JPH0763174B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0763174B2
JPH0763174B2 JP61229134A JP22913486A JPH0763174B2 JP H0763174 B2 JPH0763174 B2 JP H0763174B2 JP 61229134 A JP61229134 A JP 61229134A JP 22913486 A JP22913486 A JP 22913486A JP H0763174 B2 JPH0763174 B2 JP H0763174B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばレーザビーム光による走査露光と電
子写真プロセスにより印字する工程を複数有する多色レ
ーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
(従来の技術) 最近、たとえばレーザビーム光による走査露光と電子写
真プロセスとにより印字する工程を複数有する多色レー
ザプリンタが考えられている。この種の多色レーザプリ
ンタにおいては、1回のプロセスによって多色印字が行
なわれることが望まれる。そのためには、感光体上を走
査露光するための光学系の構成に工夫が必要とされる。
その技術的課題の1つとして、複数のレーザビーム光に
対して同一の位置から印字を行い、印字ずれが生じない
ようにするために、水平同期信号に基づいて各レーザビ
ーム光の印字位置の開始を行うようになっている。たと
えば、コストダウン、構成の簡単化のため、2つのレー
ザビーム光のうちの1つのレーザビーム光を光検出器に
導き、この検知器の出力により水平同期信号が出力され
るようになっている。
ところが、2つのレーザビーム光のいずれかをビーム光
検出器に導き、ビーム光検出器に導かれていないレーザ
ビーム光のみで印字する場合に、印字に用いない他方の
レーザビーム光を点灯させなければならないという欠点
があり、レーザ発振器の寿命が短くなってしまうという
問題があった。
また、2つのレーザビーム光による走査光、相互間の印
字開始位置がずれている場合、オペレータが手動でディ
ップスイッチ等で調製しなければならないという欠点が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、レーザ発振器の寿命が短くなったり、複
数の走査光相互の画像形成開始位置がずれていたりする
という欠点を除去するもので、簡単な構成で、レーザ発
振器の長寿命化が図れ、オペレータにより調整すること
なく、複数の走査光相互の画像形成開始位置がずれてし
まうのをずれてしまうのを補正することができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
また、第1のレーザビーム、第2のレーザビームを唯一
の光検出器に入射させ、これらのレーザビームの検出結
果を比較することにより、各々のレーザビームを制御す
る水平同期信号を得ることができるので、第1、第2の
いずれかのレーザビームを光検出器に導き、光検出器に
導かれていないレーザビームのみで画像形成する場合
に、画像形成に用いない他方のレーザビームを点灯させ
なければならないという欠点を除去することができる。
また、第1のレーザビーム、第2レーザビームを唯一の
光検出器に導く場合、第2のレーザビームを像担持体に
照射するために設けられた反射ミラーに、第2のレーザ
ビームの一部を透過させて光検出器に導いているので、
第2のレーザビームを光検出器に導くための反射ミラー
を新たに追加することなく、第2のレーザビームを光検
出器に導くことができる。
また、第2のレーザビームを検出器に導くための反射ミ
ラーを新たに追加した場合には、露光時以外の時にも像
担持体上にレーザビームが漏れてしまうことがあるが、
この発明はこの漏れを防止することもできる。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の画像形成装置は、複数のレーザビームを像担
持体に入射させることにより静電潜像を形成して画像を
形成するものにおいて、第1のレーザビームおよびこの
第1のレーザビームと異なる第2のレーザビームを走査
する走査手段、この走査手段によって走査された第1の
レーザビームが入射し、この入射した第1のレーザビー
ムを反射して上記像担持体上に導く第1のミラー、上記
走査手段によって走査された第2のレーザビームが入射
し、上記像担持体の有効画像形成領域に照射される第2
のレーザビームを反射することにより、第2のレーザビ
ームを上記像担持体上に導くもので、上記第2のレーザ
ビームの走査開始側に、上記像担持体の有効画像形成領
