JPH06258342A - 半導体加速度センサ及び半導体圧力センサ - Google Patents

半導体加速度センサ及び半導体圧力センサ

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Publication number
JPH06258342A
JPH06258342A JP5071114A JP7111493A JPH06258342A JP H06258342 A JPH06258342 A JP H06258342A JP 5071114 A JP5071114 A JP 5071114A JP 7111493 A JP7111493 A JP 7111493A JP H06258342 A JPH06258342 A JP H06258342A
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JP
Japan
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semiconductor
acceleration sensor
hole
support
mounting portion
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Pending
Application number
JP5071114A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Oba
正利 大場
Hidenobu Umeda
秀信 梅田
Katsumi Hosoya
克己 細谷
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/0825Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0828Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペース効率がよく、基板に実装する際のワ
イヤボンディング作業を効率よく行なえる歩留りのよい
半導体加速度センサ及び半導体加圧センサを提供する。 【構成】 ビーム5により揺動自在にマス部6を支持さ
せたフレーム4に、ICベアチップ3aを載置するため
の孔である装着部7aを設けたセンサ本体2を作製す
る。次に装着部7aに、固定電極10と可動電極8によ
り構成されるコンデンサの静電容量の変化を検知するた
めの検知回路が形成されたICベアチップ3aを載置
し、加速度センサAを得る。加速度センサAにあって
は、フレーム4内にICベアチップ3aを載置している
ため、スペース効率が高く、また、固定電極引出しパッ
ド11や可動電極引出しパッド12とICベアチップ3
aの端子13は、ほぼ同じ高さにあるので、ボンディン
グワイヤ15での接続も容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体加速度センサ及
び半導体圧力センサに関する。具体的には、加速度又は
振動によって生じるマス部の変位を検知する半導体加速
度センサ及び空気等の圧力によって生じるダイヤフラム
部の変位を検知する半導体圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】図9は、回路基板101上
に実装された従来の静電容量型の加速度センサIを示す
断面図である。この加速度センサIは、シリコン基板よ
りなる角枠状をしたフレーム102の中央にマス部10
3が配設されており、マス部103はビーム104によ
って片持ち状にフレーム102に支持されている。マス
部103は、ビーム104の弾性変形によってマス部1
03の厚さ方向に自由に微小変位できるようになってお
り、その上面には可動電極106が形成されている。
【0003】フレーム102の上下面には基板105が
重ねられ、基板105の周辺部は接着剤等によりフレー
ム102に接着されている。フレーム102上面の基板
105の内面には、マス部103の可動電極106と微
小なギャップをへだてて固定電極107が設けられてお
り、マス部103の可動電極106と固定電極107と
によりコンデンサが形成されている。
【0004】しかして、ビーム104に支持されたマス
部103が厚さ方向に加速度を受けて変位した場合、マ
ス部103の変位量に応じてマス部103の可動電極1
06と固定電極107の間のギャップ量が変化して静電
容量が変わる。したがって、この静電容量の値の変化を
電気信号として出力することによって加速度を検知する
ことができる。また、図示はしないが、基板105とマ
ス部103に駆動用電極を設けることで、駆動用電極に
電圧を印加することにより、加速度センサの自己診断や
