JPH0766851A - 通信シミュレータ - Google Patents

通信シミュレータ

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JPH0766851A
JPH0766851A JP5209418A JP20941893A JPH0766851A JP H0766851 A JPH0766851 A JP H0766851A JP 5209418 A JP5209418 A JP 5209418A JP 20941893 A JP20941893 A JP 20941893A JP H0766851 A JPH0766851 A JP H0766851A
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Yoshihito Kumamoto
良仁 隈元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被試験通信装置の動作確認を行う通信シミュ
レータ1に関し、シミュレートする装置の通信動作が複
雑であってもそれぞれの処理を把握し易く且つ処理し易
くする。 【構成】 被試験通信装置2から出力された要因又はこ
の要因に基づき自局内で発生した要因に対する要因番号
を与える要因定義データと処理内容を決定する処理定義
データとを別々に記憶しておき、要因定義データを逐次
検索してその要因番号並びに現在の状態を示す状態番号
に対応した処理定義データを処理して被試験通信装置2
に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信シミュレータに関
し、特に被試験通信装置の動作確認を行う為の通信シミ
ュレータに関するものである。
【0002】近年、サービスの高度化、多様化に伴い、
通信機能を要する各種装置が行う通信処理はより複雑な
ものへ変化している。
【0003】この為、この様な複雑な通信機能を有する
装置の動作確認を行うための通信シミュレータが必要に
なって来ている。
【0004】
【従来の技術】図12には通信シミュレータ1とこの通
信シミュレータ1によって動作確認が行われる被試験通
信装置2との通信処理例(その1)が示されており、ま
ず最初は通信シミュレータ1は被試験通信装置2に対し
て「リンク未接続状態(切断状態)」にしておき、この
状態で被試験通信装置2から「リンク接続要求」が送ら
れてくると、通信シミュレータ1は「リンク接続状態」
とし、その応答を被試験通信装置2に送る。
【0005】この様なリンク接続状態において被試験通
信装置2から「情報要求」が通信シミュレータ1に送ら
れてくると、通信シミュレータ1は情報通知を被試験
通信装置2に対して送信するとともに、2秒タイマを起
動する。
【0006】そして、この2秒タイマが「タイムアウ
ト」すると、この時は2度目の情報通知であるので情報
通知を被試験通信装置2に対して送信するとともに再
度2秒タイマを起動する。
【0007】そして、更に2秒タイマがタイムアウトし
た時には3度目の情報通知になるので情報通知を通信
シミュレータ1から被試験通信装置2に対して送信す
る。
【0008】この様にして通信シミュレータ1において
は予め何回情報通知を行えば良いかを知っており、例え
ば図12の例では3回の情報通知〜を送信した段階
で情報通知を終了する。
【0009】但し、まだリンク接続状態にあるので、こ
の状態で被試験通信装置2から「リンク切断要求」が通
信シミュレータ1に与えられた時には、通信シミュレー
タ1は「リンク切断応答」を被試験通信装置2に対して
与えるとともに、状態を「リンク切断状態」とする。
【0010】図13は通信シミュレータ1と被試験通信
装置2との通信処理例(その2)を示したもので、この
例では上部のリンク未接続状態又は下部のリンク切断状
態において被試験通信装置2から通信シミュレータ1に
対して情報要求が送られてきた時には、通信シミュレー
タ1はこれを無視した状態が示されている。その他は図
12と同様である。
【0011】図14は更に別の通信処理例(その3)が
示されており、この例においては、図12及び図13に
示す様に3回目の情報通知が通信シミュレータ1から
被試験通信装置2に対して送信される前に被試験通信装
置2から情報要求が通信シミュレータ1に対して送られ
て来た時には、通信シミュレータ1はこの時から同様に
して情報通知〜を送信する様子が示されている。
【0012】更に、図15には別の通信処理例(その
4)が示されており、この例ではリンク接続状態におい
て、被試験通信装置2からリンク切断要求が送られてき
た時には、通信シミュレータ1は2秒タイマを停止して
その後の情報通知を打ち切ると共にリンク切断応答を被
試験通信装置2に送り、状態をリンク切断状態としてい
る。
【0013】上記の様な通信処理を行う従来の通信シミ
ュレータの構成例が図16に示されており、通信シミュ
レータ1は端末装置20とのマン・マシン・インタフェ
ースを司るMMI管理部11と、このMMI管理部11
を経由して端末装置20から与えられた処理定義データ
を記憶するメモリ12と、被試験通信装置2からのデー
