JPH0764450A - 複写機およびそれに用いるキーカウンタならびにキーカウンタの内部情報を利用した複写料金計算装置 - Google Patents
複写機およびそれに用いるキーカウンタならびにキーカウンタの内部情報を利用した複写料金計算装置Info
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- JPH0764450A JPH0764450A JP5214476A JP21447693A JPH0764450A JP H0764450 A JPH0764450 A JP H0764450A JP 5214476 A JP5214476 A JP 5214476A JP 21447693 A JP21447693 A JP 21447693A JP H0764450 A JPH0764450 A JP H0764450A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複写条件を極めて簡単に設定できる複写機を提
供すること。 【構成】複写機本体1の側面には、キーカウンタ装着部
25が設けられている。キーカウンタ装着部25にキー
カウンタを装着することによって、複写機本体1内の複
写機能部が動作可能な状態となる。キーカウンタには、
用紙サイズ等の複写条件を記憶したメモリが内蔵されて
いる。複写機本体1は、装着されたキーカウンタのメモ
リから複写条件を読み出し、その複写条件に従って複写
機能部の動作条件を設定する。 【効果】キーカウンタを複写機本体1に装着するだけ
で、複写条件を自動設定できる。
供すること。 【構成】複写機本体1の側面には、キーカウンタ装着部
25が設けられている。キーカウンタ装着部25にキー
カウンタを装着することによって、複写機本体1内の複
写機能部が動作可能な状態となる。キーカウンタには、
用紙サイズ等の複写条件を記憶したメモリが内蔵されて
いる。複写機本体1は、装着されたキーカウンタのメモ
リから複写条件を読み出し、その複写条件に従って複写
機能部の動作条件を設定する。 【効果】キーカウンタを複写機本体1に装着するだけ
で、複写条件を自動設定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写条件を簡易に設定
することができる構成を備えた複写機に関する。また、
本発明は、複写機本体に着脱自在であるとともに、複写
機能部を動作可能にするためのキーとしての機能および
複写枚数を計数して表示するためのカウンタとしての機
能を有するキーカウンタに関する。さらに、本発明は、
キーカウンタの内部情報を利用して複写料金を計算する
ための複写料金計算装置に関する。
することができる構成を備えた複写機に関する。また、
本発明は、複写機本体に着脱自在であるとともに、複写
機能部を動作可能にするためのキーとしての機能および
複写枚数を計数して表示するためのカウンタとしての機
能を有するキーカウンタに関する。さらに、本発明は、
キーカウンタの内部情報を利用して複写料金を計算する
ための複写料金計算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、実開昭61−198956
号公報に示されている。この先行技術の複写機は磁気カ
ード読取装置を備えている。この磁気カード読取装置に
は、特定の用途に対応した複写条件が予め記録された磁
気カードが装着される。複写機の動作条件は、磁気カー
ド読取装置が磁気カードから読み取った複写条件に従っ
て設定される。
号公報に示されている。この先行技術の複写機は磁気カ
ード読取装置を備えている。この磁気カード読取装置に
は、特定の用途に対応した複写条件が予め記録された磁
気カードが装着される。複写機の動作条件は、磁気カー
ド読取装置が磁気カードから読み取った複写条件に従っ
て設定される。
【0003】磁気カードは、たとえば特許出願書類作成
用などのように、用途ごとに複数枚用意される。各磁気
カードには、その用途に対応した、用紙サイズ、複写倍
率、複写濃度および動作モード(片面コピー、両面コピ
ーなど)などが、複写条件として記録されている。した
がって、複写機の使用者は、必要な用途の磁気カードを
磁気カード読取装置に装填するだけで、キー操作などを
要することなく、複写条件を設定することができる。
用などのように、用途ごとに複数枚用意される。各磁気
カードには、その用途に対応した、用紙サイズ、複写倍
率、複写濃度および動作モード(片面コピー、両面コピ
ーなど)などが、複写条件として記録されている。した
がって、複写機の使用者は、必要な用途の磁気カードを
