JPH0765486A - 媒体記録再生装置 - Google Patents

媒体記録再生装置

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Publication number
JPH0765486A
JPH0765486A JP23415893A JP23415893A JPH0765486A JP H0765486 A JPH0765486 A JP H0765486A JP 23415893 A JP23415893 A JP 23415893A JP 23415893 A JP23415893 A JP 23415893A JP H0765486 A JPH0765486 A JP H0765486A
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JP
Japan
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disc
key
medium
disk
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP23415893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ido
和弘 井戸
Mitsuhiro Shiromoto
光弘 白本
Manabu Gomachi
学 五町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0765486A publication Critical patent/JPH0765486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MD等の取扱いにおける簡便性の向上、殊に
該媒体記録再生装置における操作性の向上を図ることが
できる媒体記録再生装置を提供することにある。 【構成】 複数のディスクを識別番号で区別された複数
の収納部(50a〜50d)に夫々収納するストッカ5
と、装着されたディスクに記録された情報を再生するプ
レーヤ部4と、装着中のディスクを、前記ストッカ5に
収納し、又は前記プレーヤ部4に装着するキャリア3
と、ディスクに対する動作指令、前記識別番号に対応す
る収納部、又は該収納部に収納中のディスクを指定する
No.キー(103〜106)を入力する操作手段と、
前記No.キー(103〜106)に係る動作指令に応
じて、該No.キー(103〜106)にて指定された
ディスクに対して前記動作指令を実行させ、該指定され
たディスクに対する動作指令を終了させるCPU233
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を担う記録媒体を
記録又は再生する媒体記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を記録した記録媒体として、コンパ
クトディスク(以下、単にCDと称する)が広く知られ
ている。最近では、複数のCDをマガジンと称する収納
手段に収納して、該マガジンを装着したプレーヤを自動
車のトランク内に収納し、ヘッドユニットと称する本体
装置を運転席近くに配置するCDオートチェンジャー装
置が普及してきている。
【0003】一方、近年、保護用のカートリッジケース
に情報記録用ディスクを収納した記録媒体で、光磁気記
録方式のミニディスクカートリッジ(以下、MDと称す
る)が提案されている。該MDは、記録された情報を再
生するばかりでなく、新たに情報を記録したり、既に記
録された情報を書き換えて記録することも可能となって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなMDに対し
て記録又は再生を行う媒体記録再生装置としては、現
在、種々の製品企画がなされている段階である。
【0005】本発明の目的とするところは、MD等の取
扱いにおける簡便性の向上、殊に該媒体記録再生装置に
おける操作性の向上を図ることができる媒体記録再生装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、複数の記録媒体を、識別番号
で区別された複数の収納領域に夫々収納する媒体収納手
段と、装着された記録媒体に記録された情報を再生し、
又は装着された記録媒体に新たな情報を記録する媒体駆
動手段と、装着中の記録媒体を、前記媒体収納手段に収
納し、又は前記媒体駆動手段に装着する搬送手段と、記
録媒体に対する動作指令、前記識別番号に対応する収納
領域、又は該収納領域に収納中の記録媒体を指定する媒
体指定を入力する操作手段と、前記媒体指定に係る動作
指令に応じて、該媒体指定にて指定された記録媒体に対
して前記動作指令を実行させ、該指定された記録媒体に
対する動作指令を終了させる制御手段とを有することを
特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1において
前記媒体駆動手段が、前記搬送手段に組み込まれて一体
に構成されることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
おいて、該媒体記録再生装置内の記録媒体が一枚しかな
いことを検出する媒体検出手段を備え、前記制御手段
が、該媒体記録再生装置内に記録媒体が一枚しかない場
合には、前記動作指令に応じて該一枚の記録媒体に対し
て動作指令を実行させることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に係る発明によれば、媒体指定に係る
動作指令を受けたときは、該媒体指定にて指定された記
録媒体に対して前記動作指令を実行させ、該指定された
記録媒体に対する動作指令を終了させるようにしたの
で、ユーザーは該記録媒体に対する動作指令実行後に該
動作指令を終了させる入力操作を省くことができる。
【0010】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
おいて媒体駆動手段が搬送手段と共に変位するので、記
録媒体の装着から駆動までを迅速に行うことができる。
【0011】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は2において該媒体記録再生装置内に記録媒体が一枚し
かない場合には、前記動作指令に応じて該一枚の記録媒
体にに対して無条件に前記動作指令を実行するようにし
たので、記録媒体に対する媒体指定入力操作を省くこと
ができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の媒体記録再生
装置である車載用MDオートチェンジャー装置(以下、
単にMD装置と称する)の実施例について説明する。
【0013】該MD装置は、MDを挿入して、該MDに
記録した情報を記録及び/あるいは再生するものであ
る。
【0014】まず、該MD装置に用いられる一般的なM
Dについて説明する。図2は一般的なMDの構成を示す
平面図である。
【0015】図2において、201はカートリッジケー
ス、202は該カートリッジケース201に収納された
直径6cm程度の光ディスク又は光磁気ディスクである
情報記録用のディスク本体、203はカートリッジケー
ス201に設けられた該ディスク本体202にアクセス
するアクセス用孔、204は該アクセス用孔203を開
閉するスライドシャッター(以下、単にシャッターと称
する)である。該シャッター204は使用時以外は閉じ
られているので、ディスク本体202が外部環境から保
護され、実用性や耐久性に優れている。
【0016】尚、このMDの種類には、予め固定した情
報が記録された読出専用のプリマスタード(PRE−
M)タイプと、書込可能なレコーダブル(RECORD
ABLE)タイプとがある。プリマスタードタイプのシ
ャッター204はカートリッジケース201の片面のみ
に設けられ、後述するピックアップからの光ビームをデ
ィスク本体202のディスク面に照射することができ
る。また、レコーダブルタイプのシャッター204はカ
ートリッジケース201の両面に設けられ、ディスク本
体202への記録時には、光ビームを照射するディスク
面と反対側のディスク面とに、磁界をかける磁気ヘッド
が当接する構造となっている。
【0017】以下、特にこだわらない限り、説明の便宜
上、前記カートリッジケース201及びディスク本体2
02を含めて該記録媒体であるMDを総称してディスク
という。
