JPH0765576A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0765576A
JPH0765576A JP5227922A JP22792293A JPH0765576A JP H0765576 A JPH0765576 A JP H0765576A JP 5227922 A JP5227922 A JP 5227922A JP 22792293 A JP22792293 A JP 22792293A JP H0765576 A JPH0765576 A JP H0765576A
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voltage
circuit
pulse signal
pumping
signal
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Toshiyuki Sakuta
俊之 作田
Masatoshi Hasegawa
雅俊 長谷川
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により低消費電力化と安定化され
た内部電圧を形成することができるポンピング回路を備
えた半導体集積回路装置を提供する。 【構成】 内部動作電圧に対して逆極性にされた出力電
圧又は内部動作電圧に対して昇圧された出力電圧を形成
するポンピング回路に対して、動作モードに応じて上記
高い周波数とされたパルス信号又は低い周波数とされた
パルス信号をセレクタにより選択して供給し、基準電圧
と分圧された出力電圧とを比較して上記基準電圧に対し
て分圧された出力電圧が絶対値的に大きくされたときに
ポンピング回路の動作を停止させるとともに、上記ポン
ピング回路が高い周波数のパルス信号によって動作する
ときに上記電圧比較回路の動作電流を大きくする。 【効果】 動作電流の切り換えにより周波数のパルス信
号のときに電圧比較回路の応答性を高くできるから、出
力電圧が設定レベルに到達したときからポンピング動作
を停止させるまでの時間を短くして、アクティブ時とス
タンバイ時での出力電圧の均一化と低消費電力化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、例えばダイナミック型RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)のように基板バックバイアス電圧又は昇
圧電圧を形成するポンピング回路を備えたものに利用し
て有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板バックバイアス電圧及び内部昇圧電
圧を形成するポンピング回路を備えたダイナミック型R
AMに関しては、例えば、特開平3−214669号公
報がある。この公報の基板バックバイアス電圧と昇圧電
圧をそれぞれ発生させるポンピング回路(チャージポン
プ回路)は、メイン回路とサブ回路かなり、サブ回路は
リーク電流等を補う程度の小さな電流供給能力しか持た
ないようにされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者において
は、上記メイン回路とサブ回路とは常に同時に動作する
ものでないこと、言い換えるならば、メイン回路は電源
投入時や特定の動作モードのみ間欠的に動作することに
着目し、比較的大きな占有面積を持つサブ回路のキャパ
シタを削除するとともにいっそうの低消費電力化を図る
ことを考えた。この場合、回路が動作状態(アクティ
ブ)時にはポンピング効率を高めるために高い周波数の
パルス信号を用い、スタンバイ時にはリーク電流を補う
程度であるこから低い周波数のパルス信号を用いるよう
にすると、電圧比較回路が設定レベルに到達したと判定
してから実際にポンピング動作が停止するまでの間に、
高い周波数のパルス信号と低い周波数のパルス信号とで
はポンピング回数が異なるものとなってしまい出力電圧
がアクティブ時とスタンバイ時とで異なるものとなって
しまう。
【0004】特に、ダイナミック型RAMのようにワー
ド線選択用に昇圧電圧を用いる回路では、上記昇圧電圧
がワード線選択用のMOSFET(絶縁ゲート型電界効
果トランジスタ)のゲート等に印加され、その電圧が上
記のように変動するとゲート絶縁膜の劣化をもたらして
最悪の場合には素子破壊に至る。ダイナミック型RAM
等においては、大記憶容量化のために素子の微細化等が
進められており、その耐圧マージンが小さくなっている
ので上記のような昇圧電圧の変動が無視できなくなるも
のである。
【0005】この発明の目的は、簡単な構成により低消
費電力化と安定化された内部電圧を形成することができ
るポンピング回路を備えた半導体集積回路装置を提供す
ることにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的
と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明
らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、内部動作電圧に対して逆極
性にされた出力電圧又は内部動作電圧に対して昇圧され
た出力電圧を形成するポンピング回路に対して、動作モ
ードに応じて上記高い周波数とされたパルス信号又は低
い周波数とされたパルス信号をセレクタにより選択して
供給し、基準電圧と分圧された出力電圧とを比較して上
記基準電圧に対して分圧された出力電圧が絶対値的に大
きくされたときにポンピング回路の動作を停止させると
ともに、上記ポンピング回路が高い周波数のパルス信号
によって動作するときに上記電圧比較回路の動作電流を
大きくする。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、動作電流の切り換えに
より高い周波数のパルス信号のときに電圧比較回路の応
答性を高くできるから、出力電圧が設定レベルに到達し
たときからポンピング動作を停止させるまでの時間を短
くして、アクティブ時とスタンバイ時での出力電圧の均
一化を図ることができる。
【0008】
【実施例】図7には、この発明が適用されるダイナミッ
ク型RAMの一実施例のブロック図が示されている。同