域以外に照射される第2のレーザビームを透過させる光
透過部を有した第2のミラー、上記第1および第2のレ
ーザビームの走査範囲内の、上記走査手段と上記第1の
ミラーとの間において、上記走査手段によって走査さ
れ、かつ上記像担持体の有効画像形成領域以外に照射さ
れる第1のレーザビームが入射するとともに、上記光透
過部を透過した第2レーザビームが入射するように設け
られ、入射した第1および第2のレーザビームを反射す
る第3のミラー、この第3のミラーによって、反射され
た第1および第2のレーザービームを検出する唯一の光
検出器と、この光検出器による上記第1のレーザビーム
の検出結果と、上記第2のレーザビームの検出結果とを
比較することにより、上記第1および第2のレーザビー
ムが上記像担持体にそれぞれ照射される位置を制御する
ための水平同期信号を発生させる制御手段、上記像担持
体上の第1および第2のレーザビームによって形成され
た静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段、およ
びこの現像手段により上記像担持体上に形成された現像
剤像を像記録体上に転写する転写手段から構成されてい
る。
(作用) この発明は、複数のレーザビームを像担持体に入射させ
ることにより静電潜像を形成して画像を形成するものに
おいて、第1のレーザビームおよびこの第1のレーザビ
ームと異なる第2のレーザビームを走査手段で走査し、
この走査された第1のレーザビームを第1のミラーで反
射して上記像担持体上に導き、上記走査された第2のレ
ーザビームを第2のミラーで反射することにより、上記
像担持体上の有効画像形成領域に導き、上記走査された
第2のレーザビームの走査開始側を第2のミラーの光透
過部で透過させることにより、上記像担持体の有効画像
形成領域以外に導き、上記第1および第2のレーザビー
ムの走査範囲内の、上記走査手段と上記第1のミラーと
の間において、上記走査手段によって走査され、かつ上
記像担持体の有効画像形成領域以外に照射される第1の
レーザビームが入射するとともに、上記光透過部を透過
した第2のレーザビームが入射するように設けられた第
3のミラーで、入射された第1および第2のレーザビー
ムを反射し、この第3のミラーによって反射された第1
および第2のレーザビームを唯一の光検出器で検出し、
この光検出器による上記第1のレーザビームの検出結果
と、上記第2のレーザビームの検出結果とを比較するこ
とにより、上記第1および第2のレーザビームが上記像
担持体にそれぞれ照射される位置を制御するための水平
同期信号を発生し、上記像担持体上の第1および第2の
レーザビームによって形成された静電潜像に現像剤を供
給して現像し、この像担持体上に形成された現像剤像を
像記録体上に転写するようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明に係る光走査装置が適用される例えば2
色レーザプリンタ199を示すもので、図示しないケーブ
ルを介してコンピュータあるいはワードプロセッサなど
のホストシステムと接続されており、ホストシステムか
らの2種のドットイメージデータをそれぞれ異なる色で
印字する。すなわち、200は像担持体としてのドラム状
の感光体であり、図示しない駆動源によって図示矢印方
向に回転される。感光体200の周囲部には、その回転方
向に沿って順次、第1帯電器201、第1表面電位センサ2
02、第1現像器203、第2帯電器204、第2表面電位セン
サ205、第2現像器206、転写前帯電器207、転写用帯電
器208、剥離用帯電器209、クリーナ210および除電器211
が配設されている。なお、第1現像器203は第1色トナ
ー(非磁性−成分現像剤)で第1色現像を行ない、第2
現像器206は第2色トナー(非磁性−成分現像剤)で第
2色現像を行なうものとする。この場合、上記現像は感
光体200上に対して単色で行なわれ、現像剤を重ねて行
なわないものとする。
しかして、まず第1帯電器201によって回転する感光体2
00上を帯電し、回転ミラー走査ユニット212から出力さ
れ、反射ミラー311,312で反射されて導かれる第1レー
ザビーム光(第1のレーザビーム)309で感光体200上を
走査露光し、第1画像情報部分の電荷を消去することに
より第1静電潜像を形成し、この第1静電潜像を第現像
器203によって第1色トナーで現像して第1色トナー像
を形成する。次に、第2帯電器204によって第1色トナ
ー像が形成された感光体200上を再帯電し、回転ミラー
走査ユニット212から出力され、反射ミラー314,315,316
で反射されて導かれる第2レーザビーム光(第2のレー
ザビーム)310で感光体200上を走査露光し、第2画像情
