JPH0765520A - 磁気記憶装置 - Google Patents

磁気記憶装置

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JPH0765520A
JPH0765520A JP20670893A JP20670893A JPH0765520A JP H0765520 A JPH0765520 A JP H0765520A JP 20670893 A JP20670893 A JP 20670893A JP 20670893 A JP20670893 A JP 20670893A JP H0765520 A JPH0765520 A JP H0765520A
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JP
Japan
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magnetic
head
head assembly
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beam fixing
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JP20670893A
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Yoshio Koshikawa
誉生 越川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は超小型で高密度記録を行う磁気記憶
装置に関し、磁気ヘッドを振動させる駆動系の簡易化を
図ることを目的とする。 【構成】 ビーム固定部53に対するヘッドビーム54
の基部54aをヘッドビーム54より幅狭で屈曲自在に
形成する。そして、基部54aの両側に吸引トルクを生
じさせるギャップ56a,56bにより対向する磁性体
55a,55bをビーム固定部53,基部54a,ヘッ
ドビーム54に亘って形成する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型で高密度記録を
行う磁気記憶装置に関する。
【0002】磁気記憶装置としては磁気ディスク装置が
広く使用されているが、構成部品点数も多く小型化には
限界がある。これに対し、将来的にはマイクロメカニク
スの技術の進歩に伴って磁気記憶装置においても超小型
のものが要望されつつある。
【0003】
【従来の技術】従来よりコンピュータ等の外部記憶手段
として磁気ディスク装置が主に使用されている。磁気デ
ィスク装置では、円盤状の磁気記憶媒体(磁気ディス
ク)を回転駆動させながら、磁気ヘッドをディスク半径
方向に移動させて磁気記録/再生を行う構成とされてい
る。
【0004】そのため、従来は、磁気ディスクを回転さ
せるモータ、スピンドル等の回転駆動機構、高速で回転
するディスク面上に磁気ヘッドを浮上させる浮上ヘッド
機構、磁気ヘッドを磁気ディスク上の任意のトラックに
位置決めするヘッドアクチュエータ等の複雑かつ高精度
の機構が必要とされていた。
【0005】しかし、従来からある磁気ディスク装置で
は、構成部品点数が多く、製造過程で多くの工程を要す
るばかりか、装置の小型化、軽量化に限界があった。
【0006】そこで、磁気ディスク装置と根本的に異な
る構成で、半導体プロセスを応用したマイクロメカニク
ス技術により超小型で高密度記録を実現するものとし
て、磁気記憶装置が提案され、例えば特開平5−738
50号公報記載の本出願人提案のものがある。
【0007】図7に、従来の磁気記憶装置の主要構成図
を示す。図7(A)は磁気記憶装置における記憶ユニッ
ト11を示したもので、記憶ユニット11は、セラミッ
ク製の薄板状の基板12と、複数のデータセル13が形
成された磁気記憶媒体14と、磁気ヘッド15を支持す
るヘッド支持体16とより構成されている。
【0008】基板12は上面12aの中央に平板状の磁
気記憶媒体14が嵌合する長方形状のガイド溝12bが
設けられている。磁気記憶媒体14は両側をガイド溝1
2bによりガイドされY方向に摺動する。又、磁気記憶
媒体14の基板12a上には図7(B)に示すような長
方形状のデータセル13がX方向に9列、Y方向に14
列形成されている。各データセル13は基板上に磁性膜
を被覆形成してなり、その表面には円弧状の記憶トラッ
ク131 …13n が磁気記録される。
【0009】ヘッド支持体16はセラミック又は金属板
により形成されており、基板12の上面12aに固着さ
れる端部16a,16bと、端部21a,21bよりY