図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技
術よって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
において形成される。同図における各回路ブロックは、
実際の半導体チップにおける幾何学的な配置に合わせて
描かれている。以下の説明において、MOSFETは絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)の意味
で用いている。
【0009】この実施例においては、メモリの大容量化
に伴うチップサイズの大型化による制御信号やメモリア
レイ駆動信号といった各種配線長が長くされることによ
って動作速度も遅くされてしまうのを防ぐ等のために、
RAMを構成するメモリアレイ部とそのアドレス選択等
を行う周辺部との配置に次のような工夫が行われてい
る。
【0010】同図において、チップの縦中央部と横中央
部とから形作られる十文字エリアが設けられる。この十
文字エリアには主に周辺回路が配置され、上記十文字エ
リアにより4分割されたエリアにはメモリアレイが配置
される。すなわち、チップの縦方向と横方向の中央部に
十文字状のエリアを設け、それにより4つに分割された
エリアにメモリアレイが形成される。特に制限されない
が、上記4つのメモリアレイは、後述するようにそれぞ
れが約4Mビットの記憶容量を持つようにされる。これ
に応じて4つのメモリアレイ全体では、約16Mビット
の大記憶容量を持つものとされる。
【0011】1つのメモリマット1は、横方向にワード
線が延長するよう配置され、縦方向に一対からなる平行
に配置される相補データ線又はビット線が延長するよう
配置される。メモリマット1は、センスアンプ2を中心
にして左右に一対が配置される。センスアンプ2は、左
右に配置される一対のメモリマット1に対して共通に用
いられるという、いわゆるシェアードセンスアンプ方式
とされる。上記4つに分割されたメモリアレイのうち、
中央部側ににY選択回路5がそれぞれ設けられる。Y選
択線はY選択回路5からそれに対応するメモリアレイの
複数のメモリマット上を延長するよう延びて、各メモリ
マットのカラムスイッチ用MOSFETのゲートのスイ
ッチ制御を行う。
【0012】上記チップの横方向の中央部のうち、右側
の部分にはXアドレスバッファ、X冗長回路及びXアド
レスドライバ(論理段)とからなるX系回路10と、R
AS系制御信号回路11、WE系信号制御回路12及び
基準電圧発生回路16がそれぞれ設けられる。上記基準
電圧発生回路16はこのエリアの中央寄りに設けられ、
約5Vのような外部電源VCCを受けて内部回路に供給
される約3.3Vのような電圧に対応した定電圧VLを
形成する。
【0013】上記チップの横方向の中央部のうち、左側
の部分にはYアドレスバッファ、Y冗長回路及びYアド
レスドライバ(論理段)とからなるY系回路13と、C
AS系制御信号回路14及びテスト回路15がそれぞれ
設けられる。そのチップ中央部には、アドレスバッファ
やデコーダといったような周辺回路用の電源電圧VCL
を形成する内部降圧回路17が設けられる。
【0014】上記のように、アドレスバッファとそれに
対応したアドレス比較回路を含む冗長回路、制御クロッ
ク発生を行うCAS,RAS系制御信号回路等を一個所
に集中配置すると、例えば配線チャンネルを挟んでクロ
ック発生回路と他の回路を振り分けること、言い換える
ならば上記配線チャンネルを共用化することによって高
集積化が可能になるとともに、アドレスドライバ(論理
段)等に最短で等距離で信号を伝えることができる。
【0015】RAS系制御回路11は、信号RASを受
けてXアドレスバッファを活性化するために用いられ
る。Xアドレスバッファに取り込まれたアドレス信号は
X系の冗長回路に供給される。ここで、記憶された不良
アドレスとの比較が行われて、冗長回路への切り換える
ことの有無が判定される。その結果と上記アドレス信号
とは、X系のプリデコーダに供給される。ここで、プレ
デコード信号が形成され、各メモリアレイに対応して設
けられるXアドレスドライバを介して、前記のようなメ
モリマットに対応して設けられるそれぞれのXデコーダ
3に供給される。
【0016】上記RAS系の内部信号は、WE系のコン
トロール回路とCAS系のコントロール回路に供給され
る。例えば、RAS信号とCAS信号及びWE信号との
入力順序の判定から、自動リフレッシュモード(CB
R)、テストモード(WCBR)等の識別が行われる。
テストモードのときには、テスト回路15が活性化さ
れ、そのとき供給される特定のアドレス信号に従いテス
トファンクションが設定される。
【0017】CAS系の制御回路14は、信号CASを
受けてY系の各種制御信号を形成するために用いられ
る。信号CASのロウレベルへの変化に同期してYアド
レスバッファに取り込まれたアドレス信号は、Y系の冗
長回路に供給される。ここで、記憶された不良アドレス
との比較が行われて、冗長回路への切り換えの有無が判
定される。その結果と上記アドレス信号は、Y系のプリ
デコーダに供給される。ここで、プリデコード信号が形
成される。このプリデコード信号は、4つからなる各メ
モリアレイ対応して設けられるYアドレスドライバを介
して、それぞれのYデコーダに供給される一方、上記C
AS系制御回路14は、前記のようにRAS信号とWE
信号とを受けてその入力順序の判定からテストモードを
判定すると、隣接するテスト回路15を活性化させる。
【0018】上記チップの縦方向の中央部のうち、上側
の部分にはこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。この他、この縦中央上部には、内部降圧
電圧を受けてワード線選択用等の後述するような昇圧電
圧発生回路21や、アドレス信号や制御信号等の入力信
号に対応した入力パッドエリア9B及び9Cが設けられ
る。上記左右4組ずつに分割されてメモリブロックに対
応して、センスアンプ2の動作電圧を形成する内部降圧
回路8がそれぞれに設けられる。
【0019】この実施例では1つのブロックには8個の
メモリマット1と4個のセンスアンプ2が配置され、上
記縦軸を中心として左右対称的に合計16個のメモリマ
