JPH0765569A - サブレジスタ回路 - Google Patents

サブレジスタ回路

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JPH0765569A
JPH0765569A JP5208058A JP20805893A JPH0765569A JP H0765569 A JPH0765569 A JP H0765569A JP 5208058 A JP5208058 A JP 5208058A JP 20805893 A JP20805893 A JP 20805893A JP H0765569 A JPH0765569 A JP H0765569A
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JP
Japan
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Withdrawn
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JP5208058A
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Inventor
Koji Murakami
康二 村上
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インプットイネーブル機能を実現し、簡単な
回路制御によってパターン面積の縮少化を図る。 【構成】 データライト動作では、ライトデータバスW
DB上のシリアルデータを、ライトレジスタ部110内
のポインタ112を介して順次シフトレジスタ111へ
格納していく。リードレジスタ部120のリード動作が
終了してデータの受入れが可能な状態になると、制御信
号TGが“H”になってトランスファゲート1301
130nがオンする。すると、レジスタ111のデータ
がレジスタ121へ一度に転送されてそこに格納され
る。これにより、ライト/リード非同期動作を簡単に実
現できる。さらに、レジスタ111に対し、以前にライ
トされたデータに新しいデータをオーバライトすること
ができるので、インプットイネーブル機能を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FIFO(First In F
irst Out)メモリ等において、メモリセルアレイに対す
る書込みデータ(ライトデータ)を一時的に格納するサ
ブレジスタ回路、特にその書込み(ライト)及び読出し
(リード)方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;沖電気電子デバイス データシート(1989)沖
電気工業(株)「MSM514221A、262,263
−word×4−Bits フィールドメモリー」P.
581−588 図2は、前記文献に記載された従来のFIFOメモリの
一構成例を示すブロック図である。このFIFOメモリ
は、例えば、512行×512列×4ビットのCMOS
ダイナミックメモリで、高速非同期リード/ライト動作
可能なシリアルアクセスメモリである。シリアルリード
/シリアルライトは、それぞれの専用クロックによって
非同期かつ異なるクロックレートで独立に制御可能で、
アクセス時間やリードライトサイクル時間が、どの番地
からもクロックに同期して待ち時間なしにただちに動作
可能である。しかも、セルフリフレッシュ制御回路を内
蔵しているので、外部からのリフレッシュが不要であ
る。主な用途としては、高速、低消費電力、及び大容量
が要求されるディジタルテレビジョン/ビデオ等の分野
がある。図2のFIFOメモリは、例えば、4つのシリ
アルデータをそれぞれ入力する4つのデータ入力端子D
in0〜Din3を有し、それらが4つのデータ入力バッフ
ァ11〜14へ接続されている。各データ入力バッファ1
1〜14は、ライトイネーブル端子WEの“H”レベルで
活性化されてデータ入力端子Din0〜Din3からのシリ
アルデータをそれぞれ入力する回路であり、それらの各
出力端子がライトデータバスWDBを介してサブレジス
タ回路10に接続されている。
【0003】サブレジスタ回路10は、ライトデータバ
スWDBからのライトデータを格納する回路であり、ラ
イト動作とリード動作が交互に切り換えられるライト動
作/リード動作兼用の第1と第2のレジスタ部11,1
2で構成されている。第1のレジスタ部11は、4つの
120ワードのサブレジスタ111〜114で構成され、
さらに第2のレジスタ部12が4つの120ワードのサ
ブレジスタ121 〜123 で構成されている。第1及び
