JP3330658B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3330658B2
JP3330658B2 JP34451792A JP34451792A JP3330658B2 JP 3330658 B2 JP3330658 B2 JP 3330658B2 JP 34451792 A JP34451792 A JP 34451792A JP 34451792 A JP34451792 A JP 34451792A JP 3330658 B2 JP3330658 B2 JP 3330658B2
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rotation speed
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耕治 山野辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画素密度可変機能を
有する光走査型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザダイオードから出力される画像デ
ータ(VIDEO信号)に応じてパルス変調されたレー
ザビームを、副走査方向に移動する感光体上にスポット
として結像し、そのスポットを副走査方向と直交する主
走査方向に走査することにより画像を形成するレーザプ
リンタ,デジタル複写機,高速ファクシミリ等の光走査
型の画像形成装置がある。
【0003】これらの画像形成装置例えばレーザプリン
タは、他のプリンタと比べて高速性と解像度に優れてい
るため、高級機種においては目的に応じて画素密度を変
更することが出来る画素密度可変機能を有しているもの
が多い。
【0004】画素密度を変更するためには、感光体の移
動速度を一定とすれば、スポットの走査速度すなわちレ
ーザビームを偏向するポリゴンミラー等の回転偏向器の
回転数を画素密度に比例して、またVIDEO信号の同
期基準となる画像クロックの周波数を画素密度の自乗に
比例して、それぞれ変更する必要がある。
【0005】従来は、ホストマシンから画素密度変更の
指示があってもプリント中は実行せず、プリント後又は
プリント前にポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータ
の回転数を変更していた。この時に主走査方向の同期信
号が新しい画素密度に対応する周期になっているか否か
を確認するため、レーザダイオードを発光させてポリゴ
ンミラーによる反射光を検出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光体
が移動している場合には、現像ユニットを通過する時に
帯電していない部分にトナーが付着し、付着したトナー
が本体装置内に飛散して汚したり、クリーナの寿命を低
下させるという問題があるため、感光体を帯電しておく
必要がある。
【0007】しかるに、同期信号の周期を確認するため
にレーザダイオードを発光させることにより、感光体の
露光された部分が放電して了うため、折角帯電させても
露光部分にはトナーが付着することになる。
【0008】そのため、現像ローラに印加している現像
バイアスを停止させる等の制御を行なっていた。これに
よって、露光部分にはトナーが付着しなくなったが、ト
ナーの一部には撹拌によって逆極性に帯電した反転トナ
ーが存在するため、反転トナーの極性を打消すべき現像
バイアスの停止により、逆に反転トナーが感光体の帯電
部分に付着するという困った問題が発生する。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画素密度変更時に発生する感光体へのトナー付
着による本体装置内の汚れやクリーナの寿命低下を簡単
な手段で防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、レーザビームを回転偏向器により偏向
し、帯電されて移動する感光体上を走査して画像を形成
する画像形成装置において、回転偏向器の回転数の変更
を指示する回転数変更指示手段と、回転数変更指示手段
の指示に応じて回転偏向器の回転数を変更する回転数制
御手段とを設け、さらにそれぞれ次のようにしたもので
ある。
【0011】第1の発明は、回転偏向器により偏向され
たレーザビームを検知して同期信号を出力する同期セン
サと、感光体の移動/停止を検出する感光体停止検出手
と、回転偏向器の回転数が回転数変更指示手段によっ
て指示された回転数になったか否かを確認するためにレ
ーザビームを点灯させる点灯手段と、点灯手段によって
点灯されたレーザビームを検知することにより同期セン
サから出力される同期信号の周期から、回転偏向器の回
転数が前記回転数変更指示手段によって指示された回転
数になったか否かを確認する確認手段とを設け、回転数
