JPH08298424A - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
- Publication number
- JPH08298424A JPH08298424A JP12431195A JP12431195A JPH08298424A JP H08298424 A JPH08298424 A JP H08298424A JP 12431195 A JP12431195 A JP 12431195A JP 12431195 A JP12431195 A JP 12431195A JP H08298424 A JPH08298424 A JP H08298424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- raw substrate
- piezoelectric element
- bump
- element plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、圧電素板をバンプにより片持
ちのみで保持するだけでは、圧電素板が傾いて保持され
ることを改善する。 【構成】圧電素板をバンプにより片持ちのみで保持する
のではなく、圧電素板のもう一方端側あるいは、容器の
素板搭載保持部側にダミーバンプを施すことで問題を改
善した。
ちのみで保持するだけでは、圧電素板が傾いて保持され
ることを改善する。 【構成】圧電素板をバンプにより片持ちのみで保持する
のではなく、圧電素板のもう一方端側あるいは、容器の
素板搭載保持部側にダミーバンプを施すことで問題を改
善した。
Description
【産業上の利用分野】圧電振動子の圧電素板保持方法に
関する。
関する。
【０００３】
【従来の技術】従来の技術では、両持ち支持で圧電素板
を容器に保持することにより、圧電素板と容器の線膨張
係数の相違から、温度変化に対する歪成分の影響を受け
ることで、圧電振動子の温度特性に悪影響を与えること
を避けるために、短冊形状の圧電素板をバンプにより片
持ちのみで保持していた。
を容器に保持することにより、圧電素板と容器の線膨張
係数の相違から、温度変化に対する歪成分の影響を受け
ることで、圧電振動子の温度特性に悪影響を与えること
を避けるために、短冊形状の圧電素板をバンプにより片
持ちのみで保持していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のように圧電素板
をバンプにより片持ちのみで保持するだけでは、圧電素
板が傾いて保持されることにより容器に接触し安定した
発振が得られないといった課題があった。
をバンプにより片持ちのみで保持するだけでは、圧電素
板が傾いて保持されることにより容器に接触し安定した
発振が得られないといった課題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】短冊形状の圧電素板をバ
ンプにより片持ちのみで保持するのではなく、圧電素板
のもう一方端にダミーバンプを設けることで問題を解決
した。
ンプにより片持ちのみで保持するのではなく、圧電素板
のもう一方端にダミーバンプを設けることで問題を解決
した。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を
説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象
を示すものとする。 （圧電素板側にダミーバンプを設ける）図１に本発明の
圧電振動子の断面図を示す。容器１の２箇所の素板搭載
保持部２に圧電素板３を載せ、圧電素板３の片方にバン
プ４で導通を図ると同時に、圧電素板３を容器に保持す
る。一方、圧電素板３のもう一方端には、圧電素板３を
保持する際に圧電素板３が水平になるよう、ダミーバン
プランド５を設けダミーバンプ６を施してある。ダミー
バンプ６は圧電素板３側に設けられ、圧電素板３を保持
するためのバンプ４と同様の大きさで、容器１の素板搭
載保持部２にあたる部分で少なくとも１点以上を配置す
る。
説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象
を示すものとする。 （圧電素板側にダミーバンプを設ける）図１に本発明の
圧電振動子の断面図を示す。容器１の２箇所の素板搭載
保持部２に圧電素板３を載せ、圧電素板３の片方にバン
プ４で導通を図ると同時に、圧電素板３を容器に保持す
る。一方、圧電素板３のもう一方端には、圧電素板３を
保持する際に圧電素板３が水平になるよう、ダミーバン
プランド５を設けダミーバンプ６を施してある。ダミー
バンプ６は圧電素板３側に設けられ、圧電素板３を保持
するためのバンプ４と同様の大きさで、容器１の素板搭
載保持部２にあたる部分で少なくとも１点以上を配置す
る。
【０００７】（容器側にダミーバンプを設ける）図３に
本発明の圧電振動子の平面図を示すが、圧電素板３の片
持保持のもう一方端にあたる容器１の素板搭載保持部２
に、ダミーバンプ６が施せられるように容器１の素板搭
載保持部２にメタライズ７処理を行いダミーバンプ６を
設けることにより、圧電素板３を水平に実装することが
でき、圧電素板３側にダミーバンプ６を設けた時と同様
の効果を得ることができる。容器１側にダミーバンプ６
を設けた場合には、搭載する圧電素板３にダミーバンプ
ランド５を付けてしまうと、バンプ４で圧電素板３を固
着するのと同様に、ダミーバンプを介して固着してしま
うので、容器１側にダミーバンプを設けて実装して課題
を解決する場合においては、搭載する圧電素板３にはダ
ミーバンプランド５は設けない。本発明のダミーバンプ
６は、圧電素板３の固着自体には寄与するものではな
い。バンプ４とダミーバンプ６により圧電素板３の両端
を固着した場合、圧電素板３と容器１との線膨張係数の
相違により圧電素板３が応力を受けて、周波数温度特性