キャリブレーション等を行なわせることができるように
なっている。この加速度センサIにおいては、上記静電
容量の値の変化を電気信号として出力、増幅する増幅回
路や加速度センサの自己診断やキャリブレーション等を
行なうための制御回路が必要であり、加速度センサIの
小型化を図るため、フレーム102上にバイポーラ集積
回路やCMOS集積回路としてこれらの増幅回路108
等が形成され、増幅回路108と回路基板101上の電
極パッド109とがボンディングワイヤ110で結ばれ
ている。
【0005】しかしながら、この加速度センサIにあっ
ては、まず、加速度センサIのビーム104やマス部1
03が半導体製造プロセスで形成されたのち、ついで集
積回路作成技術によりフレーム102(ウエハ)上面に
増幅回路108等がオンチップで作り込まれていた。こ
のため、加速度センサIを作製する際の歩留りは、ビー
ム104やマス部103を形成する際の歩留りと増幅回
路108等を形成する際の歩留りとを掛合わせたものに
なって非常に悪いものになる。
【0006】また、増幅回路108等とビーム104や
マス部103のレイアウトが固定されてしまうので一品
一様となり、多様な加速度センサを作製するのが困難で
ある。
【0007】さらに、ビーム104やマス部103を形
成する際に使用するエッチング液の金属イオンがフレー
ム102等に残留するので、残留した金属イオンが増幅
回路108等に悪影響を及ぼし、長期安定性に欠けると
いう欠点があった。
【0008】また、図10に示す加速度センサJにあっ
ては、上記増幅回路108等は、回路基板101におけ
る占有面積を小さくするため加速度センサJのフレーム
102の上面の基板105上にICベアチップ111と
して載置されている。このため、加速度センサIのよう
に歩留りが低下したり、エッチング液によって加速度セ
ンサJの安定性が劣るという欠点はない。しかしなが
ら、ICベアチップ111は基板105上に載置されて
いるため、ICベアチップ111とセンサ電極引出しパ
ッド112との間やICベアチップ111と回路基板1
01の電極パッド109との段差が大きく、自動機によ
りこれらの間をボンディングワイヤ110で結線する作
業は非常に困難なものとなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スペース効率がよく、しかも、基板実装時の配
線作業が容易に行なえる歩留りのよい半導体加速度セン
サ及び半導体圧力センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体加
速度センサにあっては、弾性を有するビームにより支持
体にマス部を揺動自在に支持させた半導体加速度センサ
本体と、半導体回路チップとよりなる半導体加速度セン
サにおいて、前記支持体に凹部若しくは孔などの装着部
を設け、前記装着部内に前記半導体回路チップを収めた
ことを特徴としている。
【0011】本発明の第2の半導体加速度センサにあっ
ては、弾性を有するビームによりマス部を揺動自在に支
持させた支持体の少なくとも一方の面に基板を貼り合わ
せた半導体加速度センサ本体と、半導体回路チップとよ
りなる半導体加速度センサにおいて、前記支持体に設け
た孔若しくは凹部と前記孔と同一縦空間を形成するよう
に前記一方の基板に設けた孔若しくは凹部とよりなる装
着部を前記半導体加速度センサ本体に設け、前記半導体
回路チップを前記装着部内に収めたことを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明の第3の半導体加速度センサ
にあっては、弾性を有するビームによりマス部を揺動自
在に支持させた支持体の両面に基板を貼り合わせた半導
体加速度センサ本体と、半導体回路チップとよりなる半
導体加速度センサにおいて、前記支持体に設けた孔と前
記孔と同一縦空間を形成するように前記一方の基板に設
けた孔よりなる装着部を前記半導体加速度センサ本体に
設け、前記半導体回路チップを前記装着部内に収めて前
記他方の基板上に載置したことを特徴としている。
【0013】上記の半導体加速度センサにおいては、ビ
ーム上に歪検出素子を設けることにしてもよく、また、
マス部を可動電極とし、当該マス部と対向させて固定電
極を配置することとしてもよい。
【0014】さらに、マス部の可動電極または固定電極
と半導体回路チップとを接続するための接続孔を支持体
又は基板に設けることとしてもよい。また、支持体上に
別な回路をオンチップで形成し、当該回路と半導体回路
チップとを電気的に接続してもよい。
【0015】本発明の第1の半導体圧力センサにあって
は、支持体に弾性を有する感圧ダイヤフラム部を形成し
た半導体圧力センサ本体と、半導体回路チップとよりな
る半導体圧力センサにおいて、前記支持体に凹部若しく
