JPH0767062A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JPH0767062A
JPH0767062A JP5194782A JP19478293A JPH0767062A JP H0767062 A JPH0767062 A JP H0767062A JP 5194782 A JP5194782 A JP 5194782A JP 19478293 A JP19478293 A JP 19478293A JP H0767062 A JPH0767062 A JP H0767062A
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房明 山田
Shinsuke Shikama
信介 鹿間
Toshihide Kaneko
俊秀 金子
Hiroshi Kawahara
寛 河原
Shigeru Takeuchi
茂 竹内
Toshitaka Tachibana
俊孝 橘
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 投写レンズによる拡大投影の倍率が大きく変
更されても、最適なフォーカス状態を保つことができる
投写型表示装置を提供する。 【構成】 CRT1と投写レンズ2とを、従来の同一ス
ペーサではなく、別体の保持部材3,4に夫々取り付
け、シリコンゴム等の軟性の冷却液封入材5を介して連
結させた構成をなす。スクリーンサイズが変更されたと
き、CRT1,投写レンズ2の相対距離,角度を最適な
位置にあわせ固定することができるため、常に最適なフ
ォーカスをスクリーン周辺部まで実現することができ
る。また空気層を設けず、CRT1と投写レンズ2とは
冷却液6で完全にオプティカルカップリングされるの
で、コントラストの高い映像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管(CRT) 等で
構成された画像形成手段から出射した画像を投写レンズ
系にてスクリーン上に拡大投影するための投写型表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の投写型表示装置の構成を図54、図
55を用いて説明する。図において、1は画像形成手段で
あるCRT、2は投写レンズ、6は冷却液、11はスクリ
ーン、12はスペーサ、13はパッキンである。
【0003】通常CRT1、及び投写レンズ2は赤、
青、緑色用の各々3組で用いられているが、従来の投写
型表示装置の作用を説明する上で、図では一組だけを示
している。CRT1上に描かれた映像は投写レンズ2に
よって拡大投影されスクリーン11上に結像される。この
とき、CRT1、投写レンズ2は同一の保持部材12の
両側に固定され、その間には冷却液6が封入されてい
る。冷却液6はパッキン13によってシールされ、漏れ
ない構造となっている。
【0004】冷却液6はCRT1の発熱を抑える冷却作
用と、ガラス材と空気層の界面で発生する不要反射光を
防ぐオプティカルカップリングの作用を有し、高輝度
化、高コントラスト化のための重要な役割を果たしてい
る。
【0005】従来の投写型表示装置は上記のような構
成、作用を有するので以下に述べる問題点があった。
【0006】先に述べたように投写型表示装置は一般
に、陰極線管等で構成されるCRT1,投写レンズ2を
備える投写ユニットを3つ使用している。図56は投写型
表示装置の要部を示す模式図であり、赤色用,緑色用,
青色用の各投写ユニットUR ,UG ,UB の光軸はスク
リーン11の中心で交差するように配されている。緑色用
の投写ユニットUG はスクリーン11面に対し直角に入射
し、赤色用,青色用の投写ユニットUR ,UB はスクリ
ーン11面に対して必要な集中角θ1 をもって入射するよ
うになっている。
【0007】このとき、CRT1の映像とスクリーン11
面が正しい結像関係を満たすには、次式で決まるあおり
角θ2 をもって、投写レンズ2とCRT1とを傾ける必
要がある。さらに、周辺のフォーカスを合わせるため
に、CRT1と投写レンズ2の相対距離を変えている。 tanθ2 =(n/m)tanθ1 …(1) ここで、nは冷却液の屈折率、mは投写レンズの倍率
(スクリーン/CRTサイズ)である。図55に示したス
ペーサ12は、赤、青色用には上式に従って所定のあお
り角θ2 だけ、CRT取り付け面と、投写レンズ取り付
け面とを、あらかじめ傾けて作製してある。
【0008】最近では、一台の投写型表示装置におい
て、スクリーンサイズを70インチから300インチ程
度まで大幅に変更することが望まれている。ところが、
スクリーンサイズを変更するということは投写レンズの
倍率を変更することになるので、(1)式から明かなよ
うに、スクリーンサイズごとにCRT1と投写レンズ2
の成すあおり角θ2 を変更しなければならない。ところ
が従来の装置では図55に示すようにスペーサ12は一体
物であるため、あおり角θ2 は固定されて使用せざるを
得なかった。この結果設計中心のスクリーンサイズ以外
においては、正しい結像状態を守ることができず、具体
的には画面周辺部のフォーカスがボケた映像となってし
まう問題点があった。
【0009】この問題を解決するためのものとして図57
に示す如く、CRT1と投写レンズ2の取り付け用の保
持部材3、4を独立させ、CRT1の保持部材4だけに
冷却液を封入し、窓ガラス15から光束を出射させる構
造を採用した従来例もある。しかし、この方法ではCR
Tの冷却効果はあるものの、保持部材3、4の間には空
気層があるため、冷却液のもう一つの作用であったオプ
ティカルカップリングができず、空気層との界面で多量
の不要反射光を発生させ、投写映像のコントラストを大
幅に劣化させてしまうといった問題点があった。
【0010】そこでCRT1と投写レンズ2との間に空
気層を介在させずに、これらの相対角度及び相対距離を
調整できるものが提案されている。図58は、例えば実公
平2−41979号公報に開示された従来の投写型表示
装置を構成する一の投写ユニットの構成を示す横断面
図、図59は同じく分解斜視図である。図において、21
は陰極線管の如きCRT、22はアルミダイカスト等の
熱伝導のよい材料で作られたスペーサブロックである。
また、該スペーサブロック22のCRT21が取り付け
られる側には、ネジ穴22dを有したボス部22cが設
けられている。23は、CRT21の外壁21bと当接
する当接穴23aを有した押え板で、四隅に取付穴23
bが設けられている。この押え板23を均等に押し付け
るため、押え板の取付穴23bを通して一端がスペーサ
ブロックのボス部22cに当接するポスト24と、該ポ
スト24の外周にスプリング25を一端が押え板23に
当接するように設置する。さらに、ワッシャ26に挿通
したネジ27を上記ポスト24に貫通させてボス部22
cのネジ穴22dに締め付けることにより、スプリング
25の押し付け力でCRT21をスペーサブロック22
に取り付ける。36,37,38はCRT21に取り付
けられた偏向ヨーク、フォーカスマグネット、CRT基
板である。
【0011】一方、スペーサブロック22のCRT側と
反対側には、投写レンズ28の鏡筒28aがネジ35で
取り付けられている。このとき、CRT21のフェース
面21cとスペーサブロック22のCRT設置面22f
との間、および、投写レンズ28のレンズ面28bとス
ペーサブロック22のレンズ設置面22gとの間には、
各々CRTパッキン29とレンズパッキン30が配設さ
れ、CRT21と投写レンズ28およびスペーサブロッ
ク22で囲まれた空間31を液密状態に保つようになっ
ている。
【0012】32はエチレングリコール等の冷却液で、
CRT21で発光した光の蛍光面への戻りを阻止して投
影像のコントラスト劣化を防止するとともに、プロジェ
クタの動作時にCRT21のフェース面21cで発生す
る熱をスペーサブロック22に伝え、外部に放熱される
ようになっている。33は冷却液32が熱膨張したとき
に、膨張分が収納されるタンクである。
【0013】また、図60は特開平4−352141号公
報に示された他の従来例のプロジェクタの投写装置の断
面図、図61はその要部断面図である。図において、CR
Tフレーム51のCRT側の開口周縁に設けられた環状
溝51aに挿嵌された第一Oリング52を介してCRT
21が液密状態で取り付けられている。一方、レンズフ
レーム53のレンズ側の開口周縁に設けられた環状溝5
3aに挿嵌された第二Oリング54を介して投写レンズ
28が液密状態で取り付けられている。
【0014】55はカプラーとしてのベローズで、軸線
方向に付勢力をもつステンレス等の鉄系金属材料によっ
て形成された円筒ベローズからなり、CRTフレーム5
1とレンズフレーム53との間に設置されている。その
設置方法は以下のとおりである。すなわち、ベローズ5
5の両端部には、周方向に間隔をもって配列された複数
の取付孔56a,57aを有する取付用のフランジとし
ての環状体A56,環状体B57が溶接されている。そ
してCRTフレーム51のレンズ側の開口周縁に設けら
れた環状溝51bに挿嵌された第三Oリング58を介し
て、環状体A56の取付孔56aをネジ60で締め付け
て液密状態にする。同様に、レンズフレーム53のCR
T側の開口周縁に設けられた環状溝53bに挿嵌された
第四Oリング59を介して、環状体B57の取付孔57
bをネジ60で締め付けて液密状態にしている。
【0015】61は保持部で、CRT21が第一Oリン
グ52を介してCRTフレーム51に取り付けられたC
RTブロック81と、投写レンズ28が第二Oリング5
4を介してレンズフレーム53に取り付けられたレンズ
ブロック82とを連結し、両者の相対角度、および距離
が可変できる調整機構98が構成されている。
【0016】次に動作について説明する。プロジェクタ
はCRTの電気画像を投写レンズによって拡大投映して
大画面を作り出す装置であるが、非常に高温になるCR
T21のフェース面21cの熱を、冷却液32を介して
熱伝導のよいアルミニウム製のスペーサブロック22か
ら放熱させている。そのため、冷却液32が漏れないよ
うにすることが大切で、CRTパッキン29とレンズパ
ッキン30を所定の位置に設置した状態で、CRT21
と投写レンズ28によりスペーサブロック22の設置面
22f,22gに確実に圧接しなければならない。
【0017】この冷却液32は、例えばエチレングリコ
ールやシリコンオイル等のガラスと屈折率が同等の材料
が使われるので、放熱作用の他に、CRT21の光を屈
折させずに投写レンズ28に入射させ、コントラストの
劣化を防ぐ役目もする。 さらに図60に示す保持部61
とレンズフレーム53とには夫々球面ガイドが形成され
相対回動可能に連結されているから、これを回転させる
ことでCRT21と投写レンズ28との相対角度を変更
することができる。ここで相対角度、および距離の調整
は調整機構98にて行っている。
【0018】さらに図62は実開平2−143884号公報に開
示された投写型表示装置の構成を示す断面図である。図
中203 はCRT201 を接着材にて取り付ける、略矩形の
CRT取付けベースであり、204 は投写レンズ202 をパ
ッキン205 を介在させて取り付ける、略矩形のカップリ
ングフレームである。そしてこれらCRT取付けベース
203 及びカップリングフレーム204 を介して、CRT20
1 と投写レンズ202 とは液密性を保って結合されてい
る。これらCRT取付けベース203 とカップリングフレ
ーム204 との間には略四角形リング状のパッキン206 を
介在させてあり、4箇所をボルト207 にて固定し、これ
らCRT201 , 投写レンズ202 , CRT取付けベース20
3 及びカップリングフレーム204 にて形成される空間20
8 内には冷却液209 が充填されている。さらに空間208
の一部は、冷却液209 の体積変化に対応するため気泡溜
まり208aとなしてある。
【0019】この従来装置においては、ボルト207 の締
め付け度によって、CRT201 と投写レンズ202 との相
対角度を上下, 左右方向に変更することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところでスクリーン上
の一点で画像が一致するよう画像を投写するには各投写
ユニットを適正な集中角、あおり角に設定することが必
要となるが、図58に示す従来の投写型表示装置は、3つ
の投写ユニットで構成しCRTと投写レンズとは固定構
造で連結されているため、夫々の集中角,あおり角を適
正な値とするためには、スペーサブロックが個別に3種
類必要であった。
【0021】また、投写距離やスクリーンサイズの異な
る機種を生産する際には、新しくスペーサブロックを作
り直す必要があり、設計時間やダイカスト金型の費用が
多くかかる欠点があった。
【0022】さらに、投写レンズに対するCRTの取付
け姿勢は、スペーサブロックの加工精度に依存するため
スペーサブロックに高い精度が要求される外、一旦組付
けた後は誤差が存在してもその補正が容易でないという
問題があった。
【0023】一方、図60に示す特開平4−352141
号公報に記載の従来装置にあってはCRT101 と投写レ
ンズ102 との相対角度の調整が可変となっているもの
の、冷却液Wを充填する空間Sは中間部をベローズ69に
て仕切られているため、空間Sを液密状態とするための
シール部材が夫々CRT101 とCRTブロック104 との
間、投写レンズ102 とレンズブロック105 との間及びC
RTブロック104 ,レンズブロック105 とベローズ69と
の間に夫々で4個必要となり、コスト面で不利となるこ
とは勿論、冷却液のシール部が4箇所であるため、液洩
れの危険性が高い等、信頼性の面でも充分でないという
問題があった。
【0024】また、ベローズをネジ固定する際にCRT
フレームかレンズフレームのいずれかが邪魔になり作業
性も悪かった。
【0025】また、ベローズが金属であるため、柔軟性
に欠けたり、CRTの発熱で冷却液が膨張しても内容積
を変化させられない欠点も有していた。
【0026】さらに、ベローズ取付けのために、CRT
フレームとレンズフレームとの距離が長く必要であった
りした。
【0027】また図62に示す従来装置は、相対角度の変
更が可能である方向が上下, 左右方向であること、及び
相対角度を変更した場合のパッキン206 に加わる圧力
が、場所により異なり液密性が不良となる可能性もある
こと、等が問題であった。
【0028】本発明は以上のような問題点を解消するた
めになされたもので、冷却液にてオプティカルカップリ
ングを保ったまま、画像形成手段と投写レンズとの距