【0018】では、次に該ディスクを再生及び/あるい
は記録を行う本実施例におけるMD装置について説明す
る。尚、図面中の矢印X1,X2は該MD装置の前後方
向を示すものであり、矢印Y1,Y2は該MD装置の上
下方向を示すものである。そこで、矢印X1側を手前
側、矢印X2側を奥側とし、矢印Y1側を下側、矢印Y
2側を上側とする。
【0019】図1はディスク挿入時のMD装置における
内部構造の概略を示す断面図である。
【0020】図1においてMD装置は、直方体状の機器
ケース1と、該機器ケース1内部に設けられた後述する
主要部とから構成されている。
【0021】該機器ケース1正面の上側縁部にはディス
クを挿入する挿入口であるディスク挿入口212が形成
されており、該ディスク挿入口212には該MD装置内
への異物の侵入を防止する、後述する開閉ドア217が
開閉自在に取り付けられている。
【0022】また、該機器ケース1内に設けられた主要
部としては、挿入されたディスクを搬送及び保持する搬
送手段であるキャリア3と、該挿入されたディスクを回
転駆動する媒体駆動手段であるプレーヤ部4と、該挿入
されたディスクを収納する媒体収納手段であるストッカ
5とから構成されている。
【0023】前記キャリア3は、前記ディスク挿入口2
12の奥側にて昇降可能に配置されており、該キャリア
3の上部には、挿入されたディスクを装着(ローディン
グ)したり、又は装着しているディスクを前記ストッカ
5に収納したり、又は前記ディスク挿入口212から排
出したりするための搬送ローラ215が回転可能に設け
られている。
【0024】また、該キャリア3には、該ディスクの挿
入、装着、排出等を検出するための各種センサーが設け
られており、ディスクの挿入を検出するディスク挿入セ
ンサー216aや、ディスク装着完了を検出するローデ
ィング完了センサー216bや、イジェクトセンサー2
16cや、ディスクが抜取られたか否かを検出するディ
スク抜取センサー216d等がある。
【0025】前記ローディング完了センサー216b
は、搬送ローラ215によりローディングされたディス
クの端部が、図1のAの位置に至ることにより完全に装
着されたことを検出するものである。また、前記イジェ
クトセンサー216cは、ディスクが前記ディスク挿入
口212から取出可能となる位置(リロード位置)にま
で排出されたことを検出するものである。前記ディスク
抜取センサー216dは、前記ディスク挿入口212の
近傍に設けられ、キャリア3からディスク挿入口212
に排出(リロード位置までの移動、すなわち一部を突出
した状態)されたディスクが抜取られたか否かを検出す
るものである。
【0026】また、該キャリア3には、該キャリア3の
昇降位置を正確に検出するキャリア位置センサー(図示
せず)が設けられており、該キャリア位置センサーによ
り、キャリア3の位置と、ディスク挿入口212及びス
トッカ5の後述する各収納部の位置とを相対向させるこ
とにより、ディスクの前後方向における水平移動をスム
ーズに行わしめる。
【0027】また、前記プレーヤ部4は、前記キャリア
3の下方で該キャリア3と対向して配置されており、該
プレーヤ部4には図示しないダンパ及び防振スプリング
により遊動可能に機器ケース1に取り付けられている。
このため、ディスクの回転駆動時には、前記ダンパ及び
防振スプリングによってフローティング状態となり、外
部から受ける機器ケース1への振動が該プレーヤ部4に
伝達するのを防止することができる。尚、ディスクの回
転駆動時でない場合には、該プレーヤ部4は機器ケース
1に固定される構造となっている。また、ディスクの回
転駆動時である場合には、ディスクを装着したキャリア
3と、プレーヤ部4とが連結状態となっている。
【0028】該プレーヤ部4において、219はディス
ク回転駆動用のスピンドルモーター、220はディスク
(ディスク本体202)を装着するターンテーブルであ
る。221はディスクに光ビームを照射して情報の読取
を行うピックアップ部(PU)であり、ターンテーブル
220に装着されたディスクの半径方向にスライドする
構造となっている。また、該プレーヤ部4には、カート
リッジケース201の当接により、該ターンテーブル2
20上にディスクが装着されたことを検出するディスク
装着完了センサー216eが設けられている。
【0029】また、前記ストッカ5は、ディスクを収納
する4つの収納領域である収納部50a〜50dを上下
方向に積層した直方体状のケースであり、前記ディスク
挿入口212から見て前記キャリア3よりもさらに奥側
に昇降可能に配置されている。前記収納部50a〜50
dは、識別番号#1〜#4に区別され、収納部50aを
#4、収納部50bを#1、収納部50cを#2、収納
部50dを#3とする。尚、該識別番号#1〜#4は、
後述するストックモード時の収納順序に対応するもので
あり、#1から順次に#2、#3、#4の順序としてい
る。
【0030】各収納部50a〜50dには、手前側にデ
ィスクが挿入可能な開口部が形成され、これら各開口部
の奥側にディスクを水平に収納可能なスペースが設けら
れている。各収納部50a〜50dには、ディスクの収
納完了を検出する収納媒体検出手段であるストック完了
センサー(51a〜51d)と、バネの付勢力によりデ
ィスクの排出又は吸引を行うディスク排出吸引機構(図
示せず)とが夫々設けられている。
【0031】尚、前記ディスク挿入口212に開閉自在
に設けられた開閉ドア217は、前記キャリア3が該デ
ィスク挿入口212に対向する位置にある時にロック解
除状態とし、前記キャリア3が収納部50aの開口部に
対向する位置以外にある時にロック状態としている。従
って、該キャリア3が待機状態である場合には、該キャ
リア3は前記収納部50bの開口部に対向する位置にあ
り、前記開閉ドア217をロック状態にして、キャリア
待機時における該MD装置内への異物侵入を防止するよ
うにしている。
【0032】また、前記機器ケース1の正面部には、操
作入力を行う操作手段又は情報表示機能を備えた前面パ
ネルが設けられている。図3は該前面パネルを示す平面
図である。
【0033】図3において、102は挿入したディスク
を装置内のストッカ5に収納する収納指令を入力するス
トックキーである。103乃至106は各収納部(50
a〜50d)に収納した4枚のディスク、もしくは、こ
れら各収納部(50a〜50d)を特定するための媒体
指定であるMD指定キー(以下、単にNo.キーと称す
る)であり、107は予備記録媒体である5枚目のディ
スクを指定するための予備媒体指定である予備MD指定
キーα(以下、単にαキーと称する)である。103a
乃至107aは、各キーに設けられたLEDインジケー
タ(以下、単にNo.ランプと称する)である。尚、N
o.キー103は収納部50aに係るディスク指定、N
o.キー104は収納部50bに係るディスク指定、N
o.キー105は収納部50cに係るディスク指定、N
o.キー106は収納部50dに係るディスク指定のキ
ーである。
【0034】108はディスクを演奏する場合の演奏指
令を入力するプレイ/ポーズキーであり、プレイ中でな
いときにこのキーを押下すると、プレイモードとなり、
ディスクのプレイ中にこのキーを押下するとポーズモー
ド又はストップモードとなる。109乃至111は特殊
なプレイモードを設定する入力キーであり、RPTキー
109は繰り返し演奏するリピート演奏モードを、RD
Mキー110は各ディスク及び/あるいは各トラック
(曲)をランダムに演奏するランダム演奏モードを、S
CNキー111は各トラックの最初の部分だけを次々に
演奏するスキャン(サーチ)演奏モードを設定するもの
である。
【0035】112は一つ先のトラックの演奏の指令を
入力するキーであり、113は一つ後のトラックの演奏
の指令を入力するキーである。114及び115は早送
りキー及び早戻しキーであり、プレイモード中にこのキ
ーを押下すると、いわゆるキュー/レビューによるサー
チ演奏となる。116はディスクをイジェクト、すなわ
ち排出する排出指令を入力するイジェクトキーである。
117は該装置の動作状態を表示するLCD表示器であ
る。該表示器117は例えば最大15桁の文字、記号、
数字を表示することができる。
【0036】尚、このように構成されたMD装置は、本
出願人により特願平4−329694、特願平4−28
0052及び実願平4−82016として出願されてい
る。
【0037】では、次に該MD装置を制御する制御部、
及び信号処理部について説明する。図4は該制御部及び