変更指示手段によって回転偏向器の回転数の変更が指示
された際に、感光体停止検出手段が感光体の停止を検出
している時のみ、回転数制御手段が回転偏向器の回転数
を変更し、この感光体が停止している状態で点灯手段が
レーザビームを点灯させ、確認手段が回転偏向器の回転
数を確認するようにしたものである。
【0012】第2の発明は、回転数変更指示手段によっ
回転偏向器の回転数の変更が指示されると感光体を停
止させる感光体停止手段と、感光体の回転数から感光体
の停止を検出する感光体停止検出手段とを設け、回転数
制御手段を、感光体停止検出手段により感光体が停止し
ていることが検出されている時に回転偏向器の回転数を
変更する手段としたものである。
【0013】あるいは、感光体停止検出手段に代えて
感光体停止手段が作動してから感光体が実際に停止する
までの時間が予め設定された感光体停止手段の作動時に
スタートするタイマを設け、タイマの設定時間が経過し
た後、回転数制御手段が回転偏向器の回転数を変更する
ようにするとよい。
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】この発明による画像形成装置は、画素密度変更
の指令が入力すると、回転数変更指示手段が変更すべき
画素密度に応じた回転偏向器の回転数を決定して回転数
の変更を指示し、その指示に応じて回転数制御手段が指
示された回転数になるように回転偏向器の回転数を制御
する。
【0017】第1の発明による画像形成装置は、回転数
の変更が指示された際に、感光体停止検出手段が感光体
の移動/停止を検出し、感光体の停止を検出した時にの
み回転数制御手段が指示された回転数になるように制御
するから、同期信号の周波数を確認するためにレーザダ
イオードを或る時間発光させても、感光体の露光部分は
僅かに走査線1本分に過ぎないから、付着するトナーは
極めて微量であり、汚れやクリーナの寿命に影響するこ
とはない。
【0018】第2の発明による画像形成装置は、回転数
の変更が指示された際に、感光体停止手段が感光体を停
止させるから、レーザダイオードを或る時間発光させた
場合の効果は、第1の発明による画像形成装置と同様で
ある。
【0019】感光体停止手段による感光体の停止を直接
確認する代りに、実際に停止するまでの時間を予め設定
したタイマが感光体停止手段の作動時にスタートし、タ
イマの設定時間が経過した後、回転数制御手段が回転数
を変更するようにすれば、停止の直接確認よりも簡単で
ある。
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】図2は、この発明の一実施例であるレーザプ
リンタの内部機構を示す概略構成図である。このレーザ
プリンタは、上下2段の給紙カセット10a,10bの
いずれか、例えば上段の給紙カセット10a上の用紙ス
タック11aから給紙ローラ12によって用紙11が給
送され、その用紙11はレジストローラ対13によって
タイミングをとられた後、感光体ドラム15の転写位置
へ搬送される。
【0023】メインモータ14により矢示方向に回転駆
動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によ
ってその表面が帯電され、光書込ユニット28からの変
調されたスポットで走査されて表面に静電潜像が形成さ
れる。形成された潜像は、現像ユニット17によってト
ナーを付着され可視像化される。
【0024】トナー像は、レジストローラ対13により
搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18によっ
て転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラ
ム15から分離された後、搬送ベルト19により定着ユ
ニット20に送られて、加圧ローラ20aによって定着
ローラ20bに圧接され、その圧力と予め加熱されてい
る定着ローラ20bの温度とによって定着される。
【0025】定着ユニット20を出た用紙11は、排紙
ローラ21によってプリンタの側面に設けられた排紙ト
レー22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留
しているトナーは、クリーニングユニット23によって
除去され回収される。また、プリンタ内の上方には、コ
ントローラおよびエンジンドライバを搭載したプリント
回路基板24が配置されている。
【0026】図3は、このレーザプリンタの制御系の一
例を示すブロック図である。コントローラ30の主要部
は、MPU31と、プログラム,定数データ,文字フォ
ント等を格納したROM32と、一時的なデータやドッ
トパターン等をメモリするRAM33と、データの入出
力を制御するI/O34とからなる画像処理部である。
【0027】コントローラ30は、さらにI/O34を
