JPH0764858B2 - (1h−1,2,4−トリアゾリル)ジシラアルカン及びこれらの製造方法 - Google Patents

(1h−1,2,4−トリアゾリル)ジシラアルカン及びこれらの製造方法

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JPH0764858B2
JPH0764858B2 JP4129344A JP12934492A JPH0764858B2 JP H0764858 B2 JPH0764858 B2 JP H0764858B2 JP 4129344 A JP4129344 A JP 4129344A JP 12934492 A JP12934492 A JP 12934492A JP H0764858 B2 JPH0764858 B2 JP H0764858B2
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福 烈 柳
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昇 浩 延
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後記一般式(I)で示
される(1H−1,2,4−トリアゾリル)ジシラアル
カンにトリアゾールが置換した新しい有機ケイ素化合物
(以下トリアゾリルジシラアルカンと称する)、そして
その中間体、これらの製造方法及び植物病害防除病に関
する。
【0002】
【従来の技術】1960年代末、初めてアゾール系化合
物が有用な殺菌剤として明らかにされた。(H. Plempe
l. K. Bartmann, K.H. Bichel and Regel, Deutsch Me
d. Wochenschrift. 94, 1356-1364 (1969)).その後10
余年が過ぎた後、米国特許第3692798号明細書に
は、次のイミダゾール化合物の有機ケイ素誘導体が殺菌
剤として効果があることが明らかにされた。
【0003】
【化6】
【0004】また、ドイツ特許第3000140号公報
には、次のイミダゾール又はトリアゾールのシリルエス
テルが農業用殺菌剤として有効があることが報告され
た。
【0005】
【化7】
【0006】(式中、Xは炭素又は窒素を示す)
【0007】1980年代になって、米国特許第451
0136号明細書には、トリアゾールに結合するβ−位
の炭素がケイ素に置換された次の有機ケイ素化合物は、
殺菌効果が優れていることが報告された。
【0008】
【化8】
【0009】この有機ケイ素トリアゾール誘導体におい
て、Q1 及びQ2 は水素又はメチル基であり、R1 、R
2 及びR3 はアルキル基又は置換基を有するフェニル基
である。殺菌性はR1 、R2 及びR3 がアルキル基であ
るものよりもフェニル基のものがより良く、フェニル基
も置換基を有するものがより高い殺菌性があり、フェニ
ル基の置換基はパラ位にフッ素、トリフルオロメチル
基、エトキシ基、フェニル基等が置換したものがよく、
塩素、アルキル基等が次に好適であると報告されてい
る。
【0010】特開昭63−5092号公報には、上記米
国特許第4510136号の構造中で、R基の1つをト
リアゾールメチル基に代え、次のように1分子に2個の
トリアゾールが置換したものも殺菌性があることが報告
されている。
【0011】
【化9】
【0012】その後、ドイツ特許第3723246号に
は、チオフェン誘導体を導入した次のような有機ケイ素
化合物が殺菌剤として有効であることが明らかにされて
いる。
【0013】
【化10】
【0014】(式中、Xはアルキル基又はハロゲンを表
し、Rはアルキル基又はアリル基を表す)。
【0015】米国特許第4530922号と第4729
982号明細書では、米国特許第4510136号の構
造においてケイ素に置換したアルキル基の代りに、ビニ
ル基、アリル基、アセチル基等の不飽和有機基等を導入
したものも殺菌性が良く、トリアゾール環に置換したメ
チル基の代りにチオールかチオシアナト基が導入された
ものも殺菌性が良いと報告されている。
【0016】
【本発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記
公知の技術思想を基にして、新しい殺菌剤を開発すべく
研究し、本発明は殺菌効果のより優れた新規なトリアゾ
リルジシラアルカンを提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物は、一般
式(I)で示されるトリアゾリルジシラアルカンであ
る。
【0018】
【化11】
【0019】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5
は、同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキル基、ビ
ニル基、アリル基、ベンジル基、フェニル基、パラ位に
フッ素、塩素、低級アルコキシ基もしくはトリフルオロ
メチル基が置換したフェニル基又はベンジル基、あるい
はビフェニリル基を表す)。
【0020】式(I)の化合物は、一般式(II)で示さ
れるクロロメチルジシラアルカンを出発物質として、一
般式(I)のトリアゾリルジシラアルカンを製造するこ
とができる。
【0021】
【化12】
【0022】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5
は前述と同意義を表す)
【0023】クロロメチルジシラアルカン(II)を製造
するには、2つの方法があるが、先ず一般式(III)のク
ロロメチルジシラメチレンに、一般式(VI)のグリニャ
ール試薬又はリチウム化合物(RLi)を反応させるこ
とにより製造することができる。
【0024】
【化13】
【0025】(式(III)中、R1 はメチル基又は塩素を
表し、式(VI)及びRLi中、Rは前述の式(II)のR
1 、R2 、R3 、R4 及びR5 と同意義を表し、Xは塩
素又は臭素を表す)。
【0026】一般式(III)の化合物と同様に、Si−C
l結合を有する化合物に、グリニャール試薬又はリチウ
ム化合物を反応させれば、Si−Cl結合はSi−C結
合を形成し金属塩を副産物として生成する。2個以上の
Si−Cl結合を有する化合物の場合、段階的に置換反
応が起るから、互いに異なる有機基を導入することがで
きる。このようにクロロシラン(III) とグリニャール試
薬又はリチウム化合物との反応には、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等のエーテル溶媒を使用するの
が望ましい。この反応で炭素に置換した塩素は置換され
ないで、ケイ素に置換した塩素だけが選択的に反応する
(V.P. Kuznetsova and R.M. Sokolovaskaya, Zh. Obsh
ch. Khim., 1969, 1977 )。
【0027】
【化14】
【0028】この反応では、通常の有機溶媒中で強酸性
水素を包含しない溶媒を使用することができるが、最も
好ましい溶媒はテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
等のエーテル溶媒である。この反応はあらゆる温度で速
く進行するが、副反応を避けるために温度が余り高いと
良くなく、30℃乃至−20℃以上で反応させるのが適
当である。
【0029】ケイ素に結合した最終の塩素をアリル基で
置換する場合には、予め生成させたアリルグリニャール
試薬かアリルリチウム試薬をクロロシラン(III)と反応
させる代りに、アリルブロミドとブチルリチウムをエー
テル以外の炭化水素溶媒中で、ブロムとリチウムを交換
反応させた後、エーテルに溶かしたクロロシラン(III)
を反応させても、アリル基が置換した有機ケイ素化合物
を得ることができる。(H. Gilmann, "Advances in Org
anometallic Chemistry Vol. 7. Academic Press, New
York, 1968) .