磁気カード読取装置に装填するだけで、キー操作などを
要することなく、複写条件を設定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の先行技術の複写
機は、事務所などにおける用途のように或る特定の用途
に対して用いられる場合で、かつ、使用者が複写機の使
用に熟練している場合には便利である。しかし、たとえ
ば、コンビニエンスストアに設置される複写機のよう
に、不特定多数の使用者が、セルフサービスで、任意の
用途に使用するような場合には、かえって使いにくいこ
とがある。
機は、事務所などにおける用途のように或る特定の用途
に対して用いられる場合で、かつ、使用者が複写機の使
用に熟練している場合には便利である。しかし、たとえ
ば、コンビニエンスストアに設置される複写機のよう
に、不特定多数の使用者が、セルフサービスで、任意の
用途に使用するような場合には、かえって使いにくいこ
とがある。
【0005】すなわち、磁気カードのセットの仕方など
が使用者にとって判りにくい場合もあり、使用者は店員
に使い方を尋ねなければならなくなる。したがって、セ
ルフサービスによる複写がスムーズに行えないおそれが
ある。また、複写機がコンビニエンスストアなどで用い
られる場合には、あまりに詳細にわたる設定は必ずしも
必要ではなく、用紙サイズのみを設定できれば充分であ
るというような場合がほとんどである。したがって、磁
気カードの取扱に不慣れな使用者にとっては、かえって
キー入力によって用紙サイズを設定した方が簡単であっ
たりする。
が使用者にとって判りにくい場合もあり、使用者は店員
に使い方を尋ねなければならなくなる。したがって、セ
ルフサービスによる複写がスムーズに行えないおそれが
ある。また、複写機がコンビニエンスストアなどで用い
られる場合には、あまりに詳細にわたる設定は必ずしも
必要ではなく、用紙サイズのみを設定できれば充分であ
るというような場合がほとんどである。したがって、磁
気カードの取扱に不慣れな使用者にとっては、かえって
キー入力によって用紙サイズを設定した方が簡単であっ
たりする。
【0006】さらには、複写機に磁気カード読取装置を
特別に設ける必要があるので、複写機の構成が複雑化
し、コスト高となるおそれがある。そこで、本発明の目
的は、上述の技術的課題を解決し、極めて簡単に必要な
複写条件を設定することができる複写機を提供すること
である。また、本発明の他の目的は、複写条件を簡易に
設定することができる構成を備えたキーカウンタを提供
することである。
特別に設ける必要があるので、複写機の構成が複雑化
し、コスト高となるおそれがある。そこで、本発明の目
的は、上述の技術的課題を解決し、極めて簡単に必要な
複写条件を設定することができる複写機を提供すること
である。また、本発明の他の目的は、複写条件を簡易に
設定することができる構成を備えたキーカウンタを提供
することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、キーカウンタ
の内部情報を利用して複写料金を自動的に計算すること
ができる複写料金計算装置を提供することである。
の内部情報を利用して複写料金を自動的に計算すること
ができる複写料金計算装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための本発明の複写機は、原稿の複写像を用紙
に形成するための複写機能部と、この複写機能部を内蔵
した複写機本体と、上記複写機能部を動作可能な状態に
するためのキーとしての機能および複写枚数を計数して
表示するカウンタとしての機能を有するとともに少なく
とも用紙サイズを含む複写条件を記憶した記憶手段を備
えたキーカウンタを着脱自在に装着することができ、上
記複写機本体に設けられたキーカウンタ装着部と、上記
キーカウンタ装着部に上記キーカウンタが装着されたこ
とに応答して、上記複写機能部を動作可能な状態にする
とともに、上記記憶手段に記憶された複写条件を読み出
し、上記複写機能部の動作条件を上記読み出された複写
条件に従って設定する手段とを含むことを特徴とする
(請求項1)。
達成するための本発明の複写機は、原稿の複写像を用紙
に形成するための複写機能部と、この複写機能部を内蔵
した複写機本体と、上記複写機能部を動作可能な状態に
するためのキーとしての機能および複写枚数を計数して
表示するカウンタとしての機能を有するとともに少なく
とも用紙サイズを含む複写条件を記憶した記憶手段を備
えたキーカウンタを着脱自在に装着することができ、上
記複写機本体に設けられたキーカウンタ装着部と、上記
キーカウンタ装着部に上記キーカウンタが装着されたこ
