JPH0764171B2 - サスペンション装置 - Google Patents

サスペンション装置

Info

Publication number
JPH0764171B2
JPH0764171B2 JP62324901A JP32490187A JPH0764171B2 JP H0764171 B2 JPH0764171 B2 JP H0764171B2 JP 62324901 A JP62324901 A JP 62324901A JP 32490187 A JP32490187 A JP 32490187A JP H0764171 B2 JPH0764171 B2 JP H0764171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
pivot
vehicle
arm
toe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62324901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01164615A (ja
Inventor
博史 外村
智 規矩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP62324901A priority Critical patent/JPH0764171B2/ja
Publication of JPH01164615A publication Critical patent/JPH01164615A/ja
Publication of JPH0764171B2 publication Critical patent/JPH0764171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • B60G3/20Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
    • B60G3/26Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/14Independent suspensions with lateral arms
    • B60G2200/142Independent suspensions with lateral arms with a single lateral arm, e.g. MacPherson type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/462Toe-in/out
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/14Mounting of suspension arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/14Mounting of suspension arms
    • B60G2204/143Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • B60G2204/4106Elastokinematic mounts
    • B60G2204/41062Elastokinematic mounts hydromounts; interconnected mounts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/07Inhibiting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/18Starting, accelerating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両等のサスペンション装置に関し、特に、
コンプライアンスステアに起因する車両走行中(例え
ば、旋回時)の車輪のトーアウト変化を回避し、走行安
定性の向上を意図したサスペンション装置に関する。
(従来の技術) 近時、車両に対する要求の高度化に伴って動力性能のみ
ならず、直進性能や旋回性能などの走行性能についても
高いレベルで向上が求められている。
第4〜6図は従来の後輪側サスペンション装置の一例を
示す図である。第4図において、サスペンション装置
は、車体の前後方向中心線に対して斜交する揺動軸a−
a′上に揺動自在に取り付けられたA字形アーム2と、
車体の略上下方向に立設して上端が車体に取り付けられ
たストラットタワー3と、略車幅方向に延在し、車両内
端側が車体に固定され、若しくは、図示するように転舵
用アクチュエータ4のピストン4aに連結されたサイドロ
ッド5と、ストラットタワー3の下端に弾性的に懸架さ
れるとともに、前記A字形アーム2のA字形頂部のピボ
ット(X)とサイドロッド5の車両外端のピボット
(Y)との間に連結された図示しないアクスルハウジン
グと、このアクスルハウジングに回転自在に支持された