報部分の電荷を消去することにより第2静電潜像を形成
し、この第2静電潜像を第2現像器206によって第2色
トナーで現像して第2色トナー像を形成するように構成
されている。
一方、感光体200下方の一側方部には、像記録体として
の用紙Pを感光体200の下方へ供給する給紙装置213が設
けられている。給紙装置213は、着脱自在であって複数
枚の用紙Pを収納した上下2段の給紙カセット214,215
と、これら給紙カセット214,215から用紙Pを1枚ずつ
取出す給紙ローラ216,217と、上段給紙カセット214の上
方に形成された手差し給紙口218に装着された手差し給
紙台219と、この手差し給紙台219から供給される用紙P
を送る一対の給紙ローラ220と、これら給紙ローラ216,2
17,220で送られる用紙Pを受けてその先端を整位し、そ
の用紙Pを感光体200上の画像とタイミングをとって送
出する一対のレジストローラ221などが設けられて構成
されている。
レジストローラ221によって送られる用紙Pは転写用帯
電器208の部分に送られ、この部分で感光体200の表面と
密着することにより、転写用帯電器208の作用で感光体2
00上の2色のトナー像(つまり第1色,第2色トナー
像)がそれぞれ転写される。こうして各トナー像が転写
された用紙Pは、剥離用帯電器209の作用で感光体200か
ら静電的に剥離された後、吸着搬送ベルト222によって
定着器としてのヒートローラ223へ搬送され、ここを通
過することにより転写像が加熱定着され、定着後の用紙
Pは一対の排紙ローラ224によって排紙トレイ225へ排出
されるように構成されている。一方、転写後の感光体20
0は、クリーナ210によって表面の残留トナーが除去され
た後、除電器211によって除電されて初期状態に戻るよ
うになっている。
次に、光学系について詳細に説明する。まず、第2図に
示すように、唯一のベース318に回転ミラー走査ユニッ
ト212、回転ミラー走査ユニット212で走査された第1,第
2レーザビーム光309,310を所定の位置へ導くための反
射ミラー311,312,314,315,316,307、光学系の防塵用の
透過ガラス313,317および図示しないビーム光検出器な
どを固定することにより、それぞれのレーザビーム光の
光路長の誤差による感光体200上でのレーザビーム光径
や走査速度の相違を最小限に押え、しかも光学系を機体
内に組込む以前または組込んだ後にも夫々のレーザビー
ム光相互の調整が容易に行なえるようにしている。
次に、上記レーザプリンタ199の印字制御に不可欠な水
平同期信号を発生するビーム光検出器308周辺の機構に
ついて説明する。第2図において、回転ミラー走査ユニ
ット212から出力される第1、第2レーザビーム光309、
310の走査範囲内の所定部位、つまり有効印字領域外
(有効画像形成領域外)に反射ミラー307が設けられて
いて、この反射ミラー307で第1、第2レーザビーム光3
09、310が反射されてビーム光検出器308に導かれる。第
3図は第2図の光学系を上方から見たビーム光検出器30
8周辺を示した図であり、第6図はその要部詳細図であ
る。第3図および第6図において、回転ミラー走査ユニ
ット212から出力される第1、第2レーザビーム光309、
310は反射ミラー307で反射され、感光体200上とほぼ同
じ距離に配置されたビーム光検出器308に導かれる。
その際、第1図に示すように、第1レーザビーム光309
は、回転ミラースキャナユニット212から直接反射ミラ
ー307に導かれているが、第2レーザビーム光310は反射
ミラー314の光透過部bを通過して、反射ミラー307に導
かれるようになっている。
上記反射ミラー307は板ばね340によってホールドされ、
その板ばね340はブラケット328を介してベース318上に
ねじで固定されていて、板ばね340は調整用ねじ339によ
ってレーザビーム光がビーム光検出器308に最適に当た
るように調整される。その際、板ばね340と反射ミラー3
07との取付け角は、調整用ねじ339がブラケット328から
距離Gだけ飛出したときに、レーザビーム光がビーム光
検出器308に当たるように設計されており、その与圧に
よって振動や衝撃に対して強い構造になっている。ま
た、反射ミラー307が調整された状態のときの反射ミラ
ー307とベース318となす角度φは90゜または90゜以下に
なるようにして、すなわち重力方向へ反射面を配置する
ことにより、反射ミラー307はブラケット328およびφと
いう角度によって汚れや塵、ごみが付着しにくくなり、
ビーム光検出器308へ導くレーザビーム光を長時間安定
させることができる。上記反射ミラー307、ブラケット3
28、調整用ねじ339、および板ばね340によって光偏光部
が構成されている。