とに応答して、上記複写機能部を動作可能な状態にする
とともに、上記記憶手段に記憶された複写条件を読み出
し、上記複写機能部の動作条件を上記読み出された複写
条件に従って設定する手段とを含むことを特徴とする
(請求項1)。
【0009】また、本発明のキーカウンタは、原稿の複
写像を用紙に形成するための複写機能部を内蔵した複写
機本体に着脱自在であり、上記複写機能部を動作可能な
状態にするためのキーとしての機能および複写枚数を計
数して表示するカウンタとしての機能を有するととも
に、少なくとも用紙サイズを含む複写条件を記憶した記
憶手段を含むことを特徴とする(請求項2)。
写像を用紙に形成するための複写機能部を内蔵した複写
機本体に着脱自在であり、上記複写機能部を動作可能な
状態にするためのキーとしての機能および複写枚数を計
数して表示するカウンタとしての機能を有するととも
に、少なくとも用紙サイズを含む複写条件を記憶した記
憶手段を含むことを特徴とする(請求項2)。
【0010】上記の構成によれば、キーカウンタを複写
機本体のキーカウンタ装着部に装着すると、キーカウン
タ内の記憶手段に記憶された複写条件に従って、複写機
能部の動作条件が自動的に設定される。これにより、キ
ーカウンタを装着するだけで、複写条件を極めて簡単に
設定することができる。さらに、本発明の複写料金計算
装置は、原稿の複写像を用紙に形成するための複写機能
部を内蔵した複写機本体に着脱自在であり、上記複写機
能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機能お
よび複写枚数を計数して表示するカウンタとしての機能
を有するとともに、少なくとも用紙サイズを含む複写条
件を記憶した記憶手段を備えたキーカウンタを接続する
ことができるキーカウンタ接続部と、このキーカウンタ
接続部を介して、上記キーカウンタから、上記計数され
た複写枚数および上記記憶手段内の所定の情報を取得す
る手段と、上記取得された複写枚数および所定の情報に
基づいて、複写料金を計算する演算手段とを含むことを
特徴とする(請求項3)。
機本体のキーカウンタ装着部に装着すると、キーカウン
タ内の記憶手段に記憶された複写条件に従って、複写機
能部の動作条件が自動的に設定される。これにより、キ
ーカウンタを装着するだけで、複写条件を極めて簡単に
設定することができる。さらに、本発明の複写料金計算
装置は、原稿の複写像を用紙に形成するための複写機能
部を内蔵した複写機本体に着脱自在であり、上記複写機
能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機能お
よび複写枚数を計数して表示するカウンタとしての機能
を有するとともに、少なくとも用紙サイズを含む複写条
件を記憶した記憶手段を備えたキーカウンタを接続する
ことができるキーカウンタ接続部と、このキーカウンタ
接続部を介して、上記キーカウンタから、上記計数され
た複写枚数および上記記憶手段内の所定の情報を取得す
る手段と、上記取得された複写枚数および所定の情報に
基づいて、複写料金を計算する演算手段とを含むことを
特徴とする(請求項3)。
【0011】なお、上記演算手段によって計算された複
写料金を表示する表示手段がさらに含まれていることが
好ましい(請求項4)。上記の構成によれば、キーカウ
ンタをキーカウンタ接続部に接続することにより、キー
カウンタの内部情報が取得される。すなわち、計数され
た複写枚数と記憶手段内の所定の情報とが取得される。
そして、取得された情報に基づいて複写料金が自動的に
計算される。
写料金を表示する表示手段がさらに含まれていることが
好ましい(請求項4)。上記の構成によれば、キーカウ
ンタをキーカウンタ接続部に接続することにより、キー
カウンタの内部情報が取得される。すなわち、計数され
た複写枚数と記憶手段内の所定の情報とが取得される。
そして、取得された情報に基づいて複写料金が自動的に
計算される。
【0012】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の複
写機の外観を示す斜視図である。この複写機は、たとえ
ばコンビニエンスストアなどにおいてセルフサービスに
よって原稿を複写するような用途に対して好適に用いら
れる。このような場合には、不特定多数の使用者が、任
意の用途に対して複写機を使用することになる。
照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の複
写機の外観を示す斜視図である。この複写機は、たとえ
ばコンビニエンスストアなどにおいてセルフサービスに
