロマを供する。
アロマ物質−含有ガスおよび液体吸収剤間のアロマ物質
の移行は、アロマ物質−含有ガスをノズルのような要素
により液体吸収剤の流れと接触させ、それによつて液体
吸収剤はアロマ物質−含有ガスにより剪断され、噴霧化
されることにより供される乱流条件下で行なわれる。
液体吸収剤を噴霧すると、吸収剤の表面積は有意に増加
する。表面積の増加はガスの流速およびガス圧力、およ
びシステムの液体吸収剤、および使用する噴霧化装置の
タイプにより影響される。表面積が増加した結果、アロ
マ物質−含有ガスから液体吸収剤にアロマ物質が急速に
移行するのを促進し、又比較的短時間の接触後2相間の
平衡を促進する。これは短時間に比較的少量の吸収剤に
より捕集されるアロマ物質−含有ガス中のアロマ物質の
実質的フラクシヨンとなる。
接触および分離操作は低い吸収保持を有する吸収剤にア
ロマを有効に移行させる。こうして低い吸収剤滞留時間
は高効力アロマ移行吸収剤を供するために吸収剤処理含
有量割合を限定することにより得ることができる。接触
および分離操作における吸収剤の平均滞留時間は吸収剤
の保持、又は接触および分離装置に存在する吸収剤量に
直接比例し、吸収剤処理量割合に逆比例する。重要なこ
とは、接触および分離装置における吸収剤の比較的短時
間の滞留はアロマ物質の劣化の抑制を助けることであ
る。
移行方法に使用するアロマ物質含有ガスを得るために各
種方法が使用できることは当業者により認められるであ
ろう。しかし、下記するアロマ物質を得る好ましい方法
がアロマ移行方法と合される場合、高いガス流速はアロ
マ物質を得るための工程で使用できる。全体の方法は同
意することができ、好ましくは連続的に行なわれ、操作
される。
液体吸収剤は植物材料の水性抽出物、炭水化物の水性分
散液又は水溶液、グリセリドの水性分散液又は水溶液、
食用油、これらの均質化エマルジヨンおびこれらの組み
合せから成る群から選択できる。食用油はアロマ物質に
対し高い親和性を有するので、吸収剤は食用油を含むこ
とが好ましい。焙煎、粉砕コーヒー由来のアロマ物質を
利用する態様では、コーヒー油、コーヒーの水性抽出液
およびこれの均質化エマルジヨンおよびこれらの組み合
せは吸収剤として好ましい。
使用ガスはアロマ物質および吸収剤と非反応性であるべ
きで、無毒性でなければならない。当業者に既知の不活
性ガスは好ましい。
本発明は植物材料からアロマ物質を得る装置および吸収
剤にアロマ物質を移行させる装置も供する。アロマ物質
を引き出し、回収する装置はガスと植物材料を接触さ
せ、植物材料からアロマ物質含有ガスを分離する要素を
含む。アロマ物質含有ガスから液体吸収剤にアロマ物質
を移行させる装置はアロマ物質含有ガスと液体吸収剤を
接触させる要素、吸収剤を噴霧化する要素およびガスか
ら吸収剤を分離する要素を含む。アロマ物質含有吸収剤
を収集する要素も供される。
アロマ物質移行装置は1つ以上の接触要素および分離要
素、又は段階ユニットを含むことができる。好ましくは
複数の段階ユニットはガスおよび吸収剤の向流の流れに
対し配置される。各段階ユニットは吸収剤がガスにより
微噴霧化されるように吸収剤をアロマ物質含有ガスと接
触させ、剪断する上記要素を含む。各段階ユニツトはガ
ス/吸収剤混合物を受けとり、これを分離し、さらに洗
滌するためにガスを排出しおよび/又は段階に再循環
し、そしてアロマ移行吸収剤を別の段階又は収集要素に
集め又は引き渡す要素を含む。
本発明のこれらおよび他の目的、特徴および利点は添付
図と共に下記するある態様の詳細な記載から一層容易に
明らかとなろう。
第1図は本発明の一態様による装置の概畧図である。
第2図は第1図に図示する装置の一部分の概畧透視図で
ある。
本発明の一態様による装置は植物材料から放出するアロ
マ物質をガスによつて得るアロマ物質回収要素10、およ
びガスから吸収剤にアロマ物質を移行させ、アロマ含有
吸収剤を回収できる接触および分離要素40を含む。
アロマ物質含有ガスを得、これを接触および分離要素40
を供するために多種の要素が使用でき、そして本発明の