第2のレジスタ部11,12の出力端子は、4つの25
6ワードのデータレジスタ201〜204に接続されてい
る。各データレジスタ201〜204は、ライトイネーブ
ル端子WEの“H”レベルによって活性化され、サブレ
ジスタ回路10がライトデータを格納した後にライトデ
ータを格納し、それを4つの256Kのメモリセルアレ
イ211〜214へ出力する回路である。各メモリセルア
レイ211〜214は、複数のワード線及びビット線を有
し、それらの交差箇所にデータ格納用のメモリセルが接
続されてマトリクス状に配列され、それらのワード線が
Xデコーダ22で選択されるようになっている。各メモ
リセルアレイ211〜214の複数のビット線には、4つ
の256ワードのデータレジスタ231〜234が接続さ
れている。各データレジスタ231 〜234 は、リード
イネーブル端子REの“H”レベルで活性化され、各メ
モリセルアレイ211〜214から読み出されたリードデ
ータを格納するレジスタであり、それらの出力端子に4
つのデータ出力バッファ241〜244が接続されてい
る。各データ出力バッファ241〜244は、リードイネ
ーブル端子REの“H”レベルで活性化され、各データ
レジスタ231〜234から出力されたリードデータを取
り込み、そのシリアルデータを各データ出力端子Dout
0〜Dout3へ出力する回路である。
【0004】このFIFOメモリには、シリアルライト
クロック端子SWCKから入力されるクロックに基づい
てライト動作を制御するシリアルライトタイミング制御
回路30が設けられ、その出力端子がライトリセット制
御回路31及びデータレジスタ201〜204に接続され
ている。ライトリセット制御回路31は、リセットライ
ト端子RSTWから入力されるリセット信号に基づいて
ライト動作をリセット制御するための回路であり、その
出力端子がリード/ライトセレクトスイッチ34及びデ
ータレジスタ201〜204に接続されている。シリアル
ライトタイミング制御回路30及びライトリセット制御
回路31に対応して、シリアルリードタイミング制御回
路32及びリードリセット制御回路33が設けられてい
る。シリアルリードタイミング制御回路32は、シリア
ルリードクロック端子SRCKから入力されるクロック
に基づいてリード動作を制御するための回路であり、そ
の出力端子がリードリセット制御回路33及びデータレ
ジスタ231〜234に接続されている。リードリセット
制御回路33は、リセットリード端子RSTRから入力
されるリセット信号に基づいてリード動作をリセット制
御するための回路であり、その出力端子がリード/ライ
トセレクトスイッチ34及びデータレジスタ231〜2
4に接続されている。リード/ライトセレクトスイッ
チ34は、ライトリセット制御回路31及びリードリセ
ット制御回路33の出力信号に基き、第1のレジスタ部
11と第2のレジスタ部12とのライト動作とリード動
作を交互に切り換えるスイッチである。また、クロック
を発生するクロック発振器35が設けられ、その出力端
子がリード/ライト及びリフレッシュ制御回路36に接
続されている。リード/ライト及びリフレッシュ制御回
路36は、クロック発振器35、及びデータレジスタ2
1〜204,231〜234の出力に基き、Xデコーダ2
2に対してリード/ライトの制御とリフレッシュ制御を
行う回路である。このFIFOメモリが形成された半導
体基板には、バックバイアス用の負電位VBBを発生す
るためのVBB発生器37が接続されている。
【0005】次に、図2に示すFIFOメモリのライト
動作及びリード動作等を説明する。外部からのシリアル
データをメモリセルアレイ211〜214に書き込むライ
ト動作では、まず、リセット信号をリセットライト端子
RSTWに入力し、ライトリセット制御回路31によっ
て内部回路のイニシャライズ(初期化)を行う。そし
て、ライトイネーブル端子WEを“H”レベルにして、
データ入力バッファ11〜14及びデータレジスタ201
〜204を活性化する。メモリセルアレイ211〜214
に書き込むためのシリアルデータを各データ入力端子D
in0〜Din3に入力すると、それがデータ入力バッファ
1〜14に取り込まれ、ライトデータバスWDBを介し
てサブレジスタ回路10へ送られる。サブレジスタ回路
10では、リード/ライトセレクトスイッチ34の出力
信号によって第1または第2のレジスタ部11,12の
いずれか一方が、データ入力バッファ11〜14からのシ
リアルデータを順次受け取り、それを格納していく。第
1または第2のレジスタ部11,12にシリアルデータ
が全て格納されると、次にシリアルライトクロック端子
SWCKに入力されるクロックに同期してデータレジス
タ201〜204へシリアルデータが順次格納されてい