離、角度を自由に変更できる投写型表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0029】また、1種類のスペーサブロックで赤,
緑,青色用の3つの投写ユニットに対応するとともに、
投写距離やスクリーンサイズの異なる機種にも対応可能
で、且つ低コストで信頼性が高く作業性のよい構造の投
写型表示装置を提供することを目的とする。
【0030】さらに、画像形成手段,投写管保持部材と
投写レンズ,レンズ保持部材との間の広い面積にわたっ
て空間を形成し、冷却液が直接投写管保持部材,レンズ
保持部材に接触させることで高い放熱効果がえられ、し
かも空間のシール構造も簡略化可能とし、さらに相対角
度及び距離調整時の摺動特性が良好な投写型表示装置を
提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る投写型表
示装置は、画像形成手段と投写レンズとは、軟性材から
なる液体封入手段を介して液密状態に連結してあり、前
記画像形成手段と投写レンズとの相対距離及び角度を変
え、固定する機構を有するものである。
【0032】第2発明に係る投写型表示装置は、画像形
成手段と投写レンズとは各々別の保持部材に保持され、
これら保持部材は、軟性材からなる液体封入手段を介し
て液密状態に連結してあり、前記保持部材の少なくとも
一方には不要液体貯蔵手段を有するものである。
【0033】第3発明に係る投写型表示装置は、画像形
成手段と投写レンズとは各々別の保持部材に保持され、
これら保持部材は、軟性材からなる液体封入手段を介し
て液密状態に連結してあり、前記保持部材の少なくとも
一方には、前記画像形成手段と投写レンズとの相対距離
を調整する機構を有するものである。
【0034】第4発明に係る投写型表示装置は、画像形
成手段と投写レンズとは各々別の保持部材に保持され、
これら保持部材は、軟性材からなる液体封入手段を介し
て液密状態に連結してあり、前記保持部材の少なくとも
一方には、前記画像形成手段と投写レンズの相対角度を
調整する機構を有するものである。
【0035】第5発明に係る投写型表示装置は、投写ユ
ニットを画像形成手段ブロックとレンズブロックとに分
離し、両ブロックを筒状パッキンシートで液密状態に連
結した。
【0036】第6発明に係る投写型表示装置は、筒状パ
ッキンシートの両端に凸部を一体で成形し、画像形成手
段フレームとレンズフレームに設けられた環状溝に該凸
部を挿嵌する。
【0037】第7発明に係る投写型表示装置は、筒状パ
ッキンシートの両端に凸部を一体で成形し、画像形成手
段フレームとレンズフレームとに設けられた環状溝に該
凸部を挿嵌するとともに両端又は、いずれか一端をフレ
ームに接着固定する。
【0038】第8発明に係る投写型表示装置は、投写ユ
ニットを画像形成手段ブロックとレンズブロックとに分
離し、両ブロック間に介在させた筒状パッキンシートの
挿嵌部を環状板で押えて液密状態に連結してある。
【0039】第9発明に係る投写型表示装置は、連結部
材に、所定のスクリーンサイズや投写角に対応可能な位
置決め機構を設けて画像形成手段と投写レンズの相対角
度、距離を容易に設定できるようにした。
【0040】第10発明に係る投写型表示装置は、スク
リーンサイズや投写角に対応した所定の厚み,形状を有
したスペーサを画像形成手段と投写レンズの間に設置し
て両者の相対角度、距離を決めるようにした。
【0041】第11発明に係る投写型表示装置は、スペ
ーサの介在位置を決定する位置決め部を設けるようにし
た。
【0042】第12発明に係る投写型表示装置は、スク
リーンサイズや投写角に対応した画像形成手段と投写レ
ンズの相対角度、および距離を任意に可変できる調整機
構を設けるようにした。
【0043】第13発明に係る投写型表示装置は、投写
ユニットを画像形成手段ブロックとレンズブロックとに
分離し、画像形成手段ブロックは放熱効果を上げるため
従来どおりアルミ材を使用するが、レンズフレームはプ
ラスチック成形品で構成した。
【0044】第14発明に係る投写型表示装置は、レン
ズフレームをプラスチック成形品で構成するとともに、
パッキンシートを同時成形した。
【0045】第15発明に係る投写型表示装置は、投写
ユニットを画像形成手段ブロックとレンズブロックとに
分離し、レンズフレームとレンズ鏡筒を一体で構成し
た。
【0046】第16発明に係る投写型表示装置は、分離
された画像形成手段ブロックとレンズブロックとを締結
する締結手段とは別に、両ブロックを可動自在に支持す
る機構を設けた。
【0047】第17発明に係る投写型表示装置は、画像
形成手段保持部材,レンズ保持部材の対向面間に、これ
らの相対移動を許容すべく、環状をなす弾性シール材を
介装して空間を液密状態に封止してあり、該弾性シール
材は、これら画像形成手段保持部材,レンズ保持部材の
いずれか一方に形成した環状溝に挿嵌してあり、これら
画像形成手段保持部材,レンズ保持部材のいずれか他方
に形成した球面ガイドに摺設せしめてある。
【0048】第18発明に係る投写型表示装置は、画像
形成手段保持部材,レンズ保持部材の対向面間に、これ
らの相対移動を許容すべく、環状をなす弾性シール材を
介装して空間を液密状態に封止してあり、該弾性シール
材は、これら画像形成手段保持部材,レンズ保持部材の
いずれか一方に形成した環状溝に挿嵌してあり、これら
画像形成手段保持部材,レンズ保持部材のいずれか他方
に形成した円筒面ガイドに摺設せしめてある。
【0049】第19発明に係る投写型表示装置は、画像
形成手段保持部材のフレーム及びレンズ保持部材のフレ
ームの周縁部に、環状の弾性シール材を接着させて、こ
れら両フレームを液密状態に連結してある。
【0050】
【作用】第1発明にあっては、画像形成手段と投写レン
ズとは、軟性材からなる液体封入手段を介して液密状態
に連結してあり、前記画像形成手段と投写レンズとの相
対距離及び角度を自由に変え、固定できるので、スクリ
ーンサイズの変更に伴う投写レンズの倍率変更に従っ
て、最適フォーカスが得られる位置に配することができ
る。またシール部が2箇所であり、良好な液密状態とす
ることができる。
【0051】第2発明にあっては、画像形成手段と投写
レンズとは各々別の保持部材に取り付けられ、これら保
持部材は、軟性材からなる液体封入手段を介して液密状
態に連結してあり、前記保持部材の少なくとも一方には
不要液体貯蔵手段を有することによって、前記画像形成
手段と投写レンズとの相対距離、角度を変更し、液体の
体積が変わっても、圧力が液体に加わることなく安定に
設置することができる。
【0052】第3発明にあっては、画像形成手段と投写
レンズは各々別の保持部材に取り付けられ、これら保持
部材は、軟性材からなる液体封入手段を介して液密状態
に連結してあり、前記保持部材の少なくとも一方には、
前記画像形成手段と投写レンズとの相対距離を調整する
機構を有するので、光軸方向への正確な配置が可能とな
り、投写レンズの性能を最大限活かせる鮮鋭な像を得る
ことができる。
【0053】第4発明にあっては、画像形成手段と投写
レンズは各々別の保持部材に取り付けられ、これら保持
部材は、軟性材からなる液体封入手段を介して液密状態
に連結してあり、前記保持部材の少なくとも一方には、
前記画像形成手段と投写レンズとの相対角度を調整する
機構を有するので、正確な傾角調整が可能となり、スク
リーン周辺部まで鮮鋭な投写画像を得ることができる。
【0054】第5〜第16発明にあっては、投写ユニッ
トを画像形成手段ブロックとレンズブロックとに分離
し、両ブロック間を筒状パッキンシートで液密状態に連
結したので、画像形成手段と投写レンズの相対距離を任
意に変えられるため、同一の投写ユニットでスクリーン
サイズや投写角の変化に対応できる。したがって、スペ
ーサブロックを赤,緑,青の3種類、あるいはスクリー
ンサイズ毎や投写角毎に製作する必要がない。
【0055】また、画像形成手段,画像形成手段フレー
ム間は環状パッキンを使用するが、投写レンズとレンズ
フレームと は筒状パッキンシートの一端で液密状態に
するのでシール部が3箇所となり、冷却液のシール箇所
が少ないので液洩れの危険箇所が少なくなるほか、作業
性もよくなる。また、冷却液が画像形成手段の発熱で温
度膨張してもパッキンシートが伸びて内容積を変化さ
せ、内圧を一定に保つので信頼性向上にもなりタンクも
不要である。
【0056】さらに画像形成手段ブロックとレンズブロ
ックとを所定の間隔で連結する連結部材に、スクリーン
サイズ毎や投写角毎の位置決め穴、スペーサ、あるいは
調整機構を設けたので容易に両者の相対角度、および距
離を変化させられる。
【0057】また、冷却液を充填した状態で画像形成手
段ブロックとレンズブロックとの相対角度、および距離
を容易に変更できる。
【0058】第17発明にあっては、弾性シール材を球
面ガイドに摺設せしめてあるので、弾性シール材の弾性
を利用して傾角調整を行う場合に、上下,左右方向を含
むあらゆる方向への傾角調整が可能である。さらに弾性
シール材の変形度を略一定に保持することができ、シー
ル性が良好となる。
【0059】第18発明にあっては、弾性シール材を円
筒面ガイドに摺設せしめてあるので、弾性シール材の弾
性を利用して傾角調整を行う場合に、上下,左右方向を
含むあらゆる方向への傾角調整が可能である。
【0060】第19発明にあっては、環状の弾性シール
材を両フレームに接着固定しているので、シール性が向
上して良好な液密状態とすることができる。また両フレ
ーム間の相対角度及び距離の調整も容易に行える。
【0061】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。図1は、第1発明に係る投写型
表示装置を示す模式的断面図である。画像形成手段であ
るCRT1は保持部材4に、投写レンズ2は保持部材3
にそれぞれ取り付けられる。保持部材3、4はシリコン
ゴム材等、軟性のある材質による冷却液封入材5を介し
て結合され、内部に冷却液6が封入されている。該冷却
液封入材5は、図55の従来例においてスペーサ12とパ
ッキン13の両方の作用を合わせもつ。
【0062】従来と異なるのは、シリコンゴム等の柔ら
かい材質を用いるので、スクリーンサイズの変更に伴
い、前記(1)式で決まるあおり角θ2 に合わせ、CR
T1を投写レンズ2に対して傾く様、保持部材3、4の
配置を調整し、固定できる点である。この結果スクリー
ン上に正しく結像させることができ、画面周辺部までフ
ォーカス状態を常に最適に保つことができる。さらにレ
ンズ性能を最大限に活かすためにはスクリーンサイズに
よって冷却液の厚みを変えたほうが良い場合には、光軸
方向への間隔を最適位置に変更することもできる。そし
てシールのための部分と傾角及び距離調整のための部分
とが分かれているため、傾角及び距離調整を行ってもシ
ールの圧力はほとんど変わらない。またシール部が2箇
所であるため、液漏れの危険性が少ない。
【0063】保持部材3、4はCRT,投写レンズ等の
光学ユニットを取り付ける基板7の上に取り付けられ
る。スクリーンサイズの違いによる、取り付け位置をあ
らかじめ決めておき、図示しない位置決めピンか、固定
ネジ穴を作っておけばよい。
【0064】図2は、第1発明の他の実施例における冷
却液封入材5の形状を示す断面図で、蛇腹形をなしてい
る。図1の実施例では、冷却液の重みにより封入材が垂
れ下がる恐れがあるが本実施例の形状では、重力方向へ
の形状変化がしにくい。また、本来の変形方向である、
光軸方向、傾角方向への変形がしやすい利点がある。
【0065】図3は、第2発明に係る投写型表示装置を
示す模式的断面図である。上記二つの実施例では保持部
材3、4の相対配置を変えることにより、冷却液封入材
5の内部の冷却液6の体積が増加もしくは減少する恐れ
がある。そこで、例えばCRT1側の保持部材4に、冷
却液6の予備タンク8を備えていれば、増加時にはタン
ク内に液が逃れ、減少時にはタンクの液が引き出される
ので、液内の圧力が変化することなく、液漏れ等の問題
を防ぐことができる。
【0066】図4は、第3発明に係る投写型表示装置を
示す模式的断面図である。投写レンズ2の保持部材3は
基板7に対し、光軸方向の微調整機構9を介して、取り
付けられている。このためスクリーンサイズの微小変化
にも対応でき、きめ細やかにCRT1,投写レンズ2間
の距離を合わせ、最適な投写画像を実現することができ
る。
【0067】図5は、第4発明に係る投写型表示装置を
示す模式的断面図である。CRT1の保持部材4を基板
7に対し、傾角微調整機構10を介して取り付けられて
いる。このためスクリーンサイズの微小変化にも対応で
き、きめ細やかにCRT1,投写レンズ2の相対角度を
合わせ、画面周辺部のフォーカスを最適にすることがで
きる。
【0068】従来技術の説明において、緑色光学系に対
する、赤、青色光軸の成す集中角θ1 の補正角θ2 につ
いて述べたが、例えば天吊り形のビデオプロジェクタの
様に緑色光学系もスクリーンに斜め入射する場合にも同
様に傾角補正は必要である。この時スクリーンへの入射
角を自由に選んでも、CRT、投写レンズの相対角度を
調整できるので、装置の使用上の汎用性を広げることが
できる。
【0069】上述の第1〜第4発明では、シール部が2
箇所であり、良好な液密性が得られるものの、どちらか
一方のシール部を見えない状態で組み立てなければなら
なかったが、第5発明以下においては、このような作業
性についても改善される。
【0070】図6は、第5発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットの第1実施例を示す断面図、
図7はその分解斜視図、図8は組み立てられた状態を示
す斜視図、図9は3本の投写ユニットを装置内に設置し
た状態を示す要部断面図である。図において、図58, 図
60に示す従来装置と同一または相当部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0071】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることによりCRT21とCRT
フレーム51を液密状態で取り付けてCRTブロック8
1を構成する。一方、レンズブロック82は、レンズフ
レーム53と投写レンズ28の間にゴム等で成形された
パッキンシート65の一端をはさんで液密状態で取り付
けらて構成される。さらに、パッキンシート65の他端
をCRTフレーム51に液密状態で取り付け(取付け方
法は特に規定しない)、CRT21のフェース面21c
とレンズ面28bとの間の空間31を液密状態に形成す
る。このときパッキンシート65は、両ブロックの相対
角度、距離が可変できるようにたるみをもたせて設置
し、空間31に冷却液32を充填する。