精神から逸脱することなく各種修正を例示態様に行ない
うることは当業者に認められるであろうが、第1図に図
示するようにアロマ物質回収要素10はスクリユーコンベ
アー12、垂直に延びるカラム14および排出コンベアー16
を含むことが好ましい。取り入れスクリユーコンベアー
は蒸気ジヤケツトのような加熱要素18がついている。ス
クリユーコンベアーの入口端は焙煎、粉砕コーヒーのよ
うな植物材料を含む供給要素20に連結している。連続配
置される2個以上のバルブを含む空気ロツク22はスクリ
ユーコンベアーから植物材料の供給源を分離し、こうし
てシステムのこの部分の入口をシステムの残部から分離
する。操作する場合、このシステムは大気条件から遮断
することができる。従つて空気ロツク22はコンベアーの
内部を大気条件にさらさずに調整割合でスクリユーコン
ベアーに植物材料を入れることができる。
コンベアー12の出口は囲いをした、垂直に延びるストリ
ツピング14の上端で入口と連絡し、連結される。こうし
てカラム14はカラム上端の入口を経てコンベアーから植
物材料を受けとる。ガス撒布器24はカラム14の底部に隣
接して配設され、不活性ガス供給要素26に連結する。カ
ラム14の底部は回転翼原料供給器28を経て排出スクリュ
ーコンベアー16の入口に連結する固体出口がついてい
る。翼原料供給器28の運転はカラムの内部を大気にさら
さずに調整割合で植物材料をカラムから排出するように
設計される。排出コンベアー16は水ジヤケツトのような
冷却要素30がついている。
図示するように、アロマ物質−含有ガスの出口ライン32
はカラムと取り入れコンベアーの接合点に隣接するカラ
ム14の上端、又は固体入口に連結される。しかし出口ラ
イン32は所望の場合コンベアー12の任意の位置に位置す
ることができる。ガス出口ライン32は水ジヤケツトを有
するコンデンサ−34を経て4段階ユニツト50a,b,cおよ
びdを含む洗滌および分離要素40に順次連結している。
段階ユニツトは第1図で矢印で示すようにガスおよび液
体吸収剤の向流の流れに対し相互に連結することが好ま
しい。そして各ユニツトは大気から囲いをされ、密封さ
れる。
各段階ユニツトはアロマ物質−含有ガスおよび液体吸収
剤を接触させ、それによつて吸収剤をガスによつて噴霧
化する装置60a,b,cおよびdを含む。これらの要素はそ
れぞれ別のガス入口62a,b,cおよびd、およびそれぞれ
液体入口64a,b,cおよびdを有する2−流体ノズルとし
て図1に図示され、各々はそれぞれノズル出口66a,b,c
およびdに連絡する。
噴霧化するために各種要素は使用できるが、米国、オハ
イオ、シンシナチのVortec社が商品名SPRAY−VECTORと
して販売し、又は米国、イリノイ、ウイートンのSprayi
ng Systems社が「1/4Jエアアトマイジング」の名称で販
売される市販の2−流体ノズルアセンブリイを使用する
ことが望ましい。加圧下のガスおよび液体吸収剤はSpra
ying Systemsのノズルのような内部混合ノズルのノズル
の出口端前で接触させることは当業者により認められる
であろう。Vortecノズルのような外部混合ノズルの場合
には、ガスおよび液体吸収剤はノズルの出口端から引き
渡され、ガスはノズルの外側でノズルからの出口で吸収
剤を噴霧化する。
望ましくは、液体吸収剤は約40ミクロン又はそれより小
さい平均容積直径を有する小滴に噴霧化される。望まし
くは、少なくとも50%の吸収剤は40ミクロンより小さい
平均容積直径を有する小滴である。上記Spraying Syste
msのノズルは20〜60ミクロンの平均容積直径の代表的大
きさの小滴を供する。上記Vortecノズルは通常1〜60ミ
クロンの平均容積直径を有する小滴を供する。
各段階ユニツトは液体吸収剤をそれぞれ液体入口64a,b,
cおよびdに供給するためにそれぞれ液体ポンプ25a,b,c
およびdの供される。加圧ガスはシステムの液体吸収剤
を随伴しやすいので、ポンプは僅かな正の駆動力を供す
ることのみに必要であることが分つた。各段階ユニツト