よって原稿を複写するような用途に対して好適に用いら
れる。このような場合には、不特定多数の使用者が、任
意の用途に対して複写機を使用することになる。
【0013】複写機能部を内蔵した複写機本体1の上面
には、原稿を提示するための透明な原稿台(図示せず)
が設けられている。この原稿台上には、自動原稿供給装
置3が回動自在に設けられている。複写機本体1の上面
にはまた、操作部5が配置されている。操作部5には、
原稿サイズ、用紙サイズおよび複写濃度などを表示する
ための表示部7、用紙サイズを設定するための用紙サイ
ズ設定キー9、複写倍率を設定するための倍率設定キー
11、複写濃度を設定するための濃度設定キー13、複
写枚数を設定するためのテンキー15、ならびに複写動
作の開始を指示するためのプリントキー17が備えられ
ている。
には、原稿を提示するための透明な原稿台(図示せず)
が設けられている。この原稿台上には、自動原稿供給装
置3が回動自在に設けられている。複写機本体1の上面
にはまた、操作部5が配置されている。操作部5には、
原稿サイズ、用紙サイズおよび複写濃度などを表示する
ための表示部7、用紙サイズを設定するための用紙サイ
ズ設定キー9、複写倍率を設定するための倍率設定キー
11、複写濃度を設定するための濃度設定キー13、複
写枚数を設定するためのテンキー15、ならびに複写動
作の開始を指示するためのプリントキー17が備えられ
ている。
【0014】複写機本体1の一方の側面には、複写用紙
を収容した給紙カセット19,21が装着されている。
また、他方の側面には、複写後の用紙が排出される排紙
トレイ23が取り付けられている。この排紙トレイ23
が取り付けられた側面には、図2に外観を示すキーカウ
ンタ30が着脱自在に装着されるキーカウンタ装着部2
5が設けられている。
を収容した給紙カセット19,21が装着されている。
また、他方の側面には、複写後の用紙が排出される排紙
トレイ23が取り付けられている。この排紙トレイ23
が取り付けられた側面には、図2に外観を示すキーカウ
ンタ30が着脱自在に装着されるキーカウンタ装着部2
5が設けられている。
【0015】キーカウンタ30は、複写機本体1内の複
写機能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機
能と、複写枚数を計数して表示するためのカウンタとし
ての機能とを有している。このキーカウンタ30は、用
紙サイズごとに用意されており、図2には、日本工業規
格A列4番(以下「A4判」という。)の用紙サイズに
対応したものが示されている。このA4判に対応したキ
ーカウンタ30には、そのケース31の側面にサイズを
表す表示が施されている。ケース31の前面には、複数
枚数を表示するための表示部33が設けられている。
写機能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機
能と、複写枚数を計数して表示するためのカウンタとし
ての機能とを有している。このキーカウンタ30は、用
紙サイズごとに用意されており、図2には、日本工業規
格A列4番(以下「A4判」という。)の用紙サイズに
対応したものが示されている。このA4判に対応したキ
ーカウンタ30には、そのケース31の側面にサイズを
表す表示が施されている。ケース31の前面には、複数
枚数を表示するための表示部33が設けられている。
【0016】図3は、キーカウンタ30を複写機本体1
のキーカウンタ装着部25に装着したときの電気的構成
を示すブロック図である。複写機本体1の内部には、装
置の各部の動作を制御するための制御部41と、この制
御部41の制御下で複写動作を実行する複写機能部43
とが設けられている。制御部41には、操作部5が接続
されている。
のキーカウンタ装着部25に装着したときの電気的構成
を示すブロック図である。複写機本体1の内部には、装
置の各部の動作を制御するための制御部41と、この制
御部41の制御下で複写動作を実行する複写機能部43
とが設けられている。制御部41には、操作部5が接続
されている。
【0017】複写機能部43は、上述の原稿台上の原稿
を照明しつつ走査するための光学系と、この光学系によ
る原稿の走査に基づいて複写用紙に原稿の複写像を形成
するための画像形成部とを含む。画像形成部は、たとえ
ば、電子写真プロセスに従って画像の形成を行う。すな
わち、画像形成部は、原稿が走査される過程で原稿から
の反射光によって露光されて静電潜像が形成される感光
体を備えている。感光体に関連して、露光前の感光体の
表面を一様に帯電するための帯電器、静電潜像をトナー
像に現像するための現像装置、およびトナー像を複写用
