JPH076480U - 障 子 - Google Patents

障 子

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JPH076480U
JPH076480U JP4095193U JP4095193U JPH076480U JP H076480 U JPH076480 U JP H076480U JP 4095193 U JP4095193 U JP 4095193U JP 4095193 U JP4095193 U JP 4095193U JP H076480 U JPH076480 U JP H076480U
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mounting groove
panel body
frame
humidity space
shoji
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JP4095193U
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昭男 諸角
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高湿度空間側にゴミや埃などが溜まり難く、
かつ、簡単な構造で、横枠の取付溝内の水抜きを可能に
する障子提供することを目的とする。 【構成】 パネル体5の下端部を横枠25の取付溝26
に嵌め込む障子であって、高湿度空間Aと低湿度空間B
とを仕切るものにおいて、パネル体5を取付溝26内の
高湿度空間A側に寄せて、低湿度空間B側のパネル体5
と取付溝26との間隙にビード8を介在させると共に、
取付溝26を構成する横枠25の端部を取付溝26内に
臨むように水平に切り曲げて、パネル体5を取付溝26
内に載置するセッティング片30を形成したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、高湿度空間である浴室と、低湿度空間である脱衣室とを仕 切る、折戸や窓などの障子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の障子の例として、引き戸に関する実公昭58−49351号公 報に記載のものが知られている。この引き戸では、各障子の下框にパネル体の下 端部が嵌めこまれており、パネル体と当該取付溝との室内外の両間隙には、ビー ドがそれぞれ介在されている。また、下框の取付溝の底部には、2箇所に、底壁 を上側に切り起こした突出片が形成されており、パネル体の下端がこの突出片に より呑込み溝内に支持されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような、従来の障子では、突出片がセッティングブロックとして機能する と共に、突出片を切り起こした部分が水抜き穴として機能するが、突出片の切り 起こし方向と、パネル体の荷重の作用方向とが相反するため、両突出片の高さが 不揃いになり易く、突出片によるパネル体の支持が不安定になる不具合がある。 また、ビードの部分が上下方向の段部となっており、パネル体と下框側面との見 込み方向の幅が広くなるため、この部分にゴミや埃などが溜まり易く、特に湿度 の高い部屋に用いた場合には、室内側のビードの上面にカビが発生する問題があ る。さらに、近年のスチームサウナなどを設備した浴室などに用いると、室内側 のビードが、温度変化により伸縮し、製品寿命が短くなるなどの問題がある。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、高湿度空間側にゴミや 埃などが溜まり難く、かつ、簡単な構造で、横枠の取付溝内の水抜きを可能にす る障子を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案は、パネル体の下端部を横枠の取付溝に嵌め込む 障子であって、高湿度空間と低湿度空間とを仕切るものにおいて、パネル体を取 付溝内の高湿度空間側に寄せて、低湿度空間側のパネル体と取付溝との間隙にビ ードを介在させると共に、取付溝を構成する横枠の端部を取付溝内に臨むように 水平に切り曲げて、パネル体を取付溝内に載置するセッティング片を形成したこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】
パネル体を取付溝内の高湿度空間側に寄せて、低湿度空間側にビードを介在さ せることにより、パネル体と取付溝とで構成される高湿度空間側の上下方向の段 部を、小さくすることができる。また、取付溝を構成する横枠の端部を取付溝内 に臨むように水平に切り曲げて、パネル体を取付溝内に載置するセッティング片 を形成することにより、パネル体のセッティングブロックを省略できると共に、 セッティング片を切り曲げた部位に、取付溝に連通する水抜き用の穴を構成する ことができる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本考案の一実施例に係る折戸の連結構造を浴室の 中折戸に適用した場合について説明する。図1の正面図、図2の横断面図および 図3の縦断面図に示すように、この折戸1は、枠体2に障子である左扉体3aお よび右扉体3bを組み込んで構成され、左扉体3aと右扉体3bとは、連結金具 (図2参照)4を介して、突き合わせた状態で折曲げ自在に連結されている。枠 体2は、押出し型材(アルミニウム製)で構成された上枠2a、下枠2bおよび 両側枠2c,2cを、枠組みして成り、浴室の開口部に適宜ビス止めされている 。上枠2aの下面および下枠2bの上面には、それぞれ長手方向に延びるガイド レール2dが形成され、また、上枠2aの左端部および下枠2bの左端部には、 左扉体3aを回動自在に支持する一対の軸(図示せず)がそれぞれ設けられてい る。
【0008】 一方、左右の各扉体3a,3bは、上框21および下框22に、縦框23と連 結縦框24とを框組みすると共に、上框21と下框22との間に横桟(横枠)2 5を組み込み、これに上下のパネル体5,5を嵌め込んで構成されている。上框 21、下框22、縦框23および連結縦框24は、パネル体5の取付溝26を形 成した押出し型材(アルミニウム製)で構成され、横桟25は、室内外(この場 合、高湿度空間である室内Aが「浴室」、低湿度空間である室外Bが「脱衣室」 )A,Bの両側に、それぞれ引手部27,28を形成した押出し型材(アルミニ ウム製)で構成されている。左扉体3aは、縦框23の部分で、上記枠体2の一 対の軸に回動自在に支持され、この軸を中心に室内側にほぼ90°回動されるよ うになっている。また、右扉体3bの右端部の上下両端には、一対の摺動子(図 3参照)6,6がそれぞれ回動自在に取り付けられ、両摺動子6,6は、それぞ れ枠体2に形成された上下のガイドレール2d,2dに摺動自在に係合されてい る。