車輪6とを有している。
なお、上述した揺動軸a−a′は、車体上面側から見下
した場合、第5図に示すように車体中心線に対して角度
θがつけられるとともに、車体側方から見た場合、第
6図に示すように路面に対して角度θがつけられてい
る。
このような構成によれば、車輪6のトー角は、ピボット
(X)、(Y)の位置によって決まる。仮にサイドロッ
ド5を車両外端方向に変移させると、ピボット(Y)が
ピボット(X)よりも車体中心線から遠ざかり、車輪6
のトー角はトーイン側に変化する。一方、サイドロッド
5を車両内端側に変移させると、この逆となってトーア
ウト側に変化する。
したがって、第4図に示すアクチュエータ4を用いてサ
イドロッド5を車幅方向に適宜適量だけ変移させること
により、旋回外側の車輪6のトー角を、例えば、低速旋
回時にはトーアウトとし、また高速旋回時にはトーイン
として、低速時の旋回半径縮少と高速旋回時のアンダー
ステア傾向とを両立させることができ、いわゆる4縁操
舵を実現することができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のサスペンション装置に
あっては、一般に、路面から車輪6を介して伝達される
ロードノイズや各種駆動系ノイズが車体に入力されない
ように、例えば、A字形アーム2と車体との間は、その
揺動軸a−a′上において、弾性体を介して連結される
構成となっていたため、A字形アーム2は、揺動軸a−
a′に沿って移動するような所定量のコンプライアンス
(可とう性)分を持つことが避けられなかった。
このため、例えば、旋回中に急加速を行った場合には、
車輪6が車体よりも前方側へ進もうとする力が発生し
て、この力によりコンプライアンス分だけA字形アーム
2が揺動軸a−a′に沿って車体前方側へ移動し、その
結果、ピボット(Y)がピボット(X)よりも車体中心
線から遠ざかることとなり、車輪6はトーアウト側に変
化してしまう。
このことは、旋回中に急加速を行うと、旋回特性がオー
バーステア特性に変わることを意味しており、ステア特
性の変化に伴う急激な旋回内側への回頭によって車体に
は大きなヨーイングトルクが発生する可能性があるとい
った問題点があった。
(発明の目的) そこで本発明は、例えば、急加速を行った場合でも、車
輪のトー角をニュートラルに維持することができるサス
ペンション装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記目的を達成するために、車体の前後方
向中心線から車体側方に延在し、かつ、車体前方側に所
定の角度で傾斜する直線上に設けられた揺動軸と、該揺
動軸に2つの取り付け部が揺動自在に取り付けられ、該
2つの取り付け部を結ぶ線分を底辺として略三角形状を
なし、三角形頂点に第1のピボットを有する第1のアー
ムと、略車幅方向に延在して車体内端側が車体側に支持
され、車体外端側に第2のピボットを有する第2のアー
ムと、を具備し、前記第1のピボットおよび第2のピボ
ットの間に、車輪を回転自在に支持する支持体が連結さ
れ、少なくとも、前記第1のアームが揺動軸に沿って車
体前方側へ移動すると、車輪のトー角がトーアウト方向
に変化するサスペンション装置において、前記第1のア
ームが車体前方側へ移動するとき、該移動を阻止するよ
うな抗力を発揮する抗力発生手段を設け、該抗力発生手
段は、一方が車体側に固定され、他方が第1のアームに
固定された、回転トルク発生部および回転運動を直線運
動に変換する変換部を有し、回転トルクに応じた抗力を
発揮することを特徴とする。
(作用) 本発明では、第1のアームが揺動軸に沿って車体前方側
へ移動しようとするとき、抗力発生手段で発生した抗力
によって該第1のアームの移動が阻止される。
したがって、トー角のトーアウト変化が抑えられ、コン
プライアンスステアに起因するオーバーステア特性への
変化が回避される。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1、2図は本発明に係るサスペンション装置の一実施
例を示す図である。なお、以下の説明においては、便宜
上左後輪側を例として示すが、右後輪側にも同様に適用
されることは勿論である。
まず、構成を説明する。第1図において、10は車体(あ
るいはクロスメンバー)であり、車体10には、5つのリ
ブ10a〜10eが一体に形成されている。リブ10aには車体
の中心線に対して所定角度θで交差する仮想線b−
b′に沿って揺動軸としての枢軸11が設けられ、枢軸11
はメタルブッシュ12および円筒状のラバーブッシュ13を
介してA字形アーム(第1のアーム)14の2つの結合部
(取り付け部)14a、14bのうち、一方の結合部14aを回
動自在、かつ、軸方向への移動を許容して軸支してい
る。また、他方の結合部14bは、内装された円筒状のラ
バーブッシュ15およびメタルブッシュ16を介して揺動軸
としてのシャフト17に回動自在に軸支されている。
シャフト17は、上述の仮想線b−b′に沿って配設され
るとともに、その一端は上述の結合部14aに固定され、
