JPH08105913A - シリコン加速度計 - Google Patents

シリコン加速度計

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JPH08105913A
JPH08105913A JP24292494A JP24292494A JPH08105913A JP H08105913 A JPH08105913 A JP H08105913A JP 24292494 A JP24292494 A JP 24292494A JP 24292494 A JP24292494 A JP 24292494A JP H08105913 A JPH08105913 A JP H08105913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
weight
stopper
detection circuit
support portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24292494A
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English (en)
Inventor
Junichiro Matsui
淳一郎 松井
Akihiro Tomioka
昭浩 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外来雑音の影響を受け難く、良好な温度補償
を行い、かつ歩留りがよく、小形、安価に構成できる。 【構成】 単結晶シリコンでおもり13、支持部15、
おもりを支持部に支持するはり14が形成され、はり1
4にピエゾ抵抗素子16が取付けられ、支持部15の両
面にストッパ22,23が取付けられ、おもり13の所
定値以上の変位が防止される。ストッパ22が単結晶シ
リコン基板で構成され、ストッパ22に、抵抗素子16
からなるブリッジに対する電圧を印加する駆動回路1
8、前記ブリッジの出力を増幅する検出回路19、これ
らに対する温度補償回路21がICとして構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は単結晶シリコンでおも
りとその支持部とがはりで、連結されて一体に構成さ
れ、加速度によりおもりが変位すると、はりに取付けた
ピエゾ抵抗素子のピエゾ抵抗値が変化し、そのピエゾ抵
抗値の変化が検出回路で電気信号として取出され、かつ
おもりが所定値以上変位するのを防止するストッパがお
もりの両側で支持部に取付けられたシリコン加速度計に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2Aが従来のシリコン加速計の一部を
示す。単結晶シリコン基板11の一側部に方形溝12が
形成され、その方形溝12に囲まれたおもり13がはり
14で周辺のシリコン基板11に連結支持される。つま
りおもり13は枠状支持部15にはり14で支持されて
いる。はり14は方形おもり13の一対の対向片にそれ
ぞれ二つ設けられ、おもり13がその面と垂直方向の加
速度を受けて支持部15に対して変位可能にはり14は
たわむことができるように薄いものとされている。おも
り12、はり14は通常化学的エッチングにより作成さ
れる。
【0003】はり14の少くとも一面にピエゾ抵抗素子
16が取付けられ、加速度によりおもり13が変位し、
これに基づきはり14がたわみ、これに取付けられたピ
エゾ抵抗素子16が前記たわみにより外力(応力変化)
を受け、ピエゾ抵抗値が変化し、そのピエゾ抵抗値の変
化を電気信号として取出すようにされている。通常は4
つのはり14にそれぞれピエゾ抵抗素子16が取付けら
れ、図2Bに示すようにホイートストンブリッジ17を
構成するように接続され、このブリッジ17の一対の対
角点間にセンサ駆動回路(直流電源)18が接続され、
他の一対の対角点間に増幅回路を含む検出回路19が接
続され、おもり13の変位の大きさに応じた大きさと変
位方向に応じた極性の電気信号が検出回路19から得ら
れる。周囲温度の変動に基づく、検出出力の変動を補償
するため、周囲温度の検出及びこれに応じた補償信号を
駆動回路18及び検出回路19へ供給する温度補償回路
21が設けられる場合もある。温度補償は検出回路19
に対してのみ行う場合は、センサ駆動回路18は単なる
直流電源、つまり直流電圧をブリッジ17に印加するた
めの一対の端子である。
【0004】センサ駆動回路18、検出回路19、温度
補償回路21は、外来雑音の影響を避けるため、また良
好な温度補償をする点から、ブリッジ17に近い程よ
い。このため従来においてはこれら回路を図2Aに示す
ようにシリコン基板11上に半導体集積回路として構成
したものがある。図2Aに示していないが、図3に示す
ように、おもり13の両側においてストッパ22,23
が支持部15に取付けられ、おもり13が所定値以上変
位してはり14が破損しないようにされている。これら
おもり13、支持部15、ストッパ22,23が取付け
基板24に取付けられ、この取付け基板23に駆動回路
18、検出回路19、温度補償回路21などが実装され
ることもある。図3ではストッパ22,23は方形枠状
支持部15の大きさとほぼ同一とされ、一方のストッパ
22には駆動回路18、検出回路19との接続端子形成
