JPH0763672A - ガス濃度分布測定装置 - Google Patents

ガス濃度分布測定装置

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JPH0763672A
JPH0763672A JP21173993A JP21173993A JPH0763672A JP H0763672 A JPH0763672 A JP H0763672A JP 21173993 A JP21173993 A JP 21173993A JP 21173993 A JP21173993 A JP 21173993A JP H0763672 A JPH0763672 A JP H0763672A
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JP
Japan
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mirror
reflected
laser beam
fixed
denitration reactor
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Application number
JP21173993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikito Saiga
幹人 雑賀
Akira Komatsubara
彰 小松原
Shigeki Mitani
茂樹 三谷
Fumihiko Yamaguchi
文彦 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
IHI Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
IHI Corp
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Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, IHI Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙道内におけるガスの濃度分布を常時測定し
得、しかもコストアップを回避し得、且つ管理面でも有
利で信頼性を高めることができるガス濃度分布測定装置
を提供する。 【構成】 測定装置本体6からのレーザ光10の放射方
向と平行にガイドレール23を敷設し、該ガイドレール
23上に、移動鏡24を搭載した台車25をシリンダ2
6の駆動により移動可能に配設し、煙道としての脱硝反
応器2の外周部所要位置に、前記移動鏡24で反射され
たレーザ光10を脱硝反応器2内所要位置へ導く複数の
固定導入鏡27a〜27hを配設すると共に、該各固定
導入鏡27a〜27hで脱硝反応器2内に導かれたレー
ザ光10を反射させ入射時の経路と逆経路でレーザ光1
0’として前記各固定導入鏡27a〜27hへ戻す複数
の固定反射鏡28a〜28d,18e〜18hを配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス濃度分布測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラ等の排ガスから窒素酸化
物を除去する脱硝装置等の場合、煙道を構成する脱硝反
応器へ供給される排ガスは、複数の注入配管からアンモ
ニア等の還元剤を注入添加された後、前記脱硝反応器内
部の触媒層を通過し、これにより、排ガス中に含まれる
窒素酸化物が窒素に還元され、脱硝が行われるようにな
っており、アンモニア等の還元剤の注入による還元剤と
窒素酸化物との比(NH 3/NO比)が脱硝性能を左右
する重要な要素となっている。
【0003】このため、従来においては、試運転時にサ
ンプリング管を脱硝反応器内に挿入して排ガスの一部を
サンプリングし、ガスクロマトグラフ分析計等により還
元剤の分散を測定することが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く排ガスの一部をサンプリングするのでは、非常に手
間がかかると共に、実際の運転時に常時測定を行うこと
は不可能であった。
【0005】このため、本願発明者等によって、図2に
示されるようなガス濃度分布測定装置が開発されてお
り、これは、アンモニア等の還元剤や窒素酸化物がある
特殊な波長の光を吸収する性質があることを利用し、測
定装置本体6の光源として波長可変半導体レーザを用
い、該光源から放射される還元剤の濃度検出用或いは窒
素酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10を、脱
硝反応器2の外周部所要位置に配設した移動鏡11e,
11f,11g,11h、或いは固定鏡12と移動鏡1
3a,13b,13c又は固定鏡13dを介して、脱硝
反応器2の外壁に設けた窓部14e,14f,14g,
14h、或いは窓部15a,15b,15c,15dか
ら脱硝反応器2内部へ導入し、窓部14e,14f,1
4g,14h、或いは窓部15a,15b,15c,1
5dと対向する側の外壁に設けた窓部16e,16f,
16g,16h、或いは窓部17a,17b,17c,
17dを通過させた後、前記移動鏡11e,11f,1
1g,11h、或いは移動鏡13a,13b,13c及
び固定鏡13dと脱硝反応器2を挟んで対向する位置に
配設した固定反射鏡18e,18f,18g,18h、
或いは固定反射鏡19a,19b,19c,19dで反
射させ、該固定反射鏡18e,18f,18g,18
h、或いは固定反射鏡19a,19b,19c,19d
で反射したレーザ光10’を再び同じ経路で戻すことに
より、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2内部所
要位置における前記還元剤と窒素酸化物の各濃度を演算
し、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)を検
出するようにしたものである。
【0006】尚、図2中、20a,20b,20c,2
0e,20f,20g,20hは移動鏡13a,13
b,13c,11e,11f,11g,11hを搭載
し、シリンダ21a,21b,21c,21e,21
f,21g,21hの駆動によりガイドレール22a,
22b,22c,22e,22f,22g,22hに沿
ってスライド可能に配設された台車である。
【0007】前記ガス濃度分布測定装置においては、脱
硝反応器2へ排ガスを供給すると共に、図示していない
注入配管のスプレノズルからアンモニア等の還元剤を噴
霧した状態で、移動鏡11eをシリンダ21eの駆動に
より図2中実線で示す位置に移動させ、測定装置本体6
の光源から還元剤の濃度検出用の所要強度のレーザ光1
0を放射すると、該測定装置本体6の光源から放射され
たレーザ光10は、移動鏡11eで反射して窓部14e
から脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16eを通過し
た後、固定反射鏡18eで反射してレーザ光10’とし
て再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱
硝反応器2内部のE−E線位置における還元剤の濃度が
