JPH076565U - 溝形パッキング - Google Patents

溝形パッキング

Info

Publication number
JPH076565U
JPH076565U JP052063U JP5206393U JPH076565U JP H076565 U JPH076565 U JP H076565U JP 052063 U JP052063 U JP 052063U JP 5206393 U JP5206393 U JP 5206393U JP H076565 U JPH076565 U JP H076565U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
sealing
packing
shaped cross
tongue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP052063U
Other languages
English (en)
Inventor
ユルゲン、クランツ
Original Assignee
メツツエラー、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19863626457 external-priority patent/DE3626457A1/de
Application filed by メツツエラー、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング filed Critical メツツエラー、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング
Publication of JPH076565U publication Critical patent/JPH076565U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の車体のシールすべき板金縁に極めて
簡単に押し被せることができ、そこに確実な座を持た
せ、大きな力を加えた場合でしか板金縁から取り外せな
いような溝形パッキングを作る。 【構成】 少なくとも一つのシール舌片6が本体2の一
方の内側面に本体の内部空間に斜めに突出するように断
面ほぼ三角形に形成され、その一つの薄肉の角7で本体
2に接続され、シール舌片6の幅広い頭部面が凹面状に
湾曲された窪み8を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エラストマ材料から成る断面U字形の本体およびと、この中に埋込 まれる断面U字形の金属製の補強挿入物を有し、前記本体の内側面に本体と同じ 材料から成るシール舌片が一体に成形されているような自動車の車体の板金縁に 被せられる溝形パッキングに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる溝形パッキングは例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第175969 9号公報で知られている。その場合本体の両側の内側面におけるシール舌片は異 なった大きさを有し、本体よりも柔らかい合成樹脂あるいはゴムで作られている 。柔らかい材料から成るかかるシール舌片は、中に挿入された板金に良好に接触 する作用をするが、溝形パッキングの脱落あるいは取り外しに対して僅かしか抵 抗しない。かかる溝形パッキングの坐りを改善するために、本体の一方の内側面 におけるシール舌片を、揺動可能に接続され接触面が凸面状でスパイラル状に形 成された頭部部分の形で装備することが、ドイツ連邦共和国特許出願公開第32 39752号公報で知られている。この場合固い坐りを維持するために、頭部部 分は組立用のコードによって設定破断箇所を介して接続されている上側部分と下 側部分に分けられている。その設定破断箇所は溝形パッキングをフランジの上に 被せた後、組立用コードによって引き裂くことができる。これは、組立用コード が下向きに引っ張られて頭部部分がシールすべき板金に対して押し付けられるこ とによって、はじめて固い坐りが達成されることを意味している。しかしこれは かなりの構造的な経費を必要とし、特に本体の全隙間幅が普通6mmの大きさで あるので、製造が極めて困難であると云う問題を生ずる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、自動車の車体のシールすべき板金縁に極めて簡単に押し被せ ることができ、そこに確実な座を持たせ、大きな力を加えた場合でしか板金縁か ら取り外せないような溝形パッキングを作ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によればこの課題は、冒頭に述べた形式の溝形パッキングにおいて、少 なくとも一つのシール舌片が本体の一方の内側面に本体の内部空間に斜めに突出 するように断面ほぼ三角形に形成され、その一つの薄肉の角で本体に接続され、 シール舌片の幅広い頭部面が凹面状に湾曲された窪みを有していることによって 達成される。
【0005】
【作用効果】
このようにシール舌片を形成した場合、シール舌片が非常に幅狭い接続部分の ために本体に対して容易に内側に折れ曲がるので、板金縁に非常に簡単に被せる ことができるが、他方では引き抜く場合には自動的に板金縁に対してくさび作用 で締め付けられ、これによって引き抜きに対して非常に大きな抵抗が生ずる。
【0006】 断面三角形のシール舌片の幅広い頭部面は、無負荷状態において断面U字形の 本体の中心平面に対して傾斜させると好適である。
【0007】 その場合断面U字形の本体の一方の内側面には2個の膨出シール舌片が形成さ れ、他方の内側面に1個の断面三角形のシール舌片が形成されている。また断面 U字形の本体の両側の内側面において複数のシール舌片が互いに平行に延びるよ うにすることもできる。
【0008】 追加的にシールするために、断面U字形の本体の一方の脚部は可撓性のシール 片として延長させると良い。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して本考案に基づく実施例の構造および作用について詳細に説 明する。
【0010】 図1から分かるように、溝形パッキング1は金属製の補強挿入物3を持った断 面U字形の本体2を有している。この本体2の一方の内側面に2個の小さな膨出 シール舌片4、5が設けられ、他方の内側面に断面ほぼ三角形の大きな1個のシ ール舌片6が薄肉の接続部分7を介して接続されている。このシール舌片6はそ の幅広い頭部範囲に凹面状に湾曲された窪み8を備えている。この頭部の面は無 負荷状態において断面U字形本体2の仮想中心平面に対して傾斜している。
【0011】 溝形パッキング1を図示してない自動車の車体の板金縁に押し被せる際、シー ル舌片6はその板金縁に対して小さな抵抗を生ずるだけである。というのは一方 では挿入すべき板金とシール舌片6との間に小さな接触面およびそれに伴って小 さな摩擦面が生じ、他方ではシール舌片6が内側に折れ曲がるからである。しか し溝形パッキング1を取り外す場合、シール舌片6は板金縁にくさび作用で留め られ、取り外しに対して大きな抵抗を生ずる。シール舌片が本体2と一体に同じ 材料で作られているので、この舌片は比較的大きな剛性を有し、巻き上がること はなく、本当のくさびのように作用し、取り外しは煩雑な作業でなければ行えな い。シール舌片6の形状およびその本体2における配置構造によって、異なった 厚さの板金の場合においても同じくさび作用が得られ、かかる溝形パッキングは 非常に汎用性をもって採用できる。
【0012】 図2に示した実施例において、本体2は一方の内側面に普通の尖った3個のシ ール舌片10、11、12を有し、他方の内側面に断面三角形の3個のシール舌 片13、14、15を有している。かかる形状によって一方では一層確実な坐り が保証され、他方では水分の浸入に対する良好なシールが保証される。
【0013】 更に一般的な方法で断面U字状の本体2の一方の脚部を可撓性のシール片9と して延長させることができる。この補助的なシール片9は溝形パッキングの本体 2における別の箇所からも突出させることができる。
【0014】 従って本考案に基づく溝形パッキングは、非常に簡単に押し被せることができ 、シール舌片が本体と同じ材料で作られるので、普通のパッキングのように本体 および舌片に対して3つの異なった品質のゴムを必要としない。更に本体と一体 に接続されている幅広い頭部を持ったシール舌片は、尖って延びるシール舌片よ りも簡単に製造でき、脱落に対してその締付け作用によって非常に大きな抵抗を 生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の別の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 溝形パッキング 2 本体 3 補強挿入物 4、5、10−11 膨出シール舌片 6、13−15 断面三角形のシール舌片 7 薄肉部分 8 窪み 9 シール片