介してMPU31と接続される操作パネル35と、内部
インタフェース(I/F)36とを備え、互にデータバ
ス,アドレスバス等で接続されている。また、プリント
命令や文字データ,画像データ等を出力するホストマシ
ン38も、I/O34を介してMPU31に接続され
る。
【0028】エンジンドライバ40は、CPU41と、
プログラム,定数データ等を格納したROM42と、一
時的なデータ等をメモリするRAM43と、データの入
出力を制御するI/O44とからなるシーケンス制御部
により構成され、互にデータバス,アドレスバス等で接
続されている。
【0029】I/O44は、コントローラ30の内部イ
ンタフェース36に接続され、コントローラ30からビ
デオ信号や操作パネル35上の各種スイッチの状態を入
力したり、画像クロックやペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ30に出力する。
【0030】また、このI/O44は、それぞれ印字手
段であるプリンタエンジン45を構成する光書込ユニッ
ト28その他のシーケンス機器群46と、同期センサを
含む各種のセンサ類47とも接続されている。
【0031】コントローラ30は、ホストマシン38か
らプリント命令や文字コード,画像データを受信して、
それらのコード,データを編集し、文字コードならばR
OM32に記憶している文字フォントによって画像書込
みに必要なドットパターンに変換し、それらの文字およ
び画像(以下まとめて「画像」という)のドットパター
ンをRAM33内のVRAM(ビデオRAM)領域にメ
モリして置く。
【0032】エンジンドライバ40からレディ信号と共
に画像クロックWCLKが入力すると、コントローラ3
0はVRAM領域内にメモリされていたドットパターン
を、画像クロックWCLKに同期したビデオ信号として
内部インタフェース36を介してエンジンドライバ40
に出力する。
【0033】また、操作パネル35上には、図示しない
スイッチや表示器があり、オペレータからの指示により
データを制御したり、その情報をエンジンドライバ40
に伝えたり、プリンタの状況を表示器に表示したりす
る。
【0034】エンジンドライバ40は、コントローラ3
0からのデータにより、プリンタエンジン45の光書込
ユニット28及び帯電チャージャ16,現像ユニット1
7等のシーケンス機器群46を制御したり、画像書込み
に必要なビデオ信号をコントローラ30から入力して光
書込ユニット28に出力する。
【0035】また、エンジンドライバ40は、同期セン
サその他のセンサ類47からエンジン各部の状態を示す
信号を入力して処理したり、必要な情報やエラー状況の
ステータス信号をコントローラ30に出力する。
【0036】図4は、光書込ユニット28の要部斜視図
である。この光書込ユニット28は、LD(レーザダイ
オード)ユニット50と、第1シリンダレンズ51,第
1ミラー52,結像レンズ53と、ポリゴンモータ54
と矢示A方向に回転されるポリゴンミラー55とからな
る回転偏向器56と、第2ミラー57,第2シリンダレ
ンズ58と、第3ミラー60,集光レンズ61,受光素
子である同期センサ62とを備えている。
【0037】LDユニット50は、内部に図示しないレ
ーザダイオードと、レーザダイオードから射出される発
散性ビームを平行光ビームにするコリメータレンズとを
一体に組込んだものである。
【0038】第1シリンダレンズ51はLDユニット5
0から射出された平行光ビームを感光体ドラム15上に
おいて副走査方向に整形させる機能を有し、結像レンズ
53は第1ミラー52で反射された平行光ビームを収束
性ビームに変換し、ポリゴンミラー55のミラー面55
aに入射させる。
【0039】ポリゴンミラー55は各ミラー面55aを
弯曲させて形成したRポリゴンミラーで、従来第2ミラ
ー57との間に配置されていたfθレンズを使用しない
ポストオブジェクト型(光ビームを収束光とした後に偏
向器を配置する型式)の回転偏向器56を構成してい
る。
【0040】第2ミラー57は回転偏向器56により反
射,偏向された光ビームを感光体ドラム15に向けて反
射する。第2ミラー57で反射された光ビームは、第2
シリンダレンズ58を経て感光体ドラム15上の主走査
線15aの線上に鋭いスポットとして結像する。
【0041】また、第3ミラー60は、回転偏向器56
で反射された光ビームによる感光体ドラム15上の走査
領域外に配置され、入射された光ビームを同期センサ6
2に向けて反射する。
【0042】第3ミラー60により反射され、集光レン
ズ61によって集光された光ビームは、同期センサ62
を構成する例えばフォトダイオード等の受光素子により
検知され、同期信号DETPとして同期センサ62から
出力される。
【0043】図1は、画素密度変更に供なう回転偏向器
56の回転数変更に関係する制御系の第1実施例の構成
を示すブロック図であり、矢印を付した接続線は電気