く。データレジスタ201〜204に全てデータが格納さ
れると、Xデコーダ22で選択されたメモリセルアレイ
211〜214内のワード線に接続されたメモリセルに対
し、パラレルにデータが書き込まれる。ライト動作を完
了するときには、ライトイネーブル端子WEを“L”レ
ベルにした後、ライトリセット制御回路31によって内
部回路のイニシャライズを行い、最後のデータをメモリ
セルアレイ211〜214内のメモリセルへ転送する。
【0006】メモリセルアレイ211〜214内の記憶デ
ータを読み出す場合には、まず、リセット信号をリセッ
トリード端子RSTRに入力し、リードリセット制御回
路33で内部回路のイニシャライズを行う。そして、リ
ードイネーブル端子REを“H”レベルにして、データ
レジスタ231〜234及びデータ出力バッファ241
244 を活性化する。すると、Xデコーダ22で選択さ
れたメモリセルアレイ211〜214内のワード線に接続
されたメモリセルの記憶データが、ビット線を介してパ
ラレルにデータレジスタ231〜234へ転送され、そこ
に格納される。データレジスタ231〜234に格納され
たデータは、シリアルリードクロック端子SRCKに入
力されるクロックに同期してシリアルにデータ出力バッ
ファ241〜244へ転送され、各データ出力端子Dout
0〜Dout3から出力される。
【0007】図3は、図2のFIFOメモリにおける従
来のサブレジスタ回路10の回路図である。このサブレ
ジスタ回路10は、ライト動作とリード動作を兼用した
同一回路構成の第1と第2のレジスタ部11,12で、
構成されている。第1のレジスタ部11は、4つのサブ
レジスタ111〜114で構成されている。これらのサブ
レジスタ111〜114は、複数のデータ格納用レジスタ
11a及びポインタ11bを有し、それらが1列に配列
されている。各レジスタ11aは、2つのインバータが
逆並列接続されて構成され、それがポインタ11bを介
してリードデータバスRDB及びライトデータバスWD
Bに接続されている。ポインタ11bは、NチャネルM
OSトランジスタ(以下、NMOSという)からなる複
数のトランスファゲートと、それらのトランスファゲー
トを順次オン状態にしていく図示しないシフトレジスタ
等とで構成されている。そして、連続的にシフトしてい
くポインタ11bによって該ポインタ11b内のトラン
スファゲートがオンし、レジスタ11aとリードデータ
バスRDBまたはライトデータバスWDBとが順次接続
していき、該レジスタ11aに対するデータのリード動
作とライト動作が行われるようになっている。第2のレ
ジスタ部12は、第1のレジスタ部11と同様に、4つ
のサブレジスタ121〜124で構成されている。これら
のサブレジスタ121〜124は、データ格納用のレジス
タ12aと、該レジスタ12aとリードデータバスRD
BまたはライトデータバスWDBとを接続するためのポ
インタ12bとで、構成されている。
【0008】次に、図3に示すサブレジスタ回路10の
動作を説明する。第1のレジスタ部11では、連続的に
シフトしていくポインタ11bにより、該ポインタ11
b内のトランスファゲートがオンし、レジスタ11aと
リードデータバスRDBまたはライトデータバスWDB
とが次々と接続されていく。これにより、レジスタ11
aに対するデータのリード動作またはライト動作が行わ
れる。第2のレジスタ部12も、第1のレジスタ部11
と同様に、レジスタ12aに対するデータのリード動作
とライト動作が行われる。第1及び第2のレジスタ部1
1,12は、図2のリード/ライトセレクトスイッチ3
4によって交互にライト動作とリード動作の切り換えが
行われる。そのため、第1のレジスタ部11がライト動
作を行っていると、第2のレジスタ部12がリード動作
を行い、第2のレジスタ部12がライト動作を行ってい
ると、第1のレジスタ部11がリード動作を行う。この
ように第1と第2のレジスタ部11,12が交互にライ
ト動作とリード動作の切り換えが行われるのは、FIF
Oメモリではライト動作とリード動作が非同期に行われ
るので、サブレジスタ回路10も、データをライトしな
がら、一方ではリードする動作が発生するからである。
サブレジスタ回路10の役割としては、リセット動作直
後に、図2のメモリセルアレイ211〜214からデータ
レジスタ231〜234へのデータ転送が行われるが、そ
の転送期間中にも、データのライト動作とリード動作を
可能にするためのものであり、いわば一時的なデータの
格納場所として動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FIFOメモリにおけるサブレジスタ回路10では、次