は孔などの装着部を設け、前記装着部内に前記半導体回
路チップを収めたことを特徴としている。
【0016】また、本発明の第2の半導体圧力センサに
あっては、弾性を有する感圧ダイヤフラム部を形成した
支持体の少なくとも一方の面に基板を貼り合わせた半導
体圧力センサ本体と、半導体回路チップとよりなる半導
体圧力センサにおいて、前記支持体に設けた孔若しくは
凹部と前記孔と同一縦空間を形成するように前記一方の
基板に設けた孔若しくは凹部とよりなる装着部を前記半
導体圧力センサ本体に設け、前記半導体回路チップを前
記装着部内に収めたことを特徴としている。
【0017】上記の半導体圧力センサにおいては、感圧
ダイヤフラム部上に歪検出素子を設けることにしてもよ
く、また、感圧ダイヤフラム部を可動電極とし、当該ダ
イヤフラム部と対向させて固定電極を配置することとし
てもよい。
【0018】さらに、感圧ダイヤフラム部の可動電極ま
たは固定電極と半導体回路チップとを接続するための接
続孔を支持体又は基板に設けることとしてもよい。ま
た、支持体上に別な回路をオンチップで形成し、当該回
路と半導体回路チップとを電気的に接続してもよい。
【0019】
【作用】本発明の第1の半導体加速度センサ及び半導体
圧力センサにあっては、支持体に凹部若しくは孔などの
装着部を設け、装着部内に半導体回路チップを収めるこ
ととしているので、半導体加速度センサ本体又は半導体
圧力センサ本体からのセンサ信号の検知や増幅又自己診
断等の信号処理を行なう信号処理回路を半導体回路チッ
プ内に収め、支持体の装着部内に収めることができる。
【0020】本発明の第2の半導体加速度センサ及び半
導体圧力センサにあっては、支持体に設けた孔若しくは
凹部と支持体の一方の面の基板に設けた孔若しくは凹部
とよりなる装着部をセンサ本体に設け、半導体回路チッ
プを装着部内に収めることとしているので、載置する半
導体回路チップの厚さが支持体の厚さより厚い場合で
も、装着部内に半導体回路チップを収めることができ
る。
【0021】また、本発明の第3の半導体加速度センサ
にあっては、支持体に設けた孔と支持体の一方の面の基
板に設けた孔とよりなる装着部をセンサ本体に設け、半
導体回路チップを装着部内に収め、支持体の他方の面に
貼り合わせた基板上に載置することとしているので、載
置する半導体回路チップの厚さが支持体の厚さより厚い
場合でも、装着部内に半導体回路チップを収めることが
できる。
【0022】したがって、信号処理回路をICベアチッ
プなどの半導体回路チップとして作製し、支持体若しく
はセンサ本体に設けた装着部内に収めれば、回路基板上
に信号処理回路を設ける必要がなく、実装スペースをさ
らに小さくすることができる。
【0023】また、半導体加速度センサ本体のビームや
マス部あるいは半導体圧力センサ本体のダイヤフラム部
と半導体回路チップとは、それぞれ個別に作製すること
ができるため、支持体上に信号処理回路を半導体製造プ
ロセスにより作製する場合に比べ、歩留りの低下を防ぐ
ことができる。また、マス部やダイヤフラム部を加工し
た際のエッチング液が支持体上に残留して、半導体回路
チップに悪影響を及ぼすことがないので、長期間に亘り
安定であり、信頼性の高い半導体加速度センサ又は半導
体圧力センサを提供することができる。
【0024】さらに、半導体回路チップは、半導体加速
度センサ本体又は半導体圧力センサ本体の装着部内に載
置することとしているので、載置する半導体回路チップ
を自由に変更することが容易にできる。例えば、シリコ
ン半導体回路チップに限らず、シリコン以外例えばガリ
ウムヒ素の半導体回路チップを載置したり、目的に応じ
た信号処理回路を半導体回路チップ内に形成し載置する
ことができ、目的に応じた半導体加速度センサ又は半導
体圧力センサを容易に得ることができる。また、検出感
度を向上させるためにマス部の形状やダイヤフラム部の
厚さ等を変更する場合でも、適当な装着部を設けること
で、既存の半導体回路チップを簡単にセンサ本体に設け
ることもできる。
【0025】また、本発明の第1及び第2の半導体加速
度センサ及び半導体圧力センサにおいて、載置する半導
体回路チップの厚さに合わせて、支持体に凹部若しくは
孔を設け、あるいは支持体に設けた孔若しくは凹部の位
置に合わせて基板上にも孔若しくは凹部を設け装着部を
形成することにすれば、支持体上面と半導体回路チップ
との段差をほとんど無くすことができる。このため、半
導体加速度センサの固定電極やマス部の可動電極又は歪
検出素子と半導体回路チップとをボンディングワイヤで
つなぐ場合の作業性を向上することもできる。
【0026】また、本発明の第3の半導体加速度センサ
においては、支持体下面の基板に形成された接続回路上
にCOB(Chip-on-Board)実装することもできるので、
