JPH0765049A - Cadデータを用いたフォーマット装置 - Google Patents

Cadデータを用いたフォーマット装置

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JPH0765049A
JPH0765049A JP5238798A JP23879893A JPH0765049A JP H0765049 A JPH0765049 A JP H0765049A JP 5238798 A JP5238798 A JP 5238798A JP 23879893 A JP23879893 A JP 23879893A JP H0765049 A JPH0765049 A JP H0765049A
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JP5238798A
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Shigeru Chiba
茂 千葉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 任意のフォーマットを作成でき、汎用性が高
く、ユーザ固有のフォーマットを容易に出力する。 【構成】 転記文字の部分及び図形を流し込むための領
域の部分が定義されたフォームデータを、データファイ
ルの一つとして作成するフォームデータ作成手段113 、
定義されたそれぞれの部分に対応して、記憶装置40から
文字データ及び図形データを抽出し、これらの文字デー
タ及び図形データを加工して配置する文字図形配置手段
114 、予め用意された印刷コマンド中のパラメータに、
文字図形配置手段によって得られた値を代入することに
よりフォームデータ、文字データ及び図形データを合成
した結果を印刷するための印刷コマンドを作成する印刷
コマンド作成手段115 、並びに作成された印刷コマンド
をプロッタに送給する印刷コマンド送出手段116 を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCADデータを用いたフ
ォーマット装置に関し、特に、CADシステムにおい
て、CADデータを用いて任意のフォームを作成し、ユ
ーザの望むフォーマットで文字および図形の出力を行え
るCADデータを用いたフォーマット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CAD(Computer Aided Design または
Computer Aided draft )システムはコンピュータを利
用した図面作成装置として機械設計、電気設計、建築設
計等の広い分野で利用されている。CADシステムはデ
ィスプレイ装置およびディジタイザ(座標入力装置)を
備えたコンピュータ本体を含み、設計者は、ディジタイ
ザを操作しながら必要な座標データを入力してディスプ
レイ装置の画面の上で図面(図形と文字を含む)を作成
する。図面が完成すると、当該図面に関するデータ(以
下図面データという)は、記憶手段であるディスク装置
に格納され保存される。ディスク装置に保存された図面
データは、必要に応じて読み出され、プロッタにおいて
設定された紙への描画を可能にする変換プログラムでプ
ロッタ用描画命令群に変換された後に、コンピュータ本
体に接続された出力装置としてのプロッタに供給され、
描画出力される。
【0003】上記CADシステムでは、従来、CADデ
ータの管理上、ディスク装置に保存される文字データや
図形データを抽出し、両者を混在させて特定のフォーム
にてプロッタで印刷して出力する必要があった。特定の
フォームの例としては、部品管理表(例えば、株式会社
ワコムのCADシステムでいえばシンボルリスト)を挙
げることができる。従来の特定のフォームでのプロッタ
出力を行う場合、当該出力を行うための手段として、専
用プログラムを使用する方法が行われていた。専用プロ
グラムは特定のフォーマットを出力する目的でそのため
にのみ用意されるものである。
【0004】また、文字データと図形データを抽出し、
これらデータを特定のフォームで混在させて印刷する一
般的な方法として、従来、次のような技術がある。
【0005】文字と図形の双方を含む文書をコンピュー
タにて作製するシステムとして、いわゆるデスクトップ
パブリッシングシステム(以下「DTPシステム」と略
す)がある。このDTPシステムでは、CADシステム
等の図形作成装置による図形データと、日本語ワードプ
ロセッサ等の文書作成装置による文書データのそれぞれ
を、コンバートして取り込み、任意の位置に配置するこ
とができる。この場合、図形データと文書データは画像
情報として扱われ、配置作業はマウス等を用いて手作業
(カットアンドペースト作業)で行われる。
【0006】一方、ページプリンタでは、いわゆるフォ
ームオーバレイ機能が備えられる。このフォームオーバ
レイ機能は、予め数種類の定型フォームを登録してお
き、その中から選択して指定した定型フォームと作成中
のページ内容を合成して印刷する機能である。この機能
によって文字と図形の双方を含む文書を作成できる。す
なわち、図形データと定型的な文字列データをページプ