のような問題があり、それを解決することが困難であっ
た。従来のサブレジスタ回路10では、リード/ライト
セレクトスイッチ34の切り換えにより、第1のレジス
タ部11のライト動作が終了すると、そのライト動作が
第2のレジスタ部12へ移り、該第2のレジスタ部12
のライト動作が終了すると、そのライト動作が該第1の
レジスタ部11へ移る。このようなライト動作と同様
に、リード動作も行われる。リード/ライトセレクトス
イッチ34の切り換えによりライト動作あるいはリード
動作が第1と第2のレジスタ部11,12で交互に切り
換えられる。そのため、以前にライトされたデータに、
さらに新しいデータを、同一アドレスにオーバライトす
ることができないので、インプットイネーブル機能が実
現できない。インプットイネーブル機能とは、内部のア
ドレスのインクリメント(増分)にあわせてデータの書
き込みを制御するものであり、あるアドレスで、インプ
ットイネーブルをディセーブルにして、そのアドレス
に、新しいデータがライトされなかった場合、以前にラ
イトされたデータを保持していなければならない。ま
た、従来のサブレジスタ回路10では、第1と第2のレ
ジスタ部11,12にリード動作とライト動作の機能を
持たせているので、リード/ライトセレクトスイッチ3
4による第1と第2のレジスタ部11,12の切り換え
制御が複雑である。その結果、リード/ライトセレクト
スイッチ34の回路規模の増大により、パターン面積の
増大の一因ともなっている。本発明は、前記従来技術が
持っていた課題として、第1と第2のレジスタ部のライ
ト動作とリード動作を交互に切り換える構成になってい
るので、以前にライトされたデータの保持ができないた
めにインプットイネーブル機能の実現が困難という点に
ついて解決したFIFOメモリ等のサブレジスタ回路を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、複数のメモリセルで構成されたメモリセ
ルアレイに対するライトデータを一時的に格納するため
のFIFOメモリ等のサブレジスタ回路において、シフ
ト動作によって前記ライトデータを順次保持していくラ
イト専用のライトレジスタ部と、シフト動作によってリ
ードデータを順次保持していくリード専用のリードレジ
スタ部と、前記リードレジスタ部のリード動作が終了
し、かつ前記ライトレジスタ部のライト動作が終了する
と、制御信号によりオン状態となって前記ライトレジス
タ部から出力される前記リードデータを前記リードレジ
スタ部へ転送するトランスファゲートとを、備えてい
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、以上のようにFIFOメモリ
等のサブレジスタ回路を構成したので、シリアルデータ
のデータライト動作において、そのシリアルデータがラ
イトレジスタ部に順次ライトされていく。データライト
動作が終了し、所定のタイミングの制御信号によってト
ランスファゲートがオン状態となり、ライトレジスタ内
のデータがリードレジスタ部へ転送されてそこに格納さ
れる。ライトレジスタ部は、以前にライトされたデータ
を、新しいデータによってオーバライトされるまで保持
する。つまり、ライトレジスタ部に対し、以前にライト
されたデータに新しいデータをオーバライトさせること
が可能になるので、インプットイネーブル機能の実現が
可能となる。しかも、ライトレジスタ部からトランスフ
ァゲートを介してリードレジスタ部へデータを転送する
ことで、簡単にライト/リード非同期動作を行える。従
って、前記課題を解決できるのである。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すFIFOメモ
リにおけるサブレジスタ回路の回路図である。このサブ
レジスタ回路は、例えば、図2に示す従来のFIFOメ
モリにおけるサブレジスタ回路10と、それの切り換え
制御を行うリード/ライトセレクトスイッチ34とに代
えて設けられる回路である。本実施例のサブレジスタ回
路は、図2のライトデータバスWDBに接続されるライ
ト専用のライトレジスタ部110と、図2のリードデー
タバスRDBに接続されるリード専用のリードレジスタ
部120と、制御信号TGに基づいて該ライトレジスタ
部110からリードレジスタ部120へのデータ転送を
行う複数のNMOS対からなるトランスファゲート13
1〜 130nとで、構成されている。 ライトレジスタ
部110は、ライト用のレジスタ111と、該レジスタ
111をライトデータバスWDBに接続するためのポイ
ンタ112とで、構成されている。レジスタ111は、
複数のフリップフロップ(以下、FFという)1111
111nが一列に配列された構成をなし、それらの各F
