JP3418767B2 - 媒体記録再生装置 - Google Patents

媒体記録再生装置

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JP3418767B2
JP3418767B2 JP06641394A JP6641394A JP3418767B2 JP 3418767 B2 JP3418767 B2 JP 3418767B2 JP 06641394 A JP06641394 A JP 06641394A JP 6641394 A JP6641394 A JP 6641394A JP 3418767 B2 JP3418767 B2 JP 3418767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を担う記録媒体に
対して記録されている情報の再生又は新たな情報の記録
を行う媒体記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を記録した記録媒体としてコンパク
トディスク(以下、単にCDと称する)が広く知られて
いる。最近では、複数のCDをマガジンと称する収納手
段に収納して、該マガジンを装着したプレーヤを自動車
のトランク内に収納し、体装置を運転席近くに配置す
るCDオートチェンジャー装置が普及してきている。
【0003】一方、近年、保護用のカートリッジケース
に情報記録用ディスクを収納した記録媒体で、光磁気記
録方式のミニディスクカートリッジ(以下、MDと称す
る)が提案されている。該MDは、記録された情報を再
生するばかりでなく、新たに情報を記録したり、既に記
録された情報を書き換えて記録することも可能となって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなMDに対し
て再生又は記録を行う媒体記録再生装置としては、現
在、種々の製品企画がなされている段階である。
【0005】本発明の目的とするところは、MD等の記
録媒体の取扱いにおける簡便性の向上、殊にオートチェ
ンジャー装置として複数のMDを再生又は記録する際の
操作性を良好にする媒体記録再生装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、複数の記録媒体を収納可能な
媒体収納手段と、再生又は記録指令信号に応じて、装着
された記録媒体に記録された情報を再生し、又は装着さ
れた記録媒体に新たな情報を記録する媒体駆動手段と、
記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送する搬送手段と、前
記媒体駆動手段に記録媒体が装着されていることを検出
して第1検出信号を送出する第1検出手段と、記録媒体
に対する再生又は記録指令を入力する操作手段と、前記
再生又は記録指令が入力されたとき、前記第1検出信号
が検出されると、前記記録媒体駆動手段に装着されてい
る記録媒体に対する前記再生又は記録指令信号を送出す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の構
成において、前記制御手段が、記録媒体が前記媒体駆動
手段に装着中であるとき、前記搬送手段に他の記録媒体
を搬送させることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の構成において、前記操作手段が、前記媒体収納手段
に収納されている記録媒体を指定する媒体指定指令を入
力する演奏媒体指定手段を備え、前記制御手段が、前記
第1検出信号が検出されない場合、前記媒体指定指令に
係る記録媒体を前記搬送手段を介して前記媒体駆動手段
に搬送させ、前記再生又は記録指令信号を送出すること
を特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項1又は2記
載の構成において、前記搬送手段に記録媒体が保持され
ていることを検出して第2検出信号を送出する第2検出
手段を備え、前記制御手段が、前記第1検出信号が検出
されずに前記第2検出信号が検出されると、前記搬送手
段に保持中の記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送させ、
前記再生又は記録指令信号を送出することを特徴とす
る。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項4記載の構
成において、前記操作手段が、前記媒体収納手段に収納
されている記録媒体を指定する媒体指定指令を入力する
演奏媒体指定手段を備え、前記制御手段が、前記第1検
出信号及び前記第2検出信号が検出されない場合、前記
媒体指定指令に係る記録媒体を前記搬送手段を介して前
記媒体駆動手段に搬送させ、前記再生又は記録指令信号
を送出することを特徴とする。
【0011】請求項6に係る発明は、請求項3又は5記
載の構成において、前記制御手段が、所定時間内に前記
媒体指定指令の入力がなければ、前記媒体収納手段に収
納されている記録媒体を順次指定し、該指定した記録媒
体を前記搬送手段を介して前記媒体駆動手段に搬送さ
せ、前記再生又は記録指令信号を送出することを特徴と
する。
【0012】請求項7に係る発明は、複数の記録媒体を
収納可能な媒体収納手段と、再生又は記録指令信号に応
じて、装着された記録媒体に記録された情報を再生し、
又は装着された記録媒体に新たな情報を記録する媒体駆
動手段と、記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送する搬送
手段と、記録媒体に対する再生又は記録指令、所定の
録媒体を指定する媒体指定指令を入力する操作手段と、
前記再生又は記録指令に応じて、所定時間内に前記媒体
指定指令の入力がなければ、前記媒体収納手段に収納さ
れている記録媒体を順次指定し、該指定した記録媒体
対する前記再生又は記録指令信号を送出する制御手段と
を有することを特徴とする。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項3、5又は
7記載の構成において、前記制御手段が、前記再生又は
記録指令に応じて、所定時間内に前記媒体指定指令の入
力がなければ、前記媒体収納手段に収納されている記録
媒体を順次指定し、指定された記録媒体に対する前記再
生又は記録指令信号を送出することを特徴とする。
【0014】請求項9に係る発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7又は8記載の構成において、前記操
作手段が、予備の記録媒体を指定する予備媒体指令を入
力する予備媒体指定手段を備え、前記制御手段が、前記
予備媒体指令に係る再生指令又は記録指令に応じて、当
該予備の記録媒体に対する再生又は記録指令信号を送出
し、当該再生又は記録指令信号の送出後に当該予備の記
録媒体以外の他の記録媒体に対するアクセスを禁止する
ことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明によれば、再生又は記録指
令時に第1検出手段により前記媒体駆動手段に記録媒体
が装着されていることを検出したときには、優先的に当
該媒体駆動手段に装着されている記録媒体から再生又は
記録を行うようにしたので、ユーザーは当該装置内の記
録媒体を指定する入力操作を行わずとも、記録媒体に対
して再生又は記録を行わせることができる。
【0016】また、請求項2に係る発明によれば、記録
媒体が媒体駆動手段に装着中であっても、搬送手段に保
持中の記録媒体を媒体収納手段の所定収納領域に収納可
能とするようにしたので、当該装置における使い勝手を
良好にすることができる。
【0017】また、請求項3に係る発明によれば、前記
