JPH07665U - 空気工具の二段開閉弁 - Google Patents

空気工具の二段開閉弁

Info

Publication number
JPH07665U
JPH07665U JP2999593U JP2999593U JPH07665U JP H07665 U JPH07665 U JP H07665U JP 2999593 U JP2999593 U JP 2999593U JP 2999593 U JP2999593 U JP 2999593U JP H07665 U JPH07665 U JP H07665U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular portion
air passage
annular
ball
upstream side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2999593U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2577089Y2 (ja
Inventor
晶樹 城戸
Original Assignee
株式会社ユタニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユタニ filed Critical 株式会社ユタニ
Priority to JP1993029995U priority Critical patent/JP2577089Y2/ja
Publication of JPH07665U publication Critical patent/JPH07665U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577089Y2 publication Critical patent/JP2577089Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でもって空気流量を二段に切り換
えることができ、しかも容易に製造することができる空
気工具の二段開閉弁を提供する。 【構成】 ケーシング1内を通る管状の空気通路6〜5
の屈曲箇所14に、軸受け部14aと、ロッド部材13
を有する。上流側に、第1の環状部14bと、小孔20
を持つ第2の環状部19と、係止部18とが設けられて
いる。第1の環状部14bと第2の環状部19との間、
第2の環状部19と係止部18との間に、それぞれ第
1,第2のボール部材11,10が設けられている。第
1,第2のボール部材11,10は、第1,第2の弾性
部材9,8によって、それぞれ第1,第2の環状部14
b,19に当接するように付勢されている。上記第1,
第2のボール部材11,10がそれぞれ第1,第2の環
状部14b,19に当接しているとき、第1,第2のボ
ール部材11,10の間に隙間Δがある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気工具の二段開閉弁に関する。より詳しくは、インパクトレン チやナットランナなどの空気工具における空気供給量の切り換えを、簡単な構造 で行えるようにした二段開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
インパクトレンチやナットランナなどの空気工具には、動作状態を切り換える ために二段開閉弁が設けられることが多い。従来、この種の空気工具の二段開閉 弁としては、図2に示すようなものがある。同図(a)に示すように、この二段開 閉弁は、空気工具のケーシング101に設けられたスリーブ部材115と、この スリーブ部材115に嵌入されたブッシュ部材114とを備えている。ブッシュ 114には、ロッド113が摺動自在に嵌合されている。このロッド113の一 端はケーシング101外に突出し、そこにはノブ116が取り付けられている。 一方、ロッド113の他端には、ケーシング101内の空気通路106に突出す るバルブロツド109が取り付けられている。さらに、このバルブロツド109 とブッシュ部材114,スリーブ部材115との間に、内外とも摺動自在にバル ブスリーブ111が嵌合されている。バルブロツド109の空気通路106側部 分の外周に周溝109bが設けられ、この周溝109bにゴム製のOリング11 0が嵌合されている。バルブロツド109の略中央には、径が細く、かつ、軸方 向の寸法がバルブスリーブ111よりも短い細径部109aが設けられている。 また、バルブスリーブ111の空気通路106側部分の外周に周溝111bが設 けられ、この周溝111bにゴム製Oリング112が設けられている。バルブス リーブ111の略中央には、小孔111aが設けられている。バルブロツド10 9とケーシング101内壁との間に円錐コイルばね108が設けられており、こ のばね108によって、バルブロツド109の空気通路106側の段部109c が図において左側へ付勢されている。