F1111〜111n が、2つのインバータの逆並列回
路でそれぞれ構成されている。ポインタ112は、FF
1111〜111nとライトデータバスWDBとの間を接
続するための複数のトランスファゲート1121〜11
nを有し、それらの各トランスファゲート1121〜1
12nが、NMOS対でそれぞれ構成されている。各ト
ランスファゲート1121〜112nは、シフトレジスタ
等のシフト手段により、順次オン状態となってFF11
1〜111nとライトデータバスWDBとの間を接続
し、該ライトデータバスWDBからFF1111〜11
nへのデータライト動作を行う機能を有している。
【0013】リードレジスタ部120は、ライトレジス
タ部110と同様に、データ保持用のレジスタ121
と、該レジスタ121とリードデータバスRDBとの間
を接続するためのポインタ122とで、構成されてい
る。レジスタ121は、複数のFF1211 〜121n
が1列に配列された構成をなし、それらの各FF121
1〜121n が、2つのインバータの逆並列回路でそれ
ぞれ構成されている。ポインタ122は、複数のNMO
S対からなるトランスファゲート1221〜122nを有
している。各トランスファゲート1221〜122nは、
シフトレジスタ等のシフト手段によって順次オン状態と
なっていき、FF1211〜121nとリードデータバス
RDBとの間を接続し、該リードデータバスRDBへの
データリード動作を行う機能を有している。ライトレジ
スタ部110とリードレジスタ部120とを接続する複
数のトランスファゲート1301〜130nは、NMOS
対でそれぞれ構成され、それらのNMOS対が制御信号
TGによってオン,オフ動作するようになっている。制
御信号TGを生成するための図示しない制御信号生成手
段は、例えば、リードレジスタ部120がリード動作を
終了し(即ち、ポインタ122によってレジスタ121
の全ビットのデータがリードデータバスRDBへ出力さ
れたとき)、かつライトレジスタ部110がライト動作
を終了したとき(即ち、ポインタ112によって全ビッ
トのデータをレジスタ111に書き込んだとき)、
“H”レベルの制御信号TGを出力し、全トランスファ
ゲート1301〜130nを同時にオン状態にする機能を
有している。
【0014】次に、動作を説明する。例えば、図2のデ
ータ入力端子Din0〜Din3からシリアルデータがそれ
ぞれ入力されると、それらがデータ入力バッファ11
4に取り込まれ、ライトデータバスWDBを介して図
1のライトレジスタ部110へ送られる。ライトレジス
タ部110では、シフト手段によってポインタ112内
のトランスファゲート1121〜112nが順次オン状態
となり、ライトデータバスWDBとレジスタ111内の
FF1111〜111nとが接続されていく。これによ
り、ライトデータバスWDBからのシリアルデータが、
トランスファゲート1121〜112nを介してFF11
1〜111nへそれぞれ格納されていき、データライト
動作が行われる。次に、ライトレジスタ部110内のポ
インタ112によってレジスタ111の全ビットへデー
タが書き込まれてライト動作が終了し、かつリードレジ
スタ部120がリード動作を終了していてデータの受入
れが可能な状態のとき、図示しない制御信号生成手段に
よって“H”レベルの制御信号TGが出力される。する
と、“H”レベルの制御信号TGにより、全トランスフ
ァゲート1301〜130nがオン状態となり、ライトレ
ジスタ部110内のレジスタ111のデータがリードレ
ジスタ部120へ一度に転送され、該リードレジスタ部
120内のレジスタ121に格納される。リードレジス
タ部120内のレジスタ121に格納されたデータをリ
ードデータバスRDBへ転送するときには、図示しない
シフト手段によってポインタ122内のトランスファゲ
ート1221〜122nが順次オン状態となり、該レジス
タ121内のFF1211〜121nが次々とリードデー
タバスRDBに接続されていく。これにより、FF12
1〜121nのデータがシリアルにリードデータバスR
DBへ出力されていく。このリードデータバスRDB上
のシリアルデータは、図2のデータ出力バッファ241
〜244を介してデータ出力端子Dout0〜Do3へ出力
される。
【0015】本実施例では、次のような利点を有する。
本実施例のサブレジスタ回路では、ライトレジスタ部1
10がライト専用なので、該ライトレジスタ部110に
以前にライトされたデータが、新しいデータによってオ
ーバライトされるまで保持される。つまり、従来のサブ
レジスタ回路と同様に、ライト/リード非同期動作が可
能のまま、旧データをライトレジスタ部110で保持す
ることができるので、インプットイネーブル機能を実現