リンタの定型フォームとして定義しておき、可変の文字
情報を作成中のページに出力し、定型フォームとページ
を重ね合わせて印刷し、これにより文字と図形が混合し
た文書を作成する。フォームオーバレイ機能でページプ
リンタを制御する作業は、各定型フォームの定義と各フ
ォームオーバレイの印刷を実行する際にプログラマがペ
ージプリンタ制御言語を用いてプログラムを作成するこ
とにより、行われる。
【0007】またワードプロセッサでは、通常、「差込
み印刷」または「マージ・プリント(Merge Print )」
と呼ばれる印刷方法がある。この印刷方法では、例え
ば、差込み用データを順に1行に1データずつ入力した
ファイルを作成した上で、データを差し込む部分「%
%」等の記号で挟んだ形式で差し込まれる文書を作成
し、差し込まれるファイル側から差し込みファイルを指
定した上で、印刷を実行する。これにより、文書ファイ
ルの内容に加えて、文字列ファイルの内容が合成されて
印刷されるから、定型文書の一部に可変文字列がある場
合の文書作成に利用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CADシステムにおい
て、前述した専用プログラムを使用してフォームを作成
する場合には、特定のフォームに限定され、汎用性が低
く、フォームごとにプログラムを用意しなければならな
いために、使用しにくいという欠点を有する。また専用
プログラムは、それによって作成される出力フォームの
ためのフォームデータが、CADのデータとは別に管理
され、取扱い上不便であるという不具合を有する。
【0009】またDTPシステムでは、文字と図形の配
置は手作業で行われるので、配置作業に個人差が生じ、
良好な配置を行うためには熟練を要するという問題があ
る。ページプリンタのフォームオーバレイ機能では、特
定のプリンタで印刷動作を行わせるための専用プログラ
ムをページプリンタ制御言語を用いて作る必要があるの
で、繁雑であると共に、ページプリンタごとに用意しな
ければならないという問題がある。さらに差込み印刷で
は、定型文書中に可変文字列を合成することが特別の熟
練を必要とせず行えるが、図形データを扱うことができ
ないという問題を有する。
【0010】本発明の目的は、CADシステムにおい
て、熟練を必要とせず、任意のフォーマットを作成で
き、汎用性が高く、ユーザ固有のフォーマットを容易に
出力でき、かつCADデータと同等に扱え、操作性が良
好なCADデータを用いたフォーマット装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るCADデー
タを用いたフォーマット装置は、文字を転記するための
転記文字の部分と図形を流し込むための領域の部分が定
義されたフォームデータを、CADデータを用いて、デ
ータファイルの一つとして作成するフォームデータ作成
手段と、前記フォームデータで定義される2つの部分の
それぞれに対応して、記憶装置から文字データと図形デ
ータを抽出し、これらの文字データおよび図形データを
前記2つの部分のそれぞれの条件に対応させて加工して
配置する文字図形配置手段と、予め用意された印刷コマ
ンド中のパラメータに、文字図形配置手段によって得ら
れた値を代入することによりフォームデータ、文字デー
タ、および図形データを合成した結果を印刷するための
印刷コマンドを作成する印刷コマンド作成手段と、印刷
コマンド作成手段によって作成された印刷コマンドをプ
ロッタに送給する印刷コマンド送出手段とを有するよう
に構成される。以上の構成において、印刷コマンド作成
手段と印刷コマンド送出手段については、フォーマット
装置の必須な構成要素とする必要はなく、本来的にCA
Dシステムに備えられた印刷コマンド作成手段と印刷コ
マンド送出手段を使用することもできる。また他の構成
要素として、図面関連情報抽出手段を付加することによ
り、ユーザが準備した任意なテキストデータの他に、C
ADシステムで作成した図面データに含まれる部品情報
等のテキストデータを作成し、転記するための文字デー
タとして使用するように構成することもできる。
【0012】
【作用】本発明によるCADデータを用いたフォーマッ
ト装置では、CADシステムにおいてプロッタで特定の
フォームを出力する場合に、出力フォーマットの作成を
簡単な操作で行い、ユーザが望む任意のフォーマットお
よびユーザ固有のフォーマットを作成し得る。またフォ
ーマットはCADデータで作成され、転記または流し込
まれるCADデータと同等に扱われ、同一の管理で扱え
る。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1は、本発明に係るフォーマット装置を
備えるCADシステムの全体構成を示す。このCADシ
ステムは、本来のCAD機能である図面を作成するため
の図形作成装置30と、これに付加的に装備される文字
と図形の双方を含むフォームを作成するためのフォーマ
ット装置10と、データベース装置20と、各種データ
(図形データ、文字データ、フォームデータ等)を保存
する二次記憶手段40と、紙への印刷を行う出力装置と
してのプロッタ9とを備える。
【0015】フォーマット装置10は、文字データを転