信号処理部の構成を示すブロック図である。尚、スピン
ドルモータ219、ターンテーブル220、ピックアッ
プ221、ディスク本体202及び表示器117は既に
述べたので説明を省略する。
【0038】図4において、222は前記ピックアップ
221から出力される高周波信号を増幅するRFアン
プ、223は該RFアンプ222から得られる信号をデ
ジタル信号に変換すると共に、所定の処理を行う信号処
理部である。224は該信号処理部223からのデータ
をメモリ225に書き込み、また読み出すためのメモリ
コントローラである。224Aはメモリ225より読み
出された圧縮データを伸長する音声圧縮/伸長部であ
る。尚、図示されていないが、当該MD装置内に磁気ヘ
ッドを設け、記録可能な構成とした場合、この音声圧縮
/伸長部224Aは音声信号を圧縮し、この圧縮音声信
号を該磁気ヘッドに送出する。226は音声データに種
々の音響補正を施すデジタルフィルタ、227はデジタ
ル信号である音声データをアナログ信号に変換して、ア
ナログ音声信号を送出するD/Aコンバータ、228は
該アナログ音声信号を増幅するオーディオアンプ、22
9は該増幅されたアナログ音声信号を音声出力するスピ
ーカである。
【0039】230は前記RFアンプ222からの読取
同期信号成分、その他の信号を受けて、駆動制御信号を
生成するサーボ処理部である。231は該サーボ処理部
230からの駆動制御信号により、前記ピックアップ2
21の光ビームの照射手段、トラッキングアクチュエー
タ、フォーカスアクチュエータ(いずれも図示せず)を
駆動する駆動信号を生成するドライバー、232は前記
サーボ処理部230からの駆動制御信号に応じて、前記
スピンドルモータ219等のメカ駆動機構を駆動させる
駆動信号を生成するドライバーである。
【0040】233はこの装置を制御するとともに、ヘ
ッドユニット(図示せず)と通信を行う制御手段として
のCPUである。234は図3に示す前面パネルに設け
られたキーの入力を受けて、その入力データをCPU2
33に供給するキー入力インターフェースである。23
5はCPU233によって制御されるディスクローディ
ング機構であり、上記した各種センサー(216a〜2
16e)及びアクチュエータ等により構成され、キャリ
ア3の動作を制御する。236はCPU233によって
制御されるディスクストック機構であり、ストック完了
センサー(51a〜51d)及びアクチュエータ等によ
り構成され、ストッカ5の動作を制御する。また、23
7はCPU233から出力される表示データに基づいて
表示器117を駆動する表示用ドライバーである。尚、
この例は再生のみを対象としたものであるが、磁気ヘッ
ドを設けるようにすれば記録/再生システムの構成とな
ることはいうまでもない。
【0041】次に該MD装置におけるCPU233の動
作を図5乃至図18のフローチャートに基づいて説明す
る。図5は該MD装置のCPU233における主な処理
動作を示すメインルーチンのフローチャートである。
【0042】図5において該MD装置への電源がONさ
れると、前記ストッカ5の各収納部(50a〜50d)
及びキャリア3内にあるディスクに係るディスクデータ
が、車両のバックアップ電源にて前記メモリ225に保
持されているか否かを判定する(ステップS1)。
【0043】ディスクデータが保持されていなければ、
前記ディスク挿入センサー216a、ローディング完了
センサー216b、イジェクトセンサー216c、ディ
スク抜取センサー216d、ディスク装着完了センサー
216e、ストック完了センサー(51a〜51d)等
の各センサーにより前記収納部(50a〜50d)及び
キャリア3内にあるディスクを検知してディスクデータ
を作成し、該ディスクデータ(ストッカ5のどの収納部
にディスクが収納されているか等を示すデータ)を前記
メモリ225に記憶させる(ステップS2)。
【0044】次にストックキー102が押下されたか否
かを判定する(ステップS3)。ストックキー102が
押下されたのでなければ、イジェクトキー116が押下
されたか否かを判定する(ステップS4)。イジェクト
キー116が押下されたのでなければ、プレイキー10
8が押下されたか否かを判定する(ステップS5)。プ
レイキー108が押下されたのでなければ、ステップS
3に移行する。
【0045】また、ステップS1にてディスクデータが
保持されているのであれば、ステップS3に移行する。
【0046】また、ステップS3にてストックキー10
2が押下されたのであれば、ディスクを前記ストッカ5
に収納するストックモードに移行してから(ステップS
6)、ステップS4に移行する。
【0047】また、ステップS4にてイジェクトキー1
16が押下されたのであれば、ディスクをMD装置内か
ら排出させるイジェクトモードに移行してから(ステッ
プS7)、ステップS5に移行する。
【0048】また、ステップS5にてプレイキー108
が押下されたのであれば、ディスクの再生等を行うプレ
イモードに移行してから(ステップS8)、ステップS
3に移行する。
【0049】では、次に各イジェクトモード、ストック
モード、プレイモードにおけるCPU233の処理動作
について説明する。
【0050】では、図6乃至図8に基づいてイジェクト
モードにおけるCPU233の処理動作について説明す
る。
【0051】図6においてαフラグが“1”であるか否
か判定する(ステップS11)。
【0052】では、このαフラグについて説明する。図
5に示したようにストックキー102が入力されると、
ストックモードに移行し、後述するようにストッカ5の
収納部(50a〜50d)を指定するNo.キー(10
3〜106)の入力待ちの状態となるが、この際にαキ
ー107(図3)が入力されると、前記ディスク挿入口
212より挿入されたディスクは、仮に収納部(50a
〜50d)のいずれかが空き状態であっても、これら収
納部には収納されず、直接プレーヤ部4上に装着され
る。そして、αフラグが“1”となり、該ディスクは、
該MD装置内から排出されるまで、これらの収納部に収
納されることはない。
【0053】従って、αフラグが“1”のときは各収納
部(50a〜50d)にディスクが収納されていても、
これらのディスクに対するアクセスは禁止され、記録及
び/あるいは再生は、αキー107により直接プレーヤ
部4上に装着されたディスクに対するものだけとなる。
【0054】αフラグが“1”のときにイジェクトキー
116が入力されると、α指定されたディスク(つまり
プレーヤ部4上に装着されたディスク)が該MD装置内
から即座に排出され、αフラグは“0”となる。αフラ
グが“0”になれば、各収納部(50a〜50d)に収
納された任意のディスクを引き出して、該ディスクに対
するアクセスが再び可能となる。
【0055】このようにαフラグが“1”のときは、当
該MD装置が複数のディスクを収納可能とする、いわゆ
るオートチェンジャー装置であるにもかかわらず、αキ
ー107の入力により指定された一枚のディスクを収容
する一枚ものプレーヤとして機能することとなる。
【0056】尚、後述するがストックモードとなった後
に、ストッカ5の収納部(50a〜50d)が満杯であ
るにもかかわらず、ディスクを当該MD装置内に挿入し
た場合には、自動的にαフラグが“1”となる。
【0057】上記のように説明したαフラグをふまえて
図6に戻る。
【0058】ステップS11にてαフラグが“1”であ
れば、イジェクトモードに移行したことをユーザーに通
知する“EJECT MODE”を表示させ(ステップ
S12)、該キャリア3内のディスクがプレイ中である
か否かを判定する(ステップS13)。
【0059】該ディスクがプレイ中であれば、該プレイ
動作を停止させ(ステップS14)、該ディスクをイジ
ェクト処理してリロード位置に待機させる(ステップS
15)。次にイジェクト処理が完了したことをユーザー
に通知する“EJECT END”を表示させ(ステッ
プS16)、該CPU233内部の図示せぬタイマーを
スタートさせ(ステップS17)、図7に示すE1に移
行する。尚、前記タイマーは、所定時間、例えば10秒
間を監視しているものとする。
【0060】図7に示すE1において現在リロード位置
にあるディスクが引抜かれたか否かを判定する(ステッ
プS31)。該リロード位置にあるディスクが引抜かれ
たのでなければ、該リロード位置にあるディスクが押込
まれたか否かを判定する(ステップS32)。該ディス
クが押込まれたのであれば、ローディング準備完了をユ
ーザーに通知する“STOCK LOAD”を表示させ