半導体回路チップと固定電極等などのワイヤボンディン
グの作業が不要になり、半導体チップの実装が容易にな
るメリットもある。
【0027】また、マス部の可動電極又は固定電極と半
導体回路チップとを接続するための接続孔を、支持体も
しくは基板に設ければ、これら電極と半導体回路チップ
をつなぐボンディングワイヤを接続孔に通すことがで
き、他のボンディングワイヤと絡まずに接続することが
できる。
【0028】さらに、支持体上にオンチップで別な回路
を設けることとすれば、回路基板上の実装スペースの利
用効率を上げることができるのはいうまでもない。
【0029】
【実施例】図1に本発明の一実施例である加速度センサ
Aを示す。図1(a)は、回路基板1上に実装された加
速度センサAの断面図、図1(b)はその平面図であ
る。加速度センサAは、加速度または振動により生じた
加速度を検知するセンサ本体2と、センサ本体2が検知
したセンサ信号を電気信号に変換し出力するためのIC
ベアチップ(半導体回路チップ)3aとより構成されて
いる。
【0030】図1(a)に示すように、加速度センサA
のセンサ本体2は、軸棒状若しくは薄肉状をした2本の
ビーム5によって片持ち状にフレーム4に支持されたマ
ス部6が角枠状をしたフレーム4の開口部分の中央に配
設され、マス部6は、ビーム5の弾性変形によってマス
部6の厚さ方向に自由に微小変位できるようになってい
る。また、フレーム4とビーム5およびマス部6は、結
晶シリコンウエハを半導体製造プロセスを用いて一体と
して形成され、マス部6の固定電極10に対向した面6
aは可動電極8として機能するようになっている。ま
た、フレーム4の上面および下面にはガラス製のカバー
9が重ねられ、カバー9の周辺部は接着剤等や高温で高
電圧を印加して接着する陽極接合法等によりフレーム4
に接着されている。フレーム4の上面のカバー9の内面
には可動電極8に対向してマス部6の変位を検知するた
めの固定電極10が配設されている。
【0031】また、フレーム4には、ICベアチップ3
aを収めるための孔である装着部7aが設けられてい
て、装着部7a内に収めるようにフレーム4下面のカバ
ー9上にICベアチップ3aが載置されている。図1
(b)に示すように、可動電極8とマス部6の上面側の
固定電極10によって構成されるコンデンサは、フレー
ム4上の固定電極引出しパッド11および可動電極引出
しパッド12に接続されている。また、ICベアチップ
3aの端子13はボンディングワイヤ15で両電極引出
しパッド11、12に接続されている。さらに、ICベ
アチップ3aの端子13は、加速度センサAが固定され
た回路基板1上の電極パッド14にボンディングワイヤ
15で接続されている。
【0032】しかして、加速度センサAに加速度が加わ
ると、慣性力によってマス部6がビーム5を弾性的に撓
ませながら変位し、慣性力とビーム5の弾性復帰力の釣
り合った位置で静止する。あるいは、加速度センサAに
振動が加わると、振動に応じてマス部6も振動する。こ
のとき、マス部6の変位量に応じてマス部6と固定電極
10の間のギャップ量が変化し、可動電極8と固定電極
10の間の静電容量が変化する。この静電容量の変化は
ICベアチップ3a内の検知回路や増幅回路等の信号処
理回路により検知され、増幅されたのち、加速度の大き
さに対応した電圧信号に変換して出力され、回路基板1
上の演算回路等へと送信される。このようにして加速度
センサAに加えられた加速度を知ることができる。
【0033】ところで、ICベアチップ3aは、フレー
ム4と同じ厚さの単結晶シリコン基板上に信号処理回路
が形成されたものであって、加速度センサAのビーム5
やマス部6とは別に半導体製造プロセスにより作製され
たのちに、装着部7a内に収められている。このため、
ビーム5やマス部6を形成する際の歩留りとICベアチ
ップ3aを作製する際の歩留りとは互いに影響されるこ
とがなく、加速度センサAを作製する際の歩留りの低下
を最小限にすることができる。また、ICベアチップ3
aがビーム5やマス部6を形成する際に使用されるエッ
チング液の残留イオンにより影響を受けることもないの
で、検知回路等の配線パターンが劣化することもなく、
加速度センサAの信頼性を向上させることができる。
【0034】また、フレーム4の厚さと同じ厚さのIC
ベアチップ3を載置しているので、ICベアチップ3a
の端子13は固定電極引出しパッド11や可動電極引出
しパッド12と概ね同じ高さにあって、端子13と両電
極引出しパッド11、12等との段差がなく、ワイヤボ
ンディングの作業効率を高めることができる。また、I
Cベアチップ3aをフレーム4の装着部7a内に載置し
ているので、回路基板1上に改めて検知回路を設ける必
要がなく、実装スペースの利用効率を高めることができ