ット1と8個のセンスアンプ2が割り当てられる。この
構成では、4個からなる少ないメインアンプ7を用いつ
つ、各センスアンプ2からの増幅信号を短い信号伝播経
路によりメンアンプ7に伝えることができる。
【0020】上記チップの縦方向の中央部のうち、下側
の部分にもこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。
【0021】この他、この縦中央下部には、内部降圧電
圧を受けて基板に供給すべき負の基板バックバイアス電
圧を形成する後述するような基板電圧発生回路18や、
アドレス信号や制御信号等の入力信号に対応した入力パ
ッドエリア9A及びデータ出力バッファ回路19及びデ
ータ入力バッファ回路20が設けられる。
【0022】上記同様に左右4組ずつに分割されてメモ
リブロックに対応して、センスアンプ2の動作電圧を形
成する内部降圧回路8がそれぞれに設けられる。これに
より、上記同様に4個のような少ない数からなるメイン
アンプ7を用いつつ、各センスアンプ2からの増幅信号
を短い信号伝播経路によりメインアンプ7に伝えること
ができる。
【0023】同図では省略されているが、上記縦中央部
の領域には上記のようなエリア9A〜9Cの他にも、各
種のボンディングパッドが配置される。これらのボンデ
ィングパッドの例としては外部電源供給用のパッドがあ
り、入力のレベルマージンを大きくするため、言い換え
るならば電源インピーダンスを低くするために回路の接
地電位を供給するパッドは、合計で十数個と比較的多く
ほぼ一直線上に並んで配置される。これらの接地電位用
パッドは、LOC技術により形成される縦方向に延びる
接地電位用リードに接続される。
【0024】これら接地用パッドのうち、ワード線のク
リア、ワードドライバの非選択ワード線のカップリング
による浮き上がり防止用のために特に設けられるたもの
や、センスアンプのコモンソース用として設けられるも
の等のように主として電源インピーダンスを下げる目的
で設けられる。これにより、回路の接地電位は内部回路
の動作に対して電源インピーダンスが低くされ、かつ上
記のごとく複数種類に分けられた内部回路間の接地配線
が、LOCリードフレームとボンディングワイヤとから
なるローパスフィルタで接続されることになるからノイ
ズの発生を最小に抑えるとともに、内部回路間の回路接
地線ノイズの伝播も最小に抑えることができる。
【0025】この実施例では、約5Vのような外部電源
VCCに対応したパッドは、上記電圧変換動作を行う内
部降圧回路8及び17に対応してそれぞれ設けられる。
これも上記同様に電源インピーダンスを低くするととも
に、内部回路間の電圧(VCC、VDL及びVCC間)
のノイズ伝播を低く抑えるためのものである。
【0026】アドレス入力用のパッドA0〜A11と、
制御信号入力用のパッドRAS、CAS、WE及びOE
は、上記エリア9A〜9Cに配置される。この他にデー
タ入力用やデータ出力用のバッドやボンディングマスタ
ー用、モニタ用及びこのモニタ用パッド制御のために以
下のパッドも設けられる。ボンディングマスター用とし
てはスタティックカラムモードを指定するためのもの、
ニブルモード及び×4ビット構成時のライトマスク機能
を指定するためのものがある。モニタ用としてはパッド
各内部電圧VCL、VDL、VL、Vbb、VCH及びV
PLをモニタするためのものがある。
【0027】内部電圧のうちVCLは、約3.3Vの周
辺回路用電源電圧であり、内部降圧回路17により共通
に形成される。VDLは約3.3Vのメモリアレイ、す
なわち、センスアンプ2に供給される電源電圧であり、
この実施例では上記のような4つのメモリブロックに対
応して4個設けられる。VCHは上記内部電圧VDLを
受けて約5.2Vに昇圧されたワード線の選択レベル、
シェアードスイッチMOSFETを選択するブースト電
源電圧である。Vbbは−2Vのような基板バックバイア
ス電圧、VPLはメモリセルのプレート電圧、VLは約
3.3Vの内部降圧回路8及び17に供給される定電圧
である。
【0028】図6には、この発明に係る基板電圧発生回
路と、昇圧電圧発生回路との一実施例のブロック図が示
されている。基板バックバイアス電圧Vbbは、ポンピン
グ回路PUMP2により形成される。ポンピング回路P
UMP2は、セレクタSEL2から供給されるパルス信
号を受けて負の基板バックバイアス電圧Vbbを発生させ
る。ポンピング回路PUMP2は、後述するようなキャ
パシタを2個用いて入力パルスの極性を反転させるとと
もにそれを整流して基板バックバイアス電圧Vbbを形成
する。
【0029】この実施例では、大きなサイズのキャパシ
タを持つ1つのポンピング回路により、電源投入時のと
きのように比較的大きな電流供給能力を持って基板電位
を−2Vに引き抜くような動作と、アクティブ状態やス
タンバイ状態でのリーク電流等を補う程度の比較的小さ
な電流供給能力を持って基板電位の維持を図るような2
つの動作を行わせる。
【0030】上記のような動作モードに応じた2種類の
電流供給能力の切り換えは、発振回路OSC2により形
成される約20MHzのような高い周波数のパルス信号
と、発振回路OSC3により形成される約50KHzの
ような低い周波数のパルス信号と、制御バッファCB
1,CB2を通して外部から入力される制御信号RA
S、セルフリフレッシュのときにリフレッシュ制御回路
により形成される内部信号RAS’やアドレス信号の変
化検出信号に基づいて形成される1ショットパルス信号
を動作モードに応じてセレクタSEL2を選択的に切り
換えてボンピング回路PUMP2に入力させることによ
り行われる。
【0031】発振回路OSC2は、電源投入検出回路P
DETにより電源投入時から基板電圧Vbbが−2Vに到
達するまでの間、発振動作を行って上記約20MHzの
ような高い周波数のパルス信号を形成し、これをポンピ
ング回路PUMP2に供給して大きな電流供給能力を持
って強力に基板電位を−2Vまで引き抜くようにするも
のである。これにより、電源投入からダイナミック型R
AMが動作可能になるまでの立ち上がり時間を短くする
ものである。上記電源投入検出回路PDETは、基板電
位Vbbをモニターしており、それが−2Vのような目標
電位に到達すると、発振回路OSC2の動作を停止させ
る。