演算され、続いて、測定装置本体6の光源から窒素酸化
物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10を放射する
と、該測定装置本体6の光源から放射されたレーザ光1
0は、移動鏡11eで反射して窓部14eから脱硝反応
器2内部へ導入され、窓部16eを通過した後、固定反
射鏡18eで反射してレーザ光10’として再び同じ経
路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2内
部のE−E線位置における窒素酸化物の濃度が演算さ
れ、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出される。
【0008】前記脱硝反応器2内部のE−E線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡11eがシリンダ21eの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡11f
がシリンダ21fの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡11fで
反射して窓部14fから脱硝反応器2内部へ導入され、
窓部16fを通過した後、固定反射鏡18fで反射して
レーザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レーザ光
10’の強度から脱硝反応器2内部のF−F線位置にお
ける還元剤の濃度が演算され、続いて、測定装置本体6
の光源から放射される窒素酸化物の濃度検出用の所要強
度のレーザ光10が移動鏡11fで反射して窓部14f
から脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16fを通過し
た後、固定反射鏡18fで反射してレーザ光10’とし
て再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱
硝反応器2内部のF−F線位置における窒素酸化物の濃
度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/N
O比)が検出される。
【0009】前記脱硝反応器2内部のF−F線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡11fもシリンダ21fの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡11g
がシリンダ21gの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡11gで
反射して窓部14gから脱硝反応器2内部へ導入され、
窓部16gを通過した後、固定反射鏡18gで反射して
レーザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レーザ光
10’の強度から脱硝反応器2内部のG−G線位置にお
ける還元剤の濃度が演算され、続いて、測定装置本体6
の光源から放射される窒素酸化物の濃度検出用の所要強
度のレーザ光10が移動鏡11gで反射して窓部14g
から脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16gを通過し
た後、固定反射鏡18gで反射してレーザ光10’とし
て再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱
硝反応器2内部のG−G線位置における窒素酸化物の濃
度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/N
O比)が検出される。
【0010】前記脱硝反応器2内部のG−G線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡11gもシリンダ21gの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡11h
がシリンダ21hの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡11hで
反射して窓部14hから脱硝反応器2内部へ導入され、
窓部16hを通過した後、固定反射鏡18hで反射して
レーザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レーザ光
10’の強度から脱硝反応器2内部のH−H線位置にお
ける還元剤の濃度が演算され、続いて、測定装置本体6
の光源から放射される窒素酸化物の濃度検出用の所要強
度のレーザ光10が移動鏡11hで反射して窓部14h
から脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16hを通過し
た後、固定反射鏡18hで反射してレーザ光10’とし
て再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱
硝反応器2内部のH−H線位置における窒素酸化物の濃
度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/N
O比)が検出される。
【0011】前記脱硝反応器2内部のH−H線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡11hもシリンダ21hの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡13a
がシリンダ21aの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12で反
射し更に移動鏡13aで反射して窓部15aから脱硝反
応器2内部へ導入され、窓部17aを通過した後、固定
反射鏡19aで反射してレーザ光10’として再び同じ
経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2
内部のA−A線位置における還元剤の濃度が演算され、
続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素酸化
物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12
で反射し更に移動鏡13aで反射して窓部15aから脱
硝反応器2内部へ導入され、窓部17aを通過した後、
固定反射鏡19aで反射してレーザ光10’として再び
同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応
器2内部のA−A線位置における窒素酸化物の濃度が演
算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)
が検出される。
【0012】前記脱硝反応器2内部のA−A線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡13aもシリンダ21aの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡13b
がシリンダ21bの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12で反
