JPH076345Y2 - テールキャップ - Google Patents

テールキャップ

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JPH076345Y2
JPH076345Y2 JP3701889U JP3701889U JPH076345Y2 JP H076345 Y2 JPH076345 Y2 JP H076345Y2 JP 3701889 U JP3701889 U JP 3701889U JP 3701889 U JP3701889 U JP 3701889U JP H076345 Y2 JPH076345 Y2 JP H076345Y2
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JP
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tail cap
container
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tail
cut
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勝雄 高田
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有限会社高田王冠製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シーリング材等の粘性材を充填した容器の底
部を塞ぐテールキャップに関するもので、特に、粘性材
の塗布時に、装着した塗布ガンに押し破られるテールキ
ャップに関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば、建築物の外装、内装の目地シールをする
場合、またモルタル等の亀裂補修をする場合は、シーリ
ング材等の粘性材を充填した筒状の容器を塗布具である
塗布ガンに装着し、該塗布ガンによって前記容器の底部
に取り付けられたテールキャップを押し破って、容器内
部の粘性材を、押し出しながら当該場所に塗布してい
た。
したがって、テールキャップは塗布ガンの押圧力によっ
て押し破るに適した強度のアルミ材で製作され、その外
周縁近傍には、テールキャップの厚さのほぼ半分位まで
切り込まれた、いわゆるハーフカットの切線が全周に設
けられて、切易い構造となっていた。さらに、切線の近
くには別体の円盤状の凸部が糊等の接着剤によって貼り
付けられて補強してあり、塗布ガンの押圧力がその部分
から先に作用するようにしていた。これは、塗布ガンの
押圧力がテールキャップの全体に平均的に加わったとき
には、押圧力が全周に分散するために、切りにくいこと
になるからである。
(考案が解決しようとする課題) このような構造のテールキャップには次のような問題が
残されていた。すなわち、上記従来のテールキャップ
は、材質がアルミ材であるため、コスト高を招くという
問題点があった。また、テールキャップの表面に別体の
凸部を人手によって接着しなければならないため、その
作業が煩雑であった。したがって、これによってもコス
トが上昇する問題点があった。
また、テールキャップの切線もテールキャップの厚さの
半分位までしか切り込まれていないので、この切線の付
け方によって、塗布ガンの押圧力にばらつきが生じ、材
質の品質管理がしにくい問題点もあった。
そこで、テールキャップをブリキ等の薄い鉄板で製作
し、凸部もプレスによって形成することも考えられる
が、切線がハーフカットであると、テールキャップが硬
すぎて切りにくく、使い物にならず、逆に、切線を完全
に切るいわゆるフルカットにすると、内部の粘性剤が空
気と接触し、硬化してしまうという問題点があった。し
たがって、ブリキ等の鉄板でテールキャップを製作する
ことは難しかった。
本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、ブリキ等の薄い鉄板の一面に容器内を密閉する箔
材を貼着することによって、切線をフルカットにして
も、内部の粘性剤が硬化せず、かつ凸部が容易に形成で
きるテールキャップを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、粘性材が充填される容器2
の底に取付けられるテールキャップ1において、このテ
ールキャップ1のテールキャップ本体3を薄い鉄板で形
成し、テールキャップ本体3の一側に箔材を貼着すると
共に、他側にはプレスによる凸部4を形成し、さらにテ
ールキャップ本体3の外周縁近傍に、間隔を置いた複数
の接続部6を残して環状の切線5を設けた構成としたも
のである。
そして、容器2内を密閉するために鉄板の一面に貼着す
る箔材をアルミ箔にすることが好ましく、また、テール
キャップ1を破りやすくするためには、複数の接続部6
を等間隔にして、3箇所に設けるとよい。また、環状の
切線5を一側から他側に連通する切り込みにすると効果
的である。
(作用) 上記のように構成されたテールキャップ1を、シール材
等の粘性材を充填した容器2の底部2bに取り付けて容器
2を閉鎖する。テールキャップ1には箔材であるアルミ
箔が貼着してあるので、切線5は入っていても、容器内
部は外気と遮断され、粘性材が硬化することはない。
そして、粘性材を塗布するときは、この容器2を、例え
ば、塗布ガン7に装着し、塗布ガン7によって、容器2
のテールキャップ1を押し込むようにする。テールキャ
ップ1には間隔を置いた複数すなわち3箇所の接続部6
を残した、一側から他側に連通する環状の切線5と、プ
レスによる凸部4と、が設けられているので、塗布ガン
によって押し込まれることによって、テールキャップ1
は容易に押し破られて、容器内部の粘性剤が塗布場所に
押し出される。また、凸部4は、塗布ガン7によって、
強く押圧されても、この凸部4は鉄板製のテールキャッ
プ本体3にプレスによって形成されているので、つぶれ