【0072】CRTブロック81とレンズブロック82
とは、所定の間隔,角度を保持するように、取り付け板
62に両ブロックがネジ63で固定される。投写ユニッ
ト83はこのように構成されており、CRT21と投写
レンズ28の相対角度が赤,緑,青の各々に対応した3
ユニットで投写型表示装置とする。
【0073】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像が、
スクリーン99上の或る点で一致するように各投写ユニ
ット83の投写軸を互いに傾斜させ、さらに、各CRT
21と投写レンズ28の相対角度や距離が各々異なって
いることも、従来例と同様である。
【0074】第5発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても同一装置で対応する。
【0075】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保つ。あわせてシール箇所が3面で従来より
も少なく、液洩れの危険性を少なくしている。
【0076】このように組み立てられた3本の投写ユニ
ット83を、外装97に取り付けられたユニットベース
95上に、所定の位置、角度に設置してネジ96で固定
する。
【0077】このとき、集中角θ1 とあおり角θ2
は、前記(1)式に示す如く、tanθ2 =(n/m)
tanθ1 (シャインプルフの法則)により決まる(n
は冷却液の屈折率、mは投写倍率である)。たとえば、
スクリーンサイズが70”の小さいときは、nが1.
4、mが12.7、θ1 が4.7゜であり、θ2 が0.
53゜となる。また、スクリーンサイズが300”の大
きいときには、nが1.4、mが54.5、θ1 が1゜
であり、θ2 が0.03゜となる。
【0078】図10は、第5発明に係る投写型表示装置の
第2実施例を示す断面図で、投写レンズ28とレンズフ
レーム53間はレンズパッキン30でシールし、CRT
21とCRTフレーム51との間およびCRTブロック
81とレンズフレーム53との間をパッキンシール65
でシールする構造としたもので、同様の効果を奏する。
【0079】図11は、第5発明に係る投写型表示装置の
第3実施例を示す斜視図で、上述の第1実施例のように
CRT21を、押え板23を介してスプリング25のバ
ネ力でCRTフレーム51に取り付けるのではなく、バ
ンド39とネジ40とで直接CRT21をCRTフレー
ム51に取り付けたものである。このとき、バンド39
とCRT21との間には緩衝材としてゴムシート41を
はさむ。
【0080】その他の実施例として、図示しないが特殊
な投写レンズ28を用いて赤と青のCRT21x、21
zを緑のCRT21yとほぼ平行に配置すれば、外装9
7の横幅を小さくすることができる。
【0081】図12は、第6発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図、図13は本実施
例のパッキンシートを示す斜視図、図14はその断面図で
ある。図において、図6と同一または相当部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0082】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることによりCRT21とCRT
フレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロック
81を構成する。このCRTフレーム51の投写レンズ
側の開口周縁には環状溝51aが設けられており、同様
に、レンズフレーム53の投写レンズ28側の開口周縁
には環状溝53aが設けられている。一方、ゴム等で成
形されたパッキンシート65の両端には凸部65aが一
体に成形されており、当該凸部65aをCRTフレーム
51の環状溝51aとレンズフレーム53の環状溝53
aに押し込み、液密状態で各々挿嵌する。このとき当該
パッキンシート65は、両ブロックの相対角度,距離が
可変できるようにたるみをもたせて設置する。
【0083】CRTブロック81とレンズブロック82
とは、保持部61により所定の角度,距離で保持された
後、CRTブロック81,レンズブロック82およびパ
ッキンシート65で形成された空間31に、冷却液32
を充填する。
【0084】このように構成された投写ユニット83
を、赤,緑,青の3ユニットとして所定の相対角度にて
取り付けて投写型表示装置とする。
【0085】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像がス
クリーン99上の或る点で一致するように、各投写ユニ
ット83の投写軸を互いに傾斜させており、さらに、各
CRT21と投写レンズ28の相対角度や距離が、各々
異なっていることも従来例と同様である。
【0086】第6発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0087】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保つ。あわせてパッキンシート65の端部に
形成された凸部65aが、両フレームの環状溝51a,
53aに装着され、位置決めとシールの確実性を増や
し、液洩れの危険性を少なくしている。
【0088】図15は、図13,図14に示すパッキンシート
の変形例を示す断面図で、パッキンシート53の端部に
一体で形成された凸部53aを楕円形にして密着性を向
上させたものである。
【0089】また、図示しないがCRTフレーム51の
CRT側の開口周縁部に環状溝を設けてCRTパッキン
29を挿嵌し、CRT21とCRTフレーム51とを液
密状態で取り付けても同様の効果を奏する。さらに、C
RT21と投写レンズ28の位置を逆にしてCRTパッ
キン29の代わりにレンズパッキン30で構成してもよ
い。
【0090】図16は、第7発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図12と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0091】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることによりCRT21とCRT
フレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロック
81を構成する。このCRTフレーム51の投写レンズ
側の開口周縁には環状溝51aが設けられており、同様
に、レンズフレーム53の投写レンズ28側の開口周縁
には環状溝53aが設けられている。一方、ゴム等で成
形されたパッキンシート65の両端には凸部65aが一
体形成されており、当該凸部65aをCRTフレーム5
1の環状溝51aとレンズフレーム53の環状溝53a
に液密状態で各々挿嵌する。このとき、パッキンシート
65は、両ブロックの相対角度,距離が可変できるよう
なたるみをもたせて設置し、CRTフレーム51の環状
溝51aにパッキンシート65の凸部65aを挿嵌した
際に、接着材66で固定しておく。
【0092】CRTブロック81とレンズブロック82
とは、保持部61により所定の角度,間隔で保持された
後、CRTブロック81,レンズブロック82およびパ
ッキンシート65で形成された空間31に、冷却液32
を充填する。
【0093】このように構成された投写ユニット83
を、赤,緑,青の3ユニットとして所定の相対角度に取
り付けて投写型表示装置とする。
【0094】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像が、
スクリーン99上の或る点で一致するように各投写ユニ
ット83の投写軸を互いに傾斜させおり、さらに、各C
RT21と投写レンズ28の相対角度や距離が、各々異
なっていることも従来例と同様である。
【0095】第7発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0096】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保つ。あわせてパッキンシート65の端部に
形成された凸部65aが、各フレームの環状溝51a,
53aに挿嵌され、位置決めとシールの確実性を増やす
とともに、あらかじめCRTフレーム51とパッキンシ
ート65とが接着材66で接着されているので、組立て
性がよくなり液洩れの危険性を少なくしている。
【0097】図17は、第8発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットの第1実施例を示す断面図で
ある。図において、図12と同一または相当部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0098】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることによりCRT21とCRT
フレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロック
81を構成する。このCRTフレーム51の投写レンズ
側の開口周縁には環状溝51aが設けられており、同様
に、レンズフレーム53の投写レンズ28側の開口周縁
には環状溝53aが設けられている。一方、ゴム等で成
形されたパッキンシート65の両端には凸部65aが一
体形成されており、当該凸部65aをCRTフレーム5
1の環状溝51aとレンズフレーム53の環状溝53a
に液密状態で各々挿嵌する。このとき、当該パッキンシ
ート65は、両ブロックの角度,距離が可変できるよう
にたるみをもたせて設置し、CRTフレーム51の環状
溝51aにパッキンシート65の凸部65aを挿嵌した
後、環状板67をネジ68でCRTフレームに固定する
ことで、凸部65aを押さえつけて液密状態にする。
【0099】CRTブロック81とレンズブロック82
とは、保持具61により所定の角度,間隔で保持された
後、CRTブロック81,レンズブロック82およびパ
ッキンシート65で形成された空間31に冷却液32を
充填する。
【0100】このように構成された投写ユニット83
を、赤,緑,青の3ユニットとして所定の相対角度に取
り付けて投写型表示装置とする。
【0101】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像が、
スクリーン99上の或る点で一致するように各投写ユニ
ット83の投写軸を互いに傾斜させており、さらに、各
CRT21と投写レンズ28の相対角度や距離が、各々
異なっていることも従来例と同様である。
【0102】以上の如き構成の本発明装置は、投写装置
内の赤,緑,青の3ユニットを共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0103】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保つ。あわせてパッキンシート65の端部に
形成された凸部65aが各フレームの環状溝51a,5
3aに挿嵌され、位置決めとシールの確実性を増やすと
ともに、あらかじめCRTフレーム51とパッキンシー
ト65とが環状板67で固定されているので、組立て性
がよくなり液洩れの危険性を少なくしている。
【0104】図18は、第8発明に係る投写型表示装置の
第2実施例を示す断面図で、CRTフレーム51の外周
フランジ部51cのCRT21側に、環状溝51dが設
けられている。そして、パッキンシート65はフランジ
部51cを回り込んで挿嵌され、環状板67でCRT2
1側からネジ68で固定される構造としたもので、同様
の効果を奏する。
【0105】図19は、第9発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す平面図、図20はそのXX
−XX線矢視断面図である。図において、図17と同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0106】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けてCRTブロック
81を構成する。一方、レンズブロック82は、レンズ
フレーム53と投写レンズ28の間にゴム等で成形され
たパッキンシート65の一端をはさみ、液密状態で取り
付けられて構成される。さらに、パッキンシート65の
他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロックの
相対角度,距離が可変できるようにたるみをもたせてC
RTフレーム51に液密状態で取り付けることにより、
CRT21のフェース面21cとレンズ面28bとの間
の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷却液
32を充填する。
【0107】CRTブロック81とレンズブロック82
とを、所定の角度,距離に取り付けるのは、以下の方法
による。すなわち、レンズフレーム53は取付け板62
にネジ63で固定されるが、CRTフレーム51は、取
付け板62の長穴62dを介してネジ69で固定され
る。この長穴62dは、投写レンズ28に対するCRT
21の回転支点M点を中心とした円弧状の穴で、固定位
置は、位置決めピン71を取り付け板62の位置決め穴
62a〜cのいずれかを選択し、CRTフレーム51の
位置決め穴51eに挿入することで決める。このように
構成されて保持部61で位置が決められたCRTブロッ
ク81と、投写レンズ82を3ユニット使用して、投写
型表示装置とする。
【0108】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像がス
クリーン99上の或る点で一致するように各投写ユニッ
ト83の投写軸を互いに傾斜させており、さらに、各C
RT21と投写レンズ28の相対角度や距離が、各々異
なっていることも従来例と同様である。
【0109】以上の如き構成の本発明装置は、投写装置
内の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム
51,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもス
クリーンサイズ,投写距離、投写角度等の投写系が異な
っても、同一装置で対応する。
【0110】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保ち液洩れの危険性を少なくしている。
【0111】CRT21の投写レンズ28に対する相対
的な角度,距離は、CRTフレーム51の位置決め穴5