【0030】一般式(III)のクロロメチルジシラメチレ
ンは、対応するメチルクロロジシラメチレン(VII)を塩
素化すれば容易に得ることができ、メチルクロロジシラ
メチレンは、クロロメチル基を持つシラン(VIII)をケ
イ素と直接反応させて得ることができることが、本発明
者らにより既に報告されている。(韓国特許出願第10
55号)
【0031】
【化15】
【0032】一般式(II)のクロロメチルジシラアルカ
ンを製造する第2の方法は、米国特許第4510136
号でのように、一般式(IV)のクロロメチル基を有する
クロロシランに、一般式(VI)のグリニャール試薬又は
リチウム化合物(RLi)を使用し、適当な有機基を導
入すれば一般式(V)のようなクロロメチル基を有する
有機シランを製造することができる。一般式(V)のク
ロロメチル基を有する有機シランはマグネシウムと反応
させてグリニャール試薬を製造し、これを更に一般式
(IV)のクロロシランと反応させれば、クロロメチルを
有するクロロジシラメチレン(IX)を得ることができ
る。このクロロジシランメチレン(IX)は、更に上で言
及したように、グリニャール試薬かリチウム化合物を使
用して適当な有機基を導入すれば、一般式(II)のクロ
ロメチルジシラアルカンを得ることができる。
【0033】
【化16】
【0034】次に一般式(I)のトリアゾリルジシラア
ルカンは、次のようにして製造することができる。
【0035】一般式(II)で示されるクロロメチルジシ
ラアルカンに、トリアゾールを置換させるために、先ず
トリアゾールを水素化ナトリウム又はナトリウムメトキ
シドのような塩基で処理してトリアゾールナトリウム塩
を作り、この塩をクロロメチルジシラアルカン(II)と
反応させる。この反応において、トリアゾール塩を理論
値の5−10%程度過量に使用することが収率を高める
ために好ましい。この反応に適合した溶媒は、ジメチル
ホルムアミド(DMF)のような非プロトン極性溶媒を
使用することが好ましく、DMF溶液中、0〜60℃の
反応温度で、4時間程度反応させれば反応が完結する。
しかしこの方法を利用する場合、副反応が多く起り収率
が非常に低いことがある。その理由はDMF溶媒下で6
0℃程度に加熱した場合、水分による副反応だけでな
く、トリアゾール塩が塩基に作用し、ケイ素に置換して
いるビニル基が重合するためと考えられる。このような
問題を解決するために、低い温度でも反応が速く進行す
るように、一般式(II)に含有するクロロメチル基の塩
素を、アセトン溶媒中でKlを加え、溶媒を還流させな
がらヨードで置換する方法を使用すれば、より高い収率
で得られる(Vogel, "Textbook of Practical Organic
Chemistry", 4th Ed, 396-399, Longnam GroupLimited,
London (1978))。
【0036】
【化17】
【0037】本発明の式(I)の化合物は各種植物病害
菌に抗菌力を有し、常法で植物病害防除剤に製剤して用
いることができる。
【0038】
【実施例】次の実施例で、核磁気共鳴(NMR)スペク
トラムのピークの位置は、四塩化炭素中、内部に添加さ
れたテトラメチルシランを基準にppm で表示した。そし
てエーテルはジエチルエーテルである。
【0039】実施例1 1−クロロ−2,4−ビス(4−クロロフェニル)−
2,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタン(第1表−
8の化合物)の製造 i)500ml円底フラスコに還流コンデンサーと滴下漏斗
を装着した後、窒素気体を流しながら乾燥した。クロロ
メチルジメチルクロロシラン26.0ml(0.2mole)
を円底フラスコに入れ、乾燥したテトラヒドロフラン
(THF)200mlで希釈した。滴下漏斗を通じ4−ク
ロロフェニルグリニャール溶液(THF中1.0M )2
20mlを25℃で滴下した後2時間かき混ぜた。ガスク
ロマトグラフィ(GC)により、反応物が全部反応した
ことを確認した後、NH4 Cl飽和水溶液を入れて3分
間かき混ぜた後、分別漏斗に移し、有機層を分離した。
水性層はエーテル30mlで3回抽出して、先に分離した
有機層と合せた。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
した後、溶媒を除去し、クロロメチル(4−クロロフェ
ニル)ジメチルシラン30g(92%)を得た。
【0040】ii)100ml円底フラスコに還流コンデン
サーと滴下漏斗を装着し、窒素気体を流しながら乾燥し
た。このフラスコにマグネシウム片3.0g 及びヨード
0.5g を入れ、乾燥したテトラヒドロフラン5mlを加
えた後、滴下漏斗を通じ、i)で合成したクロロメチル
(4−クロロフェニル)ジメチルシラン(15.5g(9
2%)、65mmol)0.5g 程度を先ず加えた。ヒート
ガンで1分加熱し、35〜45℃に維持した。次いで残
った反応物を滴下し、クロロメチル(4−クロロフェニ
ル)ジメチルシランのグリニャール溶液を得た。
【0041】iii)250ml円底フラスコに還流コンデン
サーと滴下漏斗を装着し、窒素気体を流しながら乾燥し
た。このフラスコにクロロメチルメチルジクロロシラン
0.4ml(50mmol)を入れ、乾燥したテトラヒドロフ
ラン100mlを入れた。4−クロロフェニルグリニャー
ル溶液(THF中1M )55ml(10%過量)を滴下漏
斗を通じて1時間30分の間で滴下し、2時間かき混ぜ
た。GCにより反応が全部進行したことを確認し、ii)
で製造したクロロメチル(4−クロロフェニル)ジメチ
ルシランのグリニャール溶液を加え、3時間の間かき混
ぜた。GCで反応が完結したことを確認し、i)の方法で
反応物を処理し、反応混合物15.1gを得た。NMR
分析で4−クロロ−2,4−ビス(4−クロロフェニ
ル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタンが生
成したことを確認した。
【0042】実施例2 1−クロロ−4−(4−フルオロベンジル)−2−(4
−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジ
シラペンタン(第1表−20の化合物)の製造 i)250ml円底フラスコに還流コンデンサーと滴下漏斗
を装着した後、窒素気体を流しながら乾燥した。このフ
ラスコにマグネシウム片7.3g(0.3mole、50%過
量)及びヨード0.5g を入れ、乾燥したテトラヒドロ
フラン20mlを加えた後、滴下漏斗を通じて4−フルオ
ロベンジルクロライド(24ml、0.2mole)1mlを先
ず加えた後、ヒートガンで加熱し、35〜45℃に維持
した。更に残った反応物を加え、4−フルオロベンジル
グリニャール溶液を得た。実施例1−i)と同様な装置と
方法で、クロロメチルジメチルクロロシラン26ml
(0.2mole)と、前に製造した4−フルオロベンジル
グリニャール溶液(0.2mole)を反応させ、反応物を
処理してクロロメチル(4−フルオロベンジル)ジメチ
ルシラン38g(75%)を得た。
【0043】ii)実施例1と同様な装置と方法で、クロ
ロメチルメチルジクロロシラン6.4g(50mmole)と、
4−フルオロフェニルグリニャール溶液(エーテル中2
M )25ml、クロロメチル(4−フルオロベンジル)ジ
メチルシランのグリニャール溶液[クロロメチル(4−
フルオロベンジル)ジメチルシランを含む反応物15g
(75%、52mmol)、マグネシウム片1.9g 及びヨ
ード0.3g]を順次に反応させて反応物を処理した。シ