は数字70を引用して第2図に示される分離機も含む。第
1図では各分離機はそれぞれ数字70a,b,cおよびdを引
用して示される。当業者に既知の各種ガス/液体分離機
は使用できるが、図面に図示するサイクロン分離機を使
用することが好ましい。
第2図に図示するように、分離機70はそこに延びるノズ
ル60を有する室72を含む。ノズルは分離機の内部に接線
方向に向けられることが好ましい。別法では、所望の場
合ノズルの出口から延びる接触室(図示されない)は接
触通路を長くし、室に導入時にガスと液体吸収剤間の接
触時間を長くするために使用できる。各分離機は室の上
部で室の軸に隣接するガス出口74を供される。各分離機
は室の下部に液体出口76を供される。
「上流」および「下流」とは段階ユニツト50aは最上流
の段階ユニツトであり、段階ユニツト50dは最下流のユ
ニツトであるような段階ユニツトを通るガス流の方向に
関してここに使用される。各サイクロン分離機のガス出
口74は、最下流ユニツト50dのものとは異り、次の下流
段階ユニツトガスノズル入口に連結される。最下流の段
階ユニツト50dのガス出口74dは通気バルブ82および閉塞
バルブ84を備えたライン80を経てストリツピング要素10
のガス撒布器24に連結される。
圧縮機90はコンデンサー34の出口と最上流の段階50aの
ノズルのガス入口ノズル62a間で連結される。コンデン
サーを通してアロマ除去要素10から排出されるアロマ物
質−含有ガスは圧縮機90により段階ユニツトを通して連
続して強制的に送られ再循環され、最下流の段階ユニツ
トを通過後アロマ物質除去要素に戻される。
アロマ物質−含有ガスは好ましくは接触および分離、又
は移行操作を通して過圧にある。ガス圧は最上流の段階
ユニツト50aで最高である。圧縮機90により適用される
圧力のうちいくらかは各段階ユニツトをガスが通過中消
費されるが、代表的には圧縮機により適用される圧力は
段階ユニツト間で中間に圧縮せずにすべての段階ユニツ
トを通してガスを十分に通過させる。
各分離機70の各液体出口76は次の上流の段階ユニツトの
液体ポンプ52を経て次の上流の段階ユニツトの液体入口
ノズル64に連結される。段階ユニツト50aの最上流の分
離機70aに編入される液体出口76aは液体排出バルブ78に
連結され、これを通してアロマ物質−含有吸収剤はシス
テムから回収される。最下流のユニツト50dの分離機70d
の液体入口64dと連結する液体ポンプ52dは液体吸収剤を
含有する貯蔵器86には加熱又は冷却できるジヤケツト88
を供することができる。液体吸収剤を取扱う配管および
吸収剤処理量を調整するポンプは吸収剤の最少保持に対
し配置される。
本発明方法ではシステムは通気バルブ82を開放してガス
源26および圧縮機90を操作することにより空気から遮断
される。次に排気バルブは残りの処理では閉鎖される。
図示するように、焙煎、粉砕コーヒーのような植物材料
は空気ロツク22を経て供給要素20により供給され、進め
られ、コンベアー12では少なくとも65℃に加熱される。
加熱コーヒーはカラム14に落下する。処理の初めに、回
転翼原料供給機は操作しない。従つてコーヒーは排出コ
ンベアー16に進まない。カラム14が完全にコーヒーを満
たされた場合、翼原料供給機28の運転は調整割合で開始
され、その結果取り入れコンベアーからカラムに入るコ
ーヒーと実質的に同じ割合でカラム14の底部からコーヒ
ーが排出される。こうして、コーヒーはカラムの下方に
進むが、カラムは処理中実質的にコーヒーを満たされた
ままである。回転翼原料供給機28を経てカラムから排出
されるコーヒーは排出コンベアー16で冷却され、システ
ムから除去される。
アロマ物質がカラムで得られるコーヒーは約3mmより小
さい平均粒度を有することが好ましい。約1.0〜約2.0mm
の平均粒度は特に好ましい。コーヒーはカラム14では約
65℃〜約82℃に保持されることが望ましい。この範囲内
で、より高い温度は一層有効なアロマ物質の放出を促進
しやすい。所望の場合、カラム14は加熱又は冷却ジヤケ