タを通信する受信管理部13と、この受信管理部13か
らの受信データをメモリ12における処理定義データに
基づいて処理を行う処理定義データ実行部14と、この
処理定義データ実行部14で処理されたデータを被試験
通信装置2に対して送信する送信管理部15と受信管理
部13及び処理定義データ実行部14と相互接続されて
タイマ管理を行うタイマ管理部16とで構成されてい
る。
【0014】図17には図16に示した従来例に用いら
れる処理定義データが示されており、図18には図16
に示した処理定義データ実行部における図17の処理定
義データの処理フローが示されており、以下、図16の
従来例の動作を図12〜図15並びに図17及び図18
を参照して以下に説明する。尚、図18に示した処理フ
ローは図17の処理定義データの一部分の処理のみを示
したものである。
【0015】まず、図17に示すような処理定義データ
は端末装置20からMMI管理部11を経て通信シミュ
レータ1に入力されメモリ12に格納されている。
【0016】この様な処理定義データを入力した処理定
義データ実行部14は現在の行番号を処理定義データ最
若番とする(図18のステップS51)。そして、MM
I管理部11から終了指示があるまで実行を繰り返す
(ステップS52)。
【0017】この場合、現在の行番号のコマンドは何で
あるかを解読し(ステップS53)、送信フレームの定
義は図17の行「010」〜「050」で示される様に
“DEF SEND#N=XXXXX”となり(ステップS54)、図1
9のコマンド内容にも示される如く#Nで示される送信
フレームの内容を「XXXXX」としている。そして、
行番号を次の行に更新する(ステップS55)。
【0018】そして、図17の行「060」に示すよう
に“SET REG#1=01”で示される如く状態をリンク切断状
態にし、受信完了待ちに入る。
【0019】この受信完了待ちは、行「070」に示す
様に“IF RCV THEN 90”でチェックされ(ステップS5
6)、これによりフレームは受信完了したか否かが判定
され(ステップS57)。受信完了した時は(ステップ
S58)、行番号を指定した飛び先、即ち行「090」
に飛ぶ(ステップS59)が、フレーム受信が完了して
いない時(ステップS60)には、行番号を次の行「0
80」に更新する(ステップS61)。
【0020】フレーム受信が完了して実行される行「1
00」においては“SET REG#2=RCV,3,1 ”で示されるよ
うに受信したフレームの3バイト目の1バイト(フレー
ム種別)をレジスタ#2にセットし、続く行「110」
〜「130」においてレジスタ#2の内容(フレーム種
別)に従って該当する処理を起動する。即ち、例えばレ
ジスタ#2の内容が「10」である時には図5に示す受
信フレームフォーマットにより「10」はリンク接続要
求を示しているので、この場合には行「110」が適用
されて行「150」に飛びリンク接続要求受信時の処理
を実行する。
【0021】即ち、この時には、行「150」において
“SET TIM#1=00”で示される如く#1で示されるタイマ
ーを停止し、更に行「160」で#1で示される送信フ
レームを送信し、更に行「170」で“SET REG#1=02”
で示す如くレジスタ#1に「02」として示される値を
セットして行「070」に戻り、上記と同様に受信完了
待ちがなされているかどうかを判定した後、受信完了待
ちで無い時には行「080」において“IF TIM#1 THEN
280 ”で示す様にタイマ#1がタイムアウトしていれば
行「280」に飛ぶことになるので、行「280」以下
のタイムアウト処理が実行され、再び行「070」に戻
ることとなる。
【0022】このようにして、図16に示した従来の通
信シミュレータは図17の処理定義データ及び図19の
コマンドに従い、図12〜図15に示した通信処理手順
を実行している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】この様に複雑な通信機
能を有する装置の動作確認を行う為の通信シミュレータ
には複雑な通信処理のシミュレートに柔軟に対応するこ
とが出来るようにするため通信処理をユーザがプログラ
ミング言語イメージのデータで自由に設定出来るように
なっているものが多い。
【0024】しかしながら被試験通信装置の通信処理が
複雑であればあるほど、ユーザーが設定するデータも大
量で且つ複雑なものになってしまい、図17に示す如く
全ての通信処理が一つにまとまってしまっていると各処
理が把握しにくく、特に図17に示す行「110」〜
「130」の様な分岐処理が多くなればなるほど該当処
理が見出し難くなり、データの設定やデバッグ時に多大
な時間を要してしまうという問題点があった。
【0025】従って本発明は、被試験通信装置の動作確
認を行う通信シミュレータにおいて、シミュレートする
装置の通信動作が複雑であってもそれぞれの処理を把握
し易く且つ処理し易い通信シミュレータを実現すること
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る通信シミュレータは、図1に原理的に