リカゲル管(溶離液:ヘキサン)で分離し、1−クロロ
−4−(4−フルオロベンジル)−2−(4−フルオロ
フェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタ
ン5.9g を得た。
【0044】実施例3 1−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,4−
ジメチル−4−ビフェニリル−2,4−ジシラペンタン
(第1表−19の化合物)の製造 i)実施例2−i)と同様な装置と方法で、4−ブロモビフ
ェニル18.7g(80mmole)、マグネシウム4.8g 及
びヨード0.7g を反応させ、ビフェニリルグリニャー
ル溶液を製造した。実施例1と同様な装置と方法で、ク
ロロメチルジメチルクロロシラン10.4ml(80mmo
l)と、上記のビフェニリルグリニャール溶液を反応さ
せて反応物を処理した。シリカゲル管(溶離液:ヘキサ
ン)で分離し、クロロメチルジメチルビフェニリルシラ
ン12g(92%)を得た。
【0045】ii)実施例1と同様な装置と方法で、クロ
ロメチルメチルジクロロシラン3.8ml(30mmol)と
4−フルオロフェニルグリニャール溶液(エーテル中2
M )15ml、クロロメチルジメチルビフェニリルシラン
のグリニャール溶液[クロロメチルジメチルビフェニリ
ルシラン12g(92%、42mmol)、マグネシウム片
2.1g 及びヨード0.5g]を順次に反応させて反応物
を処理した。NMR分析で1−クロロ−2−(4−フル
オロフェニル)−2,4−ジメチル−4−ビフェニリル
−2,4−ジシラペンタンが生成したことを確認した反
応混合物17g を得た。
【0046】実施例4 1−クロロ−2−(4−エトキシフェニル)−4−(4
−メトキシフェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジ
シラペンタン(第1表−15の化合物)の製造 i)実施例2−i)と同様な装置と方法で、4−ブロモアニ
ソール18.8g(0.15mmol)とマグネシウム片5g
を反応させ、4−メトキシフェニルグリニャール溶液を
製造した。実施例1−i)と同様な方法で、クロロメチル
ジメチルクロロシラン19.7ml(0.15mmol)と前
に製造した4−メトキシフェニルグリニャール溶液を反
応させて反応物を処理し、クロロメチル(4−メトキシ
フェニル)ジメチルシラン28.4g(94%)を得た。
【0047】ii)実施例i)と同じ方法で、クロロメチル
メチルジクロロシラン6.4ml(50mmol)と4−エト
キシフェニルグリニャール溶液[4−ブロモフェノキシ
エタン12.1g(60mmol)、マグネシウム片2.4
g]、クロロメチル(4−メトキシフェニル)ジメチルシ
ランのグリニャール溶液[クロロメチル(4−メトキシ
フェニル)ジメチルシラン13.7g(94%、60mmo
l)、マグネシウム片2.4g 及びヨード0.5g]を順
次に反応させて反応物を処理した。NMR分析で1−ク
ロロ−2−(4−エトキシフェニル)−4−(4−メト
キシフェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラペ
ンタンが生成したことを確認した反応混合物24g を得
た。
【0048】実施例5 1−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,4,
4−トリメチル−2,4−ジシラペンタン(第1表−1
の化合物)の製造 250ml円底フラスコに滴下漏斗、還流コンデンサー及
び撹拌器を装着し、窒素気体を流しながら乾燥した。こ
のフラスコにクロロメチルメチルジクロロシラン2.0
g(12mmol)と乾燥したテトラヒドロフラン30mlを入
れた。4−フルオロフェニルグリニャール溶液(エーテ
ル中2M )6.4mlを滴下漏斗に移し、氷槽で30分間
で滴下した後、温度を室温に上げ1時間撹拌した。トリ
メチルシリルメチルグリニャール溶液(エーテル中1M
)12mlを室温で滴下し、3時間還流した。実施例1
と同一な方法で反応物を処理し、1−クロロ−2−(4
−フルオロフェニル)−2,4,4−トリメチル−2,
4−ジシラペンタン3.3gを得た。
【0049】実施例6 1−クロロ−2,2−ビス(4−フルオロフェニル)−
4,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタン(第1表−
6の化合物)の製造 250ml円底フラスコに還流コンデンサーと滴下漏斗を
装着し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコ
にクロロメチルトリクロロシラン2.1g(11.4mmo
l)と乾燥したテトラヒドロフラン50mlを入れた。滴
下漏斗を通じ4−フルオロフェニルグリニャール溶液
(エーテル中2M )11.4mlを室温で加え、3時間還
流させた後、GCで反応が完結したことを確認し、トリ
メチルシリルメチルグリニャール溶液(エーテル中1M
)11.4mlを滴下漏斗に移し、5分間で滴下し7時
間還流した。GCで反応が全部進行したことを確認し、
実施例1と同様な方法で反応物を処理した後、シリカゲ
ル管で分離し(溶離液:ヘキサン)、1−クロロ−2,
2−ビス(4−フルオロフェニル)−4,4−ジメチル
−2,4−ジシラペンタン1.2g を得た。
【0050】実施例1〜6と同様な方法で製造すること
のできる式(II)の化合物を第1表に示す。
【0051】
【表1】
【0052】実施例7 1−クロロ−4−(4−クロロフェニル)−2,2−ビ
ス(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2,4−ジ
シラペンタン(第2表−47の化合物)の製造 実施例6と同様な方法で、クロロメチルトリクロロシラ
ン5.5g(30mmol)に4−メトキシフェニルグリニャ
ール溶液[4−ブロモアニソール11.2g(60mmo
l)、マグネシウム片2.4g 及びヨード0.5g を実
施例2−i)と同様な方法で製造]を、室温で4時間35
〜40℃で反応させた。次いで実施例1で製造したクロ
ロメチル(4−クロロフェニル)ジメチルシランのグリ
ニャール溶液[クロロメチル(4−クロロフェニル)ジ
メチルシラン8.3g(92%、35mmol)、マグネシウ
ム片1.2g 及びヨード0.7g を実施例1−i)と同様
な方法で製造]を、6時間35℃で反応させた。NMR
分析で1−クロロ−4−(4−クロロフェニル)−2,
2−ビス(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2,
4−ジシラペンタンが生成したことを確認した反応混合
物18g を得た。
【0053】実施例8 1−クロロ−2,4−ビス(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−2−ビフェニリル−2,4−ジシラペンタ
ン(第2表−42の化合物)の製造 i)実施例1−i)と同一な方法で、クロロメチルジメチル
クロロシラン32.9ml(0.25mmol)と4−フルオ
ロフェニルグリニャール溶液(エーテル中2M)125m
lを反応させ、クロロメチル(4−フルオロフェニル)
ジメチルシラン46g を得た。
【0054】ii)実施例6と同様な装置と方法で、クロ
ロメチルトリクロロシラン5.5g(30mmol)に4−フ
ルオロフェニルグリニャール溶液(エーテル中2M )1
5ml、そしてビフェニリルグリニャール溶液[4−ブロ
モビフェニル6.9g(30mmol)、マグネシウム片1.