ツトで囲み、所望温度に維持することができる。
不活性ガスのような清掃ガスは分離機24を経てカラムに
入れられ、図示するように、カラムを下方に進むコーヒ
ーに対し向流でカラムを上方に進む。ガスはカラムで温
かいコーヒーと接触し、アロマ物質、水蒸気および加熱
コーヒーから放散する二酸化炭素を運び、一方同時にコ
ーヒーから追加のアロマを得る。標準/分で表わされ
るカラムを通るガス流の割合はkg/分で表わされるコー
ヒー処理量の少なくとも約3倍である。より高いガス流
の割合は一層有効にアロマ物質を得やすく、従つて一層
好ましい。
アロマ物質−含有、湿潤ガスは出口32を経てコンデンサ
ー34にカラムから進み、コンデンサーで水蒸気は凝縮さ
れ、揮発性の少ない、高沸点アロマ物質のあるものも凝
縮される。凝縮水および高沸点アロマ物質はコンデンサ
ーの底部の受器(図示せず)を経るようにコンデンサー
から、システムから排出される。コンデンサーを出るガ
スの温度はガスから水蒸気を除去するために使用される
温度の関数である。
コンデンサーから接触および分離要素40にライン33を経
て進むアロマ物質−含有ガスは圧縮機90により加圧さ
れ、最上流段階ユニツト50aの、ノズル60aとして図示し
たガス/液体吸収剤噴霧化装置の入口62aに入る。液体
吸収剤は入口64aでノズルに入る。加圧下のガスは液体
吸収剤の流れを微細滴に噴霧化し、それによつてノズル
出口66aから排出後ガスおよび液体吸収剤の霧を室内72a
に形成させる。
段階ユニツト50aのサイクロン分離機70aに排出される霧
は分離機の室の軸の周りに渦巻く。渦巻き運動により発
生する遠心分離効果は吸収剤小滴をガスから分離させ、
液体吸収剤は室の周囲に向つて進む。ガスは室の軸の方
向に進む。ガスは室の上部の室ガス出口74aから出る。
液体は室の壁で集め、液体出口76aに下方に排液する。
実質的に同じ噴霧化、接触および分離工程はそれぞれ次
の段階ユニツトで行なわれる。
記載および図面から容易に明らかなように最上流段階ユ
ニツト50aでは、入るアロマ物質−含有ガスは既にアロ
マ物質の実質的濃度を有する液体吸収剤に接触し、一方
最下流段階ユニツト50dでは入るアロマ物質を含まない
吸収剤は実質的にアロマ物質を含まないガスと接触す
る。こうして、アロマ物質は徐々にガスから除去され、
ガスが上流の段階ユニツトを通つて下流系列に進むとき
に吸収剤に移行し、一方吸収剤は下流の段階ユニツトを
通つて上流系列に進むときに徐々にアロマ物質を豊富化
するようになる。この向流配列はガスから吸収剤にアロ
マ物質の移行を促進するのみでなく、分離機におけるガ
スおよび吸収剤の不十分な分離に基づくアロマ物質のロ
スを最少にする。アロマ物質−含有吸収剤が上流段階ユ
ニツトからガスにより運び出される場合、次の下流段階
ユニツトの分離機で捕集し回収することができる。
最上流段階ユニツト50a液体出口76aで収集されたアロマ
移行吸収剤は生成物としてシステムから排出される。段
階ユニツト50dから排出された脱アロマ物質ガスは、閉
塞バルブ84が開放され、分離機24に、そして経由で再循
環されるライン80を進む。処理中、いくらかのガスは空
気ロツク22および回転翼原料供給機28を経るとき漏洩す
る。例えば、焙煎、粉砕コーヒーの場合には、しかし付
加的アロマ物質−含有ガス(アロマ物質および二酸化炭
素)はカラム14でコーヒーから放出され、システムに入
る。焙煎、粉砕コーヒーkg当り遊離するアロマ物質−含
有ガス量は、ブレンド、焙煎度、粒度、コーヒー温度お
よびガスストリツピング割合を含む数因子に依存する。
一般に、900〜1800標準cm3/時間のアロマ物質−含有ガ
ス(アロマ物質および二酸化炭素)が焙煎、粉砕コーヒ
ーkgについて遊離される。漏洩割合がカラム14における
コーヒーからのアロマ物質−含有ガスの放出割合を超え
る場合、追加の不活性ガスはガス供給要素26により供給
することができる。放出割合が漏洩割合を超える場合、
実質的にアロマ物質を含まないガスは通気バルブ82を経
て段階ユニツト50dのシステム下流からガス抜きするこ