1eに挿入される位置決めピン71が、取り付け板62
のどの位置決め穴62a〜cに貫通されるかによって決
まる。したがって、冷却液32を充填した状態でも、両
者の角度を正確に変更することが可能となる。
【0112】また、上述の実施例では3段階の変更がで
きる例をしめしたが、位置決め穴を増やすことにより更
に多段階の変更を行うことが可能となる。
【0113】図21は、第10発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図17と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0114】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けてCRTブロック
81を構成する。一方、レンズブロック82は、レンズ
フレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形さ
れたパッキンシート65の一端をはさみ、液密状態で取
り付けられて構成される。さらに、パッキンシート65
の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロック
の相対角度,距離が可変できるように、たるみをもたせ
てCRTフレーム51に液密状態で取付けることによ
り、CRT21のフェース面21cとレンズ面28bと
の間の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷
却液32を充填する。
【0115】CRTブロック81とレンズブロック82
とを、所定の角度,距離に取り付けるのは以下の方法に
よる。すなわち、CRTフレーム51とレンズフレーム
53の間に、所定の厚みと傾斜をもったスペーサ72を
挟み込み、ネジ73がレンズフレーム53の孔部53h
と当該スペーサ72の孔部72hを貫通してCRTフレ
ーム51のネジ部51hにネジ固定される。
【0116】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81とレンズブロック82より構成
される投写ユニット83を、赤,緑,青の3ユニットと
して使用し、各CRT21による画像がスクリーン99
上の或る点で一致するように、各投写ユニット83の投
写軸を互いに傾斜させており、さらに、各CRT21と
投写レンズ28の相対角度や距離が、各々異なっている
ことも従来例と同様である。
【0117】第10発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0118】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保ち液洩れの危険性を少なくしている。
【0119】CRT21の投写レンズ28に対する相対
的な角度,距離は、CRTフレーム51とレンズフレー
ム53との間にはさむスペーサ72の厚みや傾きを変え
ることで正確に変化させることができる。
【0120】図22は、第11発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットの第1実施例を示す断面図で
ある。図において、図21と同一または相当部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0121】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けてCRTブロック
81を構成する。一方、レンズブロック82は、レンズ
フレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形さ
れたパッキンシート65の一端をはさみ、液密状態で取
り付けられて構成される。さらに、パッキンシート65
の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロック
の相対角度,距離が可変できるようにたるみをもたせて
CRTフレーム51に液密状態で取り付けることによ
り、CRT21のフェース面21cとレンズ面28bと
の間の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷
却液32を充填する。
【0122】CRTブロック81とレンズブロック82
との間に配設されるスペーサ72には、所定の位置に凸
状の半球部72eと72fが設けられている。一方、C
RTフレーム51とレンズフレーム53の所定の位置に
も嵌合凹部51fおよび53fが設けられており、半球
部72e,72fが嵌合凹部51f,53fに夫々嵌合
することにより、CRT21と投写レンズ28との位置
決めを行なう。
【0123】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81とレンズブロック82より構成
される投写ユニット83を、赤,緑,青の3ユニットと
して使用し、各CRT21による画像がスクリーン99
上の或る点で一致するように、各投写ユニット83の投
写軸を互いに傾斜させおり、さらに、各CRT21と投
写レンズ28の相対角度や距離が、各々異なっているこ
とも従来例と同様である。
【0124】第11発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0125】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保ち液洩れの危険性を少なくしている。
【0126】CRT21の投写レンズ28に対する相対
的な角度,距離は、CRTフレーム51とレンズフレー
ム53との間にはさむスペーサ72で決定するが、スペ
ーサ72の半球部72eと72fを両フレームの嵌合凹
部51f,53fに嵌合させて取り付けることにより、
スペーサ72の位置決めが行なわれ、それを達成する。
そして、このスペーサ72の厚みや傾きを変えることで
正確に変化させることができる。
【0127】図23は、第12発明に係る投写型表示装置の
第2実施例を示す断面図で、CRTブロック81とレン
ズブロック82との間に配設されるスペーサ72の外側
フランジ部72gを、CRTフレーム51とレンズフレ
ーム53の外周壁51g,53gに当接させることでス
ペーサ72の位置を決めるようにしたものである。
【0128】図24は、第12発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図21と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0129】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けてCRTブロック
81を構成する。一方、レンズブロック82は、レンズ
フレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形さ
れたパッキンシート65の一端をはさんで液密状態で取
り付けられて構成される。さらに、パッキンシート65
の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロック
の相対角度,距離が可変できるようにたるみをもたせて
CRTフレーム51に液密状態で取り付けることによ
り、CRT21のフェース面21cとレンズ面28bと
の間の空間を液密状態に形成し、当該空間31に冷却液
32を充填する。
【0130】CRTブロック81とレンズブロック82
との角度,距離を変更するのは、以下の方法による。す
なわち、CRTフレーム51とレンズフレーム53の外
周フランジ部51c,53cの間に圧縮バネ74をはさ
んで、ネジ73で取り付けられている。
【0131】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は、従来例と同様であるので説明を省略する。
またCRTブロック81,レンズブロック82,保持部
61より構成される投写ユニット83を、赤,緑,青の
3ユニットとして使用し、各CRT21による画像がス
クリーン99上の或る点で一致するように、各投写ユニ
ット83の投写軸を互いに傾斜させおり、さらに、各C
RT21と投写レンズ28の相対角度や距離が、各々異
なっていることも従来例と同様である。
【0132】第13発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても、同一装置で対応する。
【0133】また、動作時にCRTの発熱により冷却液
32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れて
膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の圧
力を一定に保ち、液洩れの危険性を少なくしている。
【0134】CRT21の投写レンズ28に対する相対
的な角度,距離は、CRTフレーム51とレンズフレー
ム53とを固定しているネジ73を回転させることによ
り任意に設定できる。すなわち、ネジ73をゆるめると
圧縮バネ74に押されてフレーム間は広がり、逆にネジ
73を締め付けると両フランジ間はせばまる。しかも、
ネジ73と圧縮バネ74とで両フレーム51と53とは
規制され位置が決まる。
【0135】また、第12発明におけるCRTブロック8
1とレンズブロック82の位置決め機構として、例えば
第9発明における装置構成を併用してもよい。
【0136】図25は、第13発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図17と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0137】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロッ
ク81を構成する。一方、レンズブロック82は、レン
ズフレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形
されたパッキンシート65の一端をはさんで液密状態で
取り付けられて構成される。さらに、パッキンシート6
5の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロッ
クの角度,距離が可変できるようにたるみをもたせてC
RTフレーム51に液密状態で取り付けることにより、
CRT21のフェース面21cとレンズ面28bとの間
の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷却液
32を充填する。
【0138】このとき、CRTフレーム51は、冷却液
32に接触してCRT21の放熱を行なうため、化学的
に安定なアルミニュウムで成形するが、レンズフレーム
53はパッキンシート65で覆われるので、軽量かつ安
価なプラスチックで成形する。
【0139】動作については、第6発明に係る本発明装
置と同様であるので説明を省略する。
【0140】図26は、第14発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図17と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0141】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロッ
ク81を構成する。一方、レンズブロック82は、レン
ズフレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形
されたパッキンシート65の一端をはさんで液密状態で
取り付けられて構成される。さらに、パッキンシート6
5の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロッ
クの角度,距離が可変できるようにたるみをもたせてC
RTフレーム51に液密状態で取り付けることにより、
CRT21のフェース面21cとレンズ面28bとの間
の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷却液
32を充填する。
【0142】このとき、レンズフレーム53は冷却液3
2に接触しないのでプラスチック成形品で形成し、且つ
パッキンシート65の凸部65aの一部を、レンズフレ
ーム53に嵌着させて液密性と作業性を向上させた。
【0143】動作については、第6発明に係る本発明装
置と同様であるので説明を省略する。
【0144】図27は、第15発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す断面図である。図にお
いて、図17と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0145】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロッ
ク81を構成する。一方、レンズブロック82は、レン
ズフレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形
されたパッキンシート65の一端をはさんで液密状態で
取り付けられて構成される。さらに、パッキンシート6
5の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロッ
クの相対角度,距離が可変できるようにたるみをもたせ
てCRTフレーム51に液密状態で取り付けることによ
り、CRT21のフェース面21cとレンズ面28bと
の間の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷
却液32を充填する。
【0146】このとき、レンズフレーム53と投写レン
ズ28のレンズ鏡筒28aを一体で成形し、レンズ組立
て時にパッキンシート65を取付けて組立てる。
【0147】動作については、第6発明に係る本発明装
置と同様であるので説明を省略する。
【0148】図28は、第16発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットの第1実施例を示す断面図で
ある。図において、図22と同一または相当部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0149】CRTフレーム51にCRTパッキン29
を介してCRT21が設置され、スプリング25の力で
押え板23を押しつけることにより、CRT21とCR
Tフレーム51を液密状態で取り付けて、CRTブロッ
ク81を構成する。一方、レンズブロック82は、レン