4g 及びヨード0.5g を実施例2−i)と同様の方法で
製造]を順次に滴下し、還流させながら4時間反応させ
た。次いでi)で製造したクロロメチル(4−フルオロフ
ェニル)ジメチルシランのグリニャール溶液[クロロメ
チル(4−フルオロフェニル)ジメチルシラン7.1g
( 94%、33mmol)、マグネシウム片1.5g 及びヨ
ード0.6g を実施例1−ii)と同様な方法で製造]を
加え、5時間還流させながら反応させ、1−クロロ−
2,4−ビス(4−フルオロフェニル)−4−メチル−
2−ビフェニリル−2,4−ジシラペンタンを含む混合
物21g を得た。
【0055】実施例9 1−クロロ−2,2−ビス(4−クロロフェニル)−4
−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−2,4−ジ
シラペンタン(第2表−72の化合物)の製造 i)実施例2−i)と同様な方法で、4−ブロモフェノキシ
エタン17ml(0.12mole)マグネシウム片4.9g
及びヨード0.7g を反応させ、4−エトキシフェニル
グリニャール溶液を製造した。実施例1−i)と同様な方
法でクロロメチルジメチルクロロシラン15.8ml
(0.12mmol)と上記で製造した4−エトキシフェニ
ルグリニャール溶液を反応させ、クロロメチル(4−エ
トキシフェニル)ジメチルシラン25.5g(74%)を
得た。
【0056】ii)実施例6と同様な装置と方法で、クロ
ロメチルトリクロロシラン5.5g(30mmol)に4−ク
ロロフェニルグリニャール溶液(THF中1M )60ml
を加え、7時間35℃で反応させた。クロロメチル(4
−エトキシフェニル)ジメチルシランのグリニャール溶
液[クロロメチル(4−エトキシフェニル)ジメチルシ
ラン12.3g(74%、40mmol)、マグネシウム片
1.8g 及びヨード0.5g]を加え、40℃で5時間反
応させた。NMR分析で1−クロロ−2,2−ビス(4
−クロロフェニル)−4−(4−エトキシフェニル)−
4−メチル−2,4−ジシラペンタンが生成したことを
確認した反応混合物18.2g を得た。
【0057】実施例7〜9と同様な方法で製造すること
のできる式(II)の化合物を第2表に示す。
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】実施例10 1,1,1,3,4−ペンタクロロ−3−メチル−1,
3−ジシラブタン(第3表−75の化合物)の製造 250ml円底フラスコに磁石混合棒を入れ、ドライアイ
ス/アセトン・コンデンサーと塩素ガスシリンダーの連
結したバブリング管を装着した。このフラスコに1,
1,1,3−テトラクロロ−3−メチル−1,3−ジシ
ラブタン100g(0.41mole)と反応開始剤であるア
ゾビスイソブチロニトリル(AIBN)1g を入れ、四
塩化炭素を溶媒として使用した。塩素ガスをバブリング
させ、四塩化炭素を還流させながらサンランプ(Sun La
mp)を使用し、5時間光反応させた。ガスクロマトグラ
フィで反応の進行程度を確認した後、反応混合物を真空
蒸留し、1,1,1,3,4−ペンタクロロ−3−メチ
ル−1,3−ジシラブタン38g を得た。
【0062】実施例11 4−(クロロメチル)−6,6−ビス(4−フルオロフ
ェニル)−4−メチル−4,6−ジシラ−1,8−ノナ
ジエン(第3表の83の化合物)の製造 250ml円底フラスコにコンデンサーと滴下漏斗を装着
し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコに
1,1,1,3,4−ペンタクロロ−3−メチル−1,
3−ジシラブタン8.5g(31mmol)とテトラヒドロフ
ラン20mlを入れ、滴下漏斗を通じ4−フルオロフェニ
ルグリニャール溶液(エーテル中2M )31mlを加えた
後、40℃で3時間かき混ぜた。更にアリルグリニャー
ル溶液(THF中2M )35mlを入れ、2時間かき混ぜ
た。
【0063】NH4 Cl飽和水溶液を加えて3分間かき
混ぜた後、分液漏斗に移し、有機層を分離し、エーテル
30mlで水性層を3回抽出し、有機層と合せた。無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後溶媒を除去し、反
応混合物13g を得た。NMR分析で4−(クロロメチ
ル)−6,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4−メ
チル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエンが生成した
ことを確認した。
【0064】実施例12 4−クロロメチル−6−(4−フルオロフェニル)−4
−メチル−6−(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエンと4−クロロメチル−4−メチル−
6,6−ビス(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエン(第3表−76及び77の化合物)
の製造 実施例11と同様な方法で1,1,1,3,4−ペンタ
クロロ−3−メチル−1,3−ジシラブタン5.7g(2
0mmol)と4−フルオロフェニルグリニャール溶液(エ
ーテル中2M )10ml、そしてアリルグリニャール溶液
(THF中2M)35mlを反応させた。NMR分析で4
−クロロメチル−6−(4−フルオロフェニル)−4−
メチル−6−(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエンと4−クロロメチル−4−メチル−
6,6−ビス(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエンが生成したことを確認した反応混合
物7.2g を得た。
【0065】実施例13 7−クロロ−4,4,6−トリス(4−フルオロフェニ
ル)−6−メチル−4,6−ジシラ−1−ヘプテン(第
3表の102の化合物)の製造 実施例11と同様な方法で1,1,1,3,4−ペンタ
クロロ−3−メチル−1,3−ジシラブタン5.0g(1
8mmol)と4−フルオロフェニルグリニャール溶液(エ
ーテル中2M )27ml、そしてアリルグリニャール溶液
(THF中2M)9mlを反応させ、反応混合物9.2g
を得た。NMR分析で7−クロロ−4,4,6−トリス
(4−フルオロフェニル)−6−メチル−4,6−ジシ
ラ−1−ヘプテンが生成したことを確認した。
【0066】実施例14 4−クロロメチル−6−(4−フルオロフェニル)−4
−メチル−6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノ
ナジエンの(第3表−82の化合物)製造 250ml円底フラスコにコンデンサーと滴下漏斗を装着
し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコに
1,1,1,3,4−ペンタクロロ−3−メチル−1,
3−ジシラブタン5.7g(21mmol)とテトラヒドロフ
ラン25mlを入れ、滴下漏斗を通じて4−フルオロフェ
ニルグリニャール溶液(エーテル中2M )10.5mlを
加えた後、45℃で1時間30分かき混ぜた。滴下漏斗
を通じてフェニルグリニャール溶液(THF中2M )1
0.5mlを加え、3時間還流させながらかき混ぜた後、
アリルグリニャール溶液(THF中2M )23mlを入
れ、2時間かき混ぜた。実施例1と同様な方法で反応物
を処理し、反応混合物9g を得た。NMR分析で4−ク
ロロメチル−6−(4−フルオロフェニル)−4−メチ
ル−6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエ
ンが生成したことを確認した。
【0067】実施例15 4−クロロメチル−4−メチル−6−ビフェニリル−6
−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエン(第
3表−91の化合物)の製造 100ml円底フラスコにコンデンサーと滴下漏斗を装着
し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコにマ
グネシウム片0.4g(17mmol)、テトラヒドロフラン
2.5mlを加えた後、滴下漏斗を通じて4−ブロモビフ
ェニル4.0g(17mmol)をテトラヒドロフランに溶か
した溶液4滴を加えビフェニリルグリニャール溶液を製
造した。同様に、4−ブロモフェニルからフェニルグリ
ニャール溶液を製造した。実施例11と同様な方法で、
1,1,1,3,4−ペンタクロロ−3−メチル−1,
3−ジシラブタン(17mmol)に、上記のビフェニリル
グリニャール溶液(THF中2M )8.5ml、フェニル
グリニヤール溶液、そしてアリルグリニヤール溶液(T
HF中2M )18mlの順で加えながら反応させた。シリ
カゲル管(溶離液:ヘキサン)を利用し、他の生成物の
混った4−クロロメチル−4−メチル−6−ビフェニリ
ル−6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエ
ン3.6g を得た。
【0068】実施例16 4−クロロメチル−6,6−ビス(4−エトキシフェニ
ル)−4−メチル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエ
ン(第3表−88の化合物)の製造 実施例11と同様な方法で、1,1,1,3,4−ペン
タクロロ−3−メチル−1,3−ジシラブタン6.4g
(23mmol)と、実施例15と同様な方法で製造した4
−エトキシフェニルグリニャール溶液(4−ブロモフェ
ノキシエタン6.6ml及びマグネシウム片1.1g )そ
してアリルグリニャール溶液(THF中2M )23mlを
反応させ、反応混合物11.2g を得た。NMR分析で
4−クロロメチル−6,6−ビス(4−エトキシフェニ
ル)−4−メチル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエ
ンが生成したことを確認した。
【0069】実施例10〜16と同様な方法で、製造す