また、その他端はメタルブッシュ18および円筒状のラバ
ーブッシュ19を介して、リブ10d、10eに固定されたブラ
ケット20に弾性的に支持されている。
30は電動モータ(抗力発生手段)であり、電動モータ30
は、車体10側のリブ10b、10cに固定されたハウジング31
と、ハウジング31内部に設けられ、電源電圧PINの極性
に応じて正逆回転トルクを発生するモータ部32と、この
モータ部32によって回動駆動され、シャフト(揺動軸)
33を仮想線b−b′方向に移動させてモータの回転運動
をb−b′方向の直線運動に変換するボールネジ部34と
を含んで構成されている。
一方、結合部14a、14bを結ぶ線分を底辺として略三角形
をなすA字形アーム14は、その頂点に第1のピボット23
を有し、第1のピボット23にはアクスルハウジング(支
持体)24の車体前方側が揺動自在に取り付けられてい
る。また、アクスルハウジング24は、アクスル25を内装
しており、アクスル25の回動軸には車輪26が取り付けら
れている。アクスルハウジング24の車体後方側は、第2
のピボット27に揺動自在に取り付けられ、第2のピボッ
ト27は略車幅方向に延在するサイドロッド(第2のアー
ム)28の車両外端部をなしている。サイドロッド28の車
両内端部28aは揺動を許容されて車体に支持され、若し
くは4輪操舵の場合、前出の第4図と同様なアクチュエ
ータ4のピストン4aに連結されている。なお、上記車輪
26にはアクスル25および図示しないドライブシャフトを
介してエンジンからの駆動トルクが伝達されている。
次に、作用を説明する。
第2図は車輪26のトー角変化を説明するための概念図で
ある。なお、図中R14aおよびR14a′は結合部14aと車体1
0間に介在している主としてラバーブッシュ13の弾性に
よるコンプライアンス分を表わし、また、R14bおよびR
14b′も同様に結合部14bと車体10間に介在している主と
してラバーブッシュ15およびラバーブッシュ19の弾性に
よるコンプライアンス分を表わしている。
第2図において、今、車両が急加速状態にある場合、車
輪26には急激に増大する駆動トルクによって大きな前後
方向の力が加えられており、車輪26はこの力に応じて回
転速度を速めていく。ところが、車体は、自身の慣性質
量によって応答が遅れることから、一時的に車輪26が先
に進み、車体はその後を追随していくような動作遅れを
生じる。このような動作遅れは、通常、サスペンション
系の前後方向コンプライアンス分によって吸収される
が、そのコンプライアンス分の1つとして上述したA字
形アーム14と車体との連結点のR14a、R14a′、R14b、R
14b′がある。すなわち、車両の急加速時には、R14a、R
14a′、R14b、R14b′が変形し、動作遅れに対応してA
字形アーム14は仮想線b−b′に沿って車両前方側に移
動していく。仮想線b−b′は車体中心線に対して所定
の角度θをもって交差しているから、A字形アーム14
の移動方向も、θの方向になされ、その結果、A字形
アーム14頂点の第1のピボット23は、車体中心線から遠
ざかる方向に変移していくことになる。このとき、サイ
ドロッド28の長さが変化しないとすれば、第2のピボッ
ト27はサイドロッド28の長さを半径とする円弧上に沿っ
て少なくとも、車体中心線に接近する方向に移動してい
くことになる。
したがって、第1のピボット23と第2のピボット27に連
結されたアクスルハウジング24は、車体前方側に開くよ
うに変位し、車輪26はアクスルハウジング24の変位に応
答してトーアウト方向へとそのトー角を変化させる。す
なわち、急加速時には、車輪26に加えられる前後力によ
ってトー角がトーアウトに変化し、このトーアウトに起
因して加速抵抗の増大や、旋回特性がオーバーステアに
変化するといった不具合が発生する。
そこで、本実施例では、A字形アーム14が仮想線b−
b′に沿って車体後方側へ移動するとき、抗力発生手段
によって該移動を阻止することにより、車輪26のトー角
を少なくともニュートラル側に変化させ、上述の不具合
を回避している。
ここで、後輪のトー角に相当する舵角θrは、次式で
与えられる。
θr=θgeo+θcompL …… θgeoはサスペンション装置のジオメトリが、サスペン
ションに入力される外力の大きさによって受動的に変化
する角度であり、このθgeoは外力、すなわち、車輪26
に加えられる駆動トルク等の前後力の大きさから、計算
や実験等によって求めることができる。また、θcompL
も同様にして求めることができる。
したがって、車輪26に加えられる前後力の大きさを検出
して、上式のθgeoやθcompLを打ち消すような横コン
プライアンス分補正舵角θxおよび加減速時補正舵角θ
yなどを設定することにより、θrをニュートラル側に
補正することができる。例えば、(θgeo+θcompL)お
よび(θx+θy)を絶対値で等しく、極性を逆にすれ
ば、θr=0となり、ニュートラルとすることができ
る。
このような着眼点から、本実施例では、車輪26に加えら