部に切欠き25が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように駆動回
路、検出回路、温度補償回路は、外来雑音を避ける点、
良好な温度補償を行う点から、ブリッジ、つまりピエゾ
抵抗素子に近い程よい。この点から図3に示したものよ
り図2Aに示したようにおもり13が形成されたシリコ
ン基板と同一基板にICとして形成する方がよい。しか
し、このためにはおもりやはりを形成する工程の他にI
Cを作成する工程度を必要とし、これらの各工程での歩
留りの積で歩留りが決り、歩留りが可成り悪くなる。ま
たおもり形成部とIC形成部とが平面的に並べられ、シ
リコン基板の平面的面積が大となり、それだけ高価なも
のになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によればストッ
パの一方に少なくとも検出回路が形成される。
【0007】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示し、図2,図3
と対応する部分に同一符号を付けてある。この例では単
結晶シリコンによりおもり13、はり14、支持部15
が一体に構成され、その両側にストッパ22,23が支
持部15に取付けられている。この発明においては一方
のストッパ22に少なくとも検出回路19が形成され
る。この実施例ではストッパ22を単結晶シリコン基板
で構成し、ストッパ22のおもり13と反対の面にセン
サ駆動回路18、検出回路19、温度補償回路21がI
Cとして形成され、これらとピエゾ抵抗素子16との接
続はワイヤボンディング28により行われる。なお支持
部15とストッパ22,23との間に間隙を決める均一
なスペーサが用いられている。
【0008】ストッパ22のおもり13と反対の面に駆
動回路18、検出回路19、温度補償回路21を形成す
る場合は、半導体集積回路ではなく、ハイブリッド集積
回路として構成してもよく、その場合はストッパ22と
してセラミック基板を用いることもできる。また少なく
とも検出回路19はストッパ22に形成するが、駆動回
路18、温度補償回路21は他の個所に形成するが、省
略してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば検
出回路がストッパに形成されているため、ピエゾ抵抗素
子と接近し、外来雑音の影響を受け難い。しかも、検出
回路と、おもり部分とを別の部品として構成されるた
め、これらが一部品として構成される場合より歩留りが
著しく向上する。また面積が小さくなり、安価にかつ小
形に構成できる。
【0010】温度補償回路をもストッパに形成する場合
は、上述した各種の効果を保持したまま、良好な温度補
償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を示す斜視図、Bはその
分解斜視図である。
【図2】Aは従来のシリコン加速度計の一部を示す斜視
図、Bはその電気回路の構成を示す図である。
【図3】従来のシリコン加速度計の他の例を示す斜視
図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部と、おもり部とがはりを介して単
    結晶シリコンで一体に構成され、 上記おもりが上記支持部に対して所定値以上変位するこ
    とを防止する第1,第2ストッパが上記おもりの両側に
    おいて上記支持部に取付けられ、 上記はりにピエゾ抵抗素子が取付けられ、 上記おもりの変位にもとづく、上記ピエゾ抵抗素子のピ
    エゾ抵抗値の変化が検出回路で電気信号として検出され
    るシリコン加速度計において、 上記検出回路は上記第1,第2ストッパの一方に形成さ
    れていることを特徴とするシリコン加速度計。
  2. 【請求項2】 上記検出回路が形成されたストッパに
    は、上記ピエゾ抵抗素子に対する駆動電圧を印加する駆
    動回路と、上記検出回路及び上記駆動回路に対する温度
    補償回路とが形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のシリコン加速度計。
  3. 【請求項3】 上記検出回路が形成されたストッパは単
    結晶シリコン基板であって、上記回路は半導体集積回路
    として構成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載のシリコン加速度計。
  4. 【請求項4】 上記回路はハイブリッドICと構成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のシリコン
    加速度計。
JP24292494A 1994-10-06 1994-10-06 シリコン加速度計 Pending JPH08105913A (ja)

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JPH08105913A true JPH08105913A (ja) 1996-04-23

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006049004A1 (ja) * 2004-11-08 2006-05-11 Hitachi Metals, Ltd. 加速度センサー装置
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021112