を悪化させてしまう。これを防止するために片持ち支持
を行っているもので、ダミーバンプ６は圧電素板３側に
付着しているだけで、ダミーバンプ６を介して圧電素板
３の容器１への固着は全く行われていない構造となって
いる。また、バンプに用いられる金属材料は、金、銀、
アルミニウム、錫、鉛、銅が使用できるが、ここでは金
線材料を用いて記述する。なお、本発明は圧電振動子の
みに限らず発振器についても適応できるものである。
本発明の圧電振動子の平面図を示すが、圧電素板３の片
持保持のもう一方端にあたる容器１の素板搭載保持部２
に、ダミーバンプ６が施せられるように容器１の素板搭
載保持部２にメタライズ７処理を行いダミーバンプ６を
設けることにより、圧電素板３を水平に実装することが
でき、圧電素板３側にダミーバンプ６を設けた時と同様
の効果を得ることができる。容器１側にダミーバンプ６
を設けた場合には、搭載する圧電素板３にダミーバンプ
ランド５を付けてしまうと、バンプ４で圧電素板３を固
着するのと同様に、ダミーバンプを介して固着してしま
うので、容器１側にダミーバンプを設けて実装して課題
を解決する場合においては、搭載する圧電素板３にはダ
ミーバンプランド５は設けない。本発明のダミーバンプ
６は、圧電素板３の固着自体には寄与するものではな
い。バンプ４とダミーバンプ６により圧電素板３の両端
を固着した場合、圧電素板３と容器１との線膨張係数の
相違により圧電素板３が応力を受けて、周波数温度特性
を悪化させてしまう。これを防止するために片持ち支持
を行っているもので、ダミーバンプ６は圧電素板３側に
付着しているだけで、ダミーバンプ６を介して圧電素板
３の容器１への固着は全く行われていない構造となって
いる。また、バンプに用いられる金属材料は、金、銀、
アルミニウム、錫、鉛、銅が使用できるが、ここでは金
線材料を用いて記述する。なお、本発明は圧電振動子の
みに限らず発振器についても適応できるものである。
【０００８】
【発明の効果】本発明により、圧電素板をバンプで片持
ち実装した場合に、圧電素板が斜めに傾いて保持されて
いた課題が、ダミーバンプを配置することにより改善で
きた。ダミーバンプを配置することで、圧電素板が水平
に保持されることで、圧電素板が容器に接触することな
く確実に実装でき、片持ちで圧電素板を保持することに
よる機械的衝撃に対する改善と、課題にあった容器に接
触し安定した発振が得られなくなることに起因する温度
特性の改善をはじめ、歩留まり改善や品質向上も図れ
た。
ち実装した場合に、圧電素板が斜めに傾いて保持されて
いた課題が、ダミーバンプを配置することにより改善で
きた。ダミーバンプを配置することで、圧電素板が水平
に保持されることで、圧電素板が容器に接触することな
く確実に実装でき、片持ちで圧電素板を保持することに
よる機械的衝撃に対する改善と、課題にあった容器に接
触し安定した発振が得られなくなることに起因する温度
特性の改善をはじめ、歩留まり改善や品質向上も図れ
た。
【０００９】
【図１】本発明の実施例を示す圧電振動子の断面図であ
る。
る。
【図２】圧電振動の電極パターンの実施例を示す平面図
である。
である。
【図３】本発明の実施例を示す圧電振動子の平面図であ
る。
る。
【図４】従来の技術を示す圧電振動子の断面図である。
１ 容器 ２ 素板搭載保持部 ３ 圧電素板 ４ バンプ ６ ダミーバンプ
Claims (2)
- 【請求項１】 短冊形状の圧電素板をバンプにより片持
保持する圧電振動子において、 該圧電素板の片持ち保持部のもう一方端の圧電素板側
に、ダミーバンプを設けたことを特徴とする圧電振動
子。 【０００１】 - 【請求項２】 短冊形状の圧電素板をバンプにより片持
保持する圧電振動子において、 該圧電素板の片持ち保持部のもう一方端の容器の素板搭
載保持部にダミーバンプを設けたことを特徴とする圧電
振動子。 【０００２】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12431195A JPH08298424A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12431195A JPH08298424A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 圧電振動子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298424A true JPH08298424A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14882195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12431195A Pending JPH08298424A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08298424A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006252050A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｉｃカードモジュール |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP12431195A patent/JPH08298424A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006252050A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｉｃカードモジュール |
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