とができる。
アロマ移行吸収剤の効能、又はアロマ物質濃度は特に接
触および分離操作における吸収剤処理量割合による。代
表的には吸収剤処理量割合が低い程効能の高いアロマ移
行吸収剤を供する。食用油が吸収剤の成分として使用さ
れる場合、所望処理量割合は吸収剤の油含量およびアロ
マ移行吸収剤が直接又は間接に添加される可溶性粉末の
所望油含量による。従つて、一層多い油割合を含有する
吸収剤は一層低い処理量割合で使用され、アロマ移行吸
収剤の効能と油含量間の所望バランスを維持することが
好ましい。
本発明のアロマ物質の取得および移行方法の実施では、
移行操作における吸収剤処理量割合は吸収剤のマス基準
で、アロマ物質を得る操作における植物材料のマス規準
で約6%又はそれより少ない植物材料の処理量割合でな
ければならない。吸収剤が油を含む場合、吸収剤処理量
割合は油規準で計算できる−−すなわち、吸収剤処理量
割合×吸収剤中の油のマス対吸収剤の全体のマスの比−
そして好ましくは上記開示のアロマ物質を得る操作で
は、特に植物材料は焙煎、粉砕コーヒーである場合、植
物材料の処理量割合の好ましくは約1.2%又はそれより
少なく、もつとも好ましくは約0.2%又はそれより少な
い。
好ましくは吸収剤は油を含み、又は本質的に油から成る
場合、少量の吸収剤を抽出物又は粉末に添加するだけで
抽出物又は可溶性飲料粉末に所望のアロマ移行レベルを
付与できるような十分な効能を有するアロマ移行吸収剤
を供するために処理量割合は最少化される。油以外の成
分を含有する吸収剤は多少多い絶対量で抽出物又は可溶
性飲料生成物に添加できる。従つて、油を含まない、又
は少含量の油を有する吸収剤に所要の効能はより高含量
の油又は本質的に油から成る吸収剤に所望のものより少
ない。吸収剤の流れ割合はガスおよび吸収剤と接触さ
せ、吸収剤を噴霧化するために使用されるノズルのタイ
プ、寸法および形状により調整できることは当業者に認
められるであろう。
コーヒーは植物材料であり、水性コーヒー抽出物は吸収
剤に使用される場合、抽出物は約15〜約60%固形含量、
好ましくは25〜50%固形であることが好ましい。
接触および分離操作における液体吸収剤およびアロマ物
質−含有ガス間の接触温度は吸収剤の有効な噴霧化がで
きるようにすべきである。吸収剤のより低い温度限界は
流体が氷結晶の形成に基づくような非−流動性になり始
める点である。60%の固体濃度を有する非−油吸収剤の
水性分散体に対しては、吸収剤の温度は−5℃の低さで
ある。最適条件は流体の分圧、流速などに基づいて当業
者が決定できる。約50重量%より多い油を含有する吸収
剤は代表的には好ましくは約15℃以上の温度で容易に噴
霧化できる。約15〜約60℃の温度はこのような吸収剤で
は特に好ましい。
接触および分離装置は分離機および/又はノズルアセン
ブリイを囲む加熱又は冷却ジヤケツトのような温度調整
要素を供することができる。
本開示で使用されるように、「吸収剤の接触時間」とは
個々の段階のすべてにおいて吸収剤の一定部分に対する
噴霧化および分離間の期間の合計を意味し、従つて段階
間の任意の滞留期間を排除する。吸収剤の接触時間は好
ましくは約5分より短かく、さらに好ましくは約2分よ
り短かい。
「吸収剤の接触時間」は劣化に対する吸収剤の暴露の尺
度として考えることもできる。ここに引用するように接
触および分離操作における吸収剤の総滞留時間は吸収剤
の特別の部分が最初にアロマ物質−含有ガスと接触する
瞬間から吸収剤のこれらの部分がガスから最後に分離さ
れる瞬間までの平均時間である。吸収剤の滞留時間は代
表的には約60分より短かく、好ましくは約30分より短か
い。多段階の接触および分離操作では、吸収剤の滞留時
間は段階間の滞留期間を含む。アロマ物質−含有ガスが
アロマ物質の劣化を受けるので、段階間の滞留期間中吸
収剤を冷却し、その後の噴霧化前に再加熱することによ
るように、段階間の劣化から保護することができる。
本発明方法は代表的には乾燥可溶性飲料の製造に使用さ
れる通例の抽出および乾燥方法と同時に操作される。本