系、矢印を付さない太い接続線は機械系である。なお、
図2乃至図4に示したものと同一部分には同一符号を付
し、図3に示したコントローラ30とエンジンドライバ
40は略記している。
【0044】図1に示した第1実施例は、それぞれプリ
ンタエンジン45を構成するクロック発生器25と光書
込ユニット28のLDユニット50は直接に、メインモ
ータ14,ポリゴンモータ54はそれぞれMMドライバ
14d,PMドライバ54dを介して、エンジンドライ
バ40のI/O44に接続され、CPU41により制御
されている。
【0045】メインモータ14は、給紙ローラ12,レ
ジストローラ対13,排紙ローラ21等各種のローラ
と、搬送ベルト19や現像ユニット17内の現像ロー
ラ,トナーアジテータ等を駆動すると共に、感光体ドラ
ム15を回転(感光体を移動)させる。
【0046】ホストマシン38(図3)からコントロー
ラ30に画素密度変更の指令が入力すると、コントロー
ラ30(のMPU31)は、プリント実行中でなければ
直ちに、実行中であればその指令を一時的に保留して1
頁分のプリント終了(排紙完了)後に、エンジンドライ
バ40のCPU41に新しい画素密度とその画素密度へ
の変更を指示する。
【0047】回転数変更指示手段であり感光体停止検出
手段でもあるCPU41は、新しく指示された画素密度
に応じた画像クロックWCLKとポリゴンモータ54の
回転数を制御するPMクロックの周波数をそれぞれ決定
すると共に、MMドライバ14dを介してメインモータ
14が回転しているか否か即ち感光体が移動しているか
停止しているかを検出する。
【0048】メインモータ14とそれに供って感光体が
停止していれば、CPU41はクロック発生器25に画
像クロックWCLKとPMクロックの周波数を、PMド
ライバ54dに回転数変更をそれぞれ指示する。
【0049】クロック発生器25は、CPU41の周波
数指示に応じて、水晶振動子25aにより安定化された
高周波パルスを分周し、画像クロックWCLKを出力す
ると共に、PMクロックを回転数制御手段であるPMド
ライバ54dに出力する。
【0050】PMドライバ54dは、CPU41の回転
数変更指示に応じて、クロック発生器25から入力する
新しいPMクロックに、ポリゴンモータ54が同期回転
するように制御する。一方、CPU41は、ポリゴンモ
ータ54が指示した新しい回転数になったか否かを確認
するため、LDユニット50に指示してレーザダイオー
ドを強制的に連続発光させる。ここでは、CPU41が
点灯手段として機能する。
【0051】図4に示したように、6個のミラー面55
aを有するポリゴンミラー55によって偏向されるレー
ザビームは、1走査毎に同期センサ62に入射するか
ら、同期センサ62はモータ1回転毎に6個の同期信号
DETPを出力する。従って、同期信号DETPの周期
を検出することにより、ポリゴンモータ54が新しいP
Mクロックに対して安定した同期回転に入ったか否かが
分る。
【0052】作用の項で説明したように、感光体ドラム
15が停止しているから、レーザダイオードの連続発光
による露光で放電する部分は走査ライン1本分であり、
付着するトナーの量は極めて僅かで、それによる装置内
の汚れやクリーナの寿命低下は問題にならない。また、
感光体の帯電部分に反転トナーが付着しない程度まで現
像バイアス電圧を下げるように制御すれば、付着するト
ナーの量を更に抑えることが出来る。
【0053】図5は、回転数変更に関係する制御系の第
2実施例の構成を示すブロック図であり、図1に示した
第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
【0054】図5に示した第2実施例が第1実施例と異
なる所は、メインモータ14と感光体ドラム15との間
に感光体停止手段であるクラッチ26を設け、CPU4
1がI/O44とCLドライバ26dを介して制御する
ようにしたことである。さらに、感光体ドラム15と同
軸にパルスジェネレータ27を設け、感光体ドラム15
の回転数に比例した周波数のパルスをI/O44を介し
てCPU41に出力することにより、確実な感光体停止
検出手段を構成したことである。
【0055】感光体停止手段としてはメインモータ14
をオフするようにしてもよいが、メインモータ14は感
光体ドラム15のみならず機構各部の駆動源でもあるか
ら、全体の慣性が大きなものになって、実際に感光体ド
ラムが停止するまでの所要時間が長くなる。
【0056】クラッチ26を設けることにより停止所要
時間が大幅に短縮されると共に、プリント中であれば排
紙完了まで待たずに、トナー像の転写が終了した時点
で、定着以降のローラを回したまま感光体ドラム15だ
けを停止させれば、それだけ速やかに回転数変更に移る
ことが出来る。
【0057】したがって、コントローラ30から画素密
度変更の指示が入力したら、CPU41はトナー像の転