媒体駆動手段に記録媒体が装着されていない場合には、
前記媒体収納手段から前記演奏媒体指定手段により指定
された記録媒体に対して再生又は記録を行うようにした
ので、ユーザーは所望の記録媒体を選択して、該所望の
記録媒体に対して再生又は記録を行わせることができ
る。
【0018】また、請求項4に係る発明によれば、媒体
駆動手段に記録媒体が装着されていない場合には、優先
的に搬送手段に保持中の記録媒体に対して再生又は記録
を行うようにしたので、ユーザーは当該装置内の記録媒
体を指定する入力操作を行わずとも、記録媒体に対して
再生又は記録を行わせることができる。
【0019】また、請求項5に係る発明によれば、前記
媒体駆動手段及び搬送手段のどちらにも記録媒体が装着
されていない場合には、前記媒体収納手段に収納中の記
録媒体から前記演奏媒体指定手段の入力により指定され
た記録媒体に対して再生又は記録を行うようにしたの
で、ユーザーは所望の記録媒体を選択して、該所望の記
録媒体に対して再生又は記録を行わせることができる。
【0020】また、請求項6に係る発明によれば、所定
時間内に前記演奏媒体指定手段による入力がなかったと
きには、前記媒体収納手段に収納中の記録媒体を自動的
に指定して、該自動指定された記録媒体に対して再生又
は記録を行うようにしたので、ユーザーは、当該装置内
の記録媒体を指定する入力操作を行わずとも、前記媒体
収納手段に収納されている記録媒体を自動選択させて、
該自動選択された記録媒体に対して再生又は記録を行わ
せることができる。
【0021】また、請求項7に係る発明によれば、前記
演奏媒体指定手段による前記媒体収納手段の複数の収納
領域から所望の記録媒体を指定入力し、該指定入力され
た記録媒体を再生又は記録し、所定時間内に前記演奏媒
体指定手段による入力がなかったときには、前記媒体収
納手段に収納中の記録媒体を自動的に指定して、該自動
指定された記録媒体に対して再生又は記録を行うように
したので、ユーザーは、当該装置内の所望の記録媒体を
選択することができる共に、当該装置内の記録媒体を指
定する入力操作を行わずとも前記媒体収納手段に収納中
の記録媒体を自動選択させて、該自動選択された記録媒
体に対して再生又は記録を行わせることができる。
【0022】また、請求項8に係る発明によれば、前記
媒体収納手段に収納中の記録媒体を所定順序に自動選択
させ、所定時間を待たずとも当該自動選択された各記録
媒体を順次に連続して再生又は記録を行うようにしたの
で、ユーザーは時間の短縮化を図ることができると共
に、当該装置内の記録媒体を指定する入力操作を行わず
とも前記媒体収納手段に収納中の記録媒体を自動選択さ
せて、該自動選択された記録媒体に対して再生又は記録
を行わせることができる。
【0023】また、請求項9に係る発明によれば、当該
装置内に予備の記録媒体が存在するときには、当該予備
の記録媒体に対してしか再生又は記録を行うことができ
ない、すなわち、当該装置内における予備の記録媒体以
外の記録媒体に対する一切のアクセスを禁止するように
したので、ユーザーは複数枚の記録媒体を収納可能とす
るオートチェンジャーであるにもかかわらず、当該装置
を一枚ものプレーヤとして使用することができる。
【0024】このように本発明の媒体記録再生装置によ
れば、MD等の記録媒体の取扱いにおける簡便性の向
上、殊にオートチェンジャー装置として複数のMDを再
生又は記録する際の操作性を良好にすることができる。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の媒体記録再生
装置を車載用MDオートチェンジャー装置(以下、単に
MD装置と称する)適用した実施例について説明する。
【0026】該MD装置は、MDを挿入して、該MD
の情報の記録、あるいは、MDに記録されている情報の
再生を行うものである。
【0027】まず、該MD装置に用いられる一般的なM
Dについて説明する。図2は一般的なMDの構成を示す
平面図である。
【0028】図2において、201はカートリッジケー
ス、202は該カートリッジケース201に収納された
直径6cm程度の光(磁気)ディスクであるディスク本
体、203はカートリッジケース201に設けられた該
ディスク本体202にアクセスするアクセス用孔、20
4は該アクセス用孔203を開閉するスライドシャッタ
ー(以下、単にシャッターと称する)である。該シャッ
ター204は使用時以外は閉じられているので、ディス
ク本体202が外部環境から保護され、実用性や耐久性
に優れている。
【0029】尚、このMDの種類には、予め固定した情
報が記録された読出専用のプリマスタード(PRE−
M)タイプと、書込可能なレコーダブル(RECORD
ABLE)タイプとがある。プリマスタードタイプのシ
ャッター204はカートリッジケース201の片面のみ
に設けられ、後述するピックアップからの光ビームをデ
ィスク本体202のディスク面に照射することができ
る。また、レコーダブルタイプのシャッター204はカ
ートリッジケース201の両面に設けられ、ディスク本
体202への記録時には、光ビームを照射するディスク
面と反対側のディスク面に磁界をかける磁気ヘッドが対
向する構造となっている。
【0030】以下、特にこだわらない限り、説明の便宜
上、前記カートリッジケース201及びディスク本体2
02を含めて該記録媒体を総称してディスクという。
【0031】では、次に該ディスクの再生又は記録を行
う本実施例におけるMD装置について説明する。尚、図
1において矢印X1,X2は該MD装置の前後方向を示
すものであり、矢印Y1,Y2は該MD装置の上下方向
を示すものである。そこで、矢印X1側を前側、矢印X
2側を後側とし、矢印Y1側を下側、矢印Y2側を上側
とする。
【0032】図1はディスク挿入時のMD装置における
内部構造の概略を示す断面図である。
【0033】図1においてMD装置は、直方体状の機器
ケース1と、該機器ケース1内部に設けられた後述する
主要部とから構成されている。
【0034】該機器ケース1正面の上側縁部にはディス
クを挿入する挿入口212が形成されており、該挿入口
212には該MD装置内への異物の侵入を防止する開閉
ドア217が開閉自在に取り付けられている。
【0035】該機器ケース1内に設けられた主要部とし
ては、挿入されたディスクを搬送及び保持する搬送手段
であるキャリア3と、該挿入されたディスクを回転駆動
する媒体駆動手段であるプレーヤ部4と、該挿入された
ディスクを収納する媒体収納手段であるストッカ5とか
ら構成されている。
【0036】前記キャリア3は、前記挿入口212の後
側にて昇降可能に配置されており、該キャリア3の上部
には、挿入されたディスクを装着(ローディング)した
り、又は装着しているディスクを前記ストッカ5に収納
したり、又は前記挿入口212から排出したりするため
の搬送ローラ215が回転可能に設けられている。
【0037】また、該キャリア3には、該ディスクの挿
入、装着、排出等を検出するための各種センサーが設け
られており、ディスクの挿入を検出するディスク挿入セ
ンサー216aや、ディスク装着完了を検出するローデ
ィング完了センサー216bや、イジェクトセンサー2
16cや、ディスクが抜取られたか否かを検出するディ
スク抜取センサー216d等がある。
【0038】前記ローディング完了センサー216b
は、搬送ローラ215によりローディングされたディス
クの端部が、図1のAの位置に至ることにより完全に装
着されたことを検出し、尚かつ、該キャリア3内にディ
スクがあることを検出する第2検出手段である。また、
前記イジェクトセンサー216cは、ディスクが前記挿
入口212から取出可能となる位置(リロード位置)に
まで排出されたことを検出するものである。前記ディス
ク抜取センサー216dは、前記挿入口212の近傍に