方法のアロマ物質を得る方法から排出した植物材料は通
例の抽出方法に使用し、生成する水性抽出物は乾燥して
粉末を形成できる。本方法のアロマ移行工程から得たア
ロマ付与吸収剤は抽出物と合せ、その後生成混合物を乾
燥し、又はアロマ移行吸収剤は乾燥可溶性粉末上に噴霧
し、又は可溶性固体中にカプセル化し、次に乾燥可溶性
粉末と混合することができる。本発明から生じるアロマ
付与粉末はガスクロマトグラフイによるように通例方法
により特徴化でき、当業者に既知の他のアロマ回収方法
および添加方法とは区別できる。
可溶性生成物にアロマ物質の添加レベルは「化学量論的
%」として表わすことができる。コーヒーの場合では約
100%化学量論で100重量部の焙煎、粉砕コーヒーから回
収されたアロマ物質は100重量部の焙煎、粉砕コーヒー
から回収されたアロマ物質は100重量部の焙煎、粉砕コ
ーヒーから得た可溶性コーヒー粉末に添加される。一
方、50%化学量論では50重量部の焙煎、粉砕コーヒーか
ら回収されたアロマ物質は100重量部の焙煎、粉砕コー
ヒーから得た可溶性コーヒー粉末に添加される、等等で
ある。本アロマ回収方法は少量の吸収剤中の実質量の焙
煎、粉砕コーヒーからのアロマ物質を有効に添加するの
で、実質量のアロマ物質は可溶性コーヒー粉末に過剰量
の吸収剤を粉末に導入することなく添加できる。こうし
て50〜100%化学量論のアロマ付与レベルは達成でき、1
00%化学量論のアロマ付与レベルは特に好ましい。
多数の変化および上記特徴の組み合せは本発明方法に従
つて使用できる。アロマ物質−含有ガスおよび吸収剤の
多段階、向流接触および分離は好ましいが1段階洗滌又
は多段階向流接触および分離は使用できる。ガスおよび
吸収剤は、吸収剤小滴が充填材上で合体し、カラムから
排液するように、各段階で充填カラムに噴霧化すること
により分離できる。また、脱−アロマ物質ガスはシステ
ムから排気し、新鮮ガスで置換できる。
システムから排出された脱−アロマ物質ガスに残留する
残留アロマ物質は、極低温凝縮により、又は脱−アロマ
物質ガスを直接可溶性粉末と接触させることによるよう
にその後のガス処理に回収できる。他の起源からのアロ
マ物質−含有ガスはアロマを得る工程で放出されたアロ
マ物質−含有ガスと合せることができる。例えば、かな
りの量のアロマ物質は粉砕操作中焙煎コーヒーから放出
される。例えば、これらのアロマ物質はカラム14に導入
前に粉砕操作にガスを向けることにより得ることができ
る。
本発明の特徴は次に例示する例で例証する。
例 1 焙煎、粉砕コーヒーを第1図に例示する装置の入口空気
ロツクに2.2kg/分で供給し、入口コンベアーに移す。焙
煎、粉砕コーヒーは入口コンベアーを通過するとき約80
℃に加熱する。最初に窒素ガスから成る不活性ガスはカ
ラムの底部の撒布器を通して6.6/分の割合(標準温
度および圧力)で導入し、コーヒーを通してカラムを上
方に上昇する。カラムの上部で排出したガスは乾燥し、
水−ジヤケツトコンデンサーで約20℃に冷却する。乾燥
ガスは最上流段階ユニツトに入る前に約140kPa(ゲージ
圧)に圧縮する。装置の各接触および分離段階はその大
きな端末で約10cm直径のサイクロン分離機に排出するス
プレーイングシステムズモデル2850/70 2−流体ノズ
ルを設備する。約18℃の温度でコーヒー油から成る吸収
剤は約0.005kg/分の割合でガス流と向流で段階を通して
前進する。
約7kPaの圧で最下流アロマ移行段階から出るガスは、ガ
スが連続的にシステムを通して再循環するように、分離
機に戻す。処理が連続すると窒素は漏洩によりシステム
から失われ、焙煎、粉砕コーヒーから放出されるアロマ
物質−含有ガスで置換される。
アロマ物質を得る操作から排出した脱−アロマ焙煎、粉
砕コーヒーは通例の抽出および乾燥処理により乾燥可溶
性コーヒー粉末に変換する。接触および分離操作から得
たすべてのアロマ移行油は乾燥粉末に戻し添加して100
%化学量論で粉末にアロマ付与する。生成組成物は組成
物のコーヒー固形重量規準で約0.5重量%のアロマ移行