ズフレーム53と投写レンズ28の間に、ゴム等で成形
されたパッキンシート65の一端をはさんで液密状態で
取り付けられて構成される。さらに、パッキンシート6
5の他端を、環状板67とネジ68を使用して両ブロッ
クの角度,距離が可変できるようにたるみをもたせてC
RTフレーム51に液密状態で取り付けることにより、
CRT21のフェース面21cとレンズ面28bとの間
の空間31を液密状態に形成し、当該空間31に冷却液
32を充填する。
【0150】CRTブロック81とレンズブロック82
との角度,距離を決めるには、CRTフレーム51とレ
ンズフレーム53の間に、所定の厚み,傾きを持ったス
ペーサ72をはさみ、ネジ73をレンズフレーム53の
孔部53hとスペーサ72の孔部72hを貫通させてC
RTフレーム51のネジ部51hに締め付けることで行
なわれる。そして、この取り付け用のネジ73とは別
に、両ブロックを可動自在に支持するための支持軸75
がレンズフレーム53の支持孔53jとCRTフレーム
51の支持孔51jを貫通して設置されている。さら
に、当該支持軸75は、レンズフレーム53とCRTフ
レーム51の間に配設された圧縮バネ74を貫通し、先
端部は抜け防止のための止め輪76が取り付けられてい
る。
【0151】次に動作について説明する。本発明装置の
投写原理は従来例と同様であるので説明を省略する。ま
たCRTブロック81とレンズブロック82より構成さ
れる投写ユニット83を、赤,緑,青の3ユニットとし
て使用し、各CRT21による画像が、スクリーン99
上の或る点で一致するように各投写ユニット83の投写
軸を互いに傾斜させており、さらに、各CRT21と投
写レンズ28の相対角度や距離も、各々異なっているこ
とも従来例と同様である。
【0152】第16発明に係る本発明装置は、投写装置内
の赤,緑,青の3ユニットを、共通のCRTフレーム5
1,レンズフレーム53を使用して構成し、しかもスク
リーンサイズ,投写距離,投写角度等の投写系が異なっ
ても同一装置で対応する。
【0153】また、動作時に、CRTの発熱により冷却
液32が膨張しても、パッキンシート65が外側に膨れ
て膨張分に見合った内容積を増やすので、冷却液32の
圧力を一定に保ち液洩れの危険性を少なくしている。
【0154】CRT21の投写レンズ28に対する相対
的な角度,距離は、CRTフレーム51とレンズフレー
ム53との間にはさむ、スペーサ72の厚みや傾きを変
えることで正確に変化させることができる。
【0155】そして、冷却液32を充填した状態で両ブ
ロックの角度,距離を変更するとき、スペーサ72とネ
ジ73を取り除いても、圧縮バネ74に押されてCRT
フレーム51は止め輪76と当接するまで両フレーム5
1,53の間隔を広げるので、両ブロックが離脱するこ
となく、スペーサ72を取り替えやすくする。このと
き、支持孔51jと53jとは支持軸75の直径よりも
十分に大きくしてあるので、両フレーム間の相対角度を
変化させても対応することができる。
【0156】図29は、第16発明に係る投写型表示装置の
第2実施例を示す断面図で、CRTブロック81とレン
ズブロック82との間に配設されるスペーサ72の厚み
を少なくするため、CRTフレーム51の取付け部51
kに段を設けた例である。
【0157】図30は、第16発明に係る投写型表示装置の
第3実施例を示す要部の断面図で、CRTフレーム51
とレンズフレーム53との間に配設される圧縮バネ74
の代わりに、止め輪76を配設したものである。また、
図示しないが支持軸75の先端部だけに止め輪76を配
設しても同様の効果を奏する。
【0158】さらに以下に述べる発明では、CRTと投
写レンズとの間隔が狭くても、相対角度を調整する際の
摺動抵抗を小さくして、この調整を液密状態にて容易に
実施することができる。
【0159】図31は、第17発明に係る投写型表示装置を
構成する一の投写ユニットを示す斜視図、図32はこの第
1実施例を示す断面図、図33は分解斜視図である。連結
部材103 はアルミダイカスト等の熱伝導性に優れた材料
で形成され、CRT保持部材104 と、レンズ保持部材10
5 とからなる。CRT保持部材104 は中央部をCRT10
1 の前面形状に合わせて矩形に開口させたリング状のフ
レーム部106 を備え、CRT101 の前部周縁に装着さ
れ、またレンズ保持部材105 は中央部を投写レンズ102
の鏡部13に合わせて円形に開口させたリング状のフレー
ム部107 を備えており、投写レンズ102 の基端部周縁に
装着されている。そしてこれらCRT保持部材104 のフ
レーム部106 とレンズ保持部材105 のフレーム部107 と
はCRT101 と投写レンズ102 との間に所定の距離及び
角度を保持させた状態で、夫々の四隅部においてスプリ
ング108 を介在させたねじ109 にて連結されている。
【0160】CRT101 とCRT保持部材104 とはCR
T101 の前端面の周縁を、投写保持部材104 のフレーム
部106 の内周縁近傍に沿って設けた環状溝内に嵌め込ん
であるパッキン110 に当接させ、CRT保持部材104 の
背面にゴムシート111 を介在させて円錐筒形をなすバン
ド112 を嵌め込み、バンド112 の連結帯112aをフレーム
部106 の側面に止ねじ112bにて固定することで、フレー
ム部106 に対しCRT101 を液密状態に装着してある。
【0161】一方投写レンズ102 のレンズ保持部材105
と鏡筒113 とは、鏡筒113 の基端部に固定した初段レン
ズ102aのレンズ面の周縁部をレンズ保持部材105 のフレ
ーム部107 の内周縁近傍に沿って設けた環状溝内に嵌め
込んであるパッキン114 に当接させた状態で、鏡筒113
の外周に設けたフランジ部113aを止ねじ113bにてフレー
ム部107 に固定することで、フレーム部107 に対し投写
レンズ102 を液密状態に装着してある。
【0162】CRT保持部材104 のフレーム部106 には
その投写レンズ102 側寄りの内周面に断面凹形の円弧状
をなす球面ガイド106aが形成され、一方レンズ保持部材
105のフレーム部107 にはそのCRT101 側寄りの外周
面に全周にわたる環状溝107aが形成され、ここにOリン
グ115 を嵌め込んであり、このOリング115 を配したフ
レーム部107 に前記フレーム部106 の球面ガイド106aを
外嵌させることで両フレーム部106, 107間及びCRT10
1 と投写レンズ102 との間にわたって形成される空間S
を液密状態とし、ここに冷却液Wを充填せしめてある。
【0163】その他116 は前記両フレーム部106 ,7間
の空間Sに面するようフレーム部106 の周壁に穿った冷
却液Wの注入口であり、パッキン117aを介在させた封止
ねじ117 にて開閉可能となっている。また118 は前記空
間S内に注入した冷却液Wの熱膨張分を収容すべくCR
T保持部材104 に設けたタンク、119 は偏向ヨーク、12
0 はフォーカスマグネット、121 はCRT 基板である。
【0164】以上の如き構成の本実施例にあっては、各
投写ユニットにおけるCRT101 からの赤色,緑色,青
色の各画像は投写レンズ102 に入射され、スクリーンC
上の一点にて画像が一致するようスクリーンCに投影さ
れることとなる。またCRT101 と投写レンズ102 とは
所定の基準点Oを中心として球面ガイド106aの幅の範囲
内でCRT保持部材104 とレンズ保持部材105 とを相対
的に回動させることで、空間S内の液密状態を維持しつ
つCRT101 と投写レンズ102 との相対角度,距離を夫
々調節し得ることとなる。
【0165】なお上述の本実施例ではCRT保持部材10
4 とレンズ保持部材105 とは同じ材料で形成した場合を
説明したがCRT保持部材104 よりもレンズ保持部材10
5 の材料をより熱膨張係数の大きい材料で形成してもよ
い。これによってプロジェクター稼動中にレンズ保持部
材105 の熱膨張により、Oリング115 と球面ガイド106a
との圧接力が高まり、それだけシール機能が大きくなる
効果が得られる。
【0166】図34は、第17発明に係る投写型表示装置の
第2, 第3実施例の構成を示す縦断面図である。図34
(a) に示す第2実施例ではレンズ保持部材105 のフレー
ム部107 におけるCRT101 側寄りの内周面に、基準点
Oを中心とする断面凹形の円弧状をなす球面ガイド107c
を設け、またCRT保持部材104 のフレーム部106 の外
周面にその全周にわたる環状溝106cを設け、ここにOリ
ング115 を嵌め込み、このOリング115 を配したフレー
ム部106 にフレーム部107 の球面ガイド107cを外嵌させ
ることで両フレーム部106, 107間及びCRT101 と投写
レンズ102 との間にわたって形成される空間Sを液密状
態とし、ここに冷却液Wを充填せしめてある。このよう
な第2実施例にあっても第1実施例の場合と同様の効果
が得られる外、フレーム部106 自体の形状を著しく簡略
化出来る利点が得られる。他の構成は図31〜図33に示す
第1実施例と実質的に同じであり、対応する部分には同
じ番号を付して説明を省略する。
【0167】図34(b) に示す第3実施例はCRT保持部
材104 のフレーム部106 に、球面ガイド106aより幅が広
い球面ガイド106bを設け、またこの球面ガイド106bと対
向するレンズ保持部材105 のフレーム部107 には2列に
並列させて環状溝107a, 107bを設け、夫々にOリング11
5a, 115bを嵌め込み、両Oリング115a, 115bを夫々球面
ガイド106bに摺設せしめるようにしてある。このような
第3実施例ではフレーム部106 と107 との間のシール構
造が2重となり、信頼性を高め得る効果がある。他の構
成及び作用は第1実施例に示すものと実質的に同じであ
り、対応する部分に同じ番号を付して説明を省略する。
【0168】図35は、第4実施例の構成を示す縦断面図
である。この第4実施例にあってはレンズ保持部材105
のフレーム部107 におけるCRT101 側寄りの外周面に
基準点Oを中心とする断面凸形の円弧状をなす球面ガイ
ド107dを設け、一方CRT保持部材104 のフレーム部10
6 における投写レンズ102 側寄りの内周面にその全周に
わたる環状溝106dを設け、ここにOリング115 を嵌め込
んであり、このOリング115 を備えたフレーム部106 に
球面ガイド107dを備えたフレーム部107 を内嵌せしめ、
球面ガイド107dの外周面にOリング115 を圧接せしめる
ことで空間Sを液密状態に維持しつつCRT101 と投写
レンズ102 との距離及び相対角を可変としてある。
【0169】このような第4実施例にあってはフレーム
部106 とフレーム部107 とを基準点Oを中心として球面
ガイド107dの範囲内でOリング115 を摺動させること
で、空間Sを液密状態に維持しつつCRT101 と投写レ
ンズ102 との距離及び相対角度を適宜に調節可能とな
る。他の構成及び作用は図31〜図33に示す第1実施例と
実質的に同じであり、対応する部分には同じ番号を付し
て説明を省略する。
【0170】図36は、第17発明に係る投写型表示装置の
第5実施例の構成を示す断面図である。この第5実施例
ではCRT保持部材104 のフレーム部106 における投写
レンズ102 側寄りの外周面に基準点Oを中心とする断面
凸形の円弧状をなす球面ガイド106fを設け、一方レンズ
保持部材105 のフレーム部107 におけるCRT101 側寄
りの内周面にその全周にわたる環状溝107fを設け、ここ
にOリング115 を嵌め込み、このOリング115 を配した
フレーム部107 にフレーム部106 の球面ガイド106fを内
嵌させることで両フレーム部106, 107間及びCRT101
と投写レンズ102 との間にわたって形成された空間Sを
液密状態とし、ここに冷媒Wを充填せしめてある。この
ような第5実施例にあっても第4実施例の場合と同様の
効果が得られる外、フレーム部106 自体の形状が著しく
簡略化出来る利点がある。他の構成は図35に示す第4実
施例の構成と実質的に同じであり、対応する部分には同
じ番号を付して説明を省略する。
【0171】図37は、第17発明に係る投写型表示装置の
第6実施例の構成を示す縦断面図、図38は図37に示す実
施例において使用しているXリングの半裁斜視図であ
る。この第6実施例は既述した図32に示すOリング115
を、これに代えて同様の弾性材料を用いて形成したXリ
ング121 を用いたのと実質的に同じ構成となっている。
このような第6実施例にあってはOリング115 に代えて
Xリング121 を用いているから、Xリング121 と球面ガ
イド106aとの間の摺動抵抗が小さくCRT101と投写
レンズ102 との距離,相対角度の変更に際しての作
業性が向上し、また二重シールと同様の構造となり、信
頼性が向上する。他の構成及び作用は図32に示すものと
実質的に同じであり、対応する部分には同じ番号を付し
て説明を省略する。
【0172】なおシールリングとしては、Oリング115
,Xリング121 の外に図39に示す如きシールリングを
用いてもよい。図39(a) に示すシールリングはUリング
122,また図39(b) に示すシールリングはTリング123 、
更に図39(c) に示すシールリングはチューブ124a内にジ
ェル124bを充填した構成となっている。Uリング122 は
外周面側に凹溝を備え、内周面は平坦面となっている。
またTリング123 は内周面側が平坦面に、また外周面に
はその幅方向の中央部に沿って周方向に凸条123aを備
え、この凸条123aの両側に沿って合成樹脂製の補強リン
グ123b, 123cが沿設された構成としてある。
【0173】図40は第18発明に係る投写型表示装置を構
成する一の投写ユニットの第1実施例の構成を示す断面
図である。本実施例においては図32における断面凹形の
円弧状をなす球面ガイド106aをこれに代えて円筒面ガイ
ド106gとしたのと実質的に同じ構成としてある。このよ
うな本実施例にあっては円筒面ガイド106gとOリング11
5 との摺動により空間Sを液密状態に維持しつつCRT
101 と投写レンズ102 との間の距離及び相対角度を所定
の範囲内で任意に変更可能となる。他の構成及び作用は
図32に示すものと実質的に同じであり、対応する部分に
は同じ番号を付して説明を省略する。
【0174】図41は、第18発明に係る投写型表示装置の
第2実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例にあ
っては図34に示す球面ガイド107cをこれに代えて円筒面
ガイド107hに形成したのと実質的に同じ構成としてあ