る。
【0035】図2は、回路基板1上に実装された本発明
の別な実施例である加速度センサBの一部破断した断面
図である。この加速度センサBにあっては、フレーム4
よりも厚みの薄いICベアチップ3bを用いており、載
置するICベアチップ3bの厚さと同じ深さの凹部であ
る装着部7bがフレーム4に設けられている。図2に示
すように、載置するICベアチップ3bの厚さと装着部
7bの深さを同じにすることにより、フレーム4上の固
定及び可動電極引出しパッド11,12とICベアチッ
プ3bの端子13との段差をなくすことができる。
【0036】図3は、回路基板1上に実装された本発明
のさらに別な実施例である加速度センサCの一部破断し
た断面図であって、ICベアチップ3cが装着部7c内
に載置されている。図3に示すように、フレーム4下面
のカバー9にフレーム4に設けた孔20aと同じ位置に
凹部20bを設けることにより、装着部7cを形成して
いる。加速度センサCのように、載置するICベアチッ
プ3cの厚さがフレーム4の厚さより厚い場合には、フ
レーム4の下面のカバー9に凹部20bを設け、装着部
7cの深さをICベアチップ3cの厚さと同じにすれ
ば、ICベアチップ3cの端子13とフレーム4上の固
定及び可動電極引出しパッド11,12との高さを揃え
ることができる。
【0037】図4は回路基板1上に実装されたさらに別
な実施例である加速度センサDの断面図である。この加
速度センサDにあっては、フレーム4の下面のカバー9
上面に接続回路17が設けられている。また、図示はし
ないが、センサ本体2の固定電極引出しパッド11およ
び可動電極引出しパッド12は、接続回路17に接続さ
れている。この接続回路17には、ICベアチップ3d
がCOB(Chip-on-Board)実装され、フレーム4に設け
た孔21aとその孔21aの開口部と同じ位置に設けら
れたフレーム4上面のカバー9の孔21bとよりなる装
着部7d内にICベアチップ3dが収められている。ま
た、固定電極10及び可動電極8との間の静電容量との
変化は、ICベアチップ3dで検知されたのち、接続パ
ッド16から回路基板1の電極パッド14に出力され
る。
【0038】この加速度センサDにおいては、ICベア
チップ3dがCOB実装されており、フレーム4下面の
カバー9に設けた接続パッド16と回路基板1の電極パ
ッド14とを結線するだけでよいので、ワイヤボンディ
ングの作業をさらに効率よく行なうことができる。
【0039】図5に回路基板1上に実装されたさらに別
な加速度センサEの平面図を示す。この加速度センサE
は、回路基板1上の演算回路等の処理回路の一部をフレ
ーム4上にオンチップで補助回路18として作り込んだ
ものである。このように、フレーム4上に補助回路18
を設け、ICベアチップ3eの端子13と補助回路18
の端子19とをつなげることにすれば、回路基板1上か
ら処理回路の一部を無くすことができるので、回路基板
1における占有面積を小さくすることもできる。また、
上述のように、装着部7eに収められているICベアチ
ップ3eの端子13と補助回路18の端子19との段差
をなくすことができるので、簡単にボンディングワイヤ
15等で接続することもできる。
【0040】図6に、本発明のさらに別な実施例である
加速度センサFを示す。図6(a)は、回路基板1上に
載置された加速度センサFの断面図、図6(b)はその
平面図である。加速度センサFは、センサ本体22と、
フレーム24に設けられた孔である装着部7f内に載置
されたICベアチップ3fとから構成されている。図6
に示すように、加速度センサFのセンサ本体22のマス
部26は可動電極28となり、フレーム24の上下面の
カバー29a,29bの内面には、可動電極28に対向
してマス部26の変位を検知するための固定電極30
a,30bがそれぞれ配設され、それぞれコンデンサを
形成している。フレーム24の上面には、固定電極30
a用の固定電極引出しパッド31aならびに可動電極引
出しパッド32が設けられている。また、フレーム24
の下面のカバー29bの上面には固定電極30b用の固
定電極引出しパッド31bが設けられている。
【0041】装着部7fにはコンデンサの静電容量の変
化を検知する検知回路用のICベアチップ3fがフレー
ム24下面のカバー29b上に載置されていて、ICベ
アチップ3fの厚さはフレーム24の厚さとほぼ等しく
してある。また、ICベアチップ3fの端子13と可動
電極引出しパッド32、固定電極引出しパッド31aと
の間や端子13と回路基板1上の電極パッド14との間
とはそれぞれボンディングワイヤ15で接続されてい
る。さらに、フレーム24にはフレーム24を貫通する
接続孔34が設けられており、フレーム24下面の固定
電極引出しパッド31bとICベアチップ3fの端子1