紙に転写するための転写器が備えられている。トナー像
が転写された後の複写用紙は、トナーの定着処理を受け
た後に、排紙トレイ23(図1参照)に排出される。
を照明しつつ走査するための光学系と、この光学系によ
る原稿の走査に基づいて複写用紙に原稿の複写像を形成
するための画像形成部とを含む。画像形成部は、たとえ
ば、電子写真プロセスに従って画像の形成を行う。すな
わち、画像形成部は、原稿が走査される過程で原稿から
の反射光によって露光されて静電潜像が形成される感光
体を備えている。感光体に関連して、露光前の感光体の
表面を一様に帯電するための帯電器、静電潜像をトナー
像に現像するための現像装置、およびトナー像を複写用
紙に転写するための転写器が備えられている。トナー像
が転写された後の複写用紙は、トナーの定着処理を受け
た後に、排紙トレイ23(図1参照)に排出される。
【0018】キーカウンタ30は、上記の表示部33の
他に、制御部41に接続されるインタフェース(I/
F)35と、記憶手段としてのメモリ37とを有してい
る。メモリ37は、少なくとも用紙サイズ(図2のキー
カウンタ30の場合には「A4判」)を含む複写条件を
記憶したもので、たとえば、ROM(リードオンリメモ
リ)で構成されている。表示部33は、計数された複写
枚数を記憶するためのメモリ(図示せず)を内部に備え
ている。
他に、制御部41に接続されるインタフェース(I/
F)35と、記憶手段としてのメモリ37とを有してい
る。メモリ37は、少なくとも用紙サイズ(図2のキー
カウンタ30の場合には「A4判」)を含む複写条件を
記憶したもので、たとえば、ROM(リードオンリメモ
リ)で構成されている。表示部33は、計数された複写
枚数を記憶するためのメモリ(図示せず)を内部に備え
ている。
【0019】図4は、動作を説明するためのフローチャ
ートである。使用者は、所望の用紙サイズがケースに表
示されているキーカウンタ30を、キーカウンタ装着部
25に装着する(ステップS1)。キーカウンタ30
は、たとえば、コンビニエンスストアの店員に所望の用
紙サイズを申し出て受け取ることになる。キーカウンタ
30の装着に応答して、制御部41は、複写機能部43
を動作可能な状態に設定する(ステップS2)。次に、
制御部41は、キーカウンタ30における計数値をクリ
アする(ステップS3)。これにより、表示部33の表
示値は「0」となる。
ートである。使用者は、所望の用紙サイズがケースに表
示されているキーカウンタ30を、キーカウンタ装着部
25に装着する(ステップS1)。キーカウンタ30
は、たとえば、コンビニエンスストアの店員に所望の用
紙サイズを申し出て受け取ることになる。キーカウンタ
30の装着に応答して、制御部41は、複写機能部43
を動作可能な状態に設定する(ステップS2)。次に、
制御部41は、キーカウンタ30における計数値をクリ
アする(ステップS3)。これにより、表示部33の表
示値は「0」となる。
【0020】続いて、制御部41は、キーカウンタ30
のメモリ37に記憶されている複写条件を内部のメモリ
(図示せず)に読み込む(ステップS4)。そして、読
み込まれた複写条件に基づいて、複写機能部43の動作
条件が設定される(ステップS5)。このときに設定さ
れる動作条件には、少なくとも用紙サイズと、倍率自動
設定モードに設定するための動作条件とが含まれてい
る。倍率自動設定モードとは、原稿サイズを自動検知
し、検知された原稿サイズと用紙サイズとに基づいて、
適切な複写倍率を自動設定する動作モードである。複写
条件には、他にも、複写濃度や、片面コピーと両面コピ
ーとの種別などが含まれていてもよい。
のメモリ37に記憶されている複写条件を内部のメモリ
(図示せず)に読み込む(ステップS4)。そして、読
み込まれた複写条件に基づいて、複写機能部43の動作
条件が設定される(ステップS5)。このときに設定さ
れる動作条件には、少なくとも用紙サイズと、倍率自動
設定モードに設定するための動作条件とが含まれてい
る。倍率自動設定モードとは、原稿サイズを自動検知
し、検知された原稿サイズと用紙サイズとに基づいて、
適切な複写倍率を自動設定する動作モードである。複写
条件には、他にも、複写濃度や、片面コピーと両面コピ
ーとの種別などが含まれていてもよい。
【0021】使用者が、必要な複写枚数をテンキー15
から入力し、さらにプリントキー17を操作して複写開
始を指示すると(ステップS6)、1枚の複写が行われ
る(ステップS7)。複写枚数の設定を省略したときに
は、複写枚数は「1」に自動設定される。次いで、制御
部41は、インタフェース35を介して表示部33にカ