【0032】ダイナミック型RAMの初期不良を洗い出
しのためのにバーンインテスト(又はエージング)が行
われる。バーインテストでは、ダイナミック型RAMを
高温度中の炉の中に置き、動作可能な上限電圧で動作さ
せる。このようなバーインテストでは、基板に大きな動
作電流が流れるため、ポンピング回路PUMP2を通常
動作のように比較的小さな電流供給能力により動作させ
たのでは基板電位が浅くなってCMOSラッチアップよ
る素子破壊の虞れがある。
【0033】バーンイン検出回路PDETは、バーイン
テストモードのときの高い動作電圧を検出すると、上記
発振回路OSC2を発振させて、電源投入と同様に高い
周波数のパルス信号を発生させるとともに、セレクタS
EL2を制御してそれをポンピング回路PUMP2に供
給する。これにより、ポンピング回路PUMP2は、約
20MHzのような高い周波数のパルス信号により動作
して、バーンインテスト時に流れる比較的大きな基板電
流を補うような引き抜き電流により基板電位を十分低い
電位に安定させることができる。
【0034】上記のような電源投入時やバーンインテス
トが最優先にされてセレタクSEL2を構成するスイッ
チが発振回路OSC2側に切り換えられる。これによ
り、発振回路OSC3や他の制御パルスが発生されて
も、ポンピング回路PUMP2がそれに応答して動作す
ることなはい。すなわち、電源投入時やバーンインテス
トのときには、発振回路OSC2により形成される約2
0MHzのような高い周波数のパルス信号によりチャー
ジポンピング動作を行っているので、上記のような低い
周波数のパルスや、制御信号に逐一応答して動作させる
必要がないからである。
【0035】上記のような電源投入時やバーンインテス
ト以外のときに、セレクタSEL2を構成するスイッチ
が切り換えられて、ポンピング回路PUMP2は、基板
リーク電流等を補うような小さな電流供給能力を持つよ
うにされる。発振回路OSC3は、定常的に動作して約
50KHzのような低い周波数のパルス信号を形成す
る。このような低い周波数のパルス信号としたのは、ポ
ンピング回路PUMP2が従来のメイン回路と同様に大
きなキャパシタを持つものであり、1回のチャージポン
プ動作において大きな電荷を蓄えることができることに
対応している。
【0036】すなわち、従来のサブ回路では、メイン回
路に比べて小さなキャパシタを用いてチャージポンプ動
作を行う関係上、リーク電流を補う程度の電流供給能力
を得るのに約1MHzのような高い周波数に設定させる
必要がある。これに対して、メイン回路を構成する大き
なキャパシタを持つポンピング回路PUMP2を用いて
リーク電流を補うようにするものであるので、同じ電流
供給能力に設定する場合には、キャパシタの容量値が大
きい分だけ分周波数を低く設定できる。
【0037】上記発振回路OSC3は、定常的に動作さ
せられるものであるので、その発振周波数を低く設定で
きることはそこでの消費電流を減らせるものである。C
MOS回路での消費電流は、ほぼ動作周波数に比例する
から、上記のように発振周波数を約1/20に低くでき
るということは、発振回路での消費電流を約1/20に
減らせることを意味している。
【0038】この実施例では、上記発振回路OSC3が
定常的に動作することを利用し、リフレッシュタイマー
の基準時間信号として利用するものである。すなわち、
発振回路OSC3の発振出力は、バイナリーカウンタ回
路COUNTに供給され、そこでの計数信号が制御回路
CONTに伝えられて、スタンバイ状態でメモリセルの
記憶情報が失われる前にそれを読み出してもとのメモリ
セルに再書き込みするというセルフリフレッシュ周期に
対応して形成される内部信号RAS’が形成される。図
示しないが、セルフリフレッシュ制御回路では、上記信
号RAS’によりアドレス歩進動作を行わせてリフレッ
シュアドレス信号を生成して、上記のようなデータ保持
を行うものである。
【0039】リフレッシュ動作には、上記のようなセル
フリフレッシュ動作の他に外部からリフレッシュ動作を
指示するCBRリフレッシュモードがある。すなわち、
タイミング回路TG1とTG2により、RAS信号に先
立ってCAS信号をロウレベルにすることによりCBR
リフレッシュモードが指示される。このCBR信号は、
上記制御回路CONTに供給されて内部信号RAS’を
発生させて、上記同様なリフレッシュ動作を行わせる。
【0040】ダイナミック型RAMをアクティブ状態に
するクロックパルスRAS、DOE及びアドレス信号変
化検出パルスATDは、1ショットパルス発生回路に供
給されて信号の変化タイミングに発生させられるパルス
信号にされる。RAS信号は、実質的なチップセレクト
信号であり、アドレス信号の取り込みとX系のアドレス
選択動作が行われる。このような動作に応じて基板に電
流が流れるのでそれを補うようにポンピング回路PUM
P2を動作させるものである。なお、上記RAS信号
は、内部回路で形成されるCBRリフレッシュやセルフ
リフレッシュのための制御信号RAS’を含むものであ
る。
【0041】アドレス信号変化検出回路ATDは、RA
S信号及びCAS信号をロウレベルのままとしてロウ系
のアドレスを固定にしておいて、アドレスバッファAD
Bを通してカラム系のアドレスを切り換えてメモリアク
セスを行うというスタティックカラムモードのときのア
ドレス信号の変化を検出してカラム選択動作に応じて基
板に電流が流れるのでそれを補うようにポンピング回路
PUMP2を動作させる。データ出力信号DOEが活性
化されると、比較的大きな出力電流を流す出力バッファ
回路が動作することに対応して基板に電流が流れるの
で、それを補うようにポンピング回路PUMP2を動作
させる。
【0042】
【表1】
【0043】以上の各動作モードと、ポンピング回路P
UMP2が動作する入力パルスとの関係を表1に示して
いる。powerup は電源投入時のモードであり、activeは
RAMがアクセスされるとき、standby はRAMに対し
てアクセスが行われないとき、self REFはセルフリフレ
ッシュモードのとき、burninはバーンインテストの時で
ある。
【0044】昇圧電圧Vppは、ポンピング回路PUMP
1により形成される。ポンピング回路PUMP1は、セ
レクタSEL1から供給されるパルス信号を受けて5.