上記反射ミラー314は、第4図(a)(b)に示すよう
に、母材(ガラス)314aおよび多層膜コーティング314b
からなり、母材314aに多層膜コーティング314bが施され
ている反射部aと母材314aに多層膜コーティング314bが
施されていない光透過部bとから構成されている。上記
光透過部bと反射部aは、水平同期信号の検出位置Paと
有効印字領域cの開始位置Pbの略中央に境界が対応し、
走査開始側が光透過部b、他が反射部aとなっている。
上記のような反射ミラー314を用いることにより、反射
手段を追加することなく、第2レーザビーム光310をビ
ーム光検出器308に導くことができるで、安価かつ信頼
性の向上が図れる。また、上記反射ミラー314の反射部
aは多層膜コーティング314bでなくても良く、高反射率
の金属(例えばAu、Cu、Al等)を蒸着したものであって
も良い。
ビーム光検出器308は、たとえばPINダイオードを用いて
おり、プリント回路基板342上に搭載されている。プリ
ント回路基板342は、スペーサ343を介してブラケット34
1に固定され、このブラケット341にビーム光検出器308
が固定されている。ブラケット341には、第5図に示す
ようなメタクリル酸メチル製のシリンダレンズ部344を
包含した円筒状スペーサ331がビーム光検出器308の中心
軸と一致するように嵌合されて固定されている。これに
より、ビーム光検出器308上でのレーザビーム光のぼけ
や光量不足、回転ミラー300の面倒れおよび振切や衝撃
に対して水平同期信号を安定させている。スペーサ331
は、その詳細を第5図に示すようにシリンダレンズ部34
4およびホルダ部345が一体となっており、かつシリンダ
レンズ部344をマスキングして他の部分(図中の斜線
部)を黒色に塗装している。これは、反射ミラー307で
レーザビーム光がビーム光検出器308に導かれる際、第
1、第2レーザビーム光309、310はある幅を持ってお
り、シリンダレンズ部344以外の周辺部に当った光も屈
折などによりビーム光検出器308に入射してしまい、水
平同期信号にノイズを発生させ、印字画質に大きな欠陥
を与えてしまうからである。そのため、上記のような処
理を行なうことにより、容易かつ安価に高い品質の印字
画像を得ることができる。勿論、黒色塗装以外の透過防
止の処理を行なっても有効であり、またスペーサ331の
材質はメタクリル酸メチル以外の、たとえばポリカーボ
ネートなどの光透過率の高い材質のものでもよい。
上記ビーム光検出器308、スペーサ331、ブラケット34
1、プリント回路基板342、およびスペーサ343によって
ビーム光検出部が構成されている。
上記したように構成することにより、第1、第2のレー
ザビーム光を唯一のビーム光検出器に導くことにより、
従来のように第1または第2レーザビーム光のいずれか
をビーム光検出器に導き、ビーム光検出器に導かれてい
ないレーザビーム光のみで印字する場合に、印字に用い
ない他方のレーザビーム光を点灯させなければならない
という欠点を取除くことができ、レーザ発振器の寿命を
長く維持でき、かつ第1、第2レーザビーム光の相互の
印字ずれを自動的に補正することが可能となる。
第7図は、上記のように構成された2色レーザプリンタ
199の制御部を示すものである。すなわち、501は全体的
な制御を司る主制御部としてのCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)であり、502はROM(リード・オ
ンリ・メモリ)であり、本2色レーザプリンタ199を動
作させるための制御用プログラムが格納されている。50
3はデータテーブルが格納されているROMであり、504は
ワーキングメモリとしてのRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)である。505は汎用タイマであり、用紙搬送お
よび感光体200廻りにおけるプロセスなどの制御用基本
タイミング信号を発生する。506は入出力ポートであ
り、操作表示部507への表示データの出力、各種検出器
(マイクロスイッチ、センサなど)508からの入力、駆
動系(モータ、クラッチ、ソレノイドなど)510を駆動
する駆動回路509への出力、走査用モータ526を駆動する
モータ駆動回路511への出力、各種センサおよび高圧電
源等523に対する入出力を制御するプロセス制御回路522
への入出力を行う。
513は印字データ書込制御回路であり、この印字データ
書込制御回路513は第1色目のイメージデータ書込用の
第1レーザ発振器524の光変調を行う第1レーザ変調回
路514と、第2色目のイメージデータ書込用の第2レー
ザ発振器525の光変調を行う第2レーザ変調回路515とを
駆動制御して、ホストシステム500から転送されてきた