3とは、接続孔34を通してボンディングワイヤ15a
で接続されている。このように、フレーム24下面のカ
バー29bに固定電極30bを設けた場合には、加速度
センサFに示すようにフレーム24に接続孔34を設
け、この接続孔34を利用してボンディングワイヤ15
aで接続すれば、他のボンディングワイヤ15と絡むこ
とを防げる。
【0042】図7は回路基板1上に実装されたさらに別
な加速度センサGを示す断面図である。加速度センサG
のセンサ本体42にあっては、角枠状をしたフレーム4
4の中央に2本のビーム45によって片持ち状に揺動自
在に支持されたマス部46が配設され、ビーム45の上
面にピエゾ抵抗素子48が貼り付けられている。しかし
て、加速度センサGに加速度や振動が加わると、加速度
や振動に応じてマス部46が振動して、ビーム45に歪
みを生じ、この歪みに応じてピエゾ抵抗素子48の抵抗
値が変化する。この抵抗値の変化は、フレーム44上の
引出しパッド52からボンディングワイヤ15により接
続されたICベアチップ3gに出力され、ICベアチッ
プ3g内の検知回路や増幅回路等により検知されたの
ち、加速度の大きさに対応した電圧信号もしくは電流信
号に変換される。さらに変換された電圧信号もしくは電
流信号は、回路基板1上の電極パッド14に接続された
演算回路等へと送信され、加速度センサGに加わった加
速度を知ることができる。
【0043】このように、ピエゾ抵抗素子48を備えた
加速度センサGにおいても、フレーム44に装着部7g
を設け、装着部7gにICベアチップ3gを載置すれ
ば、回路基板1上に改めて検知回路を設ける必要がな
い。また、装着部7g内にICベアチップ3gを載置す
ることにしているので、実装スペースを小さくすること
ができ、ICベアチップ3gを載置するためにフレーム
43上面にカバーを載せる必要もない。
【0044】図8は、回路基板1上に実装された本発明
による圧力センサHを示す断面図である。圧力センサH
は、角枠状をしたフレーム64の枠内全面に薄膜状に形
成された弾性を有するダイヤフラム部65が中央に配設
されたセンサ本体62と、フレーム64に設けられた孔
である装着部7h内に載置されたICベアチップ3hよ
り構成されている。
【0045】フレーム64とダイヤフラム部65は、結
晶シリコンウエハを半導体製造プロセスを用いて一体と
して形成されており、ダイヤフラム部65は弾性変形に
よって厚さ方向に自由に微小変位できるようになってい
る。また、ダイヤフラム部65の下面は可動電極66と
して機能するようになっている。フレーム64の上面お
よび下面にはガラス製のカバー69a,69bが重ねら
れ、カバー69a,69bの周辺部は接着剤等や陽極接
合法等によりフレーム64に接着されている。フレーム
64下面のカバー69bの内面には可動電極66に対向
してダイヤフラム部65の変位を検知するための固定電
極70が配設されている。また、フレーム64の上面の
カバー69aには、圧力導入口68が開口されていて、
圧力導入口68から目的とする空気や水などの圧力を持
ったガスや液体が感圧室67内へ送り込まれ、ダイヤフ
ラム部65と接するようになっている。
【0046】フレーム64の装着部7h内に収めるよう
にフレーム64の厚さと等しい高さのICベアチップ3
hがフレーム64下面のカバー69b上に載置されてい
て、ICベアチップ3hの端子13とフレーム64上の
可動電極引出し用パッド72とはボンディングワイヤ1
5で接続されている。また、フレーム64には接続孔7
4が設けられており、カバー69b上の固定電極70と
導通した固定電極引出しパッド71は、接続孔74を通
じてICベアチップ3hの端子13とボンディングワイ
ヤ15aで接続されている。
【0047】しかして、圧力導入口68より感圧室67
へ空気が送り込まれると、ダイヤフラム部65が空気の
圧力を受けて変位し、ダイヤフラム部65の変位量に応
じてダイヤフラム部65の可動電極66と固定電極70
との間のギャップ量が変化して静電容量が変わる。圧力
導入口68より送り込まれた空気の圧力による静電容量
の値の変化は、フレーム64上の可動電極引出しパッド
72からICベアチップ3hに出力される。ICベアチ
ップ3hは、静電容量の値の変化を検知して、増幅した
のち、ダイヤフラム部65に加えられた圧力の大きさに
対応した電圧信号に変換して出力する。さらに出力され
た電圧信号は、回路基板1上の処理回路へと伝えられ、
圧力導入口68から送り込まれた空気の圧力を知ること
ができる。
【0048】このように、圧力センサHのフレーム64
に装着部7hを設け、この装着部7h内に検知回路用の
ICベアチップ63を載置すれば、回路基板1上の実装
スペースを小さくすることができ、圧力センサHを小型