設けられ、キャリア3から挿入口212に排出(リロー
ド位置までの移動、すなわち一部を突出した状態)され
たディスクが抜取られたか否かを検出すると共に、ディ
スク挿入時においては当該挿入ディスクを検知してキャ
リア3の昇降を禁止するものである。
【0039】また、該キャリア3には、該キャリア3の
昇降位置を正確に検出するキャリア位置センサー(図示
せず)が設けられており、該キャリア位置センサーによ
り、キャリア3の位置と、挿入口212及びストッカ5
の後述する各収納部の位置とを相対向させることによ
り、ディスクの前後方向における水平移動をスムーズに
行わしめる。
【0040】また、前記プレーヤ部4は、前記キャリア
3の下方で該キャリア3と対向して配置されており、該
プレーヤ部4には図示しないダンパ及び防振スプリング
により遊動可能に機器ケース1に取り付けられている。
このため、ディスクの回転駆動時には、前記ダンパ及び
防振スプリングによってフローティング状態となり、外
部から受ける機器ケース1への振動が該プレーヤ部4に
伝達するのを防止することができる。尚、ディスクの回
転駆動時でない場合には、該プレーヤ部4は機器ケース
1に固定される構造となっている。また、ディスクの回
転駆動時である場合には、ディスクを装着したキャリア
3と、プレーヤ部4とが連結状態となっている。
【0041】該プレーヤ部4において、219はディス
ク回転駆動用のスピンドルモーター、220はディスク
(ディスク本体202)を装着するターンテーブルであ
る。221はディスクに光ビームを照射して情報の読取
を行うピックアップ部(PU)であり、ターンテーブル
220に装着されたディスクの半径方向にスライドする
構造となっている。また、該プレーヤ部4には、カート
リッジケース201の当接により、該ターンテーブル2
20上にディスクが装着されたことを検出し、尚かつプ
レーヤ部4上にディスクがあることを検出する第1検出
手段であるディスク装着完了センサー216eが設けら
れている。
【0042】また、前記ストッカ5は、ディスクを収納
する4つの収納領域である収納部50a〜50dを上下
方向に積層した直方体状のケースであり、前記挿入口2
12から見て前記キャリア3よりもさらに後側に昇降可
能に配置されている。前記収納部50a〜50dは、識
別番号#1〜#4に区別され、収納部50aを#1、収
納部50bを#2、収納部50cを#3、収納部50d
を#4とする。尚、該識別番号#1〜#4は、後述する
プレイモード時の所定順序に対応するものであり、#1
から順次に#2、#3、#4の順序としている。尚、前
記キャリア3とストッカ5とは相対的に昇降可能となっ
ていれば良いので、当該キャリア3が昇降する場合、当
該ストッカ5は固定される構造としても良い。
【0043】各収納部50a〜50dには、前側にディ
スクが挿入可能な開口部が形成され、これら各開口部の
後側にディスクを水平に収納可能なスペースが設けられ
ている。各収納部50a〜50dには、ディスクの収納
完了を検出するストック完了センサー(51a〜51
d)と、バネの付勢力によりディスクの排出又は吸引を
行うディスク排出吸引機構(図示せず)とが夫々設けら
れている。
【0044】尚、前記挿入口212に開閉自在に設けら
れた開閉ドア217は、前記キャリア3が該挿入口21
2に対向する位置にある時にロック解除状態とし、前記
キャリア3が収納部50aの開口部に対向する位置以外
にある時にロック状態としている。従って、該キャリア
3が待機状態である場合には、該キャリア3は前記収納
部50bの開口部に対向する位置にあり、前記開閉ドア
217をロック状態にして、キャリア待機時における該
MD装置内への異物侵入やディスクの誤挿入を防止する
ようにしている。
【0045】また、前記機器ケース1の正面部には、操
作入力を行う操作手段又は情報表示機能を備えた前面パ
ネルが設けられている。図3は該前面パネルを示す平面
図である。
【0046】図3において、102は挿入したディスク
を装置内のストッカ5に収納する収納指令を入力するス
トックキーである。103乃至106は各収納部(50
a〜50d)に収納した4枚のディスク、もしくは、こ
れら各収納部(50a〜50d)を特定するための演奏
媒体指定手段であるMD指定キー(以下、単にNo.キ
ーと称する)であり、107は予備記録媒体である5枚
目のディスクを指定するための予備媒体指定手段である
予備MD指定キーα(以下、単にαキーと称する)であ
る。103a乃至107aは、各キーに設けられたLE
Dインジケータ(以下、単にNo.ランプと称する)で
あり、各キーに対応するディスクが挿入されているとき
には点灯する。尚、前記αキー107の詳細については
後述する。No.キー103は収納部50aに係るディ
スク指定、No.キー104は収納部50bに係るディ
スク指定、No.キー105は収納部50cに係るディ
スク指定、No.キー106は収納部50dに係るディ
スク指定のキーである。
【0047】108はディスクに対して再生又は記録さ
せる場合の再生又は記録指令、すなわち演奏指令を入力
するプレイ/ポーズキーであり、プレイ中でないときに
このキーを押下すると、プレイモードとなり、ディスク
のプレイ中にこのキーを押下するとポーズモード又はス
トップモードとなる。109乃至111は特殊なプレイ
モードを設定する入力キーであり、RPTキー109は
繰り返し演奏するリピート演奏モードを、RDMキー1
10は各ディスク及び/あるいは各トラック(曲)をラ
ンダムに演奏するランダム演奏モードを、SCNキー1
11は各トラックの最初の部分だけを次々に演奏するス
キャン(サーチ)演奏モードを設定するものである。
【0048】112は一つ先のトラック(曲)の演奏の
指令を入力するキーであり、113は一つ後のトラック
の演奏の指令を入力するキーである。114及び115
は早送りキー及び早戻しキーであり、プレイモード中に
このキーを押下すると、いわゆるキュー/レビューによ
るサーチ演奏となる。116はディスクをイジェクト、
すなわち排出する排出指令を入力するイジェクトキーで
ある。117は該装置の動作状態を表示するLCD表示
器である。該表示器117は例えば最大15桁の文字、
記号、数字を表示することができる。118は様々な情
報を当該表示器117に表示させる表示指令を入力する
ディスプレイキー(DISPキー)である。
【0049】尚、このように構成されたMD装置のメカ
機構としては、本出願人により特願平4−32969
4、特願平4−280052及び実願平4−82016
等として出願されている。
【0050】では、次に該MD装置を制御する制御部、
及び信号処理部について説明する。図4は該制御部及び
信号処理部の構成を示すブロック図である。尚、スピン
ドールモーター219、ターンテーブル220、ピック
アップ221、ディスク本体202及び表示器117
は、既に述べたので説明を省略する。
【0051】図4において、222は前記ピックアップ
221から出力される高周波信号を増幅するRFアン
プ、223は該RFアンプ221から得られる信号をデ
ジタル信号の音声データに変換すると共に、所定の信号
処理を行う信号処理部である。224は該信号処理部2
23からの音声データをメモリ225に書き込むと共
に、当該メモリ225より読み出した音声データを書込
時とは非同期、すなわち遅い読出レートで出力させるメ
モリコントローラである。224Aは当該メモリコント
ローラ224より得られる音声データの時間軸を伸長す
る音声圧縮/伸長部である。尚、図示されていないが、
当該MD装置内に磁気ヘッドを設け、記録可能な構成と
した場合、前記音声圧縮/伸長部224Aは音声信号を
圧縮し、当該圧縮音声信号を前記磁気ヘッドに送出する
ものである。226は当該音声圧縮/伸長部224Aよ
り得られるデジタル信号の音声データに種々の音響補正