2Vのような昇圧電圧を発生させる。ポンピング回路P
UMP1は、キャパシタを用いてブートストラップ電圧
を発生させるとともにそれを整流して昇圧電圧Vppを形
成する。
【0045】この実施例では、大きなサイズのキャパシ
タを持つ1つのポンピング回路により、電源投入時のと
きのように比較的大きな電流供給能力を持って高速に立
ち上がる昇圧電圧を形成する動作と、アクティブ状態や
スタンバイ状態でのリーク電流や動作電流等を補う程度
の比較的小さな電流供給能力を持って高圧電圧の維持を
図るような2つの動作を行わせる。
【0046】上記のような動作モードに応じた2種類の
電流供給能力の切り換えは、発振回路OSC1により形
成される約20MHzのような高い周波数のパルス信号
と、上記基板バックバイアス電圧Vbbを生成する回路と
共用される発振回路OSC3により形成される約50K
Hzのような低い周波数のパルス信号と、特に制限され
ないが、外部から入力される制御信号RAS、セルフリ
フレッシュのときにリフレッシュ制御回路により形成さ
れる内部信号RAS’に基づいて形成される1ショット
パルス信号を動作モードに応じてセレクタSEL1を選
択的に切り換えてボンピング回路PUMP1に入力させ
ることにより行われる。
【0047】基準電圧発生回路VGは、約1.6Vのよ
うな基準電圧を発生させる。この基準電圧は、電圧比較
回路VDET1に供給される。電圧比較回路VDET1
は、分圧回路により昇圧電圧Vppが5.2Vのときの分
圧電圧が1.6Vになるような分圧電圧を形成し、それ
と上記基準電圧とを比較して昇圧電圧が所望の電圧にさ
れたか否かを検出する。すなわち、昇圧電圧Vppの消費
の大きいアクティブ時等において昇圧電圧Vppが低下し
たときには、これを電圧比較回路VDET1が検出して
発振回路OSC1を動作させる。
【0048】発振回路OSC1は、電圧比較回路VDE
T1により電源投入時から昇圧電圧Vppが5.2Vにに
到達するまでの間、発振動作を行って上記約20MHz
のような高い周波数のパルス信号を形成し、これをポン
ピング回路PUMP1に供給して大きな電流供給能力を
持って強力に昇圧電圧Vppを5.2Vまで立ち上げるよ
うにするものである。これにより、電源投入からダイナ
ミック型RAMが動作可能になるまでの立ち上がり時間
を短くするものである。上記電源投入検出回路PDET
は、基板バックバイアスVbbをモニターしており、基板
バックバイアスVbbが−2Vのような目標電圧に到達す
ると発振回路OSC1の動作を停止させる。ただし、上
述したように、内部信号RAS’がロウレベルにされる
アクティブ期間中に昇圧電圧Vppが低下した場合には、
再び発振回路OSC1を発振させる。また、内部信号R
AS’がハイレベルにされるスタンバイ期間中に昇圧電
圧Vppが5.2Vに達していない場合には、発振回路O
SC3のパルス信号がポンピング回路PUMP1に伝え
られてポンピング動作が行われる。
【0049】ダイナミック型RAMの初期不良洗い出し
のためにバーンインテスト(又はエージング)が行われ
る。バーインテストでは、ダイナミック型RAMを高温
度中の炉の中に置き、動作可能な上限電圧で動作させ
る。このようなバーインテストでは動作電圧が高くされ
る。それ故、上記のような5.2Vのような固定レベル
では相対的にレベルが不足する。したがって、動作電圧
Vddに対して+2Vのような関係にあるかを電圧比較回
路VDET2によりモニターし、不足するなら発振回路
OSC1を動作させる。
【0050】上記のような電源投入やバーンインテスト
等以外のときに、ポンピング回路PUMP1は、昇圧電
圧Vppが動作電流やリーク電流によって低下しない程度
の小さな電流供給能力を持つよう切り換えられる。発振
回路OSC3は、上記のように定常的に動作して約50
KHzのような低い周波数のパルス信号を形成する。こ
のような低い周波数のパルス信号としたのは、ポンピン
グ回路PUMP1が従来のメイン回路と同様に大きなキ
ャパシタを持つものであり、1回のチャージポンプ動作
において大きな電荷を蓄えることができることに対応し
ている。ただし、上記定常的な低い周波数のパルス信号
がポンピング回路PUMP1に伝えられるのは、昇圧電
圧Vppが5.2V以下に低下した時のみであり、この点
は基板電圧Vbbを形成するポンピング回路PUMP2と
は異なる。
【0051】従来のサブ回路では、メイン回路に比べて
小さなキャパシタを用いてチャージポンプ動作を行う関
係上、リーク電流を補う程度の電流供給能力を得るのに
約1MHzのような高い周波数に設定させる必要があ
る。これに対して、メイン回路を構成する大きなキャパ
シタを持つポンピング回路PUMP1を用いてリーク電
流を補うようにするものであるので、同じ電流供給能力
に設定する場合には、キャパシタの容量値が大きい分だ
け分周波数を低く設定できる。
【0052】上記発振回路OSC3は、定常的に動作さ
せられるものであるので、その発振周波数を低く設定で
きることはそこでの消費電流を減らせるものである。ま
た、昇圧回路と基板電圧発生回路とで共用できるもので
あることに対応して、ここでの低消費電力化を図ること
ができる。
【0053】
【表2】
【0054】以上の各動作モードと、ポンピング回路P
UMP1が動作する入力パルスとの関係を表2に示して
いる。powerup は電源投入時のモードであり、activeは
RAMがアクセスされるとき、standby はRAMに対し
てアクセスが行われないとき、self REFはセルフリフレ
ッシュモードのとき、burninはバーンインテストの時で
ある。○/×は、電圧比較回路VDET1とVDET2
の出力に対応して制御されること意味している。電圧比
較回路VDET2は、動作電圧と昇圧電圧の関係を規定
するものであり、バーインテストそのものを検出するも
のではないので表2では−のようにどらでも良いように
している。
【0055】図1には、上記基準電圧発生回路VGと電
圧比較回路VDET1の一実施例の回路図が示されてい
る。同図において、MOSFETのゲート部分に○印を
付加したのはPチャンネル型MOSFETである。そし
て、ゲート部分に斜線と点を付したのは、低しきい値電
圧のMOSFETである。このことは、以下の図2及び
図3においても同様である。
【0056】この実施例の基準電圧発生回路は、定電圧
発生回路とトリミング機能を持つ電圧発生回路から構成
される。定電圧発生回路は、Pチャンネル型の低しきい
値電圧と通常のしきい値電圧とのしきい値電圧差に対応
した定電圧VCを形成する。この定電圧VCは、電圧発
生回路に供給されて、前記のような約1.6Vのような