る。この第2実施例にあっても第1実施例と同様の効果
が得られる。他の構成及び作用は図34に示すものと実質
的に同じであり、対応する部分には同じ番号を付して説
明を省略する。
【0175】図42は、第18発明に係る投写型表示装置の
第3実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例にお
いては図35に示す球面ガイド107dをこれに代えて円筒面
ガイド107iとしたのと実質的に同じ構成となっている。
この第3実施例にあっても第1実施例におけるのと同様
の効果が得られる。他の構成及び作用は図35に示すもの
と実質的に同じであり、対応する部分には同じ番号を付
して説明を省略する。
【0176】図43は、第18発明に係る投写型表示装置の
第4実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例は図
36に示す球面ガイド106fを、これに代えて円筒面ガイド
106hとしたのと実質的に同じ構成となっている。この第
4実施例にあっても第1実施例と同様の効果が得られ
る。他の構成及び作用は図36に示すものと実質的に同じ
であり、対応する部分には同じ番号を付して説明を省略
する。
【0177】図44は、第18発明に係る投写型表示装置の
第5実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例にお
いては、レンズ保持部材105 は投写レンズ102 の鏡筒11
3 と一体構造に構成してあり、レンズ保持部材105 及び
鏡筒113 の構成が大幅に簡略化される。他の構成及び作
用は図40に示すものと実質的に同じであり、対応する部
分には同じ番号を付して説明を省略する。
【0178】図45は、第18発明に係る投写型表示装置の
第6実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例にお
いては、CRT101 はCRT保持部材104 におけるフレ
ーム部106 のCRT101 側の面に突き出したガイド筒内
に嵌合し、接着剤にてCRT保持部材104 と一体的に固
定した構成としてあり、CRT101 とCRT保持部材10
4 との結合構造が簡略化される。他の構成及び作用は図
44に示すものと実質的に同じであり、対応する部分には
同じ番号を付して説明を省略する。
【0179】図46は、第18発明に係る投写型表示装置の
第7実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例にお
いては投写レンズ102 の鏡筒113 を軸長方向において2
分割し、鏡筒部113aはレンズ保持部材105 を兼ねるよう
構成してある。初段レンズ102aは鏡筒部113aに、また2
段目以降のレンズを鏡筒部113bに夫々装着し、両鏡筒部
113a,113b はその外周に設けたフランジ113c,113d 同士
をねじ113eにて一体的に連結してある。本実施例にあっ
てはレンズ交換が容易となり、またCRT101の補修も
容易となる利点がある。
【0180】図47は、第18発明に係る投写型表示装置の
第8実施例を示す縦断面図である。本実施例にあっては
図45に示すCRT保持部材104 をFe,Pb 等のX線遮蔽材
料を用いて四角筒部135aと、その軸長方向の一端部に連
なる中立の四角錐台形部135bとからなるフード形のCR
T保持部材135 に代えてある。フード形のCRT保持部
材135 内にCRT101 の前部側の過半部が収容され、後
端部側が四角錐台形部135bからその後方に突き出した状
態に内嵌し、CRT101 と前記四角筒部135aとの間は接
着剤136 にて接着固定してある。このような本実施例に
あっては、シールドカバーを別に取り付けなくても、C
RT保持部材135 のX線シールド効果によりX線が人体
に及ぼす影響を低減することができる。
【0181】図48は、第19発明に係る投写型表示装置の
第1実施例の構成を示す縦断面図、図49は本実施例にお
いて用いるチューブ125 の半裁斜視図である。本実施例
にあってはCRT保持部材104 のフレーム部106 は中抜
きした矩形リング状に形成されており、その外周縁にフ
ランジ106mを設け、一方レンズ保持部材105 は同じく中
央部を円形に中抜きした円筒状をなすフレーム部107 に
おけるCRT101 側の外周面に、フランジ107mを設けて
あり、両フランジ106m, 107mの周縁部寄りの対向面に沿
わせて図49に示す如きチューブ125 を接着固定し、フレ
ーム部106, 107間及びCRT101 ,投写レンズ102 間に
形成されている空間Sを液密状態とし、この空間S内に
冷却液Wを充填すると共に、両フランジ部106m, 107mの
四隅部にばね126 を介在させた状態でねじ127 を螺合挿
通してある。チューブ125 は自らの弾性により本来的に
断面円形の状態で自立しており、その左, 右両側周面が
フランジ106m, 107mに接着剤にて接着固定された状態と
なっている。
【0182】本実施例にあっては両フレーム部106, 107
の四隅部のフランジ106m, 107mに渡したねじ127 の螺合
深さ調節によりCRT101 ,投写レンズ102 間の距離及
び相対角度が調節可能となる。また空間Sの周囲はチュ
ーブ125 にて囲繞してあるから、冷却液Wの熱膨張分を
容易に吸収出来、図32等に示すタンク118 が不要とな
る。他の構成及び作用は図32に示すものと実質的に同じ
であり対応する部分には同じ番号を付して説明を省略す
る。
【0183】図50は、第19発明に係る投写型表示装置の
第2実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例は、
上述の第1実施例のフレーム部106, 107における各フラ
ンジ106m, 107mの対向面に夫々基準点Oからの距離を異
ならせて短円筒体106n, 107nを向かい合わせに突設し、
この両短円筒体106n, 107n間の中間に沿って第1実施例
におけるのと同様にチューブ125 の両側周縁をフレーム
部106, 107の対応するフランジ106m, 107m面に夫々接着
固定してある。
【0184】このような本実施例にあっては、チューブ
125 の左,右側周縁を夫々フレーム部106, 107の対向面
に基準点Oに対し同心上に接着する際の作業性が向上
し、また放熱面が拡大されて放熱効果も向上する。他の
構成及び作用は図48に示すものと実質的に同じであり、
対応する部分には同じ番号を付して説明を省略する。
【0185】図51は、第19発明に係る投写型表示装置の
第3実施例の構成を示す縦断面図、図52は本実施例にお
いて用いる弾性リング128 の半裁斜視図である。本実施
例は、第1実施例において使用しているチューブを、こ
れに代えて図52に示す如き断面矩形をなす弾性リング12
8 に置換したのと実質的に同じ構成としてある。弾性リ
ング125 は基準点Oを中心とする同心円上においてその
軸方向の一側端面をフレーム部106 に、また他側端面を
フレーム部107 に夫々接着剤を用いて固定してある。
【0186】このような第3実施例においては、各ねじ
27の螺合深さを変えることで弾性リング128 の弾性を利
用して空間Sの液密性を維持しつつ、CRT101 と投写
レンズ102 との間の距離及び相対角度を所定の範囲で自
在に調節することが可能となる。他の構成及び作用は図
48に示すものと実質的に同じであり、対応する部分には
同じ番号を付して説明を省略する。
【0187】図53は、第19発明に係る投写型表示装置の
第4実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例は、
図50に示すチューブ125 をこれに代えて図51に示す弾性
リング128 に置換したのと実質的に同じ構成となってい
る。なお短円筒体106n, 107nは基準点Oからの距離が弾
性リング28の肉厚と略等しいか又はこれよりも若干大き
くなる程度に設定されている。このような第4実施例に
あっては第3実施例におけるのと同様にフレーム部106,
107に渡した複数のねじ127 夫々の螺合深さを調節する
ことで弾性リング128の弾性を利用して空間Sを液密状
態に維持しつつ、CRT101 と投写レンズ102との距離
及び相対角度を所定の範囲内で任意に調節することが可
能となる。しかも弾性リングに引っ張り力,圧縮力が作
用したとき、短円筒体106n, 107nが弾性リング128 の伸
縮域を規制することで各フレーム部106, 107との接着が
剥がれることも抑制出来る。
【0188】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る投写型表示
装置は、軟性材からなる液体封入手段を介して冷却液を
充填する方式により、スクリーンサイズの変更に伴う投
写レンズの倍率変更を行っても、常に最適フォーカスが
得られる。また本発明は画像形成手段と投写レンズの間
に空気層を設けず、完全に冷却液によってオプティカル
カップリングされるのでコントラストの高い映像を得る
ことができる。
【0189】また、画像形成手段,投写レンズの保持部
材の少なくとも一方には不要液体貯蔵手段を有すること
によって、前記画像形成手段,投写レンズの相対距離、
角度を変更し、液体の体積が変わっても、圧力が液体に
加わることなく安定に設置することができる。
【0190】また、画像形成手段,投写レンズの保持部
材の少なくとも一方には、前記画像形成手段と投写レン
ズの相対距離を調整する機構を有するので、光軸方向へ
の正確な配置が可能となり、投写レンズの性能を最大限
活かせる鮮鋭な像を得ることができる。
【0191】また、画像形成手段と投写レンズの保持部
材の少なくとも一方には、前記画像形成手段と投写レン
ズの相対角度を調整する機構を有するので、正確な傾角
調整が可能となり、スクリーン周辺部まで鮮鋭なフォー
カスを維持することができる。
【0192】さらに投写ユニットを、画像形成手段ブロ
ックとレンズブロックとに分離し、両ブロック間を筒状
パッキンシートで液密状態に連結したので、画像形成手
段と投写レンズとの相対角度,距離を任意に変えられ
る。したがって、従来のように赤,緑,青の3種類のス
ペーサブロック、あるいは各スクリーンサイズ毎や投写
角毎にスペーサブロックを製作しなくて同一の投写ユニ
ットで対応できる。
【0193】また、冷却液のシール箇所を3箇所にした
ので液洩れの危険箇所が減少し、作業性もよくなる。ま
た、冷却液が画像形成手段の発熱で膨張しても筒状パッ
キンシートが伸びて膨張分だけ内容積を変化させるの
で、冷却液の圧力は常に一定になり信頼性が向上する。
【0194】また、画像形成手段ブロックとレンズブロ
ックとを液密状態で可動自在に連結している部材が筒状
パッキンシートであるので、両ブロック間の間隔が狭く
ても取付けることが可能となり、装置の設計裕度が増
す。
【0195】また、画像形成手段ブロックとレンズブロ
ックとを所定の間隔で連結する連結部材に、スクリーン
サイズ毎や投写角毎の位置決め穴、スペーサ、あるいは
調整機構を設けたので、容易に両者の相対角度,および
距離を変化させることができる。
【0196】また、画像形成手段ブロックとレンズブロ
ックとを締結する締結手段のほかに、両ブロックを可
動,着脱自在に支持する機構を設けたので、画像形成手
段と投写レンズの相対角度,距離を、冷却液を充填した
状態で容易に変更でき作業性が向上する。
【0197】また、画像形成手段ブロックとレンズブロ
ックとの間に設置される筒状パッキンシートが伸び縮み
して内容積を変化させるので、従来のようなタンクが廃
止できる。
【0198】さらに球面又は円筒面ガイドに弾性シール
材を摺設することにより、摺動特性が良好となり、また
液密状態に及ぼす影響も少ない。そして画像形成手段,
投写レンズ間、並びに画像形成手段保持部材,レンズ保
持部材間の広い範囲に液密状態の空間を形成することが
出来、この空間内に充填した冷却液及び画像形成手段保
持部材,投写レンズ保持部材を通じて放熱させることが
可能となり、放熱効果が格段に向上し、また空間に対す
る液密化構造も大幅に簡略化され、組立の作業性が向上
し、また製品のコスト低減が図れる。
【0199】また環状の弾性シール材を両フレームに接
着固定することにより、シール性が向上して良好な液密
状態とすることができる。また両フレーム間の相対角
度,距離の調整も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る投写型表示装置を構成する一の
投写ユニットを示す断面図である。
【図2】第1発明に係る投写型表示装置の他の実施例に
おける冷却液封入材の形状を示す断面図である。
【図3】第2発明に係る投写型表示装置を構成する一の
投写ユニットを示す断面図である。
【図4】第3発明に係る投写型表示装置を構成する一の
投写ユニットを示す断面図である。
【図5】第4発明に係る投写型表示装置を構成する一の
投写ユニットを示す断面図である。
【図6】第5発明に係る投写型表示装置を構成する一の
投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図7】図6に示す本発明装置の分解斜視図である。
【図8】図6に示す本発明装置の組み立てられた状態を
示す斜視図である。
【図9】図6に示す投写ユニットが投写型表示装置内に
設置された状態を示す断面図である。
【図10】第5発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図11】第5発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第3実施例を示す斜視図である。
【図12】第6発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図13】図12におけるパッキンシートを示す斜視図で
ある。
【図14】図12におけるパッキンシートを示す断面図で
ある。
【図15】図13, 図14に示すパッキンシートの変形例を
示す断面図である。
【図16】第7発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図17】第8発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図18】第8発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図19】第9発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す平面図である。
【図20】図19のXX−XX線矢視断面図である。