ウントアップ信号を与える(ステップS8)。これに応
答して、表示部33は、表示している値を1だけ増加さ
せる。ステップS9では、設定枚数の複写が終了したか
どうかが判断される。設定枚数の複写が終了する以前で
あれば、ステップS7に戻って、原稿の複写が繰り返し
行われる。設定枚数の複写が終了すると、処理を終了す
る。このとき、キーカウンタ30の表示部33には、複
写枚数が表示されていることになる。
から入力し、さらにプリントキー17を操作して複写開
始を指示すると(ステップS6)、1枚の複写が行われ
る(ステップS7)。複写枚数の設定を省略したときに
は、複写枚数は「1」に自動設定される。次いで、制御
部41は、インタフェース35を介して表示部33にカ
ウントアップ信号を与える(ステップS8)。これに応
答して、表示部33は、表示している値を1だけ増加さ
せる。ステップS9では、設定枚数の複写が終了したか
どうかが判断される。設定枚数の複写が終了する以前で
あれば、ステップS7に戻って、原稿の複写が繰り返し
行われる。設定枚数の複写が終了すると、処理を終了す
る。このとき、キーカウンタ30の表示部33には、複
写枚数が表示されていることになる。
【0022】その後、使用者は、キーカウンタ30を複
写機本体1から取り外し、コンビニエンスストアの店員
などにキーカウンタ30を返却することになる。以上の
ように本実施例によれば、所望の用紙サイズに対応した
キーカウンタ30を複写機本体1に装着するだけで、必
要な複写条件を設定することができる。そのため、磁気
カード読取装置のような特別の構成を設けることなく、
複写条件を容易に設定することができる。また、従来か
らコンビニエンスストアなどで広く用いられてきたキー
カウンタ30に改良を加えることによって複写条件の自
動設定を可能にしているから、磁気カードのような特別
な媒体の取扱に不慣れな使用者にとっても、複写条件を
容易に設定することができる。
写機本体1から取り外し、コンビニエンスストアの店員
などにキーカウンタ30を返却することになる。以上の
ように本実施例によれば、所望の用紙サイズに対応した
キーカウンタ30を複写機本体1に装着するだけで、必
要な複写条件を設定することができる。そのため、磁気
カード読取装置のような特別の構成を設けることなく、
複写条件を容易に設定することができる。また、従来か
らコンビニエンスストアなどで広く用いられてきたキー
カウンタ30に改良を加えることによって複写条件の自
動設定を可能にしているから、磁気カードのような特別
な媒体の取扱に不慣れな使用者にとっても、複写条件を
容易に設定することができる。
【0023】次に、キーカウンタ30の計数値に基づい
て複写料金を計算するための構成について説明する。図
5は、複写料金計算装置60の電気的構成を示すブロッ
ク図である。複写料金計算装置60は、たとえばコンビ
ニエンスストアのレジの近傍に設置されるもので、キー
カウンタ30のインタフェース35(図3参照)と接続
されるキーカウンタ接続部としてのインタフェース61
を有している。インタフェース61は、CPU(中央処
理装置)63に接続されている。CPU63には、動作
プログラムなどを記憶したROM65、ワークエリアな
どとして用いられるRAM(ランダムアクセスメモリ)
67、複写料金を数値表示するための表示部69、およ
びキーカウンタ30の計数値に基づいて複写料金を計算
するための演算部71が接続されている。演算部71
は、キーカウンタ30の計数値および用紙サイズを複写
料金に対応付けたテーブルを備えている。
て複写料金を計算するための構成について説明する。図
5は、複写料金計算装置60の電気的構成を示すブロッ
ク図である。複写料金計算装置60は、たとえばコンビ
ニエンスストアのレジの近傍に設置されるもので、キー
カウンタ30のインタフェース35(図3参照)と接続
されるキーカウンタ接続部としてのインタフェース61
を有している。インタフェース61は、CPU(中央処
理装置)63に接続されている。CPU63には、動作
プログラムなどを記憶したROM65、ワークエリアな
どとして用いられるRAM(ランダムアクセスメモリ)
67、複写料金を数値表示するための表示部69、およ
びキーカウンタ30の計数値に基づいて複写料金を計算
するための演算部71が接続されている。演算部71
は、キーカウンタ30の計数値および用紙サイズを複写
料金に対応付けたテーブルを備えている。
【0024】図6は、料金計算時の動作を説明するため
のフローチャートである。まず、キーカウンタ30がイ
ンタフェース61にセットされる(ステップS11)。
次に、複写枚数を表す枚数データと、複写用紙のサイズ