ビデオイメージの印字データを感光体200上の所定の位
置へ書き込む制御を行う。この際、高速応答のPINダイ
オードが採用されたビーム光検出器508では回転モータ
走査ユニット212によって走査されている2本のレーザ
ビーム光309、310を検出しており、ビーム検出回路517
ではビーム光検出器308からのアナログ信号を高速コン
パレータでディジタル化することにより水平同期信号HS
Y0を生成し、これを印字データ書込制御回路513に送出
している。519はインタフェース回路であり、ホストシ
ステム500へのステータスデータの出力、ホストシステ
ム500からのコマンドデータおよび印字データの受取り
などの制御を行う。
上記ビーム光検出回路517は、第8図に示すように、構
成されている。すなわち、ビーム光検出器308は応答性
に非常に早いPINダイオードを使用している。
上記ビーム光検出器308の出力は、比較部400、401によ
って異なった基準電圧と比較され、上記比較部400から
その比較結果としては水平同期信号HSY0を出力し、上記
比較部401からその比較結果としては水平同期信号HSY1
を出力するようになっている。
上記比較部400、401は、それぞれ抵抗R41、R42、R43、R
44、R45、ポジティブフィードバック用抵抗R46、ノイズ
除去用のコンデンサC10、高速フィードバック用のコン
デンサC11、および高速コンパレータ402によって構成さ
れている。ただし、抵抗R42、R43による基準電圧が変更
されていることにより、異なったスレッシュホールドレ
ベルとなっている。たとえば、比較部400のスレッシュ
ホールドレベル(SH1)が比較部401のスレッシュホール
ドレベル(SH2)の方が高くなっている(SH1<SH2)。
これにより、第9図(a)に示すように、第1、第2レ
ーザビーム光209、210に対する検出信号が完全に分離し
ている場合は、一方のレーザビーム光がビーム光検出器
308を走査し終わってから、他方のレーザビーム光がビ
ーム光検出器308を走査する場合であり、この場合は比
較部400の2つの信号の時間差により、印字開始位置を
決定するようになっている。
また、同図(b)に示すように、第1、第2レーザビー
ム光209、210に対する検出信号が重なっている場合は、
一方のレーザビーム光がビーム光検出器の308を走査し
ている間に、他方のレーザビーム光がビーム光検出器30
8の走査を開始する場合であり、この場合は比較器400、
401からの2つの信号の時間差により、印字開始位置を
決定するようになっている。
これにより、印字データ書込制御回路513は、上記ビー
ム光検出回路517から供給される水平同期信号HSY0とHSY
1の時間的ずれを判断し、この判断結果に応じて第1レ
ーザビーム光209による印字開始位置あるいは第2レー
ザビーム光210による印字開始位置を決定するようにな
っている。
すなわち、第10図(a)(b)に示すように、水平同期
信号HSY1が水平同期信号HSY0よりも時間d分だけ遅れて
いる場合、第11図に示すように、第1レーザビーム光20
9による水平同期信号検出位置Paから印字開始位置Pbに
対するタイムアウト時間よりも、第2レーザビーム光20
9による水平同期信号検出位置Paから印字開始位置Pbに
対するタイムアウト時間を時間dに対応する分、短くす
る。
これにより、第1レーザビーム光209による印字開始位
置Pbと第2レーザビーム光210による印字開始位置Pbと
が同一となり、それらのビーム光が平行でない場合であ
っても、印字ずれが生じないようにできる。
なお、上記おける動作の要部のフローチャートは第12図
に示すようになっている。
なお、上記実施例では、2色のレーザプリンタについて
説明したが、これに限らず、3色以上の多色プリンタで
あっても良い。この場合、ビーム光検出器内の分割数と
円筒状スペーサのシリンダレンズ部の数をレーザビーム
光の数と一致させている。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、レーザ発振器の寿
命が短くなったり、複数の走査光相互の画像形成開始位
置がずれていたりするという欠点を除去するもので、簡
単な構成で、レーザ発振器の長寿命化が図れ、オペレー
タにより調整することなく、複数の走査光相互の画像形
成開始位置がずれてしまうのをずれてしまうのを補正す
ることができる画像形成装置を提供できる。
また、第1のレーザビーム、第2のレーザビームを唯一
の光検出器に入射させ、これらのレーザビームの検出結
果を比較することにより、各々のレーザビームを制御す
る水平同期信号を得ることができるので、第1、第2の
いずれかのレーザビームを光検出器に導き、光検出器に
導かれていないレーザビームのみで画像形成する場合