基準電圧VREFが形成される。
【0057】半導体集積回路に形成されるMOSFET
の比較的大きな特性バラツキによって、上記のような基
準電圧VREFを正確に形成することができないので、
上記定電圧VCに対応した定電流を流すようにされた電
流ミラー形態のPチャンネル型MOSFETのドレイン
電流とヒューズ手段により形成されたトリミング信号T
RM1〜TRM6の組み合わせによって設定された電流
との差分をダイオード形態にされたPチャンネル型MO
SFETに流し、上記定電圧VCにより動作させられる
Nチャンネル型MOSFETとの分圧回路によって上記
のような基準電圧VREFを形成する。上記Pチャンネ
ル型MOSFETは、いずも低しきい値電圧とされる。
【0058】電圧比較回路は、次の回路により構成され
る。上記基準電圧VREFは、MOSFETQ1のゲー
トに供給される。このMOSFETQ1と差動形態にさ
れたMOSFETQ2のゲートには、昇圧電圧Vppを直
列形態のPチャンネル型MOSFETにより分圧して形
成された電圧VAが供給される。上記MOSFETQ1
とQ2のドレインには、電流ミラー形態にされたPチャ
ンネル型MOSFETQ3とQ4がアクティブ負荷回路
として設けられる。上記MOSFETQ1とQ2の共通
化されたソースには、上記定電圧VCがゲートに供給さ
れて定電流を流すNチャンネル型MOSFETQ5が設
けられる。
【0059】この実施例では、出力電圧Vppの安定化を
図るために、上記定電流MOSFETQ5による動作電
流に制御信号HYPEによって制御されるMOSFET
Q6により形成される電流を選択的に加えてその応答性
を速くする。すなわち、制御信号HYPEによって、D
RAMがアクティブ状態のときには上記MOSFETQ
6により形成される電流によって上記電圧比較回路を構
成する差動トランジスタQ1とQ2に大きな電流を流す
ようにし、分圧回路により分圧された電圧VAが基準電
圧VREFに達したときに出力される出力信号DETの
立ち下がりの遅延時間を短くする。
【0060】上記のようなアクティブ状態では、前記の
ように20MHzのような高い周波数のパルス信号がポ
ンピング回路に供給されているので、上記検出電圧の応
答性を高くして上記電圧VREFに達してからポンピン
グ回路が動作を停止するまでのポンピング回数を少なく
する。これは、昇圧電圧Vppが設定レベルに対して上記
オーバーポンピング回数分だけ高くなってしまうのを極
力抑えるようにするものである。
【0061】上記差動MOSFETQ1のドレイン出力
は、Pチャンネル型の出力MOSFETのゲートに供給
され、この出力MOSFETのドレイン側には上記定電
圧VCがゲートに供給されて定電流負荷として作用する
Nチャンネル型MOSFETが設けられている。上記出
力回路の出力信号は、縦列形態にされたCMOSインバ
ータ回路N1とN2を通して検出信号DETとして出力
される。
【0062】図2には、上記2つの発振回路の一実施例
の回路図が示されている。ただし、定常的に動作して約
50KHzのような低い周波数で発振する発振回路は、
その出力部のみのが示され、発振回路そのものは点線で
示されたブラックボックスにより表されている。
【0063】約20MHzのような高い周波数により発
振動作を行う発振回路は、リングオシレータにより構成
される。このリングオシレータは、その帰還ループを構
成する1つのインバータ回路に、信号DET、DOE及
びREBによって形成される制御信号が供給されて、間
欠的な発振動作を行うようにされる。例えば、前記電圧
検出信号DETがロウレベルにされると、ゲート回路G
4及びインバータ回路N4を通してロウレベルの信号が
出力されて、発振動作を停止させる。
【0064】アウトプットイネーブル信号DOEがハイ
レベルにされた出力動作のとき、又はロウ系の制御信号
REBがロウレベルにされるアクティブ状態では、信号
HYPEがハイレベルにされており、信号DETがハイ
レベルにされている期間では発振動作が行われる。この
発振動作に対応して、ポンピング回路のポンピング動作
によって昇圧電圧Vppが上昇して、設定レベルにされる
と電圧比較回路の検出信号DETがロウレベルになり、
発振動作が停止させられる。
【0065】信号DOE又はREBが到来する毎に、上
記信号HYPEと遅延回路DLAYにより形成された遅
延パルスとによって1シットパルスを発生させ、上記発
振回路の出力信号OSCとして出力される。これによ
り、DRAMの動作が開始されるとき、あるいは出力回
路が動作を開始するときに事前に1ショットパルスを発
生させて昇圧電圧の低下を未然に小さくする。
【0066】定常的に低い周波数により発振動作を行う
回路では、出力部に設けられたゲート回路G5に上記電
圧比較回路により形成された検出信号DETが供給され
る。検出信号DETは、昇圧電圧Vppの分圧電圧VAが
基準電圧VREFに達するとロウレベルに変化するの
で、ゲート回路G5がゲートを閉じて出力信号OSCL
をハイレベルの固定レベルにし、ポンピング回路のポン
ピング動作を停止させるようにするものである。
【0067】図3には、マルチプレクサと昇圧回路の一
実施例の回路図が示されている。マルチプレクサは、C
MOS回路から構成されて信号REBがハイレベルにさ
れるスタンバイ状態では上記低い周波数の発振パルスO
SCLを選択して昇圧回路の入力パルスOSCINとす
る。上記信号REBがロウレベルにされるアクティブ状
態では、上記高い周波数の発振パルスOSCを選択して
昇圧回路の入力パルスOSCINとする。
【0068】ポンピング回路のキャパシタC3は、入力
パルスから形成された1ショットパルスによって、キャ
パシタC4、C5及びC6のチャージアップを行うMO
SFETのゲート電圧を電源電圧VCC以上に高くし、
上記チャージアップ電圧を電源電圧VCCまで大きくす
る。これにより、チャージポンピングの効率を高くする
ものである。
【0069】キャパシタC5は、キャパシタC4により
昇圧電圧を形成するCMOSインバータ回路の動作電圧
を高くし、それにより形成されるハイレベルの出力信号
を高い電圧として出力スイッチMOSFETQ7のゲー
トに伝えることにより、キャパシタC6のブートストラ
ップ作用によって形成された昇圧電圧をレベル損失なく
出力昇圧電圧Vppとして出力させるためのものである。
上記キャパシタC6を除いたキャパシタC3〜C5は、
前記のような小さな負荷しか駆動しないから小さな容量
により構成される。これに対して、キャパシタC6は、
そのポンピング動作によって出力昇圧電圧Vppを形成す
るものであるから、例えば100pFのように大きな容
量値にされる。