【0003】 ノブ116が押し込まれない状態では、コイルばね108および空気通路10 6の空気圧によってバルブロツド109が左側へ付勢される結果、Oリング11 0がバルブスリーブ111の端面に当接するとともに、Oリング112がスリー ブ部材115の端面115aに当接している(なお、この状態で、バルブスリー ブ111とロッド113との間に隙間Δが存在する。)。したがって、この二段 開閉弁は完全な閉鎖状態になり、この空気工具の出力軸(図示せず)は停止して いる。次に、同図(b)に示すように、操作者がノブ116を少し押すと、Oリン グ112がスリーブ部材端面115aに密着したままで、ロッド113を介して バルブロツド109が右方へ移動し、この結果、バルブスリーブ111の端面と Oリング110とが離間する。空気は、バルブスリーブ111の内壁とバルブロ ツド109の細径部109aとの隙間を通り、バルブスリーブ111の小孔11 1aを通って、空気通路105の下流側へ流れる。この状態(一段目)では、こ の空気工具の出力軸は、小孔111aの径に相応した低速・低トルクで回転され る。次に、同図(c)に示すように、操作者がノブ116をさらに押すと、ロッド 113の右端がバルブスリーブ111に当接してバルブスリーブ111を右方へ 移動させ、この結果、スリーブ部材端面115aとOリング112とが離間する 。空気は、ブッシュ部材114の内壁とバルブスリーブ111の外周面との隙間 を通って、大量に、空気通路105の下流側へ流れる。この状態(二段目)では 、この空気工具の出力軸は高速・高トルクで回転される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気工具の二段開閉弁は、バルブロツド109やバ ルブスリーブ111の構造が非常に複雑で、かつ寸法精度を要するという問題が ある。つまり、同図(a)に示すように、バルブロツド109には細径部109a ,周溝109bおよび段部109c、バルブスリーブ111には小孔111aお よび周溝111bをそれぞれ設けなければならず、また、それら各部の寸法を高 精度に管理しなければならない。このため、上記従来の空気工具の二段開閉弁は 、製造するのが難しく、手間がかかるという問題がある。
【0005】 そこで、この考案の目的は、簡単な構造でもって空気流量を二段に切り換える ことができ、しかも容易に製造できる空気工具の二段開閉弁を提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、ケーシング内を通る管 状の空気通路に設けられ、空気流量を二段に切り換える空気工具の二段開閉弁で あって、上記空気通路の屈曲箇所に、上流側に面する壁面を貫通して設けられた 軸受け部と、上記軸受け部に、一端が上記ケーシング外に突出する一方、他端が 上記空気通路の上流側に突出した状態で摺動自在に嵌合されたロッド部材と、上 記軸受け部の上流側で上記ロッド部材が届く箇所に設けられ、上流側に向けて段 状に上記空気通路の内径を広げる第1の環状部と、上記第1の環状部の上流側の 上記空気通路の内壁に設けられ、径方向内向きに所定の厚みで環状に突起し、か つ、厚さ方向に上流側と下流側を連通する小孔を有する第2の環状部と、上記第 2の環状部の上流側の上記空気通路の内壁に設けられ、径方向内向きに突起する 係止部と、上記空気通路のうち上記第1の環状部と第2の環状部との間、第2の 環状部と係止部との間にそれぞれ設けられ、上記第1,第2の環状部の内縁の径 よりもそれぞれ大きい径を有する第1,第2のボール部材と、上記第1のボール 部材と第2の環状部との隙間、第2のボール部材と係止部との隙間にそれぞれ設 けられ、上記第2の環状部,係止部にそれぞれ当接して、上記第1,第2のボー ル部材をそれぞれ上記第1,第2の環状部に当接するように付勢する第1,第2 の弾性部材とを備え、上記第1,第2のボール部材がそれぞれ上記第1,第2の 環状部に当接しているとき、第1のボール部材と第2のボール部材との間に所定 の隙間が生じるように、上記第1の環状部と第2の環状部との距離が設定されて いることを特徴としている。
【0007】
【作用】
ロッド部材が押し込まれない状態では、第1の弾性部材によって付勢されて第 1のボール部材が第1の環状部に当接する結果、この二段開閉弁は完全な閉鎖状 態になる。したがって、例えば、この空気工具に設けられた出力軸は停止してい る。なお、この停止状態では、第2のボール部材は、第2の弾性部材によって付 勢されて第2の環状部に当接しており、第1のボール部材と第2のボール部材と の間に所定の隙間が生じている。次に、操作者がロッド部材の一端を少し押すと 、ロッド部材は軸受け部を摺動し、ロッド部材の他端が第1のボール部材を押圧 する。この結果、第1のボール部材は第1の弾性部材に抗して上流側へ移動して 、第1の環状部から離間する。このとき、上記隙間のおかげで、第2のボール部 材は第2の環状部に当接したままになっている。この結果、空気は、空気通路の 上流側から第2の環状部の小孔、上記第1のボール部材と第1の環状部との隙間 を順に通って、下流側へ流れる。この状態(一段目)では、この空気工具の出力 軸は、上記小孔の径に相応した低速・低トルクで回転される。次に、操作者がロ ッド部材をさらに押すと、ロッド部材によって押圧された第1のボール部材が第 2のボール部材に当接して第2のボール部材を上流側へ移動させる。この結果、 第2のボール部材は第2の環状部から離間する。空気は、空気通路の上流側から 第2のボール部材と第2の環状部との隙間、第1のボール部材と第1の環状部と の隙間を順に通って、下流側へ流れる。この状態(二段目)では、この空気工具 の出力軸は高速・高トルクで回転される。このようにして、この二段開閉弁は空 気流量を二段に切り換えることができる。