(ステップS33)、該ディスクをローディング処理し
てキャリア3内に収容させ(ステップS34)、αフラ
グが“1”であるか否かを判定する(ステップS3
5)。
【0061】αフラグが“1”であれば、ディスクをプ
レーヤ部4に装着させ(ステップS36)、表示中の
“STOCK LOAD”を消灯させ(ステップS3
7)、メインルーチンに移行する。
【0062】また、ステップS31にてディスクが引抜
かれたのであれば、後述する図8に示すE2に移行す
る。
【0063】また、ステップS32にてディスクが押込
まれたのでなければ、ステップS17にてスタートした
タイマーが10秒間経過したか否かを判定する(ステッ
プS38)。10秒が経過したのでなければ、ステップ
S31に移行し、また、10秒が経過したのであれば、
“STOCK LOAD”を表示させ(ステップS3
9)、該ディスクをローディング処理してキャリア3内
に収容させ(ステップS40)、αフラグが“1”であ
るか否かを判定する(ステップS41)。αフラグが
“1”であれば、ステップS36に移行する。尚、ステ
ップS41にてαフラグが“1”であれば、ステップS
36にてディスクをプレーヤ部4に装着させるようにし
たが、該ディスクをプレーヤ部4以外の位置に配置する
ようにしても良い。
【0064】また、ステップS41にてαフラグが
“1”でなければ、該キャリア3内に収容されたディス
クを、前記メモリ225に記憶されたディスクデータに
基づいて元の収納部(以前、そのディスクが収納されて
いた収納部)に収納させ(ステップS42)、該キャリ
ア3を待機位置に移動させ(ステップS43)、ステッ
プS37に移行する。また、ステップS35にてαフラ
グが“1”でなければ、図中のE5に移行する。尚、ス
テップS43にて該キャリア3を待機位置に移動させる
ようにしたが、他の位置に移動させるようにしても良
い。
【0065】また、図6に示すステップS11にてαフ
ラグが“1”でなければ、該MD装置内にディスクがあ
るか否かを判定する(ステップS18)。該MD装置内
にディスクがなければ、ユーザーにディスクが無いこと
を通知する“NO DISC”を表示させ(ステップS
21)、メインルーチンに移行する。
【0066】また、ステップS18にて該MD装置内に
ディスクがあるのであれば、“EJECT MODE”
を表示させ(ステップS19)、該MD装置内にディス
クが複数枚あるか否かを判定する(ステップS20)。
ディスクが複数枚でなければ、ステップS13に移行
し、ディスクが複数枚であれば図8に示すE3に移行す
る。
【0067】図8に示すE3において、イジェクトキー
116が押下されたか否かを判定する(ステップS5
1)。イジェクトキー116が押下されたのでなけれ
ば、プレイキー108が押下されたか否かを判定する
(ステップS52)。プレイキー108が押下されたの
でなければ、ストックキー102が押下されたか否かを
判定する(ステップS53)。
【0068】ステップS52にてプレイキー108が押
下されたのであれば、図5のプレイモード(ステップS
8)に移行する。また、ステップS53にてストックキ
ー102が押下されたのであれば、図5のストックモー
ド(ステップS6)に移行する。
【0069】ステップS53にてストックキー102が
押下されたのでなければ、αキー107又はNo.キー
(103〜106)が押下されたか否かを判定する(ス
テップS54)。αキー107又はNo.キー(103
〜106)が押下されたのでなければ、ステップS51
に移行する。また、ステップS54にてαキー107又
はNo.キー(103〜106)が押下されたのであれ
ば、該押下されたNo.キー(103〜106)に対応
する収納部(50a〜50d)のディスク、又該押下さ
れたαキー107に相当するαディスクがあるか否か判
定する(ステップS55)。
【0070】No.キー(103〜106)に対応した
収納部(50a〜50d)のディスク、又はαキー10
7に相当するαディスクがなければ、該当ディスクが無
いことをユーザーに通知する“NO DISC”を表示
させ(ステップS65)、ステップS51に移行する。
【0071】また、ステップS55にてNo.キー(1
03〜106)に対応した収納部(50a〜50d)の
ディスク、又は前記αキー107に相当するαディスク
があれば、現在、キャリア3内にディスクがあるか否か
を判定する(ステップS56)。
【0072】該キャリア3内にディスクがあるのであれ
ば、前記押下されたNo.キー(103〜106)に対
応した収納部(50a〜50d)のディスク、又は前記
押下されたαキー107に相当するαディスクと、該キ
ャリア3内のディスクとが同一であるか否かを判定する
(ステップS57)。
【0073】該キャリア3内のディスクが同一でなけれ
ば、該キャリア3内のディスクを元の収納部に収納させ
(ステップS58)、前記押下されたNo.キー(10
3〜106)に対応する収納部(50a〜50d)のデ
ィスク、又は前記押下されたαキー107に相当するα
ディスクをキャリア3内に収容させ(ステップS5
9)、図6に示すE4に移行する。
【0074】また、ステップS56にてキャリア3内に
ディスクがなければ、ステップS59に移行する。ま
た、ステップS57にてキャリア3内のディスクが同一
でなければ、図6に示すE4に移行する。
【0075】また、前述した図7におけるステップS3
1にてディスクが引抜かれたのであれば、図8に示すE
2に移行するのであるが、図8に示すE2においては、
キャリア3を待機位置(収納部50bに対向する位置)
に移動させ(ステップS60)、ステップS31にて引
抜かれたディスクがαディスクであるか否かを判定する
(ステップS61)。αディスクであれば、現在のαフ
ラグを“0”にして(ステップS62)、引き抜かれた
ディスクに対応するNo.ランプ(103a〜107
a)を消灯させ(ステップS63)、表示中の“EJE
CT MODE”を消灯させ(ステップS64)、メイ
ンルーチンに移行させる。また、ステップS61にて引
き抜かれたディスクがαディスクでなければ、ステップ
S63に移行する。また、ステップS51にてイジェク
トキー116が押下されたのであれば、ステップS64
に移行する。
【0076】従って、上記イジェクトモードによれば、
イジェクトモード時に該MD装置内にある任意のディス
クを前記No.キー(103〜106)又はαキー10
7を押下して任意のディスクを選択し、各選択された任
意のディスクに対してイジェクト処理を行ってから、該
イジェクトモードを終了するようにしたので、ディスク
をイジェクトする毎に該イジェクトモードを終了させる
入力操作を省くことができる。
【0077】また、該MD装置内にディスクが一枚しか
ない場合には、イジェクトモードに移行すると、無条件
に該一枚のディスクをイジェクト処理させるようにした
ので、前記No.キー(103〜106)又はαキー1
07によるディスク選択操作を省くことができる。
【0078】では、次に第1実施例のストックモードに
おけるCPU233の処理動作を図9及び図11に基づ
いて説明する。
【0079】図9においてαフラグが“1”であるか否
かを判定する(ステップS71)。αフラグが“1”で
なければ、ストックモードに移行したことをユーザーに
通知する“STOCK MODE”を表示させ(ステッ
プS72)、キャリア3内にディスクがあるか否かを判
定する(ステップS73)。
【0080】キャリア3内にディスクがあれば、ユーザ
ーに待機を促す“WAIT”を表示させ(ステップS7
4)、現在プレイ中であるか否かを判定する(ステップ
S75)。プレイ中であれば、該プレイ動作を停止させ
(ステップS76)、該ディスクを元の収納部(ディス
ク取出し前に収納されていた収納部)内に収納させる
(ステップ77)。
【0081】次にキャリア3を待機位置へ移動させて
(ステップS78)、ストック準備完了をユーザーに通
知する“STOCK STANDBY”を表示させて
(ステップS79)、図10に示すM1に移行する。
【0082】図10のM1において、ストックキー10
2が押下されたか否かを判定する(ステップS91)。
ストックキー102が押下されたのでなければ、プレイ
キー108が押下されたか否かを判定する(ステップS
92)。プレイキー108が押下されたのでなければ、
イジェクトキー116が押下されたか否かを判定する
(ステップS93)。イジェクトキー116が押下され
たのでなければ、αキー107又はNo.キー(103