【0070】上記図1ないし図3の実施例では、動作電
圧を電源電圧VCCとして表しているが、前記図7の実
施例のように内部降圧回路により電圧が形成されるもの
では、降圧された電圧VCLが用いられる。また、外部
から供給される電源電圧により内部回路が動作させられ
るものでは、それが上記動作電圧VCCとされる。
【0071】図4には、上記昇圧電圧発生回路のアクテ
ィブ状態の一実施例の動作波形図が示されている。ロウ
アドレスストローブ信号RASB(ここで、Bはバー信
号の意味であり、ロウレベルがアクティブレベルである
ことを表している。以下同じ)のロウレベルにより、ロ
ウ系のアドレス選択動作が開始される。すなわち、図示
しないが、ロウ系のアドレス信号の取り込みが行われ、
内部信号REBのロウレベルにより、取り込まれたアド
レス信号に対応したワード線Word が昇圧された選択レ
ベルに立ち上げられる。
【0072】上記信号REBのロウレベルにより、マル
チプレクサは高い周波数の発振回路側を選択している。
そして、信号REBのロウレベルにより1ショットのパ
ルスが発生されて、ワード線Word の立ち上がりに伴い
電流消費によって低下した昇圧電圧Vppの補充が行われ
る。
【0073】カラムアドレスストローブ信号CASBの
ロウレベルによって、カラム系の選択動作が開始され
る。図示しないが、ライトイネーブル信号WEBのハイ
レベルによって読み出し動作が指示されたときには、上
記CASBのロウレベルにより信号DOEがハイレベル
にされ、選択されたメモリセルから読み出された出力信
号Dout が出力される。
【0074】このような出力動作によって昇圧電圧Vpp
が低下して、前記のような分圧電圧VAが基準電圧VR
EF以下になると、検出信号DETがハイレベルにされ
て、発振回路により形成された発振パルスOSCINに
よりポンピング回路が動作して、昇圧動作が行われる。
このポンピング動作によって昇圧電圧Vppが段階的に高
くなり、上記基準電圧VREFに到達すると電圧比較回
路により検出される。このとき、前記のように信号HY
PEのハイレベルにより、電圧比較回路の動作電流が大
きくされ、その応答性が高くされる。この結果、昇圧電
圧Vppが設定レベルに達してから、検出信号DETがロ
ウレベルに変化するまでの時間T2が短くされ、この実
施例では2回のオーバーポンピング動作の後に昇圧動作
が停止させられる。
【0075】図5には、上記昇圧電圧発生回路のスタン
バイ状態の一実施例の動作波形図が示されている。スタ
ンバイ状態ではロウアドレスストローブ信号RASB及
びカラムアドレスストローブ信号CASBともにハイレ
ベルのままにされる。このときには、信号REBはハイ
レベルにされており、マルチプレクサは低い周波数の発
振回路側を選択している。そして、信号HYPEはロウ
レベルにされており、電圧比較回路は定電流MOSFE
Tにより形成された相対的に小さな動作電流により動作
している。
【0076】リーク電流等によって昇圧電圧Vppが低下
し、前記のような分圧電圧VAが基準電圧VREF以下
になると、検出信号DETがハイレベルにされて、発振
回路により形成された低い周波数の発振パルスOSCI
Nによりポンピング回路が動作して昇圧動作が行われ
る。このポンピング動作によって昇圧電圧Vppが段階的
に高くなり、上記基準電圧VREFに到達すると電圧比
較回路により検出される。このとき、前記のように信号
HYPEのロウレベルにより、電圧比較回路の動作電流
が小さくされてその応答性が低くされる。この結果、昇
圧電圧Vppが設定レベルに達してから、検出信号DET
がロウレベルに変化するまでの時間T2’が、約50K
Hzのような発振周波数に対応して長くされ、前記同様
に2回のオーバーポンピング動作の後に昇圧電圧が停止
させられる。
【0077】すなわち、上記電圧比較回路の応答性は、
それが監視を行っている動作モードのときの発振パルス
の周波数に対応し、基準電圧VREFに到達した電圧検
出動作を行ってからポンピング動作を停止させるまでの
オーバーポンピング回数が同じくなるようにされる。こ
のようなチャージポンピング周波数に対応した電圧比較
回路の応答性の切り換えにより、昇圧電圧Vppの最大電
圧をスタンバイ状態とアクティブ状態とで合わせ込むこ
とができる。
【0078】この結果、スタンバイ状態及びアクティブ
状態において、消費電流を最小にできるように発振周波
数を切り換えるものにおいて、昇圧電圧Vppの最大電圧
を一定にできるから、信頼性の向上を図ることができ
る。特に、素子の微細化によって耐圧マージンの小さな
半導体集積回路装置では、素子特性の劣化や破壊を防止
することができるものとなる。
【0079】以上は、昇圧電圧回路に適用した場合につ
いて説明したが、基板バックバイアス電圧側において
も、上記同様にスタンバイ状態とアクティブ状態とでチ
ャージポンプ回路の周波数を切り換えているから、その
電圧を監視する電圧比較回路の応答性を切り換えること
により基板バックバイアス電圧の安定化を図ることがで
きる。
【0080】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 内部動作電圧に対して逆極性にされた出力電圧
又は内部動作電圧に対して昇圧された出力電圧を形成す
るポンピング回路に対して、動作モードに応じて上記高
い周波数とされたパルス信号又は低い周波数とされたパ
ルス信号をセレクタにより選択して供給し、基準電圧と
分圧された出力電圧とを比較して上記基準電圧に対して
分圧された出力電圧が絶対値的に大きくされたときにポ
ンピング回路の動作を停止させるとともに、上記ポンピ
ング回路が高い周波数のパルス信号によって動作すると
きに上記電圧比較回路の動作電流を大きくする。この構
成では、電圧比較回路の応答性の切り換えより、出力電
圧が設定レベルに到達したときからポンピング動作を停
止させるまでの時間を調整して、アクティブ時とスタン
バイ時での出力電圧の均一化を図ることができるという
効果が得られる。
【0081】(2) 高い周波数のパルス信号を形成す
る発振回路を動作状態に応じて間欠的に動作させること
により、低消費電力化を図ることができるという効果が
得られる。
【0082】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、ダイ
ナミック型RAMは基板バックバイアス電圧のみを内蔵
するもの、あるいは昇圧電圧発生回路のみを内蔵するも
のであってもよい。チャージポンプ回路は、前記のよう
なワード線の選択レベル等を形成するもの他、DC−D
Cコンバータとしての内部電源回路として広く利用でき