【0008】 ここで、空気通路の開閉を行う上記第1,第2のボール部材は、単に球であれ ば良く、何ら加工を要しないものである。また、残りの構成要素も従来に比して 特に複雑なものはない。つまり、この二段開閉弁は、従来例に比して、極めて簡 単な構造となっている。したがって、通常の製造技術によって容易に製造される 。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の空気工具の二段開閉弁を実施例により詳細に説明する。
【0010】 図1は、一実施例の二段開閉弁を内蔵したインパクトレンチの握り部を示して いる。
【0011】 このインパクトレンチは、握り部のケーシング1に、管状の空気通路を構成す る略円筒状の弁ケース2と、この弁ケース2に連なる略円筒状のブッシュ14と 、ブッシュ14の側面を通してブッシュ内部と連通する下流側通路5とを備えて いる。下流側通路5がブッシュ14の側面につながる結果、空気通路はブッシュ 14の途中で屈曲している。なお、弁ケース2はケーシング1に螺着されている 。
【0012】 ブッシュ14の上部14aは、ケーシング1外に貫通して軸受け部を構成して いる。この軸受け部14aには、ロッド部材13が摺動自在に嵌合されている。 ロッド部材13の上端13aはケーシング外に突出する一方、ロッド部材13の 下端13bは上記空気通路の上流側(弁ケース2側)に突出し、ブッシュ14の 下端14bに届き得る状態になっている。
【0013】 ブッシュ14下部の内径よりも弁ケース2の内径の方が大きく設定されており 、この結果、ブッシュ14の下端14bは、上流側に向けて段状に上記空気通路 の内径を広げる第1の環状部を構成している。この第1の環状部14bの上流側 の弁ケース2の内壁2aに、径方向内向きに所定の厚みで環状に突起した第2の 環状部19が設けられ、さらに上流側の内壁2aに、径方向内向きに環状に突起 した係止部18が設けられている。第2の環状部19は、厚さ方向に上流側と下 流側を連通する小孔20を有している。
【0014】 上記第1の環状部14bと第2の環状部19との間、第2の環状部19と係止 部18との間にそれぞれ第1のボール部材11,第2のボール部材10が設けら れている。これら第1のボール部材11,第2のボール部材10の径は、それぞ れ上記第1の環状部14b,第2の環状部19の内縁の径よりも大きく設定され ている。さらに、第1のボール部材11と第2の環状部19との隙間、第2のボ ール部材10と係止部18との隙間に、それぞれ第1の弾性部材としての円錐コ イルバネ9、第2の弾性部材としての円錐コイルばね8が設けられている。これ ら円錐コイルばね9,8は、それぞれ第2の環状部19,係止部18に当接して 、第1のボール部材11,第2のボール部材10をそれぞれ第1の環状部14b ,第2の環状部19に当接するように付勢している。また、円錐コイルばね9, 8は、それぞれ第1のボール部材11,第2のボール部材10をコイル内に嵌め る状態で支えているので、第1のボール部材11,第2のボール部材10が径方 向に位置ずれするのを防ぐことができ、これらを空気通路の中心に保持すること ができる。
【0015】 第1の環状部14bと第2の環状部19との距離は、第1のボール部材11, 第2のボール部材10がそれぞれ第1の環状部14b,第2の環状部19に当接 しているとき、第1のボール部材11と第2のボール部材10との間に隙間Δが 生じるように設定されている。詳しくは、第1の環状部14b,第2の環状部1 9の内縁の径と第1のボール部材11,第2のボール部材10の径とに基づいて 、図示の状態で第1の環状部14b,第2の環状部19の位置から第1のボール 部材11,第2のボール部材10がどれだけ下流側にはみ出すかを勘案して設定 される。
【0016】 ブッシュ14の上方には、ケーシング1に固定された軸26の周りに、レバー 16が回動自在に取り付けられている。レバー16の上部が図において右方へ押 されたとき、レバー下面16bがロッド部材13の上端を下方へ押すようになっ ている。レバー16の略中央には孔16aが設けられている。そして、この孔1 6aにはケーシング1に固定された係止軸27が通されており、孔16aの径と 係止軸27の径との差がロッド部材13のストロークを規定している。
【0017】 このインパクトレンチの使用時には、弁ケース2がケーシング1から突出して いる部分に空気ホースが接続され、空気が供給される。
【0018】 レバー16が押されず、したがってロッド部材13が押し込まれない状態では 、円錐コイルばね9によって付勢されて第1のボール部材11が第1の環状部1 4bに当接する結果、この二段開閉弁は完全な閉鎖状態になる。したがって、こ のインパクトレンチに設けられた出力軸(図示せず)は停止している。なお、こ の停止状態では、第2のボール部材10は、円錐コイルばね8によって付勢され て第2の環状部19に当接しており、第1のボール部材11と第2のボール部材 10との間に隙間Δが生じている。