を施すデジタルフィルタ、227はデジタル信号である
音声データをアナログ信号に変換して、アナログ音声信
号を送出するD/Aコンバータ、228は該アナログ音
声信号を増幅するオーディオアンプ、229は該増幅さ
れたアナログ音声信号を音声出力するスピーカである。
【0052】230は前記RFアンプ222からの読取
同期信号成分、その他の信号に応じて駆動制御信号を生
成するサーボ処理部である。231は該サーボ処理部2
30からの駆動制御信号に応じて、前記ピックアップ2
21の光ビームの照射手段、トラッキングアクチュエー
タ、フォーカスアクチュエータ(いずれも図示せず)を
駆動する駆動信号を生成するドライバー、232は前記
サーボ処理部230からの駆動制御信号に応じて、前記
スピンドールモーター219等のメカ駆動機構を駆動さ
せる駆動信号を生成するドライバーである。
【0053】233は該MD装置全体を制御すると共
に、本体装置(図示せず)と通信を行う制御手段として
のCPUである。234は図3に示す前面パネルに設け
られたキー入力に応じて、その入力データを該CPU2
33に供給するキー入力インターフェースである。23
5は前記CPU233によって制御されるディスクロー
ディング機構であり、前述した各種センサー(216a
〜216e)及びアクチュエータ等により構成され、キ
ャリア3の動作を制御する。236は前記CPU233
によって制御されるディスクストック機構であり、スト
ック完了センサー(51a〜51d)及びアクチュエー
タ等により構成され、ストッカ5の動作を制御する。ま
た、237はCPU233から出力される表示データに
基づいて表示器117を駆動する表示用ドライバーであ
る。尚、この例は再生のみを対象としたものであるが、
磁気ヘッドを設けるようにすれば記録/再生システムの
構成となることはいうまでもない。
【0054】次に該MD装置におけるCPU233の処
理動作を図5乃至図9のフローチャートに基づいて説明
する。図5は該MD装置におけるCPU233の主な処
理動作を示すメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0055】図5において該MD装置の電源がONされ
ると、前記ストッカ5及びキャリア3内にあるディスク
に係るディスクデータ、例えば該ストッカ5のどの収納
部(50a〜50d)にディスクが収納されているか等
を示すデータが、車両のバックアップ電源にて前記メモ
リ225に保持されているか否かを判定する(ステップ
S1)。該ディスクデータが保持されていなければ、該
MD装置内に配置した各種センサー、例えばディスク挿
入センサー216a、ローディング完了センサー216
b、イジェクトセンサー216c、ディスク抜取センサ
ー216d、ディスク装着完了センサー216e、スト
ック完了センサー(51a〜51d)等により該MD装
置内のディスクを検知してディスクデータを作成し、該
ディスクデータを該メモリ225に記憶させる(ステッ
プS2)。
【0056】次にストックキー102が入力(押下)さ
れたか否かを判定する(ステップS3)。該ストックキ
ー102が入力されたのでなければ、イジェクトキー1
16が入力されたか否かを判定する(ステップS4)。
該イジェクトキー116が入力されたのでなければ、プ
レイキー108が入力されたか否かを判定する(ステッ
プS5)。該プレイキー108が入力されたのでなけれ
ば、ステップS3に移行する。また、ステップS1にて
該メモリ225にディスクデータが記憶保持されていた
のであれば、ステップS3に移行する。
【0057】また、ステップS3にてストックキー10
2が入力されたのであれば、前記挿入口212から挿入
されたディスクを各収納部(50a〜50d)に収納す
るストックモードに移行する(ステップS6)。当該ス
トックモードでは、前記挿入口212より挿入されたデ
ィスクを所定順序にて、又はNo.キー103〜106
により指定されたディスク収納領域に収納する。当該ス
トックモードが終了すると、ステップS4に移行する。
【0058】ステップS4にてイジェクトキー116が
入力されたのであれば、前記挿入口212から該MD装
置内のディスクを前記挿入口212から排出するイジェ
クトモードに移行する(ステップS7)。当該イジェク
トモードでは、ストッカ5に収納された複数のディスク
を所定順序にて、又はNo.キー103〜106により
指定されたディスクを、前記挿入口212より排出す
る。当該イジェクトモードが終了すると、ステップS5
に移行する。
【0059】ステップS5にてプレイキー108が入力
されたのであれば、ディスクをプレーヤ部4に装着し
て、該ディスクの再生を行うプレイモードに移行する
(ステップS8)。
【0060】尚、電源投入時、当該装置内にディスクが
一枚も入っていないときは、ストックキー102が入力
されなくても自動的にストックモードに移行するように
しても良い。
【0061】では、次に本発明の媒体記録再生装置の主
旨となるステップS8のプレイモードについて図6乃至
図9のフローチャートに基づいてより詳細に説明する。
【0062】図6乃至図8は第1実施例のプレイモード
におけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0063】図6においてαフラグが“1”であるか否
かを判定する(ステップS11)。
【0064】では。ここで該αフラグについて説明す
る。図5のフローチャートに示したように、ストックキ
ー102が押下されると、その後、ストックモードに移
行する。このストックモードにおいては、ストッカ5の
収納部(50a〜50d)を指定するNo.キー(10
3〜106)の入力(押下)待ち状態となったときは、
該キー入力後にディスクを挿入すると、該キー入力にて
指定された収納部にディスクが収納される。このキー入
力時に、No.キー(103〜106)の代わりにαキ
ー107(図3)が入力されると、その後に前記挿入口
212より挿入されたディスクは、前記収納部(50a
〜50d)のいずれかが空き状態であったとしても、該
収納部には収納されず、直接プレーヤ部4上に装着され
る。そして、αフラグは“1”となり、該ディスクは、
αフラグが解除されるまで前記収納部(50a〜50
d)に収納されることはない。
【0065】従って、αフラグが“1”のときは#1〜
#4の収納部50a〜50dにディスクが収納されてい
ても、これらのディスクに対するアクセスは禁止され、
記録及び/又は再生は、当該αキー107により直接プ
レーヤ部4上に装着されたディスクに対するものだけと
なる。また、αフラグが“1”のときは、イジェクトキ
ー116が押下されると即座にα指定されたディスク
(つまり、プレーヤ部4上に装着されたディスク)が排
出され、その後、αフラグは“0”となる。このαフラ
グが“0”になれば、各収納部(50a〜50d)に収
納された任意のディスクを引き出して、該任意のディス
クに対してアクセスが再び可能となる。
【0066】このようにαフラグが“1”のときは、当
該MD装置が複数枚のディスクを収納可能としているオ
ートチェンジャー装置であるにもかかわらず、αキー1
07により指定されたディスクのみを収容する一枚もの
プレーヤとして機能することとなる。
【0067】尚、ストックモードにおいては、ストッカ
5の収納部(50a〜50d)が満杯であるにもかかわ
らず、ディスクを当該MD装置内に挿入した場合には、
該ディスクはプレーヤ部4上に装着されて自動的にαフ
ラグが“1”となる。
【0068】では、上記のように説明したαフラグを踏
まえて図6に戻る。
【0069】αフラグが“1”でなければ、該MD装置
内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS1