射し更に移動鏡13bで反射して窓部15bから脱硝反
応器2内部へ導入され、窓部17bを通過した後、固定
反射鏡19bで反射してレーザ光10’として再び同じ
経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2
内部のB−B線位置における還元剤の濃度が演算され、
続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素酸化
物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12
で反射し更に移動鏡13bで反射して窓部15bから脱
硝反応器2内部へ導入され、窓部17bを通過した後、
固定反射鏡19bで反射してレーザ光10’として再び
同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応
器2内部のB−B線位置における窒素酸化物の濃度が演
算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)
が検出される。
【0013】前記脱硝反応器2内部のB−B線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡13bもシリンダ21bの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、且つ移動鏡13c
がシリンダ21cの駆動により図2中実線で示す位置に
移動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の
濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12で反
射し更に移動鏡13cで反射して窓部15cから脱硝反
応器2内部へ導入され、窓部17cを通過した後、固定
反射鏡19cで反射してレーザ光10’として再び同じ
経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2
内部のC−C線位置における還元剤の濃度が演算され、
続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素酸化
物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が固定鏡12
で反射し更に移動鏡13cで反射して窓部15cから脱
硝反応器2内部へ導入され、窓部17cを通過した後、
固定反射鏡19cで反射してレーザ光10’として再び
同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応
器2内部のC−C線位置における窒素酸化物の濃度が演
算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)
が検出される。
【0014】前記脱硝反応器2内部のC−C線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡13cもシリンダ21cの駆動によ
り図2中仮想線で示す位置へ退避し、測定装置本体6の
光源から放射される還元剤の濃度検出用の所要強度のレ
ーザ光10が固定鏡12で反射し更に固定鏡13dで反
射して窓部15dから脱硝反応器2内部へ導入され、窓
部17dを通過した後、固定反射鏡19dで反射してレ
ーザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レーザ光1
0’の強度から脱硝反応器2内部のD−D線位置におけ
る還元剤の濃度が演算され、続いて、測定装置本体6の
光源から放射される窒素酸化物の濃度検出用の所要強度
のレーザ光10が固定鏡12で反射し更に固定鏡13d
で反射して窓部15dから脱硝反応器2内部へ導入さ
れ、窓部17dを通過した後、固定反射鏡19dで反射
してレーザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レー
ザ光10’の強度から脱硝反応器2内部のD−D線位置
における窒素酸化物の濃度が演算され、還元剤と窒素酸
化物との比(NH3/NO比)が検出される。
【0015】前記脱硝反応器2内部のD−D線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、前記移動鏡11eが再び図2中実線で示す
位置に移動し、以下、前述と同様の操作が繰り返し行わ
れる。
【0016】しかしながら、図2に示されるようなガス
濃度分布測定装置の場合、移動鏡13a,13b,13
c,11e,11f,11g,11hの各々に、シリン
ダ21a,21b,21c,21e,21f,21g,
21hを設けなければならないため、コストアップにつ
ながると共に、保守点検等の管理面でも不利になるとい
う問題を有していた。
【0017】本発明は、斯かる実情に鑑み、煙道内にお
けるガスの濃度分布を常時測定し得、しかもコストアッ
プを回避し得、且つ管理面でも有利で信頼性を高めるこ
とができるガス濃度分布測定装置を提供しようとするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、所要強度のレ
ーザ光を放射した後該レーザ光の反射光を受け、該反射
光の強度に基づき煙道内のガス濃度を測定する測定装置
本体と、該測定装置本体からのレーザ光の放射方向へ移
動可能に配設された移動鏡と、該移動鏡で反射されたレ
ーザ光を煙道内所要位置へ導く複数の固定導入鏡と、該
各固定導入鏡で煙道内に導かれたレーザ光を反射させ入
射時の経路と逆経路で前記各固定導入鏡へ戻す複数の固
定反射鏡とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】移動鏡を所望の固定導入鏡と対応する位置に移
動させた状態で、測定装置本体から所要強度のレーザ光
を放射すると、該測定装置本体から放射されたレーザ光
は、移動鏡で反射し更に前記固定導入鏡で反射して煙道
内部へ導入された後、固定反射鏡で反射して再び同一経
路を戻り、該レーザ光の強度から煙道内部の所要位置に
おけるガスの濃度が演算され、以下同様に前記移動鏡を
他の固定導入鏡と対応する位置に移動させることによ
り、煙道内部の所要位置におけるガスの濃度が順次求め
られる。
【0020】この結果、前記移動鏡は、複数配設しなく
て済む。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0022】図1は本発明の一実施例であって、図中、
図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてお
り、基本的な構成は図2に示すものと同様であるが、本
実施例の特徴とするところは、図1に示す如く、測定装
置本体6からのレーザ光10の放射方向と平行にガイド
レール23を敷設し、該ガイドレール23上に、移動鏡
24を搭載した台車25をシリンダ26の駆動により移
動可能に配設し、煙道としての脱硝反応器2の外周部所
要位置に、前記移動鏡24で反射されたレーザ光10を
脱硝反応器2内所要位置へ導く複数の固定導入鏡27
a,27b,27c,27d,27e,27f,27
g,27hを配設すると共に、該各固定導入鏡27a,
27b,27c,27d,27e,27f,27g,2
7hで脱硝反応器2内に導かれたレーザ光10を反射さ
せ同一経路でレーザ光10’として前記各固定導入鏡2
7a,27b,27c,27d,27e,27f,27
g,27hへ戻す複数の固定反射鏡28a,28b,2
8c,28d,18e,18f,18g,18hを配設
した点にある。
【0023】前述の如く構成したので、脱硝反応器2へ
排ガスを供給すると共に、図示していない注入配管のス
プレノズルからアンモニア等の還元剤を噴霧した状態
で、移動鏡24をシリンダ26の駆動により図1中実線
で示す位置に移動させ、測定装置本体6の光源から還元
剤の濃度検出用の所要強度のレーザ光10を放射する
と、該測定装置本体6の光源から放射されたレーザ光1
0は、移動鏡24で反射し更に固定導入鏡27hで反射
して窓部14hから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部
16hを通過した後、固定反射鏡18hで反射してレー
ザ光10’として再び同じ経路を戻り、該レーザ光1
0’の強度から脱硝反応器2内部のH−H線位置におけ
る還元剤の濃度が演算され、続いて、測定装置本体6の
光源から窒素酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光
10を放射すると、該測定装置本体6の光源から放射さ
れたレーザ光10は、移動鏡24で反射し更に固定導入
鏡27hで反射して窓部14hから脱硝反応器2内部へ
導入され、窓部16hを通過した後、固定反射鏡18h
で反射してレーザ光10’として再び同じ経路を戻り、
該レーザ光10’の強度から脱硝反応器2内部のH−H
線位置における窒素酸化物の濃度が演算され、還元剤と
窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検出される。
【0024】前記脱硝反応器2内部のH−H線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27gと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27gで反射して窓部14gから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部16gを通過した後、固
定反射鏡18gで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のG−G線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27gで反射して窓部14
gから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16gを通過
した後、固定反射鏡18gで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のG−G線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0025】前記脱硝反応器2内部のG−G線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27fと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27fで反射して窓部14fから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部16fを通過した後、固
定反射鏡18fで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のF−F線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27fで反射して窓部14
fから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16fを通過
した後、固定反射鏡18fで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のF−F線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0026】前記脱硝反応器2内部のF−F線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27eと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27eで反射して窓部14eから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部16eを通過した後、固
定反射鏡18eで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のE−E線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27eで反射して窓部14
eから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部16eを通過
した後、固定反射鏡18eで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のE−E線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0027】前記脱硝反応器2内部のE−E線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27aと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27aで反射して窓部17aから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部15aを通過した後、固
定反射鏡28aで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のA−A線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27aで反射して窓部17
aから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部15aを通過
した後、固定反射鏡28aで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のA−A線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0028】前記脱硝反応器2内部のA−A線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27bと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27bで反射して窓部17bから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部15bを通過した後、固
定反射鏡28bで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のB−B線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27bで反射して窓部17