【0019】 次に、操作者がレバー16を介してロッド部材13の上端を少し押し下げると 、ロッド部材13は軸受け部14aを摺動し、ロッド部材13下端13bが第1 のボール部材11を下方へ押圧する。この結果、第1のボール部材11は円錐コ イルばね9に抗して上流側へ移動して、第1の環状部14bから離間する。この とき、上記隙間Δのおかげで、第2のボール部材10は第2の環状部19に当接 したままになっている。この結果、空気は、空気通路の上流側6から第2の環状 部19の小孔20、第1のボール部材11と第1の環状部14bとの隙間を順に 通って、下流側通路5へ流れる。この状態(一段目)では、このインパクトレン チの出力軸は、上記小孔20の径に相応した低速・低トルクで回転される。
【0020】 次に、操作者がレバー16を介してロッド部材13をさらに下方へ押すと、ロ ッド部材13によって下方へ押圧された第1のボール部材11が第2のボール部 材10に当接して第2のボール部材10を上流側へ移動させる。この結果、第2 のボール部材10は第2の環状部19から離間する。空気は、空気通路の上流側 6から第2のボール部材10と第2の環状部19との隙間、第1のボール部材1 1と第1の環状部14bとの隙間を順に通って、下流側通路5へ流れる。この状 態(二段目)では、この空気工具の出力軸は高速・高トルクで回転される。この ようにして、この二段開閉弁は空気流量を二段に切り換えることができる。
【0021】 ここで、空気通路の開閉を行う第1のボール部材11,第2のボール部材10 は、単に球であれば良く、何ら加工を要しないものである。また、残りの構成要 素も従来に比して特に複雑なものはない。すなわち、この二段開閉弁は、従来例 に比して、極めて簡単な構造となっている。したがって、通常の製造技術によっ て容易に製造することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上より明らかなように、請求項1に記載の空気工具の二段開閉弁は、ケーシ ング内を通る管状の空気通路に設けられ、空気流量を二段に切り換える空気工具 の二段開閉弁であって、上記空気通路の屈曲箇所に、上流側に面する壁面を貫通 して設けられた軸受け部と、上記軸受け部に、一端が上記ケーシング外に突出す る一方、他端が上記空気通路の上流側に突出した状態で摺動自在に嵌合されたロ ッド部材と、上記軸受け部の上流側で上記ロッド部材が届く箇所に設けられ、上 流側に向けて段状に上記空気通路の内径を広げる第1の環状部と、上記第1の環 状部の上流側で、上記空気通路の内壁に所定の厚みで環状に突起して設けられ、 かつ、厚さ方向に上流側と下流側を連通する小孔を有する第2の環状部と、上記 第2の環状部の上流側に、上記空気通路の内壁に突起して設けられた係止部と、 上記空気通路のうち上記第1の環状部と第2の環状部との間、第2の環状部と係 止部との間にそれぞれ設けられ、上記第1,第2の環状部の内縁の径よりもそれ ぞれ大きい径を有する第1,第2のボール部材と、上記第1のボール部材と第2 の環状部との隙間、第2のボール部材と係止部との隙間にそれぞれ設けられ、上 記第2の環状部,係止部にそれぞれ当接して、上記第1,第2のボール部材をそ れぞれ上記第1,第2の環状部に当接するように付勢する第1,第2の弾性部材 とを備え、上記第1,第2のボール部材がそれぞれ上記第1,第2の環状部に当 接しているとき、第1のボール部材と第2のボール部材との間に所定の隙間が生 じるように、上記第1の環状部と第2の環状部との距離が設定されているので、 従来に比して簡単な構造でもって、空気流量を二段に切り換えることができる。 また、構造が簡単であるから、容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例の空気工具の二段開閉弁
を示す図である。
【図2】 従来の空気工具の二段開閉弁を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 弁ケース 5 下流側通路 6 上流側通路 8,9 円錐コイルばね 10 第2のボール部材 11 第1のボール部材 13 ロッド部材 14 ブッシュ部材 16 レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内を通る管状の空気通路に設
    けられ、空気流量を二段に切り換える空気工具の二段開
    閉弁であって、 上記空気通路の屈曲箇所に、上流側に面する壁面を貫通
    して設けられた軸受け部と、 上記軸受け部に、一端が上記ケーシング外に突出する一
    方、他端が上記空気通路の上流側に突出した状態で摺動
    自在に嵌合されたロッド部材と、 上記軸受け部の上流側で上記ロッド部材が届く箇所に設
    けられ、上流側に向けて段状に上記空気通路の内径を広
    げる第1の環状部と、 上記第1の環状部の上流側の上記空気通路の内壁に設け
