JPH0765392B2 - フリ−アクセスフロア用パネル - Google Patents
フリ−アクセスフロア用パネルInfo
- Publication number
- JPH0765392B2 JPH0765392B2 JP20952384A JP20952384A JPH0765392B2 JP H0765392 B2 JPH0765392 B2 JP H0765392B2 JP 20952384 A JP20952384 A JP 20952384A JP 20952384 A JP20952384 A JP 20952384A JP H0765392 B2 JPH0765392 B2 JP H0765392B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- free access
- access floor
- holes
- hole
- Prior art date
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- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は塵埃が見られない清浄度の高いクリーンルーム
に使用するフリーアクセスフロア用パネルに関するもの
である。
に使用するフリーアクセスフロア用パネルに関するもの
である。
［従来の技術］ 従来より電子計算機室、電話交換機室、情報処理機器室
等においては、一般に二重床板なるパネルが使用され、
パネル下にはエアコンの送、排水の配管や機器のケーブ
ル等が大小さまざま配置されてあり、また床下空調を可
能とするためにフリーアクセス方式と呼ばれる二重床構
造がとられている。第６図（ａ）及び第７図（ａ）に示
すのは軽合金製のパネル21の表面にタイル25を貼ったも
の、また他に木製やコンクリート、アスベスト、及び各
種積層板やハニカム製のパネル21まであり、表面も合成
樹脂、シート、木貼り、カーペット及び絨毯等まで多種
多様の表面材が用いられて来ている。
等においては、一般に二重床板なるパネルが使用され、
パネル下にはエアコンの送、排水の配管や機器のケーブ
ル等が大小さまざま配置されてあり、また床下空調を可
能とするためにフリーアクセス方式と呼ばれる二重床構
造がとられている。第６図（ａ）及び第７図（ａ）に示
すのは軽合金製のパネル21の表面にタイル25を貼ったも
の、また他に木製やコンクリート、アスベスト、及び各
種積層板やハニカム製のパネル21まであり、表面も合成
樹脂、シート、木貼り、カーペット及び絨毯等まで多種
多様の表面材が用いられて来ている。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、近年半導体や、超精密機器部品等の生
産、組立、検査等を行うために清浄度の高いクリーンル
ームが使用され、従来のパネルに単なる孔加工を施す改
善をしてエアーを巡回させたものや、第６図（ｂ）及び
第７図（ｂ）に示すようなリブ構造23のフロアで、縦、
横に長孔24を有するグリルを使用してきている。これら
従来のパネルは、例えば運搬台車のキャスターの移動や
走行の際に生じるパネルの上面の摩耗によって発生する
塵埃が、生産部品に付着すると悪影響を及ぼすという問
題点があり、また作業中に使用する各種薬品によりパネ
ルの腐食が進行し、後にガスの発生や室内のクリーン度
の低下を招く等の問題点がある。
産、組立、検査等を行うために清浄度の高いクリーンル
ームが使用され、従来のパネルに単なる孔加工を施す改
善をしてエアーを巡回させたものや、第６図（ｂ）及び
第７図（ｂ）に示すようなリブ構造23のフロアで、縦、
横に長孔24を有するグリルを使用してきている。これら
従来のパネルは、例えば運搬台車のキャスターの移動や
走行の際に生じるパネルの上面の摩耗によって発生する
塵埃が、生産部品に付着すると悪影響を及ぼすという問
題点があり、また作業中に使用する各種薬品によりパネ
ルの腐食が進行し、後にガスの発生や室内のクリーン度
の低下を招く等の問題点がある。
（問題を解決するための手段） 本発明はこれ等の問題点に鑑みてなされたもので、軽量
で強度に耐え塵埃の出ない軽合金製フリーアクセスフロ
ア用パネルを所定内の精密なる加工後その加工廻りの仕
上げを要したパネルにて、室内を二重床板に構成するフ
リーアクセスフロア用パネルにパネル上面及び側面を保
護するための保護板として、耐摩耗性や耐薬品性等を向
上するための金属板を設置することを主旨とするもので
ある。
で強度に耐え塵埃の出ない軽合金製フリーアクセスフロ
ア用パネルを所定内の精密なる加工後その加工廻りの仕
上げを要したパネルにて、室内を二重床板に構成するフ