れる前後力の大きさを車体側の加速度から間接的に検出
している。
すなわち、第1図において、図示しないトー角制御装置
では、車体に取り付けられた加速度センサ(図示せず)
からの加速度値に基づいて、適当なθx、θyとなるよ
うな大きさ及び極性の電源電圧PINを発生する。
これにより、電動モータ30が回転し、シャフト17を仮想
線b−b′に沿って車体後方側へと移動させる。すなわ
ち、A字形アーム14はシャフト17の移動に伴って車体後
方側へと移動するから、第1のピボット23は加速前の初
期の位置に復帰し、あるいはPINの大きさによっては初
期の位置よりも車体中心線に接近する位置へと変移す
る。
その結果、車輪26の舵角θrは、初期の位置でほぼニュ
ートラル、あるいは初期の位置よりも車体中心線に接近
した場合は、トーイン側へと変化して何れの場合もトー
アウトが回避され、加速抵抗を減少させるとともに、旋
回時のオーバーステア特性を回避することができる。特
に、トーイン側へ変化した場合は、高速旋回時のステア
リング特性がアンダーステアとなるので、旋回安定性の
面で好ましい。
なお、以下の理由から、A字形アーム14の結合部14a又
は結合部14bの何れか一方を、ラバーブッシュを介さず
に車体10と連結するのが望ましい。すなわち、A字形ア
ーム14の2つの結合部14aおよび結合部14bの双方と車体
10の間にラバーブッシュを介在させると、A字形アーム
14や車体10側のリブ10a〜10eなどの寸法精度が充分に出
せないことから、ラバーブッシュにプリロードがかかっ
てしまう場合があり、この場合にはA字形アーム14の仮
想線b−b′方向へのストローク量が少なくなって、加
速時のトーアウトを補正するためのコンプライアンス分
が不足する恐れがあるが、第3図に示すように、結合部
14a又は結合部14bの何れか一方のラバーブッシュに代え
て剛体ベアリング60を用いるようにすれば、上記不都合
を回避できる。
第3図において、ここでは結合部14bを例にとるが、結
合部14bには剛体ベアリング60が嵌合され、剛体ベアリ
ング60はその内周面がメタルブッシュ18の外周面に摺動
自在(軸方向および周方向)に摺接し、このメタルブッ
シュ18にはシャフト17が内装されている。なお、61は新
たに設けられたベアリングストッパーである。
このような構成によれば、車体10側のリブ10a〜10eやA
字形アーム14の寸法誤差は、剛体ベアリング60とメタル
ブッシュ18との摺動で吸収することができ、他方側の結
合部14aのラバーブッシュ13にはプリロードがかからな
い。したがって、コンプライアンス分が減少することは
なく、急加速時のトーアウトを効果的に補正することが
でき、前記実施例の効果をより確実に発揮させることが
できる。特に、上述したように結合部14bに剛体ベアリ
ング60を用いると、この結合部14bは左右両車輪を結ぶ
仮想車軸線に接近して配置され、車輪に入力された横方
向の力を受ける位置にあるから、この結合部14bの横方
向コンプライアンス分をなくすことができ、横方向の剛
性を高めて車輪のタイヤ接地中心の横方向移動を抑える
ことができるので好ましい。
(効果) 本発明では、第1のアームが揺動軸に沿って車体前方側
へ移動しようとするとき、該第1のアームの移動を阻止
することができる。
したがって、例えば、急加速を行った場合でも、車輪の
舵角をニュートラルに維持することができる。特に、旋
回中の急加速時には、旋回特性をニュートラルにするこ
とができるので、旋回安定性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係るサスペンション装置の一実施
例を示す図であり、第1図はその要部の構成図、第2図
はその作用を説明するための図、第3図は一実施例に適
用して好ましい要部の構成図、第4〜6図は従来のサス
ペンション装置を示す図であり、第4図はその要部の構
成を示す図、第5図はその揺動軸の角度θを説明する
ための車両平面図、第6図はその揺動軸の角度θを説
明するための車両測面図である。 10……車体、 11……枢軸(揺動軸)、 14……A字形アーム(第1のアーム)、 14a、14b……結合部(取付け部)、 17……シャフト(揺動軸)、 23……第1のピボット、 24……アクスルハウジング(支持体)、 27……第2のピボット、 28……サイドロッド(第2のアーム)、 30……電動モータ(効力発生手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の前後方向中心線から車体側方に延在
    し、かつ、車体前方側に所定の角度で傾斜する直線上に
    設けられた揺動軸と、該揺動軸に2つの取り付け部が揺
    動自在に取り付けられ、該2つの取り付け部を結ぶ線分
    を底辺として略三角形状をなし、三角形頂点に第1のピ
    ボットを有する第1のアームと、略車幅方向に延在して
    車体内端側が車体側に支持され、車体外端側に第2のピ
    ボットを有する第2のアームと、を具備し、前記第1の
    ピボットおよび第2のピボットの間に、車輪を回転自在