方向に延在するアーム16c,16dと、アーム16
c,16d間を横架された横架部16eと、横架部16
eの中央から固定部側へ延在するヘッド支持アーム16
fとよりなる。ヘッド支持アーム16fの先端の下面に
は、磁気ヘッド15が取付けられている。ヘッド支持ア
ーム16fは中央部分にスリット16gが形成され、そ
の両側表面上に薄膜状のピエゾ素子17,18が形成さ
れて該ヘッド15をA方向に振動させる。
【0010】また、磁気記憶媒体14と基板12のガイ
ド溝12bとの間には平板型静電アクチュエータ19が
設けられ、該磁気記憶媒体をY方向に駆動する。さら
に、基板12の上面とヘッド支持体16の横架部16a
との間には平板型静電アクチュエータ20が設けられ、
該ヘッド支持体16をX方向に駆動するものである。
【0011】すなわち、上述の磁気記憶装置の記憶ユニ
ット11は、ヘッド支持体16の先端の磁気ヘッド15
を、磁気記憶媒体14の所定のデータセル13上で振動
させることによって記録再生を行うと共に、磁気記憶媒
体14を移動させて任意位置に記録再生を行うものであ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の記憶
ユニット11で磁気ヘッド15を振動させるにあたり、
ヘッド支持アーム16f上にピエゾ素子17,18を略
全体的に設けて行っている。
【0013】本考案は、ピエゾ素子に代わるものとし
て、磁気ヘッドを振動させる駆動系の簡易化を図る磁気
記憶装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ビーム固定
部と連続する揺動自在のヘッド組立体に磁気ヘッドが搭
載され、記録媒体に該磁気ヘッドを接触させて振動させ
ることにより記録再生を行う磁気記憶装置において、前
記ビーム固定部に対する前記ヘッド組立体の基部を該ヘ
ッド組立体より幅狭で屈曲自在に形成し、該ビーム固定
部に対して該ヘッド組立体を電磁力で生じるトルクによ
り該基部部分で振動させる励振手段を設けることにより
解決される。
【0015】
【作用】上述のように、ヘッド組立体の基部を該ヘッド
組立体より幅狭で屈曲自在に形成され、この基部がヘッ
ド組立体に搭載された磁気ヘッドを振動させる場合のヒ
ンジの役割をなす。すなわち、励振手段により、ビーム
固定部をヘッド組立体とに電磁力で生じるトルクを加え
て該ヘッド組立体を振動させることによりヘッドによる
記録再生を行わせるものである。
【0016】このように、励振手段は、電磁力でトルク
を発生させるための構成でよく、磁気ヘッドを振動させ
る駆動系の簡易化を図ることが可能となる。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1は本発明の磁気記憶装置21(図2参照)の主
要部分を構成する記憶ユニット22の組立図を示してい
る。
【0018】図1において記憶ユニット22は、セラミ
ック製の薄板状の基部31と、複数のデータセル32a
(図7(B)参照)が形成された磁気記憶媒体32と、
磁気ヘッド33を備えるヘッド支持体34とより構成さ
れる。
【0019】基板31は上面31aの中央に平板状の磁
気記憶媒体32が嵌合する長方形状のガイド溝31bが
設けられている。磁気記憶媒体32は両側をガイド溝3
1bによりガイドされY方向に摺動自在となっている。
又、磁気記憶媒体32の基板32b上には長方形状のデ
ータセル32aが例えばX方向に9列、Y方向に14列
形成されている。各データセル32aは基板32b上に
磁性膜を被覆形成してなり、その表面には円弧状の記憶
トラックが磁気記録される。
【0020】また、基板31におけるガイドされる磁気
記憶媒体32と基板31のガイド溝31bとの間には平
板型静電アクチュエータ41が設けられており、この静
電アクチュエータ41の駆動力により磁気記憶媒体32
がY方向に駆動される。
【0021】この静電アクチュエータ41は、基板31
のガイド溝31b表面に短冊状の固定側電極41a(図
中破線で示す)と、磁気記憶媒体32の下面に形成され
た短冊状の可動側電極41b(図中1点鎖線で示す)と
よりなる。両電極41a,41bはスパッタリング又は
エッチング等により微細加工され、複数の微細な電極が
データセル32aのトラックのピッチと同一又は該ピッ
チより小さい間隔で形成されている。
【0022】ヘッド支持体34は、セラミック又はSi
金属板により形成されており、基板31の上面31aに
固着される支持体固定部51a,51bと、該支持体固
定部51a,51bよりY方向に延在し、スリット52
1 ,52b1 が形成されたステージビーム52a,5