リーアクセスフロア用パネルにパネル上面及び側面を保
護するための保護板として、耐摩耗性や耐薬品性等を向
上するための金属板を設置することを主旨とするもので
ある。
以下本発明の実施例を図面により説明する。
実施例１ 第１図及び第２図の１は、軽合金ダイカスト製のフリー
アクセスフロア用パネル（以下単にパネルという）であ
り、溶湯を型内に注入し低圧及び高圧鋳造により加圧が
行われ製造され、歪取り後必要個所を仕上加工される。
アクセスフロア用パネル（以下単にパネルという）であ
り、溶湯を型内に注入し低圧及び高圧鋳造により加圧が
行われ製造され、歪取り後必要個所を仕上加工される。
２はパネルの上面であり、側面及び下側のリブ３、４に
より上面の強度及び平滑面を保っている。リブ３は側面
になり隣合うパネルと接するため精密な加工面3aを有し
ている。パネルは、クリーンルーム用に使用するために
加工前、加工後において上面、側面及び下面を洗浄後、
ワイヤブラシやショットブラストにより粗材面から加工
面を洗浄にする処理の後、必要とするクロメート処理や
各種めっき等の表面処理を施している。５及び６はステ
ンレス板であり、摩耗度の高い所には耐摩耗性のもの
を、また薬品を使用する個所には耐薬品性のステンレス
板をパネル上面及び側面に渡って設置する。
より上面の強度及び平滑面を保っている。リブ３は側面
になり隣合うパネルと接するため精密な加工面3aを有し
ている。パネルは、クリーンルーム用に使用するために
加工前、加工後において上面、側面及び下面を洗浄後、
ワイヤブラシやショットブラストにより粗材面から加工
面を洗浄にする処理の後、必要とするクロメート処理や
各種めっき等の表面処理を施している。５及び６はステ
ンレス板であり、摩耗度の高い所には耐摩耗性のもの
を、また薬品を使用する個所には耐薬品性のステンレス
板をパネル上面及び側面に渡って設置する。
また作業場所や運搬路、通路等摩耗する所には耐摩耗性
のあるステンレス板をパネルの上面及び側面に貼り、更
に端部は第２図、第４図及び第５図に示すように折り曲
げることも出来る。
のあるステンレス板をパネルの上面及び側面に貼り、更
に端部は第２図、第４図及び第５図に示すように折り曲
げることも出来る。
実施例２ 第３〜５図は本発明の他の実施例でパネル上面に多数の
孔を設けており、同様に上面に貼った金属板も多数の孔
を設けてエアーの通りの役目をしていると同時に、説明
内容の製造、加工仕上等においても実施例１と同様であ
るから省略する。
孔を設けており、同様に上面に貼った金属板も多数の孔
を設けてエアーの通りの役目をしていると同時に、説明
内容の製造、加工仕上等においても実施例１と同様であ
るから省略する。
パネル11の上面に孔17を複数個設け、同様に上面に設置
したステンレス板15にも同じ位置に孔18を設ける。ある
いは同じ位置に孔18を設けたステンレス板15を貼り付け
てもよい。これ等の孔17、18は、クリーンルーム内のエ
アーがパネル下のブロアーで引かれて、再び天井から送
り込まれ巡回をしているための孔であり、床面に多数設
置するものである。
したステンレス板15にも同じ位置に孔18を設ける。ある
いは同じ位置に孔18を設けたステンレス板15を貼り付け
てもよい。これ等の孔17、18は、クリーンルーム内のエ
アーがパネル下のブロアーで引かれて、再び天井から送
り込まれ巡回をしているための孔であり、床面に多数設
置するものである。
尚、パネル孔17はステンレス板15の孔18と同じ大きさで
あるが第４図では、パネル孔17がパネル上面のステンレ
ス板の孔より僅かに大きい孔を有し、エアーの通りを規
制しないものとしている。更に第５図ではパネルの孔19
をテーパー状αとし、エアーの通りをスムーズにしてい
るものである。
あるが第４図では、パネル孔17がパネル上面のステンレ
ス板の孔より僅かに大きい孔を有し、エアーの通りを規
制しないものとしている。更に第５図ではパネルの孔19
をテーパー状αとし、エアーの通りをスムーズにしてい
るものである。
（発明の効果） 以上説明した如く、本発明の金属板を使用したことによ
りパネルからの摩耗や薬品からの保護をしたことによ
り、次の効果が得られた。
りパネルからの摩耗や薬品からの保護をしたことによ
り、次の効果が得られた。
（１）極めて簡単な構造により長期間パネルを摩耗する
ことなく、クリーンルームの清浄度を保つことができ
る。
ことなく、クリーンルームの清浄度を保つことができ
る。
（２）耐薬品性もあることから不運なガス発生もなく生
産部品に与える度合いが少ない。
産部品に与える度合いが少ない。
以上のことから本願パネルには、全面に表面処理を施し
ているので、クリーンルーム全体のパネルの管理や保持
工数が少なくなって来た。
ているので、クリーンルーム全体のパネルの管理や保持