に、画像形成に用いない他方のレーザビームを点灯させ
なければならないという欠点を除去することができる。
また、第1のレーザビーム、第2のレーザビームを唯一
の光検出器に導く場合、第2のレーザビームを像担持体
に照射するために設けられた反射ミラーに、第2のレー
ザビームの一部を透過させて光検出器に導いているの
で、第2のレーザビームを光検出器に導くための反射ミ
ラーを新たに追加することなく、第2のレーザビームを
光検出器に導くことができる。
また、第2のレーザビームを光検出器に導くための反射
ミラーを新たに追加した場合には、露光時以外の時にも
像担持体上にレーザビームが漏れてしまうことがある
が、この発明はこの漏れを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は第1、第2レーザビーム光と反射ミラーとの関係を説
明するための図、第2図は2色レーザプリンタの構成を
示す縦断正面図、第3図は光学系の上面図、第4図は反
射ミラーの構成を説明するための正面図、第5図はビー
ム光検出器に取付けた円筒状スペーサの詳細図、第6図
はビーム光検出器の周辺部を示す側面図、第7図は制御
回路を示すブロック図、第8図はビーム光検出回路の回
路構成を示す図、第9図はビーム光検出器の検出出力を
説明するための図、第10図はビーム光検出器からの信号
に応じた水平同期信号の差を示す図、第11図は各水平同
期信号に対応した水平同期信号の検出位置と印字開始位
置との関係を説明するための図、第12図は動作の要部の
フローチャートである。 200……感光体(像担持体)、203、206……第1、第2
現像器(現像手段)、208……転写用帯電器(転写手
段)、212……回転ミラー走査ユニット(走査手段)、3
00……回転ミラー、307……反射ミラー(第3のミラ
ー)、308……ビーム光検出器、309……第1レーザビー
ム光(第1のレーザビーム)、310……第2レーザビー
ム光(第2のレーザビーム)、311、312……反射ミラー
(第1のミラー)、314……反射ミラー(第2のミラ
ー)、b……光透過部、344……シリンダレンズ、401、
402……比較部、501……CPU(制御手段)、505……タイ
マ、513……印字データ書込制御回路、517……ビーム光
検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のレーザビームを像担持体に入射させ
    ることにより静電潜像を形成して画像を形成する画像形
    成装置において、 第1のレーザビームおよびこの第1のレーザビームと異
    なる第2のレーザビームを走査する走査手段と、 この走査手段によって走査された第1のレーザビームが
    入射し、この入射した第1のレーザビームを反射して上
    記像担持体上に導く第1のミラーと、 上記走査手段によって走査された第2のレーザビームが
    入射し、上記像担持体の有効画像形成領域に照射される
    第2のレーザビームを反射することにより、第2のレー
    ザビームを上記像担持体上に導くもので、上記第2のレ
    ーザビームの走査開始側に、上記像担持体の有効画像形
    成領域以外に照射される第2のレーザビームを透過させ
    る光透過部を有した第2のミラーと、 上記第1および第2のレーザビームの走査範囲内の、上
    記走査手段と上記第1のミラーとの間において、上記走
    査手段によって走査され、かつ上記像担持体の有効画像
    形成領域以外に照射される第1のレーザビームが入射す
    るとともに、上記光透過部を透過した第2のレーザビー
    ムが入射するように設けられ、入射した第1および第2
    のレーザビームを反射する第3のミラーと、 この第3のミラーによって、反射された第1および第2
    のレーザビームを検出する唯一の光検出器と、 この光検出器による上記第1のレーザビームの検出結果
    と、上記第2のレーザビームの検出結果とを比較するこ
    とにより、上記第1および第2のレーザビームが上記像
    担持体にそれぞれ照射される位置を制御するための水平
    同期信号を発生させる制御手段と、 上記像担持体上の第1および第2のレーザビームによっ
    て形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像
    手段と、 この現像手段により上記像担持体上に形成された現像剤
    像を像記録体上に転写する転写手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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