【図21】第10発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図22】第11発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図23】第11発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図24】第12発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図25】第13発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図26】第14発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図27】第15発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す断面図である。
【図28】第16発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図29】第16発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図30】第16発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第3実施例の一部拡大断面図である。
【図31】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す斜視図である。
【図32】第17発明に係る本発明装置の第1実施例を示
す断面図である。
【図33】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットを示す分解斜視図である。
【図34】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2,第3実施例を示す断面図であ
る。
【図35】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第4実施例を示す断面図である。
【図36】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第5実施例を示す断面図である。
【図37】第17発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第6実施例を示す断面図である。
【図38】図37に示すXリングの半裁斜視図である。
【図39】本発明装置にて使用するシールリングの他の
例を示す半裁斜視図である。
【図40】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図41】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図42】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第3実施例を示す断面図である。
【図43】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第4実施例を示す断面図である。
【図44】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第5実施例を示す断面図である。
【図45】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第6実施例を示す断面図である。
【図46】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第7実施例を示す断面図である。
【図47】第18発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第8実施例を示す断面図である。
【図48】第19発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第1実施例を示す断面図である。
【図49】図48に示すチューブの半裁斜視図である。
【図50】第19発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第2実施例を示す断面図である。
【図51】第19発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第3実施例を示す断面図である。
【図52】図51に示す弾性リングの半裁斜視図である。
【図53】第19発明に係る投写型表示装置を構成する一
の投写ユニットの第4実施例を示す断面図である。
【図54】従来の投写型表示装置の構成図である。
【図55】従来のCRT,投写レンズ結合部を示す断面
図である。
【図56】3管式投写型表示装置の補正角を説明するた
めの図である。
【図57】従来の他の投写型表示装置の構成図である。
【図58】従来の投写型表示装置の一の投写ユニットの
構成を示す断面図である。
【図59】図58に示す従来の投写型表示装置の分解斜視
図である。
【図60】従来の他の投写型表示装置の一の投写ユニッ
トの構成を示す断面図である。
【図61】図60において用いるベローズの部分拡大断面
図である。
【図62】従来の更に他の投写型表示装置の一の投写ユ
ニットの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1,21, 101 CRT 2,28, 102 投写レンズ 3,4 保持部材 5 冷却液封入材 6,32,W 冷却液 7 基板 29 CRTパッキン 30 レンズパッキン 51 CRTフレーム 51a,53a 環状溝 53 レンズフレーム 61 保持部 62 取り付け板 65 パッキンシート 65a 凸部 66 接着材 67 環状板 71 位置決めピン 72 スペーサ 81 CRTブロック 82 レンズブロック 83,UR ,UG ,UB 投写ユニット 103 連結ブロック 104 ,135 CRT保持部材 105 レンズ保持部材 106, 107 フレーム部 106c,106d,107a,107b,107f 環状溝 106a,106b,106f,107c,107d 球面ガイド 106g,106h,107h,107i 円筒面ガイド 106m,107m フランジ 106n,107n 短円筒体 108 ばね 109 ねじ 110, 114 パッキン 113 鏡筒 115, 115a, 115b Oリング 121 Xリング 122 Uリング 123 Tリング 124 シールリング 125 チューブ 128 弾性リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 俊秀 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社映像システム開発研究所内 (72)発明者 河原 寛 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社京都製作所内 (72)発明者 竹内 茂 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社京都製作所内 (72)発明者 橘 俊孝 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社京都製作所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段の画像を投写レンズを用い
    てスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置におい
    て、前記画像形成手段と前記投写レンズとは、軟性材か
    らなる液体封入手段を介して液密状態に連結してあり、
    これら保持部材及び液体封入手段にて形成される空間の
    内部には冷却液が充填してあり、前記画像形成手段と前
    記投写レンズとの相対距離及び角度は、前記拡大投影の
    倍率の変更に伴い、変更可能な構成となしてあることを
    特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 画像形成手段の画像を投写レンズを用い
    てスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置におい
    て、前記画像形成手段と前記投写レンズとは各々別の保
    持部材に保持され、これら保持部材は、軟性材からなる
    液体封入手段を介して液密状態に連結してあり、これら
    保持部材及び液体封入手段にて形成される空間の内部に
    は冷却液が充填してあり、前記保持部材の少なくとも一
    方には不要液体貯蔵手段を有することを特徴とする投写
    型表示装置。
  3. 【請求項3】 画像形成手段の画像を投写レンズを用い
    てスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置におい
    て、前記画像形成手段と前記投写レンズとは各々別の保
    持部材に保持され、これら保持部材は、軟性材からなる
    液体封入手段を介して液密状態に連結してあり、これら
    保持部材及び液体封入手段にて形成される空間の内部に
    は冷却液が充填してあり、前記保持部材の少なくとも一
    方には、前記画像形成手段と前記投写レンズとの相対距
    離を調整する機構を有することを特徴とする投写型表示
    装置。
  4. 【請求項4】 画像形成手段の画像を投写レンズを用い
    てスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置におい
    て、前記画像形成手段と前記投写レンズとは各々別の保
    持部材に保持され、これら保持部材は、軟性材からなる
    液体封入手段を介して液密状態に連結してあり、これら
    保持部材及び液体封入手段にて形成される空間の内部に
    は冷却液が充填してあり、前記保持部材の少なくとも一
    方には、前記画像形成手段と前記投写レンズとの相対角
    度を調整する機構を有することを特徴とする投写型表示
    装置。
  5. 【請求項5】 画像形成手段の画像を投写レンズを用い
    てスクリーン上に拡大投影する投写型表示装置を、前記
    画像形成手段を画像形成手段フレームに取り付けてなる
    画像形成手段ブロックと、前記投写レンズをレンズフレ
    ームに取り付けてなるレンズブロックとに分離してあ
    り、前記画像形成手段と前記画像形成手段フレームとの
    間、又は前記投写レンズと前記レンズフレームとの間の
    いずれか一方は環状パッキンを介在させて液密状態にな
    してあり、他方は筒状パッキンシートの一端を介在させ
    て液密状態になしてあり、両ブロックを連結手段により
    所定の間隔にて連結してあり、さらに前記筒状パッキン
    シートの他端を前記環状パッキンが取り付けられた前記
    画像形成手段ブロックまたは前記レンズブロックに液密
    状態で取り付けることにより、前記画像形成手段ブロッ
    ク,前記レンズブロック及び前記筒状パッキンシートで
    囲まれた空間を形成してあり、該空間内に冷却液を充填
    してあることを特徴とする投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 画像形成手段を画像形成手段フレームに
    環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像形
    成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成さ
    れた凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌す
    ることにより、投写レンズを前記レンズフレームに液密
    状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段に
    より所定の間隔にて連結してあり、さらに前記筒状パッ
    キンシートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段
    フレームに形成された環状溝に挿嵌することにより、前
    記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記
    筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成し
    てあり、該空間内に冷却液を充填してあることを特徴と
    する投写型表示装置。
  7. 【請求項7】 画像形成手段を画像形成手段フレームに
    環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像形
    成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に一体に
    形成された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に
    挿嵌することにより、投写レンズを前記レンズフレーム
    に液密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結
    手段により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッ
    キンシートの両端又は、いずれか一端を液密状態に接着
    固定してあり、前記筒状パッキンシートの他端に形成さ
    れた凸部を前記画像形成手段ブロックに形成された環状
    溝に挿嵌することにより、前記レンズブロック,前記画
    像形成手段ブロック及び前記筒状パッキンシートで囲ま
    れた液密状態の空間を形成してあり、該空間内に冷却液
    を充填してあることを特徴とする投写型表示装置。
  8. 【請求項8】 画像形成手段を画像形成手段フレームに
    環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像形
    成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成さ
    れた凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌す
    ることにより、投写レンズを前記レンズフレームに液密