    られ、径方向内向きに所定の厚みで環状に突起し、か
    つ、厚さ方向に上流側と下流側を連通する小孔を有する
    第2の環状部と、 上記第2の環状部の上流側の上記空気通路の内壁に設け
    られ、径方向内向きに突起する係止部と、 上記空気通路のうち上記第1の環状部と第2の環状部と
    の間、第2の環状部と係止部との間にそれぞれ設けら
    れ、上記第1,第2の環状部の内縁の径よりもそれぞれ
    大きい径を有する第1,第2のボール部材と、 上記第1のボール部材と第2の環状部との隙間、第2の
    ボール部材と係止部との隙間にそれぞれ設けられ、上記
    第2の環状部,係止部にそれぞれ当接して、上記第1,
    第2のボール部材をそれぞれ上記第1,第2の環状部に
    当接するように付勢する第1,第2の弾性部材とを備
    え、 上記第1,第2のボール部材がそれぞれ上記第1,第2
    の環状部に当接しているとき、第1のボール部材と第2
    のボール部材との間に所定の隙間が生じるように、上記
    第1の環状部と第2の環状部との距離が設定されている
    ことを特徴とする空気工具の二段開閉弁。
JP1993029995U 1993-06-04 1993-06-04 空気工具の二段開閉弁 Expired - Lifetime JP2577089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029995U JP2577089Y2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 空気工具の二段開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029995U JP2577089Y2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 空気工具の二段開閉弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07665U true JPH07665U (ja) 1995-01-06
JP2577089Y2 JP2577089Y2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=12291524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993029995U Expired - Lifetime JP2577089Y2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 空気工具の二段開閉弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577089Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2577089Y2 (ja) 1998-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2521701A (en) Coupling
JP2008531943A (ja) ポンプダウン性能を改良したバルブ組立体
JP4755696B2 (ja) 流体を制御するための2段式の弁
US5609078A (en) High-torsion ratchet mechanism assembly for a ratchet screwdriver
EP0616165A1 (en) Pipe coupling
JPH07665U (ja) 空気工具の二段開閉弁
JP2008128314A (ja) チェックバルブ
KR102313777B1 (ko) 전기 밸브 및 그 제조 방법
JP4926600B2 (ja) トグルバルブ
JP3126579U (ja) 気圧油圧ブラインドナット−リベットマシン
JP3312244B2 (ja) エアダンパー
US4927114A (en) Tilt valve cartridge
JPH0842742A (ja) 手動操作バルブのハンドル機構
US5799560A (en) Check valve for controlling the extracting movement of a pneumatic threaded fastener-setting tool
CN111173936B (zh) 阀装置
US6675910B1 (en) Structure of hand tool
JPH0710146Y2 (ja) 制御器
TWI807675B (zh) 擴張工具
JPH084710A (ja) 摺動抵抗可変ピストン体及びシリンダ装置
JP2001182843A (ja) 開閉バルブ
JP2516049Y2 (ja) 着座確認用エアースイッチ空電変換機構
JPS6211705Y2 (ja)
WO2006077896A1 (ja) 負圧式倍力装置
JP2000263473A (ja) エアーツール作動用バルブ
JPH0727116Y2 (ja) 管状ゴム切断機の芯金装置