〜106)が押下されたか否かを判定する(ステップS
94)。
【0083】No.キー(103〜106)又はαキー
107が押下されたのでなければ、ステップS91に移
行し、また、ステップS94にてNo.キー(103〜
106)又はαキー107が押下されたのであれば、該
押下されたNo.キー(103〜106)に対応する収
納部(50a〜50d)のディスク、又は押下されたα
キー107に対応するαディスクがあるか否かを判定す
る(ステップS95)。該押下されたNo.キー(10
3〜106)に対応する収納部(50a〜50d)のデ
ィスク、又は押下されたαキー107に相当するαディ
スクがあれば、該押下されたNo.キー(103〜10
6)に対応する収納部(50a〜50d)内に収納され
るディスクがあることをユーザーに通知する“DIS
C”を表示させ(ステップS99)、ステップS91に
移行する。また、該押下されたNo.キー(103〜1
06)に対応する収納部(50a〜50d)のディス
ク、又はαディスクがなければ、該押下されたNo.キ
ー(103〜106)に対応する収納部(50a〜50
d)が空き収納部であり、該空き収納部にディスクが収
納可能である旨をユーザーに通知する“STOCK L
OAD”を表示させ(ステップS96)、キャリア3を
ディスク挿入口212に対向する挿入口位置へ移動させ
て(ステップS97)、ディスクがディスク挿入口21
2から挿入されたか否かを判定する(ステップS9
8)。ディスクが挿入されたのであれば、図11に示す
M2に移行する。
【0084】また、ステップS91にてストックキー1
02が押下されたのであれば、表示中の“STOCK
STANDBY”を消灯させ(ステップS101)、メ
インルーチンに移行する。また、ステップS92にてプ
レイキー108が押下されたのであれば、図5のプレイ
モード(ステップS8)に移行する。また、ステップS
93にてイジェクトキー116が押下されたのであれ
ば、図5のイジェクトモード(ステップS7)に移行す
る。
【0085】また、ステップS98にてディスクが挿入
されたのであれば、該ディスクをローディング処理して
キャリア3内に収容させ、図11に示すM2に移行する
のであるが、図11に示すM2において、該挿入された
ディスクがαディスクであるか否かを判定する(ステッ
プS111)。αディスクであれば、αフラグを“1”
にして(ステップS112)、αキー107に該当する
No.ランプ107aを点灯させ(ステップS11
3)、後述する図17に示すP1に移行する。
【0086】また、ステップS111にて該挿入された
ディスクがαディスクでなければ、該No.キー(10
3〜106)に該当する収納部(50a〜50d)に該
ディスクを収納させ(ステップS114)、当該収納部
(50a〜50d)に対応したNo.キー(103〜1
06)に該当するNo.ランプ(103a〜106a)
を点灯させ(ステップS115)、現在のキャリア3の
位置が待機位置へと移動させ(ステップS116)、表
示中の“STOCK STANDBY”を消灯させ(ス
テップS117)、メインルーチンに移行する。
【0087】また、図9においてステップS73にてキ
ャリア3内にディスクがなければ、該キャリア3は待機
位置にあるか否かを判定する(ステップS80)。キャ
リア3が待機位置でなければ、ユーザーに待機を促す
“WAIT”を表示させ(ステップS81)、ステップ
S78に移行する。また、ステップS80にてキャリア
が待機位置にあれば、ステップS79に移行する。
【0088】また、ステップS71にてαフラグが
“1”であれば、ストッカ5内に収納されずに直接プレ
ーヤ部4上に装着されるディスク(αディスク)である
ことをユーザーに通知する“α−DISC”を表示させ
(ステップS91)、メインルーチンに移行する。
【0089】上記第1実施例のストックモードによれ
ば、ストックモード時に任意の収納部を選択する前記N
o.キー(103〜106)を押下して任意の収納部
(50a〜50d)を選択し、各選択された任意の収納
部(50a〜50d)に対してディスクを収納して、該
ストックモードを終了させるようにしたので、ディスク
を収納する毎にストックモードを終了させる入力操作を
省くことができる。
【0090】だが、第1実施例のストックモードによれ
ば、αディスクをローディングすると、直ぐに曲の先頭
から再生が行われてしまうので、ユーザーの曲の選択行
為ができず使い勝手に問題が生じる。
【0091】そこで、このような事態を打開するために
第2実施例のストックモードが考えられる。
【0092】では、次に第2実施例のストックモードに
おけるCPU233の処理動作を図9、図10及び図1
2に基づいて説明する。尚、第1実施例のストックモー
ドにおける処理動作と重複するものには、同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0093】第2実施例のストックモードにおける処理
動作は、第1実施例のストックモードにおける処理動作
に加えて、αディスクにおける識別情報であるTOC情
報を予めメモリ225に記憶した後、ポーズ状態にして
おくことである。尚、前記TOC情報とは、Table of C
ontents の略称であり、例えばアルバム名、アーティス
ト名、曲毎の演奏時間、演奏トータル時間や製造番号等
といったディスク固有の識別情報である。
【0094】図9においてステップS71乃至ステップ
S82の処理動作を行ってから、図10に示すM1に移
行し、図10のM1にてステップS91乃至ステップS
97の処理動作を行い、ステップS98にてディスクが
ディスク挿入口212に挿入されたのであれば、図12
に示すM3に移行する。
【0095】図12に示すM3において該挿入されたデ
ィスクがαディスクであるか否かを判定する(ステップ
S121)。該挿入されたディスクがαディスクであれ
ば、αフラグを“1”にして(ステップS122)、α
キー107に該当するNo.ランプ107aを点灯させ
(ステップS123)、該αディスクをプレーヤ部4に
装着させる(ステップS124)。
【0096】次に該プレーヤ部4に装着されたαディス
クのTOC情報を読込ませ、該TOC情報をメモリ22
5に記憶させ(ステップS125)、該ディスクにおけ
る曲頭のアドレスで一時停止させ(ステップS12
6)、タイマーをスタートさせ(ステップS127)、
一時停止の解除をユーザーに促す“ポーズを解除して下
さい”を表示させる(ステップS128)。
【0097】次にタイマーにて所定時間が経過したか否
かを判定する(ステップS129)。所定時間が経過し
たのであれば、後述する図17に示すP1に移行する。
また、所定時間が経過したのでなければ、プレイキー1
08が押下されたか否かを判定する(ステップS13
0)。プレイキー108が押下されたのでなければ、ス
トップキー117が押下されたか否かを判定する(ステ
ップS131)。ストップキー117が押下されたので
あれば、ポーズ動作を解除、すなわち停止させ(ステッ
プS132)、メインルーチンに移行する。尚、ステッ
プS129にて所定時間が経過したのであれば後述する
図17に示すP1に移行するようにしたが、停止するよ
うにしても良い。
【0098】また、ステップS130にてプレイキー1
08が押下されたのであれば、後述する図17に示すP
1に移行し、ステップS131にてストップキー117
が押下されたのでなければ、ステップS129に移行す
る。
【0099】また、ステップS121にて挿入されたデ
ィスクがαディスクでなければ、図10におけるステッ
プS94にて指定された該No.キー(103〜10
6)に該当する収納部(50a〜50d)に該ディスク
を収納させ(ステップS133)、当該収納部(50a
〜50d)に対応したNo.キー(103〜106)に
該当するNo.ランプ(103a〜106a)を点灯さ
せ(ステップS134)、キャリア3を待機位置に移動
させ(ステップS135)、表示中の“STOCK S
TANDBY”を消灯させ(ステップS136)、メイ
ンルーチンに移行する。
【0100】従って、上記第2実施例のストックモード
によれば、第1実施例の効果はもちろんのこと、ディス
クのプレーヤ部4装着時に該αディスクのTOC情報を
読込んで、該TOC情報をメモリ225に記憶した後、
ポーズするようにしたので、例えばプレイを実行する前
に選曲動作を行うことができて、使い勝手が良い。
【0101】また、第1実施例のストックモードによれ