ることのできる式(II)の化合物を第3表に示す。
【0070】
【表5】
【0071】
【表6】
【0072】実施例17 1,1,1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシ
ラブタン(第4表−112の化合物)の製造 実施例10と同様な装置で、1,1,1,3,3−ペン
タクロロ−1,3−ジシラブタン120g(0.46mol
e)と、反応開始剤であるAIBN1.2g を四塩化炭
素溶媒中で反応させた。塩素気体をバブリングさせ、四
塩化炭素を還流させながら、サンランプを使用して12
時間光反応させた。生成した反応混合物を真空蒸留し、
1,1,1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシ
ラブタン32g を得た。
【0073】実施例18 4−クロロメチル−6−フェニル−4,6−ビス(2−
プロペニル)−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエン
(第4表−121の化合物)の製造 250ml円底フラスコにコンデンサーと滴下漏斗を装着
し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコに
1,1,1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシ
ラブタン7.4g(25mmol)を入れ、乾燥したテトラヒ
ドロフラン30mlで希釈した。滴下漏斗を通じてフェニ
ルグリニャール溶液(THF中2M )12.5mlを室温
で1時間で加え、1時間30分かき混ぜた。次いでアリ
ルグリニャール溶液(THF中2M )52mlを滴下漏斗
に移しフラスコに滴下し、2時間反応させた。実施例1
と同様な方法で反応物を処理し、反応混合物8g を得
た。NMR分析で4−クロロメチル−6−フェニル−
4,6−ビス(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエンが生成したことを確認した。
【0074】実施例19 4−クロロメチル−4,6−ビス(4−フルオロフェニ
ル)−6−ビフェニリル−4−(2−プロペニル)−
4,6−ジシラ−1,8−ノナジエン(第4表−125
の化合物)の製造 実施例18と同様な装置で、このフラスコに1,1,
1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシラブタン
6.5g(22mmol)と乾燥したテトラヒドロフラン25
mlを入れ、滴下漏斗を通じて4−フルオロフェニルグリ
ニャール溶液(エーテル中2M )11mlを室温で加え、
1時間かき混ぜた。次いで実施例15と同様の方法で製
造したビフェニリルグリニャール溶液(22mmol;4−
ブロモフェニル5.2g 、マグネシウム片1.0g 及び
ヨード0.4g)を3時間還流させながら反応させた後、
アリルグリニャール溶液(THF中2M )35mlを入
れ、2時間かき混ぜた。
【0075】実施例1と同様な方法で反応物を処理し、
反応混合物13.2g を得た。NMR分析で4−クロロ
メチル−4,6−ビス(4−フルオロフェニル)−6−
ビフェニリル−4−(2−プロペニル)−4,6−ジシ
ラ−1,8−ノナジエンが生成したことを確認した。
【0076】実施例20 4−クロロメチル−4,6−ビス(4−エトキシフェニ
ル)−6−(4−フルオロフェニル)−4,6−ジシラ
−1,8−ノナジエン(第4表−142の化合物)の製
造 実施例18と同様な装置と方法で、1,1,1,3,
3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシラブタン5.9g
(20mmol)と4−フルオロフェニルグリニャール溶液
(エーテル中2M )10mlを反応させた。そして実施例
15と同様な方法で合成した4−エトキシフェニルグリ
ニャール溶液(40mmol;4−ブロモフェノキシエタン
5.7ml、マグネシウム片1.5g 及びヨード0.5g)
を加え、4時間還流させながら反応させた後、アリルグ
リニャール溶液(THF中2M)22mlを加え、2時間か
き混ぜた。実施例1と同様な方法で反応物を処理し、反
応混合物15.3g を得た。NMR分析で4−クロロメ
チル−4,6−ビス(4−エトキシフェニル)−6−
(4−フルオロフェニル)−4,6−ジシラ−1,8−
ノナジエンが生成したことを確認した。
【0077】実施例21 7−クロロ−4,4,6,6−テトラフェニル−4,6
−ジシラ−1−ヘプテン(第4表−160の化合物)の
製造 実施例18と同様なフラスコに1,1,1,3,3,4
−ヘキサクロロ−1,3−ジシラブタン5.9g(20mm
ol)とフェニルグリニャール溶液(THF中2M)40ml
を15℃で5時間かき混ぜながら反応させた。反応終了
後、温度を室温に下げ、アリルグリニャール溶液(TH
F中2M)12mlを加えた後、2時間かき混ぜた。実施例
1と同様な方法で反応物を処理し、反応混合物17.2
g を得た。NMR分析で7−クロロ−4,4,6,6−
テトラフェニル−4,6−ジシラ−1−ヘプテンが生成
したことを確認した。
【0078】実施例22 4−クロロメチル−6,6−ビス(4−フロオロフェニ
ル)−4−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジ
エン(第4表−150の化合物)の製造 実施例18と同様な装置をしたフラスコに、1,1,
1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシラブタン
6.5g(22mmol)と4−フルオロフェニルグリニャー
ル溶液(エーテル中2M )22mlを、4時間還流させな
がら反応させた。温度を室温に下げ、フェニルグリニャ
ール溶液(THF中2M)11mlを加え、1時間かき混
ぜ、還流させながら1時間反応させた。温度を再び室温
に下げた後、アリルグリニャール溶液(THF中2M)2
3mlを加え、2時間かき混ぜた。実施例1と同様な方法
で反応物を処理した。NMR分析で4−クロロメチル−
6,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4−フェニル
−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエンが生成したこと
を確認した反応混合物13.7g を得た。
【0079】実施例23 7−クロロ−4,6,6−トリス(4−エトキシフェニ
ル)−4−ビフェニリル−4,6−ジシラ−1−ヘプテ
ン(第4表−146の化合物)の製造 実施例18と同一な装置をしたフラスコに、1,1,
1,3,3,4−ヘキサクロロ−1,3−ジシラブタン
5.9g(20mmol)と、乾燥したテトラヒドロフラン2
0mlを入れ、滴下漏斗を通じ、実施例15と同様な方法
で製造したビフェニリルグリニャール溶液(20mmol、
4−ブロモビフェニル4.7g 、マグネシウム片1.0
g 及びヨード0.5g)を滴下した後、2時間かき混ぜ
た。次いで4−エトキシフェニルグリニャール溶液(6
0mmol、4−ブロモフェノキシエタン8.6ml、マグネ
シウム片2.4g 及びヨード0.7g)を加えた後、45
℃で5時間反応させた。反応温度を室温に下げ、アリル
グリニャール溶液(THF中2M)11mlを加え、2時間
かき混ぜた後、実施例1と同様な方法で反応物を処理し
た。NMR分析で7−クロロ−4,6,6−トリス(4
−エトキシフェニル)−4−ビフェニリル−4,6−ジ
シラ−1−ヘプテンが生成したことを確認した反応混合
物16.2g を得た。
【0080】実施例18〜23と同様な方法で合成する
ことのできる式(II)の化合物を第4表に示す。
【0081】
【表7】
【0082】
【表8】
【0083】
【表9】
【0084】実施例24 2−(4−メトキシフェニル)−2,4,4−トリメチ
ル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ペンタン(第5表−2の化合物)の
製造 100ml円底フラスコにコンデンサーと滴下漏斗を装着
し、窒素気体を流しながら乾燥した。このフラスコにN
aH0.6g(20mmol、ミネラルオイル中80%懸濁
液)を入れ、乾燥したDMF10mlを加えた。常温で真
空乾燥した1,2,4−トリアゾール1.4g(20mmo
l)を乾燥したDMF12mlに溶かした後、滴下漏斗を
通じて加え、30分間かき混ぜた。1−クロロ−2−
(4−メトキシフェニル)−2,4,4−トリメチル−
2,4−ジシラペンタン5.2g(18mmol)を乾燥した
DMF5mlで希釈し、フラスコに滴下した後、45℃で
5時間かき混ぜた。実施例1と同様な方法で反応生成物
を処理した後、シリカゲル管(溶離液:エーテル)で分
離し、2−(4−メトキシフェニル)−2,4,4−ト
リメチル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ペンタン0.7g を得た。
【0085】実施例25 2,4,4−トリメチル−2−ビフェニリル−2,4−
ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ペンタン(第5表−3の化合物)の製造 実施例24と同様な方法で、NaH0.7g(23mmol、
ミネラルオイル中80%懸濁液)と1,2,4−トリア
ゾール1.6g(23mmol)を反応させ、ナトリウムトリ
アゾール塩を造り、1−クロロ−2,4,4−トリメチ
ル−2−ビフェニリル−2,4−ジシラペンタン7.3
g(22mmol)と45℃で4時間反応させた後、シリカゲ
ル管(溶離液:エーテル)で分離し、2,4,4−トリ
メチル−2−ビフェニリル−2,4−ジシラ−1−(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン
0.8g を得た。
【0086】実施例26 2,4−ビス(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメ
チル−2,4−ジシラ−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)ペンタン(第5表−6の化合物)の製
造 50ml円底フラスコにコンデンサーと磁石混合棒を装着
した。NaI7.5g(50mmol)を入れ、アセトン30
mlを使用して溶かした後、1−クロロ−2,4−ビス
(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4
−ジシラペンタンを含む反応混合物15.1g を入れ、
4時間30分の間還流しながら反応させた。生成したN
aClを濾過し、アセトンを蒸発除去した後、水で処理
して過量のNalを溶かし出し、有機物はエーテル20
mlで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
た後、溶媒を除去した。NMR分析でハロゲン交換反応
が完全に起ったことを確認し、すぐに次の反応を実施し
た。
【0087】100ml円底フラスコにコンデンサーと滴
下漏斗を装着し、窒素気体を流しながら乾燥した。この
フラスコにNaH0.5g(17mmol、ミネラルオイル中
80%懸濁液)を入れ、乾燥したDMF7mlを加えた。
常温で真空乾燥した1,2,4−トリアゾール1.2g
(17mmol)を乾燥したDMF10mlに溶かした後、滴
下漏斗を通じて加え、20分間かき混ぜた。上記で製造
した2,4−ビス(4−フルオロフェニル)−1−ヨー
ド−2,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタンを含ん
だ反応混合物16.5g を乾燥したDMF10mlで希釈
し、フラスコに滴下した後、45℃で4時間かき混ぜ
た。GCにより反応物が全部反応したことを確認した
後、NH4 Cl飽和水溶液を加え、有機物はエーテル3
0mlで3回抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過した後、溶媒を除去した。シリカゲル管(溶離液:
エーテル)で分離し、2,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラ−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン1.4
g を得た。
【0088】実施例27 4−(4−フルオロベンジル)−2−(4−フロオロフ
ェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラ−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ
ン(第5表−20の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.4g(16mmol)
と1−クロロ−4−(4−フルオロベンジル)−2−
(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4
−ジシラペンタン5.9g(16mmol)を反応させ、ハロ
ゲン交換反応させた。
【0089】実施例26と同様な方法で、NaH0.5
g(17mmol)と1,2,4−トリアゾール1.2g(17
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾール塩とし、上
記で製造した4−(4−フルオロベンジル)−2−(4
−フルオロフェニル)−1−ヨード−2,4−ジメチル
−2,4−ジシラペンタン6.2g(13mmol)と45℃
で4時間反応させた後、反応物を処理した。シリカゲル
管(溶離液:エーテル)で分離し、4−(4−フルオロ
ベンジル)−2−(4−フルオロフェニル)−2,4−
ジメチル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ペンタン2.4g を得た。
【0090】実施例28 4−(4−エトキシフェニル)−2−(4−フルオロフ
ェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラ−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ
ン(第5表−14の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.2g(15mmol)
と1−クロロ−4−(4−エトキシフェニル)−2−
(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4
−ジシラペンタンを含む反応混合物27g を反応させ、
ハロゲン交換反応させた。
【0091】実施例26と同様な方法で、NaH0.4
g(13mmol)と1,2,4−トリアゾール0.9g(13
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4−(4−エトキシフェニル)−2−(4−
フルオロフェニル)−1−ヨード−2,4−ジメチル−
2,4−ジシラペンタンをシリカゲル管(溶離液:エー
テル)で分離し、4−(4−エトキシフェニル)−2−
(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4
−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ペンタン1.3g を得た。
【0092】実施例29 4−(4−クロロフェニル)−2−(4−フルオロフェ
ニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジシラ−1−(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン
(第5表−9の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI3.7g(25mmol)
と1−クロロ−4−(4−クロロフェニル)−2−(4
−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−2,4−ジ
シラペンタンを含む混合物23g を反応させ、ハロゲン
交換反応させた。
【0093】実施例26と同様な方法で、NaH0.6
g(20mmol)と1,2,4−トリアゾール1.4g(20
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4−(4−クロロフェニル)−2−(4−フ
ルオロフェニル)−1−ヨード−2,4−ジメチル−
2,4−ジシラペンタンを含む混合物25.8g と、4
5℃で5時間反応させた後、反応物を処理した。シリカ
ゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、4−(4−クロ
ロフェニル)−2−(4−フルオロフェニル)−2,4
−ジメチル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ペンタン4.5g を得た。
【0094】実施例30 2,2−ビス(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチ
ル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ペンタン(第6表−30の化合物)
の製造 実施例26と同様な方法で、NaI3.0g(20mmol)
と1−クロロ−2,2−ビス(4−クロロフェニル)−
4,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタンを含む混合
物18.3g を反応させ、ハロゲン交換反応させた。
【0095】実施例26と同様な方法で、NaH0.5
g(17mmol)と1,2,4−トリアゾール1.2g(17
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した2,2−ビス(4−含クロロフェニル)−1
−ヨード−4,4−ジメチル−2,4−ジシラペンタン
を含む混合物17.0g と45℃で4時間反応させた。
シリカゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、2,2−
ビス(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2,
4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)ペンタン3.6g を得た。
【0096】実施例31 2,2−ビス(4−エトキシフェニル)−4−(4−フ
ルオロフェニル)−4−メチル−2,4−ジシラ−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ
ン(第6表−38の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.4g(16mmol)
と1−クロロ−2,2−ビス(4−エトキシフェニル)
−4−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2,4
−ジシラペンタンを含む混合物16.7g を反応させ、
ハロゲン交換反応させた。
【0097】実施例26と同様な方法で、NaH0.4
g(13mmol)と1,2,4−トリアゾール0.9g(13
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した2,2−ビス(4−エトキシフェニル)−4
−(4−フルオロフェニル)−1−ヨード−4−メチル
−2,4−ジシラペンタンを含む混合物15.8g と5
0℃で4時間30分反応させた。シリカゲル管(溶離
液:エーテル)で分離し、2,2−ビス(4−エトキシ
フェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−4−メチ
ル−2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ペンタン2.8g を得た。
【0098】実施例32 4−(4−クロロフェニル)−2−(4−エトキシフェ