    に支持する支持体が連結され、少なくとも、前記第1の
    アームが揺動軸に沿って車体前方側へ移動すると、車輪
    のトー角がトーアウト方向に変化するサスペンション装
    置において、 前記第1のアームが車体前方側へ移動するとき、該移動
    を阻止するような抗力を発揮する抗力発生手段を設け、 該抗力発生手段は、一方が車体側に固定され、他方が第
    1のアームに固定された、回転トルク発生部および回転
    運動を直線運動に変換する変換部を有し、回転トルクに
    応じた抗力を発揮することを特徴とするサスペンション
    装置。
JP62324901A 1987-12-21 1987-12-21 サスペンション装置 Expired - Lifetime JPH0764171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62324901A JPH0764171B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 サスペンション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62324901A JPH0764171B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 サスペンション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01164615A JPH01164615A (ja) 1989-06-28
JPH0764171B2 true JPH0764171B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=18170892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62324901A Expired - Lifetime JPH0764171B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 サスペンション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0764171B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010074397A (ko) * 2000-01-25 2001-08-04 밍 루 쇼크업소버 장착구조

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205805U (ja) * 1985-06-15 1986-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01164615A (ja) 1989-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966273B2 (ja) リヤサスペンション装置
US20180334001A1 (en) Suspension device for non-steered driving wheel incorporating in-wheel motor
CN110936785B (zh) 车身侧倾机构及应用该机构的主动侧倾车辆
CN112172921B (zh) 车辆侧倾驱动机构及应用该机构的主动侧倾车辆
KR910003948B1 (ko) 4륜조타장치를 구비한 차량의 서스펜션장치 및 그것의 횡력에 대한 저항력 설정방법
US11820194B2 (en) Vehicle suspension system
JP3167127B2 (ja) 車両のサスペンション装置
CN110936783B (zh) 车身侧倾联动机构及应用该机构的主动侧倾车辆
CN110936784B (zh) 车身侧倾控制机构及应用该机构的主动侧倾车辆
JP3138265B2 (ja) 車両の操舵車輪用サスペンション
JPH0764171B2 (ja) サスペンション装置
JPH054242B2 (ja)
JP2814483B2 (ja) リヤサスペンション
JP2636272B2 (ja) リヤサスペンション
JP2006213087A (ja) ステアリング制御装置
JP2751167B2 (ja) リヤサスペンション
JP2819553B2 (ja) リヤサスペンション
JP2767802B2 (ja) リヤサスペンション
JPS62289408A (ja) 自動車用サスペンシヨン
JPH0313364Y2 (ja)
JP2547570B2 (ja) 自動車のサスペンション装置
JPS5855052Y2 (ja) トレ−リングア−ム式懸架装置
KR101316406B1 (ko) 리어 서스펜션의 토우 조절장치
KR0131308B1 (ko) 자동차의 후륜 현가장치
KR0120208Y1 (ko) 차량용 능동 스테빌라이져