2bと、各ステージビーム52a,52b間で架設され
るビーム固定部53と、該ビーム固定部53の略中央よ
り延出するヘッド組立体であるヘッドビーム54とが一
体的に形成される。
【0023】ヘッドビーム54の先端には磁気ヘッド3
3が搭載されており、ビーム固定部53との連続部分で
ある基部54aが、該ヘッドビーム54より幅狭で屈曲
自在に形成される。この基部54aが、ヘッドビーム5
4が振動するときのヒンジの役割をなす。
【0024】また、基部54aの両側で、ビーム固定部
53,基部54a,ヘッドビーム54に亘って励振手段
である軟磁性部材で形成される磁性体55a,55bが
例えばスパッタリング、めっきによりそれぞれ一体に形
成される。これら磁性体55a,55bは、ビーム固定
部53とヘッドビーム54との対向する位置にギャップ
56a,56bが形成されると共に、ビーム固定部53
部分でコイル57a,57bがそれぞれ巻回される。
【0025】なお、ビーム固定部53の裏面には可動側
電極58aが形成され、対応する基板31上に固定側電
極58bが形成されてX方向用の平板型静電アクチュエ
ータ58が構成される。両電極58a,58bは、上述
の静電アクチュエータ41と同様にスパッタリング等の
微細加工技術により短冊状に形成された微細な電極の集
合体である。
【0026】また、ヘッドビーム振幅を大きくしてデー
タセルの幅を広くすれば、ステージビーム52は不要と
なり、ヘッドビーム基板54aを直接基板31に固定す
ることも可能である。
【0027】ここで、図2に、本発明の全体構成図を示
す。図2において、磁気記憶装置21は超小型の記憶手
段として使用されるため、例えばケース23により電気
回路の基板等(図示せず)に装着することができる。
【0028】磁気記憶装置21は合成樹脂製のケース2
3の上面に形成された凹部23aに記憶ユニット22が
埋設され、隣接する凹部23bに記憶ユニット22を駆
動制御する制御回路24及び書込信号、読取信号等の信
号を処理する信号処理回路25が埋設されている。
【0029】従って、1個のケース23に記憶ユニット
22及び上記回路24,25が一体的に設けられている
ので、扱い易く、他の基板等に容易に装着することがで
きる。また、ケース23の凹部23a,23bの上部開
口には磁気シールドのための蓋(図示せず)が装着され
る。
【0030】次に、上述の記憶ユニット22の動作につ
いて説明する。
【0031】まず、静電アクチュエータ41では互いに
対向する電極41a,41bに電圧を印加すると、両電
極41a,41b間にY方向の静電力が発生し、磁気記
憶媒体32はこの静電力に駆動されてY方向に移動す
る。そのため、磁気ヘッド33は相対的にデータセル3
2a上をY方向に摺動し、各トラックをトレースする。
【0032】また、静電アクチュエータ41の駆動力に
より磁気記憶媒体32が両側をガイド溝31bにガイド
されながらY方向の縁部に当接するまで摺動できるた
め、磁気ヘッド33は磁気記憶媒体32のY方向各デー
タセル32aに対して磁気記録/再生することができ
る。
【0033】一方、静電アクチュエータ58の両電極5
8a,58bに電圧が印加されると、両電極58a,5
8b間にX方向の静電力が発生し、ヘッド支持体34の
ビーム固定部53がX方向に摺動する。その際ヘッド支
持体34は支持体固定部51a,51bが基板31の上
面31aに固着され、一対のステージビーム52a,5
2bで平行リンクのように駆動方向に撓む。
【0034】そのため、ヘッドビーム54を支持するビ
ーム固定部53はX方向に直線的に移動し、磁気ヘッド
33をX方向の各データセル32aに摺接させる。
【0035】従って、磁気ヘッド33は静電アクチュエ
ータ58に駆動されてX方向に移動できるので、前述し
たY方向の静電アクチュエータ41の駆動力により磁気
記憶媒体32がY方向に移動することによりX,Y方向
に整列されたすべてのデータセル32aに対して磁気記
録/再生を行うことができるものである。
【0036】そこで、図3に、ヘッドビームの動作の説
明図を示す。図3(A),(B)に示すように、基部5
4aの両側に形成された磁性体55a,55bの各コイ
ル58a,58bには同一極性の交流電圧(デューティ
比50%のパルス直流電圧も含む)が、互いに印加タイ
ミングを重複させないで印加される。この場合、電圧の
周波数はヘッドビーム54の機械共振周波数に合わせて
制御するのが望ましい。
【0037】すなわち、磁性体55a,55bには交互
に電流が供給されてギャップ57a,57bに磁束が生
じ、交互に電磁力により吸引力のトルクが発生する。例
えば、磁性体55bに巻開されたコイル58bに電流が