記できる転記文字の部分と、図形データを流し込むこと
ができる領域の部分を含むフォームパターンを定義する
フォームデータを作成すると共に、作成したフォームデ
ータによるフォームパターンの上記各部分に、所要の文
字データを転記し、かつ所要の図形データを流し込むこ
とにより印刷コマンドを作成するための装置である。フ
ォーマット装置10では、図形作成装置30によって図
面を作成する要領(操作性)と同じ要領(操作性)でフ
ォームデータを作成することができる。上記フォームパ
ターンの例としては、例えば帳票を印刷するときに使用
される帳票パターンがある。フォーマット装置10によ
って作成されたフォームデータは、図形作成装置30に
よって作成された図形データや文字データすなわちCA
Dデータと同等に取り扱われ、かつ管理される。フォー
マット装置10によって作成されたフォームデータは二
次記憶手段40に保存される。
【0016】図形作成装置30はCADシステムとして
周知の装置であり、作成された図形データ等は二次記憶
手段40に保存される。
【0017】図1では、図形作成装置30とフォーマッ
ト装置10とデータベース装置20とは別々の装置とし
て示されたが、一台のコンピュータで3つの機能を有す
るものとして3つの装置を実現することも可能である。
またデータベース装置20については図形作成装置30
の1つの機能要素として図形作成装置30の中に含めて
構成することもできる。
【0018】二次記憶手段40は、例えばフロッピディ
スク、ハードディスク、光磁気ディスク等の記憶手段で
あり、フォーマット装置10、データベース装置20、
図形作成装置30のそれぞれのバスに共通に接続され
る。
【0019】図2は、システム構成を、より具体的に示
したブロック図である。本実施例では1つのコンピュー
タシステムで、フォーマット装置10、データベース装
置20、図形作成装置30を兼ねて実現している。図2
で、1は中央処理手段で、中央処理手段1につながるバ
ス2には、主記憶手段3、二次記憶手段40、キーボー
ド6、ポインティングデバイス7、表示装置8、プロッ
タ9が接続される。
【0020】主記憶手段3は、必要なプログラムを読み
込んで記憶するプログラム記憶手段4と、作業用データ
エリア5を含む。また二次記憶手段40は、前述の通り
フォームデータと文字データと図形データを保存するの
で、図2に示すようにフォームデータ記憶手段42と、
文字データ記憶手段43と、図形データ記憶手段44を
含む。さらに、定型文書としてフォームと文字と図形を
合成する際、その組合せについてのデータを保存するこ
とが有用な場合には、二次記憶手段40の中に組合せデ
ータ記憶手段41を備える。ただし、この組合せデータ
記憶手段41は必須のものではない。
【0021】さらに図2に示すように、二次記憶手段4
0の中には、フォーマット装置10を実現する文字図形
フォーマットソフト記憶手段11、データベース装置2
0を実現するデータベースソフト記憶手段21、図形作
成装置30を実現する図形作成ソフト記憶手段31を備
える。中央処理装置1は、文字図形フォーマットソフト
記憶手段11、データベースソフト記憶手段21、図形
作成ソフト記憶手段31のそれぞれからプログラムを読
み出し、入出力装置を利用して、各プログラムに対応す
る装置を実現する。
【0022】データベース装置20を実現するデータベ
ースソフトは、例えばいわゆるリレーショナル型のデー
タベースソフトである。また図形作成装置30を実現す
る図形作成ソフトは、いわゆるCADソフトである。
【0023】図1に示すように、フォーマット装置10
で作成された印刷コマンドがプロッタ9に送給されると
き、印刷コマンド送出手段(図1および図2中に図示せ
ず)が使用されるが、この印刷コマンド送出手段には周
知のものが使用される。
【0024】また入力装置としてキーボード6およびポ
インティングデバイス7がバス2に接続され、出力装置
として表示装置8およびプロッタ9がバス2に接続され
る。ポインティングデバイス7は、マウス等の座標指示
装置とデジタイザやタブレットと呼ばれる座標検出装置
からなるものである。
【0025】図3は、文字図形フォーマットソフトを構
成するソフトを示す図である。図2に示す文字図形フォ
ーマットソフト記憶手段11に記憶された文字図形フォ
ーマットソフト12は、その内容を分割して考えると、
図3に示すように、フォームデータ作成ソフト13、文
字図形配置ソフト14、印刷コマンド作成ソフト15、
印刷コマンド送出ソフト16から構成される。例えばフ
ォームデータ作成ソフト13が中央処理手段1に読み込
まれ、実行されると、入出力装置と共にフォームデータ
作成手段が構成される。これらの4種類のソフトによっ
て実現される装置構成を示すと、図4のごとくなる。1
13はフォームデータ作成ソフト13で構成されるフォ
ームデータ作成手段、114は文字図形配置ソフト14
で構成される文字図形配置手段、115は印刷コマンド
作成ソフト15で構成される印刷コマンド作成手段、1
16は印刷コマンド送出ソフト16で構成される印刷コ
マンド送出手段である。これらの手段113,114,
115,116はフォーマット装置10の中に設けられ
る。なお、フォーマット装置10がCADシステムに対