ることはない。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を第1図ないし第3図にもとづ
いて説明する。1は本考案のテールキャップである。テ
ールキャップ1はシーリング材等の粘性材を充填した筒
状の容器2の本体2aの底部2bに取り付けられるものであ
る(第4図参照)。
テールキャップ1の本体3はブリキ等の薄い鉄板で形成
されており、その一側3a(容器2の内側になる面)が突
出し、他側3b(容器2の外側になる面)が凹んだもので
ある。そして、その一側3aの全面には箔材であるホット
メルトのアルミ箔が貼着されている。また、他側3bには
プレスによる凸部4が形成されていると共に、テールキ
ャップ本体3の外周縁近傍には、間隔を置いた複数の接
続部6を残した環状の切線5が設けられている。環状の
切線5は、途中の120度間隔で設けられた3点の接続部
6を残して、一側3aから他側3bに連通している。すなわ
ち、フルカットされている。
このように構成されたテールキャップ1はシーリング材
等の粘性材を充填した容器2本体2a(第4図参照)の底
部2bにかしめによって取り付けられる。テールキャップ
1にはアルミ箔が貼着しているので、テールキャップ本
体3に切線5が設けられていても、容器2内部は外気と
遮断され、シーリング材等の粘性剤は硬化することはな
い。
この容器2の粘性剤を目地等のシーム場所に塗布すると
き、すなわち粘性剤をシーム場所に押し出す時は、容器
2を第5図に示す塗布ガン7の支持部8に置いて、杆9
の先端に取り付けられた押出部10を容器2のテールキャ
ップ1に当接させて装着する(第6図参照)。
そして、容器2の塗出口11を所望する太さに切断して、
トリガ12を引けば、トリガ12に連動した押出部10がテー
ルキャップ1を強く押圧する。テールキャップ1には凸
部4が形成されているので、押出部10の押圧力がこの凸
部4の一点に集中し、さらに、テールキャップ1にはフ
ルカットされた切線5が設けられているので、これらに
よって、テールキャップ1は容易に押し破られる。この
凸部4は、ブリキ製のテールキャップ1の表面にプレス
によって形成されているものなので、塗布ガン7の押出
部10が押圧してもつぶれることはない。
そして、トリガ12を繰り返し引けば、テールキャップ1
は塗布ガン7の押出部10に押されて容器内を前進し、容
器2内部のシーリング材は塗出口11よりシール場所にビ
ード状に押し出されて塗布される。したがって、テール
キャップ1をこのような構成にすれば、テールキャップ
を薄い鉄板で製作することが可能となる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成したものなので、次
のような効果を奏する。
テールキャプを鉄板で製作することができるので、
アルミ材に比べてコストを低下させることができる。
テールキャップが鉄板製なので、押圧力を掛けても
つぶれない凸部を、テールキャップ本体に一体に成形す
ることができる。したがって、別体の凸部を貼りつける
必要がなく、貼りつける手間も必要なくなって、作業効
率がよくなると共に、コストを低下させることができ
る。
外部から内室に連通する切線を外周縁のほぼ全域に
入れても、内室側になる一側に箔材を貼着させてあるの
で、容器内部の粘性材が硬化することはない。
切線は外部から内周に完全に切れているので、掛け
る圧力は常に一定になり、材質にばらつきが生じること
がない。したがって、材質の品質管理が楽になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテールキャップの他側部分を下方から
みた斜視図、第2図は第1図のものの平面図、第3図は
第1図のものの正面図、第4図は容器の正面図、第5図
は塗布ガンの斜視図、第6図は容器をセットした塗布ガ
ンの斜視図である。 1…テールキャップ 2…容器 3…テールキャップ本体 3a…一側 3b…他側 4…凸部 5…切線

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘性材が充填された容器の底に取付けられ
    るテールキャップにおいて、該テールキャップのテール
    キャップ本体を薄い鉄板で形成し、該テールキャップ本
    体の一側に箔材を貼着すると共に、他側にはプレスによ
    る凸部を形成し、さらに該テールキャップ本体の外周縁
    近傍に、間隔を置いた複数の接続部を残して環状の切線
    を設けたことを特徴とするテールキャップ。
  2. 【請求項2】箔材がアルミ箔である請求項1記載のテー
    ルキャップ。
  3. 【請求項3】複数の接続部を等間隔の3箇所にした請求
    項1記載のテールキャップ。
  4. 【請求項4】環状の切線を一側から他側に連通する切り
    込みとした請求項1記載のテールキャップ。
JP3701889U 1989-03-30 1989-03-30 テールキャップ Expired - Fee Related JPH076345Y2 (ja)

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JP3701889U JPH076345Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 テールキャップ

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JP3701889U JPH076345Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 テールキャップ

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JPH02129545U JPH02129545U (ja) 1990-10-25
JPH076345Y2 true JPH076345Y2 (ja) 1995-02-15

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