化することが容易になる。また、圧力センサHのセンサ
本体62とICベアチップ3hは、個別に作製されてい
るので、歩留りを最小限にすることができるのはいうま
でもない。
【0049】また、ICベアチップ3hとフレーム64
上の可動電極引出しパッド72との高さはほぼ同じ高さ
にあって、ボンディングワイヤ15による配線の作業性
を向上させることができる。また、ICベアチップ3h
と端子13とを接続するボンディングワイヤ15aは、
接続孔74を通しているので、他のボンディングワイヤ
15と絡むこともない。
【0050】なお、図2から図5に示した加速度センサ
の構造を圧力センサにも応用することが可能であって、
例えば、加速度センサB(図2)のように、装着部7h
はフレーム64にのみ凹部を設けたものであってもよ
い。また、加速度センサC(図3)のように、フレーム
64下面のカバー69bに凹部を設けた装着部7h内に
ICベアチップ3hを収め、ICベアチップ3hとフレ
ーム64上の可動電極引出しパッド72との高さを揃え
ることとしてもよい。さらに、加速度センサC(図5)
のように固定基板1上の演算回路の一部を補助回路とし
てフレーム64上に設けることにすれば、回路基板1の
実装スペースをさらに小さくすることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の半導体加速度センサにあって
は、支持体若しくは半導体加速度センサ本体に装着部を
設け、この装着部内に、検知回路や増幅回路を収めた半
導体回路チップを載置することとしているので、半導体
加速度センサを装着する回路基板上の実装スペースの利
用効率を向上させることができる。
【0052】また、半導体加速度センサ本体のビームや
マス部は、半導体回路チップとは独立して作製できるの
で、半導体加速度センサの歩留りの低下を最小限に押さ
えることができる。また、半導体加速度センサ本体作製
時に残留したエッチング液が、半導体回路チップに影響
を及ぼすことも少ないので、信頼性の高い半導体加速度
センサを得ることができる。
【0053】また、半導体回路チップは、支持体の装着
部に載置することとしているので、載置する半導体回路
チップを自由に変更することができ、載置する半導体加
速度センサ本体も自由に変更することができる。したが
って、目的に応じた半導体加速度センサを容易に得るこ
とができる。
【0054】さらに、支持体と半導体回路チップの端子
を同じ高さにすることができるので、支持体上の各電極
と半導体回路チップとのワイヤボンディングの段差が小
さくなって、作業性を向上することができる。また、接
続孔を設け、接続孔にボンディングワイヤを通すことに
すれば、ボンディングワイヤが互いに絡むことなく接続
できる。また、支持体下面の基板上の接続回路等にCO
B実装することも可能になるので、ワイヤボンディング
の作業も少なくなり、半導体回路チップの実装も容易に
なる。
【0055】また、支持体にオンチップで別な回路を設
ければ、さらに実装スペースを小さくすることができ
る。
【0056】本発明の半導体圧力センサによれば、半導
体加速度センサと同様に、回路基板上の実装スペースの
利用効率を図ることができ、半導体圧力センサの歩留り
の低下を最小限にすることができる。
【0057】また、ワイヤボンディングの作業性を向上
させることができ、しかも、信頼性が高くて、目的に応
じた半導体圧力センサを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は回路基板上に実装された本発明の一実
施例である加速度センサの断面図、(b)はその平面図
である。
【図2】回路基板上に実装された本発明の別な実施例で
ある加速度センサの一部破断した断面図である。
【図3】回路基板上に実装された本発明のさらに別な実
施例である加速度センサの一部破断した断面図である。
【図4】回路基板上に実装された本発明のさらに別な実
施例である加速度センサの一部破断した断面図である。
【図5】回路基板上に実装された本発明のさらに別な実
施例である加速度センサの平面図である。
【図6】(a)は回路基板上に実装された本発明のさら
に別な実施例である加速度センサの断面図、(b)はそ
の平面図である。
【図7】回路基板上に実装された本発明のさらに別な実
施例である加速度センサの断面図である。
【図8】回路基板上に実装された本発明の一実施例であ
る圧力センサの断面図である。
【図9】回路基板上に実装された従来例である加速度セ
ンサの断面図である。
【図10】ICベアチップが載置され、回路基板上に実
装された別な従来例である加速度センサの断面図であ
る。
【符号の説明】