写が終了していることを確認するだけで、直ちにクラッ
チ26を作動させると共に、指示された画素密度にそれ
ぞれ対応する2個のクロックの周波数を決定する。
【0058】クラッチ26を作動してメインモータ14
と感光体ドラム15との結合を外させた後、CPU41
はパルスジェネレータ27の出力を検出し、出力の停止
により感光体ドラム15の停止を確実に検知して、クロ
ック発生器25に画像クロックWCLKとPMクロック
の周波数を、PMドライバ54dに回転数変更をそれぞ
れ指示し、回転数の変更を実行させる。
【0059】特に図示しないが、クラッチ26が作動し
てから感光体ドラム15が実際に停止するまでの時間を
予め設定したタイマをCPU41内に設け、クラッチ2
6の作動と同時にスタートさせて設定時間が経過した
後、CPU41がPMドライバ54dに回転数変更を指
示するようにすれば、パルスジェネレータ27は不要に
なるから、より簡単な構成で同程度の確実性が得られ
る。
【0060】第2実施例も第1実施例と同様に、感光体
ドラム15を停止させてからレーザダイオードの連続発
光を行なわせるから、トナーの付着についても全く同様
な効果がある。
【0061】図6は、回転数変更に関係する制御系の
の発明に関連する参考例の構成を示すブロック図であ
り、図1及び図2に示した第1及び第2実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0062】図6に示した参考例が第1実施例と異なる
所は、回転偏向器56の回転数を変更している間はレー
ザダイオードの発光を停止させる制御系であり、光源制
御手段であるCPU41がその機能を備えている。ま
た、ポリゴンモータ54,PMドライバ54dにそれぞ
れ代えて、図示しないパルスジェネレータを備えたポリ
ゴンモータ54aと、PLL(フェーズ・ロック・ルー
プ)回路を内蔵したPMドライバ54pとを設けたこと
である。
【0063】また、この参考例が第2実施例と異なる所
は、レーザダイオードの発光による回転数の確認を行な
わないから、感光体ドラム15を停止させる必要がな
く、クラッチ26,CLドライバ26d及びパルスジェ
ネレータ27が不要になったことである。
【0064】すなわち、この参考例においては、コント
ローラ30から画素密度変更の指令が入力すると、CP
U41は光書込ユニット28による1頁分の光書込みが
終了していることを確認するだけで、直ちに指示された
画素密度にそれぞれ対応する2個のクロックの周波数を
クロック発生器25に指示すると共に、PMドライバ5
4pに回転数変更を指示し、さらに光源制御手段とし
て、光書込ユニット28のLDユニット50に指示し
て、レーザダイオードの発光を禁止する。
【0065】PMドライバ54pは、内蔵するPLL回
路により、ポリゴンモータ54aがクロック発生器25
から入力するPMクロックに同期して回転するように制
御すると共に、ポリゴンモータ54aの図示しないパル
スジェネレータが出力するパルスを入力して、PMクロ
ックとの比較を行なう。
【0066】ポリゴンモータ54aのPMクロックに対
する同期回転が安定すると、PLL回路は同期一致信号
を出力するから、PMドライバ54pは同期一致信号を
I/O44を介してCPU41に出力し、定速回転に入
ったことを知らせる。CPU41は、同期一致信号が入
力すると、直ちにレーザダイオードの発光禁止を解除す
る。
【0067】この参考例も第2実施例と同様に、回転数
変更が指示されてから回転偏向器56が指示された回転
数に安定するまでの時間を予め設定したタイマをCPU
41内に設け、回転数変更の指示と同時にタイマをスタ
ートさせて、タイマが作動している間はレーザダイオー
ドの発光を禁止するようにすれば、ポリゴンモータ54
aのパルスジェネレータやPMドライバ54pのPLL
回路が不要になり、第1実施例と全く同一の構成で済む
から、コストアップがない。
【0068】以上説明したように、この参考例は回転数
変更中レーザダイオードを発光させないから、感光体ド
ラム15は帯電したままでトナー付着は生じない。ま
た、メインモータ14や感光体ドラム15の回転及び現
像バイアスの制御が不要になるから、制御が簡単であ
る。さらに、1頁分の光書込みが終了した時点で回転数
変更に移れるから、従来例や他の実施例に比べて最も速
やかに回転数変更を終了して、次のプリントをスタンバ
イすることが出来る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による画
像形成装置は、画素密度変更時に発生する感光体へのト
ナーの付着による本体装置内の汚れやクリーナの寿命低
下を簡単な手段で防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画素密度変更に供なう回転偏向器の回転数変更