    状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段に
    より所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキンシ
    ートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段フレー
    ムに形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の前
    記筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、前
    記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記
    筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成し
    てあり、該空間内に冷却液を充填してあることを特徴と
    する投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 画像形成手段を画像形成手段フレームに
    環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像形
    成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成さ
    れた凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌す
    ることにより、投写レンズを前記レンズフレームに液密
    状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段に
    より所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキンシ
    ートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段フレー
    ムに形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の前
    記筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、前
    記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記
    筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成し
    てあり、該空間内に冷却液を充填するとともに、前記画
    像形成手段ブロックと前記レンズブロックとを連結固定
    する連結部材に、前記画像形成手段ブロックと前記レン
    ズブロックとの相対角度を変更して定着させることが可
    能な複数個の位置決め機構を設けてあることを特徴とす
    る投写型表示装置。
  10. 【請求項10】 画像形成手段を画像形成手段フレーム
    に環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像
    形成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成
    された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌
    することにより、投写レンズを前記レンズフレームに液
    密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段
    により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキン
    シートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段フレ
    ームに形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の
    前記筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、
    前記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前
    記筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成
    してあり、該空間内に冷却液を充填するとともに、前記
    画像形成手段ブロックと前記レンズブロックとの間を、
    着脱可能な所定の厚み,形状を有したスペーサを介して
    固定することにより、前記画像形成手段ブロックと前記
    レンズブロックとを所定の角度,距離で連結してあるこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 スペーサ,画像形成手段フレーム及び
    レンズフレームに、画像形成手段フレームとレンズフレ
    ームとの間における前記スペーサの介在位置を決定する
    位置決め部を設けたことを特徴とする請求項10記載の
    投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 画像形成手段を画像形成手段フレーム
    に環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像
    形成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成
    された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌
    することにより、投写レンズを前記レンズフレームに液
    密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段
    により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキン
    シートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段フレ
    ームに形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の
    前記筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、
    前記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前
    記筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成
    してあり、該空間内に冷却液を充填するとともに、前記
    画像形成手段ブロックと前記レンズブロックとを連結固
    定する連結部材に、前記画像形成手段ブロックと前記レ
    ンズブロックとの相対角度を連続的な任意の位置に変更
    するための調整機構を設けてあることを特徴とする投写
    型表示装置。
  13. 【請求項13】 画像形成手段を画像形成手段フレーム
    に環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像
    形成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成
    された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌
    することにより、投写レンズを前記レンズフレームに液
    密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段
    により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキン
    シートの他端に形成された凸部を画像形成手段フレーム
    に形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の前記
    筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、前記
    レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記筒
    状パッキンシートで囲まれた前記レンズフレームを含ま
    ない空間を形成してあり、該空間内に冷却液を充填して
    あり、前記レンズフレームをプラスチック成形品で構成
    してあることを特徴とする投写型表示装置。
  14. 【請求項14】 投写レンズを取り付けるレンズフレー
    ムをプラスチック成形品で構成するとともに、筒状パッ
    キンシートを前記レンズフレームに嵌着してあることを
    特徴とする請求項13記載の投写型表示装置。
  15. 【請求項15】 画像形成手段を画像形成手段フレーム
    に環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像
    形成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成
    された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌
    することにより、投写レンズを前記レンズフレームに液
    密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段
    により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキン
    シートの他端に形成された凸部を前記画像形成手段フレ
    ームに形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の
    前記筒状パッキンシートを環状板で押えることにより前
    記レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記
    筒状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成し
    てあり、該空間内に冷却液を充填するとともに、前記レ
    ンズフレームと前記投写レンズのレンズ鏡筒とを一体に
    構成してあることを特徴とする投写型表示装置。
  16. 【請求項16】 画像形成手段を画像形成手段フレーム
    に環状パッキンを介して液密状態に取り付けてなる画像
    形成手段ブロックと、筒状パッキンシートの一端に形成
    された凸部をレンズフレームに形成された環状溝に挿嵌
    することにより、投写レンズを前記レンズフレームに液
    密状態に取り付けてなるレンズブロックとを、連結手段
    により所定の間隔にて連結してあり、前記筒状パッキン
    シートの他端に形成された凸部を画像形成手段フレーム
    に形成された環状溝に挿嵌してあり、この挿嵌部の前記
    筒状パッキンシートを環状板で押えることにより、前記
    レンズブロック,前記画像形成手段ブロック及び前記筒
    状パッキンシートで囲まれた液密状態の空間を形成して
    あり、該空間内に冷却液を充填してあり、両ブロックを
    締結する締結手段とは別に、両ブロックを可動自在に支
    持する機構を備えてあることを特徴とする投写型表示装
    置。
  17. 【請求項17】 画像形成手段を保持する画像形成手段
    保持部材と、画像を拡大投影する投写レンズを保持する
    レンズ保持部材とを対向させ、前記画像形成手段,前記
    投写レンズ,前記画像形成手段保持部材及び前記レンズ
    保持部材で囲われた内側に空間を在位させた状態で前記
    画像形成手段と前記投写レンズとの相対角度,距離の調
    節が可能なように連結すると共に、前記空間内に冷却液
    を充填せしめてなる投写型表示装置において、前記画像
    形成手段保持部材,前記レンズ保持部材の対向面間に、
    これらの相対移動を許容すべく、環状をなす弾性シール
    材を介装して前記空間を液密状態に封止してあり、該弾
    性シール材は、これら画像形成手段保持部材,レンズ保
    持部材のいずれか一方に形成した環状溝に挿嵌してあ
    り、これら画像形成手段保持部材,レンズ保持部材のい
    ずれか他方に形成した球面ガイドに摺設せしめてあるこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
  18. 【請求項18】 画像形成手段を保持する画像形成手段
    保持部材と、画像を拡大投影する投写レンズを保持する
    レンズ保持部材とを対向させ、前記画像形成手段,前記
    投写レンズ,前記画像形成手段保持部材及び前記レンズ
    保持部材で囲われた内側に空間を在位させた状態で前記
    画像形成手段と前記投写レンズとの相対角度,距離の調
    節が可能なように連結すると共に、前記空間内に冷却液
    を充填せしめてなる投写型表示装置において、前記画像
    形成手段保持部材,前記レンズ保持部材の対向面間に、
    これらの相対移動を許容すべく、環状をなす弾性シール
    材を介装して前記空間を液密状態に封止してあり、該弾
    性シール材は、これら画像形成手段保持部材,レンズ保
    持部材のいずれか一方に形成した環状溝に挿嵌してあ
    り、これら画像形成手段保持部材,レンズ保持部材のい
    ずれか他方に形成した円筒面ガイドに摺設せしめてある
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  19. 【請求項19】 画像形成手段を保持する画像形成手段
    保持部材のフレームと、画像を拡大投影する投写レンズ
    を保持するレンズ保持部材のフレームとを対向させ、こ
    れら画像形成手段,投写レンズ間に冷却液を充填してあ
    る投写型表示装置において、前記画像形成手段保持部材
    のフレーム及び前記レンズ保持部材のフレームの周縁部
    に、環状の弾性シール材を接着させて、これら両フレー
    ムを液密状態に連結してあることを特徴とする投写型表
    示装置。
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