工数が少なくなって来た。
第１図は本発明実施例の床板の上面であり、第２図は第
１図の一部断面図（ａ）及び側面図（ｂ）、第３図は本
発明の別実施例のグリルの上面であり、第４図及び第５
図は第３図の一部拡大断面図、第６図のフロアＡ−Ａ線
を第７図に断面として示し、第６図（ａ）及び第７図
（ａ）は従来の床板で合成樹脂やカーペットを貼った床
板及び断面であり、第６図（ｂ）及び第７図（ｂ）は床
板に孔を設けた床板グリル及び断面である。 1,11,21:パネル、2,12:上面、5,15,6,16:保護板、18,1
9:孔
１図の一部断面図（ａ）及び側面図（ｂ）、第３図は本
発明の別実施例のグリルの上面であり、第４図及び第５
図は第３図の一部拡大断面図、第６図のフロアＡ−Ａ線
を第７図に断面として示し、第６図（ａ）及び第７図
（ａ）は従来の床板で合成樹脂やカーペットを貼った床
板及び断面であり、第６図（ｂ）及び第７図（ｂ）は床
板に孔を設けた床板グリル及び断面である。 1,11,21:パネル、2,12:上面、5,15,6,16:保護板、18,1
9:孔
Claims (4)
- 【請求項１】室内を二重板で構成するフリーアクセスフ
ロア用パネルにおいて、アルミニウムダイカスト製から
成るパネルの上面及び側面にステンレス板を設置したこ
とを特徴とするフリーアクセスフロア用パネル。 - 【請求項２】パネルに複数個の孔をあけたグリルに該グ
リル孔と同一位置に同じ大きさの孔を有したステンレス
板を設置した特許請求の範囲第１項記載のフリーアクセ
スフロア用パネル。 - 【請求項３】前記グリル孔がパネル上面のステンレス板
の孔より僅かに大きいことを特徴とする特許請求の範囲
第２項記載のフリーアクセスフロア用パネル。 - 【請求項４】前記グリル孔が上面より下面にかけてテー
パ上であることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
のフリーアクセスフロア用パネル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20952384A JPH0765392B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | フリ−アクセスフロア用パネル |
| KR1019850002099A KR940006329B1 (ko) | 1984-10-05 | 1985-03-29 | 방진실용 바닥패널 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20952384A JPH0765392B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | フリ−アクセスフロア用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6187056A JPS6187056A (ja) | 1986-05-02 |
| JPH0765392B2 true JPH0765392B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16574199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20952384A Expired - Fee Related JPH0765392B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | フリ−アクセスフロア用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765392B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234299A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Hitachi Metals Ltd | 表面材を固定した床板及び表面材プレス装置 |
| JP6053618B2 (ja) * | 2013-06-13 | 2016-12-27 | アイシン軽金属株式会社 | 車両用の支持構造体 |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP20952384A patent/JPH0765392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6187056A (ja) | 1986-05-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |