JPH0746395A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH0746395A JPH0746395A JP5208535A JP20853593A JPH0746395A JP H0746395 A JPH0746395 A JP H0746395A JP 5208535 A JP5208535 A JP 5208535A JP 20853593 A JP20853593 A JP 20853593A JP H0746395 A JPH0746395 A JP H0746395A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 あらかじめ決められた記録紙サイズより大き
い原稿の画像を記録紙サイズに統一して出力すると共
に,原稿の情報を破壊することなく,見やすい状態で分
割する。 【構成】 記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読
取部101と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙装置(図示せず)と,給紙された記録紙に画像を形
成する画像形成部104と,記録すべき画像の分割位置
を指定する操作表示部105と,操作表示部105で指
定された分割位置に基づいて,画像読取部101で読み
取った画像を分割する画像処理部102と,画像処理部
102によって分割された画像がそれぞれ別の記録紙に
記録されるように画像形成部104に出力する画像出力
部103とを備えている。
い原稿の画像を記録紙サイズに統一して出力すると共
に,原稿の情報を破壊することなく,見やすい状態で分
割する。 【構成】 記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読
取部101と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙装置(図示せず)と,給紙された記録紙に画像を形
成する画像形成部104と,記録すべき画像の分割位置
を指定する操作表示部105と,操作表示部105で指
定された分割位置に基づいて,画像読取部101で読み
取った画像を分割する画像処理部102と,画像処理部
102によって分割された画像がそれぞれ別の記録紙に
記録されるように画像形成部104に出力する画像出力
部103とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電子写真複写機,レー
ザープリンタ,ファクシミリ等の画像記録装置に関す
る。
ザープリンタ,ファクシミリ等の画像記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オフィス環境においては,異なるサイズ
の文書が多く散在している。また,このような文書は,
一般的に,ファイルに綴じられたり,製本されたりして
机やキャビネット等に保管されている。
の文書が多く散在している。また,このような文書は,
一般的に,ファイルに綴じられたり,製本されたりして
机やキャビネット等に保管されている。
【0003】民間企業においては,A4サイズやA3サ
イズの紙が多用されているが,官公庁では法律または省
令等でBサイズの紙を使用することが決められているこ
ともあり,Bサイズの紙も比較的多く使用されている。
この結果,AサイズとBサイズとが混在していることに
なる。このことは,文書の保管管理に大きな問題を生じ
させる原因となっている。
イズの紙が多用されているが,官公庁では法律または省
令等でBサイズの紙を使用することが決められているこ
ともあり,Bサイズの紙も比較的多く使用されている。
この結果,AサイズとBサイズとが混在していることに
なる。このことは,文書の保管管理に大きな問題を生じ
させる原因となっている。
【0004】最近,このようなことから行政府で文書の
サイズの統一を図ることが計画されている。従って,今
後,新たに作成する文書は,新規なルールに基づいて統
一されたサイズにすることができる。
サイズの統一を図ることが計画されている。従って,今
後,新たに作成する文書は,新規なルールに基づいて統
一されたサイズにすることができる。
【0005】ところが,既に作成された文書は,Bサイ
ズ(例えば,B5サイズ)のものが原本として保管され
ているので,このB5サイズの原本のコピーをとるため
に複写機を使用すれば,原稿の拡大或いは縮小を行う必
要がある場合を除いて,やはり一般的にはB5サイズの
記録紙上に複写を行ってしまう。
ズ(例えば,B5サイズ)のものが原本として保管され
ているので,このB5サイズの原本のコピーをとるため
に複写機を使用すれば,原稿の拡大或いは縮小を行う必
要がある場合を除いて,やはり一般的にはB5サイズの
記録紙上に複写を行ってしまう。
【0006】一方,原稿のサイズを検知して,そのサイ
ズに合う記録紙を給紙カセットから自動的に選択し,そ
れを送り出すような機能を備えた複写機があるが,この
ような複写機において,統一サイズ(例えば,A4サイ
ズ)の記録紙に確実に複写することは難しくなる。ま
た,このような機能を有しない複写機でも,種々のサイ
ズの記録紙を装着している場合には,使用者はつい原稿
と同じサイズの記録紙を選択してしまう可能性が高いの
で,統一サイズの記録紙に複写することは難しい。従っ
て,オフィス内を単一サイズの用紙に確実に統一するた
めには,決められたサイズの記録紙しか装着できないよ
うな複写機を使用する必要がある。
ズに合う記録紙を給紙カセットから自動的に選択し,そ
れを送り出すような機能を備えた複写機があるが,この
ような複写機において,統一サイズ(例えば,A4サイ
ズ)の記録紙に確実に複写することは難しくなる。ま
た,このような機能を有しない複写機でも,種々のサイ
ズの記録紙を装着している場合には,使用者はつい原稿
と同じサイズの記録紙を選択してしまう可能性が高いの
で,統一サイズの記録紙に複写することは難しい。従っ
て,オフィス内を単一サイズの用紙に確実に統一するた
めには,決められたサイズの記録紙しか装着できないよ
うな複写機を使用する必要がある。
【0007】ところが,このような複写機を用いた場合
には,A4サイズより小さい原稿を複写するときには特
に問題がないものの,A4サイズより大きな原稿を等倍
で複写することができないという不都合が発生する。従
って,A4サイズより大きな原稿を等倍で複写するため
に,所謂,ページ連写技術を利用して,1枚の原稿を2
枚の記録紙に記録する必要がある。
には,A4サイズより小さい原稿を複写するときには特
に問題がないものの,A4サイズより大きな原稿を等倍
で複写することができないという不都合が発生する。従
って,A4サイズより大きな原稿を等倍で複写するため
に,所謂,ページ連写技術を利用して,1枚の原稿を2
枚の記録紙に記録する必要がある。
【0008】原稿の分割して記録する方法として,ペー
ジ連写技術を単純に応用することにより,例えば,図1
3(a),(b)に示すように,A4サイズより大きな
A3サイズの原稿1301を2枚のA4サイズの記録紙
1302,1303に分割して記録する場合,図13
(b)のように原稿1301の中心部分で画像が2分割
されて2枚の記録紙1302,1303に記録される。
ジ連写技術を単純に応用することにより,例えば,図1
3(a),(b)に示すように,A4サイズより大きな
A3サイズの原稿1301を2枚のA4サイズの記録紙
1302,1303に分割して記録する場合,図13
(b)のように原稿1301の中心部分で画像が2分割
されて2枚の記録紙1302,1303に記録される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
ページ連写技術を単純に応用した場合には,原稿の中心
部分で画像が単純に2分割されて2枚の記録紙に分配さ
れるため,画像が見づらくなるという問題点があった。
ページ連写技術を単純に応用した場合には,原稿の中心
部分で画像が単純に2分割されて2枚の記録紙に分配さ
れるため,画像が見づらくなるという問題点があった。
【0010】特に,原稿の中心部分に文字がある場合
や,形状が重要な意味を持つ絵柄等がある場合には,分
割によって情報が破壊されるという問題点もあった。例
えば,図14(a)に示すような画像を,単純に原稿の
中心部分で分割すると,図14(b)に示すように,分
割された部分が見づらくなるだけでなく,情報が破壊さ
れて利用価値がなくなる。
や,形状が重要な意味を持つ絵柄等がある場合には,分
割によって情報が破壊されるという問題点もあった。例
えば,図14(a)に示すような画像を,単純に原稿の
中心部分で分割すると,図14(b)に示すように,分
割された部分が見づらくなるだけでなく,情報が破壊さ
れて利用価値がなくなる。
【0011】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,あらかじめ決められた記録紙サイズより大きい原稿
の画像を記録紙サイズに統一して出力すると共に,原稿
の情報を破壊することなく,見やすい状態で分割できる
ことを目的とする
て,あらかじめ決められた記録紙サイズより大きい原稿
の画像を記録紙サイズに統一して出力すると共に,原稿
の情報を破壊することなく,見やすい状態で分割できる
ことを目的とする
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,記録すべき画像を読み取り,記憶する画
像読取手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙手段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像
を形成する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割
位置を指定するための画像分割位置指定手段と,前記画
像分割位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,
前記画像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割
手段と,前記画像分割手段によって分割された画像がそ
れぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段
に出力する画像出力手段とを備えた画像記録装置を提供
するものである。
成するために,記録すべき画像を読み取り,記憶する画
像読取手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙手段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像
を形成する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割
位置を指定するための画像分割位置指定手段と,前記画
像分割位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,
前記画像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割
手段と,前記画像分割手段によって分割された画像がそ
れぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段
に出力する画像出力手段とを備えた画像記録装置を提供
するものである。
【0013】なお,前記画像分割位置指定手段は,前記
記録すべき画像における分割位置の指定可能範囲の表示
し,指定可能範囲において分割位置の入力を行うもので
ある。
記録すべき画像における分割位置の指定可能範囲の表示
し,指定可能範囲において分割位置の入力を行うもので
ある。
【0014】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読取手段
と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する給紙手段
と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像を形成す
る画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割位置を指
定するための画像分割位置指定手段と,前記画像分割位
置指定手段で指定された分割位置に基づいて,前記画像
読取手段で読み取った画像を分割する画像分割手段と,
前記画像分割手段によって分割された画像が所定サイズ
の記録紙に記録できるか否か判断する判断手段と,前記
判断手段によって所定サイズの記録紙に記録できないと
判断された場合に警告する警告手段と,前記判断手段に
よって所定サイズの記録紙に記録できると判断された場
合に,前記画像分割手段によって分割された画像がそれ
ぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段に
出力する画像出力手段とを備えた画像記録装置を提供す
るものである。
に,記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読取手段
と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する給紙手段
と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像を形成す
る画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割位置を指
定するための画像分割位置指定手段と,前記画像分割位
置指定手段で指定された分割位置に基づいて,前記画像
読取手段で読み取った画像を分割する画像分割手段と,
前記画像分割手段によって分割された画像が所定サイズ
の記録紙に記録できるか否か判断する判断手段と,前記
判断手段によって所定サイズの記録紙に記録できないと
判断された場合に警告する警告手段と,前記判断手段に
よって所定サイズの記録紙に記録できると判断された場
合に,前記画像分割手段によって分割された画像がそれ
ぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段に
出力する画像出力手段とを備えた画像記録装置を提供す
るものである。
【0015】なお,前記画像出力手段は,前記画像分割
手段によって分割された画像が,あらかじめ設定されて
いる画像サイズより小さい場合に,前記分割された画像
の中心と記録紙の中心とを一致させて出力するものであ
る。
手段によって分割された画像が,あらかじめ設定されて
いる画像サイズより小さい場合に,前記分割された画像
の中心と記録紙の中心とを一致させて出力するものであ
る。
【0016】また,前記画像分割位置指定手段による分
割位置の指定は,あらかじめ設定された複数の分割位置
の中から選択するものである。あるいは,前記画像分割
位置指定手段による分割位置の指定は,記録すべき画像
の任意の位置を指定するものである。
割位置の指定は,あらかじめ設定された複数の分割位置
の中から選択するものである。あるいは,前記画像分割
位置指定手段による分割位置の指定は,記録すべき画像
の任意の位置を指定するものである。
【0017】
【作用】本発明の画像記録装置において,原稿のサイズ
が所定サイズ(A4サイズ)より大きく,画像を分割す
る必要のある場合,ユーザーが,画像分割位置指定手段
を用いて画像が見づらくならないように画像の分割位置
を指定すると,画像分割手段が指定された分割位置に基
づいて画像を分割し,画像出力手段が分割された画像を
それぞれ別の記録紙上に記録されるように出力し,画像
形成手段が画像を形成する。
が所定サイズ(A4サイズ)より大きく,画像を分割す
る必要のある場合,ユーザーが,画像分割位置指定手段
を用いて画像が見づらくならないように画像の分割位置
を指定すると,画像分割手段が指定された分割位置に基
づいて画像を分割し,画像出力手段が分割された画像を
それぞれ別の記録紙上に記録されるように出力し,画像
形成手段が画像を形成する。
【0018】また,本発明の画像記録装置において,原
稿のサイズが所定サイズ(A4サイズ)より大きく,画
像を分割する必要のある場合,ユーザーが,画像分割位
置指定手段を用いて画像が見づらくならないように画像
の分割位置を指定すると,画像分割手段が指定された分
割位置に基づいて画像を分割する。次に,判断手段が,
前記分割された画像が所定サイズの記録紙に記録できる
か否か判断し,所定サイズの記録紙に記録できないと判
断された場合に警告手段が表示あるいはブザー音等で警
告する。また,所定サイズの記録紙に記録できると判断
された場合に,画像出力手段が分割された画像をそれぞ
れ別の記録紙上に記録されるように出力し,画像形成手
段が画像を形成する。
稿のサイズが所定サイズ(A4サイズ)より大きく,画
像を分割する必要のある場合,ユーザーが,画像分割位
置指定手段を用いて画像が見づらくならないように画像
の分割位置を指定すると,画像分割手段が指定された分
割位置に基づいて画像を分割する。次に,判断手段が,
前記分割された画像が所定サイズの記録紙に記録できる
か否か判断し,所定サイズの記録紙に記録できないと判
断された場合に警告手段が表示あるいはブザー音等で警
告する。また,所定サイズの記録紙に記録できると判断
された場合に,画像出力手段が分割された画像をそれぞ
れ別の記録紙上に記録されるように出力し,画像形成手
段が画像を形成する。
【0019】
【実施例】以下,本発明の画像記録装置をデジタル複写
機に適用した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例
2〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
機に適用した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例
2〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
【0020】〔実施例1〕図1は,実施例1のデジタル
複写機のブロック構成図を示し,原稿を光学的に読み取
り,画像データを記憶する画像読取部101と,各種画
像処理および本発明の画像分割処理を実行する画像処理
部102と,画像処理部102によって処理された画像
を後述する画像形成部104へ出力する画像出力部10
3と,記録紙上に画像形成を行う画像形成部104と,
各種メッセージの表示および各種キー入力等を行うため
の操作表示部105と,原稿のサイズを検知する原稿サ
イズ検知センサ106と,記録紙のサイズを検知する記
録紙サイズ検知センサ107と,装置各部の制御を行う
制御部108とを備えている。
複写機のブロック構成図を示し,原稿を光学的に読み取
り,画像データを記憶する画像読取部101と,各種画
像処理および本発明の画像分割処理を実行する画像処理
部102と,画像処理部102によって処理された画像
を後述する画像形成部104へ出力する画像出力部10
3と,記録紙上に画像形成を行う画像形成部104と,
各種メッセージの表示および各種キー入力等を行うため
の操作表示部105と,原稿のサイズを検知する原稿サ
イズ検知センサ106と,記録紙のサイズを検知する記
録紙サイズ検知センサ107と,装置各部の制御を行う
制御部108とを備えている。
【0021】図2は,画像読取部101および画像形成
部104の概略構成を示す。原稿載置台201には複写
される原稿が置かれる。走査光学系202によって原稿
の画像が光学的に読み取られる。この走査時に前述した
原稿サイズ検知センサ103によって原稿のサイズが検
知される。感光体ドラム203は電圧の印加されたロー
ラから成る帯電装置204によって均一に帯電される。
この感光体ドラム203の上に書き込み光学系205に
よって光像が照射され,静電潜像が感光体ドラム203
上に形成される。
部104の概略構成を示す。原稿載置台201には複写
される原稿が置かれる。走査光学系202によって原稿
の画像が光学的に読み取られる。この走査時に前述した
原稿サイズ検知センサ103によって原稿のサイズが検
知される。感光体ドラム203は電圧の印加されたロー
ラから成る帯電装置204によって均一に帯電される。
この感光体ドラム203の上に書き込み光学系205に
よって光像が照射され,静電潜像が感光体ドラム203
上に形成される。
【0022】次に,この潜像は現像装置206によって
可視像化される。感光体ドラム203上に画像が形成さ
れる動作に連動して,給紙装置207a或いは207b
から記録紙が給紙される。この給紙装置207a,20
7bは,A4サイズの記録紙が収納されたカセット20
8と,その記録紙を一枚ずつ給紙する給紙ローラ209
より構成されている。なお,上部の給紙装置207aに
はA4縦の記録紙が収納されており,下部の給紙装置2
07bにはA4横の記録紙が収納されているものとす
る。
可視像化される。感光体ドラム203上に画像が形成さ
れる動作に連動して,給紙装置207a或いは207b
から記録紙が給紙される。この給紙装置207a,20
7bは,A4サイズの記録紙が収納されたカセット20
8と,その記録紙を一枚ずつ給紙する給紙ローラ209
より構成されている。なお,上部の給紙装置207aに
はA4縦の記録紙が収納されており,下部の給紙装置2
07bにはA4横の記録紙が収納されているものとす
る。
【0023】この給紙装置207a或いは207bから
給紙された記録紙は,転写ローラ210より成る転写部
に送られ,感光体ドラム203上のトナー像を転写され
る。続いて,記録紙は感光体ドラム203より分離され
た後,定着装置211を通過し,そこでトナー像が記録
紙上に定着される。記録紙は排紙ローラ212により機
外の排紙トレー213上に排出される。一方,転写後の
感光体ドラム203上には未転写の残留トナーが残って
いるので,クリーニング装置214によって除去され
る。こうして一回の複写サイクルが完了する。
給紙された記録紙は,転写ローラ210より成る転写部
に送られ,感光体ドラム203上のトナー像を転写され
る。続いて,記録紙は感光体ドラム203より分離され
た後,定着装置211を通過し,そこでトナー像が記録
紙上に定着される。記録紙は排紙ローラ212により機
外の排紙トレー213上に排出される。一方,転写後の
感光体ドラム203上には未転写の残留トナーが残って
いるので,クリーニング装置214によって除去され
る。こうして一回の複写サイクルが完了する。
【0024】一方,A4サイズの記録紙を入れるカセッ
ト208に,使用者が勝手にB5サイズの記録紙を収納
して複写する可能性がある。なぜなら,B5サイズはA
4サイズよりサイズが小さいので収納することが物理的
に可能である。そこで,これを防ぐために,カセット2
08内に収納された記録紙のサイズを記録紙サイズ検知
センサ102で検知し,制御部108は,この検知信号
に基づいて所定サイズ(すなわち,A4サイズ)でなけ
れば,画像形成動作そのものを中止させるように制御す
る。また,制御部108は,このような適切でない記録
紙が給紙装置207a或いは207b内にセットされて
いるときには,操作表示部105を介してその旨を表示
する。こうすれば事前に使用者が適切でない状況にある
ことを認識できる。
ト208に,使用者が勝手にB5サイズの記録紙を収納
して複写する可能性がある。なぜなら,B5サイズはA
4サイズよりサイズが小さいので収納することが物理的
に可能である。そこで,これを防ぐために,カセット2
08内に収納された記録紙のサイズを記録紙サイズ検知
センサ102で検知し,制御部108は,この検知信号
に基づいて所定サイズ(すなわち,A4サイズ)でなけ
れば,画像形成動作そのものを中止させるように制御す
る。また,制御部108は,このような適切でない記録
紙が給紙装置207a或いは207b内にセットされて
いるときには,操作表示部105を介してその旨を表示
する。こうすれば事前に使用者が適切でない状況にある
ことを認識できる。
【0025】図3は,操作表示部105の外観図を示
し,大別して,コピー枚数表示,用紙選択表示,変倍率
表示,エラー表示,ジャム表示等を行うための表示パネ
ル301と,テンキー,コピースタートキー,用紙選択
キー,変倍キー等の各種キーが配置された操作キー部3
02と,表面にタッチパネルが配置されたLCD表示画
面(液晶表示画面)304を有する選択LCD部303
とから構成される。なお,305は,選択LCD部30
3の画面における表示範囲(ウインドウ)を上下左右に
移動させるためのスクロールキーを示す。また,本実施
例では,この選択LCD部303を分割位置指定手段と
して用い,画像分割を行うときの分割位置を入力する。
し,大別して,コピー枚数表示,用紙選択表示,変倍率
表示,エラー表示,ジャム表示等を行うための表示パネ
ル301と,テンキー,コピースタートキー,用紙選択
キー,変倍キー等の各種キーが配置された操作キー部3
02と,表面にタッチパネルが配置されたLCD表示画
面(液晶表示画面)304を有する選択LCD部303
とから構成される。なお,305は,選択LCD部30
3の画面における表示範囲(ウインドウ)を上下左右に
移動させるためのスクロールキーを示す。また,本実施
例では,この選択LCD部303を分割位置指定手段と
して用い,画像分割を行うときの分割位置を入力する。
【0026】以上の構成において,その動作を説明す
る。ユーザーが原稿載置台201に原稿を載置すると原
稿載置台201の近傍に配置された原稿サイズ検知セン
サ106によって原稿サイズが検知される。続いて,ユ
ーザーが操作キー部302のコピースタートキーを押下
すると,画像読取部101が原稿の画像を読み取って記
憶する。
る。ユーザーが原稿載置台201に原稿を載置すると原
稿載置台201の近傍に配置された原稿サイズ検知セン
サ106によって原稿サイズが検知される。続いて,ユ
ーザーが操作キー部302のコピースタートキーを押下
すると,画像読取部101が原稿の画像を読み取って記
憶する。
【0027】制御部108は,原稿サイズ検知センサ1
06から原稿サイズを入力し,原稿サイズがA4サイズ
(本実施例の記録紙のサイズ)以下であれば,画像読取
部101に記憶されている画像データを画像処理部10
2へ転送させる。画像処理部102は画像データに対し
て所定の画像処理を施して,画像出力部103へ出力す
る。画像出力部103は画像データが記録紙の所定位置
に記録されるタイミングで画像形成部104へ出力し,
画像形成部104によって画像データが記録紙に形成さ
れる。
06から原稿サイズを入力し,原稿サイズがA4サイズ
(本実施例の記録紙のサイズ)以下であれば,画像読取
部101に記憶されている画像データを画像処理部10
2へ転送させる。画像処理部102は画像データに対し
て所定の画像処理を施して,画像出力部103へ出力す
る。画像出力部103は画像データが記録紙の所定位置
に記録されるタイミングで画像形成部104へ出力し,
画像形成部104によって画像データが記録紙に形成さ
れる。
【0028】一方,原稿サイズがA4サイズより大きい
場合,制御部108は,画像読取部101に記憶されて
いる画像データを操作表示部105へ転送させると共
に,操作表示部105に分割位置入力指令を出力する。
場合,制御部108は,画像読取部101に記憶されて
いる画像データを操作表示部105へ転送させると共
に,操作表示部105に分割位置入力指令を出力する。
【0029】操作表示部105は,分割位置入力指令を
入力すると,図4(a)に示す分割位置入力画面を表示
し,ユーザーに分割位置の入力を促す。ここで,分割位
置入力画面には,読み取った原稿の画像データが所定の
表示範囲で切り取られて表示されると共に,『分割位置
にタッチしてください。』のメッセージが表示される。
なお,分割位置は,規定値として原稿の中心線(原稿の
2等分線)が表示されており,中心線で分割する場合に
は,画面の実行にタッチすると中心線が分割位置として
指定される。
入力すると,図4(a)に示す分割位置入力画面を表示
し,ユーザーに分割位置の入力を促す。ここで,分割位
置入力画面には,読み取った原稿の画像データが所定の
表示範囲で切り取られて表示されると共に,『分割位置
にタッチしてください。』のメッセージが表示される。
なお,分割位置は,規定値として原稿の中心線(原稿の
2等分線)が表示されており,中心線で分割する場合に
は,画面の実行にタッチすると中心線が分割位置として
指定される。
【0030】ユーザーが,表示画面において分割したい
任意の位置にタッチすると,LCD表示画面304の表
面のタッチパネルを介して指定位置が入力され,続いて
画面の実行にタッチすると指定位置が分割位置として指
定される。また,表示画面で分割位置の決定が困難な場
合には,スクロールキー305で表示範囲を上下左右に
移動させ,画像を確認して分割位置の指定を行うことが
できる。
任意の位置にタッチすると,LCD表示画面304の表
面のタッチパネルを介して指定位置が入力され,続いて
画面の実行にタッチすると指定位置が分割位置として指
定される。また,表示画面で分割位置の決定が困難な場
合には,スクロールキー305で表示範囲を上下左右に
移動させ,画像を確認して分割位置の指定を行うことが
できる。
【0031】また,図4(a)では,表示画面の任意の
位置を指定可能としたが,図4(b)に示すように,ス
ケールを設けて,あらかじめ定めた所定単位(例えば,
5mm単位)で分割位置を指定するようにしても良い。
位置を指定可能としたが,図4(b)に示すように,ス
ケールを設けて,あらかじめ定めた所定単位(例えば,
5mm単位)で分割位置を指定するようにしても良い。
【0032】制御部108は,分割位置が指定される
と,画像処理部102へ分割位置を指定する。画像処理
部102は,指定された分割位置に基づいて,画像読取
部101の画像データの分割して読み出し,所定の画像
処理を施した後,画像出力部103ヘ転送する。
と,画像処理部102へ分割位置を指定する。画像処理
部102は,指定された分割位置に基づいて,画像読取
部101の画像データの分割して読み出し,所定の画像
処理を施した後,画像出力部103ヘ転送する。
【0033】画像出力部103は,分割された画像デー
タを入力すると,分割された画像データがそれぞれ別の
記録紙に記録されるように,画像形成部104の画像形
成サイクルの合わせて,1回の画像形成サイクルに対し
て分割された片方の画像データを転送する。画像形成部
104は,入力した画像データに従って画像を記録紙に
形成する。
タを入力すると,分割された画像データがそれぞれ別の
記録紙に記録されるように,画像形成部104の画像形
成サイクルの合わせて,1回の画像形成サイクルに対し
て分割された片方の画像データを転送する。画像形成部
104は,入力した画像データに従って画像を記録紙に
形成する。
【0034】図5(a),(b)は,上記の処理によっ
て2枚のA4サイズの記録紙に画像が分割して形成され
た例を示し,同図(a)に示すA3サイズの原稿におい
て,図示の如く分割位置を指定すると,同図(b)に示
すように,2枚の記録紙に分割して記録される。すなわ
ち,あらかじめ決められたA4サイズより大きなA3サ
イズ(原稿)の画像をA4サイズの記録紙サイズに統一
して出力すると共に,原稿の情報を破壊することなく,
見やすい状態で分割することできる。
て2枚のA4サイズの記録紙に画像が分割して形成され
た例を示し,同図(a)に示すA3サイズの原稿におい
て,図示の如く分割位置を指定すると,同図(b)に示
すように,2枚の記録紙に分割して記録される。すなわ
ち,あらかじめ決められたA4サイズより大きなA3サ
イズ(原稿)の画像をA4サイズの記録紙サイズに統一
して出力すると共に,原稿の情報を破壊することなく,
見やすい状態で分割することできる。
【0035】ところが,図6(a)に示す原稿画像60
1のように,分割したい位置(あるいは,好ましい位
置)が原稿の中心線より離れている場合には,分割位置
に従って画像を分割すると,同図(b)に示すように,
記録紙602においては分割後の画像が小さいので記録
紙に収まるものの,記録紙603においては分割後の画
像が記録紙サイズより大きくなり,記録紙から画像がは
み出してしまうことがある。換言すれば,指定された分
割位置での分割が不可能な場合がある。
1のように,分割したい位置(あるいは,好ましい位
置)が原稿の中心線より離れている場合には,分割位置
に従って画像を分割すると,同図(b)に示すように,
記録紙602においては分割後の画像が小さいので記録
紙に収まるものの,記録紙603においては分割後の画
像が記録紙サイズより大きくなり,記録紙から画像がは
み出してしまうことがある。換言すれば,指定された分
割位置での分割が不可能な場合がある。
【0036】従って,制御部108は,画像処理部10
2から分割後の各画像データのサイズを入力し,各画像
データがA4サイズの記録紙に記録できるか否か判断
し,A4サイズの記録紙に記録できないと判断された場
合に,画像出力部103以降の処理を中止し,操作表示
部105を介して図7に示す警告画面を表示する。ま
た,このとき操作表示部105は同時にブザー音を出力
する。ユーザーが,図7の画面に従って,分割位置を変
更すると分割位置が指定されて,再度,前述した処理が
実行される。
2から分割後の各画像データのサイズを入力し,各画像
データがA4サイズの記録紙に記録できるか否か判断
し,A4サイズの記録紙に記録できないと判断された場
合に,画像出力部103以降の処理を中止し,操作表示
部105を介して図7に示す警告画面を表示する。ま
た,このとき操作表示部105は同時にブザー音を出力
する。ユーザーが,図7の画面に従って,分割位置を変
更すると分割位置が指定されて,再度,前述した処理が
実行される。
【0037】このように,分割不可能な場合には,処理
を中止するので記録紙を無駄にすることがなく,資源の
節約を図れる。また,分割不可能な場合には,警告と共
に自動的に分割位置の指定を促すので,使い勝手が良
い。
を中止するので記録紙を無駄にすることがなく,資源の
節約を図れる。また,分割不可能な場合には,警告と共
に自動的に分割位置の指定を促すので,使い勝手が良
い。
【0038】また,図7の警告画面を表示して分割位置
の変更を促す前に,画像を縮小して記録紙に記録するか
否かを選択できるようにしても良い。具体的には,図8
(a)に示すように,警告画面と同時に画像を縮小する
か否かユーザーに選択させ,画面の『Yes』が選択さ
れたら,制御部108において分割後の画像データがA
4サイズの記録紙に記録でるように変倍率を決定し,求
めた変倍率に基づいて,画像処理部102で分割後の画
像データを縮小して,画像出力部103へ出力する。図
8(b)は,図6に示した分割不可能な例を縮小して,
記録紙801,802に記録した例を示す。なお,ここ
では,図6(b)の記録紙602,603の両方の画像
を縮小して,記録紙801,802に記録したが,記録
紙から画像がはみ出しす分割画像のみを縮小するように
しても良い。
の変更を促す前に,画像を縮小して記録紙に記録するか
否かを選択できるようにしても良い。具体的には,図8
(a)に示すように,警告画面と同時に画像を縮小する
か否かユーザーに選択させ,画面の『Yes』が選択さ
れたら,制御部108において分割後の画像データがA
4サイズの記録紙に記録でるように変倍率を決定し,求
めた変倍率に基づいて,画像処理部102で分割後の画
像データを縮小して,画像出力部103へ出力する。図
8(b)は,図6に示した分割不可能な例を縮小して,
記録紙801,802に記録した例を示す。なお,ここ
では,図6(b)の記録紙602,603の両方の画像
を縮小して,記録紙801,802に記録したが,記録
紙から画像がはみ出しす分割画像のみを縮小するように
しても良い。
【0039】一方,画面の『NO』が選択された場合
に,前述した図7の警告画面を表示して分割位置の変更
を促す。
に,前述した図7の警告画面を表示して分割位置の変更
を促す。
【0040】ここまでは,A3サイズの原稿を2枚のA
4サイズの記録紙に分割する場合を例として説明した
が,原稿がB4サイズの場合もある。B4サイズの原稿
の場合も,A3サイズの原稿と同様に分割位置を指定
し,分割位置に基づいて画像データを分割して記録紙に
出力する。
4サイズの記録紙に分割する場合を例として説明した
が,原稿がB4サイズの場合もある。B4サイズの原稿
の場合も,A3サイズの原稿と同様に分割位置を指定
し,分割位置に基づいて画像データを分割して記録紙に
出力する。
【0041】ところが,B4サイズの原稿の場合には,
分割後の2つの画像(分割した画像)の一方が,A4サ
イズの記録紙の大きさに比較してかなり小さくなること
があり,そのまま記録紙に記録すると,画像のレイアウ
トや,バランスが悪くなるという不都合が発生する。例
えば,図9(a)に示すようにB4サイズの原稿の分割
位置を指定すると,分割した画像をそのままA4サイズ
の記録紙に配置すると,図9(b)に示すように,小さ
い方の画像が出力された記録紙のバランスが極端に悪く
なる。
分割後の2つの画像(分割した画像)の一方が,A4サ
イズの記録紙の大きさに比較してかなり小さくなること
があり,そのまま記録紙に記録すると,画像のレイアウ
トや,バランスが悪くなるという不都合が発生する。例
えば,図9(a)に示すようにB4サイズの原稿の分割
位置を指定すると,分割した画像をそのままA4サイズ
の記録紙に配置すると,図9(b)に示すように,小さ
い方の画像が出力された記録紙のバランスが極端に悪く
なる。
【0042】そこで,制御部108は,原稿サイズ検知
センサ106で検知したA4サイズ以上,A3サイズ以
下の場合に分割した画像の中心を記録紙の中心と一致さ
せるように画像出力部103へセンタリングを指示す
る。画像出力部103は,センタリングの指示がある
と,画像データを画像形成部104に出力するタイミン
グ(すなわち,感光体ドラム203への書き込みタイミ
ング)を調整してセンタリングを実行する。図9(c)
は,センタリングを行った後の記録紙の状態を示し,記
録紙に画像が適切に配置されて,画像が見やすくなる。
なお,分割した画像が極端に小さい場合には,拡大を行
うようにしても良い。
センサ106で検知したA4サイズ以上,A3サイズ以
下の場合に分割した画像の中心を記録紙の中心と一致さ
せるように画像出力部103へセンタリングを指示す
る。画像出力部103は,センタリングの指示がある
と,画像データを画像形成部104に出力するタイミン
グ(すなわち,感光体ドラム203への書き込みタイミ
ング)を調整してセンタリングを実行する。図9(c)
は,センタリングを行った後の記録紙の状態を示し,記
録紙に画像が適切に配置されて,画像が見やすくなる。
なお,分割した画像が極端に小さい場合には,拡大を行
うようにしても良い。
【0043】なお,前述した実施例1では,分割位置指
定手段として,表面にタッチパネルが配置されたLCD
表示画面(液晶表示画面)304を有する選択LCD部
303を用いたが,特にこれに限定するものではなく,
例えば,図10に示すように,原稿載置台201の近傍
に溝1001と,溝1001をスライドするレバー10
02とを配置し,レバー1002をスライドさせて分割
位置を指定する方法でも良い。また,図11に示すよう
に,エディター1101と入力ペン1102を用いて分
割位置を指定する方法でも良い。さらに,操作表示部1
05の操作キー部302からミリ単位で数値を入力して
指定しても良い。
定手段として,表面にタッチパネルが配置されたLCD
表示画面(液晶表示画面)304を有する選択LCD部
303を用いたが,特にこれに限定するものではなく,
例えば,図10に示すように,原稿載置台201の近傍
に溝1001と,溝1001をスライドするレバー10
02とを配置し,レバー1002をスライドさせて分割
位置を指定する方法でも良い。また,図11に示すよう
に,エディター1101と入力ペン1102を用いて分
割位置を指定する方法でも良い。さらに,操作表示部1
05の操作キー部302からミリ単位で数値を入力して
指定しても良い。
【0044】〔実施例2〕実施例2は,指定された分割
位置での分割な分割不可能な場合に警告を表示すること
に代えて,あらかじめ分割指定可能な範囲を表示するよ
うにしたものである。なお,実施例2の構成は,実施例
1と共通につき,図示および説明を省略する。また,基
本的な動作を実施例1と同様であるので異なる部分のみ
を説明する。
位置での分割な分割不可能な場合に警告を表示すること
に代えて,あらかじめ分割指定可能な範囲を表示するよ
うにしたものである。なお,実施例2の構成は,実施例
1と共通につき,図示および説明を省略する。また,基
本的な動作を実施例1と同様であるので異なる部分のみ
を説明する。
【0045】原稿サイズがA4サイズより大きい場合,
制御部108は,画像読取部101に記憶されている画
像データを操作表示部105へ転送させると共に,操作
表示部105に分割位置入力指令を出力する。
制御部108は,画像読取部101に記憶されている画
像データを操作表示部105へ転送させると共に,操作
表示部105に分割位置入力指令を出力する。
【0046】操作表示部105は,分割位置入力指令を
入力すると,図12(a)に示す分割位置入力画面を表
示し,ユーザーに分割位置の入力を促す。ここで,分割
位置入力画面には,読み取った原稿の画像データが所定
の表示範囲で切り取られて表示されると共に,『分割位
置にタッチしてください。』のメッセージが表示され
る。また,操作表示部105は,入力した画像データに
基づいて分割指定可能範囲を求め,画面に表示する。
入力すると,図12(a)に示す分割位置入力画面を表
示し,ユーザーに分割位置の入力を促す。ここで,分割
位置入力画面には,読み取った原稿の画像データが所定
の表示範囲で切り取られて表示されると共に,『分割位
置にタッチしてください。』のメッセージが表示され
る。また,操作表示部105は,入力した画像データに
基づいて分割指定可能範囲を求め,画面に表示する。
【0047】ここで,分割指定可能範囲は,図12
(b)に示す方法で容易に求めることができる。先ず,
原稿サイズ(ここでは,A3サイズ)の一方の端から
画像データが存在する位置を検索し画像位置を求め
る。次に,画像位置からA4サイズの記録紙に記録可
能なサイズだけ他の端に向かって移動し,記録可能な
画像の端部を求める。同様に,原稿サイズの他の端
から画像データが存在する位置を検索し画像位置を求
める。次に,画像位置からA4サイズの記録紙に記録
可能なサイズだけ一方の端に向かって移動し,記録可
能な画像の端部を求める。このようにして求めた画像
の端部から画像の端部の範囲が分割指定可能範囲で
ある。
(b)に示す方法で容易に求めることができる。先ず,
原稿サイズ(ここでは,A3サイズ)の一方の端から
画像データが存在する位置を検索し画像位置を求め
る。次に,画像位置からA4サイズの記録紙に記録可
能なサイズだけ他の端に向かって移動し,記録可能な
画像の端部を求める。同様に,原稿サイズの他の端
から画像データが存在する位置を検索し画像位置を求
める。次に,画像位置からA4サイズの記録紙に記録
可能なサイズだけ一方の端に向かって移動し,記録可
能な画像の端部を求める。このようにして求めた画像
の端部から画像の端部の範囲が分割指定可能範囲で
ある。
【0048】ユーザーが,分割指定可能範囲内の表示画
面にタッチすると,LCD表示画面304の表面のタッ
チパネルを介して指定位置が入力され,続いて画面の実
行にタッチすると指定位置が分割位置として指定され
る。逆に,ユーザーが,分割指定可能範囲外の表示画面
にタッチした場合には,分割位置の入力を受け付けな
い。
面にタッチすると,LCD表示画面304の表面のタッ
チパネルを介して指定位置が入力され,続いて画面の実
行にタッチすると指定位置が分割位置として指定され
る。逆に,ユーザーが,分割指定可能範囲外の表示画面
にタッチした場合には,分割位置の入力を受け付けな
い。
【0049】実施例2では,実施例1の効果に加えて,
分割指定可能範囲を表示することにより,ユーザーのオ
ペーレーションがより容易になるという効果を奏する。
分割指定可能範囲を表示することにより,ユーザーのオ
ペーレーションがより容易になるという効果を奏する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように 本発明の画像記録
装置は,記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読取
手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する給紙手
段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像を形成
する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割位置を
指定するための画像分割位置指定手段と,前記画像分割
位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,前記画
像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割手段
と,前記画像分割手段によって分割された画像がそれぞ
れ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段に出
力する画像出力手段とを備えたため,あらかじめ決めら
れた記録紙サイズより大きい原稿の画像を記録紙サイズ
に統一して出力すると共に,原稿の情報を破壊すること
なく,見やすい状態で分割できる。
装置は,記録すべき画像を読み取り,記憶する画像読取
手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する給紙手
段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像を形成
する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割位置を
指定するための画像分割位置指定手段と,前記画像分割
位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,前記画
像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割手段
と,前記画像分割手段によって分割された画像がそれぞ
れ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段に出
力する画像出力手段とを備えたため,あらかじめ決めら
れた記録紙サイズより大きい原稿の画像を記録紙サイズ
に統一して出力すると共に,原稿の情報を破壊すること
なく,見やすい状態で分割できる。
【0051】また,本発明の画像記録装置は,記録すべ
き画像を読み取り,記憶する画像読取手段と,所定サイ
ズの記録紙を収納し,給紙する給紙手段と,前記給紙手
段から給紙された記録紙に画像を形成する画像形成手段
と,前記記録すべき画像の分割位置を指定するための画
像分割位置指定手段と,前記画像分割位置指定手段で指
定された分割位置に基づいて,前記画像読取手段で読み
取った画像を分割する画像分割手段と,前記画像分割手
段によって分割された画像が所定サイズの記録紙に記録
できるか否か判断する判断手段と,前記判断手段によっ
て所定サイズの記録紙に記録できないと判断された場合
に警告する警告手段と,前記判断手段によって所定サイ
ズの記録紙に記録できると判断された場合に,前記画像
分割手段によって分割された画像がそれぞれ別の記録紙
に記録されるように前記画像形成手段に出力する画像出
力手段とを備えたため,あらかじめ決められた記録紙サ
イズより大きい原稿の画像を記録紙サイズに統一して出
力すると共に,原稿の情報を破壊することなく,見やす
い状態で分割できる。また,無駄に記録紙を消費するこ
とがない。
き画像を読み取り,記憶する画像読取手段と,所定サイ
ズの記録紙を収納し,給紙する給紙手段と,前記給紙手
段から給紙された記録紙に画像を形成する画像形成手段
と,前記記録すべき画像の分割位置を指定するための画
像分割位置指定手段と,前記画像分割位置指定手段で指
定された分割位置に基づいて,前記画像読取手段で読み
取った画像を分割する画像分割手段と,前記画像分割手
段によって分割された画像が所定サイズの記録紙に記録
できるか否か判断する判断手段と,前記判断手段によっ
て所定サイズの記録紙に記録できないと判断された場合
に警告する警告手段と,前記判断手段によって所定サイ
ズの記録紙に記録できると判断された場合に,前記画像
分割手段によって分割された画像がそれぞれ別の記録紙
に記録されるように前記画像形成手段に出力する画像出
力手段とを備えたため,あらかじめ決められた記録紙サ
イズより大きい原稿の画像を記録紙サイズに統一して出
力すると共に,原稿の情報を破壊することなく,見やす
い状態で分割できる。また,無駄に記録紙を消費するこ
とがない。
【図1】実施例1のデジタル複写機のブロック構成図で
ある。
ある。
【図2】実施例1の画像読取部および画像形成部の概略
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図3】操作表示部の概略構成図である。
【図4】分割位置の指定方法を示す説明図である。
【図5】実施例1によって2枚のA4サイズの記録紙に
画像が分割して形成された例をす説明図である。
画像が分割して形成された例をす説明図である。
【図6】分割不可能な場合の例を示す説明図である。
【図7】分割不可能な場合の警告画面を示す説明図であ
る。
る。
【図8】分割不可能な場合に縮小して画像形成を行う例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図9】B4サイズの原稿を分割する例を示す説明図で
ある。
ある。
【図10】他の分割位置の指定方法を示す説明図であ
る。
る。
【図11】他の分割位置の指定方法を示す説明図であ
る。
る。
【図12】実施例2の動作を示す説明図である。
【図13】従来のページ連写技術を応用した場合におけ
る画像の分割状態を示す説明図である。
る画像の分割状態を示す説明図である。
【図14】従来のページ連写技術を応用した場合におけ
る問題点を示す説明図である。
る問題点を示す説明図である。
101 画像読取部 102 画像処理部 103 画像出力部 104 画像形成部 105 操作表示部 106 原稿サイズ検知センサ 107 記録紙サイズ検知センサ 108 制御部 207a,207b 給紙装置 303 選択LCD部 304 LCD表示画面(液晶表示画面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 宗吉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 保坂 弘史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野村 貴一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 出口 裕一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (6)
- 【請求項1】 記録すべき画像を読み取り,記憶する画
像読取手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙手段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像
を形成する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割
位置を指定するための画像分割位置指定手段と,前記画
像分割位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,
前記画像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割
手段と,前記画像分割手段によって分割された画像がそ
れぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形成手段
に出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする画
像記録装置。 - 【請求項2】 記録すべき画像を読み取り,記憶する画
像読取手段と,所定サイズの記録紙を収納し,給紙する
給紙手段と,前記給紙手段から給紙された記録紙に画像
を形成する画像形成手段と,前記記録すべき画像の分割
位置を指定するための画像分割位置指定手段と,前記画
像分割位置指定手段で指定された分割位置に基づいて,
前記画像読取手段で読み取った画像を分割する画像分割
手段と,前記画像分割手段によって分割された画像が所
定サイズの記録紙に記録できるか否か判断する判断手段
と,前記判断手段によって所定サイズの記録紙に記録で
きないと判断された場合に警告する警告手段と,前記判
断手段によって所定サイズの記録紙に記録できると判断
された場合に,前記画像分割手段によって分割された画
像がそれぞれ別の記録紙に記録されるように前記画像形
成手段に出力する画像出力手段とを備えたことを特徴と
する画像記録装置。 - 【請求項3】 前記画像出力手段は,前記画像分割手段
によって分割された画像が,あらかじめ設定されている
画像サイズより小さい場合に,前記分割された画像の中
心と記録紙の中心とを一致させて出力することを特徴と
する請求項1または2記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記画像分割位置指定手段による分割位
置の指定は,あらかじめ設定された複数の分割位置の中
から選択することである請求項1または2記載の画像記
録装置。 - 【請求項5】 前記画像分割位置指定手段による分割位
置の指定は,記録すべき画像の任意の位置を指定するこ
とである請求項1または2記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 前記画像分割位置指定手段は,前記記録
すべき画像における分割位置の指定可能範囲の表示し,
指定可能範囲において分割位置の入力を行う請求項1記
載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208535A JPH0746395A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208535A JPH0746395A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746395A true JPH0746395A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16557799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5208535A Pending JPH0746395A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000151969A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-30 | Konica Corp | 複写装置 |
JP2013110578A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Pfu Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム |
JP2020182020A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-11-05 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-07-31 JP JP5208535A patent/JPH0746395A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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