できる。さらに、従来のサブレジスタ回路では、ライト
/リード非同期動作を実現するために、第1及び第2の
レジスタ部11,12の両方にリード/ライト機能を持
たせていたので、その第1と第2のレジスタ部11,1
2を切り換え制御するためのリード/ライトセレクトス
イッチ34を用いた複雑な回路制御が必要であった。こ
れに対し、本実施例では、図示しない制御信号生成手段
から発生した所定のタイミングの制御信号TGにより、
ライトレジスタ部110からリードレジスタ部120へ
のデータ転送を行うようにしたので、従来に比べて簡単
な回路制御により、最少限のパターン面積で、ライト/
リード非同期動作が可能となる。なお、本発明は上記実
施例に限定されず、種々の変形が可能である。その変形
例としては、例えば次のようなものがある。 (a) 図1のライトレジスタ部110及びリードレジ
スタ部120において、レジスタ111,121を他の
回路構成にしたり、あるいはポインタ112,122を
PチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSとい
う)等の他のトランジスタ等で構成しても良い。同様
に、トランスファゲート1301〜130nを、複数のP
MOS対で構成したり、あるいはNMOS及びPMOS
からなるアナログスイッチで構成する等、他のトランジ
スタ構成にすることも可能である。 (b) 上記実施例では、図2のFIFOメモリに設け
られるサブレジスタ回路について説明したが、そのFI
FOメモリを他の構成に変更したり、さらに上記実施例
のサブレジスタ回路をFIFOメモリ以外の他の半導体
メモリに設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ライト専用のライトレジスタ部とリード専用のリ
ードレジスタ部とを設け、所定のタイミングの制御信号
によってオン状態となるトランスファゲートを介して、
該ライトレジスタ部からリードレジスタ部へのデータ転
送を行うようにしたので、ライト/リード非同期動作が
可能で、しかもライトレジスタ部によって旧データを保
持することにより、インプットイネーブル機能を簡単に
実現できる。さらに、従来のような第1及び第2のレジ
スタ部の両方にリード/ライト機能を持たせることによ
る複雑な回路制御も必要なく、制御信号を用いた簡単な
転送制御により、ライト/リード非同期動作が可能にな
るので、回路規模の簡単化によってパターン形成面積を
縮少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すFIFOメモリにおける
サブレジスタ回路の回路図である。
【図2】従来のサブレジスタ回路を有するFIFOメモ
リの構成ブロック図である。
【図3】図2に示すサブレジスタ回路の回路図である。
【符号の説明】
201〜204,231〜234 データレジ
スタ 211〜214 メモリセルアレイ 110 ライトレジスタ部 111,121 レジスタ 1111〜111n,1211〜121n FF(フリ
ップフロップ) 112,122 ポインタ 1211〜121n,1221〜122n,1301〜13
n トランスファゲート 120 リードレジスタ部 RDB リードデータバス TG 制御信号 WDB ライトデータバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルで構成されたメモリセ
    ルアレイに対する書込みデータを一時的に格納するサブ
    レジスタ回路において、 シフト動作によって前記書込みデータを順次保持してい
    くライトレジスタ部と、 シフト動作によって読出しデータを順次保持していくリ
    ードレジスタ部と、 前記リードレジスタ部のリード動作が終了し、かつ前記
    ライトレジスタ部のライト動作が終了すると、制御信号
    によりオン状態となって前記ライトレジスタ部から出力
    される前記読出しデータを前記リードレジスタ部へ転送
    するトランスファゲートとを、 備えたことを特徴とするサブレジスタ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208566B1 (en) 1998-04-28 2001-03-27 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit
JP2001249644A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Kyocera Corp 液晶表示装置

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