2)。ディスクがあれば、現在のモードがプレイモード
であることをユーザーに通知する“PLAY MOD
E”を表示させ(ステップS13)、ディスクが複数枚
であるか否かを判定する(ステップS14)。
【0070】ディスクが複数枚でなければ、キャリア3
内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS1
5)。該キャリア3内にディスクがなければ、ディスク
を該キャリア3内に収容して(ステップS16)、該デ
ィスクをプレーヤ部4上に装着し(ステップS17)、
前記プレーヤ部4に該装着中のディスクを再生させるプ
レイ動作を行わせ(ステップS18)、該ディスクに対
する再生が終了後に、該MD装置内にディスクが複数枚
あるか否かを判定する(ステップS19)。ディスクが
複数枚なければ、プレイモードが終了したことをユーザ
ーに通知するために、表示中の“PLAY MODE”
消灯させ(ステップS20)、当該プレイモードを終了
させる。尚、ステップS20の処理後にキャリア3内に
ディスクがあり、かつαフラグが“1”でないときに
は、該ディスクを前記ディスクデータに基づいて元の収
納部に収納するようにしても良い。
【0071】また、ステップS11にてαフラグが
“1”であれば、現在のモードがプレイモードであるこ
とユーザーに通知する“PLAY MODE”を表示さ
せ(ステップS21)、プレーヤ部4上にディスクが装
着されているか否かを判定する(ステップS22)。プ
レーヤ部4上にディスクが装着されてなければ、ステッ
プS17に移行し、プレーヤ部4上にディスクが装着さ
れているのであれば、ステップS18に移行する。
【0072】また、ステップS12にて該MD装置内に
ディスクがなければ、該MD装置内にディスクが無いこ
とをユーザーに通知する、“NO DISC”を表示さ
せ(ステップS23)、当該プレイモードを終了させ
る。
【0073】また、ステップS14にてディスクが複数
枚であれば、プレーヤ部4上にディスクが装着されてい
るか否かを判定する(ステップS24)。該プレーヤ部
4上にディスクが装着されているのであれば、ステップ
S18に移行し、該プレーヤ部4上にディスクが装着さ
れていなければ、図7に示すP1に移行する。尚、ステ
ップS24の判断処理をキャリア3内にディスクがある
か否かを判定する判断処理にしても良く、この場合には
肯定時にステップS22に移行し、否定時には同様に図
7に示すP1に移行する。また、ステップS24におい
てプレーヤ部4上にディスクが装着されていないと判定
された場合には、当該キャリア3内にディスクが保持さ
れているか否かを検出し、当該ディスクが保持されてい
るのであれば、当該ディスクをプレーヤ部4に装着した
後にステップS18に移行し、当該ディスクが保持され
ていなければ、、図7のP1に移行するようにしても良
い。
【0074】また、ステップS15にてキャリア3内に
ディスクがあれば、ステップS22に移行する。
【0075】図7に示すP1において、所定時間を計測
する図示せぬタイマーをスタートさせる(ステップS3
1)。尚、該タイマーに相当する機能は、CPU233
の内部にある。プレイキー108が入力されたか否かを
判定する(ステップS32)。プレイキー108が入力
されたのでなければ、ストックキー102が入力された
か否かを判定する(ステップS33)。ストックキー1
02が入力されたのでなければ、イジェクトキー116
が入力されたか否かを判定する(ステップS34)。イ
ジェクトキー116が入力されたのでなければ、αキー
107又はNo.キー(103〜106)が入力された
か否かを判定する(ステップS35)。αキー107又
はNo.キー(103〜106)が入力されたのであれ
ば、αキー107又はNo.キー(103〜106)に
対応する該当ディスクがあるか否かを判定する(ステッ
プS36)。該当ディスクがなければ、該当ディスクが
無いことをユーザーに通知する“NO DISC”を表
示させ(ステップS37)、ステップS32に移行す
る。
【0076】また、ステップS36にて該当ディスクが
あれば、ステップS31にてスタートされたタイマーを
リセットし(ステップS38)、キャリア3内にディス
クがあるか否かを判定する(ステップS39)。該キャ
リア3内にディスクがなければ、αキー107又はN
o.キー(103〜106)にて入力された該当ディス
クをキャリア3内に収容し(ステップS40)、該当デ
ィスクをプレーヤ部4上に装着し(ステップS41)、
該プレーヤ部4に該装着中のディスクを再生させるプレ
イ動作を行わせて(ステップS42)、該ディスクの再
生が終了するとステップS31に移行する。
【0077】また、ステップS32にてプレイキー10
8が入力されたのであれば、図6に示すP2に移行す
る。また、ステップS33にてストックキー102が入
力されたのであれば、図5に示すステップS6のストッ
クモードに移行する。また、ステップS34にてイジェ
クトキー116が入力されたのであれば、図5に示すス
テップS7のイジェクトモードに移行する。
【0078】また、ステップS35にてαキー107又
はNo.キー(103〜106)が入力されたのでなけ
れば、ステップS31にてスタートしたタイマーのタイ
ムアップを検出したか否かを判定する(ステップS4
3)。タイムアップを検出したのでなければ、ステップ
S32に移行し、タイムアップを検出したのであれば、
図8に示すP3の自動ディスク選択処理に移行する。
【0079】また、ステップS39にてキャリア3内に
ディスクがあれば、該キャリア3内のディスクとステッ
プS35にて入力されたαキー107又はNo.キー
(103〜106)のディスクとが同一であるか否かを
判定する(ステップS44)。同一であれば、ステップ
S41に移行し、同一でなければ、該キャリア3内のデ
ィスクを元の収納部に収納する(ステップS45)。
【0080】図8に示すP3において、該プレイモード
中において直前に再生されていたディスク、すなわち前
回演奏ディスクがあるか否かを判定する(ステップS5
1)。前回演奏ディスクがあれば、該前回演奏ディスク
と#1の収納部50aに収納されているディスクとが同
一であるか否かを判定する(ステップS52)。該#1
の収納部50aに収納されているディスクと前回演奏デ
ィスクとが同一でなければ、前回演奏ディスクと#2の
収納部50bに収納されているディスクとが同一である
か否かを判定する(ステップS53)。該#2の収納部
50bに収納されているディスクと前回演奏ディスクと
が同一でなければ、前回演奏ディスクと#3の収納部5
0cに収納されているディスクとが同一であるか否かを
判定する(ステップS54)。該#3の収納部50cに
収納されているディスクと前回演奏ディスクとが同一で
あれば、#4の収納部50dに収納されているディスク
を、次に再生されるディスクである次回演奏ディスクと
してセットする(ステップS55)。
【0081】次にセットされた次回演奏ディスクが該M
D装置内にあるか否かを判定する(ステップS56)。
該MD装置内に該セットされた次回演奏ディスクがあれ
ば、該セットされた次回演奏ディスクとキャリア3内に
収容されたディスクとが同一であるか否かを判定する
(ステップS57)。ディスクが同一でなければ、該キ
ャリア3内のディスクを元の収納部に収納し(ステップ
S58)、前記次回演奏ディスクを該キャリア3内に収
容し(ステップS59)、図7に示すP4に移行する。
【0082】また、ステップS56にて該MD装置に次
回演奏ディスクがなければ、次回演奏ディスクを所定順
序に#1→#2→#3→#4→#1…といった順にイン
クリメントして(ステップS60)、ステップS56に
移行する。
【0083】また、ステップS51にて前回演奏ディス
クがないと判定されたならば、次回演奏ディスクを#1