し付加される場合、印刷コマンド作成手段115および
印刷コマンド送出手段116についてはもともとCAD
システムに備えられるものを使用することもできる。こ
の場合、フォーマット装置10は、フォームデータ作成
手段113と文字図形配置手段114のみを備え、印刷
コマンド作成手段115および印刷コマンド送出手段1
16を備えない。フォームデータ作成手段113と文字
図形配置手段114は、それぞれ、キーボード6、ポイ
ンティングデバイス7、表示装置8、二次記憶手段40
に接続される。
【0026】次に、データベース装置20、フォーマッ
ト装置10に含まれるフォームデータ作成手段113お
よび文字図形配置手段114による機能について説明す
る。
【0027】データベース装置20は、フォームデー
タ、文字データ、図形データの組合せに関する組合せデ
ータを作成する。組合せデータは、フォームデータ、文
字データ、図形データを管理するデータである。これら
を組み合わせて完成した一の定型文書について一の組合
せデータが対応して存在し、その定型文書を管理する。
なお、この組合せデータをファイル化してそれにもネー
ミングを施して管理することもできる。
【0028】フォームデータ作成手段113は、上記の
定型文書の各部分の位置や大きさを定義するフォームデ
ータを作成する。図5において、51は、フォームデー
タ作成手段113によって作成されたフォームパターン
の一例を示し、フォームデータとしてフォームデータ記
憶手段42に保存される。フォームデータ作成手段11
3によるフォームパターン51の作成において、その図
枠等の作成はCADシステムとしてユーザが既に備えて
いるデータを用いて行われ、フォームパターン51は通
常の図形データとして作成される。フォームパターン5
1には2つの部分が含まれ、第1の部分は例えばアット
マーク@を付して転記文字を設けた部分(あるいはその
他の記号、例えば「?」を設けた部分)であって文字デ
ータを転記するための部分であり、第2の部分は図形デ
ータを流し込むための領域の部分である。上記第1およ
び第2の各部分は、フォームパターン51を作成するフ
ォームデータで表現される。フォームに記載される文字
の要・不要、大きさ等は、フォームパターンを形成する
データで定義される。フォームパターン51のごとき各
種のフォームパターンがフォームデータ作成手段113
によって作成され、フォームデータ記憶手段42に保存
される。このようにCADデータを用いて各種のフォー
ムパターンが作成される。
【0029】文字図形配置手段114は、指定されたフ
ァイルの文字データや図形データをフォームパターンの
各部分の大きさに合わせて加工して配置する。図5に示
すように、文字図形配置手段114によれば、例えばフ
ォームパターン51に対し、所定の文字データ52と所
定の図形データ53を読み出し、フォームパターン51
に合成する。フォームパターン51はフォームデータ記
憶手段42から読み出され、文字データ52は文字デー
タ記憶手段43から読み出され、図形データ53は図形
データ記憶手段44から読み出される。ファームパター
ン51において、文字データ52は転記文字で指定され
た部分に転記され、図形データ53は図形領域の部分に
流し込まれる。図5において、54aの部分には文字デ
ータ転記され、54bの部分には図形データが流し込ま
れ、こうして、文字図形配置手段114によって、印刷
コマンドの作成に使用されるデータ54が作成される。
【0030】ここで、上記の「加工」の定義を与える。
「加工する」とは、例えばテキストファイルからなる文
字データに改行の位置や文字の大きさ等に関する情報を
付加すること、図形データに座標移動や拡大縮小等につ
いてのデータを付加することをいう。例えば、文字は定
められた大きさと属性を有するようになり、また図形
は、枠の大きさにほぼ一杯になるように自動的に拡大ま
たは縮小される。
【0031】文字図形配置手段114による文字データ
や図形データの加工・配置の処理は、組合せデータ記憶
手段41から取り出された組合せデータが与えられた上
で、自動的に行われる。
【0032】なお、文字データを転記する部分のみを含
むフォームパターン、または図形データを流し込む部分
のみを含むフォームパターンを形成することもできる。
フォームパターンはユーザの必要に応じて任意に作成す
ることができる。
【0033】印刷コマンド作成手段115は、予め用意
された印刷コマンド中のパラメータに、上記の文字図形
配置手段114によって得られたデータ値を代入するこ
とにより、フォームデータ、文字データ、および図形デ
ータを合成した結果を印刷するための印刷コマンドを作
成する。さらに、印刷コマンド送出手段116は、印刷
コマンド作成手段115によって作成された印刷コマン
ドをプロッタ9に送給し、これによりプロッタ9で印刷
が行われる。図1において、55はプロッタ9で印刷さ
れた印刷物の一例を示す。
【0034】図6は本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、CADシステム、すなわち図形作成手段61
で作成された図面データ62から、転記するための文字
データを作成するように構成したものである。図形作成