ニル)−2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−
2,4−ジシラ−1−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)ペンタン(第6表−48の化合物)の製
造 実施例26と同様な方法で、NaI2.7g(18mmol)
と1−クロロ−4−(4−クロロフェニル)−2−(4
−エトキシフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)
−4−メチル−2,4−ジシラペンタンを含む混合物1
9.2g を反応させ、ハロゲン交換反応させた。
【0099】実施例26と同様な方法で、NaH0.4
g(15mmol)と1,2,4−トリアゾール1.0g(15
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4−(4−クロロフェニル)−2−(4−エ
トキシフェニル)−1−ヨード−2−(4−メトキシフ
ェニル)−4−メチル−2,4−ジシラペンタンを含む
混合物17.5g と45℃で4時間反応させた。シリカ
ゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、4−(4−クロ
ロフェニル)−2−(4−エトキシフェニル)−2−
(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2,4−ジシ
ラ−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)ペンタン2.2g を得た。
【0100】実施例33 4−(4−クロロフェニル)−2,2−ビス(4−フル
オロフェニル)−4−メチル−2,4−ジシラ−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−イル)ペンタン
(第6表−50の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI3.1g(21mmol)
と1−クロロ−4−(4−クロロフェニル)−2,2−
ビス(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2,4−
ジシラペンタンを含む混合物21.3g を反応させ、ハ
ロゲン交換反応させた。
【0101】実施例26と同様な方法で、NaH0.5
g(17mmol)と1,2,4−トリアゾール1.2g(17
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4−(4−クロロフェニル)−2,2−ビス
(4−フルオロフェニル)−1−ヨード−4−メチル−
2,4−ジシラペンタンを含む混合物18.7g と5時
間反応させた。シリカゲル管(溶離液:エーテル)で分
離し、4−(4−クロロフェニル)−2,4−ビス(4
−フルオロフェニル)−4−メチル−2,4−ジシラ−
1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペ
ンタン2.1gを得た。
【0102】実施例34 4,4,6−トリス(4−フルオロフェニル)−6−メ
チル−4,6−ジシラ−7−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)−1−ヘプテン(第7表−100
の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI4.5g(30mmol)
と7−クロロ−4,4,6−トリス(4−フルオロフェ
ニル)−6−メチル−4,6−ジシラ−1−ヘプテンを
含む混合物9.2g を反応させ、ハロゲン交換反応させ
た。
【0103】実施例26と同様な方法で、NaH0.6
g(20mmol)と1,2,4−トリアゾール1.4g(20
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4,4,6−トリス(4−フルオロフェニ
ル)−7−ヨード−6−メチル−4,6−ジシラ−1−
ヘプテン8.3g と、45℃で4時間反応させた。シリ
カゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、4,4,6−
トリス−(4−フルオロフェニル)−6−メチル−4,
6−ジシラ−7−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)−1−ヘプテン2.2g を得た。
【0104】実施例35 6−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−6−フェ
ニル−4,6−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イルメチル)−1,8−ノナジエン(第
7表−80の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI3.5g(23mmol)
と4−クロロメチル−6−(4−フルオロフェニル)−
4−メチル−6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−
ノナジエンを含む混合物9.0g を反応させ、ハロゲン
交換反応させた。
【0105】実施例26と同様な方法で、NaH0.6
g(20mmol)と1,2,4−トリアゾール1.4g(20
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した6−(4−フルオロフェニル)−4−ヨード
メチル−4−メチル−6−フェニル−4,6−ジシラ−
1,8−ノナジエン9.0g と、4.5℃で5時間反応
させた。シリカゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、
6−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−6−フェ
ニル−4,6−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イルメチル)−1,8−ノナジエン0.
9g を得た。
【0106】実施例36 4−メチル−6−ビフェニリル−6−フェニル−4,6
−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イルメチル)−1,8−ノナジエン(第7表−82の
化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI1.9g(13mmol)
と4−クロロメチル−4−メチル−6−ビフェニリル−
6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエンを
含む混合物3.6g を反応させ、ハロゲン交換反応させ
た。
【0107】実施例26と同じ方法で、NaH0.3g
(10mmol)と1,2,4−トリアゾール0.7g(10m
mol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4−ヨードメチル−4−メチル−6−ビフェ
ニリル−6−フェニル−4,6−ジシラ−1,8−ノナ
ジエン3.0g と、45℃で4時間反応させた。シリカ
ゲル管(溶離液:エーテル)で分離し、4−メチル−6
−ビフェニリル−6−フェニル−4,6−ジシラ−4−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
−1,8−ノナジエン1.2g を得た。
【0108】実施例37 6,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4−(2−プ
ロペニル)−4,6−ジシラ−4−(1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イルメチル)−1,8−ノナジエ
ン(第8表−116の化合物)の製造 実施例26と同じ方法で、NaI2.5g(17mmol)と
4−クロロメチル−6,6−ビス(4−フルオロフェニ
ル)−4−(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−1,
8−ノナジエンを含む混合物9.2g を反応させ、ハロ
ゲン交換反応させた。
【0109】実施例26と同様な方法で、NaH0.5
g(15mmol)と1,2,4−トリアゾール1.0g(15
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した6,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4
−ヨードメチル−4−(2−プロペニル)−4,6−ジ
シラ−1,8−ノナジエンを含む混合物12.3g と、
50℃で5時間反応させた。シリカゲル管(溶離液;エ
ーテル)で分離し、6,6−ビス(4−フルオロフェニ
ル)−4−(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−4−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
−1,8−ノナジエン1.8g を得た。
【0110】実施例38 6−(エトキシフェニル)−6−ビフェニリル−4−
(2−プロペニル)−4,6−ジシラ−4−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−1,8
−ノナジエン(第8表−111の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.2g(15mmol)
と4−クロロメチル−6−(4−エトキシフェニル)−
6−ビフェニリル−4−(2−プロペニル)−4,6−
ジシラ−1,8−ノナジエンを含む混合物10.7g を
反応させ、ハロゲン交換反応させた。
【0111】実施例26と同様な方法で、NaH0.4
g(12mmol)と1,2,4−トリアゾール0.8g(12