示すように、被試験通信装置2から出力された要因又は
該要因に基づき自局1内で発生した要因に対する要因番
号を与える要因定義データを記憶する手段3と、処理内
容を決定する処理定義データを記憶する手段4と、該要
因定義データを逐次検索して該要因番号に対応した該処
理定義データを処理して該被試験通信装置2に送出する
処理手段5と、を備えている。
【0027】上記において、処理手段5は、該要因番号
と現在の状態を示す状態番号に対応した該処理定義デー
タの処理を行うことができる。
【0028】
【作用】図1に示す本発明に係る通信シミュレータ1に
おいては、被試験通信装置2と信号の授受を行う処理手
段5に与える処理定義データを記憶手段4に格納すると
共に、この処理定義データの内の要因定義データを別の
記憶手段3に記憶しておき、処理手段5は被試験通信装
置2から出力された要因(例えば図12〜図15に示し
たリンク接続要求)またはこの要因に基づき自局内で発
生した要因(例えば同図に示したタイムアウト)に対す
る要因番号を与える要因定義データを逐次検索してその
要因番号(及び現在の処理状態を示す状態番号)に対応
した処理定義データを処理して被試験通信装置2に送出
するようにしている。
【0029】これにより、各要因毎(及び各状態毎)の
処理が洗い出されるので処理の漏れを少なく出来、ま
た、各要因毎及び各状態毎に分割されるので全体の処理
が把握し易くなる。
【0030】従って、設定するデータの中で、処理を複
雑にする要因となっていた条件分岐コマンドを減少させ
ることが出来るのでデータの把握が簡単になる他、分岐
先の誤りも減少させる事が出来る。
【0031】また、設定するデータが各要因毎、各状態
毎に分割されるため、一つ一つの処理が把握し易く、ど
の様な時にどの様な処理が行われるかを容易に把握する
事が出来るようになる。
【0032】
【実施例】図2には本発明による通信シミュレータの実
施例が示されており、この実施例では、通信シミュレー
タ1は処理手段5としてMMI管理部11の管理下にお
いてメモリ3の要因定義データにより要因解析を行う要
因解析部51と、やはりMMI管理部11の管理下にお
いてメモリ4の処理定義データを要因解析部51の解析
結果に基づき処理を実行する処理定義データ実行部52
と、状態番号を記憶しておく状態番号メモリ53とで構
成している。尚、その他の構成は図16に示した従来例
と同様であるが、送信定義データメモリ6は送信管理部
15に送信フレームを与える為のメモリである。
【0033】図3は図2に示した通信シミュレータの状
態遷移表を示したもので、この表において縦方向は要因
並びに要因番号を示し、横方向は状態並びに状態番号を
示している。
【0034】即ち、この図3の遷移表は図12〜図15
に示した通信処理例に関して要因毎及び状態毎に整理し
たものであり、要因定義データとして定義される要因は
以下の四つとなる。 リンク接続要求受信 リンク切断要求受信 情報要求受信 タイムアウト
【0035】尚、これらの要因及び状態は単なる一例で
あり、システムに応じてこの他に種々の要因及び状態が
存在し得るものである。
【0036】この様な要因定義データのフォーマットが
図4に示されており、先頭に要因番号が示され、次に要
因種別(データ受信、タイムアウト等)が示されてい
る。その次は要因種別毎に異なって2つの場合があり、
データ受信の場合(REC)は、受信データの比較開始
バイト位置、受信データとの比較バイト数、比較データ
となっており、タイムアウトの場合(TIM)は、タイ
マ番号となっている。
【0037】また、図5には被試験通信装置2から受信
されるフレームフォーマットが示されており、それぞれ
共通に3バイトで構成され、1バイト目は相手局、即ち
通信シミュレータ1のID(識別番号)を示し、2バイ
ト目は自局のIDを示している。そして、3バイト目は
フレーム種別に応じて3つの場合を示しており、リンク
接続要求の場合には「10」、リンク切断要求の時は
「20」、そして情報要求の時は「30」が送られて来
るようになっている。
【0038】図6には送信定義データメモリ6に格納さ
れ必要に応じて通信シミュレータ1から被試験通信装置
2に送信されるフレームフォーマットが示されており、
この場合にも同じく3バイトで構成され1バイト目は相
手局、即ち被試験通信装置2のIDを示し、2バイト目
は自局のIDを示し、3バイト目はフレーム種別により
3つの場合を示している。このフレーム種別は、リンク
接続応答の場合には「1F」となり、リンク切断応答の
時は「2F」となり、情報要求の場合には情報通知〜
に対応して「31」〜「33」となる様に設定されて
いる。尚、情報要求の場合には3バイトのデータ部が付
加されている。
【0039】上記の様な各要因定義データは図12〜図
15にも示した様にリンク切断状態とリンク接続状態と
に応じてその処理が変わることとなり、図3には各要因
定義データが状態番号「1」のリンク切断状態と、状態
番号「2」のリンク接続状態とに分けて処理が行われる
ように設定されている。
【0040】即ち、要因番号「1」であるリンク接続要
求の受信時においては、通信シミュレータ1が状態番号