bから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部15bを通過
した後、固定反射鏡28bで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のB−B線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0029】前記脱硝反応器2内部のB−B線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27cと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27cで反射して窓部17cから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部15cを通過した後、固
定反射鏡28cで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のC−C線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27cで反射して窓部17
cから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部15cを通過
した後、固定反射鏡28cで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のC−C線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0030】前記脱硝反応器2内部のC−C線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、移動鏡24がシリンダ26の駆動により図
1中固定導入鏡27dと対応する仮想線で示す位置へ移
動し、測定装置本体6の光源から放射される還元剤の濃
度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡24で反射
し更に固定導入鏡27dで反射して窓部17dから脱硝
反応器2内部へ導入され、窓部15dを通過した後、固
定反射鏡28dで反射してレーザ光10’として再び同
じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から脱硝反応器
2内部のD−D線位置における還元剤の濃度が演算さ
れ、続いて、測定装置本体6の光源から放射される窒素
酸化物の濃度検出用の所要強度のレーザ光10が移動鏡
24で反射し更に固定導入鏡27dで反射して窓部17
dから脱硝反応器2内部へ導入され、窓部15dを通過
した後、固定反射鏡28dで反射してレーザ光10’と
して再び同じ経路を戻り、該レーザ光10’の強度から
脱硝反応器2内部のD−D線位置における窒素酸化物の
濃度が演算され、還元剤と窒素酸化物との比(NH3
NO比)が検出される。
【0031】前記脱硝反応器2内部のD−D線位置にお
ける還元剤と窒素酸化物との比(NH3/NO比)が検
出されると、前記移動鏡24がシリンダ26の駆動によ
り再び図1中実線で示す位置に移動し、以下、前述と同
様の操作が繰り返し行われる。
【0032】こうして、煙道としての脱硝反応器2内に
おけるガスの濃度分布を常時測定し得、しかも、移動鏡
24は複数必要とならず、シリンダ26は一本のみ設け
ればよいため、コストアップを回避し得、且つ管理面で
も有利で信頼性を高めることができる。
【0033】尚、本発明のガス濃度分布測定装置は、上
述の実施例にのみ限定されるものではなく、脱硝反応器
以外の煙道にも適用可能なこと、又、被測定ガスとして
はNH3やNO等に限らず、COやSO2であってもよい
こと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のガス濃度
分布測定装置によれば、煙道内におけるガスの濃度分布
を常時測定し得、しかもコストアップを回避し得、且つ
管理面でも有利で信頼性を高めることができるという優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体概要平断面図である。
【図2】最近開発されたガス濃度分布測定装置の一例を
表わす全体概要平断面図である。
【符号の説明】
2 脱硝反応器(煙道) 6 測定装置本体 10 レーザ光 10’ レーザ光 18e 固定反射鏡 18f 固定反射鏡 18g 固定反射鏡 18h 固定反射鏡 23 ガイドレール 24 移動鏡 25 台車 26 シリンダ 27a 固定導入鏡 27b 固定導入鏡 27c 固定導入鏡 27d 固定導入鏡 27e 固定導入鏡 27f 固定導入鏡 27g 固定導入鏡 27h 固定導入鏡 28a 固定反射鏡 28b 固定反射鏡 28c 固定反射鏡 28d 固定反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 茂樹 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 山口 文彦 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要強度のレーザ光を放射した後該レー
    ザ光の反射光を受け、該反射光の強度に基づき煙道内の
    ガス濃度を測定する測定装置本体と、該測定装置本体か
    らのレーザ光の放射方向へ移動可能に配設された移動鏡
    と、該移動鏡で反射されたレーザ光を煙道内所要位置へ
    導く複数の固定導入鏡と、該各固定導入鏡で煙道内に導
    かれたレーザ光を反射させ入射時の経路と逆経路で前記
    各固定導入鏡へ戻す複数の固定反射鏡とを備えたことを
    特徴とするガス濃度分布測定装置。
JP21173993A 1993-08-26 1993-08-26 ガス濃度分布測定装置 Pending JPH0763672A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221804A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 濃度測定装置
JP2014020801A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 濃度分布測定装置及び脱硝装置
JP2014102098A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス脱硝装置の触媒診断システム及び方法
JP2014100630A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス脱硝システム
JP2014115194A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガス測定用配管及びガス測定用配管の製造方法
JP2015127687A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 三菱重工業株式会社 ガス成分濃度分布測定装置及び排ガス脱硝システム
JP2016183985A (ja) * 2016-07-29 2016-10-20 三菱重工業株式会社 ガス測定用配管及びガス測定用配管の製造方法

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