を表すサイズデータとが読み込まれる(ステップS1
2)。枚数データは、キーカウンタ30の表示部33内
のメモリ(図示せず)に記憶されており、サイズデータ
はメモリ37に記憶されている。
のフローチャートである。まず、キーカウンタ30がイ
ンタフェース61にセットされる(ステップS11)。
次に、複写枚数を表す枚数データと、複写用紙のサイズ
を表すサイズデータとが読み込まれる(ステップS1
2)。枚数データは、キーカウンタ30の表示部33内
のメモリ(図示せず)に記憶されており、サイズデータ
はメモリ37に記憶されている。
【0025】次いで、読み込まれた枚数データおよびサ
イズデータに基づき、演算部71によって複写料金が計
算される(ステップS13)。計算された複写料金の金
額は、表示部69に表示される(ステップS14)。こ
のようにして、キーカウンタ30を複写料金計算装置6
0にセットするだけで、金額が表示部69に表示される
ので、速やかに複写料金を知ることができる。
イズデータに基づき、演算部71によって複写料金が計
算される(ステップS13)。計算された複写料金の金
額は、表示部69に表示される(ステップS14)。こ
のようにして、キーカウンタ30を複写料金計算装置6
0にセットするだけで、金額が表示部69に表示される
ので、速やかに複写料金を知ることができる。
【0026】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことができる。
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の複写機またはキー
カウンタによれば、キーカウンタを複写機本体のキーカ
ウンタ装着部に装着するだけで、複写条件を極めて簡単
に設定することができる。したがって、磁気カードのよ
うな特別な媒体を取り扱うことなく、従来から広く用い
られてきたキーカウンタを用いて複写条件の自動設定を
行える。したがって、操作に不慣れな使用者にとって
も、複写条件を容易に設定できる。
カウンタによれば、キーカウンタを複写機本体のキーカ
ウンタ装着部に装着するだけで、複写条件を極めて簡単
に設定することができる。したがって、磁気カードのよ
うな特別な媒体を取り扱うことなく、従来から広く用い
られてきたキーカウンタを用いて複写条件の自動設定を
行える。したがって、操作に不慣れな使用者にとって
も、複写条件を容易に設定できる。
【0028】また、磁気カード読取装置のような特別の
構成を複写機本体に備える必要がないので、複写機の構
成が複雑化することがなく、したがって、コストの増大
を招くことがない。さらに、本発明の複写料金計算装置
によれば、キーカウンタをキーカウンタ接続部に接続す
れば、自動的に、かつ、速やかに複写料金を計算するこ
とができる。
構成を複写機本体に備える必要がないので、複写機の構
成が複雑化することがなく、したがって、コストの増大
を招くことがない。さらに、本発明の複写料金計算装置
によれば、キーカウンタをキーカウンタ接続部に接続す
れば、自動的に、かつ、速やかに複写料金を計算するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例の複写機の外観を示す斜視図
である。
である。
【図2】上記複写機に用いられるキーカウンタの外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】キーカウンタを複写機本体に装着したときの電
気的構成を示すブロック図である。
気的構成を示すブロック図である。
【図4】動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】複写料金計算装置の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】複写料金計算時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
1 複写機本体 25 キーカウンタ装着部 30 キーカウンタ 33 表示部 37 メモリ 41 制御部 43 複写機能部 60 複写料金計算装置 61 インタフェース 63 CPU 69 表示部 71 演算部
Claims (4)
- 【請求項1】原稿の複写像を用紙に形成するための複写
機能部と、 この複写機能部を内蔵した複写機本体と、 上記複写機能部を動作可能な状態にするためのキーとし
ての機能および複写枚数を計数して表示するカウンタと
しての機能を有するとともに少なくとも用紙サイズを含
む複写条件を記憶した記憶手段を備えたキーカウンタを
着脱自在に装着することができ、上記複写機本体に設け