ば、各収納部(50a〜50d)内に収納する各ディス
クにおけるTOC情報の読込みは、各ディスクを再生す
る際にTOC情報を読み込むようにしていたので、少な
くとも収納後、最初に再生を行う際にはTOC読込み時
間が必要であり、時間が掛かるといった事態が生じた。
【0102】そこで、このような事態を打開するために
第3実施例のストックモードが考えられている。
【0103】では、次に該第3実施例のストックモード
におけるCPU233の処理動作を図9、図10及び図
13に基づいて説明する。尚、第1実施例のストックモ
ードにおける処理動作と重複するものには、同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0104】第3実施例のストックモードにおける処理
動作は、第1実施例のストックモードにおける処理動作
に加えて、各収納部(50a〜50d)に収納する各デ
ィスクのTOC情報を予めメモリ225に記憶しておく
ことである。
【0105】図9においてステップS71乃至ステップ
S82の処理動作を行ってから、図10に示すM1に移
行し、図10のM1にてステップS91乃至ステップS
97の処理動作を行い、ステップS98にてディスクが
ディスク挿入口212に挿入されたのであれば、図13
に示すM4に移行する。
【0106】図13に示すM4において、ステップS9
8にて挿入されたディスクがαディスクであるか否かを
判定する(ステップS141)。αディスクであれば、
αフラグを“1”にし(ステップS142)、該αキー
107に該当するNo.ランプ107aを点灯させ(ス
テップS143)、後述する図17に示すP1に移行す
る。
【0107】また、ステップS141にてαディスクで
なければ、該ディスクをプレーヤ部4に装着させ(ステ
ップS144)、該ディスクにおけるTOC情報と、該
ディスクがPRE−Mタイプであるか又はRECORD
ABLEタイプであるかを識別するディスク情報とを読
み込んでメモリ225に記憶保持させ(ステップS14
5)、該記憶保持されたTOC情報の内容、例えば該デ
ィスクに記録されているアルバム名や、その演奏トータ
ル時間等を表示させる(ステップS146)。
【0108】次にステップS94にて指定されたNo.
キー(103〜106)に対応する収納部(50a〜5
0d)に該ディスクを収納させ(ステップS147)、
当該指定されたNo.キー(103〜106)に該当す
るNo.ランプ(103a〜106a)を点灯させ(ス
テップS148)、キャリア3を待機位置に移動させ
(ステップS149)、表示中の“STOCK STA
NDBY”を消灯させ(ステップS150)、メインル
ーチンに移行させる。もちろん、この第3実施例におい
ても、第2実施例のようにαディスク挿入後はTOC情
報を読み取って、ポーズ状態とするようにしても良い。
【0109】従って、上記第3実施例のストックモード
によれば、第1実施例の効果はもちろんのこと、ディス
クを各収納部(50a〜50d)に収納する際に、まず
当該収納するディスクを前記プレーヤ部4に装着し、各
ディスクのTOC情報を読込んで、該TOC情報をメモ
リ225に記憶してから各収納部(50a〜50d)に
収納するようにしたので、前記収納部(50a〜50
d)に収納した各ディスクを再生する際には、該メモリ
225に格納したTOC情報に基づいて、TOC情報を
利用した選曲機能動作等を敏速に行うことができる。
【0110】ところで、第1実施例のストックモードに
よれば、各収納部(50a〜50d)にディスクを収納
する場合には、No.キー(103〜106)にて所望
の収納部(50a〜50d)を指定しなければならない
といった事態が生じた。
【0111】そこで、このような事態を打開するために
第4実施例のストックモードが考えられる。
【0112】では、次に該第4実施例のストックモード
におけるCPU233の処理動作を図14乃至図16に
基づいて説明する。尚、第1実施例のストックモードに
おける処理動作と重複するものには、同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0113】第4実施例のストックモードにおける処理
動作は、第1実施例のストックモードにおける処理動作
に加えて、各ディスクを所定の収納順序で順次に各収納
部(50a〜50d)に収納するようにしたものであ
る。
【0114】図14においてステップS71乃至ステッ
プS77の処理動作を行った後、キャリア3をディスク
挿入口212と対向する挿入口位置へと移動させ(ステ
ップS161)、“STOCK LOAD”を表示させ
(ステップS162)、図15に示すM5に移行する。
また、ステップS73にてキャリア3内にディスクがな
ければ、キャリア3が挿入口位置にあるか否かを判定す
る(ステップS163)。該キャリア3が挿入口位置で
なければ、“WAIT”を表示させ(ステップS16
4)、ステップS161に移行する。また、該キャリア
3が挿入口位置であれば、ステップS162に移行す
る。
【0115】図15に示すM5において、ストックキー
102が押下されたか否かを判定する(ステップS17
1)。ストックキー102が押下されたのでなければ、
プレイキー108が押下されたか否かを判定する(ステ
ップS172)。プレイキー108が押下されたのでな
ければ、イジェクトキー116が押下されたか否かを判
定する(ステップS173)。イジェクトキー116が
押下されたのでなければ、αキー107が押下されたか
否かを判定する(ステップS174)。αキー107が
押下されたのでなければ、前記ディスク挿入口212よ
りディスクが挿入されたか否かを判定する(ステップS
175)。
【0116】ディスクが挿入されたのでなければ、ステ
ップS171に移行し、また、ディスクが挿入されたの
であれば、ストッカ5が満杯であるか否かを判定する
(ステップS176)。該ストッカ5が満杯であれば、
αフラグを“1”にし(ステップS177)、αキー1
07に対応するNo.ランプ107aを点灯させ(ステ
ップS178)、図17に示すP1に移行する。
【0117】また、ステップS171にてストックキー
102が押下されたのであれば、図16に示すM6に移
行する。また、ステップS172にてプレイキー108
が押下されたのであれば、図5に示すプレイモード(ス
テップS8)に移行し、ステップS173にてイジェク
トキー116が押下されたのであれば、図5に示すイジ
ェクトモード(ステップS7)に移行し、ステップS1
74にてαキー107が押下されたのであれば、ステッ
プS177に移行する。
【0118】また、ステップS176にてストッカ5が
満杯でなければ、図16に示すM7に移行する。
【0119】図16に示すM7において、#1(収納部
50b)内にディスクがあるか否かを判定する(ステッ
プS181)。#1内にディスクがなければ、該#1内
に該挿入されたディスクを収納させ(ステップS18
2)、ディスクが収納された収納部(収納部50a〜5
0d)に該当するNo.ランプ(103a〜106a)
を点灯させる(ステップS183)。表示中の“STO
CK LOAD”を消灯させ(ステップS184)、現
在のキャリア3の位置が待機位置であるか否かを判定す
る(ステップS185)。現在のキャリア3の位置が待
機位置でなければ、キャリア3の位置を待機位置へと移
動させ(ステップS186)、メインルーチンに移行す
る。また、ステップS185にて現在のキャリア3の位
置が待機位置であれば、メインルーチンに移行する。
【0120】また、ステップS181にて#1(収納部
50b)内にディスクがあれば、#2(収納部50c)
内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS18
7)。#2内にディスクがなければ、#2内に前記挿入
されたディスクを収納させ(ステップS188)、ステ
ップS183に移行する。また、ステップS187にて
#2(収納部50c)内にディスクがあれば、#3(収
納部50d)内にディスクがあるか否かを判定する(ス
テップS189)。#3内にディスクがなければ、#3
内に前記挿入されたディスクを収納させ(ステップS1
90)、ステップS183に移行する。また、ステップ
S189にて#3(収納部50d)内にディスクがあれ
ば、#4(収納部50a)内に前記挿入されたディスク
を収納させ(ステップS191)、ステップS180に
移行する。
【0121】従って、上記第4実施例のストックモード
によれば、第1実施例の効果はもちろんのこと、No.