の収納部50aにセットして(ステップS61)、ステ
ップS56に移行する。また、ステップS52にて前回
演奏ディスクと#1の収納部50aに収納されているデ
ィスクと同一であれば、次回演奏ディスクを#2の収納
部50bにセットして(ステップS62)、同様にステ
ップS56に移行し、また、ステップS53にて前回演
奏ディスクと#2の収納部50bに収納されているディ
スクとが同一であれば、次回演奏ディスクを#3の収納
部50cにセットして(ステップS63)、ステップS
56に移行する。
【0084】また、ステップS54にて前回演奏ディス
クと#3の収納部50cに収納されているディスクとが
同一でなければ、図中のP5に移行する。
【0085】上記第1実施例のプレイモードによれば、
キャリア3内に収容されているディスク、又はプレーヤ
部4上に装着されているディスクに対しては優先的に再
生を行うようにしたので、ユーザーのNo.キー(10
3〜106)の入力操作なしにディスクの再生を行うこ
とができる。
【0086】また、キャリア3内に収容されているディ
スク、又はプレーヤ部4上に装着されているディスクに
対して優先的に再生を行った後に、ストッカ5内にさら
に他のディスクがあれば、No.キー(103〜10
6)の入力によってストッカ5内のディスクを選択し
て、該ディスクを再生するようにしたので、ユーザーは
所望のディスクを選択して再生させることができる。
【0087】また、所定時間内に前記No.キー(10
3〜106)の入力がなかった場合には、所定順序でデ
ィスクを選択して自動的に再生するようにしたので、ユ
ーザーのキー入力操作なしにディスクの再生を行うこと
ができる。
【0088】では、次に第2実施例のプレイモードにつ
いて説明する。尚、第1実施例と重複するものには同一
符号を付すと共に、その説明を省略する。図9は第2実
施例のプレイモードにおけるCPU233の処理動作を
示すフローチャートである。
【0089】第2実施例のプレイモードは、第1実施例
における図8の自動ディスク選択処理を、図9に示すよ
うにランダム選択による自動ディスク選択処理にしたも
のである。
【0090】図7に示すステップS43にてタイムアッ
プを検出したのであれば、図9に示すP6に移行する。
【0091】図9に示すP6において、該プレイモード
中において直前に再生されていたディスク、すなわち前
回演奏ディスクがあるか否かを判定する(ステップS7
1)。前回演奏ディスクがあれば、前記メモリ225の
ディスクデータに基づいて各収納部に存在するディスク
を選択し、該選択されたディスクから線形m系列帰還結
線法の符号列(選択されたディスクNo.順を所定の手
順で重複することなく並べ変えたもの)に基づいて前回
演奏ディスクの次のディスクを次回演奏ディスクとして
セットし(ステップS72)、キャリア3内のディスク
が次回演奏ディスクであるか否かを判定する(ステップ
S73)。
【0092】次回演奏ディスクでなければ、キャリア3
内のディスクを元の収納部に収納し(ステップS7
4)、ストッカ5の収納部から次回演奏ディスクをキャ
リア3内へ収容して(ステップS75)、図7に示すP
4に移行する。
【0093】また、ステップS71にて前回演奏ディス
クがなければ、前記メモリ225に記憶したディスクデ
ータに基づいて各収納部に存在するディスクをランダム
に選択して(ステップS76)、ステップS73に移行
する。
【0094】また、ステップS73にてキャリア3内の
ディスクが次回演奏ディスクであれば、図7に示すP4
に移行する。
【0095】上記第2実施例のプレイモードによれば、
上記第1実施例の効果はもちろんのこと、所定時間内に
No.キー(103〜106)の入力がなければ、線形
m系列帰還結線法の符号列に基づいてディスクを選択し
て演奏するようにしたので、第1実施例のような所定順
序でなくランダムな順序で、バリエーションに富んだデ
ィスク再生をユーザーに享受することができる。また、
当該第2実施例のプレイモードにおいて線形m系列帰還
結線法を用いて重複することなくディスクを選択するも
のとしたが、乱数を用いて選択して、ディスクの重複選
択を許容するようにしても良い。
【0096】では、次に第3実施例のプレイモードにつ
いて説明する。尚、第1実施例と重複するものには同一
符号を付すと共に、その説明を省略する。図10及び図
11は第3実施例のプレイモードにおけるCPU233
の処理動作を示すフローチャートであり、それぞれ図6
及び図7のフローチャートに対応するものである。
【0097】図10に示すフローチャートにおいては、
図6に示すフロチャート中のステップS18及びステッ
プS19間にαフラグが“1”であるか否かの判断処理
を設けるようにしたものである。
【0098】また、図11に示すフローチャートにおい
ては、図7に示すフローチャート中のステップS35の
判断処理を変更し、ステップS42の処理後に、ステッ
プS42にて行われたプレイ動作に係るディスクが前記
自動ディスク選択処理にて選択されたディスクであるか
否かを判定する判断処理を設けるようにしたものであ
る。
【0099】図10のフローチャートにおいて、ステッ
プS18にてプレーヤ部4に装着中のディスクに対する
プレイ動作が終了すると、現在、αフラグが“1”であ
るか否かを判定する(ステップS81)。αフラグが
“1”であれば、当該プレイモードを終了することを前
記表示器117に表示させるステップS20に移行す
る。
【0100】また、ステップS81にてαフラグが
“1”でなければ、ステップS19に移行する。
【0101】つまり、αフラグが“1”の場合には、前
記プレーヤ部4に装着中のαディスクに対するプレイ動
作が終了すると、当該装置内にαディスク以外の他のデ
ィスクが存在したとしても、当該αディスク以外の他の
ディスクに対するアクセスを禁止するものである。尚、
図5に示すステップS3乃至ステップS5間の判断処理
中にαフラグが“1”である場合にαキー107が押下
されたか否かを判定する判断処理を設けておき、当該α
キー107が押下されたのであれば、直接図10のステ
ップS18に移行するようにしても良い。
【0102】また、図10中のステップS24にて前記
プレーヤ部4上にディスクが装着されているのでなけれ
ば、又はステップS19にて当該装置内にディスクが複
数枚存在するのであれば、図11に示すP9に移行す
る。
【0103】図11に示すステップS34にてイジェク
トキー116が入力されたのでなければ、No.キー
(103〜106)が入力されたか否かを判定する(ス
テップS82)。当該No.キー(103〜106)が
入力されたのであれば、ステップS36に移行し、ステ
ップS82にてNo.キー(103〜106)が入力さ
れたのでなければ、ステップS43に移行する。
【0104】また、図11に示すステップS42にて当
該プレーヤ部4に装着中のディスクに対するプレイ動作
が終了すると、当該プレーヤ部4に装着中のディスク
が、図8に示す第1実施例の自動ディスク選択処理又は
図9に示す第2実施例の自動ディスク選択処理にて選択
されたディスクであるか否かを判定する(ステップS8
3)。当該ステップS42にてプレイ動作が終了したデ
ィスクが、いずれの自動ディスク選択処理でもなけれ
ば、ステップS31に移行する。
【0105】また、ステップS42にてプレイ動作が終
了したディスクが、図8に示す第1実施例の自動ディス
ク選択処理にて選択されたディスクであると判断された
場合には、図8に示すP7に移行する。また、ステップ
S42にて終了したディスクが、図9に示す第2実施例
の自動ディスク選択処理にて選択されたディスクである
と判断された場合には、図9に示すP8に移行するもの
である。
【0106】上記第3実施例のプレイモードによれば、
上記第1実施例の効果はもちろんのこと、当該装置内に