油を含む。アロマ付与粉末は快い、十分にバランスのと
れたコーヒーアロマを有し、再構成により快い、十分に
バランスのとれたフレーバを有するコーヒー飲料を供す
る。
例 2 アロマ移行操作から得るアロマ移行油を乾燥操作前に濃
縮コーヒー抽出物に均質化することを除いて例1の処理
を行なう。使用する均質化抽出物および油の量は、乾燥
粉末に、組成物が約0.5重量%のアロマ移行油を含むよ
うな量である。生成組成物は熱水の添加により再構成す
ると十分にバランスのとれたコーヒー様カップ内アロマ
を有する。吸収剤に回収し、乾燥段階を通して保有した
揮発性アロマは焙煎、粉砕コーヒーノートを想起させる
快いアロマに寄与する。
例 3 焙煎、粉砕コーヒーを約65℃に加熱することを除いて例
1の処理を行なう。アロマ付与粉末は快い、十分にバラ
ンスのとれたコーヒーアロマを有し、ガスクロマトグラ
フイ方法により試験した場合、例1粉末のアロマの相対
的アロマ強度の約40%の相対的アロマ強度を有する。
例 4 窒素から成る不活性ガスをカラム底部の撒布器を通して
13.2/分の割合で導入することを除いて例1の処理を
反復する。生成アロマ付与コーヒー粉末は快い、十分に
バランスのとれたアロマを有し、ガスクロマトグラフイ
方法により試験した場合、例1粉末の相対的アロマ強度
より少なくとも50%強い相対的アロマ強度を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の概略工程図である。 第2図は第1図の部分を示す概略透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドン ウェイトゼネッカー アメリカ合衆国オハイオ州ミルフォード センター,アーバナ パイク ウッドスト ック 12303 (72)発明者 ケネス エー.ユンカー アメリカ合衆国オハイオ州メリーズビル, エコー ドライブ 17587 (56)参考文献 特開 昭59−109133(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物材料からアロマ物質を液体吸収剤に移
    行させる方法において、 (a)植物材料をガスと接触させそして生成したアロマ
    物質含有ガスを植物材料から分離することにより、植物
    材料からアロマ物質を得、 (b)アロマ物質含有ガスを加圧し、そしてこの加圧ア
    ロマ含有ガスを使って、噴霧ノズルから液体吸収剤を噴
    霧して、加圧ガスから噴霧液体吸収剤の液滴にアロマ物
    質を移行させ、ついで、 (c)ガスを液体吸収剤から分離することを特徴とす
    る、上記アロマ物質の移行方法。
  2. 【請求項2】液体吸収剤は植物材料の水性抽出液、炭水
    化物の水性分散液または水溶液、グリセリドの水性分散
    液または水溶液、食用油およびその均質化エマルジョン
    およびそれらの組合わせから成る群から選択する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】植物材料はロースト、粉砕コーヒーであ
    り、吸収剤はコーヒ油を含む、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】液体吸収剤はサイクロン分離機に直接噴霧
    し、ガスと液体をサイクロン分離機にて分離する、請求
    項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】液体吸収剤を、60ミクロン未満の平均容量
    直径をもつ液滴に噴霧する、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】アロマ物質含有ガスから液体吸収剤にアロ
    マ物質を移行させ、複数段階でガスと液体吸収剤を分離
    し、アロマ物質含有ガスと液体吸収剤はたがいに向流段
    階で進む、請求項4記載の方法。
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