キー(103〜106)によるキー選択を必要とするこ
となく、ディスクを予め設定された所定の収納順序で敏
速に各収納部(50a〜50d)に収納することができ
る。
【0122】第4実施例のストックモードにおいては、
所定の収納順序としてストッカ5の上から二番目の収納
部50bを#1、三番目の収納部50cを#2、四番目
の収納部50dを#3、一番目の収納部50aを#4と
してある。
【0123】尚、前記ディスク挿入口212における開
閉ドア217の開閉は、前記収納部50aの対向位置、
すなわちディスク挿入口212の対向位置である挿入口
位置に前記キャリア3がある場合、前記ディスク挿入口
212を開状態にしている。前記収納部50aに収納さ
れたディスクを再生するような場合、前記キャリア3は
待機位置から挿入口位置に移動して前記ディスク挿入口
212を開状態にし、該開状態のディスク挿入口212
から該MD装置内に異物が侵入するといった場合も考え
られる。
【0124】そこで、所定の収納順序で自動的にディス
クを収納する第4実施例のストックモード時において
は、前記収納部50aを#4とし、すなわち該収納部5
0aに対して一番最後にディスクを収納させるようにし
たので、前記ディスク挿入口212が開口して該ディス
ク挿入口212から異物が侵入するといった機会を極力
低減することができる。
【0125】また、該第4実施例のストックモードにお
ける所定の収納順序を次のようにしても良好な効果を上
げることができる。
【0126】まず、前記収納部50aを#1、収納部5
0bを#2、収納部50cを#3、収納部50dを#4
とする収納順序にした場合には、少数枚のディスクを収
納する際にディスク挿入口212に近接した収納部50
aから順次にディスクを収納するようにしたので、該デ
ィスク収納時間が短くて済むという効果がある。
【0127】また、前記収納部50aを#4、収納部5
0bを#3、収納部50cを#2、収納部50dを#1
とする収納順序にした場合には、1枚や2枚といった少
数枚のディスクを前記収納部50c及び収納部50dに
収納することにより、前記収納部50c及び収納部50
dはよりプレーヤ部4に近接しているので、ディスク再
生時においては該収納部50c及び収納部50dに収納
したディスクを敏速にプレーヤ部4に装着することがで
きる。
【0128】また、前記収納部50aを#4、収納部5
0bを#1、収納部50cを#2、収納部50dを#3
とする収納順序にした場合には、前記ディスク挿入口2
12から異物が侵入するといった機会を極力低減しなが
ら、ディスクを各収納部に敏速に収納することができ
る。
【0129】また、前記収納部50aを#4、収納部5
0bを#3、収納部50cを#1、収納部50dを#2
とする収納順序にした場合にも同様の効果を得ることが
できる。
【0130】では、次にプレイモードにおけるCPU2
33の処理動作を図17及び図18に基づいて説明す
る。尚、ディスク再生中にプレイキー108を押下する
と、ストップ又はポーズとなり、さらに押下すると再び
再生が行われる。ストップ又はポーズの際に他のモード
キーが押下されたときは、そのモードに移行する。
【0131】図17においてαフラグが“1”であるか
否かを判定する(ステップS201)。αフラグが
“1”であれば、プレイモードに移行したことをユーザ
ーに通知する“PLAY MODE”を表示させ(ステ
ップS202)、プレーヤ部4上にディスクがあるか否
かを判定する(ステップS203)。プレーヤ部4上に
ディスクがなければ、該ディスクをプレーヤ部4に装着
させ(ステップS204)、プレイ動作に移行させ(ス
テップS205)、αフラグが“1”であるか否かを判
定する(ステップS206)。αフラグが“1”でなけ
れば、該ディスクを元の収納部に戻させ(ステップS2
07)、表示中の“PLAY MODE”を消灯させ
(ステップS208)、メインルーチンに移行する。
【0132】また、ステップS203にてプレーヤ部4
上にディスクがあれば、ステップS205に移行する。
【0133】また、ステップS201にてαフラグが
“1”でなければ、該MD装置内にディスクがあるか否
かを判定する(ステップS209)。MD装置内にディ
スクがなければ、“NO DISC”を表示させ(ステ
ップS210)、メインルーチンに移行する。
【0134】また、ステップS209にてMD装置内に
ディスクがあれば、“PLAY MODE”を表示させ
(ステップS211)、ディスクが複数枚であるか否か
を判定する(ステップS212)。ディスクが複数枚で
なければ、キャリア3内にディスクがあるか否かを判定
する(ステップS213)。キャリア3内にディスクが
あれば、ステップS203に移行する。キャリア3内に
ディスクがなければ、ディスクをキャリア3内に収容さ
せ(ステップS214)、ステップS204に移行す
る。
【0135】また、ステップS212にてディスクが複
数枚あるのであれば、図18に示すP2に移行する。
【0136】図18に示すP2において、プレイキー1
08が押下されたか否かを判定する(ステップS22
1)。プレイキー108が押下されたのでなければ、ス
トックキー102が押下されたか否かを判定する(ステ
ップS222)。ストックキー102が押下されたので
なければ、イジェクトキー116が押下されたか否かを
判定する(ステップS223)。イジェクトキー116
が押下されたのでなければ、No.キー(103〜10
6)又はαキー107が押下されたか否かを判定する
(ステップS224)。No.キー(103〜106)
又はαキー107が押下されたのであれば、該No.キ
ー(103〜106)に対応する収納部(50a〜50
d)の該当ディスク、又はαキー107に相当するαデ
ィスクがあるか否かを判定する(ステップS225)。
該当ディスク、又はαディスクがあれば、現在、キャリ
ア3内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS
226)。キャリア3内にディスクがなければ、ステッ
プS224にて指定された収納部(50a〜50d)の
該当ディスク、又はαディスクをキャリア3内に収容さ
せ(ステップS227)、該ディスクをプレーヤ部4上
に装着させ(ステップS228)、プレイ動作に移行さ
せて(ステップS229)、図17に示すP3に移行す
る。
【0137】また、ステップS221にてプレイキー1
08が押下されたのであれば、図17に示すP3に移行
する。また、ステップS222にてストックキー102
が押下されたのであれば、図5のストックモード(ステ
ップS6)に移行し、また、ステップS223にてイジ
ェクトキー116が押下されたのであれば、図5のイジ
ェクトモード(ステップS7)に移行する。
【0138】また、ステップS224にてNo.キー
(103〜106)又はαキー107が押下されたので
なければ、ステップS221に移行する。また、ステッ
プS225にて該当するディスクがなければ、該当する
ディスクがないことを示す“NO DISC”を表示さ
せ(ステップS230)、ステップS221に移行す
る。
【0139】また、ステップS226にてキャリア3内
にディスクがあれば、該キャリア3内のディスクとステ
ップS224にて指定された収納部(50a〜50d)
の該当ディスクとが同一であるか否かを判定する(ステ
ップS231)。同一であれば、ステップS228に移
行する。また、同一でなければ、該キャリア3内のディ
スクを元の収納部に収納させ(ステップS232)、ス
テップS227に移行する。
【0140】尚、該プレイモードにおいては、図18の
P2の処理に移行してから所定時間が経過したか否かの
判定をステップS221の直前に設け、当該所定時間が
経過したと判定された場合(すなわち、各種キー入力が
ない場合、あるいは受け付けられない場合)に、自動的
に所定の順序で、例えば収納部50aや収納部50dと
いった収納部に収納されたディスクから順番に演奏する
ようにしても良い。
【0141】従って、上記プレイモードによれば、プレ
イモード時に該MD装置内にある任意のディスクを前記
No.キー(103〜106)又はαキー107を押下
して任意のディスクを選択し、各選択された任意のディ
スクに対してプレイ処理を行って該プレイモードを終了
するようにしたので、各ディスクをプレイする毎にプレ
イモードを終了する入力操作を省くことができる。
【0142】また、該MD装置内にディスクが一枚しか
ない場合には、プレイモードに移行すると無条件に該一
枚のディスクをプレイ処理させるようにしたので、前記
No.キー(103〜106)又はαキー107による
ディスク選択操作を省くことができる。
【0143】尚、上記実施例においては、キャリア3と
プレーヤ部4とが独立した構成としたが、他の実施例と
して、プレーヤ部4がキャリア3に組み込まれて一体構
造とする。かかる構成により、プレーヤ部4が図1のY
1及びY2方向に変位するので、キャリア3に装着され
たディスクを迅速に回転駆動することができる。
【0144】また、上記実施例においては、αキー10
7の入力に応じてαフラグを“1”とするようにした
が、ストッカ5が収納不可能な状態、例えば全ての収納
部(50a〜50d)が満杯の場合や、何等かの理由で