αディスクが存在する、すなわちαフラグが“1”の場
合には、当該装置内にαディスク以外の複数枚のディス
クが存在したとしても、当該αディスクに対するプレイ
動作が終了した後は、当該プレイモードを終了するよう
にしたので、ユーザーは当該MD装置がオートチェンジ
ャー装置であるにもかかわらず、一枚ものプレーヤとし
て利用することができる。
【0107】また、図11に示すステップS42のプレ
イ動作終了後に、当該プレイ動作に係るディスクが自動
ディスク選択処理にて選択されたディスクであると判断
されれば、ステップS31にてスタートしたディスクを
選択するNo.キー(103〜106)等のキー入力待
ちのタイマーにおけるタイムアップを待たずとも、自動
的にディスクを選択する自動選択処理に移行するように
したので、ユーザーは自動ディスク選択処理にて選択さ
れたディスクにおけるプレイ動作終了後にキーの入力待
ちを行うことなく、当該ディスクの次のディスクに対し
てプレイ動作を実行することができる。
【0108】尚、上記各実施例においては、図8のステ
ップS51及び図9のステップS71における前回演奏
ディスクを、現在のプレイモード中において直前に再生
されたディスクとしたが、該現在のプレイモードの直前
のプレイモードで最後に再生されたディスク、又はバッ
クアップ電源にて保持された内容に基づくディスクであ
っても良い。
【0109】また、上記各実施例において、ストッカ5
の収納部50aを#1、収納部50bを#2、収納部5
0cを#3、収納部50dを#4としたが、収納部50
aを#4、収納部50bを#3、収納部50cを#2、
収納部50dを#1としても良く、また、収納部50b
を#1、収納部50aを#4、収納部50c又は収納部
50dを#2又は#3とするようにしても良い。このよ
うに様々なバリエーションが考えられる。
【0110】また、上記各実施例においては、プレイモ
ード時においてキャリア3及びプレーヤ部4にディスク
が装着されていないときには、前記No.キー(103
〜106)の指定入力を待ち、該No.キー(103〜
106)による指定入力が所定時間内にないときにはデ
ィスクを自動的に指定して記録又は再生するようにした
が、プレイモード時において前記キャリア3及びプレー
ヤ部4に装着中のディスクの有無にかかわらず、No.
キー(103〜106)の指定入力を待ち、該No.キ
ー(103〜106)による指定入力が所定時間内にな
いときにはディスクを自動的に指定して再生又は記録す
るようにしても良い。
【0111】また、該MD装置は最大5枚までのディス
クが収納可能であるが、前記ストッカ5の収納部の数を
増やすことにより、より多くの枚数のディスクを収納す
ることが可能であり、該ディスクの収納枚数に応じて特
に前記第2実施例のプレイモードにおける効果をより一
層上げることは言うまでもない。
【0112】上記実施例のMD装置においては、該キャ
リア3はその内部にディスクを保持したまま下降してプ
レーヤ部4と連結することにより、当該ディスクをプレ
ーヤ部4上に装着するようにしたが、当該キャリア3が
ディスクを保持したまま下降して、当該保持されたディ
スクをプレーヤ部4上に載置した後に、当該キャリア3
から離脱させ、当該ディスクはキャリア3以外の手段に
よりプレーヤ部4上に固定(装着)させるような構成に
しても良い。尚、このような構成のMD装置によれば、
当該ディスクをプレーヤ部4上に固定する手段が別に必
要となるが、当該ディスクをプレーヤ部4上に装着した
まま、例えばディスクの記録又は再生中に、前記ストッ
カ5に対して他のディスクを出し入れすることができ
る。本発明の媒体記録再生装置は、このような構成のM
D装置においても適用可能であることは言うまでもな
い。
【0113】また、上記各実施例においては、記録媒体
をMDとしたためにMD装置に適用して説明したが、該
記録媒体を、CD、ビデオディスク等の光記録媒体、又
はフロッピーディスク等の磁気記録媒体にすることによ
り、これらの記録媒体を取り扱う装置についても同様に
適用可能であることは言うまでもない。
【0114】
【発明の効果】上記のように構成にされた本発明の請求
項1に係る発明によれば、再生又は記録指令時に第1検
出手段により前記媒体駆動手段に記録媒体が装着されて
いることを検出したときには、優先的に当該媒体駆動手
段に装着されている記録媒体から再生又は記録を行うよ
うにしたので、ユーザーは当該装置内の記録媒体を指定
する入力操作を行わずとも、記録媒体に対して再生又は
記録を行わせることができる。
【0115】また、請求項2に係る発明によれば、記録
媒体が媒体駆動手段に装着中であっても、搬送手段に保
持中の記録媒体を媒体収納手段の所定収納領域に収納可
能とするようにしたので、当該装置における使い勝手を
良好にすることができる。
【0116】また、請求項3に係る発明によれば、前記
媒体駆動手段に記録媒体が装着されていない場合には、
前記媒体収納手段から前記演奏媒体指定手段により指定
された記録媒体に対して再生又は記録を行うようにした
ので、ユーザーは所望の記録媒体を選択して、該所望の
記録媒体に対して再生又は記録を行わせることができ
る。
【0117】また、請求項4に係る発明によれば、媒体
駆動手段に記録媒体が装着されていない場合には、優先
的に搬送手段に保持中の記録媒体に対して再生又は記録
を行うようにしたので、ユーザーは当該装置内の記録媒
体を指定する入力操作を行わずとも、記録媒体に対して
再生又は記録を行わせることができる。
【0118】また、請求項5に係る発明によれば、前記
媒体駆動手段及び搬送手段のどちらにも記録媒体が装着
されていない場合には、前記媒体収納手段に収納中の記
録媒体から前記演奏媒体指定手段の入力により指定され
た記録媒体に対して再生又は記録を行うようにしたの
で、ユーザーは所望の記録媒体を選択して、該所望の記
録媒体に対して再生又は記録を行わせることができる。
【0119】また、請求項6に係る発明によれば、所定
時間内に前記演奏媒体指定手段による入力がなかったと
きには、前記媒体収納手段に収納中の記録媒体を自動的
に指定して、該自動指定された記録媒体に対して再生又
は記録を行うようにしたので、ユーザーは、当該装置内
の記録媒体を指定する入力操作を行わずとも、前記媒体
収納手段に収納されている記録媒体を自動選択させて、
該自動選択された記録媒体に対して再生又は記録を行わ
せることができる。
【0120】また、請求項7に係る発明によれば、前記
演奏媒体指定手段による前記媒体収納手段の複数の収納
領域から所望の記録媒体を指定入力し、該指定入力され
た記録媒体を再生又は記録し、所定時間内に前記演奏媒
体指定手段による入力がなかったときには、前記媒体収
納手段に収納中の記録媒体を自動的に指定して、該自動
指定された記録媒体に対して再生又は記録を行うように
したので、ユーザーは、当該装置内の所望の記録媒体を
選択することができる共に、当該装置内の記録媒体を指
定する入力操作を行わずとも前記媒体収納手段に収納中
の記録媒体を自動選択させて、該自動選択された記録媒
体に対して再生又は記録を行わせることができる。
【0121】また、請求項8に係る発明によれば、前記
媒体収納手段に収納中の記録媒体を所定順序に自動選択
させ、所定時間を待たずとも当該自動選択された各記録
媒体を順次に連続して再生又は記録を行うようにしたの
で、ユーザーは時間の短縮化を図ることができると共
に、当該装置内の記録媒体を指定する入力操作を行わず
とも前記媒体収納手段に収納中の記録媒体を自動選択さ
せて、該自動選択された記録媒体に対して再生又は記録
を行わせることができる。
【0122】また、請求項9に係る発明によれば、当該
装置内に予備の記録媒体が存在するときには、当該予備
の記録媒体に対してしか再生又は記録を行うことができ