供給されると、図3(B)に示すように、ギャップ57
bにおいて、吸引力が生じて基部54aを撓ませる。同
様の動作が両磁性体55a,55bに生じてヘッドビー
ム54をA方向、すなわち、磁気記憶媒体32のデータ
セル32aのX方向に単振動させることになる。
【0038】この場合、電圧の大きさを制御することに
より、一定の振幅(少なくともデータセル32aの幅よ
り広い幅)で振動させるものである。
【0039】従って、磁気ヘッド33はデータセル32
aの表面のトラックをトレースするように単振動する。
そして、ヘッドビーム54の振動に電気的に同期を取る
ことにより、磁気ヘッド33はデータセル32aに書込
データを磁気記録し、あるいはデータセル32aに記録
されてデータを読み取るものである。
【0040】このように、磁性体55a,55bが、ビ
ーム固定部53,基部54a,ヘッドビーム54に亘っ
てスパッタリング、めっき等で形成されて励振手段を構
成することから、磁気ヘッド33を振動させる駆動系が
簡易化できると共に、超小型化、薄型化を実現すること
ができるものである。また、ヘッドビーム54自体を軟
磁性で形成してもさしつかえない。
【0041】次に、図4に、本発明の第2実施例の主要
構成図を示す。図4は記憶ユニット22のヘッドビーム
54近辺を示したものである。図4において、ヘッドビ
ーム54は第1実施例と同様に、ビーム固定部53との
間に基部54aを介して一体的に形成される。
【0042】基部54aの両側であってビーム固定部5
3に、平面上ギャップ62a,62bを有する第1の磁
性体(軟磁性体)61a,61bが、ビーム固定部53
の一部を切欠いた位置に設けられる。この第1の磁性体
61a,61bにはコイル63a,63bが巻回され
る。
【0043】また、ヘッドビーム54のビーム固定部5
3に対向する側に、第1の磁性体(軟磁性体)61a,
61bのギャップ62a,62bに略かかる位置に第2
の磁性体(軟磁性体)64a,64bが設けられる。こ
の第1及び第2の磁性体61a,61b,64a,64
bにより励振手段を構成する。
【0044】そして、例えばコイル63aに電圧を印加
して第1の磁性体61aに磁束を生じさせると、第2の
磁性体64aが矢印B方向のギャップ62a内に吸引さ
れるトルクが発生し、基部54aを第1の磁性体61a
側に撓むものである。
【0045】従って、第1実施例と同様に、コイル63
a,63bに交互に電圧が印加されることによってヘッ
ドビーム54aがA方向に振動し、磁気ヘッド33が振
動するものである。
【0046】また、図5に、本発明の第3実施例の主要
構成図を示す。図5(A)は平面図、図5(B)は部分
側面図である。図5(A),(B)は、第2実施例の第
1の磁性体61a,61bを図面上垂直方向に90度回
転させた位置に設けたものであって、作用は第2実施例
と同様に、ギャップ62a,62bに第2の磁性体64
a,64bが吸引されるトルクによりヘッドビーム5
4,磁気ヘッド33をA方向に振動させるものである。
平面的な構成のため、第1の磁性体と第2の磁性体の対
向面積を大きくしてトルクを大きくすることができる。
【0047】次に、図6に、本発明の第4実施例の主要
構成図を示す。図6における記憶ユニット22のビーム
固定部53のヘッドビーム54に対向する位置であっ
て、基部54aの両側に端部71a,71bが位置され
るY型の第1の磁性体(軟磁性体)71がスパッタリン
グ等により設けられる。そして、他端部分71cにはコ
イル72が巻回される。すなわち、第1の磁性体71の
端部71a,71bには同極の磁化が発生するように設
けられる。
【0048】一方、ヘッドビーム54側には、第1の磁
性体71の端部71a,71bに対応させて極性の異な
る端部72a,72bを有する永久磁石が第2の磁性体
72として設けられる。そして、端部71a,72a間
でギャップ74aが形成され、端部71b,72b間で
ギャップ74bが形成される。この第1及び第2の磁性
体71,72により励振手段を構成する。
【0049】いま、第2の磁性体72の端部72aにN
極、端部72bにS極が着磁されているものとして、コ
イル73に交流電流を通電すると、端部71a,71b
は同極性で交互に極性が変化する。従って、第2の磁性
体72の端部72a,72bの極性との関係で、対向す
る端部71a,71bと72a,72bとが同極性のと
きには反発力を生じ、異極性のときには吸引力を生じ
る。
【0050】従って、基部54aを挟んでギャップ74
a,74bで反発力、吸引力のトルクが交互に発生され
ることになり、ヘッドビーム54が振動して磁気ヘッド
33が振動するものである。