2 センサ本体 3a,3b ICベアチップ 4 フレーム 7a,7b 装着部 12 可動電極引出しパッド 14 電極パッド 15 ボンディングワイヤ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有するビームにより支持体にマス
    部を揺動自在に支持させた半導体加速度センサ本体と、
    半導体回路チップとよりなる半導体加速度センサにおい
    て、 前記支持体に凹部若しくは孔などの装着部を設け、前記
    装着部内に前記半導体回路チップを収めたことを特徴と
    する半導体加速度センサ。
  2. 【請求項2】 弾性を有するビームによりマス部を揺動
    自在に支持させた支持体の少なくとも一方の面に基板を
    貼り合わせた半導体加速度センサ本体と、半導体回路チ
    ップとよりなる半導体加速度センサにおいて、 前記支持体に設けた孔若しくは凹部と前記孔と同一縦空
    間を形成するように前記一方の基板に設けた孔若しくは
    凹部とよりなる装着部を前記半導体加速度センサ本体に
    設け、前記半導体回路チップを前記装着部内に収めたこ
    とを特徴とする半導体加速度センサ。
  3. 【請求項3】 弾性を有するビームによりマス部を揺動
    自在に支持させた支持体の両面に基板を貼り合わせた半
    導体加速度センサ本体と、半導体回路チップとよりなる
    半導体加速度センサにおいて、 前記支持体に設けた孔と前記孔と同一縦空間を形成する
    ように前記一方の基板に設けた孔よりなる装着部を前記
    半導体加速度センサ本体に設け、前記半導体回路チップ
    を前記装着部内に収めて前記他方の基板上に載置したこ
    とを特徴とする半導体加速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記ビーム上に歪検出素子を設けたこと
    を特徴とする請求項1,2又は3に記載の半導体加速度
    センサ。
  5. 【請求項5】 前記マス部を可動電極とし、当該マス部
    と対向させて固定電極を配置したことを特徴とする請求
    項1,2又は3に記載の半導体加速度センサ。
  6. 【請求項6】 前記マス部の可動電極または前記固定電
    極と前記半導体回路チップとを接続するための接続孔
    を、前記支持体もしくは前記基板に設けたことを特徴と
    する請求項5に記載の半導体加速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記支持体上に別な回路をオンチップで
    形成し、当該回路と半導体回路チップとを電気的に接続
    したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6
    に記載の半導体加速度センサ。
  8. 【請求項8】 支持体に弾性を有する感圧ダイヤフラム
    部を形成した半導体圧力センサ本体と、半導体回路チッ
    プとよりなる半導体圧力センサにおいて、前記支持体に
    凹部若しくは孔などの装着部を設け、前記装着部内に前
    記半導体回路チップを収めたことを特徴とする半導体圧
    力センサ。
  9. 【請求項9】 弾性を有する感圧ダイヤフラム部を形成
    した支持体の少なくとも一方の面に基板を貼り合わせた
    半導体圧力センサ本体と、半導体回路チップとよりなる
    半導体圧力センサにおいて、 前記支持体に設けた孔若しくは凹部と前記孔と同一縦空
    間を形成するように前記一方の基板に設けた孔若しくは
    凹部とよりなる装着部を前記半導体圧力センサ本体に設
    け、前記半導体回路チップを前記装着部内に収めたこと
    を特徴とする半導体圧力センサ。
  10. 【請求項10】 前記感圧ダイヤフラム部上に歪検出素
    子を設けたことを特徴とする請求項8又は9に記載の半
    導体圧力センサ。
  11. 【請求項11】 前記感圧ダイヤフラム部を可動電極と
    し、当該ダイヤフラム部と対向させて固定電極を配置し
    たことを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体圧力
    センサ
  12. 【請求項12】 前記感圧ダイヤフラム部の可動電極又
    は前記固定電極と前記半導体回路チップとを接続するた
    めの接続孔を、前記支持体または前記基板に設けたこと
    を特徴とする請求項11に記載の半導体圧力センサ。
  13. 【請求項13】 前記支持体上に別な回路をオンチップ
    で形成し、当該回路と半導体回路チップとを電気的に接
    続したことを特徴とする請求項8,9,10,11又は
    12に記載の半導体圧力センサ。
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