手段61は、図形作成ソフトで実現されるものであり、
同時に本実施例の場合には、フォーマット装置を実現す
るフォーマットソフトも含んでいるものとする。62は
図形作成手段61で作成された図面データであり、66
は図形作成手段61におけるフォームデータ作成機能部
分で作成されたフォームデータである。図面データ62
は図形データと図面関連情報を含む。ここで図面関連情
報とは、例えば電子回路の部品情報、電子系システムの
接続情報等のごとき情報であって、図面管理情報以外
の、出力することが可能なテキストデータになり得るも
のである。かかる図面データ62に基づき、図形データ
64が抽出して作成され、また図面関連情報に係る文字
データが図面関連情報抽出手段63で抽出されることに
よりテキストデータ65として作成される。前述の文字
図形配置手段114は、フォームデータ66を選択し、
前述の通り、その各部分に対して図形データ64を流し
込みかつテキストデータ65を転記する。こうして作成
したデータを用いて、印刷コマンド作成手段115で印
刷コマンドを作成し、この印刷コマンドを印刷コマンド
送出手段116でプロッタ9に送出して出力を行う。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、CADデータを利用してユーザが望む任意のフォ
ームを簡単に作成することができ、汎用性が高く、かつ
熟練を要さず、操作性が良好で、ユーザ固有のフォーム
を容易に出力することができ、さらに作成されたフォー
ムデータをCADデータと同等に扱い、同一の管理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーマット装置を含むCADシ
ステムの構成を示す概念図である。
【図2】本発明に係るフォーマット装置を含むCADシ
ステムの詳細構成を示すブロック図である。
【図3】文字図形フォーマットソフトの内部構造を示す
図である。
【図4】フォーマット装置の内部構造を示す機能ブロッ
ク図である。
【図5】文字および図形を含むフォームパターンの作成
および配置・合成を説明するための図である。
【図6】本発明に係るフォーマット装置の他の実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中央処理手段 9 プロッタ 10 フォーマット装置 11 文字図形フォーマットソフト記
憶手段 20 データベース装置 21 データベースソフト記憶手段 30 図形作成装置 31 図形作成ソフト記憶手段 40 二次記憶手段 113 フォームデータ作成手段 114 文字図形配置手段 115 印刷コマンド作成手段 116 印刷コマンド送出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を転記するための転記文字の部分と
    図形を流し込むための領域の部分が定義されたフォーム
    データを、CADデータを用いて、データファイルの一
    つとして作成するフォームデータ作成手段と、 前記フォームデータで定義される前記2つの部分のそれ
    ぞれに対応して、文字データと図形データを抽出し、こ
    れらのデータを前記2つの部分のそれぞれの条件に対応
    させて加工して配置する文字図形配置手段と、 予め用意された印刷コマンド中のパラメータに、前記文
    字図形配置手段によって得られた値を代入することによ
    り前記フォームデータ、前記文字データ、および前記図
    形データを合成した結果を印刷するための印刷コマンド
    を作成する印刷コマンド作成手段と、 前記印刷コマンド作成手段によって作成された印刷コマ
    ンドをプロッタに送給する印刷コマンド送出手段とを有
    することを特徴とするCADデータを用いたフォーマッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 文字を転記するための転記文字の部分と
    図形を流し込むための領域の部分が定義されたフォーム
    データを、CADデータを用いて、データファイルの一
    つとして作成するフォームデータ作成手段と、 前記フォームデータで定義される前記2つの部分のそれ
    ぞれに対応して、文字データと図形データを抽出し、こ
    れらのデータを前記2つの部分のそれぞれの条件に対応
    させて加工して配置する文字図形配置手段とを含むこと
    を特徴とするCADデータを用いたフォーマット装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のCADデータを
    用いたフォーマット装置において、図形作成手段によっ
    て作成された図面データから図面関連情報を抽出し、前
    記文字データとしてのテキストデータを作成する図面関
    連情報抽出手段を備えること特徴とするCADデータを
    用いたフォーマット装置。
JP5238798A 1993-08-31 1993-08-31 Cadデータを用いたフォーマット装置 Pending JPH0765049A (ja)

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