「1」のリンク切断状態にあれば、タイマ管理部16で
管理されるタイマを停止すると共にリンク接続応答を送
信してリンク切断状態から状態番号「2」のリンク接続
状態に遷移することを示している。
【0041】同様にしてその他の要因番号並びに状態番
号についても図12〜図15に示した通信処理例を参照
すれば容易に理解することが出来る。
【0042】この様な図3に示した状態遷移表における
要因定義データが図7に示されており、要因番号「1」
のリンク接続要求受信の場合には“1,REC,3,10”とな
り、要因番号「2」のリンク切断要求受信の場合には
“2,REC,3,1,20”となり、要因番号「3」の情報要求受
信の場合には“3,REC,3,1,30”となり、そして要因番号
「4」のタイムアウトの場合には“4,TIM,1 ”となる。
【0043】尚、この要因定義データにおける比較デー
タ「10」〜「30」と要因番号「1」〜「3」とが互
いに独立した数字を用いているのは、この例の様に要因
種別としてデータ受信(REC)だけでなくタイムアウ
ト(TIM)等が含まれており、必ずしも一対一の対応
ではないためである。
【0044】図8は図3における状態遷移表の内の処理
定義データを示したものであり、これは従来例において
も説明した様に、図19に示したコマンドの内容に則し
たものとなっており、例えば要因番号「2」のリンク切
断要求受信時に状態番号「2」のリンク接続状態であっ
た時には、タイマを停止するため行「100」において
“SET TIM#1=00”とし、リンク切断応答を送信するため
行「110」において“SEND #1 ”とすると共に、状態
を「2」から「1」になる様にするため行「120」に
おいて“END 1 ”としている。その他、図19のコマン
ド一覧表により同様にして図8の処理定義データを作成
する事が出来る。
【0045】この結果、図3に示した状態遷移表は図9
に示す様に要因定義データと処理定義データとで表すこ
とが出来る。
【0046】動作説明:次に、図2に示した本発明の実
施例の動作を図9に示した状態遷移表を参照しながら図
10及び図11に沿って説明する。
【0047】まず、図10は要因解析部51の処理フロ
ーを示したもので、この要因解析部51においては、ま
ず要因解析ポインタを“1”にする(ステップS1)。
【0048】そしてこの要因解析部51はMMI管理部
11から終了指示があるまで繰り返し動作を実行する
(ステップS2)。
【0049】そしてメモリ3に端末装置20から与えら
れた要因定義データを取り出して現在の要因解析ポイン
タの示す要因定義データは何であるかを解析する(ステ
ップS3)。この要因定義データは“x1,REC x2,x3,
4 ”として表されている(ステップS4)。
【0050】そして、フレーム受信が完了したか否かを
判定し(ステップS5)、フレーム受信が完了している
時には(ステップS6)、受信フレームのx2バイト目
からx3バイトは「x4」であるか否かを判定する(ステ
ップS7)。
【0051】この結果、x2バイト目からx3バイトが
「x4」であった時には(ステップS8)、例えば要因
解析ポインタが「2」の場合、図9に要因定義データに
おいて四角で囲んだ様に要因番号は「2」となり(ステ
ップS9)、受信フレームの「3」バイト目から「1」
バイト目が「20」であるか否かを判定し、条件成立時
は、この要因番号x1=「2」を処理定義データ実行部
52に与える。
【0052】一方、要因解析ポインタの示す要因定義デ
ータが“x1,TIM x2”であった時には(ステップS1
1)、タイマx2(例えば1)がタイムアウトしたか否
かを判定し(ステップS12)、タイムアウトしている
時には(ステップS13)、要因番号を「x1(例えば
4)」とし(ステップS14)、この要因番号「x1
を処理定義データ実行部52へ与える(ステップS1
5)。
【0053】そして、要因解析ポインタをインクリメン
トし(ステップS16)、要因解析ポインタの示す要因
定義データが無いか否かを判定し(ステップS17)、
要因定義データが無い場合には要因解析ポインタを1に
する(ステップS18)。
【0054】この様にして要因番号を受けた処理定義デ
ータ実行部52の処理フローが図11に示されており、
まず、要因番号と状態番号メモリ53によって示される
状態番号とで示される処理定義データを対象とする(ス
テップS21)。これは図9に太線で示した状態=2,
要因=2の処理定義データに相当する。
【0055】そして、現在の行番号を処理定義データ番
号の最若番号とする(ステップS22)。
【0056】更にこの処理は“END”コマンドが実行さ
れるまで繰り返し実行される(ステップS23)。
【0057】そして、現在の行番号のコマンドは何であ
るかを判定する(ステップS24)。この図9の例で
は、行「100」において“SET TIM#1=00”(ステップ
S25)となっているので図19に示したようにこれは
タイマ1が停止されることを意味している。
【0058】そして、行「110」において“SEND #
1”となっているので(ステップS26)、#1で示さ
れる送信フレームを送信し、行番号を次の行に更新する
(ステップS27)。
【0059】従って、行「120」において“END 1”
となっている(ステップS28)ので、状態を「2」か
ら状態「1」に遷移させる。
【0060】この様にして図9に示した4つの要因と2
つの状態に伴う8つの処理定義データを処理する事が可
能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に係る通信シミ
ュレータによれば、被試験通信装置から出力された要因
又はこの要因に基づき自局内で発生した要因に対する要
因番号を与える要因定義データと処理内容を決定する処
理定義データとを別々に記憶しておき、要因定義データ
を逐次検索してその要因番号並びに現在の状態を示す状
態番号に対応した処理定義データを処理して被試験通信
装置に送出する様に構成したので、設定するデータ量を
減少させる事が出来る上、設定するデータの内容を把握
することが容易になり、データの設定やデバッグ時に要
する時間を大幅に短縮する事が出来、且つデータの設定
ミスを少なくする事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信シミュレータの構成を原理的
に示したブロック図である。
【図2】本発明に係る通信シミュレータの実施例を示し
たブロック図である。
【図3】本発明に係る通信シミュレータの各要因に関す
る状態遷移を示した図である。
【図4】本発明に係る通信シミュレータに用いられる要
因定義データのフォーマット図である。
【図5】本発明並びに従来例で使用される受信フレーム
のフォーマット図である。
【図6】本発明並びに従来例で使用される送信フレーム
のフォーマット図である。
【図7】図3における状態遷移図において各要因を要因
定義データとして示した図である。
【図8】図3における状態遷移図において各処理を処理
定義データとして示した図である。
【図9】図3における状態遷移図を要因定義データと処
理定義データとで表した図である。
【図10】本発明の実施例に用いられる要因解析部の処
理フローチャート図である。
【図11】本発明の実施例に用いられる処理定義データ
実行部の処理フローチャート図である。
【図12】通信シミュレータと被試験通信装置との一般
的な通信処理例(その1)を示した図である。
【図13】通信シミュレータと被試験通信装置との一般
的な通信処理例(その2)を示した図である。
【図14】通信シミュレータと被試験通信装置との一般
的な通信処理例(その3)を示した図である。
【図15】通信シミュレータと被試験通信装置との一般
的な通信処理例(その4)を示した図である。
【図16】従来の通信シミュレータの構成を示したブロ
ック図である。
【図17】従来例による通信シミュレータに用いられる
処理定義データを示した図である。
【図18】従来例における処理定義データ実行部の処理
フローチャート図である。
【図19】本発明及び従来例に用いられるコマンドの一
覧表を示した図である。
【符号の説明】
1 通信シミュレータ 2 被試験通信装置 3 要因定義データメモリ 4 処理定義データメモリ 5 処理手段 51 要因解析部 52 処理定義データ実行部 53 状態番号メモリ 13 受信管理部 15 送信管理部 16 タイマ管理部 20 端末装置 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験通信装置(2)の動作確認を行う
    通信シミュレータ(1)において、 該被試験通信装置(2)から出力された要因又は該要因
    に基づき自局(1)内で発生した要因に対する要因番号
    を与える要因定義データを記憶する手段(3)と、処理
    内容を決定する処理定義データを記憶する手段(4)
    と、該要因定義データを逐次検索して該要因番号に対応
    した該処理定義データを処理して該被試験通信装置
    (2)に送出する処理手段(5)と、を備えたことを特
    徴とする通信シミュレータ。
  2. 【請求項2】 該処理手段(5)が、該要因番号と現在
    の状態を示す状態番号に対応した該処理定義データの処
    理を行うことを特徴とした請求項1に記載の通信シミュ
    レータ。
JP5209418A 1993-08-24 1993-08-24 通信シミュレータ Withdrawn JPH0766851A (ja)

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JP5209418A JPH0766851A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 通信シミュレータ

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JP5209418A JPH0766851A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 通信シミュレータ

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