られたキーカウンタ装着部と、 上記キーカウンタ装着部に上記キーカウンタが装着され
たことに応答して、上記複写機能部を動作可能な状態に
するとともに、上記記憶手段に記憶された複写条件を読
み出し、上記複写機能部の動作条件を上記読み出された
複写条件に従って設定する手段とを含むことを特徴とす
る複写機。 - 【請求項2】原稿の複写像を用紙に形成するための複写
機能部を内蔵した複写機本体に着脱自在であり、上記複
写機能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機
能および複写枚数を計数して表示するカウンタとしての
機能を有するとともに、少なくとも用紙サイズを含む複
写条件を記憶した記憶手段を含むことを特徴とするキー
カウンタ。 - 【請求項3】原稿の複写像を用紙に形成するための複写
機能部を内蔵した複写機本体に着脱自在であり、上記複
写機能部を動作可能な状態にするためのキーとしての機
能および複写枚数を計数して表示するカウンタとしての
機能を有するとともに、少なくとも用紙サイズを含む複
写条件を記憶した記憶手段を備えたキーカウンタを接続
することができるキーカウンタ接続部と、 このキーカウンタ接続部を介して、上記キーカウンタか
ら、上記計数された複写枚数および上記記憶手段内の所
定の情報を取得する手段と、 上記取得された複写枚数および所定の情報に基づいて、
複写料金を計算する演算手段とを含むことを特徴とする
複写料金計算装置。 - 【請求項4】上記演算手段によって計算された複写料金
を表示する表示手段をさらに含むことを特徴とする請求
項3記載の複写料金計算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214476A JPH0764450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複写機およびそれに用いるキーカウンタならびにキーカウンタの内部情報を利用した複写料金計算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214476A JPH0764450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複写機およびそれに用いるキーカウンタならびにキーカウンタの内部情報を利用した複写料金計算装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764450A true JPH0764450A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16656355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5214476A Pending JPH0764450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複写機およびそれに用いるキーカウンタならびにキーカウンタの内部情報を利用した複写料金計算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1067760A2 (en) * | 1999-06-22 | 2001-01-10 | Konica Corporation | Image forming apparatus |
TWI735547B (zh) * | 2016-03-04 | 2021-08-11 | 日商荏原製作所股份有限公司 | 鍍覆裝置及鍍覆方法 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5214476A patent/JPH0764450A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1067760A2 (en) * | 1999-06-22 | 2001-01-10 | Konica Corporation | Image forming apparatus |
EP1067760A3 (en) * | 1999-06-22 | 2001-11-28 | Konica Corporation | Image forming apparatus |
TWI735547B (zh) * | 2016-03-04 | 2021-08-11 | 日商荏原製作所股份有限公司 | 鍍覆裝置及鍍覆方法 |
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