ストッカ5が故障した場合等をCPU233が検知して
前記αフラグを“1”とするようにしても良く、殊に該
ストッカ5が故障したことを検知する場合には、該スト
ッカ5の故障状態を検知する故障検知手段を該MD装置
内に設け、該故障検知手段からの検知信号に応じて前記
αフラグを“1”とするようにしても良い。
【0145】また、上記実施例においてはキャリア3の
待機位置を収納部50bの開口部に対向する位置とした
が、当該収納部50bに対向する位置に限らず、前記デ
ィスク挿入口212に対向する位置、すなわち該ディス
ク挿入口212を開口させる位置でなければどこでも良
い。例えば、該待機位置が収納部50cと対向する位置
である場合には、収納順序を収納部50cから収納部5
0d、収納部50a、収納部50bとするようにした
り、収納部50cから収納部50d、収納部50b、収
納部50a等とするようにしても良い。また、前記待機
位置は各収納部(50a〜50d)の対向位置ばかりで
なく、収納部50aと収納部50bとの中間位置や、収
納部50bと収納部50cとの中間位置、収納部50c
と収納部50dとの中間位置、又は収納部50dとプレ
ーヤ部4との中間位置等であっても良い。
【0146】また、上記実施例においては、前記開閉ド
ア215をロック及びロック解除動作を前記キャリア3
の昇降動作に連動して行うようにしたが、前記キャリア
3の昇降動作に限らず、所定入力、例えば電気的指令に
応じて前記開閉ドア215のロック及びロック解除動作
を行うようにしても良いことはいうまでもない。
【0147】また、上記実施例においては、再生専用の
MD装置について述べたが、記録も可能なMD装置につ
いても同じ構成とすることにより、同一の効果を得るこ
とができる。さらに、プレイ/ポーズキー108は、プ
レイ/ストップキーとしても良く、また、ストップキー
やポーズキーをプレイキーとは別に設けても良い。
【0148】また、上記実施例においては最大5枚まで
のディスクが収納可能であるが、前記ストッカ5の収納
部の数を増やすことにより、より多くの枚数のディスク
を収納することができることは言うまでもない。
【0149】また、上記実施例においては、記録媒体を
MDとしたためにMD装置に適用して説明したが、記録
媒体をCD,ビデオディスク等の光記録媒体、又はフロ
ッピーディスク等の磁気記録媒体にすることにより、こ
れら記録媒体を取り扱う装置についても同様に適用可能
であることは言うまでもない。
【0150】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の媒体記
録再生装置によれば、媒体指定に係る動作指令を受けた
ときは、該媒体指定にて指定された記録媒体に対して前
記動作指令を実行させ、該指定された記録媒体に対する
動作指令を終了させるようにしたので、ユーザーは該記
録媒体に対する動作指令実行後に該動作指令を終了させ
る入力操作を省くことができる。
【0151】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
おいて媒体駆動手段が搬送手段と共に変位するので、記
録媒体の装着から駆動までを迅速に行うことができる。
【0152】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は2において該媒体記録再生装置内に記録媒体が一枚し
かない場合には、前記動作指令に応じて該一枚の記録媒
体にに対して無条件に前記動作指令を実行するようにし
たので、記録媒体に対する媒体指定入力操作を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による車載用MDオートチェン
ジャー装置における内部構造の概略を示す断面図であ
る。
【図2】一般的なMDの構成を示す平面図である。
【図3】前面パネルを示す平面図である。
【図4】該車載用MDオートチェンジャー装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】該車載用MDオートチェンジャー装置における
CPUのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】イジェクトモードにおけるCPUの処理動作を
示すフローチャートである。
【図7】イジェクトモードにおけるCPUの処理動作を
示すフローチャートである。
【図8】イジェクトモードにおけるCPUの処理動作を
示すフローチャートである。
【図9】第1実施例のストックモードにおけるCPUの
処理動作を示すフローチャートである。
【図10】第1実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図11】第1実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図12】第2実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図13】第3実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図14】第4実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】第4実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】第4実施例のストックモードにおけるCPU
の処理動作を示すフローチャートである。
【図17】プレイモードにおけるCPUの処理動作を示
すフローチャートである。
【図18】プレイモードにおけるCPUの処理動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
3 キャリア(搬送手段) 4 プレーヤ部(媒体駆動手段) 5 ストッカ(媒体収納手段) 50a〜50d 収納部(収納領域) 102 ストックキー(動作指令) 108 プレイキー(動作指令) 116 イジェクトキー(動作指令) 103〜106 MD指定キー(No.キー;媒体指
定) 233 CPU(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を、識別番号で区別され
    た複数の収納領域に夫々収納する媒体収納手段と、 装着された記録媒体に記録された情報を再生し、又は装
    着された記録媒体に新たな情報を記録する媒体駆動手段
    と、 装着中の記録媒体を、前記媒体収納手段に収納し、又は
    前記媒体駆動手段に装着する搬送手段と、 記録媒体に対する動作指令、前記識別番号に対応する収
    納領域、又は該収納領域に収納中の記録媒体を指定する
    媒体指定を入力する操作手段と、 前記媒体指定に係る動作指令に応じて、該媒体指定にて
    指定された記録媒体に対して前記動作指令を実行させ、
    該指定された記録媒体に対する動作指令を終了させる制
    御手段とを有することを特徴とする媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記媒体駆動手段は、前記搬送手段に組
    み込まれて一体に構成されることを特徴とする請求項1
    記載の媒体記録再生装置。
  3. 【請求項3】 該媒体記録再生装置内の記録媒体が一枚
    しかないことを検出する媒体検出手段を備え、 前記制御手段は、該媒体記録再生装置内に記録媒体が一
    枚しかない場合には、前記動作指令に応じて該一枚の記
    録媒体に対して動作指令を実行させることを特徴とする
    請求項1又は2記載の媒体記録再生装置。
JP23415893A 1993-08-26 1993-08-26 媒体記録再生装置 Pending JPH0765486A (ja)

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JP23415893A JPH0765486A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 媒体記録再生装置

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JP23415893A JPH0765486A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 媒体記録再生装置

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JPH0765486A true JPH0765486A (ja) 1995-03-10

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ID=16966569

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23415893A Pending JPH0765486A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 媒体記録再生装置

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