ない、すなわち、当該装置内における予備の記録媒体以
外の記録媒体に対する一切のアクセスを禁止するように
したので、ユーザーは複数枚の記録媒体を収納可能とす
るオートチェンジャーであるにもかかわらず、当該装置
を一枚ものプレーヤとして使用することができる。
【0123】このように本発明の媒体記録再生装置によ
れば、MD等の記録媒体の取扱いにおける簡便性の向
上、殊にオートチェンジャー装置として複数のMDを再
生又は記録する際の操作性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による車載用MDオートチェン
ジャー装置におけるディスク挿入時の内部構造を示す断
面図である。
【図2】一般的なMDの構成を示す平面図である。
【図3】該車載用MDオートチェンジャー装置の前面パ
ネルを示す図である。
【図4】該車載用MDオートチェンジャー装置に構成を
示すブロック図である。
【図5】該車載用MDオートチェンジャー装置における
CPUのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】本実施例のプレイモードにおけるCPUの処理
動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例のプレイモードにおけるCPUの処理
動作を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例のプレイモードにおけるCPUの処
理動作を示すフローチャートである。
【図9】第2実施例のプレイモードにおけるCPUの処
理動作を示すフローチャートである。
【図10】第3実施例のプレイモードにおけるCPUの
処理動作を示すフローチャートである。
【図11】第3実施例のプレイモードにおけるCPUの
処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 キャリア(搬送手段) 4 プレーヤ部(媒体駆動手段) 5 ストッカ(媒体収納手段) 50a〜50d 収納部(収納領域) 103〜106 MD指定キー(No.キー;演奏媒体
指定手段) 107 予備MD指定キー(αキー;予備媒体指定手
段) 108 プレイポーズキー(再生又は記録指令) 216b ローディング完了センサー(第2検出手段) 216e ディスク装着完了センサー(第1検出手段) 233 CPU(制御手段)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を収納可能な媒体収納手
    段と、 再生又は記録指令信号に応じて、装着された記録媒体に
    記録された情報を再生し、又は装着された記録媒体に新
    たな情報を記録する媒体駆動手段と、 記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送する搬送手段と、 前記媒体駆動手段に記録媒体が装着されていることを検
    出して第1検出信号を送出する第1検出手段と、 記録媒体に対する再生又は記録指令を入力する操作手段
    と、 前記再生又は記録指令が入力されたとき、前記第1検出
    信号が検出されると、前記記録媒体駆動手段に装着され
    ている記録媒体に対する前記再生又は記録指令信号を送
    出する制御手段とを有することを特徴とする媒体記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、記録媒体が前記媒体駆
    動手段に装着中であるとき、前記搬送手段に他の記録媒
    体を搬送させることを特徴とする請求項1記載の媒体記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、前記媒体収納手段に収
    納されている記録媒体を指定する媒体指定指令を入力す
    る演奏媒体指定手段を備え、 前記制御手段は、前記第1検出信号が検出されない場
    合、前記媒体指定指令に係る記録媒体を前記搬送手段を
    介して前記媒体駆動手段に搬送させ、前記再生又は記録
    指令信号を送出することを特徴とする請求項1又は2記
    載の媒体記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段に記録媒体が保持されてい
    ることを検出して第2検出信号を送出する第2検出手段
    を備え、 前記制御手段は、前記第1検出信号が検出されずに前記
    第2検出信号が検出されると、前記搬送手段に保持中の
    記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送させ、前記再生又は
    記録指令信号を送出することを特徴とする請求項1又は
    2記載の媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段は、前記媒体収納手段に収
    納されている記録媒体を指定する媒体指定指令を入力す
    る演奏媒体指定手段を備え、 前記制御手段は、前記第1検出信号及び前記第2検出信
    号が検出されない場合、前記媒体指定指令に係る記録媒
    体を前記搬送手段を介して前記媒体駆動手段に搬送さ
    せ、前記再生又は記録指令信号を送出することを特徴と
    する請求項4記載の媒体記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、所定時間内に前記媒体
    指定指令の入力がなければ、前記媒体収納手段に収納さ
    れている記録媒体を順次指定し、該指定した記録媒体を
    前記搬送手段を介して前記媒体駆動手段に搬送させ、前
    記再生又は記録指令信号を送出することを特徴とする請
    求項3又は5記載の媒体記録再生装置。
  7. 【請求項7】 複数の記録媒体を収納可能な媒体収納手
    段と、 再生又は記録指令信号に応じて、装着された記録媒体に
    記録された情報を再生し、又は装着された記録媒体に新
    たな情報を記録する媒体駆動手段と、 記録媒体を前記媒体駆動手段に搬送する搬送手段と、 記録媒体に対する再生又は記録指令、所定の記録媒体を
    指定する媒体指定指令を入力する操作手段と、 前記再生又は記録指令に応じて、所定時間内に前記媒体
    指定指令の入力がなければ、前記媒体収納手段に収納さ
    れている記録媒体を順次指定し、該指定した記録媒体
    対する前記再生又は記録指令信号を送出する制御手段と
    を有することを特徴とする媒体記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記再生又は記録指令
    に応じて、所定時間内に前記媒体指定指令の入力がなけ
    れば、前記媒体収納手段に収納されている記録媒体を
    次指定し、指定された記録媒体に対する前記再生又は記
    録指令信号を送出することを特徴とする請求項3、5又
    は7記載の媒体記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記操作手段は、予備の記録媒体を指定
    する予備媒体指令を入力する予備媒体指定手段を備え、 前記制御手段は、前記予備媒体指令に係る再生指令又は
    記録指令に応じて、当該予備の記録媒体に対する再生又
    は記録指令信号を送出し、当該再生又は記録指令信号の
    送出後に当該予備の記録媒体以外の他の記録媒体に対す
    るアクセスを禁止することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7又は8記載の媒体記録再生装置。
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