に関係する制御系の第1実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明の一実施例であるレーザプリンタの内
部機構の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示したレーザプリンタの制御系の一例を
示すブロック図である。
【図4】図2に示した光書込ユニットの要部斜視図であ
る。
【図5】回転数変更に関係する制御系の第2実施例の構
成を示すブロック図である。
【図6】回転数変更に関係する制御系のこの発明に関連
する参考例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
14 メインモータ 14d MMド
ライバ 15 感光体ドラム 26 クラッチ(感光体停止手段) 26d CLド
ライバ 27 パルスジェネレータ(感光体停止検出手段) 30 コントローラ 38 ホストマ
シン 40 エンジンドライバ 41 CPU(回転数変更指示手段,感光体停止検出手
段,光源制御手段,タイマ) 50 LDユニット(レーザ光源) 54,54a
ポリゴンモータ 54d,54p PMドライバ(回転数制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 G03G 15/04 H04N 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを回転偏向器により偏向
    し、帯電されて移動する感光体上を走査して画像を形成
    する画像形成装置において、 前記回転偏向器により偏向されたレーザビームを検知し
    て同期信号を出力する同期センサと、 前記回転偏向器の回転数の変更を指示する回転数変更指
    示手段と、 該回転数変更指示手段の指示に応じて前記回転偏向器の
    回転数を変更する回転数制御手段と、 前記感光体の移動/停止を検出する感光体停止検出手段
    と、 前記回転偏向器の回転数が前記回転数変更指示手段によ
    って指示された回転数になったか否かを確認するために
    レーザビームを点灯させる点灯手段と、 該点灯手段によって点灯されたレーザビームを検知する
    ことにより前記同期センサから出力される同期信号の周
    期から、前記回転偏向器の回転数が前記回転数変更指示
    手段によって指示された回転数になったか否かを確認す
    る確認手段とを設け、 前記回転数変更指示手段によって前記回転偏向器の回転
    数の変更が指示された際に、前記感光体停止検出手段が
    前記感光体の停止を検出している時のみ、前記回転数制
    御手段が前記回転偏向器の回転数を変更し、この感光体
    が停止している状態で前記点灯手段がレーザビームを点
    灯させ、前記確認手段が前記回転偏向器の回転数を確認
    するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 レーザビームを回転偏向器により偏向
    し、帯電されて移動する感光体上を走査して画像を形成
    する画像形成装置において、 前記回転偏向器の回転数の変更を指示する回転数変更指
    示手段と、 該回転数変更指示手段の指示に応じて前記回転偏向器の
    回転数を変更する回転数制御手段と、 前記回転数変更指示手段によって前記回転偏向器の回転
    数の変更が指示されると前記感光体を停止させる感光体
    停止手段と、 前記感光体の回転数から該感光体の停止を検出する感光
    体停止検出手段とを設け、 前記回転数制御手段は、前記感光体停止検出手段により
    前記感光体が停止していることが検出されている時に前
    記回転偏向器の回転数を変更する手段であることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 レーザビームを回転偏向器により偏向
    し、帯電されて移動する感光体上を走査して画像を形成
    する画像形成装置において、 前記回転偏向器の回転数の変更を指示する回転数変更指
    示手段と、 該回転数変更指示手段の指示に応じて前記回転偏向器の
    回転数を変更する回転数制御手段と、 前記回転数変更指示手段によって前記回転偏向器の回転
    数の変更が指示されると前記感光体を停止させる感光体
    停止手段と、 該感光体停止手段が作動してから前記感光体が実際に停
    止するまでの時間が予め設定され、前記感光体停止手段
    の作動時にスタートするタイマとを設け、 該タイマの設定時間が経過した後、前記回転数制御手段
    が前記回転偏向器の回転数を変更するようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
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