【0051】なお、第2〜第4実施例において、第1の
磁性体61a,61b,71をビーム固定部53側に設
け、第2の磁性体64a,64b,72をヘッドビーム
54側に設けた場合を示しているが、逆の配置構成であ
っても同様である。
【0052】また、上述の第1〜第4実施例は、基部5
4aの両側に励振手段を設けた場合を示しているが、片
側のみに設けてもよい。このとき、基部54aをヘッド
ビーム54の中央部分ではなく、例えば端部部分に形成
してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ビーム固
定部に対するヘッド組立体の基部をヘッド組立体より幅
狭で屈曲自在に形成し、ビーム固定部に対してヘッド組
立体を電磁力で生じるトルクにより該基部部分で振動さ
せることにより、磁気ヘッドを振動させる駆動系の簡易
化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の全体斜視図である。
【図3】ヘッドビームの動作の説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の主要構成図である。
【図5】本発明の第3実施例の主要構成図である。
【図6】本発明の第4実施例の主要構成図である。
【図7】従来の磁気記憶装置の主要構成図である。
【符号の説明】
21 磁気記憶装置 22 記憶ユニット 31 基板 32 磁気記憶媒体 32a データセル 33 磁気ヘッド 34 ヘッド支持体 51a,51b 支持体固定部 52a,52 ステージビーム 53 ビーム固定部 54 ヘッドビーム 54a 基部 55a,55b 磁性体 56a,56b,62a,62b,74a,74b ギ
ャップ 57a,57b,63a,63b,73 コイル 61a,61b,71 第1の磁性体 64a,64b,72 第2の磁性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム固定部(53)と連続する揺動自
    在のヘッド組立体(54)に磁気ヘッド(33)が搭載
    され、記録媒体(32)に該磁気ヘッド(33)を接触
    させて振動させることにより記録再生を行う磁気記憶装
    置において、 前記ビーム固定部(53)に対する前記ヘッド組立体
    (54)の基部(54a)を該ヘッド組立体(54)よ
    り幅狭で屈曲自在に形成し、該ビーム固定部(53)に
    対して該ヘッド組立体(54)を電磁力で生じるトルク
    により該基部(54a)部分で振動させる励振手段を設
    けることを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記励振手段は、前記ヘッド組立体(5
    4)における前記基部(54a)の少なくとも片側で前
    記振動のためのトルクを生じさせることを特徴とする請
    求項1記載の磁気記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記励振手段は、前記トルクを生じさせ
    る磁気回路を、前記ビーム固定部(53)と前記ヘッド
    組立体(54)とでギャップ(56a,56b)により
    対向する一体の磁性体(55a,55b)で形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記励振手段は、前記トルクを生じさせ
    る磁気回路を、前記ビーム固定部(53)と前記ヘッド
    組立体(54)とでギャップ(74a,74b)により
    対向する第1及び第2の磁性体(71,72)で形成さ
    れることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記励振手段は、前記ビーム固定部(5
    3)又は前記ヘッド組立体(54)に形成されるギャッ
    プ(62a,62b)を有する第1の磁性体(61a,
    61b)の磁気回路と、対向する該ヘッド組立体(5
    4)又は該ビーム固定部(53)に形成される第2の磁
    性体(64a,64b)とで構成され、該磁気回路のギ
    ャップ(62a,62b)内に該第2の磁性体(64
    a,64b)を吸引させて前記トルクを生じさせること
    を特徴とする請求項1又は2記載の磁気記憶装置。
JP20670893A 1993-08-20 1993-08-20 磁気記憶装置 Withdrawn JPH0765520A (ja)

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