JPH0766670A - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
- Publication number
- JPH0766670A JPH0766670A JP21327093A JP21327093A JPH0766670A JP H0766670 A JPH0766670 A JP H0766670A JP 21327093 A JP21327093 A JP 21327093A JP 21327093 A JP21327093 A JP 21327093A JP H0766670 A JPH0766670 A JP H0766670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric substrate
- piezoelectric
- base
- fixed
- piezoelectric vibrator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧電基板をステムに実装する構造を持つ圧電振
動子において、温度変化時の熱膨張の違いに起因する変
形応力が圧電基板に付与されるのを防止する。 【構成】支持台1は、圧電基板3の取り付け位置決めで
きる段差5を形成してあり、圧電基板3を接着剤で片持
ち固定することができる。圧電振動子の枠であるステム
2の端子板4の近くに支持台1を接着剤で固定し、圧電
基板3を支持台1の段差にて位置決めして接着剤で固定
することにより、圧電基板3を片持ち固定させる。支持
台1の材質は、圧電基板3と実質的に同一の熱膨張係数
をもつ材料であり、圧電振動子の温度変化時に熱膨張の
違いによる変形応力が圧電基板3に付与されるのを防止
できる。
動子において、温度変化時の熱膨張の違いに起因する変
形応力が圧電基板に付与されるのを防止する。 【構成】支持台1は、圧電基板3の取り付け位置決めで
きる段差5を形成してあり、圧電基板3を接着剤で片持
ち固定することができる。圧電振動子の枠であるステム
2の端子板4の近くに支持台1を接着剤で固定し、圧電
基板3を支持台1の段差にて位置決めして接着剤で固定
することにより、圧電基板3を片持ち固定させる。支持
台1の材質は、圧電基板3と実質的に同一の熱膨張係数
をもつ材料であり、圧電振動子の温度変化時に熱膨張の
違いによる変形応力が圧電基板3に付与されるのを防止
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電振動子に関し、特に
圧電基板をシステムに実装した構造を有する圧電振動子
に関する。
圧電基板をシステムに実装した構造を有する圧電振動子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電振動子は、圧電基板をステム
端子に直接接続して支持固定させた構造、すなわち圧電
基板とステムとの一体化構造を有する。
端子に直接接続して支持固定させた構造、すなわち圧電
基板とステムとの一体化構造を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の圧電
振動子では、使用温度が変化した場合に、圧電基板とス
テムとで熱膨張係数がかなり違うので、圧電基板に熱膨
張の相違に起因する応力が付与され、これに伴って電気
特性の変化を生じるという問題点がある。
振動子では、使用温度が変化した場合に、圧電基板とス
テムとで熱膨張係数がかなり違うので、圧電基板に熱膨
張の相違に起因する応力が付与され、これに伴って電気
特性の変化を生じるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電振動子は、
圧電基板をステムに実装する構造を持つ圧電振動子にお
いて、前記圧電基板を片持ち支持して前記ステム上に固
定され両者の熱膨張の相違を緩衝するよう構成した支持
台を備えていることを特徴とする。
圧電基板をステムに実装する構造を持つ圧電振動子にお
いて、前記圧電基板を片持ち支持して前記ステム上に固
定され両者の熱膨張の相違を緩衝するよう構成した支持
台を備えていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1(a)および(b)は本発明の一実施
例の平面図および側面図であり、図2(a)および
(b)は本実施例における支持台1構成例を示す平面図
および側面図である。角柱状の支持台1には、位置決め
できるよう段差5を形成してあり、圧電基板3の端辺を
接着剤で固着させて片持ち固定することができる。圧電
振動子の実装用の枠であるステム2の端子板4の近くに
支持台1を接着剤で固定し、圧電基板3を支持台1の段
差5にて位置決めし、接着剤で固定することにより、圧
電基板3を片持ち固定させてある。なお、支持台1の材
質には、圧電基板3と実質的に同一の熱膨張係数をもつ
材料を使用して、圧電振動子の使用温度変化時に熱膨張
の相違に起因する変形応力が圧電基板3に付与されるこ
とを防止している。
例の平面図および側面図であり、図2(a)および
(b)は本実施例における支持台1構成例を示す平面図
および側面図である。角柱状の支持台1には、位置決め
できるよう段差5を形成してあり、圧電基板3の端辺を
接着剤で固着させて片持ち固定することができる。圧電
振動子の実装用の枠であるステム2の端子板4の近くに
支持台1を接着剤で固定し、圧電基板3を支持台1の段
差5にて位置決めし、接着剤で固定することにより、圧
電基板3を片持ち固定させてある。なお、支持台1の材