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマ材料から成る断面U字形の本
    体(2)と、本体(2)の中に埋込まれる断面U字形の
    金属製の補強挿入物(3)とを有し、前記本体の内側面
    に本体と同じ材料から成るシール舌片(4−6;10−
    15)が本体と一体に成形されるとともに本体の内部空
    間に突出しているような自動車の車体の板金縁に被せら
    れる溝形パッキング(1)において、少なくとも一つの
    シール舌片(6;13、14、15)が本体(2)の一
    方の内側面に本体の内部空間に斜めに突出するように断
    面ほぼ三角形に形成され、その一つの薄肉の角(7)で
    本体(2)に接続され、シール舌片(6)の幅広い頭部
    面が凹面状に湾曲された窪み(8)を有していることを
    特徴とする溝形パッキング。
  2. 【請求項2】 断面三角形のシール舌片(6)の幅広い
    頭部面(8)が、無負荷状態において断面U字形の本体
    (2)の中心平面に対して傾斜していることを特徴とす
    る請求項1記載の溝形パッキング。
  3. 【請求項3】 断面U字形の本体(2)の一方の内側面
    に2個の膨出シール舌片(4、5)が形成され、他方の
    内側面に1個の断面三角形のシール舌片(6)が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の溝形パ
    ッキング。
  4. 【請求項4】 断面U字形の本体(2)の両側の内側面
    において複数のシール舌片(10、11、12;13、
    14、15)が互いに平行に延びていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の溝形パッキング。
  5. 【請求項5】 断面U字形の本体(2)の一方の脚部が
    可撓性のシール体(9)として延長されていることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の溝形
    パッキング。
JP052063U 1986-08-05 1993-09-01 溝形パッキング Pending JPH076565U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3626457.1 1986-08-05
DE19863626457 DE3626457A1 (de) 1986-08-05 1986-08-05 Dichtungsprofil

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076565U true JPH076565U (ja) 1995-01-31

Family

ID=6306713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP052063U Pending JPH076565U (ja) 1986-08-05 1993-09-01 溝形パッキング

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH076565U (ja)
DE (1) DE3761638D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287313A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納用箱の扉垂下防止部材
JP2010537127A (ja) * 2007-08-15 2010-12-02 フェデラル−モーグル コーポレイション 横方向シールガスケットおよび方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945296A (ja) * 1972-07-27 1974-04-30
JPS59213542A (ja) * 1983-02-28 1984-12-03 ザ・ゼネラル・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 封止片

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945296A (ja) * 1972-07-27 1974-04-30
JPS59213542A (ja) * 1983-02-28 1984-12-03 ザ・ゼネラル・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 封止片

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287313A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納用箱の扉垂下防止部材
JP2010537127A (ja) * 2007-08-15 2010-12-02 フェデラル−モーグル コーポレイション 横方向シールガスケットおよび方法
JP2014077546A (ja) * 2007-08-15 2014-05-01 Federal-Mogul Corp 横方向シールガスケットおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3761638D1 (de) 1990-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6722660B2 (en) Molded gasket
JPS6343064A (ja) 溝形パツキング
JPH055537U (ja) ウエザストリツプ
JPH076565U (ja) 溝形パッキング
JPH0121894Y2 (ja)
GB2272470A (en) Sealing strip for edge flange
JPS631630Y2 (ja)
JP3832190B2 (ja) ウェザストリップ
JPH0715781Y2 (ja) ドアウェザストリップ
JPH0215694Y2 (ja)
JPH0129167Y2 (ja)
JPH0428812Y2 (ja)
JP3128769B2 (ja) 目地材
JP2000118242A (ja) 可動ルーフパネル見切り部のウェザストリップ
JP2585612Y2 (ja) ウエザーストリップオープニングトリム
JPH0121089Y2 (ja)
JP2606751Y2 (ja) ドアウエザーストリップ
JPH0246415Y2 (ja)
JPH0333564Y2 (ja)
JPS6239960Y2 (ja)
JP5007993B2 (ja) ウェザストリップ
JPS6130419A (ja) 自動車用ドアウエザストリツプ
JPS6238408Y2 (ja)
JP3022890U (ja) ホース用中間保持具
JPH0313047Y2 (ja)