【0009】 これにより、折戸1は、左扉体3aと右扉体3bとが枠体2の幅いっぱいに横 に並んだ閉扉位置と、左扉体3aに右扉体3bを重ねるように折り畳んだ開扉位 置との間で、開閉される。すなわち、閉扉位置から右扉体3bの横桟25の引手 部27を斜め手前に引くことにより、右扉体3bの摺動子6がガイドレール2d に案内されて左側に移動すると共に、左扉体3aと右扉体3bとが両連結縦框2 4,24の部分で折れ曲がって、左扉体3aに右扉体3bが重なるように折り畳 まれる。
【0010】 図2に示すように、左右の両扉体3a,3bの各連結縦框24は、突合せ端が 開放されており、この部分に折曲げ軸4a,4aを有する連結金具4が取り付け られている。左右の両扉体3a,3bは、折曲げ軸4a,4aを中心に折り曲げ られると共に、連結金具4の室内A側の外周面により、閉扉位置における連結縦 框24の室内側の突合せ端部間に生ずる間隙を、連結縦框24の内側から閉塞で きるようになっている。また、各連結縦框24の開放した突合せ端には、連結縦 框24の形状を保持して、連結金具4の外周面と連結縦框の突合せ端部との干渉 を防止する、スペーサ7が設けられている。
【0011】 図3および図4に示すように、各框21,22,23,24および横桟25の 見付け方向の内側には、それぞれパネル体5の取付溝26が形成されており、パ ネル体5は室外B側から装着したクッション材であるビード8により、片ビード 形式で取付溝26に固定されている。各パネル体5は、光が乱反射して透過する 樹脂またはガラスなどで構成されている。横桟25には、上下両端部に上部取付 溝26および下部取付溝26がそれぞれ形成されると共に、中間上部に室外用引 手部27が、中間下部に室内用引手部28がそれぞれ形成されている。また、室 外用引手部27と背合わせに、タオル掛け取付用の取付部29が形成されており 、この取付部29に、裏板を用いてオプションでタオル掛け9がビス止めできる ようになっている。
【0012】 すなわち、図4に示すように、横桟25の上部取付溝26および下部取付溝2 6には、上下のパネル体5,5を室内A側に寄せた状態で、室外B側にビード8 が介在されており、室内A側はビード8を設けず、パネル体5を横桟25の側壁 に当接して、構成されている。上部取付溝26には、パネル体5を取付溝26溝 内に載置するセッティング片30が設けられており、セッティング片30は、図 5に示すように、上部取付溝26を構成する横桟25の両外端部を、取付溝26 内に臨むように水平に切り曲げで構成されている。また、上部取付溝26の底壁 26aには、同図に示すように、両外端部と中間の2箇所の計4箇所に水抜き穴 31,31,31,31が形成されている。すなわち、上部取付溝26の室内A 側から侵入した水は、セッティング片30を切り曲げた両外端部から、縦框23 または連結縦框24に流れ込んで排水されると共に、この各水抜き穴31からタ オル掛け9用の取付部29に排水されるようになっている。さらに、上部取付溝 26の底壁26aは、このタオル掛け9用の取付部29の天壁を兼ねており、水 抜き穴31から排水された水は、この取付部29を伝わって室内A側に取り込ま れる。
【0013】 以上のように本実施例によれば、上部取付溝26を構成する横桟25の両外端 部を水平に切り曲げて、セッティング片30を構成するようにしているので、専 用のセッティングブロックを取り付ける必要がなく、かつこのセッティング片3 0を切り曲げた部位に水抜き用の穴を構成することができ、上部取付溝26に侵 入した水を適切に排水することができる。一方、この水抜きの機能により、上部 取付溝26の室内A側をビードを設けずに構成でき、パネル体5と上部取付溝2 6との間の段部が生ぜず、このため、この部分にゴミや塵が溜まり難く、カビの 発生を有効に防止することができる。
【0014】 なお、本実施例では、浴室用の中折戸について説明したが、本考案は、浴室の 窓などにも適用できることは、いうまでもなく。また、雨水が当たる窓や扉など にも適用可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の障子によれば、パネル体を取付溝内の高湿度空間側に寄 せて、低湿度空間側にビードを介在させるようにして、高湿度空間側にはビード を設けないようにしているので、上下方向の段部が生ぜず、カビの発生などを有 効に防止することができる。また、取付溝を構成する横枠の端部を水平に切り曲 げて、セッティング片を構成するようにしているので、パネル体のセッティング ブロックを省略できると共に、水抜き用の穴を構成することができ、排水が確実 である。したがって、耐久性を有し、かつ汚れの目立たないものとすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る折戸の正面図である。
【図2】実施例の折戸の拡大横断面図である。
【図3】実施例の折戸の拡大縦断面図である。
【図4】実施例の折戸の横桟廻りの拡大縦断面図であ
る。
【図5】実施例の折戸の横桟の平面図である。
【符号の説明】
1 折戸 3a 右扉体 3b 左扉体 5 パネル体 8 ビード 25 横桟 26 取付溝(上部取付溝) 30 セッティング片 A 室内 B 室外

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル体(5)の下端部を横枠(25)
    の取付溝(26)に嵌め込む障子であって、高湿度空間
    (A)と低湿度空間(B)とを仕切るものにおいて、前
    記パネル体(5)を前記取付溝(26)内の高湿度空間
    (A)側に寄せて、低湿度空間(B)側の当該パネル体
    (5)と当該取付溝(26)との間隙にビード(8)を
    介在させると共に、前記取付溝(26)を構成する横枠
    (25)の端部を当該取付溝(26)内に臨むように水
    平に切り曲げて、前記パネル体(5)を前記取付溝(2
    6)内に載置するセッティング片(30)を形成したこ
    とを特徴とする障子。
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