質には、圧電基板3と実質的に同一の熱膨張係数をもつ
材料を使用して、圧電振動子の使用温度変化時に熱膨張
の相違に起因する変形応力が圧電基板3に付与されるこ
とを防止している。
【0007】図3(a)および(b)は、図1の実施例
の支持台1について他の構成例を示す平面図および側面
図である。
の支持台1について他の構成例を示す平面図および側面
図である。
【0008】この支持台は、柱状の固定台11に金属材
の支持板16を複数個取り付けた構造をもつ。支持板1
6の先端部には、圧電基板3の端辺をはさみこむための
スリット17を形成してある。また支持板16の固定台
11への付け根の部分には切り欠き18を形成して、使
用温度変化時に生じる固定台11と圧電気板3との熱膨
張の違いを緩衝できるようにしてある。すなわち、圧電
気板3へ付与される変形応力を吸収軽減でき、且つ圧電
基板3を片持支持し平面実装できる構造である。
の支持板16を複数個取り付けた構造をもつ。支持板1
6の先端部には、圧電基板3の端辺をはさみこむための
スリット17を形成してある。また支持板16の固定台
11への付け根の部分には切り欠き18を形成して、使
用温度変化時に生じる固定台11と圧電気板3との熱膨
張の違いを緩衝できるようにしてある。すなわち、圧電
気板3へ付与される変形応力を吸収軽減でき、且つ圧電
基板3を片持支持し平面実装できる構造である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
電基板とステムとの間に支持台を介設させて、その支持
台に圧電基板を片持ち固定させ、支持台で圧電基板とス
テムとの熱膨張の違いを緩衝させることにより、圧電振
動子の温度変化時の熱膨張に起因する変形応力が圧電基
板に付与されることを防止できる。
電基板とステムとの間に支持台を介設させて、その支持
台に圧電基板を片持ち固定させ、支持台で圧電基板とス
テムとの熱膨張の違いを緩衝させることにより、圧電振
動子の温度変化時の熱膨張に起因する変形応力が圧電基
板に付与されることを防止できる。
【図1】(a)および(b)はそれぞれ本発明の実施例
の平面図および側面図である。
の平面図および側面図である。
【図2】(a)および(b)はそれぞれ本発明の実施例
の一構成例を示す平面図および側面図である。
の一構成例を示す平面図および側面図である。
【図3】(a)および(b)はそれぞれ本発明の実施例
の支持台の他の構成例を示す平面図および側面図であ
る。
の支持台の他の構成例を示す平面図および側面図であ
る。
1 支持台 2 ステム 3 圧電基板 4 端子板 5 段差 11 固定台 16 支持板
Claims (3)
- 【請求項1】 圧電基板をステムに実装する構造を持つ
圧電振動子において、前記圧電基板を片持ち支持して前
記ステム上に固定され両者の熱膨張の相違を緩衝するよ
う構成した支持台を備えていることを特徴とする圧電振
動子。 - 【請求項2】 前記支持台は、前記圧電基板の端辺部の
取付け位置決めするための段差を形成した柱状構造であ
り、前記圧電基板と実質的に同一の熱膨張係数をもつ材
料から成る請求項1記載の圧電振動子。 - 【請求項3】 前記支持台は、前記圧電基板の端辺部を
間隔をおいて取り付けるためのスリットをおのおの形成
してある複数の金属の支持板を一本の柱状の固定台に取
り付けた構造をもつ請求項1記載の圧電振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21327093A JPH0766670A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21327093A JPH0766670A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 圧電振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766670A true JPH0766670A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16636327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21327093A Pending JPH0766670A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766670A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8547180B2 (en) | 2010-03-30 | 2013-10-01 | Fujitsu Limited | Package, piezoelectric vibrator and piezoelectric oscillator |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21327093A patent/JPH0766670A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8547180B2 (en) | 2010-03-30 | 2013-10-01 | Fujitsu Limited | Package, piezoelectric vibrator and piezoelectric oscillator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010306 |