る。例えば、EPROMや一括消去型EPROMのよう
なプログラマブルROMの書き込み動作又は消去動作に
用いられる正の高電圧又は負電圧等を形成する回路にも
同様に適用できる。
【0083】この発明は、上記のようなダイナミック型
RAMやEPROMあるいは一括消去型EEPROM等
のような半導体記憶装置の他、チャージポンプ回路を含
む半導体集積回路装置に広く利用できる。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、内部動作電圧に対して逆極
性にされた出力電圧又は内部動作電圧に対して昇圧され
た出力電圧を形成するポンピング回路に対して、動作モ
ードに応じて上記高い周波数とされたパルス信号又は低
い周波数とされたパルス信号をセレクタにより選択して
供給し、基準電圧と分圧された出力電圧とを比較して上
記基準電圧に対して分圧された出力電圧が絶対値的に大
きくされたときにポンピング回路の動作を停止させると
ともに、上記ポンピング回路が高い周波数のパルス信号
によって動作するときに上記電圧比較回路の動作電流を
大きくする。この構成では、電圧比較回路の応答性の切
り換えより、出力電圧が設定レベルに到達したときから
ポンピング動作を停止させるまでの時間を調整して、ア
クティブ時とスタンバイ時での出力電圧の均一化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いられる基準電圧発生回路と電圧
比較回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】この発明に用いられる発振回路の一実施例を示
す回路図である。
【図3】この発明に用いられるマルチプレクサとポンピ
ング回路の一実施例を示す回路図である。
【図4】この発明に係る昇圧電圧発生回路のアクティブ
状態での動作の一例を説明するための波形図である。
【図5】この発明に係る昇圧電圧発生回路のスタンバイ
状態での動作の一例を説明するための波形図である。
【図6】この発明に係る基板電圧発生回路と昇圧電圧発
生回路との一実施例を示すブロック図である。
【図7】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
一実施例を示す全体ブロック図である。
【符号の説明】
Q1〜Q7…MOSFET、C1〜C6…キャパシタ、
N1〜N7…インバータ回路、G1〜G5…ゲート回
路、DELAY…遅延回路。VDET1,VDET2…
電圧比較回路、OSC1〜OCS3…発振回路、VG…
基準電圧発生回路、PUMP1,PUMP2…ポンピン
グ回路、SEL1,SEL2…セレクタ、TG1,TG
2…タイミング発生回路、CB1,CB2…制御入力バ
ッファ、ADB…アドレスバッファ、ATD…アドレス
信号変化検出回路、PDET…電源投入検出回路、BD
ET…バーンイン検出回路、COUNT…バイナリーカ
ウンタ回路、CONT…制御回路。1…メモリマット、
2…センスアンプ、3…Xデコーダ、4…マット制御信
号発生回路、5…Y選択回路、6 …ワードクリア回路、
7…メインアンプ、8…内部降圧回路(センスアンプ
用)、9A〜9C…入力パッドエリア、10…X系回路
と、11…RAS系制御信号回路、12…WE系信号制
御回路、13…Y系回路14…CAS系制御信号回路、
15…テスト回路、16…基準電圧発生回路、17…内
部降圧回路、18…基板電圧発生回路、19…データ出
力バッファ回路、20…データ入力バッファ回路、21
…昇圧電圧発生回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高い周波数のパルス信号を発生させる第
    1の発振回路と、低い周波数のパルス信号を発生させる
    第2の発振回路と、動作モードに応じて少なくとも上記
    高い周波数とされたパルス信号又は低い周波数とされた
    パルス信号を選択するセレクタと、このセレクタにより
    選択されたパルス信号を受けて内部動作電圧に対して逆
    極性にされた出力電圧又は内部動作電圧に対して昇圧さ
    れた出力電圧を形成するポンピング回路と、基準電圧と
    分圧された出力電圧とを比較する電圧比較回路と、上記
    基準電圧に対して分圧された出力電圧が絶対値的に大き
    くされたときの電圧比較出力信号によってパルス信号の
    出力を停止させるゲート回路とを備え、上記ポンピング
    回路が高い周波数のパルス信号によって動作するときに
    上記電圧比較回路の動作電流を大きくしてなることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 基準電圧と分圧された出力電圧とを比較
    する電圧比較回路と、上記基準電圧に対して分圧された
    出力電圧が絶対値的に小さくされたときの電圧比較出力
    信号により制御されて高い周波数のパルス信号を発生さ
    せる第1の発振回路と、定常的に発振動作を行って低い
    周波数のパルス信号を形成し、上記電圧比較回路の出力
    信号によりパルス信号の出力動作が制御される第2の発
    振回路と、動作モードに応じて少なくとも上記高い周波
    数とされたパルス信号又は低い周波数とされたパルス信
    号を選択するセレクタと、このセレクタにより選択され
    たパルス信号を受けて内部動作電圧に対して逆極性にさ
    れた出力電圧又は内部動作電圧に対して昇圧された出力
    電圧を形成するポンピング回路とを備え、上記ポンピン
    グ回路が高い周波数のパルス信号によって動作するとき
    に上記電圧比較回路の動作電流を大きくしてなることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記電圧比較回路の動作電流は、分圧さ
    れた出力電圧が基準電圧に達した時からポンピング動作
    が停止させられるまでのポンピング回数が上記低い周波
    数のパルス信号のときと高い周波数のパルス信号ときと
    ほぼ一致するように設定されるものであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記逆極性にされた出力電圧は、基板バ
    ックバイアス電圧であり、上記第2の発振回路はかかる
    基板バックバイアス電圧と昇圧された出力電圧をそれぞ
    れ形成する2つのポンピング回路に共通に用いられるも
    のであることを特徴とする請求項2又は請求項3の半導
    体集積回路装置。
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