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した6−(4−エトキシフェニル)−4−ヨード
メチル−6−ビフェニリル−4−(2−プロペニル)−
4,6−ジシラ−1,8−ノナジエンを含む混合物1
3.4g と、45℃で4時間30分反応させた。シリカ
ゲル管(溶離液;エーテル)で分離し、6−(4−エト
キシフェニル)−6−ビフェニリル−4−(2−プロペ
ニル)−4,6−ジシラ−4−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イルメチル)−1,8−ノナジエン
2.7g を得た。
【0112】実施例39 4,6,6−トリス(4−フルオロフェニル)−4,6
−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イルメチル)−1,8−ノナジエン(第8表−148
の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.4g(16mmol)
と4−クロロメチル−4,6,6−トリス(4−フルオ
ロフェニル)−4,6−ジシラ−1,8−ノナジエンを
含む混合物9.2g を反応させ、ハロゲン交換反応させ
た。
【0113】実施例26と同様な方法で、NaH0.4
g(13mmol)と1,2,4−トリアゾール0.9g(13
mmol)を反応させ、ナトリウムトリアゾールとし、上記
で製造した4,6,6−トリス(4−フルオロフェニ
ル)−4−ヨードメチル−4,6−ジシラ−1,8−ノ
ナジエンを含む混合物13.1g と、45℃で5時間反
応させた。シリカゲル管(溶離液;エーテル)で分離
し、4,6,6−トリス(4−フルオロフェニル)−
4,6−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イルメチル)−1,8−ノナジエン3.1g を
得た。
【0114】実施例40 6−(4−エトキシフェニル)−4,6−ビス(4−フ
ルオロフェニル)−4,6−ジシラ−4−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−1,8−ノ
ナジエン(第8表−151の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI2.7g(18mmol)
と4−クロロメチル−6−(4−エトキシフェニル)−
4,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4,6−ジシ
ラ−1,8−ノナジエンを含む混合物12.3g を反応
させ、ハロゲン交換反応させた。
【0115】実施例26と同様な方法で、NaH0.5
g(15mmol)と1,2,4−トリアゾール1.0g(15
mmol)を反応させナトリウムトリアゾールとし、上記で
製造した6−(4−エトキシフェニル)−4,6−ビス
(4−フルオロフェニル)−4−ヨードメチル−4,6
−ジシラ−1,8−ノナジエンを含む混合物14.3g
と、50℃で5時間反応させた。シリカゲル管(溶離
液;エーテル)で分離し、6−(4−エトキシフェニ
ル)−4,6−ビス(4−フルオロフェニル)−4,6
−ジシラ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イルメチル)−1,8−ノナジエン2.3g を得た。
【0116】実施例41 4,4−ビス(4−エトキシフェニル)−6,6−ジフ
ェニル−4,6−ジシラ−7−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−1−ヘプテン(第8表−14
1の化合物)の製造 実施例26と同様な方法で、NaI1.8g(12mmol)
と7−クロロ−4,4−ビス(4−エトキシフェニル)
−7−ヨード−6,6−ジフェニル−4,6−ジシラ−
1−ヘプテンを含む混合物8.3g を反応させ、ハロゲ
ン交換反応させた。
【0117】実施例26と同様な方法で、NaH0.3
g(10mmol)と1,2,4−トリアゾール0.7g(10
mmol)を反応させナトリウムトリアゾールとし、上記で
製造した4,4−ビス(4−エトキシフェニル)−7−
ヨード−6,6−ジフェニル−4,6−ジシラ−1−ヘ
プテンを含む混合物10.2g と、45℃で5時間反応
させた。シリカゲル管(溶離液;エーテル)で分離し、
4,4−ビス(4−エトキシフェニル)−6,6−ジフ
ェニル−4,6−ジシラ−7−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−1−ヘプテン1.6g を得
た。
【0118】実施例24〜41と同様な方法で、第1表
の化合物から製造することのできる式(I)の化合物を
第5表に、第2表の化合物から製造することができる式
(I)の化合物を第6表に、第3表の化合物から製造す
ることができる式(I)の化合物を第7表に、そして第
4表の化合物から製造することができる式(I)の化合
物を第8表に、各々示す。
【0119】
【表10】
【0120】
【表11】
【0121】
【表12】
【0122】
【表13】
【0123】
【表14】
【0124】
【表15】
【0125】
【表16】
【0126】
【表17】
【0127】
【表18】
【0128】
【表19】
【0129】
【表20】
【0130】
【表21】
【0131】
【表22】
【0132】
【表23】
【0133】
【表24】
【0134】
【表25】
【0135】
【表26】
【0136】
【表27】
【0137】実施例42 生物活性試験 本発明で製造された一般式(I)のトリアゾリルジシラ
アルカンは、次の活性試験からわかるように植物病害の
殺菌剤として用いることができる。
【0138】1.試験菌株 次の植物病原菌株10種を使用して試験した。 1)リンゴ斑点落葉病菌(Al.; Alternaria mali) 2)トウガラシ疫病菌(Phy. ca.; Phytophthora capsic
i) 3)ブトウ房枯病菌(Phy. ba.; Physalospora baccae) 4)リンゴ輪紋病菌(Bo. do.(Ma.); Botryosphaeria do
thidea Macrophoma sp.) 5)ぶどう晩腐病菌(Glo.; Glomerella cingulata) 6)稲稲熱病菌(Py. or.; Pyricularia oryzae) 7)稲紋枯病菌(Rhi. so.; Rhizoctonia solani) 8)稲馬鹿菌病菌(Fu. mo.; Fusarium moniliforme) 9)クモノスかび病菌(Rhi. sp.; Rhizopus sp.) 10)トマト灰色かび病菌(Bo. ci.; Botrytis cinere
a)
【0139】2.試料の処理及び調査方法 試料を一定濃度でアセトンに溶かし、PSA培地に添加
して薬液培地平板を作り、φmm菌叢ディスクに接種し、
培養した後、菌叢直径を測定し、薬剤群対比阻止率を求
めた。
【0140】3.試験結果 本発明で製造した一般式(I)のトリアゾリルジシラア
ルカンの殺菌力試験結果を第9表に示した。この表で見
られるように、100ppm 濃度での殺菌力は一般的に優
れており、50ppm でも多くの化合物が良い殺菌力を示
した。
【0141】
【表28】
【0142】
【表29】
【0143】
【表30】
【0144】
【表31】
【0145】
【表32】
【0146】
【表33】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 延 昇 浩 大韓民国京畿道▲み▼金市坪内洞103−2 三昌アパート106−503 (56)参考文献 Z.ANORG.ALLGEM.CHE M.,322(1963),34−40. Z.ANORG.ALLGEM.CHE M.,314(1962),35−52. J.AM.CHEM.SOC.,94〜 18!(1972),6376−6385. ORGANOMETALLICS,4〜 10!(1985),1779−1784. 「有機ケイ素化学」(1959−10−30)▲ 槇▼書店,95−111.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で示される(1H−1,
    2,4−トリアゾリル)ジシラアルカン。 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、同一又は
    異なって、炭素数1〜4のアルキル基、ビニル基、アリ
    ル基、ベンジル基、フェニル基、パラ位にフッ素、塩
    素、低級アルコキシ基もしくはトリフルオロメチル基が
    置換したフェニル基又はベンジル基、あるいはビフェニ
    リル基を表す)。
  2. 【請求項2】 一般式(II) 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、前述と同
    意義である)で示されるクロロメチルジシラアルカン
    と、トリアゾール塩とを反応させることを特徴とする前
    記一般式(I)で示される(1H−1,2,4−トリア
    ゾリル)ジシラアルカンの製造方法。
  3. 【請求項3】 0℃〜60℃で2〜4時間反応させる請
    求項2の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)で示される(1H−
    1,2,4−トリアゾリル)ジシラアルカンを有効成分
    とする植物病害防除剤。
JP4129344A 1991-04-23 1992-04-23 (1h−1,2,4−トリアゾリル)ジシラアルカン及びこれらの製造方法 Expired - Lifetime JPH0764858B2 (ja)

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KR1019910006503A KR940007415B1 (ko) 1991-04-23 1991-04-23 (1h-1, 2, 4-트리아졸릴)디실라알칸 및 이들의 제조방법

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